JP5520176B2 - 区画情報収集システムおよび方法 - Google Patents

区画情報収集システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5520176B2
JP5520176B2 JP2010211836A JP2010211836A JP5520176B2 JP 5520176 B2 JP5520176 B2 JP 5520176B2 JP 2010211836 A JP2010211836 A JP 2010211836A JP 2010211836 A JP2010211836 A JP 2010211836A JP 5520176 B2 JP5520176 B2 JP 5520176B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
section
user
terminal
stay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010211836A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012067952A (ja
Inventor
亨 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2010211836A priority Critical patent/JP5520176B2/ja
Publication of JP2012067952A publication Critical patent/JP2012067952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5520176B2 publication Critical patent/JP5520176B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、室内環境制御技術に関し、特に利用者からの通知に応じて、利用者が利用する各区画に関する情報を収集する区画情報収集技術に関する。
快適性や省エネルギーを指向する室内環境制御システムの多くは、人間の意志が介在しない完全自動制御を行っている。しかしながら、利用者が満足する環境制御を実現できていないケースが多く見られる。
従来、空調空間内に居住している利用者が申告した現在の環境情報(暑い/寒い、快適/不快など)を、ネットワークを介して取得し、これら申告された情報を集計して、空調システムへ提供する情報収集システムが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
この技術は、利用者が、自己の居室に設置されている利用者端末から現在の環境状況を操作入力し、この環境状況を端末から通信回線を介してサーバへ送信し、各利用者端末からの環境状況をサーバで収集するものである。
これにより、居室に複数の利用者が滞在している場合でも、各利用者から申告された環境状況を集計して、なるべく多くの利用者が満足するような環境制御を行うことができる。
特開2003−254593号公報
しかしながら、このような従来技術によれば、利用者が他の区画へ移動したことを検知できないため、利用者が他の区画へ移動してしまい、新たな環境状況の申告がない場合でも、現在の環境状況に満足していると推定してしまうという問題点があった。このため、利用者が他の区画へ移動したにもかかわらず、利用者のいない居室について無駄な環境制御を継続してしまうという問題点があった。
例えば、オフィスなどの設備では、利用者が自席のある居室から、会議室や打合せ室など、他の区画へ移動する場合が多い。このような設備において、例えば利用者が一人だけ居室に滞在しており、その居室で「暑い」という環境状況を申告した場合、居室の温度を低めの温度に維持するという環境制御が開始される。この後、利用者がその居室から会議室へ移動した場合、居室には誰もいなくなったにもかかわらず、居室を低めの温度に維持するという無駄な環境制御が継続されることになる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、区画間における利用者の移動を極めて正確に確認でき、精度の高い環境状況を各区画から収集できる室内環境申告技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる区画情報収集システムは、利用者がそれぞれ使用する複数の利用者端末と、通信回線を介して利用者端末とデータ通信可能に接続された情報収集装置とを備え、利用者端末から通知された各種申告情報に基づいて、情報収集装置が利用者の利用する区画ごとに当該区画に関する情報を収集する区画情報収集システムであって、利用者端末に、通信回線に対して接続されたことを検知する接続検知部と、接続検知部により接続が検知されたときに、利用者が当該接続の検知時点に滞在している滞在区画を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された滞在区画と利用者端末の端末IDとを含む滞在区画申告情報を情報収集装置へ通知する情報申告部とを備え、情報収集装置に、利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する利用者端末の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶する滞在端末記憶部と、利用者端末からの滞在区画申告情報の通知に応じて、滞在端末情報のうち滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する申告処理部とを備えている。
この際、情報申告部で、滞在区画の申告が行われた後、当該滞在区画の環境状況を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された当該滞在区画の環境状況と利用者端末の端末IDとを含む環境状況申告情報を情報収集装置へ通知し、情報収集装置に、区画ごとに、当該区画における環境状況が登録された環境状況情報を記憶する環境状況記憶部を設け、申告処理部で、利用者端末からの環境状況申告情報の通知に応じて、滞在端末情報から環境状況申告情報に含まれる端末IDの滞在区画を取得し、環境状況情報のうち環境状況申告情報に含まれる環境状況を滞在区画の環境状況として登録するようにしてもよい。
また、本発明にかかる区画情報収集方法は、利用者がそれぞれ使用する複数の利用者端末と、通信回線を介して利用者端末とデータ通信可能に接続された情報収集装置とを備え、利用者端末から通知された各種申告情報に基づいて、情報収集装置が利用者の利用する区画ごとに当該区画に関する情報を収集する区画情報収集システムで用いられる区画情報収集方法であって、利用者端末の接続検知部が、通信回線に対して接続されたことを検知する接続検知ステップと、利用者端末の情報申告部が、接続検知ステップにより接続が検知されたときに、利用者が当該接続の検知時点に滞在している滞在区画を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された滞在区画と利用者端末の端末IDとを含む滞在区画申告情報を情報収集装置へ通知する情報申告ステップと、情報収集装置の滞在端末記憶部が、利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する利用者端末の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶する滞在端末記憶ステップと、情報収集装置の申告処理部が、利用者端末からの滞在区画申告情報の通知に応じて、滞在端末情報のうち滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する申告処理ステップとを備えている。
この際、情報申告ステップに、滞在区画の申告が行われた後、当該滞在区画の環境状況を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された当該滞在区画の環境状況と利用者端末の端末IDとを含む環境状況申告情報を情報収集装置へ通知するステップを含み、情報収集装置の環境状況記憶部が、区画ごとに、当該区画における環境状況が登録された環境状況情報を記憶する環境状況記憶ステップをさらに設け、申告処理ステップに、利用者端末からの環境状況申告情報の通知に応じて、滞在端末情報から環境状況申告情報に含まれる端末IDの滞在区画を取得し、環境状況情報のうち環境状況申告情報に含まれる環境状況を滞在区画の環境状況として登録するステップを含むようにしてもよい。
本発明によれば、利用者が持ち運ぶ利用者端末と通信回線との接続を自動検知して、新しい滞在区画を申告させるようにしたので、区画間における利用者の移動を極めて正確に確認でき、精度の高い環境状況を各区画から収集することができる。
したがって、本発明にかかる区画情報収集システムで区画ごとに収集された環境状況を、室内環境制御システムにおいて利用することにより、空調制御や照明制御などの室内環境制御において、区画ごとに利用者が満足する環境制御を実現することが可能となる。
第1の実施の形態にかかる区画情報収集システムの構成を示すブロック図である。 移動確認画面の構成例である。 滞在区画申告画面の構成例である。 各区画における利用者端末の滞在状況を示す説明図である。 滞在端末情報の構成例である。 第1の実施の形態にかかる区画情報収集システムの情報収集動作を示すシーケンス図である。 利用者の区画移動例を示す説明図である。 滞在端末情報の更新例である。 第2の実施の形態にかかる区画情報収集システムの構成を示す部ブロック図である。 環境状況の申告例である。 環境状況情報の構成例である。 環境状況申告画面の構成例である。 第2の実施の形態にかかる区画情報収集システムの情報収集動作を示すシーケンス図である。 環境状況(移動後)の申告例である。 環境状況情報(移動後)の集計例である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる区画情報収集システムについて説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる区画情報収集システムの構成を示すブロック図である。
この区画情報収集システム1は、各区画を利用する利用者の利用者端末10から通知された各種申告情報に基づいて、区画ごとに当該区画に関する情報を収集する機能を有している。
室内環境制御システム5は、区画情報収集システム1で集計した区画情報の集計結果を通信回線30を介して利用し、空調環境や照明環境など、各区画における環境を制御する機能を有している。
[区画情報収集システム]
区画情報収集システム1は、各利用者がそれぞれ個別に使用する複数の利用者端末10と、通信回線30を介してこれら利用者端末10とデータ通信可能に接続された情報収集装置20とから構成されている。
利用者端末10は、全体としてノートパソコンなどの携帯情報端末からなり、利用者の移動に伴って移動先の区画に設置された有線LANあるいは無線LANなどの通信回線30に接続され、利用者操作に応じて各種の申告情報を情報収集装置20へ通知する機能を有している。
情報収集装置20は、全体としてサーバ装置などの情報処理装置からなり、通信回線30を介して利用者端末10から申告情報を収集する機能を有している。
本実施の形態は、利用者端末10で、通信回線に対して新たに接続されたことを検知したときに、滞在区画を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された滞在区画と利用者端末10の端末IDとを含む滞在区画申告情報を情報収集装置20へ通知し、情報収集装置20で、利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する利用者端末10の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶しておき、利用者端末10からの滞在区画申告情報の通知に応じて、滞在端末情報のうち滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録するようにしたものである。
[発明の原理]
快適性や省エネ性を指向する環境制御システムの多くは、人間の意志が介在しない完全自動制御を行っているが、必ずしも良好に環境制御できていないケースが多く見られる。
利用者からの要望申告機能は、このような課題を解決すべく、環境制御システムと人間とのインタラクションを通じて積極的に人間の意志を制御に反映させ、満足度を向上させることを指向している。しかし「離席・退出を検知できないことによる無駄なエネルギー消費」という課題がある。
これに対して、近年普及した移動型PC(主にノートPC)が使用されているオフィス空間において、執務での移動時にノートPCを持ち歩くという利用者の行動に基づき、PC自身が把握しているネットワーク接続状態の変化等から、利用者の移動を検知できることに着眼した。
このような着眼に基づいて、本発明は、前述したように、利用者のPCのネットワーク接続情報や起動停止情報をもとに移動を検知し、利用者に滞在区画の移動について確認する画面を表示するようにしたものである。
この方式は、原理的に下記の点において優れている。
例えば、在席を検知する人感センサ等(焦電型赤外線センサ他)のセンサを使用する場合、仮に数十秒の離席であっても離席として扱われるため、環境制御システム側に頻繁な状況変化を通知することになる。
一方、PCのネットワーク接続状態は、ほとんどのケースで利用者が長時間離席する意志に伴って接続が切断されるというように、環境制御システム側に「本当の意味の離席」を正しく通知できる。すなわち、利用者が何らかの都合で、すぐに戻る意志を持ちながら数十秒程度離席する場合は、その都度ネットワークを切断することはなく、また空調などの環境制御システムは、このような数十秒程度の離席は、離席として扱わないのが適切である(照明の場合、蛍光灯などの頻繁な点灯・消灯は器具の寿命短縮につながる)。
したがって、PCのネットワーク接続状態を利用することは、特に環境制御システムにとって適切な利用者の移動の検知になる。
[利用者端末]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1の利用者端末10の構成について詳細に説明する。
利用者端末10には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、接続検知部15、移動確認部16、および情報申告部17が設けられている。これら機能部は、内部バスを介して互いにデータやり取り可能に接続されている。
通信I/F部11は、専用のデータ通信回路からなり、通信回線30を介して情報収集装置20とデータ通信を行うことにより、各種情報をやり取りする機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出して各機能部へ通知する機能を有している。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、各機能部から出力された各種情報を画面表示する機能を有している。
記憶部14は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、各機能部での処理動作に用いる処理情報を記憶する機能を有している。記憶部14で記憶する主な処理情報として、当該利用者端末10を識別するための端末IDと、利用者に対して移動の有無を確認するための移動確認画面とがある。
図2は、移動確認画面の構成例である。ここでは、一般的なダイアログボックス画面に、利用者に対する移動有無の問合せメッセージ「区画を移動しましたか?」と、この問合せに対する回答を利用者が操作入力するための操作ボタン「はい」と「いいえ」とが設けられている。
接続検知部15は、通信I/F部11からの通知に基づいて、当該利用者端末10が通信回線30に対して接続されたことを検知する機能を有している。利用者端末10として用いられる一般的な携帯情報端末には、自動通信機能が設けられている。したがって、通信回線30と利用者端末10との接続に応じて、通信回線30を用いたデータ通信の可否が通信I/F部11で検出され、OSのイベントとして通知される。接続検知部15では、このようなOSのイベントを監視しておくことにより、通信回線30との接続を検知するとができる。
移動確認部16は、接続検知部15による検知に応じて、利用者の移動有無を確認する移動確認画面を記憶部14から読み出して画面表示部13で画面表示する機能と、操作入力部12で検出された当該移動確認画面での移動あり選択操作に応じて、記憶部14の端末IDを用いて当該利用者端末10の移動ありを、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する機能とを有している。
情報申告部17は、情報収集装置20から通信回線30を介して通信I/F部11で受信した滞在区画申告画面に応じて、当該滞在区画申告画面を画面表示部13で画面表示する機能と、操作入力部12で検出された当該滞在区画申告画面での滞在区画入力操作に応じて、入力された滞在区画と当該利用者端末10の端末IDとを含む滞在区画申告情報を情報収集装置20へ通知する機能とを有している。
利用者端末10における各機能部のうち、接続検知部15、移動確認部16、および情報申告部17は、専用の制御回路で実現してもよく、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部14内のプロクラムを実行して動作する演算処理部で実現してもよい。
[情報収集装置]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1の情報収集装置20の構成について詳細に説明する。
情報収集装置20には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)21、記憶部22、滞在端末記憶部23、申告処理部25、状況集計部26、および集計結果提供部27が設けられている。これら機能部は、内部バスを介して互いにデータやり取り可能に接続されている。
通信I/F部21は、専用のデータ通信回路からなり、通信回線30を介して利用者端末10や室内環境制御システム5とデータ通信を行うことにより、各種情報をやり取りする機能を有している。
記憶部22は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、各機能部での処理動作に用いる処理情報を記憶する機能を有している。記憶部22で記憶する主な処理情報として、利用者に対して滞在している区画を申告するための滞在区画申告画面とがある。
図3は、滞在区画申告画面の構成例である。ここでは、一般的なダイアログボックス画面に、利用者に対する滞在区画の申告を促す催促メッセージ「現在滞在している区画を選択して下さい」と、区画ごとに設けられて利用者が滞在する区画を選択するための区画選択ボタンと、区画選択を申告するためのOKボタンと、申告を中止するためのキャンセルボタンとが設けられている。
滞在端末記憶部23は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する利用者端末10の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶する機能を有している。
図4は、各区画における利用者端末の滞在状況を示す説明図である。図5は、滞在端末情報の構成例である。図4の例では、区画Aに端末A1が滞在しており、区画Bに端末B1,B2,B3が滞在しており、区画Cに端末C1,C2が滞在しており、区画Dに端末D1が滞在している。
この場合、滞在端末情報は、図5に示すように、区画Aに対して端末A1の端末IDが登録されており、区画Bに対して端末B1,B2,B3の端末IDが登録されており、区画Cに対して端末C1,C2の端末IDが登録されており、区画Dに対して端末D1の端末IDが登録されている。したがって、区画Aの滞在人数は1人であり、区画Bの滞在人数は3人であり、区画Cの滞在人数は2人であり、区画Dの滞在人数は1人であることがわかる。
申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で受信した移動ありの通知に応じて、記憶部22から読み出した滞在区画申告画面を、通信I/F部21から通信回線30を介して当該利用者端末10へ送信する機能と、通信I/F部21で受信した利用者端末10からの滞在区画申告情報の通知に応じて、滞在端末記憶部23の滞在端末情報のうち、当該滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する機能とを有している。
状況集計部26は、滞在端末記憶部23の滞在端末情報について、区画ごとに登録されている端末IDの数、すなわち各区画に滞在している利用者端末数を、当該区画に滞在している利用者人数として集計する機能を有している。
集計結果提供部27は、状況集計部26で得られた集計結果、すなわち各区画に滞在している利用者人数を、通信I/F部21から通信回線30を介して室内環境制御システム5へ提供する機能を有している。
情報収集装置20における各機能部のうち、申告処理部25、状況集計部26、および集計結果提供部27は、専用の制御回路で実現してもよく、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部22内のプロクラムを実行して動作する演算処理部で実現してもよい。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1の動作について説明する。図6は、第1の実施の形態にかかる区画情報収集システムの情報収集動作を示すシーケンス図である。ここでは、区画Aに滞在していた利用者が自己の利用者端末A1を持って区画Cへ移動した場合を例として説明する。
まず、利用者は移動を開始する際、区画Aにおいて、例えば自己の利用者端末10から接続ケーブルを取り外すことにより、通信回線30との接続を切断し(ステップ100)、利用者は利用者端末10を持って区画Cに移動する。
次に、利用者は、区画Cにおいて、例えば自己の利用者端末10に接続ケーブルを取り付けることにより、通信回線30と接続する(ステップ101)。
これに応じて、利用者端末10の接続検知部15は、通信回線30との接続を検知し(ステップ102)、移動確認部16は、接続検知部15による検知に応じて、前述した図2の移動確認画面を画面表示部13で画面表示する(ステップ103)。
この移動確認画面において、利用者が操作ボタン「はい」を押下して移動ありを入力した場合(ステップ104)、移動確認部16は、記憶部14の端末IDを含む移動ありを、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する(ステップ105)。
情報収集装置20の申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で移動ありの通知を受信した場合、前述した図3の滞在区画申告画面を通信I/F部21から通信回線30を介して当該利用者端末10へ送信する(ステップ110)。
利用者端末10の情報申告部17は、情報収集装置20から通信回線30を介して通信I/F部11で滞在区画申告画面を受信した場合、当該滞在区画申告画面を画面表示部13で画面表示する(ステップ111)。
この後、情報申告部17は、滞在区画申告画面における利用者の滞在区画申告操作に応じて、申告された滞在区画と当該利用者端末10の端末IDとを含む滞在区画申告情報を、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する(ステップ112)。
情報収集装置20の申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で滞在区画申告情報の通知を受信した場合、滞在端末記憶部23の滞在端末情報のうち、当該滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する(ステップ113)。
この後、情報収集装置20の状況集計部26は、定期的に、滞在区画申告情報の更新に応じて、あるいは室内環境制御システム5からの情報提供要求に応じて、滞在端末記憶部23の滞在端末情報について、区画ごとに登録されている端末IDの数、すなわち各区画に滞在している利用者端末数を、当該区画に滞在している利用者人数として集計する(ステップ120)。
また、情報収集装置20の集計結果提供部27は、定期的に、滞在区画申告情報の更新に応じて、あるいは室内環境制御システム5からの情報提供要求に応じて、状況集計部26で得られた集計結果、すなわち各区画に滞在している利用者人数を、通信I/F部21から通信回線30を介して室内環境制御システム5へ提供する(ステップ121)。
室内環境制御システム5は、情報収集装置20から提供された集計結果、すなわち各区画に滞在している利用者人数に基づいて、各区画における空調制御や照明制御などの室内環境制御を実行する(ステップ122)。
図7は、利用者の区画移動例を示す説明図である。図8は、滞在端末情報の更新例である。
図7に示すように、区画Aに滞在していた利用者が自己の利用者端末10である端末A1を持って区画Cに移動して、端末A1を通信回線30に接続した場合、滞在端末記憶部23の滞在端末情報において、区画Aの滞在端末欄から端末A1が削除され、区画Cの滞在端末欄に端末A1が追加される。これにより、前述した図5と比較して、区画Aの滞在人数は0人となり、区画Cの滞在人数が3人に増えたことになる。
したがって、例えば空調制御の場合には、区画Aにおいて熱負荷となる人の人数が減少したため、冷房時には区画Aにおける吹出風量を弱めに変更できる。例えば、滞在人数がゼロの場合には設定温度を高めにすることもでき、省エネルギー効果が得られる。また、区画Cにおいては熱負荷となる人の人数が増加したため、冷房時には区画Cにおける吹出風量を強めに変更でき、快適な室内環境を維持することができる。
また、照明制御の場合、区画Aに滞在する人がいないため、照明を消灯することができ、省エネルギー効果が得られる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、利用者端末10において、接続検知部15により、通信回線30に対して接続されたことを検知したときに、滞在区画を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された滞在区画と利用者端末10の端末IDとを含む滞在区画申告情報を情報収集装置20へ通知するようにしたものである。
また、情報収集装置20において、滞在端末記憶部23により、利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する利用者端末10の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶しておき、申告処理部25により、利用者端末10からの滞在区画申告情報の通知に応じて、滞在端末情報のうち滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録するようにしたものである。
これにより、利用者が持ち運ぶ利用者端末10と通信回線30との接続を自動検知して、その接続が区画の移動を伴うか否かを利用者に確認させるとともに、移動を伴う場合には滞在区画を申告させるようにしたので、区画間における利用者の移動を極めて正確に確認でき、精度の高い環境状況を各区画から収集することができる。したがって、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1で区画ごとに収集された環境状況を、室内環境制御システム5において利用することにより、空調制御や照明制御などの室内環境制御において、区画ごとに利用者が満足する環境制御を実現することが可能となる。
なお、移動確認部は、移動がない場合に利用者の煩雑な操作を省略するためのものであり、本発明の原理に基づけば、移動確認部の処理を省略して情報申告部の処理に進んでもよいことは言うまでもない。また、適宜画面の送受信や画面の表示を実行するように構成したが、これらは利用者による申告を促すためのものであり、その目的を達成するものであれば、本実施の形態に示されたものには限られない。例えば、画面の送受信は行なわずに、予めPCに申告を促すソフトを実装して適宜起動してもよいし、視覚的方法を採用せずに、音声により申告を促すようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる区画情報収集システム1について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる区画情報収集システムの構成を示す部ブロック図であり、前述した図1と同じまたは同等部部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態と比較し、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1の情報収集装置20には、環境情報記憶部24が追加されている。
環境情報記憶部24は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、利用者が利用する区画ごとに、当該区画における環境状況が登録された環境状況情報を記憶する機能を有している。
図10は、環境状況の申告例である。図11は、環境状況情報の構成例である。ここでは、環境状況として、利用者の滞在区画における空調制御の状況を、「暑い」、「やや暑い」、「快適」、「やや寒い」、「寒い」の5段階で申告した場合を例としている。
図10の申告例は、前述した図4の滞在状況において、各利用者端末10から申告されたものを示しており、端末A1,B1,C1から「快適」が申告されており、端末C2から「暑い」が申告され、端末B2から「やや暑い」が申告されている。また、端末B3から「やや寒い」が申告され、端末D1から「寒い」が申告されている。
図11は、図10の申告を区画ごとに集計したものであり、区画Aでは「快適」が1つ、区画Bでは「やや暑い」、「快適」、「やや寒い」がそれぞれ1つずつ、区画Cでは「暑い」と「快適」がそれぞれ1つずつ、区画Dでは「寒い」が1つ、それぞれ申告されている。
本実施の形態にかかる利用者端末10の情報申告部17は、情報収集装置20から通信回線30を介して通信I/F部11で受信した環境状況申告画面に応じて、当該環境状況申告画面を画面表示する機能と、操作入力部12で検出された当該環境状況申告画面における当該区画の環境状況を示す環境状況入力操作に応じて、入力された環境状況と利用者端末の端末IDとを含む環境状況申告情報を、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する機能とを有している。
図12は、環境状況申告画面の構成例である。ここでは、一般的なダイアログボックス画面に、利用者に対する滞在区画の環境状況の申告を促す催促メッセージ「現在滞在している区画の環境状況を選択して下さい」と、利用者が環境状況を選択するための環境状況選択ボタンと、環境状況を申告するためのOKボタンと、申告を中止するためのキャンセルボタンとが設けられている。
また、情報収集装置20の申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で受信した滞在区画申告情報の通知に応じて、記憶部22から読み出した環境状況申告画面を、通信I/F部21から通信回線30を介して当該利用者端末10へ送信する機能と、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で受信した環境状況申告情報の通知に応じて、滞在端末記憶部23の滞在端末情報から当該環境状況申告情報に含まれる端末IDの滞在区画を取得し、環境状況記憶部24の環境状況情報のうち環境状況申告情報に含まれる環境状況を当該滞在区画の環境状況として登録する機能とを有している。
本実施の形態にかかる区画情報収集システム1、利用者端末10、および情報収集装置20の構成のうち、上記構成以外については、前述した第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図13を参照して、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1の動作について説明する。図13は、第2の実施の形態にかかる区画情報収集システムの情報収集動作を示すシーケンス図である。ここでは、区画Aに滞在していた利用者が自己の利用者端末10(A1)を持って区画Cへ移動した場合を例として説明する。
まず、利用者は移動を開始する際、区画Aにおいて、例えば自己の利用者端末10から接続ケーブルを取り外すことにより、通信回線30との接続を切断し(ステップ100)、利用者は利用者端末10を持って区画Cに移動する。
次に、利用者は、区画Cにおいて、例えば自己の利用者端末10に接続ケーブルを取り付けることにより、通信回線30と接続する(ステップ101)。
これに応じて、利用者端末10の接続検知部15は、通信回線30との接続を検知し(ステップ102)、移動確認部16は、接続検知部15による検知に応じて、前述した図2の移動確認画面を画面表示部13で画面表示する(ステップ103)。
この移動確認画面において、利用者が操作ボタン「はい」を押下して移動ありを入力した場合(ステップ104)、移動確認部16は、記憶部14の端末IDを含む移動ありを、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する(ステップ105)。
情報収集装置20の申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で移動ありの通知を受信した場合、前述した図3の滞在区画申告画面を通信I/F部21から通信回線30を介して当該利用者端末10へ送信する(ステップ110)。
利用者端末10の情報申告部17は、情報収集装置20から通信回線30を介して通信I/F部11で滞在区画申告画面を受信した場合、当該滞在区画申告画面を画面表示部13で画面表示する(ステップ111)。
この後、情報申告部17は、滞在区画申告画面における利用者の滞在区画申告操作に応じて、申告された滞在区画と当該利用者端末10の端末IDとを含む滞在区画申告情報を、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する(ステップ112)。
情報収集装置20の申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で滞在区画申告情報の通知を受信した場合、滞在端末記憶部23の滞在端末情報のうち、当該滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する(ステップ113)。
続いて、申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で滞在区画申告情報の通知を受信した場合、前述した図12の環境状況申告画面を通信I/F部21から通信回線30を介して当該利用者端末10へ送信する(ステップ200)。
利用者端末10の情報申告部17は、情報収集装置20から通信回線30を介して通信I/F部11で環境状況申告画面を受信した場合、当該環境状況申告画面を画面表示部13で画面表示する(ステップ201)。
この後、情報申告部17は、環境状況申告画面における利用者の環境状況申告操作に応じて、申告された環境状況と当該利用者端末10の端末IDとを含む環境状況申告情報を、通信I/F部11から通信回線30を介して情報収集装置20へ通知する(ステップ202)。
情報収集装置20の申告処理部25は、利用者端末10から通信回線30を介して通信I/F部21で環境状況申告情報の通知を受信した場合、滞在端末記憶部23の滞在端末情報から当該環境状況申告情報に含まれる端末IDの滞在区画を取得し、環境状況記憶部24の環境状況情報のうち、環境状況申告情報に含まれる環境状況を当該滞在区画の環境状況として登録する(ステップ203)。
この後、情報収集装置20の状況集計部26は、定期的に、滞在区画申告情報の更新に応じて、あるいは室内環境制御システム5からの情報提供要求に応じて、滞在端末記憶部23の滞在端末情報について、区画ごとに登録されている端末IDの数、すなわち各区画に滞在している利用者端末数を、当該区画に滞在している利用者人数として集計する(ステップ120)。この際、状況集計部26は、環境状況記憶部24の環境状況情報について、区画ごとに各環境状況の申告件数を集計する(ステップ120)。
また、情報収集装置20の集計結果提供部27は、定期的に、滞在区画申告情報の更新に応じて、あるいは室内環境制御システム5からの情報提供要求に応じて、状況集計部26で得られた集計結果、すなわち各区画に滞在している利用者人数を、通信I/F部21から通信回線30を介して室内環境制御システム5へ提供する(ステップ121)。この際、集計結果提供部27は、状況集計部26で得られた集計結果、すなわち各区画における環境状況ごとの申告件数を、通信I/F部21から通信回線30を介して室内環境制御システム5へ提供する(ステップ121)。
室内環境制御システム5は、情報収集装置20から提供された集計結果、すなわち各区画に滞在している利用者人数、および各区画における環境状況ごとの申告件数に基づいて、各区画における空調制御や照明制御などの室内環境制御を実行する(ステップ122)。
図14は、環境状況(移動後)の申告例である。図15は、環境状況情報(移動後)の集計例である。
図14の申告例は、前述した図10の申告例において、端末A1が区画Aから区画Cへ移動した後の申告例を示しており、端末A1の申告環境状況が区画Aでの「快適」から区画Cでの「暑い」に変化している。
図15は、図14の申告を区画ごとに集計したものであり、区画Aではすべての環境状況の申告数がゼロとなり、区画Cでは「暑い」が2つ、「快適」が1つ申告されている。
したがって、例えば空調制御の場合には、区画Cにおいて、移動前は「暑い」と「快適」が1:1の割合であったものが、移動後は2:1の割合に変化していることから、冷房時には区画Cにおける吹出風量を強めに変更でき、快適な室内環境を維持することができる。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、利用者端末10において、情報申告部17により、滞在区画の申告が行われた後、当該滞在区画の環境状況を申告させる要求を利用者に提示し、利用者から申告された当該滞在区画の環境状況と利用者端末の端末IDとを含む環境状況申告情報を情報収集装置20へ通知し、情報収集装置20において、環境状況記憶部24により、区画ごとに環境状況が登録された環境状況情報を記憶しておき、申告処理部25により、利用者端末10からの環境状況申告情報の通知に応じて、環境状況情報のうち環境状況申告情報に含まれる環境状況を滞在区画の環境状況として登録するようにしたものである。
これにより、利用者の移動に加え、利用者が感じた滞在区画の環境状況を、各区画から収集することができる。したがって、本実施の形態にかかる区画情報収集システム1で区画ごとに収集された環境状況を、室内環境制御システム5において利用することにより、空調制御や照明制御などの室内環境制御において、区画ごとに利用者が満足する環境制御を実現することが可能となる。
なお、適宜画面の送受信や画面の表示を実行するように構成したが、これらは利用者による申告を促すためのものであり、その目的を達成するものであれば、本実施の形態に示されたものには限られない。例えば、画面の送受信は行なわずに、予めPCに申告を行なうためのソフトを実装して利用者の意思で起動してもよい。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1…区画情報収集システム、10…利用者端末、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、15…接続検知部、16…移動確認部、17…情報申告部、20…情報収集装置、21…通信I/F部、22…記憶部、23…滞在端末記憶部、24…環境状況記憶部、25…申告処理部、26…状況集計部、27…集計結果提供部、30…通信回線、5…室内環境制御システム。

Claims (4)

  1. 利用者がそれぞれ使用する複数の利用者端末と、通信回線を介して前記利用者端末とデータ通信可能に接続された情報収集装置とを備え、前記利用者端末から通知された各種申告情報に基づいて、前記情報収集装置が前記利用者の利用する区画ごとに当該区画に関する情報を収集する区画情報収集システムであって、
    前記利用者端末は、
    通信回線に対して接続されたことを検知する接続検知部と、
    前記滞在区画の通知接続検知部により前記接続が検知されたときに、前記利用者が当該接続の検知時点に滞在している滞在区画を申告させる要求を前記利用者に提示し、前記利用者から申告された滞在区画と前記利用者端末の端末IDとを含む滞在区画申告情報を前記情報収集装置へ通知する情報申告部とを備え、
    前記情報収集装置は、
    前記利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する前記利用者端末の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶する滞在端末記憶部と、
    前記利用者端末からの滞在区画申告情報の通知に応じて、前記滞在端末情報のうち前記滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する申告処理部とを備える
    ことを特徴とする区画情報収集システム。
  2. 請求項1に記載の区画情報収集システムにおいて、
    前記情報申告部は、前記滞在区画の申告が行われた後、当該滞在区画の環境状況を申告させる要求を前記利用者に提示し、前記利用者から申告された当該滞在区画の環境状況と前記利用者端末の端末IDとを含む環境状況申告情報を前記情報収集装置へ通知し、
    前記情報収集装置は、前記区画ごとに、当該区画における環境状況が登録された環境状況情報を記憶する環境状況記憶部をさらに有し、
    前記申告処理部は、前記利用者端末からの環境状況申告情報の通知に応じて、前記滞在端末情報から前記環境状況申告情報に含まれる端末IDの滞在区画を取得し、前記環境状況情報のうち前記環境状況申告情報に含まれる環境状況を前記滞在区画の環境状況として登録する
    ことを特徴とする区画情報収集システム。
  3. 利用者がそれぞれ使用する複数の利用者端末と、通信回線を介して前記利用者端末とデータ通信可能に接続された情報収集装置とを備え、前記利用者端末から通知された各種申告情報に基づいて、前記情報収集装置が前記利用者の利用する区画ごとに当該区画に関する情報を収集する区画情報収集システムで用いられる区画情報収集方法であって、
    前記利用者端末の接続検知部が、通信回線に対して接続されたことを検知する接続検知ステップと、
    前記利用者端末の情報申告部が、前記接続検知ステップにより前記接続が検知されたときに、前記利用者が当該接続の検知時点に滞在している滞在区画を申告させる要求を前記利用者に提示し、前記利用者から申告された滞在区画と前記利用者端末の端末IDとを含む滞在区画申告情報を前記情報収集装置へ通知する情報申告ステップと、
    前記情報収集装置の滞在端末記憶部が、前記利用者が利用する区画ごとに、当該区画に滞在する前記利用者端末の端末IDが登録された滞在端末情報を記憶する滞在端末記憶ステップと、
    前記情報収集装置の申告処理部が、前記利用者端末からの滞在区画申告情報の通知に応じて、前記滞在端末情報のうち前記滞在区画申告情報に含まれる端末IDを元の滞在区画から新たな滞在区画へ変更登録する申告処理ステップと
    を備えることを特徴とする区画情報収集方法。
  4. 請求項3に記載の区画情報収集方法において、
    前記情報申告ステップは、前記滞在区画の申告が行われた後、当該滞在区画の環境状況を申告させる要求を前記利用者に提示し、前記利用者から申告された当該滞在区画の環境状況と前記利用者端末の端末IDとを含む環境状況申告情報を前記情報収集装置へ通知するステップを含み、
    前記情報収集装置の環境状況記憶部が、前記区画ごとに、当該区画における環境状況が登録された環境状況情報を記憶する環境状況記憶ステップをさらに有し、
    前記申告処理ステップは、前記利用者端末からの環境状況申告情報の通知に応じて、前記滞在端末情報から前記環境状況申告情報に含まれる端末IDの滞在区画を取得し、前記環境状況情報のうち前記環境状況申告情報に含まれる環境状況を前記滞在区画の環境状況として登録するステップを含む
    ことを特徴とする区画情報収集方法。
JP2010211836A 2010-09-22 2010-09-22 区画情報収集システムおよび方法 Active JP5520176B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010211836A JP5520176B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 区画情報収集システムおよび方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010211836A JP5520176B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 区画情報収集システムおよび方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012067952A JP2012067952A (ja) 2012-04-05
JP5520176B2 true JP5520176B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=46165430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010211836A Active JP5520176B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 区画情報収集システムおよび方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5520176B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6785593B2 (ja) * 2016-07-27 2020-11-18 大成建設株式会社 空調管理システム
JP7039510B2 (ja) * 2018-09-03 2022-03-22 株式会社東芝 端末装置、プログラム及び空調システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003254593A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Yamatake Corp 室内環境申告システム及びその申告方法
JP2007094548A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Softbank Telecom Corp アクセス制御システム
JP5038758B2 (ja) * 2007-03-27 2012-10-03 パナソニック株式会社 空調制御システム
JP2008281239A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Idec Corp 屋内環境制御システム
JP2009239625A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ltd ユーザ現在地検索装置、ユーザ現在地検索システム、ユーザ現在地検索方法、およびコンピュータプログラム
EP2404486B1 (en) * 2009-03-03 2014-07-23 Koninklijke Philips N.V. Method for a personal mobile device communication of service orders

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012067952A (ja) 2012-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10969131B2 (en) Sensor with halo light system
JP5649696B1 (ja) エネルギーマネジメントシステム、端末装置、端末装置の制御方法、及び、プログラム
US20190310598A1 (en) Multi-function thermostat with health monitoring features
CN108475175B (zh) 具有礼宾特征的多功能恒温器
US11277893B2 (en) Thermostat with area light system and occupancy sensor
JP5436692B2 (ja) 空調制御装置、空調制御方法及びプログラム
JP5834252B2 (ja) エネルギー管理装置、プログラム
JP2013089208A (ja) 空調システム及び空調制御プログラム
JP5174860B2 (ja) 環境設備制御システム
US20170068926A1 (en) Method and apparatus for managing guest room
WO2016001974A1 (ja) 空調システム
JP5898765B2 (ja) 省電力制御システム、機器制御装置、および、省電力制御方法
JP2017187195A (ja) 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法、およびプログラム
JP6615382B2 (ja) 制御装置及び制御システム
JP2005077066A (ja) 空調管理装置、空調管理プログラム、および空調管理システム
JP5520176B2 (ja) 区画情報収集システムおよび方法
WO2015136679A1 (ja) 空気調和システム及び中央管理装置
US20230392813A1 (en) Building equipment and environmental control system for a healthcare facility
JP2009250583A (ja) 設備制御システム
JP2014085089A (ja) 空調制御システム及びプログラム
JP5038759B2 (ja) 空調制御システム
KR20200084268A (ko) 홈 네트워크에서 사용자의 활동 상태를 추정하는 사용자 단말 및 그 제어 방법
JP2011075248A (ja) 環境制御システム
JP2010096430A (ja) 温熱環境提供装置、方法及びプログラム
JP2004206364A (ja) ビル内のオフィス環境と災害の管理システム、管理サーバ、管理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5520176

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150