JP2016191232A - 外壁部材の支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴縁を用いることなく水切り材を介して支持具を建物躯体に取付ける場合において、当該支持具が建物躯体に対して傾いた状態で取り付けられることを防止することができる支持具を提供すること。【解決手段】スタータ金具1を構成する縦片を平板部22と凹溝部24とから構成し、横片を基部42と折曲部44とから構成する。最下段の外壁部材70の施工に際しては、スタータ固定ネジ94を用いて水切り材80の上からスタータ金具1を土台50に取り付け固定した上で、外壁部材70を基部42に載置することにより行う。このとき、水切り材80を土台50に固定するネジ92の頭部92aが凹溝部24に収容されるため、スタータ金具1が傾いた状態で土台50に取り付けられることを防止できる。【選択図】図5

Description

本発明は、外壁部材を支持するための外壁部材の支持具に関する。
特許文献1には、縦片と、当該縦片の一端に当該縦片に対して垂直方向に突出するよう設けられた横片と、を備える外壁部材の支持具が記載されている。当該支持具は、水切り材を介して建物躯体に取り付けられた胴縁に、縦片が取り付け固定された状態で、横片に外壁部材の下端を載置するように構成されている。
当該支持具では、縦片および横片の先端部を外壁部材が載置される側となる内側へ折り返して折り返し部を構成し、当該折り返し部に外壁部材を当接させて支持する構成である。このため、外壁部材と縦片および横片との間に隙間が形成されて、外壁部材と支持具との間に侵入した雨水や結露水を効率よく排出することができる。
特開2009−270362号公報
ところで、近年、省資源、低価格の観点から胴縁を省略する工法が採用される場合がある。この場合、支持具は、水切り材を介して直接建物躯体に取り付け固定される。しかし、上述した支持具では、縦片が平板状であるため、水切り材を建物躯体に取り付け固定する釘やネジなどの頭部等から構成される突出部に縦片が乗り上げ、支持具が建物躯体に対して傾いた状態で取り付けられる場合がある。
また、上述した支持具では、縦片の先端部が折り返されているため、縦片の先端位置を作業者が目視により確認することが困難となる。このため、建物躯体に記した支持具取り付け用の基準線(墨出し線)に当該縦片を合わせ難く、支持具を建物躯体の所定の位置に精度よく取り付けることが困難となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、胴縁を用いることなく水切り材を介して支持具を建物躯体に取付ける場合において、当該支持具が建物躯体に対して傾いた状態で取り付けられることを防止できる支持具を提供することを目的の一つとする。
本発明の支持具は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る支持具の好ましい形態によれば、建物躯体に取り付け固定される水切り材を、建物躯体との間で挟んだ状態で当該建物躯体に取り付けられると共に、外壁部材を支持可能に構成された外壁部材の支持具が構成される。当該支持具は、建物躯体に取り付け固定されるように構成された取付固定部と、当該取付固定部に接続されると共に当該取付固定部と交差する方向に延出するように構成された延出部と、を備えている。取付固定部は、平板部と、回避部と、を有している。平板部は、建物躯体に直接的または間接的に当接するように構成されている。回避部は、水切り材の平板部に対向する面に突出状に設けられた突出部を回避するように構成されている。そして、延出部は、貫通穴を有すると共に建物躯体に対して所定距離離した状態で外壁部材を支持するように構成されている。
本発明における「建物躯体」には、基礎の上に水平に固定された角材(土台)の他、間柱を含む柱や、床を支える床梁を包含する。また、本発明における「交差する方向」とは、典型的には、取付固定部に対して直交する方向がこれに該当する。さらに、本発明における「突出部」とは、典型的には、水切り材を建物躯体に締結するためのネジや釘などの締結部材の頭部が該当するが、水切り材の材端に設けた折り返し部分を包含する。また、本発明における「建物躯体に取り付けられる」態様としては、平板部が水切り材を介して建物躯体に間接的に当接する態様を包含する。
本発明によれば、取付固定部に回避部を有する構成であるため、水切り材を建物躯体に締結するためのネジや釘などの締結部材の頭部や、水切り材の材端に設けた折り返し部分などによる支持具の不陸を良好に防止することができる。
また、延出部が建物躯体に対して所定距離離れた位置で外壁部材を支持するように構成されているため、外壁部材と建物躯体との間に所定の隙間を確保することができ、従来のように取付固定部や延出部に折り返し部を設けなくても、外壁部材と建物躯体との間の通気性および排水性を確保することができる。
さらに、取付固定部に折り返し部を設けなくて良いため、取付固定部の端部のうち延出部が接続された側とは反対側の端部を、水平面を有する断面が角形の端部とすることができる。これにより、作業者による取付固定部の端部の確認が容易となり、支持具を取り付けるために建物躯体に記した基準線(墨出し線)に沿って支持具を正確に位置合わせすることができる。この結果、施工性を向上させることができる。
本発明に係る支持具の更なる形態によれば、回避部は、平板部から延出部の延出方向に向かって凹み状に形成された凹部として構成されている。
本形態によれば、回避部として平板部に穴を設ける構成に比べて支持具の強度低下を防止することができる。
本発明に係る支持具の更なる形態によれば、凹部は、支持具の長手方向全域に亘って連続するように構成されている。
本形態によれば、凹部によって支持具の曲げ剛性を向上することができる。
本発明に係る支持具の更なる形態によれば、凹部は、外壁部材の一部に当接するように構成されていると共に、外壁部材と建物躯体との間に構成された領域を貫通穴を介して外気に連通させる連通穴を有するように構成されている。
本形態によれば、外壁部材と建物躯体との間の通気性および排水性を低下することなく、外壁部材を安定して支持することができる。
本発明に係る支持具の更なる形態によれば、平板部は、延出部が接続される第1平板部と、回避部を挟んで第1平板部とは反対側に配置された第2平板部と、を備えている。
本形態によれば、回避部を挟んだ二つの平板部によって支持具が建物躯体に取り付けられる構成であるため、支持具の建物躯体への取り付けをより安定して行うことができる。
本発明に係る支持具の更なる形態によれば、支持具は、締結部材によって建物躯体に取り付け固定されるように構成されている。また、平板部は、締結部材が挿通される複数の挿通穴を有している。そして、複数の挿通穴の少なくとも二つは、取付固定部の長手方向に対して直交する方向に長い長穴に構成されている。
本形態によれば、長穴を用いて支持具を建物躯体に仮固定した状態で、支持具を墨出し線に沿うよう位置調整を行うことができるため、施工性をより一層向上することができる。
本発明によれば、胴縁を用いることなく水切り材を介して支持具を建物躯体に取付ける場合において、当該支持具が建物躯体に対して傾いた状態で取り付けられることを防止することができる支持具を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るスタータ金具1の構成の概略を示す正面図である。 スタータ金具1を図1の矢印A方向から見た側面図である。 図2のB−B断面を示す断面図である。 スタータ金具1を用いた外壁部材70の施工の様子を示す斜視断面図である。 スタータ金具1を用いた外壁部材70の施工の様子を示す側面断面図である。 スタータ金具1を用いた外壁部材70の別の施工の様子を示す側面断面図である。 変形例のスタータ金具100の側面図である。 変形例のスタータ金具200の側面図である。 変形例のスタータ金具300の側面図である。 変形例のスタータ金具400の側面図である。 変形例のスタータ金具500の側面図である。 変形例のスタータ金具600の側面図である。 変形例のスタータ金具700の側面図である。 変形例のスタータ金具800の側面図である。 変形例のスタータ金具900の側面図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係る「支持具」としてのスタータ金具1は、図1および図2に示すように、鋼板などの長尺状の金属板を折曲加工することにより、土台50に取り付けられた際に、図1のA方向から見て側面視略逆L字形に構成されている。スタータ金具1は、土台50に取付け固定される縦片2と、当該縦片2に対して略直交する方向に延出する横片4と、を備えている。
土台50は、「建物躯体」の一例である。また、縦片2は、「取付固定部」の一例であり、横片4は、「延出部」の一例である。
なお、本実施の形態では、便宜上、図2の紙面上方向又は上方向側を、「上方」ないし「上側」として規定し、図2の紙面下方向又は下方向側を、「下方」ないし「下側」として規定する。また、図2の紙面左方向又は左方向側を、「左方」ないし「左側」として規定し、図2の紙面右方向又は右方向側を、「右方」ないし「右側」として規定する
縦片2は、図2に示すように、土台50に直接的ないし間接的に当接する平板部22と、当該平板部22に対して凹み状に形成された凹溝部24と、を備えている。即ち、平板部22は、凹溝部24を挟んで上側に配置された上側平板部22aと、下側平板部22bと、を有している。
平板部22は、「平板部」の一例であり、凹溝部24は、「回避部」の一例である。また、上側平板部22aは、「第2平板部」の一例であり、下側平板部22bは、「第1平板部」の一例である。
上側平板部22aには、図1に示すように、長手方向に沿って複数の貫通穴12,13が形成されている。貫通孔12は、円形の穴である。貫通穴13は、上下方向に長い長穴として構成されており、上側平板部22aの長手方向のうち両端部および中央部の三箇所に設けられている。貫通穴12,13は、「挿通穴」の一例である。
凹溝部24は、図2に示すように、横片4の延出方向(図2の左側)と同方向に突出するように構成されており、図2において略長方形状に構成されている。なお、凹溝部24は、図1に示すように、スタータ金具1の長手方向の全域に亘って連続して設けられている。これにより、スタータ金具1自体の曲げ剛性を向上することができる。
さらに、凹溝部24の大きさ、即ち、図2における上下方向及び左右方向の幅は、水切り材80を土台50に取り付ける際に想定されるネジ92の頭部92aを包囲するのに十分な大きさに設定されている。
横片4は、図2に示すように、基部42と、折曲部44と、から構成されている。基部42は、下側平板部22bの下端から連続して設けられ、下側平板部22bとのなす角が略直角となるように構成されている。また、基部42には、図3に示すように、スタータ金具1の長手方向に沿って複数の通気穴40が形成されている。
なお、基部42の延出方向の長さは、本実施形態では、基部42に後述する外壁部材70を支持した状態において、外壁部材70が凹溝部24に当接しない程度の長さに設定されている。
折曲部44は、基部42の端部を上方に折り曲げることにより構成されている。折曲部44は、基部42とのなす角が鈍角となるように構成されている。
次に、こうして構成されたスタータ金具1を用いた外壁部材70の施工について説明する。なお、本実施形態では、外壁部材70の長手方向が水平方向となるように外壁部材70を取り付ける横張り工法による施工の場合を説明する。
まず、図4および図5に示すように、コンクリートで形成された基礎60の上端にアンカーボルト等(図示せず)によって取り付け固定された土台50の屋外側(図4および図5の左側)の面に、水切り材80をネジ92を用いて取り付け固定する。水切り材80は、当該水切り材80を土台50に水平に取り付けるために当該土台50の屋外側の面に記した基準線(墨出し線)に合わせて取り付けられる。
次に、土台50および当該土台50に立設された図示しない柱材に対して屋外側(図4および図5の左側)から防水紙82をステープル等で貼り付ける。なお、この際、防水紙82は張った状態となるよう貼り付けることが望ましく、また、防水紙82と水切り材80とを両面防水テープ等を用いて接着しておくことが望ましい。
続いて、スタータ金具1の上側平板部22aに設けた貫通穴13にスタータ固定ネジ94を挿通し、スタータ金具1の平板部22と土台50との間に防水紙82および水切り材80を挟んだ状態で、当該スタータ固定ネジ94をねじ込むことによりスタータ金具1を土台50に仮固定する。スタータ固定ネジ94は、「締結部材」の一例である。
そして、スタータ金具1の上端部、即ち、上側平板部22aの上端が、スタータ金具1を土台50に水平に取り付けるために防水紙82の屋外側の面に記した基準線(墨出し線)に合うようにスタータ金具1を上下移動させながら位置合わせして水平になった時点でスタータ固定ネジ94の本締めを行う。さらに貫通穴12にもスタータ固定ネジ94を挿通してスタータ金具1の土台50への取り付け固定を完了する。
ここで、スタータ金具1の縦片2の上端、即ち、上側平板部22aの上側の部材端のままの上端が、水平面を有する直角な断面となっているため、上側平板部22aの上端を目視により確認し易い。このため、作業者は、上述した基準線(墨出し線)にスタータ金具1を位置合わせし易く、スタータ金具1を土台50に対して精度よく水平に取り付けることができる。
また、貫通孔13が長穴として構成されており、上下方向の位置調整が容易であるため、スタータ金具1の基準線(墨出し線)に対する位置合わせを調整し易いものとなっている。
さらに、水切り材80の屋外側(図4および図5の左側)の面から突出したネジ92の頭部92aは、スタータ金具1の縦片2の凹溝部24内に収容されるため、スタータ金具1が傾いた状態で土台50に取り付けられることを良好に防止することができる。ネジ92の頭部92aは、「突出部」の一例である。
また、上側平板部22aおよび下側平板部22bの両方が直接的あるいは水切り材80を介して間接的に土台50に当接する構成であるため、スタータ金具1の土台50への取り付けがより安定する。
そして、こうして土台50に取り付け固定されたスタータ金具1の横片4の基部42に外壁部材70を載置することにより、最下段の外壁部材70の下端の施工が完了する。なお、外壁部材70の下端面には、長手方向(水平方向)に沿う切欠き溝70aが形成されており、外壁部材70を基部42に載置する際に、スタータ金具1の横片4の折曲部44が、切欠き溝70aに挿入されて嵌め合わされることにより施工される。
このように施工された外壁部材70と土台50との間には、図5に示すように、所定の隙間Lが確保されているため、外壁部材70の屋内側(図5の右側)に侵入した雨水や、外壁部材70の屋内側に生じた結露水などを、基部42の通気穴40を介して良好に排出することができると共に、通気性を確保することができる。
本実施の形態では、水切り材80を土台50に取り付け固定するためのネジ92の頭部92aが凹溝部24内に収容される構成としたが、これに限らない。例えば、図6の変形例に例示するように、水切り材80が上端部に折返部80aを有する構成の場合には、当該折返部80aが凹溝部24内に収容される構成としても良い。なお、このような構成の水切り材80を用いる場合には、水切り材80の土台50への取り付けを両面テープなどを用いて行う場合もある。折返部80aは、「突出部」の一例である。
本実施の形態および上述した変形例では、スタータ金具1に外壁部材70を支持した状態において、外壁部材70の内壁面が凹溝部24に当接しない構成としたが、スタータ金具1に外壁部材70を支持した状態において、外壁部材70の内壁面が凹溝部124に当接する構成としても良い。
この場合、図7の変形例のスタータ金具100に例示するように、凹溝部124を構成する底壁部124aに外壁部材70の内壁面を当接させる構成とすると共に、外壁部材70と土台50との間に構成される空間を通気穴40を介して外気と連通させるための連通穴125,125を凹溝部124を構成する突出壁部124b,124bに形成する構成とする。
当該構成によれば、本実施形態が奏する効果と同様の効果に加えて、外壁部材70をより安定して支持することができるという効果を奏することができる。
本実施の形態では、凹溝部24を図2において略長方形状としたが、これに限らない。例えば、図2に対応する図8の変形例のスタータ金具200に例示するように、凹溝部224を図8において略円形状としても良い。また、図2に対応する図9の変形例のスタータ金具300に例示するように、凹溝部324を図9において略三角形状としても良い。あるいは、図2に対応する図10の変形例のスタータ金具400に例示するように、凹溝部424を図10において水平面を有する略三角形状としても良いし、図2に対応する図11の変形例のスタータ金具500に例示するように、凹溝部524を図11において略台形状としても良い。さらには、図2に対応する図14の変形例のスタータ金具800に例示するように、凹溝部824を図14において略台形状とすれば、防水紙82の屋外側を伝わい流れる侵入水がスタータ金具800の凹溝部824の上部に溜まることなく連通穴125および貫通穴40を通り水切り材80から屋外に排出することができる。同様に図2に対応する図15の変形例のスタータ金具900においても、凹溝部924を略平行四辺形とすれば防水紙82の屋外側を伝わい流れる侵入水がスタータ金具900の凹溝部924の上部に溜まることなく連通穴125および貫通穴40を通り水切り材80から屋外に排出することができる。
本実施の形態および上述した各変形例では、スタータ金具1の上側平板部22aに貫通穴12,13を設ける構成としたが、図12の変形例のスタータ金具600に例示するように、貫通穴612,613は、下側平板部22bに設ける構成としても良い。
本実施の形態および上述した各変形例では、横張り工法による施工に適用する構成としたが、外壁部材70の長手方向が鉛直方向となるように外壁部材70を取り付ける縦張り工法による施工に適用しても良い。
この場合、横片4には、折曲部44に変えて図13に示す折曲部744を設ける構成とすれば良い。折曲部744は、基部42の左側端部を下方に折り曲げることにより構成される。
本実施の形態および上述した各変形例では、縦片2に凹溝部24,124,224,324,424,524,824,924を設けてネジ92の頭部92aや水切り材80の折返部80aを収容する構成としたが、これに限らない。例えば、凹溝部24,124,224,324,424,524,824,924に変えてネジ92の頭部92aや水切り材80の折返部80aを収容する貫通穴を縦片2に設ける構成としても良い。
本実施の形態および上述した各変形例では、凹溝部24,124,224,324,424,524,824,924をスタータ金具1,100,200,300,400,500,600,700,800,900の長手方向に連続して構成したが、これに限らない。例えば、ネジ92の頭部92aや水切り材80の折返部80aに対応する箇所のみに凹溝部24,124,224,324,424,524,824,924を設ける構成としても良い。
本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
1,100,200,300,400,500,600,700,800,900 スタータ金具(支持具)
2 縦片(取付固定部)
4 横片(延出部)
12,612 貫通穴(挿通穴)
13,613 貫通穴(挿通穴、長穴)
22 平板部(平板部)
22a 上側平板部(第2平板部)
22b 下側平板部(第1平板部)
24,124,224,324,424,524,824,924 凹溝部(回避部、凹部)
40 通気穴(貫通穴)
42 基部
44,744 折曲部
50 土台(建物躯体)
60 基礎
70 外壁部材(外壁部材)
70a 切欠き溝
80 水切り材(水切り材)
80a 折返部(突出部)
82 防水紙
92 ネジ
92a 頭部
94 スタータ固定ネジ(締結部材)
124a 底壁部
124b 突出壁部
125 連通穴(連通穴)











Claims (6)

  1. 建物躯体に取り付け固定される水切り材を、前記建物躯体との間で挟んだ状態で該建物躯体に取り付けられると共に、外壁部材を支持可能に構成された外壁部材の支持具であって、
    前記建物躯体に取り付け固定されるよう構成された取付固定部と、
    該取付固定部に接続されると共に該取付固定部と交差する方向に延出するよう構成された延出部と、
    を備え、
    前記取付固定部は、前記建物躯体に直接的または間接的に当接するよう構成された平板部と、前記水切り材の前記平板部に対向する面に突出状に設けられた突出部を回避するよう構成された回避部と、を有しており、
    前記延出部は、貫通穴を有すると共に前記建物躯体に対して所定距離離れた位置に前記外壁部材を支持するよう構成されている
    外壁部材の支持具。
  2. 前記回避部は、前記平板部から前記延出部の延出方向に向かって凹み状に形成された凹部として構成されている請求項1に記載の外壁部材の支持具。
  3. 前記凹部は、前記支持具の長手方向全域に亘って連続するよう構成されている請求項2に記載の外壁部材の支持具。
  4. 前記凹部は、前記外壁部材の一部に当接するよう構成されていると共に、前記外壁部材と前記建物躯体との間に構成された領域を前記貫通穴を介して外気に連通させる連通穴を有するよう構成されている
    請求項2または3に記載の外壁部材の支持具。
  5. 前記平板部は、前記延出部が接続される第1平板部と、前記回避部を挟んで該第1平板部とは反対側に配置された第2平板部と、を備える
    請求項1ないし4いずれか1項に記載の外壁部材の支持具。
  6. 前記支持具は、締結部材によって前記建物躯体に取り付け固定されるよう構成されており、
    前記平板部は、前記締結部材が挿通される複数の挿通穴を有しており、
    該複数の挿通穴の少なくとも二つは、前記取付固定部の長手方向に対して直交する方向に長い長穴に構成されている
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の外壁部材の支持具。
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