JP2016196240A - 自動操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】指令操舵角前回値θs*(k−1)にて操舵角制御中に、指令操舵角今回値θs*(k)を読み込み、指令操舵角今回値θs*(k)の絶対値が所定の操舵角値1θs1より大きく、且つ、操舵角制御終了直前信号TGSがONの場合には、指令操舵角今回値θs*(k)に基づいて操舵機構の操舵角制御を行う直前に、電流制御部43の比例制御部56の電流比例ゲインKpを電流比例ゲイン初期値Kp0より大きくする(α・Kp0:α>1)とともに、電流制御部43の積分制御部57の電流積分ゲインKiを電流積分ゲイン初期値Ki0より小さくする(β・Ki0:β<1)構成とした。
【選択図】図3
Description
図1に示すように、所定周期毎に入力される指令操舵角θs*に基づいて操舵機構の操舵角制御を行う本実施形態の自動操舵装置1は、所定周期毎に入力される指令操舵角θs*を車内ネットワーク70(CAN)を介して、EPSECU29に送信する上位コントローラである自動操舵ECU28を有している。
図2は、本実施形態の自動操舵装置1の制御ブロック図である。同図に示すように、
EPSECU29は、自動操舵ECU28から車内ネットワーク70(CAN)を介して、EPSECU29に送信されてくる指令操舵角θs*に基づいて、操舵機構の操舵角制御を行う制御手段であるマイコン30と、そのモータ制御信号に基づいて、EPSアクチュエータ24の駆動源であるモータ21に駆動電力を供給する駆動回路部31、及びモータ21に通電される実モータ電流Irを検出するための実モータ電流検出手段である電流センサ32とを備えている。
A)は、従来の電流制御ゲイン(可変せず)の波形を示す。A)−1)は電流比例ゲインの波形を、A)−2)は電流積分ゲインの波形を示す。A)−1)において、縦軸を比例ゲイン、横軸を時間軸とすると、電流比例ゲインは時間軸に関係なく、電流比例ゲイン初期値Kp0(L1)一定である。また、A)−2)において、縦軸を積分ゲイン、横軸を時間軸とすると、電流積分ゲインもまた時間軸に関係なく、電流積分ゲイン初期値Ki0(L2)一定である。
A)は、従来の電流制御ゲイン(可変せず)の実操舵角応答波形を示す。縦軸を操舵角、横軸を時間軸とすると、指令操舵角θs*(L3)に対して、実操舵角θs(=γ・θm)(L4)が大きくオーバーシュートしており、また、整定時間も長いことがわかる。一方、B)は、本発明を使用した場合の実操舵角応答波形を示す。。縦軸を操舵角、横軸を時間軸とすると、指令操舵角θs*(L3)に対して、実操舵角θs(=γ・θm)(L5)が早く立ち上がり、オーバーシュートも小さく、また、整定時間も短いことがわかる。ここでγは、実操舵角/実モータ回転角変換係数である。
最初に、マイコン30は、自動操舵ECU28からの指令操舵角前回値θs*(k−1)にて操舵角制御中か否かを判定する(ステップS101)。次に、マイコン30は、自動操舵ECU28からの指令操舵角前回値θs*(k−1)にて操舵角制御中と判定した場合(ステップS101:YES)には、電流制御部43のゲイン切替中か否かを判定する(ステップS102)。そして、マイコン30は、電流制御部43のゲイン切替中でないと判定した場合(ステップS102:NO)には、ゲイン切替自動操舵ECU28から指令操舵角今回値θs*(k)を読み込む(ステップS103)。
指令操舵角前回値θs*(k−1)にて操舵角制御中に、指令操舵角今回値θs*(k)を読み込み、指令操舵角今回値θs*(k)の絶対値が所定の操舵角値1θs1より大きく、且つ、操舵角制御終了直前信号TGSがONの場合には、指令操舵角今回値θs*(k)に基づいて操舵機構の操舵角制御を行う直前に、電流制御部43の比例制御部56の電流比例ゲインKpを電流比例ゲイン初期値Kp0より大きくする(α・Kp0:α>1)とともに、電流制御部43の積分制御部57の電流積分ゲインKiを電流積分ゲイン初期値Ki0より小さくする(β・Ki0:β<1)構成とした。
・本実施形態では、電流制御部43をPI制御としたが、電流制御部43をPID制御としてもよい。
4:ラックアンドピニオン機構、5:ラック軸、8:コラムシャフト、
9:インターミディエイトシャフト、10:ピニオンシャフト、11:タイロッド、12:転舵輪、20:バッテリ、21:モータ、
22:モータ回転角センサ(モータ回転角検出手段)、
23:減速機構、24:EPSアクチュエータ、25:車速センサ、
27:GPS、28:自動操舵ECU、29:EPSECU、
30:マイコン(制御手段)、31:駆動回路部、
32:電流センサ(実モータ電流検出手段)、
33:自動操舵角処理部、34:モータ制御信号生成部、
35:電流制御ゲイン切替部、
40:指令操舵角/指令モータ回転角変換部(指令操舵角/指令モータ回転角変換手段)、
41:操舵角制御終了直前信号出力部(操舵角制御終了直前信号出力手段)、
42:位置制御部(位置制御手段)、
43:電流制御部(電流制御手段)、44:PWM出力部、
50、55:減算器、51:比例制御部(Kゲイン)、
56:比例制御部(Kpゲイン)、57:積分制御部(Kiゲイン)、58:加算器、
60:ゲイン切替判定部、61:ゲイン選択部、70:車内ネットワーク(CAN)、
V:車速、θcom:GPS信号、θs*:指令操舵角、θs:実操舵角(=γ・θm)、
θs*(k−1):指令操舵角前回値、θs*(k):指令操舵角今回値、
θs1:所定の操舵角値1、θs2:所定の操舵角値2、
θm*:指令モータ回転角、θm:実モータ回転角、Δθm:モータ回転角偏差値、
θm(k):実モータ回転角今回値、
Ir*:指令モータ電流、Ir:実モータ電流、ΔIr:モータ電流偏差値、
V*:指令電圧、TGS:操舵角制御終了直前信号、
k:指令操舵角、又は実モータ回転角用サンプリングカウンター、
K:位置比例ゲイン、
Kp:電流比例ゲイン、Kp0:電流比例ゲイン初期値、
Ki:電流積分ゲイン、Ki0:電流積分ゲイン初期値、
α:電流比例ゲイン初期値係数(α>1)、
β:電流積分ゲイン初期値係数(β<1)、
γ:実操舵角/実モータ回転角変換係数、
t0:立ち上がり、又は立ち下がり開始時間、
t1:電流比例ゲイン、又は電流積分ゲインが所定値となる時間、
t2:実操舵角θsが整定する時間。
Claims (2)
- 所定周期毎に入力される指令操舵角に基づいて操舵機構のモータにより操舵角制御を行う制御手段と、
前記モータの実モータ回転角を検出するモータ回転角検出手段と、
前記モータの実モータ電流を検出する実モータ電流検出手段と、
前記指令操舵角を指令モータ回転角に変換する指令操舵角/指令モータ回転角変換手段と、
前記指令操舵角にて操舵角制御を終了する直前に、操舵角制御終了直前信号を出力する操舵角制御終了直前信号出力手段と、
前記指令モータ回転角と前記実モータ回転角の差分に位置比例ゲインを乗算する比例制御を実行する位置制御手段と、
前記位置制御手段からの出力である指令モータ電流と前記実モータ電流の差分に電流比例ゲインを乗算する比例制御と、前記位置制御手段からの出力である指令モータ電流と前記実モータ電流の差分に電流積分ゲインを乗算する積分制御とを加算する電流制御手段とを有する自動操舵装置において、
前記制御手段は、指令操舵角前回値にて操舵角制御中に、指令操舵角今回値を読み込み、前記指令操舵角今回値の絶対値が所定の操舵角値1より大きく、且つ、前記操舵角制御終了直前信号が出力されている場合には、前記指令操舵角今回値に基づいて前記操舵機構の前記操舵角制御を行う直前に、前記電流制御手段の前記比例制御の前記電流比例ゲインを初期値より大きくするとともに、前記電流制御手段の前記積分制御の電流積分ゲインを初期値より小さくすること、
を特徴とする自動操舵装置。 - 前記制御手段は、前記指令操舵角今回値に基づいて前記操舵機構の前記操舵角制御を行った後、前記指令操舵角今回値と前記実モータ回転角今回値との差の絶対値が所定の操舵角値2以下になった場合には、前記電流制御手段の前記比例制御の前記電流比例ゲイン、及び前記電流制御手段の前記積分制御の電流積分ゲインを初期値に戻すことを特徴とする請求項1に記載の自動操舵装置。
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