JP2004282587A - 無線データ収集システム - Google Patents

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Abstract

【課題】住宅設備機器の各種データを無線及び回線を通じてセンター側と通信を行うシステムにおいて、特に無線機親機と無線機子機の現場での設置の対処方法を課題とするものである。
【解決手段】無線機親機6に無線機子機2からの受信レベルを判定する親機受信レベル取得手段7を設けることにより、無線機親機6と無線機子機2の通信状態の良否を無線機子機2を見ているだけで可能となり、設置場所の選定が容易にしかも一人で対応することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅設備機器の各種データを無線及び回線を通じてセンター側と通信を行う無線データ収集システムに関するもので、特に無線機親機と無線機子機の設置時の動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の無線データ収集システムは図4に示すものが一般的であった。図4において、21は各家庭にあるガスメータである。22はガスメータ21に取り付け(もしくは内蔵)されている無線機子機である。25は公衆回線等との通信を行うと共に無線機子機22と無線通信を行う無線機親機である。26は無線機親機25または無線機子機22の無線データを送受信する送受信手段である。27は電話回線等の回線である。28は回線27を通じて無線機親機25と通信を行いガスメータ21の各種データの収集を行うセンター側装置である。
【0003】
図4において、無線機親機25と無線機子機22の設置手順は、無線機親機25と無線機子機22を近づけて無線機親機25の外部入力信号検出手段23を作動させ無線機親機25に内蔵された送受信手段26を受信信号待ち状態にさせる。その後所定期間内に無線機子機22も同様に無線機子機22の外部入力信号検出手段23を作動させ無線機子機22の情報を無線データとして無線機子機22に内蔵された送受信手段26より出力し受信信号待ち状態にさせる。無線機親機25はその無線データを受信しその無線データに含まれる通信時に使う相手識別のための無線機子機のアドレスを記憶する。また無線機親機25は同様に通信時に使う相手識別のための無線機親機のアドレスを付加した情報を無線データとして出力させる。無線機子機22はその無線データを受信し通信時に使う相手識別のための無線機親機のアドレスを記憶する。そこで無線機親機25と無線機子機22はお互いに縁組が成立したとして無線機親機25は無線機親機25の報知手段24bを作動させ、無線機子機22は無線機子機22の報知手段24aを作動させる。その後無線機親機25は電柱や家の壁に設置し、無線機子機22はメータ付近に設置し最後に無線機子機22の外部信号検出手段23に信号を入力し、その信号を起点に無線機子機22は無線機親機25に対し無線電文を送信する。無線機親機25はこの無線電文を受信し、親機受信レベル取得手段37で取得した受信レベルを無線機子機22に対して応答する。無線機子機22は、その応答レベルにより報知手段24に出力する信号を変えて設置可能かどうかを判断していた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−170186号公報(実施例1、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の無線データ収集システムでは、無線機親機25と無線機子機22の設置時最初に無線機親機25と無線機子機22を縁組させその後、無線機親機25を住宅の壁にまた、無線機子機22は集合住宅のガスメータや水道メータが設置されているパイプシャフト(以降PSとする)に設置する。その後、設置場所での無線機親機25で受信した無線機子機22からの無線出力が所定値以上であるかを確認するが、設置確認試験が成功した場合でも無線機が受信可能な受信レベルぎりぎりの値で設置確認試験を行った際は正常に通信していたが環境の変化等で次回の通信は成功しない場合もある。
【0006】
このように、無線機親機25と無線機子機22の設置確認試験を実施した後でも通信が正常に出来ないという不具合が発生し現場に駆けつけなければならないことになる。従来の無線データ収集システムには以上のような課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、無線機子機に、設置確認試験時無線機親機に対して複数回の無線の送信を繰り返す複数回実施手段を設けることにより、無線機子機は外部からの信号で無線機子機から送信を開始し、無線機親機が受信した受信レベルをデータに付加し無線機子機に送信し、そのデータの受信レベルが規定値以上または以下であるかの判定を複数回実施することにより、より正確に通信状態の良否を無線機子機側で判別可能としたものである。
【0008】
上記発明によれば、設置後センター側からや無線機子機側からの通信を行った際に通信が出来ず、現場に設置状況を確認に行く回数を低減することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1にかかる無線データ収集システムは、住宅設備機器に設けられた無線機子機と、前記住宅設備機器の各種データを収集するセンター側装置と、前記住宅設備機器の各種データを収集すべく無線回線を介して前記無線機子機と通信を行うと共に前記センター側装置と通信回線を通じて通信を行う無線機親機とで構成され、無線機子機は、外部からの信号を検出する子機外部信号検出手段と、前記外部信号検出手段が検出した信号により無線電文を複数回出力させる複数回実施手段と、前記複数回実施手段により無線電文を送信し送信した電文に対する応答電文を受信する無線機子機の送受信手段と、前記送受信手段が受信した複数回の応答電文を解析する受信レベルデータ判定手段と、前記受信レベルデータ判定手段にて解析したデータにより報知する報知手段とを有する。また、前記無線機親機は、無線子機からの受信データの受信レベルを判定する親機受信レベル取得手段と、無線機子機からの電文を受信し前記親機受信レベル取得手段で取得したデータを送信する親機送受信手段とを有するものである。
【0010】
そして、無線機親機の親機受信レベル取得手段によって測定したデータを無線機子機からの応答電文として送信し、受信した無線機子機はその複数回の測定データにより報知手段の内容を変えて無線通信の電波状態の良否を知らせるため、無線機親機と無線機子機を設置する場合簡単に且つ正確に設置場所を確定することができる。
【0011】
また、本発明の請求項2にかかる無線データ収集システムは、無線機親機からの受信データの受信レベルを判定する子機受信レベル判定手段を有するものである。
【0012】
そして、無線機子機の子機受信レベル判定手段によって相手が送信した電波の受信レベルを所定期間報知手段を使用して表示することができ、より高精度な無線機親機と無線機子機の設置場所を確定することができる。
【0013】
また、本発明の請求項3にかかる無線データ収集システムは、無線機子機は、前記無線機親機からの受信レベル判定を定期的に実施するカレンダ部を有するものである。
【0014】
そして、無線機子機のカレンダ部によって定期的に電波受信レベルを測定し、電波受信レベルが悪くなった場合はセンター側装置に設置状況の良否を通報することができる。
【0015】
本発明の請求項4にかかるプログラムは、請求項1〜3のいずれか1項記載の無線機親機及び無線機子機の手段の少なくとも一部としてマイコンなどのコンピュータを機能させるためのプログラムである。そして、プログラムであるのでマイクロコンピュータ等を用いて本発明の無線機親機及び無線機子機の一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0017】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の無線データ収集システムを示すブロック図である。
【0018】
図1において、1は各家庭にあるガスメータである。2はガスメータ1に取り付け(もしくは内蔵)されている無線機子機である。6は公衆回線等との通信を行うと共に無線機子機2と無線通信を行う無線機親機である。
【0019】
無線機子機2において、3aは外部からの信号を検出する外部信号検出手段である。14は無線機子機2に内蔵された外部信号検出手段3aが検出した信号により無線電文を複数回送信させる複数回実施手段14である。5aは複数回実施手段14からの無線電文送受信信号により無線電文を送信し送信した無線電文を無線機親機6で受信した受信レベルを付加した無線応答電文を受信する送受信手段5aである。13は送受信手段5aで受信した複数回の応答電文のデータを解析する受信レベルデータ判定手段13である。4aは無線機子機2の送受信手段5aが受信した複数回の応答電文のデータに含まれる無線機親機6が受信した受信レベルの値が全て所定値以上であるかを受信レベルデータ判定手段13で解析し無線機子機2が受信した全ての応答電文中の受信レベル値が所定以上であれば設置場所として適している。また、いずれかの受信レベル値が所定値以下であれば設置場所として適さないことを報知する報知手段である。
【0020】
無線機親機6において、7は無線機子機2からの受信データの受信レベルを取得する親機受信レベル取得手段である。無線機親機6に内蔵された5bは無線機子機2からの電文を受信し親機受信レベル取得手段7で取得した受信レベルを送信する送受信手段5bである。3bは外部からの信号を検出する外部信号検出手段である。9は電話回線等の通信回線である。10は回線9を通じて無線機親機6と通信を行いガスメータ1の各種データの収集を行うセンター側装置である。
【0021】
図1において、センター側装置10は回線9を通じて無線機親機6に対してガスメータ1の検針値やセキュリティデータ等の各種データの収集指令を送る。ここでの回線9は有線電話回線やPHSやPDC、PDCP等の無線電話回線でもよいし、システム占有の専用回線でもよい。無線機親機6は内蔵された送受信手段5bによりセンター側装置10からの指令を無線を用いて送信する。無線機子機2は内蔵された送受信手段5aにより無線機親機6からの無線信号を受信すると、ガスメータ1の動作状態やデータを収集しその結果を再び無線を通じて無線機親機6へ送る。無線機親機6は内蔵された送受信手段5bにより無線機子機2からの無線応答を受信するとその内容を回線9を通じてセンター側装置10へ送る。
【0022】
しかし、実際前述の無線通信を行う場合は、あらかじめ設置時に無線機親機6と無線機子機2の縁組みを行う必要がある。縁組みの方法は無線機親機6と無線機子機2を近づけ無線機親機6に内蔵された外部信号検出手段3bを作動させる。例えば外部信号検出手段3bはリードSW等を内蔵させた構造でマグネット等を近付けることで外部からの信号を検出させる。無線機親機6は外部からの信号の検出により縁組みを行うため無線機親機6に内蔵された送受信手段5bを無線機子機2の無線データを受信するための受信待ち状態にする。
【0023】
その後所定期間(例えば約2秒)以内に無線機子機2に内蔵された外部信号検出手段3aを作動させる。無線機子機2に内蔵された送受信手段5aは外部からの信号検出により無線機子機2の情報を無線データとして出力し出力し終わると今度は無線機親機6の無線データを受信するため受信待ち状態に入る。
【0024】
無線機親機6は無線機子機2からの無線データを受信し通信時に使う相手識別のための無線機子機のアドレスを子機情報として記憶する。次に無線機親機6の情報(相手識別のための無線機親機のアドレス)を親機情報として送信すると共に無線機親機6側の縁組みが終了したことを通知するため報知手段4bを作動させる。報知手段はLEDやLCDで認識させたりブザー等の音で認識させても良い。
【0025】
次に無線機子機2は内蔵された送受信手段5aにより無線機親機6からの無線データを受信し親機情報(相手識別のための無線機親機のアドレス)として記憶すると共に無線機子機2側の縁組みが終了したことを通知するため無線機子機2に内蔵された報知手段4aを作動させる。これにより無線機親機6と無線機子機2の縁組みが成立したことになる。
【0026】
その後、無線機親機6と無線機子機2を実際に設置する場所に取り付ける必要がある。例えば無線機親機6は電話回線9の近くである家の2階の壁等に、無線機子機2はガスメータ1の近くに取り付けることとなる。取り付けた後はセンター側装置10から実回線を使用しての通信確認を行う。
【0027】
しかし、無線機親機6と無線機子機2を取り付けた位置により、例えば無線機親機6と無線機子機2の距離が遠い場合や途中に障害物や遮蔽物がある場合に電波が途中で減衰し受信レベルに達せずせっかく無線機親機6と無線機子機2を近くで縁組みして設置場所に取り付けたのにセンター側装置10からの通信試験を行う段階になって通信が成功しない場合がある。
【0028】
ここで、無線機親機6と無線機子機2を設置工事を行う前に事前に電話回線9を使用しないで実設置する無線機親機6と無線機子機2の実物を使用して設置環境による受信レベル値を確認できればあらかじめ無線機親機6と無線機子機2の設置場所を決めることができるため、縁組を行い無線機親機6と無線機子機2を設置した後にセンター側装置10からの通信試験を行う段階になって通信が失敗し再度無線機親機6や無線機子機2を移動し再試験することがない。
【0029】
そこで無線機親機6と無線機子機2を縁組みさせた後、設置しようと考えている場所に無線機親機6と無線機子機2を仮止めしその状態で無線の受信レベルを測定する。
【0030】
方法は無線機子機2に既に内蔵されている外部信号検出手段3aを使って行う。これは縁組み時の作動と区別するため外部信号検出手段3aの検出時間を例えば縁組み時の送信が1秒以上、設置後の受信感度測定のための送信は3秒以上検出した場合というように区別しておく。
【0031】
無線機子機2は外部からの所定信号の検出を起点として複数回実施手段14により無線機親機6との間で複数回の無線電文の送受信を行う。具体的な通信シーケンスは、無線機親機6に受信レベル確認要求の無線電文を無線機子機2に内蔵された送受信手段5aを用いて出力し、出力し終わると無線機子機2に内蔵された送受信手段5aは無線機親機6の無線データを受信するため受信待ち状態に入る。
【0032】
無線機親機6は無線機親機6に内蔵された送受信手段5bにより無線機子機2からの無線データを受信し受信レベル確認要求だと判断すると親機受信レベル取得手段7でそのとき受信した無線の受信レベルをもらう。この時、親機受信レベル取得手段7は無線データを最後まで受信した後で受信レベル確認要求だと判断しても既に無線データは出力されていないため全ての無線受信毎に無線の受信レベルを格納しておく構成のほうが良い。
【0033】
無線機親機6に内蔵された送受信手段5bは親機受信レベル取得手段7よりもらった、無線機子機2から送信され無線機親機6で実際に受信した受信レベルを付けて無線機子機2に対して応答電文を送る。
【0034】
次に無線機子機2は内蔵された送受信手段5aにより無線機親機6からの受信レベルが付加された無線データを受信し記憶しておく、続けて無線機子機2は同様の手順で無線機親機6との無線電文の送受信を複数回(例えば10回)行い。その全ての受信レベルが所定値以上であれば無線機子機2と無線機親機6の電波状態は正常であるとし無線機子機2に内蔵された報知手段4bを作動させる。
【0035】
このとき正常と異常の判断は複数回受信した受信レベルが実施回数10回中8回以上が正常、3回以下(無線機親機6からの応答がない場合も含む)が異常、7〜4回はどちらでもないという方法で区分けしても良いし、複数回受信した全ての受信レベルの平均値のレベルにより3段階に区分けしてもよい。
【0036】
正常と異常更にどちらでもない表示を区別して出力させる為に例えば報知手段がLEDやブザーであれば正常だった場合は5秒以上連続作動させ、異常であった場合は長い間隔で作動させる。更にどちらでもない場合は短い間隔で作動させる。
【0037】
従って報知手段4aからの信号が正常信号であった場合は現在の位置のままで設置作業を行うが、異常であった場合は無線機子機2の位置を移動させ再度前述の受信レベル確認テストを行うこととなる。更にどちらでもない場合で無線機子機2と無線機親機6の距離が極端に長いがどうしても設置したいと言う場合はユーザーの判断により現在位置のままで設置作業を行うことも可能になる。
【0038】
ここで受信レベルの確認は外部からの信号により無線機親機6を起点に受信レベルの確認を行う構成でも良い。
【0039】
以上のように、無線機親機6と無線機子機2を仮設置した段階で実際の無線データを複数回通信させ送受信するレベルを確認できるため、設置後実運用で通信が不能となる状況を低減する事ができ、無線データの送受信動作を高信頼性をもって実現することができる。
【0040】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2の無線データ収集システムを示すブロック図である。
【0041】
図2において、図1と同じ機能を有するものは同じ名称、同じ符号として説明を省略する。
【0042】
15は無線機親機6に内蔵された送受信手段5bより送信された無線データの受信レベルを測定する子機受信レベル判定手段である。
【0043】
図2において、受信レベル確認のための手順は実施例1の場合と同様である。ここで無線機子機2から送信された受信レベル要求に対して無線機親機6が無線機子機2に対して応答電文を送るが、この応答電文長を長くする。(例えば40秒)。次にこの長い応答電文を受信している間中無線機子機2は内蔵された送受信手段5aにより無線機子機2が受信した受信レベルを子機受信レベル判定手段15で判断し、その受信レベルにより段階的に無線機子機2に内蔵された報知手段4を作動させ表現する。
【0044】
このとき受信レベルを複数段階に区別して出力させる。例えば、報知手段がLEDが3個あれば、受信したレベルが−110dB以下はLED1個点灯、―110dB〜−90dBであればLED2個点灯、−90dB以上であればLED3個点灯させる。従って報知手段からの信号がLED3つ点灯であった場合は現在の位置のままで設置作業を行うが、LEDが1つまたは2つ点灯の場合は無線機子機2の位置を移動させ再度前述の受信レベル確認テストを行うこととなる。
【0045】
ここで受信レベルの確認は外部からの信号により無線機親機6を起点に受信レベルの確認を行う構成でも良い。
【0046】
以上のように、無線機子機に子機受信レベル判定手段を内蔵することでより無線機親機6と無線機子機2の設置位置決めを簡易的に且つ判りやすく実現することができる。
【0047】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3の無線データ収集システムを示すブロック図である。
【0048】
図3において、図1と同じ機能を有するものは同じ名称、同じ符号として説明を省略する。
【0049】
16は無線機子機2に内蔵され定期的に無線機親機6との位置関係を確認するための時間間隔を計測するカレンダ部である。
【0050】
図3において、受信レベル確認手順は実施例1の場合と同様である。ここで無線機親機6と無線機子機2の受信レベルの確認を設置作業後も無線機子機2に内蔵されたカレンダ部16により定期的に(例えば1回/日)行う。
【0051】
これにより例えば部屋の模様替えなどで無線機親機6の設置位置が変わり無線機子機2と無線機親機6間での受信レベルが設置時より悪化した場合でも、無線機親機6はセンター側装置10へ無線機親機6の設置環境の変化を通報し、ガスメータ1等からの異常通報がセンター側装置へ通報できないことを事前に知らせることができる。
【0052】
ここで定期的な受信レベルの確認は無線機親機を起点に受信レベルの確認を行う構成でも良い。
【0053】
以上のように、無線機親機と無線機子機を設置した後、ガスメータ1等からの緊急通報が他の無線関連機器との設置状況により不能となることが事前に判定できるため、システムの無線データの送受信動作を高信頼性をもって実現することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、設置前にあらかじめ無線機親機と無線機子機を利用して無線通信試験が可能になるため、設置場所の選定が容易にしかも一人で対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における無線データ収集システムのブロック図
【図2】本発明の実施例2における無線データ収集システムのブロック図
【図3】本発明の実施例3における無線データ収集システムのブロック図
【図4】従来の無線データ収集装置のブロック図
【符号の説明】
1、21 ガスメータ
2、22 無線機子機
3、23 外部信号検出手段
4、24 報知手段
5、26 送受信手段
6、25 無線機親機
7 親機受信レベル取得手段
9、27 電話回線等の回線
10、28 センター側装置
13、37受信レベルデータ判定手段
14 複数回実施手段
15、33子機受信レベル判定手段
16 カレンダ部

Claims (4)

  1. 住宅設備機器に設けられた無線機子機と、前記住宅設備機器の各種データを収集するセンター側装置と、前記住宅設備機器の各種データを収集すべく無線回線を介して前記無線機子機と通信を行うと共に前記センター側装置と通信回線を通じて通信を行う無線機親機とで構成される無線データ収集システムにおいて、前記無線機子機は外部からの信号を検出する外部信号検出手段と、前記外部信号検出手段が検出した信号により無線電文を複数回出力させる複数回実施手段と、前記複数回実施手段により無線電文を送信し送信した電文に対する応答電文を受信する無線機子機の送受信手段と、前記送受信手段が受信した複数回の応答電文を解析する受信レベルデータ判定手段と、前記受信レベルデータ判定手段にて解析したデータにより報知する報知手段とを有し、前記無線機親機は、前記無線機子機からの受信データの受信レベルを取得する親機受信レベル取得手段と、前記無線機子機からの電文を受信し前記親機受信レベル取得手段で取得したデータを送信する親機送受信手段とを有する無線データ収集システム。
  2. 無線機子機は、無線機親機からの受信データの受信レベルを判定する子機受信レベル判定手段を有する請求項1記載の無線データ収集システム。
  3. 無線機子機は、無線機親機からの受信レベル判定を定期的に実施するカレンダ部を有する請求項1記載の無線データ収集システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の無線機親機及び無線機子機の手段の少なくとも一部としてマイコンなどのコンピュータを機能させるためのプログラム。
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