JP2016196855A - V型エンジンのロッカアーム保持構造 - Google Patents

V型エンジンのロッカアーム保持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ロッカアームを保持する力を維持したまま、吸気用ロッカシャフトと排気用ロッカシャフトとを近接して配置することを目的とする。【解決手段】ロッカアームリテーナ70は、吸気用ロッカアームシャフト54と排気用ロッカアームシャフト55との間に架け渡されて、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58それぞれのシリンダ軸線側の端面が当接される本体部71と、本体部71のうち、吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55のうち一方のロッカアームシャフト側の端部に設けられ、本体部71をシリンダ軸線に近接して位置させるスペーサ部75と、を有し、スペーサ部75は、他方のロッカアームシャフトに支持される他方のロッカアームに向かって開口するように屈曲されると共に、一方のロッカアームシャフトが挿通される挿通部77を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、V型エンジンのロッカアーム保持構造に関するものである。
船外機の中には船外機の全高を短縮化させるためにV型エンジンを搭載したものがある。逆に、V型エンジンを搭載した船外機では横幅が大きくなってしまうという問題がある。例えば船底がV字状である一般的な船体において、直列型エンジンを搭載した船外機およびV型エンジンを搭載した船外機を船尾板に2つ取付ける場合を想定する。
図10(a)に示すように、直列型エンジンを搭載した船外機101では、2つの船外機101を近接して配置することができる。したがって、船体100が旋回する場合に内側に傾いた場合であっても、2つの船外機101のプロペラ103は水面下に位置しているために、船体100は2つの船外機101により推力を得ることができる。
一方、図10(b)に示すように、V型エンジンを搭載した横幅が大きな船外機102では、2つの船外機102が干渉しないように離間して配置しなければならない。したがって、船体100が旋回する場合に船体100は旋回中心側の内側に傾き、外側の船外機102のプロペラ103が水面近くに位置することになる。このため、船体100は外側の船外機102による推力を得ることができない。
このように、特にV型エンジンを搭載した船外機では、横幅が大きくならないようにすることが要求されている。
特許文献1には、カムシャフトと、吸気用ロッカアームおよび排気用ロッカアームと、これらのロッカアームを支持する吸気用ロッカシャフトおよび排気用ロッカシャフトと、を有する動弁装置を備えたエンジンが開示されている。吸気用ロッカシャフトおよび排気用ロッカシャフトには、それぞれコイル状のスペーサスプリングが軸着され、ロッカアームをそれぞれ所定の位置に保持している。
特許文献2には、カムシャフトと、吸気用ロッカアームおよび排気用ロッカアームと、これらのロッカアームを支持する吸気用ロッカシャフトおよび排気用ロッカシャフトと、を有する動弁装置が開示されている。吸気用ロッカシャフトおよび排気用ロッカシャフトには、バネ鋼板を用いてプレス成形されたスラスト受けが挿通され、各ロッカアームを軸受け部に押圧して所定の位置に保持している。
特開2000−282815号公報 実公昭63−29842号公報
しかしながら、特許文献1のようにロッカアームを保持する場合にコイル状のスペーサスプリングを用いると、スペーサスプリングが配置されている分だけ各ロッカアームを、対向するロッカシャフトに近接して配置することができない。すなわち、吸気用ロッカシャフトと排気用ロッカシャフトとを離して配置しなければならず、エンジンの横幅が大きくなってしまうという問題がある。
また、特許文献2のスラスト受けは、吸気用ロッカシャフトと排気用ロッカシャフトとの間に架け渡されることから、吸気用ロッカシャフトと排気用ロッカシャフトとを近接して配置できるが、コイル状のスプリングを用いる場合に比べて各ロッカアームを保持する力が低下してしまう虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ロッカアームを保持する力を維持したまま、吸気用ロッカアームシャフトと排気用ロッカアームシャフトとを近接して配置することを目的とする。
本発明は、シリンダヘッドに回転自在に支持され、吸気用カムおよび排気用カムを有する一つのカムシャフトと、前記シリンダヘッドに支持され、前記カムシャフトに対して並列に配置される吸気用ロッカアームシャフトおよび排気用ロッカアームシャフトと、前記吸気用ロッカアームシャフトおよび前記排気用ロッカアームシャフトに揺動可能にそれぞれ支持され、前記吸気用カムまたは前記排気用カムが当接するタペットローラを有する吸気用ロッカアームおよび排気用ロッカアームと、前記吸気用ロッカアームおよび前記排気用ロッカアームによってそれぞれ駆動される吸気バルブおよび排気バルブと、シリンダ軸線を挟んで、前記吸気用ロッカアームシャフトの軸方向における一方側に前記吸気用ロッカアームを位置させ、前記排気用ロッカアームの軸方向における他方側に前記排気用ロッカアームを位置させた状態に保持するロッカアームリテーナと、を有する動弁装置を備えたV型エンジンのロッカアーム保持構造であって、前記ロッカアームリテーナは、前記吸気用ロッカアームシャフトと前記排気用ロッカアームシャフトとの間に架け渡されて、前記吸気用ロッカアームおよび前記排気用ロッカアームそれぞれのシリンダ軸線側の端面が当接される本体部と、前記本体部のうち、前記吸気用ロッカアームシャフトおよび前記排気用ロッカアームシャフトのうち一方のロッカアームシャフト側の端部に設けられ、前記本体部を前記シリンダ軸線に近接して位置させるスペーサ部と、を有し、前記スペーサ部は、他方のロッカアームシャフトに支持される他方のロッカアームに向かって開口するように屈曲されると共に、前記一方のロッカアームシャフトが挿通される挿通部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ロッカアームリテーナが本体部とスペーサ部とを有することから、ロッカアームを保持する力を維持したまま吸気用ロッカアームシャフトと排気用ロッカアームシャフトとを近接して配置することができる。したがって、本発明のロッカアーム保持構造を例えばV型エンジンに適用することで船外機の横幅を小さくすることができる。
船外機の左側面図である。 エンジンブロックの平面図である。 シリンダブロックおよびシリンダヘッドの断面図である。 第1実施形態のシリンダヘッドをシリンダ軸線方向から見た図である。 シリンダヘッドの断面図である。 動弁装置の一部の構成を示す斜視図である。 第1実施形態の動弁装置の一部の構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態のシリンダヘッドをシリンダ軸線方向から見た図である。 第2実施形態の動弁装置の一部の構成を示す分解斜視図である。 船体が旋回する状態を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明に係るV型エンジンのロッカアーム保持構造の好適な実施形態について説明する。各図では、船体に搭載された状態の船外機1の前側(船体の前進方向)を矢印Frで示し、船外機1の後側(船体の後進方向)を矢印Rrで示す。船外機1の右側を矢印Rで示し、船外機1の左側を矢印Lで示す。また、船外機1の上側を矢印Upで示し、船外機1の下側をLoで示す。
(第1実施形態)
図1は、船外機1の左側面図である。図2は、船外機1の上部に配置されるエンジンブロックAの平面図である。
船外機1は、上部に配置されたエンジン2を有するエンジンブロックAと、エンジン2の出力をプロペラ側へと伝達するドライブシャフト3を有するドライブシャフトハウジングBと、ドライブシャフト3の駆動力によりプロペラ4を回転させる駆動部5を有するギヤハウジングCとが上下に順に配置して構成される。
エンジンブロックA、ドライブシャフトハウジングBおよびギヤハウジングCにはそれぞれ、外殻としてのカバー6a、6b、6cが被着する。
エンジン2は、左右のシリンダバンクにおける各気筒のシリンダ軸線CyがV字型をなすように交差する、いわゆるV型エンジンである。本実施形態では、6気筒エンジンが用いられている。また、図2に示すように、エンジン2は、V字の尖端側が前側Frを向くように配置される。このとき、エンジン2はクランクシャフト7が鉛直方向に沿って延出するように、エンジンベース8にバーティカル方式で搭載される。
エンジンベース8の前縁部には左右一対のアッパマウント9が配設される。また、ドライブシャフトハウジングBの前縁部には左右一対のロアマウント10が配設される。エンジンブロックA、ドライブシャフトハウジングBおよびギヤハウジングCは、アッパマウント9およびロアマウント10を介してスイベルブラケット11の支軸12に接続され、スイベルブラケット11により回動可能に支持される。スイベルブラケット11の左右両側にはクランプブラケット13が設けられる。クランプブラケット13は船体の後尾板Pに固定される。クランプブラケット13は、左右方向に設定されたチルト軸14を中心にしてスイベルブラケット11を回動可能に支持する。
ギヤハウジングCにおいて、ドライブシャフトハウジングBから下方に延出したドライブシャフト3は、駆動部5と結合する。ドライブシャフト3と直交して駆動部5から後方に延出するプロペラシャフト15は、ギヤハウジングC内で回転可能に支持される。プロペラシャフト15の後端にはプロペラ4が固着されている。
駆動部5は、プロペラシャフト15に遊嵌して回転自在に支持されるフォワード(前進)ギヤ16およびリバース(後進)ギヤ17を有する。ギヤ16、17は、ドライブシャフト3の下端に設けたドライブギヤ18と常時噛合している。ここでは、フォワードギヤ16とリバースギヤ17との間にはクラッチドッグ19が配設される。クラッチドッグ19はフォワードギヤ16またはリバースギヤ17に選択的に連結され、連結されたギアを介してドライブシャフト3の駆動力がプロペラシャフト15に伝達させる。
エンジンブロックAのエンジン2近傍から下方にクラッチロッド20が延出する。クラッチロッド20はドライブシャフトハウジングBおよびギヤハウジングCの接合部付近でシフトロッド21と連結する。なお、クラッチロッド20は操船者によるシフトレバーの操作で作動する。シフトロッド21は、クラッチ機構を介してクラッチドッグ19をフォワードギヤ16またはリバースギヤ17に連結させる。
エンジンブロックAにおいて、エンジン2は6つの気筒が上下方向順に左右交互にV字に沿って配列される。各気筒においてクランクシャフト7側からクランクケース25、シリンダブロック26、シリンダヘッド27およびシリンダヘッドカバー28が結合される。なお、クランクシャフト7は、クランクケース25およびシリンダブロック26の合せ面に軸支される。このようにクランクシャフト7を基点して、各気筒が左右に拡開するエンジンでは、左右3気筒によりV型のシリンダバンクが形成される。ここでは、右側のシリンダブロック26に♯1、♯3、♯5番気筒が配置され、左側のシリンダブロック26に♯2、♯4、♯6番気筒が配置される。なお、シリンダバンクの内側には、インテークマニホールド29が配設される。
図3は、左側のシリンダブロック26およびシリンダヘッド27の断面図である。シリンダブロック26内には、気筒ごとにシリンダボア30が形成されると共に、シリンダボア30にはピストン31が往復運動可能に内嵌する。ピストン31はコネクティングロッド32を介してクランクシャフト7のクランクピン7aに連結される。したがって、シリンダボア30内のピストン31の往復運動がクランクシャフト7の回転運動に変換され、エンジン2の出力としてドライブシャフト3に伝達される。
シリンダヘッド27には、燃焼室33と、燃焼室33にそれぞれ連通する吸気ポート34および排気ポート35とが形成される。吸気ポート34はシリンダバンクのV字内側に開口し、燃焼室33との連通部が吸気バルブ36によって開閉される。一方、排気ポート35はシリンダバンクのV字外側に開口し、燃焼室33との連通部が排気バルブ37によって開閉される。吸気バルブ36および排気バルブ37はシリンダヘッド27に配置された動弁装置50によって駆動される。動弁装置50の構成については後述する。
シリンダヘッド27には点火プラグがその先端を燃焼室33内に位置させる態様で装着される。また、インテークマニホールド29にはインジェクタが装着され、各吸気ポート34に向けて燃料を噴射する。
エンジン2の後方にはインテークマニホールド29を介してコレクタ38が設けられる。コレクタ38にはスロットルボディ39から空気が取り込まれる。図2に示すように、スロットルボディ39にはスロットルバルブ40が装着され、インテークマニホールド29に流入する空気量が調整される。また、図1に示すように、スロットルボディ39は、エンジンブロックAの上部後方に装着されたサイレンサ41内に開口している。船外機1外部から取り込まれた空気は、サイレンサ41を経由してスロットルボディ39に流入する。
一方、燃焼室33で燃焼された排気ガスは、各排気ポート35からエクゾーストマニホールドを経由して、エンジンベース8の左右側面部付近に接続された集合排気通路にて集合した後に、ドライブシャフトハウジングBあるいはギヤハウジングC内に形成された排気通路を経て水中に排出される。
次に、本実施形態の動弁装置50について説明する。図4は、左側のシリンダヘッド27を示す図であって、シリンダヘッドカバー28を取り外して図2に示す矢印Ar方向から見た図である。図5は、図4に示すI−I線を矢印方向から見た断面図である。なお、上述した図3は、図4に示すII−II線を矢印方向から見た断面図である。
動弁装置50は、カムシャフト51と、吸気用ロッカアームシャフト54と、排気用ロッカアームシャフト55とを有する。また、動弁装置50は、気筒ごとに、吸気用ロッカアーム57と、排気用ロッカアーム58と、吸気バルブ36と、排気バルブ37と、デコンプ装置45と、ロッカアームリテーナ70と、ウェーブワッシャ80とを有する。
カムシャフト51は、クランクシャフト7と平行に上下方向に沿って延出され、シリンダヘッド27によって回転自在に軸支される。カムシャフト51は、クランクシャフト7によって駆動されるドライブシャフト3の動力を用いて回転する。図3に示すように、カムシャフト51には、気筒ごとに上側(紙面奥側)に吸気用カム52、下側(紙面手前側)に排気用カム53が並列して形成されている。吸気用カム52には、カムプロフィール部とベースサークル部とが形成される。同様に、排気用カム53にも、カムプロフィール部53aとベースサークル部53bとが形成される。なお、排気用カム53のベースサークル部53bには、一部が切欠かれた切欠き面53cに形成される。切欠き面53c上には、デコンプ装置45の後述するデコンプカム46が進入する。
吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55は、カムシャフト51と平行にシリンダヘッド27に軸支される。具体的には、図4に示すように吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55は、シリンダヘッド27の上下に形成された軸受部56a、56bと、各気筒間に形成された軸受部56c、56dとによって軸支される。なお、吸気用ロッカアームシャフト54はシリンダ軸線Cyに対して右側に位置し、排気用ロッカアームシャフト55はシリンダ軸線Cyに対して左側に位置する。
吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58は、それぞれ吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55に揺動可能に支持される。なお、気筒ごとに、吸気用ロッカアーム57はシリンダ軸線Cyに対して上側に位置し、排気用ロッカアーム58はシリンダ軸線Cyに対して下側に位置する。
図6は、動弁装置50の一部の構成を示す斜視図である。図7は、動弁装置50の一部の構成を示す分解斜視図である。
吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58はそれぞれ、軸孔59が形成された揺動部60と、カム側アーム61と、バルブ側アーム63とを有する。軸孔59は、各ロッカアームシャフト54、55が挿通される。カム側アーム61は、先端にタペットローラ62を回転自在に軸支する。タペットローラ62は吸気用カム52あるいは排気用カム53と当接しながら回転することでフリクションロスを低減する。バルブ側アーム63は、先端にアジャスタ部64を有する。アジャスタ部64は吸気バルブ36または排気バルブ37の基端が接続され、必要に応じて接続位置を調整することができる。
ここで、カムシャフト51が回転することで、吸気用カム52のカムプロフィール部が吸気用ロッカアーム57のタペットローラ62に当接する。したがって、吸気用ロッカアーム57は吸気用ロッカアームシャフト54を中心にして揺動する。このとき、吸気用ロッカアーム57がバルブスプリング65に抗して吸気バルブ36を押し下げることで、吸気バルブ36が開弁する。
同様に、カムシャフト51が回転することで、排気用カム53のカムプロフィール部53aが排気用ロッカアーム58のタペットローラ62に当接する。したがって、排気用ロッカアーム58は排気用ロッカアームシャフト55を中心にして揺動する。このとき、排気用ロッカアーム58がバルブスプリング65に抗して排気バルブ37を押し下げることで、排気バルブ37が開弁する。
また、デコンプ装置45は、気筒ごとに各排気用カム53の下側であってカムシャフト51に沿って設けられる。デコンプ装置45は、排気バルブ37を強制的に開弁させて、燃焼室33を減圧させることで、エンジン2の始動性を向上させる。
デコンプ装置45はデコンプカム46を有し、カムシャフト51と同期して回転する。デコンプ装置45は遠心力の作用でデコンプカム46をカムシャフト51の排気用カム53から退避させ、遠心力がなくなることでデコンプカム46をカムシャフト51の排気用カム53に進出させる。すなわち、エンジンの停止時や始動時などにおいて、カムシャフト51の回転数が所定の回転数以下の場合にデコンプカム46が排気用カム53の切欠き面53c上に突出する。排気用ロッカアーム58のタペットローラ62が、デコンプカム46に当接することで、排気用ロッカアーム58を介して排気バルブ37を強制的に開弁させ、エンジン2の始動性を向上させる。
ここで、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58は、それぞれ吸気用カム52、排気用カム53およびデコンプカム46に当接しなければ吸気バルブ36および排気バルブ37が開閉しない。したがって、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58を、それぞれ吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55の所定位置に保持する必要がある。
一方、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58を保持することに重点が置かれ、ロッカアームを保持する構造が大きくなると吸気用ロッカアームシャフト54と排気用ロッカアームシャフト55との間を離さなければならずエンジン2の横幅が大きくなってしまう。
そこで、本実施形態のロッカアーム保持構造は、ロッカアームを保持する力を維持したまま、吸気用ロッカアームシャフト54と排気用ロッカアームシャフト55とを近接して配置できるようにする。
以下、本実施形態のロッカアーム保持構造について説明する。なお、ここでは♯2番気筒に対応するロッカアーム保持構造を中心に説明するが、♯4、♯6番気筒に対応するロッカアーム保持構造も同様の構成である。
本実施形態の動弁装置50は、ロッカアームリテーナ70と、ウェーブワッシャ80とを有する。ロッカアームリテーナ70は、例えば薄板ステンレス鋼板を折り曲げ加工することで形成される。ロッカアームリテーナ70は、本体部71と、スペーサ部75とを有する。図4に示すように、ロッカアームリテーナ70は、シリンダ軸線Cyに沿って見ると、略S字状に形成されている。
本体部71は、吸気用ロッカアーム57と排気用ロッカアーム58との間に配置される。図7に示すように、本体部71は、吸気用ロッカアームシャフト54と排気用ロッカアームシャフト55との間に架け渡すための2つの支持部72a、72bが形成される。支持部72a、72bには、それぞれ吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55が挿通される挿通孔73a、73bが形成される。支持部72a、72bの間は連結部74によって連結される。
スペーサ部75は、本体部71の一方側の端部に形成される第1スペーサ部75aと、本体部71の他方側の端部に形成される第2スペーサ部75bとを有する。
第1スペーサ部75aは、吸気用ロッカアーム57と軸受部56cとの間に配置される。図7に示すように、第1スペーサ部75aは、本体部71の一方側の端部から吸気用ロッカアーム57側とは反対側に屈曲して延出する延出部76と、延出部76の端部から屈曲することで折り返される折返部77とを有する。すなわち、第1スペーサ部75aは、排気用ロッカアーム58に向かって開口するように屈曲する。図4に示すようにシリンダ軸線Cyに沿って見ると、ロッカアームリテーナ70は本体部71と第1スペーサ部75aにより略J字状に形成される。
ここで、延出部76は、本体部71と直交して形成される。図7に示すように、延出部76の長さ寸法Laは排気用ロッカアーム58のカム側アーム61の幅寸法Waよりも長く形成される。一方、折返部77は、本体部71と平行に形成される。折返部77は、吸気用ロッカアームシャフト54が挿通される半円状に切欠かれた挿通部78が形成される。
第2スペーサ部75bは、排気用ロッカアーム58と軸受部56aとの間に配置される。図7に示すように、第2スペーサ部75bは、本体部71の他方側の端部から排気用ロッカアーム58側とは反対側に屈曲して延出する延出部76と、延出部76の端部から屈曲することで折り返される折返部77とを有する。すなわち、第2スペーサ部75bは、吸気用ロッカアーム57に向かって開口するように屈曲する。図4に示すようにシリンダ軸線Cyに沿って見ると、ロッカアームリテーナ70は本体部71と第2スペーサ部75bにより略J字状に形成される。
ここで、延出部76は、本体部71と直交して形成される。図7に示すように、延出部76の長さ寸法Lbは吸気用ロッカアーム57のカム側アーム61の幅寸法Wbよりも長く形成される。一方、折返部77は、本体部71と平行に形成される。折返部77は、排気用ロッカアームシャフト55が挿通される半円状に切欠かれた挿通部78が形成される。
ウェーブワッシャ80は、吸気用ロッカアームシャフト54が挿通され、吸気用ロッカアーム57と軸受部56aとの間に配置される。ウェーブワッシャ80は、付勢手段として機能する。
ここで、支持部72a、72bにそれぞれ吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55を挿通させ、吸気用ロッカアーム57と排気用ロッカアーム58との間に配置することで、ロッカアームリテーナ70を取付ける。
このとき、ロッカアームリテーナ70は、第1スペーサ部75aが軸受部56cに当接し、第2スペーサ部75bが軸受部56aに当接することから、本体部71はシリンダ軸線Cyに対して略重なるように近接して配置される。したがって、ロッカアームリテーナ70は、シリンダ軸線Cyを挟んで、吸気用ロッカアームシャフト54の軸方向における上側に吸気用ロッカアーム57を位置させ、排気用ロッカアームシャフト55の軸方向における下側に排気用ロッカアーム58を位置させることができる。
また、第1スペーサ部75aは、本体部71の支持部72aを介して吸気用ロッカアーム57の揺動部60の端面(シリンダ軸線側の端面)と軸受部56cとの間に介在することで、吸気用ロッカアーム57が吸気用ロッカアームシャフト54に沿って移動しないように規制する。また、第2スペーサ部75bは、本体部71の支持部72bを介して排気用ロッカアーム58の揺動部60の端面(シリンダ軸線側の端面)と軸受部56aとの間に介在することで、排気用ロッカアーム58が排気用ロッカアームシャフト55に沿って移動しないように規制する。
したがって、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58は、ロッカアームリテーナ70によって所定の位置に保持される。すなわち、吸気用ロッカアーム57のタペットローラ62はカムシャフト51の吸気用カム52に精度よく当接する。また、排気用ロッカアーム58のタペットローラ62は、カムシャフト51の排気用カム53およびデコンプカム46に精度よく当接する。
また、第1スペーサ部75aは排気用ロッカアーム58に向かって開口するように屈曲して形成され、第2スペーサ部75bは吸気用ロッカアーム57に向かって開口するように屈曲して形成される。したがって、直線状で形成される場合よりも吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58に対する保持力、および、ロッカアームリテーナ70自身の耐久性を向上させることができる。また、第1スペーサ部75aおよび第2スペーサ部75bの折返部77には、それぞれ挿通部78が形成されている。挿通部78にそれぞれ吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55を挿通させることで、折返部77が軸受部56a、56cから外れてしまうことが防止される。
更に、第1スペーサ部75aは排気用ロッカアーム58に向かって開口するように屈曲して形成される。そのため、排気用ロッカアーム58と吸気用ロッカアームシャフト54との間にはロッカアームリテーナ70は配置されない。同様に、第2スペーサ部75bは吸気用ロッカアーム57に向かって開口するように屈曲して形成される。そのため、吸気用ロッカアーム57と排気用ロッカアームシャフト55との間にはロッカアームリテーナ70は配置されない。
したがって、吸気用ロッカアームシャフト54と排気用ロッカアームシャフト55とを近接して配置することができる。特に、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58がタペットローラ62を有する動弁装置50であっても、吸気用ロッカアームシャフト54と排気用ロッカアームシャフト55とを近接して配置することができる。したがって、シリンダヘッド27の左右方向の長さを短縮させることができるので、それだけエンジン2の横幅を小さくすることができる。
また、ウェーブワッシャ80は、吸気用ロッカアームシャフト54を挿通させ、軸受部56aと吸気用ロッカアーム57との間に配置することで取付ける。ウェーブワッシャ80は、吸気用ロッカアーム57を吸気用ロッカアームシャフト54に沿って第1スペーサ部75a側に付勢する。このようにウェーブワッシャ80を配置することで、ロッカアームリテーナ70を製造するときの誤差によって延出部76の長さLaが短く形成されたとしても、ロッカアームリテーナ70を介して吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58を精度良く保持することができる。
また、ウェーブワッシャ80は、軸受部56aと吸気用ロッカアーム57との間に配置される。したがって、ウェーブワッシャ80は、吸気用ロッカアーム57およびロッカアームリテーナ70を介して排気用ロッカアーム58をデコンプ装置45側に付勢する。そのため、排気用ロッカアーム58をデコンプ装置45側に保持できるので、排気用ロッカアーム58のタペットローラ62はデコンプ装置45のデコンプカム46に精度よく当接する。したがって、デコンプ装置45は、排気バルブ37を強制的に開弁させて、エンジン2の始動時の燃焼室33を減圧させることができる。
なお、クランクシャフト7が鉛直方向に配設されるエンジン2では、吸気用ロッカアームシャフト54および排気用ロッカアームシャフト55も鉛直方向に配設される。そのため、吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58には重力が作用する。したがって、ウェーブワッシャ80は吸気用ロッカアーム57および排気用ロッカアーム58に対して重力を利用した付勢が可能である。
また、ウェーブワッシャ80は、吸気用ロッカアーム57側に設けられ、吸気用ロッカアーム57を下側に付勢すると共に、ロッカアームリテーナ70を介して排気用ロッカアーム58を下側に付勢する。そのため、デコンプ装置45に対して近接して配置される排気用ロッカアーム58を精度よく位置決めできる。したがって、排気用ロッカアーム58のタペットローラ62はデコンプ装置45のデコンプカム46に精度よく当接する。
(第2実施形態)
第1実施形態では、ロッカアームリテーナ70が第1スペーサ部75aと第2スペーサ部75bとを有する場合について説明した。本実施形態では、第1スペーサ部75aあるいは第2スペーサ部75bを省略したロッカアームリテーナ90について説明する。また、第1実施形態では、左右3気筒によりV型のシリンダバンクが形成されるエンジン2について説明したが、本実施形態では左右1気筒によりV型のシリンダバンクが形成されるエンジンについて説明する。なお、第1実施形態と同様の構成は、同一符号を付してその説明を適宜、省略する。
図8は、左側のシリンダヘッド27を示す図であって、シリンダヘッドカバー28を取り外した図である。図9は、動弁装置50の一部の構成を示す分解斜視図である。
本実施形態のロッカアームリテーナ90は、本体部71と、本体部71の一方側の端部に形成されるスペーサ部91とを有する。図8に示すように、ロッカアームリテーナ90は、シリンダ軸線Cyに沿って見ると、略J字状に形成されている。
スペーサ部91は、吸気用ロッカアーム57と軸受部56bとの間に配置される。スペーサ部91は、本体部71の支持部72aを介して吸気用ロッカアーム57の揺動部60の端面と軸受部56bとの間に介在することで、吸気用ロッカアーム57が吸気用ロッカアーム57に沿って移動しないように規制する。したがって、吸気用ロッカアーム57は、ロッカアームリテーナ90によって所定の位置に保持される。
また、ウェーブワッシャ80は、吸気用ロッカアーム57およびロッカアームリテーナ90を介して排気用ロッカアーム58を軸受部56b側に付勢する。したがって、排気用ロッカアーム58は、ロッカアームリテーナ90およびウェーブワッシャ80によって所定の位置に保持される。
このように、ロッカアームリテーナ90は本体部71の一方側の端部のみにスペーサ部91が形成されることから、ロッカアームリテーナ90の製造コストを削減することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上述した各実施形態では、ロッカアーム保持構造をV型エンジンに適用する場合について説明したが、この場合に限られず、直列型エンジンに適用してもよい。
上述した各実施形態では、動弁装置50がウェーブワッシャ80を有する場合について説明したが、ウェーブワッシャ80を省略してもよい。
上述した各実施形態では、ロッカアーム保持構造をクランクシャフト7が鉛直方向に延出して配設されるエンジン2に適用する場合について説明したが、この場合に限られず、クランクシャフト7が水平方向に延出して配設されるエンジンに適用してもよい。
上述した第2実施形態のロッカアームリテーナ90は、第1実施形態のロッカアームリテーナ70の第2スペーサ部75bを省略した形状である場合について説明したが、この場合に限られず、第1実施形態の第1スペーサ部75aを省略した形状であってもよい。
上述した各実施形態では、左側のシリンダヘッド27の動弁装置50を中心に説明したが、右側のシリンダヘッド27の動弁装置50も同様に構成することができる。すなわち、例えば、右側のシリンダヘッド27の動弁装置は、図2に示すクランク軸線Crを通る前後方向の直線に対して略左右対称に構成する。このとき、左右の気筒は水平方向で重ならないように上下方向にずらしている。
1:船外機 27:シリンダヘッド 36:吸気バルブ 37:排気バルブ 45:デコンプ装置 46:デコンプカム 51:カムシャフト 52:吸気用カム 53:排気用カム 54:吸気用ロッカアームシャフト 55:排気用ロッカアームシャフト 57:吸気用ロッカアーム 58:排気用ロッカアーム 62:タペットローラ 70:ロッカアームリテーナ 71:本体部 75:スペーサ部 75a:第1スペーサ部 75b:第2スペーサ部 78:挿通部 80:ウェーブワッシャ(付勢手段) 90:ロッカアームリテーナ 91:スペーサ部

Claims (6)

  1. シリンダヘッドに回転自在に支持され、吸気用カムおよび排気用カムを有する一つのカムシャフトと、
    前記シリンダヘッドに支持され、前記カムシャフトに対して並列に配置される吸気用ロッカアームシャフトおよび排気用ロッカアームシャフトと、
    前記吸気用ロッカアームシャフトおよび前記排気用ロッカアームシャフトに揺動可能にそれぞれ支持され、前記吸気用カムまたは前記排気用カムが当接するタペットローラを有する吸気用ロッカアームおよび排気用ロッカアームと、
    前記吸気用ロッカアームおよび前記排気用ロッカアームによってそれぞれ駆動される吸気バルブおよび排気バルブと、
    シリンダ軸線を挟んで、前記吸気用ロッカアームシャフトの軸方向における一方側に前記吸気用ロッカアームを位置させ、前記排気用ロッカアームの軸方向における他方側に前記排気用ロッカアームを位置させた状態に保持するロッカアームリテーナと、を有する動弁装置を備えたV型エンジンのロッカアーム保持構造であって、
    前記ロッカアームリテーナは、
    前記吸気用ロッカアームシャフトと前記排気用ロッカアームシャフトとの間に架け渡されて、前記吸気用ロッカアームおよび前記排気用ロッカアームそれぞれのシリンダ軸線側の端面が当接される本体部と、
    前記本体部のうち、前記吸気用ロッカアームシャフトおよび前記排気用ロッカアームシャフトのうち一方のロッカアームシャフト側の端部に設けられ、前記本体部を前記シリンダ軸線に近接して位置させるスペーサ部と、を有し、
    前記スペーサ部は、他方のロッカアームシャフトに支持される他方のロッカアームに向かって開口するように屈曲されると共に、前記一方のロッカアームシャフトが挿通される挿通部を有することを特徴とするV型エンジンのロッカアーム保持構造。
  2. 前記動弁装置は、
    前記ロッカアームリテーナを、前記一方のロッカアームシャフトの軸方向のうち前記スペーサ部側に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンのロッカアーム保持構造。
  3. 前記動弁装置は、
    前記カムシャフトの前記排気用カム側に配置されたデコンプ装置と、
    前記ロッカアームリテーナを、前記一方のロッカアームシャフトの軸方向のうち前記デコンプ装置側に付勢する付勢手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンのロッカアーム保持構造。
  4. 前記V型エンジンは、
    クランクケースに軸支されるクランクシャフトが鉛直方向に延出されていることを特徴とする請求項2または3に記載のV型エンジンのロッカアーム保持構造。
  5. 前記シリンダ軸線を挟んで、上側に前記吸気用ロッカアームが位置し、下側に前記排気用ロッカアームが位置することを特徴とする請求項4に記載のV型エンジンのロッカアーム保持構造。
  6. 前記付勢手段は、前記吸気用ロッカアーム側に設けられ、前記吸気用ロッカアームを下側に付勢すると共に、前記ロッカアームリテーナを介して前記排気用ロッカアームを下側に付勢することを特徴とする請求項4または5に記載のV型エンジンのロッカアーム保持構造。
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