JP4489501B2 - 遠隔監視装置 - Google Patents
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Description
図1は、このような方式における一般的なシステム構成の例を示すブロック図である。
通報処理部3で処理された検出情報は、無線装置4から図示しない無線通信網を介して遠隔地にあるセンター装置6へ電話をかけ、交換機5を介してセンター装置6の回線に接続した後、センター装置6へ通報される。
経過している場合には、ステップS1に戻って再度定時通報を行ない、経過していない場合には、ステップS2で再度確認する。
この動作を繰り返すことにより、定期的に定時通報が行なわれていた。(例えば特許文献1参照)。
また、この発明に係る遠隔監視装置は、設備やエレベータの異常の有無を検出し、検出情報を通報し得るようにした監視装置と、上記検出情報を無線通信網を介して遠隔のセンター装置へ定時通報として定期的に通報する無線装置とを有する遠隔監視装置において、上記監視装置は上記無線装置の電波受信レベルを所定の時間間隔で確認し、上記電波受信レベルを上記定時通報に付加して上記センター装置へ通報するようにし、上記定時通報の通報時間間隔を電波受信レベルに応じて可変としたものである。
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。なお、実施の形態1の機能構成図は図1と同一であるため、図1を援用して図示及び説明を省略する。
図3は、実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。
次に、ステップS12において、通報処理部3は取得した電波受信レベル(L)と所定の基準レベル(LB)とを比較し、電波受信レベル(L)が所定の基準レベル(LB)より高いかどうかを確認する。
ステップS12で電波受信レベルが所定の基準レベル以上の場合には、ステップS14へ移行する。ステップS14では前回の定時通報後、一定時間が経過したかどうかをチェックする。一定時間が経過している場合には、ステップS11に戻り、上記の処理を繰り返す。また、一定時間を経過していない場合には、ステップS14のチェックを再度行なう。
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。なお、実施の形態2の機能構成図は図1と同一であるため、図1を援用して図示及び説明を省略する。
図4は、実施の形態2の動作説明図で、(a)はフローチャート、(b)は電波受信レベルと、その問い合わせ間隔との関係を示す表である。
次に、ステップS22において、通報処理部3は取得した電波受信レベル(L)にもとづいて図4(b)に示すように、次に電波受信レベルを問い合わせる時間間隔(TL)を算出する。一般に、電波受信レベル(L1、L2…)が低い程、次に電波受信レベルを問い合わせるまでの時間間隔(TL1、TL2…)は短くなる。
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。なお、実施の形態3の機能構成図は図1と同一であるため、図1を援用して図示及び説明を省略する。
図5は、実施の形態3の動作を説明するフローチャートである。
次に、ステップS32において、通報処理部3は取得した電波受信レベル(L)を定時通報に付加して無線装置4を経由してセンター装置6に通報する。
一定時間が経過している場合にはステップS31に戻り、上記の処理を繰り返す。
また、一定時間を経過していない場合には、ステップS33のチェックを再度行なう。
次に、この発明の実施の形態4を図にもとづいて説明する。なお、実施の形態4の機能構成図は図1と同一であるため、図1を援用して図示及び説明を省略する。
図6は、実施の形態4の動作説明図で、(a)はフローチャート、(b)は電波受信レベルと、定時通報を行なう時間間隔との関係を示す表である。
次に、ステップS42において、通報処理部3は取得した電波受信レベル(L)を定時通報に付加して無線装置4を経由してセンター装置6に通報する。
一般に、電波受信レベル(L1、L2…)が低い程、次に定時通報を行なうまでの時間間隔(TH1、TH2…)は短くなる。
次に、この発明の実施の形態5を図にもとづいて説明する。なお、実施の形態5の機能構成図は図1と同一であるため、図1を援用して図示及び説明を省略する。
図7は、実施の形態5の動作説明図で、(a)はフローチャート、(b)は電波受信レベルと、定時通報を行なう時間間隔との関係を示す表である。
受信している場合には、ステップS52に戻り、受信していない場合には、ステップS54で前回の定時通報から電波受信レベルに対応した定時通報の待ち時間間隔(THS)が経過したかどうかをチェックする。所定の待ち時間が経過しても次の定時通報が受信されていない場合は、ステップS55で監視装置1との通信異常を検出(確認)する。
また、ステップS54で所定の待ち時間間隔が経過していない場合はステップS53に戻る。
Claims (3)
- 設備やエレベータの異常の有無を検出し、検出情報を通報し得るようにした監視装置と、
上記検出情報を無線通信網を介して遠隔のセンター装置へ通報する無線装置と
を有する遠隔監視装置において、
上記監視装置は上記無線装置の電波受信レベルを所定の時間間隔で確認し、電波受信レベルが所定の基準レベルより低い時は、それを上記無線装置を介して上記センター装置へ通報するようにし、
上記所定の時間間隔を上記無線装置の電波受信レベルに応じて可変としたことを特徴とする遠隔監視装置。 - 設備やエレベータの異常の有無を検出し、検出情報を通報し得るようにした監視装置と、
上記検出情報を無線通信網を介して遠隔のセンター装置へ定時通報として定期的に通報する無線装置と
を有する遠隔監視装置において、
上記監視装置は上記無線装置の電波受信レベルを所定の時間間隔で確認し、上記電波受信レベルを上記定時通報に付加して上記センター装置へ通報するようにし、
上記定時通報の通報時間間隔を電波受信レベルに応じて可変としたことを特徴とする遠隔監視装置。 - 上記センター装置は、上記定時通報に付加された電波受信レベルに応じて次の定時通報を待つ時間間隔を可変時間として設定するようにしたことを特徴とする請求項2記載の遠隔監視装置。
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