JP2012030903A - エレベーターの通信装置及びエレベーターシステム - Google Patents

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史郎 古谷
Akihiko Watanabe
明彦 渡邊
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Yutaka Matsueda
豊 松枝
Satoshi Shiga
諭 志賀
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Abstract

【課題】監視センターが運行データを採取するためのシステムを安価に構成し、且つ、その採取の成功率を向上させる。
【解決手段】通信装置6は、データ送信手段12、採取要否判定手段13、通報手段14を備えており、PHS7を用いて監視センター1との通信を行う。データ送信手段12は、監視センター1から採取通報を受信すると、その採取通報時に接続された回線を保持したまま、監視センター1に、制御基板8からの運行データを送信する。また、採取要否判定手段13は、監視センター1が運行データを採取する必要があるか否かを判定する。そして、通報手段14は、採取要否判定手段13によって採取の必要がある旨の判定がなされると、監視センター1に対して要求通報を行い、監視センター1に、その要求通報時に接続された回線を保持したまま、採取通報を出力させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、PHSや携帯電話を用いて遠隔の監視センターとの通信を行うエレベーターの通信装置と、その通信装置を備えたエレベーターシステムに関するものである。
エレベーターを遠隔から監視する監視センターでは、監視対象のエレベーターから、各種運行状況を示すデータ(運行データ)を定期的に採取している。エレベーター側において、監視センターとの通信に、PHS(Personal Handyphone System)や携帯電話を用いている場合、電波の状態によっては、運行データの採取前や採取中に通信が途切れてしまうことがあった。
運行データの採取に失敗すると、通常、監視センターからエレベーター側への接続が再度試みられ、運行データの再採取(リトライ)が実施される。しかし、電波の状態が改善されずに所定回数連続してその採取に失敗すると、作業員が現場まで出向き、運行データの採取と失敗原因の調査とを行わなければならなかった。
このような事情に鑑み、従来技術として、PHSと有線である電話回線との双方を用いて、遠隔の監視センターとの通信を行うようにしたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的に、特許文献1に記載のものでは、PHSの電波状態に応じてその通信方法を切り替え、運行データの伝送を行っている。
特開2008−201524号公報
特許文献1に記載のものでは、監視センターとの通信を行うために複数の回線が必要になり、コスト(初期コスト・ランニングコスト)が高くなるといった問題があった。特に、エレベーターの機械室まで電話回線を引くためには、工事費等が必要になり、初期コストが大幅に嵩んでしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、監視センターが運行データを採取するためのシステムを安価に構成することができ、且つ、その採取の成功率を大幅に向上させることができるエレベーターの通信装置とエレベーターシステムとを提供することである。
この発明に係るエレベーターの通信装置は、エレベーターの制御基板に接続され、PHS或いは携帯電話を用いて監視センターとの通信を行うエレベーターの通信装置であって、監視センターから所定の採取通報を受信すると、その採取通報時に接続された回線を保持したまま、監視センターに、制御基板からの運行データを送信するデータ送信手段と、監視センターが運行データを採取する必要があるか否かを判定する採取要否判定手段と、監視センターが運行データを採取する必要があると採取要否判定手段によって判定された場合に、監視センターに対して所定の要求通報を行い、監視センターに、その要求通報時に接続された回線を保持したまま、採取通報を行わせる通報手段と、を備えたものである。
この発明に係るエレベーターシステムは、エレベーターの制御基板に接続された第1通信装置が、監視センターの第2通信装置とPHS或いは携帯電話を用いて通信を行うエレベーターシステムであって、第2通信装置は、所定のスケジュールに基づいて第1通信装置に所定の採取通報を行うデータ採取手段と、第1通信装置から所定の要求通報を受信すると、その要求通報時に接続された回線を保持したまま、データ採取手段に、採取通報を行わせる通報受信手段と、を備え、第1通信装置は、第2通信装置から採取通報を受信すると、その採取通報時に接続された回線を保持したまま、第2通信装置に、制御基板からの運行データを送信するデータ送信手段と、監視センターが運行データを採取する必要があるか否かを判定する採取要否判定手段と、監視センターが運行データを採取する必要があると採取要否判定手段によって判定された場合に、第2通信装置に対して要求通報を行う通報手段と、を備えたものである。
この発明によれば、監視センターが運行データを採取するためのシステムを安価に構成することができ、且つ、その採取の成功率を大幅に向上させることができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの動作を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムを示す構成図である。
図1において、1はエレベーターの保守会社等が運営する監視センターである。監視センター1は、遠隔に設置された多数のエレベーターと電話回線網2を介して接続されており、各エレベーターの運行状況等を監視している。監視センター1では、監視対象の各エレベーターから、各種運行状況を示すデータ(運行データ)を定期的に採取し、採取した運行データを保存及び活用している。
監視センター1には、例えば、データ採取装置3と通信装置4とが備えられている。
データ採取装置3は、各エレベーターから採取した運行データを保存するためのものである。監視センター1では、データ採取装置3に保存されている運行データに基づいて、各エレベーターの診断等を行う。
通信装置4は、監視センター1がエレベーター側と通信を行うためのものである。通信装置4は、電話回線網2に接続され、また、監視センター1内ではデータ採取装置3に接続されている。即ち、通信装置4は、各エレベーターから送信されてきた運行データを受信し、データ採取装置3に格納する機能を備えている。
一方、各エレベーターには、例えば、制御盤5、通信装置6、PHS(Personal Handyphone System)7が備えられている。
制御盤5は、エレベーターの運行を管理する機能を有しており、その運行を実際に制御する制御基板8が備えられている。
通信装置6は、エレベーターが監視センター1と通信を行うためのものである。通信装置6は、制御基板8とPHS7との間に接続されている。即ち、通信装置6は、PHS7を用いて監視センター1の通信装置4との通信を行う。なお、PHS7は、基地局を介して電話回線網2に接続可能な構成を有していれば良く、携帯電話であっても構わない。通信装置6は、制御基板8からエレベーターの運行データを取得し、要時に、その取得した運行データを、PHS7を介して監視センター1の通信装置4に伝送する。
以下に、上記通信装置4及び6の各機能について、具体的に説明する。
監視センター1側の通信装置4には、例えば、データ採取手段9、完了検出手段10、通報受信手段11が備えられている。
データ採取手段9は、各エレベーターから運行データを採取する機能を有している。通信装置4(監視センター1)には、運行データの採取を行うためのスケジュールが予め設定されており、データ採取手段9は、そのスケジュールに基づいて、通信装置6に対して所定の採取通報を行う。そして、データ採取手段9は、採取通報後に通信装置6から運行データを受信すると、その受信した運行データをデータ採取装置3に格納する。
完了検出手段10は、運行データの受信が通信装置4において正常に完了したことを検出する機能を有している。完了検出手段10は、運行データの受信が正常に完了したことを検出(以下、単に「完了検出」ともいう)すると、監視センター1に成功記録を行わせるとともに、通信装置6に対して所定の完了通報を行う。
通報受信手段11は、通信装置6から要求通報と失敗通報とを受信する機能を有している。なお、要求通報及び失敗通報の詳細については後述する。通報受信手段11は、通信装置6から要求通報を受信すると、その要求通報を受信した時に接続されていた回線をそのまま保持し、その状態で、データ採取手段9に上記採取通報を出力させる。また、通報受信手段11は、通信装置6から失敗通報を受信すると、監視センター1に対して、失敗通報が行われた現場に作業員を向かわせるための対応指示を実施させる。
一方、エレベーター側の通信装置6には、例えば、データ送信手段12、採取要否判定手段13、通報手段14が備えられている。
データ送信手段12は、制御基板8から取得した運行データを、要時に、監視センター1の通信装置4に対して送信する機能を有している。具体的に、データ送信手段12は、通信装置4から上記採取通報を受信すると、その採取通報を受信した時に接続されていた回線をそのまま保持し、その状態で、通信装置4に対する運行データの送信を行う。
採取要否判定手段13は、監視センター1が、現在、運行データを採取する必要があるか否かを判定する機能を有している。エレベーター側において、監視センター1との通信にPHS7や携帯電話が用いられている場合、電波の状態によっては、運行データの採取前や採取中に通信が途切れてしまうことがある。特に、監視センター1側からの接続(即ち、エレベーター側の着信)時にはこのような事象が発生し易く、運行データの採取が連続して失敗してしまう恐れがある。
このため、採取要否判定手段13は、監視センター1に対する運行データの送信が前回正常に行われた時からの経過時間に基づき、上記判定を行う。例えば、採取要否判定手段13は、運行データの送信が正常に行われてからあまり時間が経過していなければ、監視センター1において運行データの採取の必要はないと判断する。一方、採取要否判定手段13は、運行データの送信が前回正常に行われてから経過した時間が所定の設定時間を超えている場合、即ち、上記完了通報を受信していない時間が所定の設定時間以上続いている場合は、運行データの採取に連続して失敗した恐れがあり、現時点において監視センター1が運行データを採取する必要があると判断する。かかる場合、採取要否判定手段13は、エレベーター側からの接続(即ち、エレベーター側の発信)によって通信を確立し、運行データの送信を行わせるための信号を出力する。
通報手段14は、通信装置4に対して要求通報と失敗通報とを行う機能を有している。
具体的に、通報手段14は、監視センター1が運行データを採取する必要があると採取要否判定手段13によって判定されると、通信装置4に対して要求通報を出力する。なお、監視センター1側の通信装置4では、通報手段14から要求通報を受信すると、上述したように、エレベーター側から接続された回線をそのまま保持し、データ採取手段9から採取通報を行う。そして、通信装置6では、通信装置4から採取通報を受信することにより、その時の回線を保持したまま運行データの伝送を開始する。即ち、通信装置6は、通報手段14から要求通報を出力することにより、エレベーター側からの発信によって通信を確立し、運行データの送信を行うことができる。
なお、エレベーター側からの発信であれば、通信装置6が電波状態の良い基地局を選んで回線の接続を行うことができ、着信の場合よりも回線の切断が生じ難い。このため、回線への接続を着信から発信に切り替えることにより、運行データの採取の成功率を向上させることができる。具体的には、この切り替えにより、2乃至3割程度の成功率の改善が見込まれる。
また、通報手段14は、要求通報の直後に行われた監視センター1に対する運行データの送信が正常に完了しなかった場合、通信装置4に対して失敗通報を出力する。監視センター1では、通報手段14から失敗通報を受信すると、作業者による運行データの採取を行わせるため、上述したように、所定の対応指示を実施する。
次に、図2及び図3も参照し、上記構成を有するエレベーターシステムの動作について具体的に説明する。図2及び図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターシステムの動作を示すフローチャートである。なお、図2は監視センター1側の動作フローを、図3はエレベーター側の動作フローを示している。
監視センター1では、予め設定されているスケジュールに基づき、運行データの採取を開始する(S101)。具体的に、通信装置4は、予定の日時になるとデータ採取手段9から採取通報を行い、エレベーター側(通信装置6)に運行データを送信させる。なお、運行データの受信が正常に完了したことが完了検出手段10によって検出されると(S102のYes、S103)、通信装置4は、成功記録を行って動作を終了する(S104)。
一方、採取通報を出力してから所定時間内に完了検出手段10による完了検出が行われない場合、通信装置4は、運行データの採取が失敗したと判断する(S102のNo、S105)。かかる場合、通信装置4は、データ採取手段9から採取通報を再度行い、運行データの再採取(リトライ)を試みる(S106)。なお、リトライによって運行データの採取に成功すれば(S107のYes)、S103に進んで上記処理を行う。
リトライ(或いは、所定回数のリトライ)によっても運行データの採取に成功しない場合(S107のNo、S108)、通信装置4は、エレベーター側からの要求通報待ちの状態へと移行する(S109、S110のNo)。その後、通報受信手段11がエレベーター側から送信されてきた要求通報を受信すると(S110のYes)、通信装置4は、要求通報受信時の回線を保持したまま、データ採取手段9から採取通報を出力する。
採取通報が行われた後、通信装置4は、運行データの受信が正常に完了したか否かを判定する(S111)。そして、通信装置4は、エレベーター側から失敗通報を受信することなく、一定時間が経過する前に、完了検出手段10によって完了検出が行われると(S111のYes)、運行データを保存して動作を終了する。
また、通信装置4は、完了検出手段10による完了検出が行われず、且つ、採取通報を行ってから一定時間が経過する前にエレベーター側から失敗通報を受信すると(S112のYes)、作業員への対応指示を行わせるための所定の発報を行って、動作を終了する(S114)。更に、通信装置4は、完了検出手段10による完了検出が行われず、且つ、エレベーター側から失敗通報を受信することなく上記一定時間が経過した場合も(S113のYes)、S114に進んで上記処理を実施する。
一方、エレベーター側では、先ず、所定の成功フラグが前回ONしてからの期間をチェックする(S201)。通信装置6には、運行データの送信が成功すると成功フラグをONにし、このフラグのONを検出すると、所定のチェック期間データをセットする機能が備えられている。ここで、チェック期間データとは、採取要否判定手段13が上記判定を行う際に用いるデータであり、運行データの送信が行われていない期間がそれ以上継続することを防止するために設定されるのである。例えば、運行データの送信サイクルとして1ヶ月を希望する場合、チェック期間データとして1ヶ月がセットされる。
具体的に、S201では、採取要否判定手段13により、運行データの送信が前回完了してから経過した時間が、上記チェック期間データが示す期間内であるか否かが判定される(S202)。ここで、期間内であれば、通信装置6は、監視センター1側から接続されるまで待機し、採取通報の受信に応じて運行データの送信を行う(S203)。その後、監視センター1が運行データの採取に成功し、完了通報を受信すると(S204のYes)、通信装置6は、成功フラグをONにし、チェック期間データをセットする(S205、S206)。また、通信装置6は、チェック期間データのセットを行うと、成功フラグをOFFにして動作を終了する(S207)。
S202における判定において期間内ではない、即ち、運行データを送信完了してからの経過時間が設定期間を超えているとの判断がなされると、通信装置6は、通報手段14から要求通報を出力する(S208)。その後、監視センター1が運行データの採取に成功し、完了通報を受信すると(S209のYes)、通信装置6は、S205に進んで上記処理を行う。
一方、S209において完了通報が受信できない場合(S209のNo)、通信装置6は、通報手段14から失敗通報を出力して処理を終了する(S210)。なお、失敗通報を受信した監視センター1では、図2のS112においてYesの判定がなされ、S114の処理を実施する。
本構成のエレベーターシステムでは、PHS7(携帯電話)を用いて監視センター1とエレベーターとの通信を行っているため、その構成を簡単に且つ安価に構築することができる。即ち、従来のようにエレベーターの機械室まで電話回線を引く必要もなく、コスト(初期コスト・ランニングコスト)を大幅に低減させることができる。
また、監視センター1からエレベーター側への接続が連続して失敗した場合でも、所定の条件下、エレベーター側から監視センター1への接続が行われ、運行データの送信が行われる。このため、電波状態の良い基地局を選んで回線の接続を行うことができ、運行データの採取の成功率を大幅に向上させることが可能となる。また、運行データの採取に失敗することが減るため、作業員の負荷が大幅に軽減される。更に、監視センター1からのリトライ回数を低減させて、通信コストを抑えるといった効果も期待できる。
1 監視センター
2 電話回線網
3 データ採取装置
4 通信装置
5 制御盤
6 通信装置
7 PHS
8 制御基板
9 データ採取手段
10 完了検出手段
11 通報受信手段
12 データ送信手段
13 採取要否判定手段
14 通報手段

Claims (7)

  1. エレベーターの制御基板に接続され、PHS或いは携帯電話を用いて監視センターとの通信を行うエレベーターの通信装置であって、
    前記監視センターから所定の採取通報を受信すると、その採取通報時に接続された回線を保持したまま、前記監視センターに、前記制御基板からの運行データを送信するデータ送信手段と、
    前記監視センターが運行データを採取する必要があるか否かを判定する採取要否判定手段と、
    前記監視センターが運行データを採取する必要があると前記採取要否判定手段によって判定された場合に、前記監視センターに対して所定の要求通報を行い、前記監視センターに、その要求通報時に接続された回線を保持したまま、前記採取通報を行わせる通報手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターの通信装置。
  2. 前記採取要否判定手段は、前記監視センターに対する運行データの送信が前回正常に行われた時からの経過時間に基づいて、前記監視センターが運行データを採取する必要があるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの通信装置。
  3. 前記通報手段は、前記要求通報の直後に行われた前記監視センターに対する運行データの送信が正常に完了しなかった場合に、前記監視センターに対して所定の失敗通報を行い、前記監視センターに、作業員を現場に向かわせるための対応指示を行わせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの通信装置。
  4. エレベーターの制御基板に接続された第1通信装置が、監視センターの第2通信装置とPHS或いは携帯電話を用いて通信を行うエレベーターシステムであって、
    前記第2通信装置は、
    所定のスケジュールに基づいて前記第1通信装置に所定の採取通報を行うデータ採取手段と、
    前記第1通信装置から所定の要求通報を受信すると、その要求通報時に接続された回線を保持したまま、前記データ採取手段に、前記採取通報を行わせる通報受信手段と、
    を備え、
    前記第1通信装置は、
    前記第2通信装置から前記採取通報を受信すると、その採取通報時に接続された回線を保持したまま、前記第2通信装置に、前記制御基板からの運行データを送信するデータ送信手段と、
    前記監視センターが運行データを採取する必要があるか否かを判定する採取要否判定手段と、
    前記監視センターが運行データを採取する必要があると前記採取要否判定手段によって判定された場合に、前記第2通信装置に対して前記要求通報を行う通報手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  5. 前記採取要否判定手段は、前記監視センターに対する運行データの送信が前回正常に行われた時からの経過時間に基づいて、前記監視センターが運行データを採取する必要があるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載のエレベーターシステム。
  6. 前記第2通信装置は、
    運行データの受信が正常に完了したことを検出する完了検出手段と、
    を更に備え、
    前記完了検出手段は、運行データの受信の完了を検出すると、前記第1通信装置に所定の完了通報を行い、
    前記採取要否判定手段は、前記完了通報を前回受信してからの経過時間が所定の設定時間を超えた場合に、前記監視センターが運行データを採取する必要がある旨を判定することを特徴とする請求項5に記載のエレベーターシステム。
  7. 前記通報手段は、前記要求通報の直後に行われた前記監視センターに対する運行データの送信が正常に完了しなかった場合に、前記第2通信装置に対して所定の失敗通報を行い、
    前記通報受信手段は、前記第1通信装置から前記失敗通報を受信すると、前記監視センターに、作業員を現場に向かわせるための対応指示を行わせる
    ことを特徴とする請求項4から請求項6の何れかに記載のエレベーターシステム。
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