JP2014190062A - 断熱パネルの施工構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱壁の施工時の手間を軽減する断熱パネルの施工構造を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート製の下地壁60の表面側に配置される断熱パネル10と、断熱パネル10を支持する支持具50とを備える。断熱パネル10は、矩形板状の樹脂発泡板からなる断熱材20と、窯業系の矩形板材からなる外装材30とを備える。断熱材20はその表面に通気溝24を備える。通気溝24は断熱材20の縦方向と略平行に長く形成される。外装材30は断熱材20の表面に接着して設けられる。支持具50には通気孔57が設けられる。下地壁60には横胴縁61が設けられる。横胴縁61には前記支持具50が取り付けられる。断熱パネル10は横胴縁61及び支持具50の上方に配置される。断熱材20の下面は横胴縁61の上面に接触又は近接される。外装材30の下端面は支持具50に載置される。通気溝24と通気孔57とが連通している。
【選択図】図1

Description

本発明は、外断熱工法により断熱壁を形成する際などに適用される断熱パネルの施工構造に関するものである。
従来より、既設の鉄筋コンクリート製の下地壁(RC壁)に断熱材と外装材とを取り付けて外断熱壁を形成することが行われている(例えば、特許文献1参照)。この場合、壁材留具を用いて、下地壁の屋外側にボード状の断熱材を取り付けた後、この断熱材の屋外側に板状の外装材を取り付けるようにしている。
特開2009−270273号公報
しかし、上記従来例では、断熱材と外装材とを順次取り付けなければならないので、施工に手間がかかるという問題があった。また上記従来例では、断熱材と外装材との間に所定寸法の間隙を設けて通気層を形成する場合があり、このため、断熱材と外装材との位置合わせを正確に行う必要があり、これによっても施工に手間がかかるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、断熱壁の施工時の手間を軽減することができる断熱パネルの施工構造を提供することを目的とするものである。
本発明に係る断熱パネルの施工構造は、鉄筋コンクリート製の下地壁の表面側に配置される断熱パネルと、この断熱パネルを支持する支持具とを備え、前記断熱パネルは、矩形板状の樹脂発泡板からなる断熱材と、窯業系の矩形板材からなる外装材とを備え、前記断熱材はその表面に通気溝を備え、この通気溝は前記断熱材の縦方向と略平行に長く形成され、前記外装材は前記断熱材の表面に接着して設けられ、前記支持具には通気孔が設けられ、前記下地壁には横胴縁が設けられ、この横胴縁には前記支持具が取り付けられ、前記断熱パネルは前記横胴縁及び前記支持具の上方に配置され、前記断熱材の下面は前記横胴縁の上面に接触又は近接され、前記外装材の下端面は前記支持具に載置され、前記通気溝と前記通気孔とが連通していることを特徴とするものである。
本発明にあっては、前記断熱パネルの上方に別の断熱パネルが配設され、縦方向で隣接する前記断熱パネルのうち、上側の断熱パネルの下方には前記支持具とは別の支持具が設けられ、前記上側の断熱パネルは前記別の支持具で支持されていることが好ましい。
本発明は、断熱パネルを下地壁に取り付けることで、断熱材と外装材とを一度に施工するができ、また断熱パネルには通気溝が予め形成されていて、これを利用することで、通気層の形成のために施工現場で断熱材と外装材を位置合わせする必要がなく、断熱壁の施工時の手間を軽減することができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明で用いる断熱パネルの一例を示す斜視図である。 本発明で用いる断熱パネルの一例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は(a)のB−B’断面図、(d)は側面図である。 本発明で用いる取付具の一例を示す斜視図である。 本発明で用いる支持具の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の一例を示す一部の拡大した斜視図である。 本発明の実施の形態の一例を示す一部の拡大した断面図である。 本発明の実施の形態の一例を示す一部の拡大した断面図である。 本発明の実施の形態の一例を示す一部の拡大した断面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示す一部の拡大した断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
図1に示すように、本実施の形態は、断熱パネル10と取付具40と支持具50とを備えて形成される。
図2及び図3に示すように、断熱パネル10は断熱材20と外装材30とを備えて形成される。
断熱材20は樹脂発泡板で形成されている。この樹脂発泡板としてはビーズ法発泡スチロール(EPS)などを例示することができる。断熱材20は縦方向(上下方向)に長く横方向に短い矩形板状に形成されている。断熱材20の上端部は縦接続部21として形成されている。縦接続部21は断熱材20の短辺に沿って横方向の略全長にわたって形成されている。断熱材20の一方の側端部は横接続部22として形成されている。横接続部22は断熱材20の長辺に沿って縦方向の略全長にわたって形成されている。縦接続部21及び横接続部22以外の部分において、断熱材20の表面には突条部23及び通気溝24が設けられている。突条部23は断熱材20の上下方向(縦方向)と略平行に長く形成されている。突条部23は複数本設けられている。複数本の突条部23は断熱材20の横方向に所定の間隔を介して並んで設けられている。隣り合う突条部23の間の空間は通気溝24として形成されている。従って、複数本の通気溝24も断熱材20の上下方向(縦方向)と略平行に長く形成されている。突条部23は縦接続部21の表面と横接続部22の表面と通気溝24の底面よりも突出して形成されている。尚、複数本の通気溝24のうち、横接続部22に隣接する通気溝24aはその底面と横接続部22の表面とが連続して面一に形成されている。従って、横接続部22と通気溝24aの間には突条部23は設けられていない。
外装材30は窯業系材料で形成されている。窯業系材料は、例えば、セメントや骨材やパルプ繊維などを含有する水硬性材料を所定の形状に成形した後、養生硬化することにより得ることができる。外装材30は縦方向(上下方向)に長く横方向に短い矩形板状に形成されている。外装材30の縦方向の長さと断熱材20の縦方向の長さとは略同じである。また外装材30の横方向の長さと断熱材20の横方向の長さとは略同じである。外装材30の一方の側端部には実部35として受け実部31が設けられている。受け実部31は外装材30の長辺の側端部の略全長にわたって設けられている。受け実部31は外装材30の厚み方向の半分よりも裏面側に偏って設けられている。外装材30の他方の側端部には実部35として突状実部32が設けられている。突状実部32は外装材30の長辺の側端部の略全長にわたって設けられている。突状実部32は外装材30の厚み方向の半分よりも表面側に偏って設けられている。外装材30の突状実部32側の側端部には係止溝33が設けられている。係止溝33は外装材30の長辺の側端部の略全長にわたって設けられている。係止溝33は突状実部32よりも裏面側に設けられている。
断熱パネル10は断熱材20の表面側に外装材30を設けることにより形成される。外装材30の裏面は断熱材20の突条部23の表面に接着される。これにより、外装材30と断熱材20とが一体化されて断熱パネル10が形成される。外装材30と断熱材20は互いに縦方向及び横方向にずれて一体化されている。このような断熱パネル10において、外装材30の上端面と突条部23の上端面とが略同じ高さに位置している。従って、断熱材20の縦接続部21は外装材30の上端面よりも上方に突出している。断熱パネル10の下端部において、外装材30の下端部は断熱材20の下端面よりも下方に突出している。外装材30の下端部の裏面側の空間は縦接続凹部11として形成されている。また、外装材30の突状実部32側の側端部は断熱材20の一方の側端面(横接続部22と反対側の側端面)よりも外側に突出している。外装材30の突状実部32側の側端部の裏面側の空間は横接続凹部12として形成されている。外装材30の受け実部31の先端面は、通気溝24aと横接続部22との境界部分に位置している。従って、横接続部22は外装材30の受け実部31の先端面よりも外側(側方)に突出している。外装材30の受け実部31側の側端部は通気溝24aの表面側に位置している。
取付具40は金具を用いることができる。この金具は鋼板等の金属板を折り曲げ加工等することにより形成される。図4に示すように、取付具40は平板状の固定部41を備えている。固定部41には厚み方向に貫通する固定孔42が設けられている。固定部41には支持片43が設けられている。支持片43は固定部41の表面に対して略垂直に突出して形成される。支持片43の先端には第一係止片44と第二係止片45とが設けられている。第一係止片44は支持片43の縦方向の略中央部に形成される。第一係止片44は固定部41と反対側に突出するように形成される。第一係止片44は支持片43に対して略垂直に形成されている。第二係止片45は上下一対に形成されている。一方の第二係止片45は第一係止片44よりも上側に設けられている。他方の第二係止片45は第一係止片44よりも下側に設けられている。両方の第二係止片45は固定部41側に突出して設けられている。また取付具40の上端部と下端部には当接部46が設けられている。
支持具50は金具を用いることができる。この金具は鋼板等の金属板を折り曲げ加工等することにより形成される。支持具50は横方向に長く形成することができる。図5に示すように、支持具50は位置決め部51と固着部52と支持部55とを備える。位置決め部51は断面略コ字状に形成されている。位置決め部51には複数個の通気孔57が設けられている。通気孔57は位置決め部51を厚み方向で貫通するように形成されている。位置決め部51の上端に固着部52が略垂直に突出して設けられている。固着部52には複数個の固定孔54が設けられている。固定孔54は固着部52を厚み方向で貫通するように形成されている。位置決め部51の下端には支持部55が設けられている。支持部55には複数個の通気孔57が設けられている。この通気孔57は支持部55を厚み方向で貫通するように形成されている。支持部55の先端は載置部56として形成されている。載置部56は位置決め部51の前端よりも前側に位置している。載置部56は略水平に形成されている。尚、支持具50は短尺物(ピース)で形成することもできる。
上記の断熱パネル10は、既存の鉄筋コンクリート製の下地壁(RC壁)60に縦張りにより施工される。図6に断熱パネル10の側端部における取付構造を示す。断熱パネル10は既存の下地壁60の表面(屋外面)に配設される。この場合、断熱パネル10の裏面の断熱材20と下地壁60の表面とを接着剤で接着しても良い。断熱パネル10の横接続部22側の側端部は取付具40で固定される。取付具40は横接続部22の表面側に設けられる。このとき、取付具40と横接続部22の表面との間にはプレート63が設けられる。プレート63は台座として配置されるものである。プレート63は金属板等で平板に形成される。プレート63は取付具40の裏面の面積よりも大きな面積を有する。従って、取付具40を横接続部22の表面に直接配置する場合に比べて、横接続部22にかかる応力を分散することができ、横接続部22が破損しにくくなる。プレート63は横接続部22の表面から通気溝24aの底面に至るまで配置されている。このプレート63の表面に取付具40が配置される。この取付具40は通気溝24aから横接続部22の表面側に至るように配置される。取付具40の固定部41は通気溝24aの側方に位置している。取付具40の当接部46は通気溝24a内において外装材30の受け実部31側の側端部の裏面に当接される。取付具40第一係止片44は受け実部31の表面に係止される。取付具40はビス等の固定具13で下地壁60に固定される。固定具13は固定部41の固定孔42からプレート63及び横接続部22を厚み方向で貫通して下地壁60にまで打ち込まれる。断熱パネル10は複数個の取付具40で取り付けられる。複数個の取付具40は断熱パネル10の側端部に沿って縦方向に所定の間隔を介して設けられる。
下地壁60には複数枚の断熱パネル10が横方向に並べて取り付けられる。図7に示すように、横方向で隣接する断熱パネル10は横接続部22と横接続凹部12とが接続される。すなわち、横方向で隣接する断熱パネル10のうち、一方の断熱パネル10の横接続部22が他方の断熱パネル10の横接続凹部12に嵌合される。また一方の断熱パネル10の横接続部22側の断熱材20の側端面と、他方の断熱パネル10の横接続凹部12側の断熱材20の側端面とが当接される。横方向で隣接する断熱パネル10は実部35同士が接続される。すなわち、隣接する断熱パネル10のうち、一方の断熱パネル10の外装材30の突状実部32が、他方の断熱パネル10の外装材30の受け実部31の表面に配設されて接続される。また断熱パネル10の突状実部32側の側端部は取付具40に係止される。この場合、一対の第二係止片45が外装材30の係止溝33に差し込まれる。
図8に土台部分を示す。土台部分には横胴縁61が設けられている。横胴縁61は角形鋼管等を横方向(水平方向)に長く配置して形成されている。横胴縁61はアンカーボルトなどの固定具14で下地壁60の表面に固定されている。横胴縁61には土台水切り15が取り付けられている。土台水切り15はビス等の固定具16で固定されている。土台水切り15の上側には支持具50が配設されている。以下、土台部分に設けられる支持具50を第一支持具50aという。この第一支持具50aは横胴縁61の表面側(屋外側)に設けられている。第一支持具50aは固着部52が横胴縁61に固着されている。この場合、ビス等の固定具17が固定孔54から横胴縁61にまで打ち込まれている。
土台部分において、断熱パネル10は第一支持具50aにより支持されている。断熱パネル10の縦接続凹部11には横胴縁61が位置されている。断熱パネル10の外装材30の下端面は第一支持具50aの載置部56に載置されている。断熱パネル10の縦接続凹部11において、外装材30の下端部の裏面には第一支持具50aの位置決め部51の先端が当接している。断熱パネル10の縦接続凹部11において、断熱材20の下端面は横胴縁61の上面に近接あるいは荷重がかからない程度に接触している。これにより、外装材30に比べて剛性の低い断熱材20に断熱パネル10の重量がかかりにくくなる。従って、経時変化により断熱材20の変形や破損、断熱パネル10の脱落や位置ずれなどをほとんど無いようにすることができる。
下地壁60には複数枚の断熱パネル10が縦方向に並べて取り付けられる。図9に示すように、縦方向で隣接する断熱パネル10は縦接続部21と縦接続凹部11とが接続される。すなわち、縦方向で隣接する断熱パネル10のうち、下側の断熱パネル10の縦接続部21が上側の断熱パネル10の縦接続凹部11に嵌合される。また下側の断熱パネル10の縦接続部21側の断熱材20の上端面と、上側の断熱パネル10の縦接続凹部11側の断熱材20の下端面とが当接される。下側の断熱パネル10の縦接続部21の表面にはプレート63が台座として設けられている。プレート63の表面には第一支持具50aとは別の支持具50が設けられている。以下、縦方向で隣接する断熱パネル10の接続部分に設けられる支持具50を第二支持具50bという。この第二支持具50bは固着部52が下地壁60に固着されている。この場合、ビス等の固定具65が固定孔54からプレート63を貫通して下地壁60にまで打ち込まれている。上側の断熱パネル10は第二支持具50bにより支持されている。上側の断熱パネル10の外装材30の下端面は第二支持具50bの載置部56に載置されている。断熱パネル10の縦接続凹部11において、外装材30の下端部の裏面には第二支持具50bの位置決め部51の先端が当接している。断熱パネル10の縦接続凹部11において、断熱材20の下端面は下側の断熱パネル10の断熱材20の上面に近接あるいは荷重がかからない程度に接触している。これにより、外装材30に比べて剛性の低い断熱材20に断熱パネル10の重量がかかりにくくなる。従って、経時変化により断熱材20の変形や破損、断熱パネル10の脱落や位置ずれなどをほとんど無いようにすることができる。また縦方向で隣接する外装材30の下端面と上端面との間にはシーリング66が設けられている。
本実施の形態では、支持具50の通気孔57と断熱パネル10の通気溝24及び縦方向で隣接する断熱パネル10の通気溝24同士が連通して通気層が形成される。すなわち、通気層は、土台水切り15とその直上の外装材30の下端との隙間から、第一支持具50aの通気孔57と、第一支持具50aの直上の断熱パネル10の通気溝24と、この断熱パネル10の直上の第二支持具50bの通気孔57と、第二支持具50bの直上の断熱パネル10の通気溝24とが連通し、断熱壁の上端にまで達している。従って、上記断熱壁は空気が通気層を流通するので、内部結露が発生しにくくなる。
本実施の形態では、断熱パネル10を下地壁60に取り付けることで、断熱材20と外装材30とを一度に施工するができる。断熱パネル10には予め通気溝24が形成されているので、通気層の形成のために施工現場で断熱材20と外装材30を位置合わせする必要がなくなる。従って、本実施の形態では断熱パネル10の施工時の手間を軽減することができる。また本実施の形態では、取付具40が外装材30で覆われて見えにくくすることができ、断熱壁の外観の低下を低減することができる。また本実施の形態では、隣接する断熱パネル10の断熱材20の端面同士を隙間なく接触させることができ、断熱壁の断熱性の低下を少なくすることができる。また本実施の形態では、取付具40が断熱材20の表面に配置されるので、取付具40が下地壁60と直接接触することがなく、熱が取付具40を通じて下地壁60に伝導することが少なくなり、断熱壁の断熱性の低下を少なくすることができる。
本発明では、図10に示すように、横接続部12と横接続凹部22とを設けないで断熱パネル10を形成することもできる。この場合、断熱パネル10は断熱材20の側端面と外装材30の側端面とが断熱パネル10の厚み方向で略揃った位置に形成される。また取付具40は断熱パネル10の側端面に当接して設けられる。取付具40の固定部41は下地壁60に直接接触して固定されている。取付具40の第二係止片45は隣接する断熱パネル10のうちの一方の外装材30の係止溝33に差し込まれる。取付具40の第一係止片44は隣接する断熱パネル10のうちの他方の外装材30の受け実部31に係止される。その他の構成は上記実施の形態と同様にして断熱壁が形成される。
10 断熱パネル
20 断熱材
24 通気溝
30 外装材
50 支持具
57 通気孔
60 下地壁
61 横胴縁

Claims (2)

  1. 鉄筋コンクリート製の下地壁の表面側に配置される断熱パネルと、この断熱パネルを支持する支持具とを備え、前記断熱パネルは、矩形板状の樹脂発泡板からなる断熱材と、窯業系の矩形板材からなる外装材とを備え、前記断熱材はその表面に通気溝を備え、この通気溝は前記断熱材の縦方向と略平行に長く形成され、前記外装材は前記断熱材の表面に接着して設けられ、前記支持具には通気孔が設けられ、前記下地壁には横胴縁が設けられ、この横胴縁には前記支持具が取り付けられ、前記断熱パネルは前記横胴縁及び前記支持具の上方に配置され、前記断熱材の下面は前記横胴縁の上面に接触又は近接され、前記外装材の下端面は前記支持具に載置され、前記通気溝と前記通気孔とが連通して成ることを特徴とする断熱パネルの施工構造。
  2. 前記断熱パネルの上方に別の断熱パネルが配設され、縦方向で隣接する前記断熱パネルのうち、上側の断熱パネルの下方には前記支持具とは別の支持具が設けられ、前記上側の断熱パネルは前記別の支持具で支持されて成ることを特徴とする請求項1に記載の断熱パネルの施工構造。
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