JP2016187126A - 遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔監視装置と管制センターとの間の通信状態に異常が発生した場合にのみ、即時に通信状態の劣化を知ることができる遠隔監視システムの提供。【解決手段】無線通信装置は、各無線基地局5a、5b、5cのID、前記無線基地局の数、及び前記各無線基地局の電界強度の通信状態情報を格納する記憶手段を有し、遠隔監視装置2は、前記記憶手段に格納された前記通信状態情報を読出して格納する通信情報格納手段2dと、通信状態情報を通信情報格納手段2dに格納する際、前記通信状態情報と、直近の日時に通信情報格納手段2dに格納された前記通信状態情報とを比較し、前記無線基地局数の増減、あるいは電界強度が所定値以上であったものが所定値を下回る変化、または所定値以下であったものが所定値を上回る変化のいずれかを検出したとき、管制センター7に通知する通信品質監視手段2cを有している。【選択図】図1
Description
本発明は昇降機を遠隔監視する遠隔監視システムに関する。
昇降機の状態を監視する昇降機遠隔監視システムは、昇降機に設置された監視装置と、監視を行なう管制センター装置を電話回線網で接続して行っている。この電話回線は、有線のアナログ公衆回線網や、無線であるPHS網などが使用され、近年はIP
(Internet Protocol)網を通信網に使用する場合もある。
(Internet Protocol)網を通信網に使用する場合もある。
昇降機に異常が発生した場合には、その旨が監視装置から通信回線を介して管制センターへ連絡され、管制センターは異常を是正する適切な対応を営業所に指示し、該当する営業所は昇降機の復旧作業を行う作業者を派遣し、異常に対応する。
このような設備または機器の遠隔監視システムの従来技術の1つとして、特許文献1に、設備または機器のデータをPHS等の携帯形通信器により収集し、無線通信回線及び複数の基地局を介して通信し、遠隔地に設置された管制センターへ通知する設備・機器の遠隔監視装置が開示されている。
安定した通信状態を確保するためには、遠隔監視装置における携帯形通信器の設置において、携帯形通信器と基地局との通信状態を確認し、設置可否の判断をする必要がある。そこで、従来技術の遠隔監視装置では、携帯形通信器に基地局からの電界強度及びフレームエラー数が所定条件を満たしているかを表示する判定表示灯を設け、判定表示灯の表示に応じて携帯形通信器の設置可否を判断するようにしている。
しかしながら、前述した特許文献1に開示された従来技術では、携帯形通信器の設置が可能と判断され、適切に設置した場合であっても、その後の周辺環境の変化、例えば携帯形通信器の基地局の減少、携帯形通信器と基地局との電波の送受信を遮る高階床の建築物の竣工、または電波の一時的な減衰や電波の反射による影響により電波状況の悪化が発生し、監視装置と管制センターとの間で通信が正常に実施できなくなる虞があった。
このように携帯形通信器を適切に設置した後でも通信網の品質が劣化する虞があることから、特許文献2に開示された技術がある。この技術は、監視センターと無線通信回線及び複数の基地局を介して通信を行う無線通信装置を備えた遠隔監視システムにおいて、無線通信装置に通信状態を複数の項目にわたって測定、格納する記憶部を設け、監視センターは無線通信装置の記憶部より定期的に通信状態情報を読み出して格納し、この格納した測定結果に基づいて通信状態が劣化しているかどうかを判定している。
前述した特許文献2に開示された従来のビル設備遠隔監視システムでは、通信状態情報を定期的に読み出して格納し、その通信状態情報に基づいて遠隔監視装置と管制センターとの間の通信状態が劣化しているかどうかを判定するとしており、所定時間が経過しないと通信状態が劣化しているか判定することができないため、長期間通信ができない状態が続き、昇降機に異常が発生した旨が管制センターに通知できないことが懸念される。
しかし、通信状態の劣化を早期に発見するためには、通信状態情報を頻繁に読出す必要があり、遠隔監視装置と管制センターとの通信頻度が増加し、通信コストが増加する。さらに、遠隔監視装置と管制センターとの通信状態が劣化していない場合にも、定期的に通信状態情報を読出し、通信状態が劣化しているかを判定する必要があることから、無用な通信コストが発生することが懸念される。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、遠隔監視装置と管制センターとの間の通信状態に異常が発生した場合にのみ、即時に通信状態の劣化を知ることができる遠隔監視システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る遠隔監視システムは、昇降機を監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置に接続した無線通信装置と、無線通信回線及び複数の無線基地局を介して通信を行う管制センターとを備えた遠隔監視システムにおいて、前記無線通信装置は、前記各無線基地局のID、前記無線基地局の数、及び前記各無線基地局の電界強度の通信状態情報を格納する記憶手段を有し、前記遠隔監視装置は、前記記憶手段に格納された前記通信状態情報を読出して格納する通信情報格納手段と、前記通信状態情報を前記通信情報格納手段に格納する際、前記通信状態情報と、直近の日時に前記通信情報格納手段に格納された前記通信状態情報とを比較し、前記無線基地局数の増減、あるいは前記電界強度が所定値以上であったものが所定値を下回る変化、または所定値以下であったものが所定値を上回る変化のいずれかを検出したとき、前記管制センターに通知する通信品質監視手段とを有することを特徴としている。
本発明に係る遠隔監視システムによれば、遠隔監視装置と管制センターとの通信状態が劣化していることを通信コストを抑えながら即時に知ることができ、その通信状態の劣化に応じて迅速な対応を実施できるので、安定した通信環境の維持を実現することができる。
以下、本発明に係る遠隔監視システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る遠隔監視システムの一実施形態は、図1に示すように、建物に設置された昇降機1と、この昇降機1を制御する昇降機制御盤1aに接続され、昇降機1を監視する遠隔監視装置2と、この遠隔監視装置2から離れた場所に設置された管制センター7と、遠隔監視装置2に接続され、無線により電波を送受信する無線通信装置4と、管制センター7から連絡を受け、各種の作業に対応する作業者が待機する営業所8とを備えている。
本実施形態は、例えば昇降機1が設けられた建物と管制センター7から離れた場所に設置された3つの無線基地局5a、5b、5cを備えており、無線通信装置4は、遠隔監視装置2と管制センター7との間で無線通信回線、及び3つの無線基地局5a、5b、5cを介して通信をおこなっている。なお、管制センター7と無線基地局5a、5b、5cとの間の通信は公衆回線網6を介して行われる。
そして、遠隔監視装置2は、昇降機1の監視を行っており、昇降機制御盤1aから入手した監視情報から昇降機異常検出手段2bが昇降機1の異常を検出した場合には、通信手段2aに接続された無線通信装置4から3つの無線基地局5a、5b、5cのうちいずれか、及び公衆回線網6を経由して管制センター7に対し、昇降機1に異常が発生した旨を通知するようにしている。
また、無線通信装置4は各無線基地局5a、5b、5cのID、無線通信装置4が捕捉する無線基地局5a、5b、5cの数、及び各無線基地局5a、5b、5cの電界強度の情報(以下、通信状態情報)を格納する記憶部(図示せず)を有している。
他方で、通信情報格納手段2dは、予め定められた周期に従って通信手段2aに接続された無線通信装置4の記憶部に格納された通信状態情報を読出して収集するデータ収集部(図示せず)と、このデータ収集部によって収集された通信状態情報を格納して管理する情報データベース部(図示せず)とから成っている。
具体的には、通信情報格納手段2dのデータ収集部は、無線通信装置4の記憶部に格納されている通信状態情報を読出し、読出し日時を記録すると共に、読出した通信状態情報を情報データベース部に格納する。
さらに、通信品質監視手段2cは、通信情報格納手段2dに通信状態情報が格納される際、直近の日時の通信状態情報を読出して相互に比較し、無線通信装置4が捕捉する無線基地局5a、5b、5cの数が変化した場合、及び各無線基地局5a、5b、5cの電界強度が所定値以上であったものが所定値を下回る変化、または所定値以下であったものが所定値を上回る変化をしていた場合のいずれかの場合に、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態が変化していると判断し、無線通信装置4から3つの無線基地局5a、5b、5cのうちのいずれか、及び公衆回線網6を経由して管制センター7に対し、通信状態情報、及び通信状態に変化が発生した旨を通信手段2aから通知する機能を有している。
例えば、直近の日時の通信状態情報と比較して、無線通信装置4が捕捉する無線基地局5a、5b、5cの数が減少した場合、及び電界強度が所定の値以下に減少した場合には、無線通信装置4と無線基地局5a、5b、5cとの間に高階床の建物が設置された等の電波が遮られる状況が発生したと推測される。逆に、直前の日時の通信状態情報と比較して、無線通信装置4が捕捉する無線基地局5a、5b、5cの数が増加した場合、及び電界強度が所定の値以上に増加した場合には、無線通信装置4と無線基地局5a、5b、5cとの間の電波が遮られる状況が回復したと推測される。これらいずれかの場合に、通信品質監視手段2cは、管制センター7に対して、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態に変化が発生した旨を、通信状態情報を付して通知する。
一方、管制センター7は、例えば公衆回線網6に接続され、各無線基地局5a、5b、5cから各種のデータを受信するデータ受信装置7aを有している。このデータ受信装置7aは、通信品質監視手段2cから通信手段2aを経由して通知された通信状態情報を格納する記憶部(図示せず)を有している。
さらに、管制センター7は、データ受信装置7aの記憶部に格納された通信状態情報を読出し、所定の基準と比較し、電界強度が所定値以上の無線基地局の数が所定の数未満の場合に、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態が劣化していると判定する異常現場判定装置7bを有している。
本実施形態は、上述した所定の基準として、例えば電界強度の設定値を40、無線基地局の数の設定値を2とすると、異常現場判定装置7bは、データ受信装置7aの記憶部から読出した通信状態情報を参照した結果、無線基地局5aの電界強度が39、無線基地局5bの電界強度が45、無線基地局5cの電界強度が41であった場合、無線基地局5aの電界強度が40未満であるが、無線基地局5b、5cの電界強度が40以上であることから、電界強度が40以上ある無線基地局の数が2以上となり、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態は正常であると判定する。
また、異常現場判定装置7bは、データ受信装置7aの記憶部から読出した通信状態情報を参照した結果、無線基地局5aの電界強度が39、無線基地局5bの電界強度が45、無線基地局5cの電界強度が測定不能であった場合、電界強度が40以上である無線基地局の数が2未満となるため、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態が劣化していると判定し、営業所8に対して無線通信装置4の設置位置を変更する旨の是正指示を行うようにしている。なお、当該所定の基準は、一般に通信状態に十分な尤度をもった値とされ、無線通信装置4はこの基準を満たすように設置されている。
次に、本実施形態に係る遠隔監視システムの無線品質を監視する処理手順について、図2のフローチャートを用いて説明する。本説明では、遠隔監視装置2の処理手順には処理番号にSを付加し、管制センター7の処理手順には処理番号にTを付加して記載する。
手順S1において、遠隔監視装置2の通信情報格納手段2dは、無線通信装置4の記憶部に格納された通信状態情報のデータを読出す周期であるか確認する。
このとき、通信情報格納手段2dは、通信状態情報を読出す周期でない場合(手順S1でNO)には、通信状態情報のデータの読出し周期になるまで確認を繰り返す。
手順S1において、通信情報格納手段2dは、通信状態情報を読出す周期であることを確認した場合(手順S1でYES)には、手順S2において、通信状態情報のデータの読出しを実施する。
次に、手順S3において、通信情報格納手段2dは、読出し日時と通信状態情報を情報データベース部に格納する。手順S4において、通信情報格納手段2dは、読出した通信状態情報のデータが1回目の通信状態情報のデータであるかどうか判断する。
このとき、通信情報格納手段2dは、読出した通信状態情報のデータが1回目の通信状態情報のデータであると判断した場合(手順S4でYES)には、直近の日時に格納された通信状態情報のデータが通信情報格納手段2dにまだ格納されていないので、直近の日時の通信状態情報と相互に比較することができないため、再収集するため手順S1に戻る。
手順S4において、通信情報格納手段2dは、読出した通信状態情報のデータが1回目の通信状態情報のデータでないと判断した場合(手順S4でNO)には、手順S5において、通信品質監視手段2cは、読出した通信状態情報のデータと直近の日時に格納された通信状態情報のデータとを相互に比較し、無線基地局5a、5b、5cの数が変化しているかどうかを判断する。
このとき、通信品質監視手段2cは、無線基地局5a、5b、5cの数が変化したと判断した場合(手順S5でYES)には、手順S9において、管制センター7に対し、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態に変化が発生した旨を、読出した通信状態情報を付して通知し、手順S1に戻る。
手順S5において、通信品質監視手段2cは、無線基地局5a、5b、5cの数が変化していないと判断した場合(手順S5でNO)には、手順S6において、直近の日時に格納された通信状態情報のデータと所定値を比較し、各無線基地局5a、5b、5cの電界強度が所定値以上であるか判断する。
このとき、通信品質監視手段2cは、直近の日時に格納された各無線基地局5a、5b、5cの電界強度が所定値以上であると判断した場合(手順S6でYES)には、手順S7において、読出した通信状態情報のデータと所定値を比較し、各無線基地局5a、5b、5cの少なくとも一つの電界強度が所定値未満であるか判断する。
そして、通信品質監視手段2cは、読出した通信状態情報の各無線基地局5a、5b、5cの少なくとも一つの電界強度が所定値未満であると判断した場合(手順S7でYES)には、手順S9において、管制センター7に対し、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態に変化が発生した旨を、読出した通信状態情報を付して通知し、手順S1に戻る。
また手順S6において、直近の日時に格納された各無線基地局5a、5b、5cの少なくとも一つの電界強度が所定値未満であると判断した場合(手順S6でNO)には、手順S8において、読出した通信状態情報のデータと所定値を比較し、直近の日時に格納したデータが所定値未満であった無線基地局の電界強度が所定値以上であるか判断する。
このとき、通信品質監視手段2cは、直近の日時に格納したデータが所定値未満であった無線基地局の電界強度が所定値以上であると判断した場合(手順S8でYES)には、手順S9において、管制センター7に対し、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態に変化が発生した旨を、読出した通信状態情報を付して通知し、手順S1に戻る。
その他、手順S7において、通信品質監視手段2cは、読出した通信状態情報の各無線基地局5a、5b、5cの電界強度が所定値以上であると判断した場合(手順S7でNO)には、手順S1に戻る。
さらに、手順S8において、通信品質監視手段2cは、直近の日時に格納したデータが所定値未満であった無線基地局の電界強度が引き続き所定値未満であると判断した場合(手順S8でNO)には、手順S1に戻る。
一方、手順T1において、管制センター7のデータ受信装置7aは、遠隔監視装置2から、無線通信装置4と無線基地局5a、5b、5cとの間の通信状態に変化が発生したとの通知が届いているか確認する。
このとき、データ受信装置7aは、通信状態に変化が発生したとの通知が届いていない場合(手順T1でNO)には、通知が届くまで確認を繰り返す。
手順T1において、データ受信装置7aは、通信状態に変化が発生したとの通知が届いた場合(手順T1でYES)には、併せて受信した通信状態情報をデータ受信装置7aの記憶部に格納する。
次に、手順T2において、管制センター7の異常現場判定装置7bは、データ受信装置7aの記憶部に格納された通信状態情報を読出し、所定の基準と比較して電界強度が所定値以上の無線基地局の数が所定の数を満たしているかを確認し、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態が劣化しているかどうかを判断する。
このとき、異常現場判定装置7bは、電界強度が所定値以上の無線基地局の数が所定の数を満たしていない場合(手順T2でNO)には、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態が劣化していると判断し、手順T3において、営業所8に対して無線通信装置の設置位置を変更する等の是正指示を行い、本実施形態に係る管制センターの処理動作を終了する。
手順T2において、異常現場判定装置7bは、電界強度が所定値以上の無線基地局の数が所定の数を満たしていることから遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態が劣化していないと判断した場合(手順T2でYES)には、本実施形態に係る管制センター7の処理動作を終了する。
このように、遠隔監視装置2の通信品質監視手段2cにより、無線通信装置4から読出した通信状態情報のデータと直近の日時に格納された通信状態情報のデータとを比較し、無線基地局5a、5b、5cの数が変化した場合、及び各無線基地局5a、5b、5cの電界強度が所定値以上の変化をした場合のいずれかの場合に、管制センター7に対し、遠隔監視装置2と管制センター7との間の通信状態に変化が発生した旨を、読出した通信状態情報を付して通知する。管制センター7は、通信状態に変化が発生したとの通知が届いた場合には、管制センター7の異常現場判定装置7bは、受信した通信状態情報を所定の基準と比較し、電界強度が所定値以上の無線基地局の数が所定の数を満たしているかを確認する。
これらの処理により本実施形態は、遠隔監視装置と管制センターとの通信状態が劣化していることを通信コストを抑えながら即時に知ることができ、その通信状態の劣化に応じて迅速な対応を実施できるので、安定した通信環境の維持を実現することができる。
1 昇降機
1a 昇降機制御盤
2 遠隔監視装置
2a 通信手段
2b 昇降機異常検出手段
2c 通信品質監視手段
2d 通信情報格納手段
4 無線通信装置
5a,5b,5c 無線基地局
6 公衆回線網
7 管制センター
7a データ受信装置
7b 異常現場判定装置
8 営業所
1a 昇降機制御盤
2 遠隔監視装置
2a 通信手段
2b 昇降機異常検出手段
2c 通信品質監視手段
2d 通信情報格納手段
4 無線通信装置
5a,5b,5c 無線基地局
6 公衆回線網
7 管制センター
7a データ受信装置
7b 異常現場判定装置
8 営業所
Claims (2)
- 昇降機を監視する遠隔監視装置と、この遠隔監視装置に接続した無線通信装置と、無線通信回線及び複数の無線基地局を介して通信を行う管制センターとを備えた遠隔監視システムにおいて、
前記無線通信装置は、
前記各無線基地局のID、前記無線基地局の数、及び前記各無線基地局の電界強度の通信状態情報を格納する記憶手段を有し、
前記遠隔監視装置は、
前記記憶手段に格納された前記通信状態情報を読出して格納する通信情報格納手段と、
前記通信状態情報を前記通信情報格納手段に格納する際、前記通信状態情報と、直近の日時に前記通信情報格納手段に格納された前記通信状態情報とを比較し、前記無線基地局数の増減、あるいは前記電界強度が所定値以上であったものが所定値を下回る変化、または所定値以下であったものが所定値を上回る変化のいずれかを検出したとき、前記管制センターに通知する通信品質監視手段とを有することを特徴とする遠隔監視システム。 - 請求項1に記載の遠隔監視システムにおいて、
前記管制センターは、
前記通信品質監視手段の前記相互比較判断から受信した前記通信状態情報を格納するデータ受信装置と、
このデータ受信装置に格納された前記通信状態情報を読出し、所定の基準と比較し、前記電界強度が所定値以上である前記無線基地局の数が所定数以上か判定する異常現場判定装置とを有することを特徴とする遠隔監視システム。
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