JP2016191547A - リモートコントローラ、サーバ、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

リモートコントローラ、サーバ、プログラム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個人ユーザ間でエアコンディショナの設定に関する情報を共有可能とする。
【解決手段】操作に応じたコマンドをエアコンディショナに送信するエアコンディショナ制御部と、画像を表示する表示部と、サーバと通信を行うサーバ対応通信部と、リモートコントローラのユーザとエアコンディショナの使用に関連するエアコンディショナ関連情報の共有が許可されている他のユーザの共有エアコンディショナ関連情報をサーバから受信する共有情報受信部と、受信した共有エアコンディショナ関連情報を表示部に表示させる表示制御部とを備えてリモートコントローラを構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、リモートコントローラ、サーバ、プログラム及び情報処理方法に関する。
ネットワークシステムとして、以下のものが知られている。つまり、所定の地域内に分散設置された、セキュリティ管理システム、ビル管理システム、施設運営管理システム、駐車場管理システム、情報端末等の複数の機能別情報処理システムを、双方向送受信自在に信号フレームを標準フォーマット化するゲートウェイを介して開放型LANにより相互接続するというものである(例えば、特許文献1参照)。これにより、地域における複数のビル群の間で情報交換が図られる。
特開平10−285201号公報
最近では、ビルなどの施設だけではなく、家庭内においても節電の意識が高まってきている。家庭内において多くの電力を消費する電子機器の1つがエアコンディショナであり、一般の個人ユーザにとっては、エアコンディショナでいかに節電を図るかということについての関心が高い。
エアコンディショナを節電しながら運転させようとするにあたり、例えば、自分以外のユーザがどのようにエアコンディショナを設定して運転させているのかを知ることは有用である。そこで、家族や友人などの個人ユーザの間でエアコンディショナに対する冷房、暖房、除湿などの運転種別や温度設定などのエアコンディショナの使用に関連した情報を共有できるようにすれば、各ユーザが他のユーザの設定内容を知ることが可能となる。
また、一人暮らしの世帯を中心に、互いに無事に生活しているかどうかをできるだけ負担無く確認したいという要望があり、そこで、エアコンディショナの履歴を活用し、利用履歴の情報を共有できるようにすれば、相手の無事を確認することが可能となる。
しかし、現状において、上記のようにエアコンディショナの設定内容などを共有するためのネットワークシステムは存在していない。特許文献1に記載の構成の場合は、あくまでもオフィスやマンションなどのビルの間で中央管理により情報共有を行うというものであり、しかも、空調についての一行記載があるに過ぎず、個人ユーザにエアコンディショナの設定内容などを提供するものではない。また、特許文献1のネットワークシステムでは、ユーザが他のユーザの設定内容を知ることができないという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、個人ユーザ間でエアコンディショナの使用に関する情報を共有可能なリモートコントローラ、サーバ、プログラム及び情報処理方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、リモートコントローラであって、操作に応じたコマンドをエアコンディショナに送信するエアコンディショナ制御部と、画像を表示する表示部と、サーバと通信を行うサーバ対応通信部と、前記リモートコントローラのユーザとエアコンディショナの使用に関連するエアコンディショナ関連情報の共有が許可されている他のユーザの共有エアコンディショナ関連情報を前記サーバから受信する共有情報受信部と、受信した前記共有エアコンディショナ関連情報を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とするリモートコントローラである。
また、本発明の一態様は、エアコンディショナ関連情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶するエアコンディショナ関連情報のうちから、リモートコントローラのユーザとのエアコンディショナ関連情報の共有を許可することが登録されている他のユーザのエアコンディショナ関連情報を前記リモートコントローラに対して送信する共有情報送信部とを備えることを特徴とするサーバである。
また、本発明の一態様は、リモートコントローラとしてのコンピュータを、操作に応じたコマンドをエアコンディショナに送信するエアコンディショナ制御部、サーバと通信を行うサーバ対応通信部、前記リモートコントローラのユーザとエアコンディショナの使用に関連するエアコンディショナ関連情報の共有が許可されている他のユーザの共有エアコンディショナ関連情報を前記サーバから受信する共有情報受信部、受信した前記共有エアコンディショナ関連情報を、画像を表示する表示部に表示させる表示制御部として機能させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様は、エアコンディショナ関連情報を記憶部に記憶させる記憶ステップと、前記記憶部が記憶するエアコンディショナ関連情報のうちから、リモートコントローラのユーザとのエアコンディショナ関連情報の共有を許可することが登録されている他のユーザのエアコンディショナ関連情報を前記リモートコントローラに対して送信する共有情報送信ステップとを備えることを特徴とする情報処理方法である。
本発明によれば、個人ユーザ間でエアコンディショナの使用に関する情報を共有可能なリモートコントローラ、サーバ、プログラム及び情報処理方法を提供できるという効果が得られる。
本発明の実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における情報処理システムの動作概略を示すシーケンス図である。 本実施形態におけるリモートコントローラの前面パネルの外観例を示す図である。 本実施形態におけるリモートコントローラの表示画面部における表示態様例を示す図である。 本実施形態におけるエアコンディショナの構成例を示す図である。 本実施形態におけるリモートコントローラの構成例を示す図である。 本実施形態における公開エアコンディショナ関連情報の構造例を示す図である。 本実施形態におけるサーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるエアコンディショナ関連情報テーブルの構造例を示す図である。 リモートコントローラが送信した公開エアコンディショナ関連情報がサーバにより公開されるようにするための処理手順例を示すシーケンス図である。 リモートコントローラが共有エアコンディショナ関連情報を表示するための処理手順例を示すシーケンス図である。 リモートコントローラが共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示するための処理手順例を示すシーケンス図である。
図1は、本発明の一実施形態に情報処理システムの構成例を示している。この図に示す情報処理システムは、エアコンディショナ(エアコン)100−1、リモートコントローラ200−1、エアコンディショナ100−2、リモートコントローラ200−2およびサーバ300を備える。
エアコンディショナ100−1は、部屋1に取り付けられている。エアコンディショナ100−1は、部屋1内の空調を行う。
リモートコントローラ200−1は、部屋1に居るユーザが上記エアコンディショナ100−1を操作するためのものである。
エアコンディショナ100−1とリモートコントローラ200−1は無線による通信が可能とされている。
同様に、エアコンディショナ100−2は部屋2に取り付けられてその室内の空調を行うものである。リモートコントローラ200−2は、部屋2に居るユーザがエアコンディショナ100−2を操作するためのものとなる。また、エアコンディショナ100−2とリモートコントローラ200−2は無線による通信が可能とされている。
なお、部屋1と部屋2は、同じ宅内にあるものとされてもよいし、遠隔した家屋ごとにあるものとされてもよい。
なお、エアコンディショナ100−1と100−2とで特に区別する必要のない場合には、エアコンディショナ100と記載する。また、リモートコントローラ200−1と200−2とで特に区別しない場合には、リモートコントローラ200と記載する。
サーバ300は、ネットワークを経由してリモートコントローラ200と通信を行う。
リモートコントローラ200とサーバ300との通信は、例えば無線LANアクセスポイントなどを経由して行われるが、ここでは、図示および説明を簡単にするための便宜上、その図示を省略している。
次に、図2を参照して、本実施形態の情報処理システムの概略的な動作例について説明する。
まず、部屋1におけるユーザは、リモートコントローラ200−1を操作して、冷房、暖房、除湿、換気などの運転モードの切り替えや、温度設定を行う。リモートコントローラ200−1は、この操作に応じてエアコンディショナ100−1をコントロールする(ステップS1)。また、同様にして、部屋2において、リモートコントローラ200−2は、ユーザの操作に応じてエアコンディショナ100−2をコントロールする(ステップS1−1)。
また、リモートコントローラ200−1には、情報公開ボタンが設けられている。この情報公開ボタンは、エアコンディショナ100−1の使用に関連する情報(エアコンディショナ関連情報)のサーバ300上での公開をユーザが許可する場合に操作されるボタンである。
上記情報公開ボタンに対する操作が行われるのに応じて、リモートコントローラ200−1は、当該操作を検出する(ステップS2)。これに応じて、リモートコントローラ200−1は、エアコンディショナ100−1に対応するエアコンディショナ関連情報を形成する情報要素を取得する。このために、リモートコントローラ200−1は、エアコンディショナ100−1から送信される所定の上記情報要素を受信する(ステップS3)。
なお、本実施形態では、以下の情報要素を利用する。つまり、リモートコントローラ200に対する操作によりエアコンディショナ100に設定された設定温度、エアコンディショナ100の設置環境における室温、エアコンディショナ100の設置環境における湿度、エアコンディショナ100の消費電力(または消費電力量)、エアコンディショナ100の設置環境における空気清浄度、エアコンディショナの設置環境におけるイオン濃度、および、エアコンディショナ100の連続作動時間をそれぞれ情報要素として利用する。なお、上記の情報要素のうち、空気清浄度とイオン濃度は、エアコンディショナ100が空気清浄機能を備えていることに応じたものである。
リモートコントローラ200−1は、上記のように収集した情報要素を利用してエアコンディショナ関連情報を作成する。なお、このようにリモートコントローラ200が作成するエアコンディショナ関連情報は、サーバ300で公開するためのものであるため、公開エアコンディショナ関連情報ともいうことにする。そして、リモートコントローラ200−1は、作成した公開エアコンディショナ(エアコンディショナ)関連情報をサーバ300に対して送信する(ステップS4)。
サーバ300は、リモートコントローラ200−1から送信された公開エアコンディショナ関連情報を受信し、エアコンディショナ関連情報テーブルに登録する(ステップS5)。つまり、サーバ300は、送信されたエアコンディショナ関連情報を受信して記憶する。このように公開エアコンディショナ関連情報がエアコンディショナ関連情報テーブルに登録されることにより、この公開エアコンディショナ関連情報が他のユーザに公開可能となる。
なお、この図では、図示の便宜上、リモートコントローラ200についてはリモートコントローラ200−1と200−2の2つのみが示されているが、現実には、多数のリモートコントローラ200がサーバ300と接続されている。これらのリモートコントローラ200が同様に公開エアコンディショナ関連情報を送信し、サーバ300は、受信した公開エアコンディショナ関連情報をエアコンディショナ関連情報テーブルに登録する。
ここで、部屋2のユーザは、自分以外のユーザとエアコンディショナ関連情報を共有することが許可された共有ユーザとして登録されている。なお、部屋2のユーザが共有可能なエアコンディショナ関連情報に対応する自分以外の共有ユーザについては、予め登録されている。この共有ユーザに関する登録状況はサーバ300が管理している。また、共有ユーザの登録は、SNS(Social Network Service)を利用して行う。または、特定の電子メールアドレスからユーザ情報を検索することにより共有ユーザとして登録することもできる。
サーバ300は、部屋2のユーザが共有を許可されている他のユーザごとのエアコンディショナ関連情報をエアコンディショナ関連情報テーブルから読み出す。そして、この検索したエアコンディショナ関連情報をリモートコントローラ200−2に対して送信する(ステップS6)。なお、サーバ300がリモートコントローラ200に対して送信するエアコンディショナ関連情報は、ユーザが共有するためのものであることから、共有エアコンディショナ関連情報ともいうことにする。
なお、サーバ300が共有エアコンディショナ関連情報を送信すべきタイミングとして、一例は、リモートコントローラ200から送信された共有エアコンディショナ関連情報の要求に応答する場合となる。この場合において、リモートコントローラ200は、共有エアコンディショナ関連情報の要求をユーザの操作に応じて送信するようにしてもよい。
または、リモートコントローラ200は、共有エアコンディショナ関連情報の要求を自動で一定時間ごとに送信するようにしてもよい。または、共有エアコンディショナ関連情報の要求を受けなくとも、サーバ300が一定時間ごとにリモートコントローラ200に対して共有エアコンディショナ関連情報を送信するようにしてもよい。
部屋2におけるリモートコントローラ200−2は、先のステップS1−1として示したように、部屋2のユーザの操作に応じてエアコンディショナ100−2のコントロールを行っている。この状態のもとで、リモートコントローラ200−2は、上記ステップS6送信された共有エアコンディショナ関連情報を受信することになる。そこで、リモートコントローラ200−2は、受信した共有エアコンディショナ関連情報の内容を示す画像を表示部に表示させる(ステップS7)。
図3は、リモートコントローラ200の外観例を示している。この図においては、リモートコントローラ200の本体200Aにおける前面パネル部分が示されている。
この図に示すように、リモートコントローラ200における前面パネルには、冷房ボタン201a、除湿ボタン201b、暖房ボタン201c、温度ボタン201d、空気清浄機能ボタン201e、情報公開ボタン201f、停止ボタン201gおよび表示画面部206Aが配置されている。また、情報公開モード指示部209が配置されている。
冷房ボタン201aは、エアコンディショナ100の運転を冷房に設定するための操作が行われるボタン操作子である。
除湿ボタン201bは、エアコンディショナ100の運転を除湿に設定するための操作が行われるボタン操作子である。
暖房ボタン201cは、エアコンディショナ100の運転を暖房に設定するための操作が行われるボタン操作子である。
温度ボタン201dは、冷房または暖房が設定されているときに、温度を設定するための操作が行われるボタンである。
空気清浄機能ボタン201eは、エアコンディショナ100の空気清浄機能をオンオフ設定するための操作が行われるボタンである。
情報公開ボタン201fは、対応のエアコンディショナ100のエアコンディショナ関連情報の公開を許可するための操作が行われるボタン操作子である。
停止ボタン201gは、エアコンディショナ100の運転を停止させるためのボタンである。
表示画面部206Aは、エアコンディショナ100に対する設定状態や、共有エアコンディショナ関連情報の表示が行われる部位である。
情報公開モード指示部209は、リモートコントローラ200においてエアコンディショナ関連情報の公開が許可される情報公開モードであるか否かを、その点灯と非点灯の状態により示す。この情報公開モード指示部209には、例えばLED(Light Emitted Diode)が使用される。
図4は、表示画面部206Aの表示態様例を示している。この図に示す表示画面部206Aは、上側に設定状態表示領域261を表示し、その下側に共有エアコンディショナ関連情報表示領域262を表示している。
設定状態表示領域261は、リモートコントローラ200のコントロールによるエアコンディショナ100の設定状態が表示される領域である。具体的に、この図では、「冷房」、「除湿」、「暖房」、「換気」、「自動」と表示された箇所のうち、「冷房」が強調表示されていることで、現在の運転モードが「冷房」に設定されていることが示されている。また、「26℃」の表示によって現在の設定温度が26℃であることが示されている。
共有エアコンディショナ関連情報表示領域262は、リモートコントローラ200が受信した共有エアコンディショナ関連情報の内容が表示される領域である。この図に示される具体例では、まず、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262において、家族に分類されるユーザA、Bと、友人に分類されるユーザC、D、E、Fの計6人が共有ユーザとして示されている。
そのうえで、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262は、上記の共有ユーザごとの共有エアコンディショナ関連情報として、現在に対応する最新の情報要素が以下のように示されている。つまり、室温、設定温度、湿度、消費電力量、空気清浄度、イオン濃度および連続作動時間が示されている。
なお、この図に示す表示態様例はあくまでも一例であり、他の表示態様が採られてもよい。
ここで、図1に示した部屋1や部屋2のユーザは、例えば自宅などで家電品としてのエアコンディショナ100を使用する個人ユーザである。つまり、本実施形態は、個人ユーザの間で、家電品であるエアコンディショナ100の使用に関連する情報を共有することが可能とされている。
そのうえで、ユーザは、上記のように共有エアコンディショナ関連情報表示領域262において表示される内容を見ることで、以下のような内容を把握できる。つまり、共有ユーザである家族や友人がどのようにエアコンディショナ100に対する温度などの設定を行っているのかを把握できる。そのうえで、上記設定に応じて、エアコンディショナ100の設置環境における室温、湿度、空気清浄度、イオン濃度、さらにエアコンディショナ100の消費電力量がどのような状態となっているのかを把握できる。
そして、上記のように共有エアコンディショナ関連情報表示領域262において表示される情報は、以下のように利用することができる。
例えばユーザができるだけ消費電力を抑えて節電したいと思っているとする。この場合、ユーザは、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262における消費電力量の低いユーザの設定温度などを参考にすることで、消費電力をさらに上手に抑えるようなエアコンディショナ100の運転の仕方を知ることができる。また、仲間内で消費電力の削減を競うようなゲームを行っているときには、他のユーザの消費電力を知ることで、より消費電力を削減しようという動機付けにもなる。
また、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262の表示内容を或る期間にわたって把握していれば、共有ユーザたちが、エアコンディショナ100を使用したり、停止させたりする状況も把握できる。これにより、例えば共有ユーザに離れて暮らしている親や子供を登録しておくようにすれば、彼らの生活状況などもある程度把握することができる。具体例として、室温が相当に高いのに係わらず、エアコンディショナ100を動作させている時間が短かったり、設定温度が高すぎるような場合には、そのユーザが熱中症になる可能性が高い。そこで、この表示を見たユーザは、例えば、その相手のユーザに連絡をとって、熱中症になっていないかなど健康状態を確認したり、熱中症にならないように空調の温度を下げるようにアドバイスしたりすることができる。つまり、熱中症の防止が図られる。さらに、連続作動時間が相当に長いような場合、あるいは逆に設定温度の欄が「off」となって電源がオフになっていることを示す状態が相当に長いような場合には、そのユーザが何らかの理由で、普段の生活や活動をしていないことが分かる。そして、この表示を見たユーザは、この共有エアコンディショナ関連情報を提供しているユーザの安否を確認する行動を早期にとることができる。
また、表示態様についての図示による説明は省略するが、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262には、共有ユーザに対応する過去の共有エアコンディショナ関連情報(共有エアコンディショナ関連履歴情報)を表示させることもできる。
例えば、ユーザは、リモートコントローラ200に対する所定操作により、共有エアコンディショナ関連履歴情報の表示を指示できる。この指示に応じて、リモートコントローラ200は共有エアコンディショナ関連履歴情報の要求をサーバ300に送信する。サーバ300は、上記要求に応答して、共有ユーザに対応付けられているエアコンディショナ関連履歴情報を検索する。つまり、例えば一定時間前までにおいて記憶されたエアコンディショナ関連情報、または、現在から過去までにおける一定数のエアコンディショナ関連情報を検索する。そして、このように検索した過去のエアコンディショナ関連情報を、エアコンディショナ関連履歴情報として要求元のリモートコントローラ200に送信する。
リモートコントローラ200は、受信した共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示画面部206Aに表示させる。
また、リモートコントローラ200は、例えばユーザによる所定操作に応じて、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262に表示される内容を、所定の情報要素の値に基づいてソートすることも可能とされる。一例として、消費電力量が少ない順にしたがって共有ユーザに対応する行の表示順が上から下となるようにソートして表示させることができる。この表示を見ることで、ユーザは、消費電力の節約に関する共有ユーザの順位が容易に把握できる。
図5は、エアコンディショナ100の構成例を示している。エアコンディショナ100は、設定内容保持部101、動作制御部102、センサ部103、消費電力算出部104、情報要素送信部105および通信部106を備える。
設定内容保持部101は、リモートコントローラ200から送信され、通信部106により受信された設定情報を保持する。この設定情報には、例えば、リモートコントローラ200に対する操作により設定された運転モードを示す情報や、操作により設定された温度(設定温度)などを含む。
動作制御部102は、設定内容保持部101に設定されている設定内容にしたがって、エアコンディショナ100における冷房、暖房、除湿、換気、空気清浄機能などに対応する空調機能部(図示せず)の動作を制御する。
センサ部103は、公開エアコンディショナ関連情報に含まれる情報要素を収集するためのセンサとして、温度センサ131、湿度センサ132、空気清浄度センサ133およびイオン濃度センサ134を備える。
温度センサ131は、室温としての周囲温度を検出する。湿度センサ132は、周囲の湿度を検出する。空気清浄度センサ133は、周囲の空気清浄度を検出する。イオン濃度センサ134は、周囲の空気中におけるイオン濃度を検出する。
消費電力算出部104は、動作制御部102の動作制御状況に基づいて消費電力を算出する。また、消費電力算出部104は、単位時間あたりの消費電力に基づいて消費電力量を算出することも可能である。
情報要素送信部105は、エアコンディショナ100に送信すべき情報要素を取得し、これらの取得した情報要素を通信部106からサーバ300に送信する。
具体的に、図4に示される共有エアコンディショナ関連情報表示領域262の表示内容に対応して、情報要素送信部105は以下のように情報要素を取得する。つまり、情報要素送信部105は、設定内容保持部101にて保持されている設定温度を情報要素の1つとして取得する。
また、情報要素送信部105は、温度センサ131の検出出力に基づいて情報要素の1つである室温を取得する。情報要素送信部105は、湿度センサ132の検出出力に基づいて情報要素の1つである湿度を取得する。情報要素送信部105は、空気清浄度センサ133の検出出力に基づいて情報要素の1つである空気清浄度を取得する。情報要素送信部105は、イオン濃度センサ134の検出出力に基づいて情報要素の1つであるイオン濃度を取得する。また、情報要素送信部105は、消費電力算出部104が算出した消費電力量を情報要素の1つとして取得する。また、情報要素送信部105は、動作制御部102から以下の情報要素を取得する。つまり、電源がオンとされた起動日時と、電源がオンとされた後における連続作動時間をそれぞれ取得する。
そして、情報要素送信部105は、上記のように取得した情報要素を、通信部106からリモートコントローラ200に対して送信させる。
通信部106は、リモートコントローラ200と双方向の通信を行う部位である。この通信部106が対応する通信方式は特に限定されるものではないが、具体例として、赤外線による通信方式や電波による通信方式などを採用できる。
図6は、リモートコントローラ200の構成例を示している。リモートコントローラ200は、操作部201、エアコンディショナ制御部202、公開情報送信部203、共有情報受信部204、表示制御部205、表示部206、エアコンディショナ対応通信部207、サーバ対応通信部208および情報公開モード指示部209を備える。
操作部201は、リモートコントローラ200に備えられる操作子を一括して示したものである。図3に示した冷房ボタン201a、除湿ボタン201b、暖房ボタン201c、温度ボタン201d、空気清浄機能ボタン201e、情報公開ボタン201fおよび停止ボタン201gは、この操作部201に含まれる。操作部201は、操作が行われた操作子に対する操作信号を出力する。
エアコンディショナ制御部202は、エアコンディショナ100を制御する。エアコンディショナ制御部202は、操作部201に対して行われる操作に応じてエアコンディショナ100をコントロールする。つまり、エアコンディショナ制御部202は、操作部201から出力される操作信号に応じて生成したコマンドをエアコンディショナ対応通信部207からエアコンディショナ100に対して送信する。これにより、エアコンディショナ100は、リモートコントローラ200に対してユーザが行った操作に応じた空調等の動作を実行する。
公開情報送信部203は、公開エアコンディショナ関連情報をサーバ300に対して送信する。具体的に、図3に示した情報公開ボタン201fに対する操作が行われたとする。これに応じて、公開情報送信部203は、エアコンディショナ100に対してエアコンディショナ関連情報の情報要素を要求し、この要求に応じてエアコンディショナ100から送信された情報要素をサーバ対応通信部208から入力する。公開情報送信部203は、この入力した情報要素を利用して公開エアコンディショナ関連情報を作成する。そして、この作成した公開エアコンディショナ関連情報をサーバ対応通信部208からサーバ300に送信させる。
図7は、公開エアコンディショナ関連情報400の構造の一例を示している。この図に示す公開エアコンディショナ関連情報400は、ユーザIDに情報要素部を対応付けた構造を有する。
ユーザIDは、このリモートコントローラ200に対応するユーザを一意に識別するための識別子である。
情報要素部は、エアコンディショナ関連情報を形成する1以上の情報要素から成る。ここでは、図3の表示に対応させて、情報要素部は、起動日時、設定温度、室温、湿度、消費電力、空気清浄度、イオン濃度、および連続作動時間の情報から成るものとしている。
これらの起動日時、設定温度、室温、湿度、消費電力、空気清浄度、イオン濃度、および連続作動時間の各々は、エアコンディショナ100から受信した情報要素である。つまり、この図に示す公開エアコンディショナ関連情報400は、エアコンディショナ100から送信された情報要素にユーザIDを付加することにより作成されている。
そして、公開情報送信部203は、上記のように作成した公開エアコンディショナ関連情報400を、サーバ対応通信部208によりサーバ300に送信させる。
上記の説明によると、公開情報送信部203は、情報公開ボタン201fに対する操作に応じて公開エアコンディショナ関連情報400を送信するようにされている。つまり、ユーザが公開エアコンディショナ関連情報400を公開しようという意志をもって操作を行わなければ、そのユーザに対応するエアコンディショナ関連情報はサーバ300に送信されず、したがって公開されることはない。つまり、エアコンディショナ関連情報を公開したくない場合、ユーザは、情報公開ボタン201fを操作しなければよい。これにより、公開エアコンディショナ関連情報400がリモートコントローラ200から送信されることはなくなり、したがって、そのユーザの公開エアコンディショナ関連情報400が公開されないようにすることができる。
なお、情報公開ボタン201fに対する操作が一度行われるのに応じて公開情報送信部203は情報公開モードを設定する。そして、公開情報送信部203は、この情報公開モードを設定している間において行われたすべての操作に基づくエアコンディショナ関連情報を送信(アップデート)する。また、公開情報送信部203は、この情報公開モードを設定している間において、情報公開モード指示部209を継続して点灯させる。次に、この状態において情報公開ボタン201fに対する操作が再度行われるのに応じて、公開情報送信部203は、情報公開モードを解除する。この情報公開モードが解除されている期間において、公開情報送信部203は、エアコンディショナ関連情報の送信(アップデート)は行わず、また、情報公開モード指示部209を消灯させる。
また、公開情報送信部203は、情報公開ボタン201fに対する操作が行われるごとに、1回の公開エアコンディショナ関連情報400の送信を行うようにしてもよい。または、公開エアコンディショナ関連情報400は、1回の情報公開ボタン201fに対する操作が行われた後において、送信停止のための操作が行われるまで、例えば定期的に公開エアコンディショナ関連情報を作成し、送信することとしてもよい。
共有情報受信部204は、サーバ300から送信された他のリモートコントローラ200のユーザに対応するエアコンディショナ関連情報、つまり、共有エアコンディショナ関連情報を受信する。具体的に、サーバ300からリモートコントローラ200を宛先として送信された共有エアコンディショナ関連情報は、サーバ対応通信部208にて受信される。共有情報受信部204は、この受信された共有エアコンディショナ関連情報を入力する。
表示制御部205は、上記共有情報受信部204により受信された共有エアコンディショナ関連情報を表示部206に表示させる。つまり、図4の共有エアコンディショナ関連情報表示領域262の表示を行う。
また、表示制御部205は、エアコンディショナ制御部202における現在の制御状況などに基づいて、例えば図4の設定状態表示領域261として示したように、制御対象のエアコンディショナ100の設定状態などを表示部206に表示させる。
また、前述のように、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262における表示は、操作に応じてソートさせることができる。表示制御部205は、操作部201に対して行われたソートのための操作に応じて、指定の情報要素に値に基づくソート順により共有エアコンディショナ関連情報表示領域262における表示を変更する。
表示部206は、画像を表示する。具体的に、表示部206は、上記したようにエアコンディショナ100の設定状態や、共有エアコンディショナ関連情報などの内容を示す画像を表示する。なお、表示部206が対応する表示デバイスとして例えば液晶ディスプレイを採用できるが、特に限定されるものではない。
エアコンディショナ対応通信部207は、エアコンディショナ100と所定の無線通信方式により通信を行う部位である。
サーバ対応通信部208は、例えばネットワーク経由でサーバ300と通信を行う部位である。
図8は、サーバ300の構成例を示している。サーバ300は、公開情報受信部301、記憶部302、共有情報送信部303、および通信部304を備える。
公開情報受信部301は、リモートコントローラ200の各々から送信される公開エアコンディショナ関連情報400を受信して記憶部302に記憶させる。
つまり、サーバ300に対しては、共有ユーザごとに対応する複数のリモートコントローラ200の各々から公開エアコンディショナ関連情報400がネットワーク経由で送信されてくる。このように送信されてくる公開エアコンディショナ関連情報400は、通信部304にて受信される。公開情報受信部301は、上記通信部304にて受信された公開エアコンディショナ関連情報400を入力する。そして、入力した公開エアコンディショナ関連情報400を記憶部302に記憶させる。この際、公開情報受信部301は、公開エアコンディショナ関連情報400をエアコンディショナ関連情報テーブル320に登録するように記憶部302に記憶させる。
記憶部302は、上記のように受信されたエアコンディショナ関連情報を、エアコンディショナ関連情報テーブル320として記憶する。
図9は、エアコンディショナ関連情報テーブル320の構造例を示している。この図に示すエアコンディショナ関連情報テーブル320は、ユーザIDごとに情報要素部、送信先アドレス、および共有ユーザを対応付けた構造とされている。また、情報要素部は、1つのユーザIDに対応して複数を対応付け可能とされている。
1つの情報要素部は、1回の公開エアコンディショナ関連情報400の受信に応じて登録される内容であり、図7に示した情報要素部と同じ情報要素を含む。つまり、エアコンディショナ関連情報テーブル320は、1つのユーザIDごとに、過去の或る日時から現在までにおいて受信した公開エアコンディショナ関連情報400の内容が登録された構造を有する。
また、エアコンディショナ関連情報テーブル320における送信先アドレスは、ユーザIDに対応して登録されたリモートコントローラ200に設定されたネットワークアドレス(例えばIPアドレスなど)を示す。
また、エアコンディショナ関連情報テーブル320における共有ユーザは、対応のユーザIDのユーザとエアコンディショナ関連情報を共有することが許可されたユーザのユーザIDと、ユーザIDごとの分類(家族、友人など)の情報を示す。
なお、記憶部302が対応するハードウェアとしては、例えばHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリなどとなる。
図8において、共有情報送信部303は、エアコンディショナ関連情報テーブル320として記憶部302が記憶するエアコンディショナ関連情報のうち、他のリモートコントローラのユーザのエアコンディショナ関連情報をリモートコントローラ200に送信する。
具体例として、共有情報送信部303が、図9のエアコンディショナ関連情報テーブルに登録されているユーザAに対して公開エアコンディショナ関連情報を送信すべきタイミングに至ったとする。この場合、共有情報送信部303は、まず、エアコンディショナ関連情報テーブル320を参照して、ユーザAのユーザIDに対応付けられている共有ユーザが、ユーザB、C、D、Eであることを認識する。次に、共有情報送信部303は、エアコンディショナ関連情報テーブル320から、これらユーザB、C、D、Eごとに対応付けられている情報要素部の読み出しを行う。なお、この際に、共有情報送信部303は、共有ユーザごとの情報要素部の読み出しを行えばよいが、エアコンディショナ関連履歴情報を送信すべきときには、一定時間前の過去から最新までの情報要素部を読み出す。
そして、共有情報送信部303は、上記のように読み出した共有ユーザごとの情報要素部を利用して、ユーザAのリモートコントローラ200に送信すべき共有エアコンディショナ関連情報を作成する。
次に、共有情報送信部303は、エアコンディショナ関連情報テーブル320から、ユーザAのユーザIDに対応付けられている送信先アドレスを認識する。そして、共有情報送信部303は、上記のように作成した共有アコンディショナ関連情報を通信部304から上記送信先アドレスに対して送信させる。
図10のシーケンス図は、図1の部屋1内のリモートコントローラ200−1が送信した公開エアコンディショナ関連情報400をサーバ300により公開させるための処理手順例を示している。
まず、部屋1内のリモートコントローラ200−1における公開情報送信部203は、情報公開ボタン201fに対する操作がユーザにより行われるのに応じて、この操作を検出する(ステップS101)。そして、公開情報送信部203は、情報公開ボタン201fに対する操作を検出するのに応じて、同じ部屋1内のエアコンディショナ100−1に対して情報要素を要求する(ステップS102)。
エアコンディショナ100−1における情報要素送信部105は、上記情報要素の要求に応答して、前述のように情報要素を取得する。そして、取得した情報要素を、リモートコントローラ200−1に対して送信する(ステップS103)。
次にリモートコントローラ200−1における公開情報送信部203は、上記ステップS103により送信された情報要素を利用して、公開エアコンディショナ関連情報400を作成する(ステップS104)。そして、この作成した公開エアコンディショナ関連情報400を、サーバ300に対して送信する(ステップS105)。
サーバ300における公開情報受信部301は、上記ステップS105によって送信された公開エアコンディショナ関連情報400を受信する。そして、この受信した公開エアコンディショナ関連情報400を、エアコンディショナ関連情報テーブル320に登録するようにして記憶部302に対して記憶させる(ステップS106)。
図11のシーケンス図は、部屋2のリモートコントローラ200−2が共有エアコンディショナ関連情報を表示部206に表示させるための処理手順例を示している。
まず、リモートコントローラ200−2における共有情報受信部204は、共有エアコンディショナ関連情報の要求をサーバ300に対して送信する(ステップS201)。
なお、上記ステップS201による共有エアコンディショナ関連情報の要求の送信は、ユーザが共有エアコンディショナ関連情報の表示を指示するためのリモートコントローラ200−2に対する操作に応じて行われるようにされればよい。または、自動で一定時間ごとに行われるようにされてもよい。さらに、サーバ300がリモートコントローラ200−2からの要求に係わらず、例えば一定時間ごとなどの所定タイミングで共有エアコンディショナ関連情報を送信してくるように設定されている場合には、このステップS201は省略されてよい。
サーバ300における共有情報送信部303は、上記共有エアコンディショナ関連情報の要求の受信に応答して、以下の処理を実行する。つまり、共有情報送信部303は、前述のように、受信した共有エアコンディショナ関連情報の要求において示されるユーザIDに対応付けられた共有ユーザの情報要素部のうち、最新のものをエアコンディショナ関連情報テーブル320から読み出して共有エアコンディショナ関連情報を作成する(ステップS202)。
次に、共有情報送信部303は、この作成した共有エアコンディショナ関連情報を、リモートコントローラ200−2に対して送信する(ステップS203)。
リモートコントローラ200−2の共有情報受信部204は、上記ステップS203により送信された共有エアコンディショナ関連情報を受信する(ステップS204)。次に、リモートコントローラ200−2の表示制御部205は、上記ステップS204により受信された共有エアコンディショナ関連情報を表示部206にて表示させるための制御を実行する(ステップS205)。これにより、図4の共有エアコンディショナ関連情報表示領域262に示したように、共有ユーザごとのエアコンディショナ関連情報についての最新の内容が表示されることになる。
また、表示制御部205は、上記ステップS205により共有エアコンディショナ関連情を表示させた後において、ソートのための操作が行われるのを待機している(ステップS206)。そして、ソートのための操作が行われたことを検出すると、表示制御部205は、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262において、所定の情報要素の値に基づくソート順にしたがってユーザ単位の表示順が変更されるように制御を実行する(ステップS207)。
上記図11に示す処理は、例えば図4の共有エアコンディショナ関連情報表示領域262において例示するように、共有ユーザごとに最新のエアコンディショナ関連情報の内容を配列して表示させるものであった。表示態様例についての図示による説明は省略するが、前述のように、本実施形態では、共有ユーザのエアコンディショナ関連情報についての履歴(エアコンディショナ関連履歴情報)もリモートコントローラ200において表示させることができる。
図12のシーケンス図は、部屋2のリモートコントローラ200−2が共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示部に表示させるための処理手順例を示している。
ここで、例えば、ユーザによる操作や、所定時間の経過などに応じて、リモートコントローラ200−2において共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示させるべきタイミングに至ったとする。これに応じて、リモートコントローラ200−2における共有情報受信部204は、サーバ300に対して共有エアコンディショナ関連履歴情報の要求を送信する(ステップS301)。
サーバ300における共有情報送信部303は、上記のように送信された要求の受信に応答して、以下の処理を実行する。つまり、共有情報送信部303は、エアコンディショナ関連情報テーブル320を参照して、要求元のユーザのユーザIDに対応付けられている共有ユーザを認識する。そして、これらの共有ユーザに対応付けられた一定時間前の過去から最新までの情報要素部をエアコンディショナ関連情報テーブル320から読み出す。つまり、この場合において、読み出される情報要素部のデータは、最新のものだけではなく、一定時間前までにおける過去のものが含まれるものであり、したがって、これまでに登録されたエアコンディショナ関連情報の履歴となるものである。
そして、共有情報送信部303は、これらの読み出した情報要素部によりエアコンディショナ関連履歴情報を作成する(ステップS302)。次に、共有情報送信部303は、作成したエアコンディショナ関連履歴情報を、その要求元であるリモートコントローラ200−2に対して送信する(ステップS303)。
リモートコントローラ200−2の共有情報受信部204は、上記ステップS303により送信された共有エアコンディショナ関連履歴情報を受信する(ステップS304)。
次に、リモートコントローラ200−2の表示制御部205は、上記ステップS304により受信された共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示部206にて表示させるための制御を実行する(ステップS305)。
上記の処理によって、リモートコントローラ200の表示画面部206Aには、所定の表示態様によって、共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示させることができる。
なお、上記図12の処理では、すべての共有ユーザの共有エアコンディショナ関連履歴情報を表示させている。しかし、共有エアコンディショナ関連履歴情報の場合、一人の共有ユーザに対応する分だけでも、相当の情報量となる。そこで、例えば、予め選択した共有ユーザのみに対応する共有エアコンディショナ関連履歴情報をリモートコントローラ200が受信して表示させるように構成してもよい。
また、上記実施形態において、共有エアコンディショナ関連情報表示領域262に表示される共有ユーザごとの表示順のソートは、リモートコントローラ200が行うこととしている。これに対して、例えばサーバ300側で所定の情報要素を対象としてソート順を設定した共有エアコンディショナ関連情報を送信するようにしてもよい。この場合、リモートコントローラ200が、上記共有エアコンディショナ関連情報を表示すれば、上記のソート順の設定がそのまま反映されていることになる。
また、本実施形態の情報処理システムは、以下のようにサービスを運用できる。つまり、エアコンディショナ関連情報テーブル320に登録されたユーザごとの過去の一定期間における消費電力量を統計し、この消費電力量が少ない順にしたがってユーザに順位を与える。そして、所定の上位までのユーザに対して、例えば何らかの景品や特典などを提供するというものである。
また、図5、図6および図8における各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、これまでに説明したエアコンディショナ関連情報に対応する各種処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…エアコンディショナ、200…リモートコントローラ、201…操作部、202…エアコンディショナ制御部、203…公開情報送信部、204…共有情報受信部、205…表示制御部、206…表示部、207…エアコンディショナ対応通信部、208…サーバ対応通信部、300…サーバ、301…公開情報受信部、302…記憶部、303…共有情報送信部、304…通信部

Claims (11)

  1. リモートコントローラであって、
    操作に応じたコマンドをエアコンディショナに送信するエアコンディショナ制御部と、
    画像を表示する表示部と、
    サーバと通信を行うサーバ対応通信部と、
    前記リモートコントローラのユーザとエアコンディショナの使用に関連するエアコンディショナ関連情報の共有が許可されている他のユーザの共有エアコンディショナ関連情報を前記サーバから受信する共有情報受信部と、
    受信した前記共有エアコンディショナ関連情報を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 前記共有情報受信部は、前記共有エアコンディショナ関連情報の要求をユーザの操作に応じて送信する、
    請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 前記共有情報受信部は、前記共有エアコンディショナ関連情報の要求を一定時間ごとに送信する、
    請求項1に記載のリモートコントローラ。
  4. エアコンディショナ関連情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶するエアコンディショナ関連情報のうちから、リモートコントローラのユーザとのエアコンディショナ関連情報の共有を許可することが登録されている他のユーザのエアコンディショナ関連情報を前記リモートコントローラに対して送信する共有情報送信部とを備える、
    ことを特徴とするサーバ。
  5. 前記エアコンディショナ関連情報を形成する情報要素として、エアコンディショナの設置環境における室温が含まれる
    請求項4に記載のサーバ。
  6. 前記エアコンディショナ関連情報を形成する情報要素として、エアコンディショナの設置環境における前記エアコンディショナの設置環境における空気清浄度が含まれる
    請求項4または5に記載のサーバ。
  7. 前記エアコンディショナ関連情報を形成する情報要素として、エアコンディショナの連続作動時間が含まれる、
    請求項4から6のいずれか一項に記載のサーバ。
  8. 前記共有情報送信部は、前記リモートコントローラから送信された共有エアコンディショナ関連情報の要求に応答して、前記エアコンディショナ関連情報を送信する、
    請求項4から7のいずれか一項に記載のサーバ。
  9. 前記共有情報送信部は、一定時間ごとに前記エアコンディショナ関連情報を送信する、
    請求項4から7のいずれか一項に記載のサーバ。
  10. リモートコントローラとしてのコンピュータを、
    操作に応じたコマンドをエアコンディショナに送信するエアコンディショナ制御部、
    サーバと通信を行うサーバ対応通信部、
    前記リモートコントローラのユーザとエアコンディショナの使用に関連するエアコンディショナ関連情報の共有が許可されている他のユーザの共有エアコンディショナ関連情報を前記サーバから受信する共有情報受信部、
    受信した前記共有エアコンディショナ関連情報を、画像を表示する表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させるためのプログラム。
  11. エアコンディショナ関連情報を記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記記憶部が記憶するエアコンディショナ関連情報のうちから、リモートコントローラのユーザとのエアコンディショナ関連情報の共有を許可することが登録されている他のユーザのエアコンディショナ関連情報を前記リモートコントローラに対して送信する共有情報送信ステップとを備える
    ことを特徴とする情報処理方法。
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