JP2016183873A - 空気流センサー - Google Patents

空気流センサー Download PDF

Info

Publication number
JP2016183873A
JP2016183873A JP2015063278A JP2015063278A JP2016183873A JP 2016183873 A JP2016183873 A JP 2016183873A JP 2015063278 A JP2015063278 A JP 2015063278A JP 2015063278 A JP2015063278 A JP 2015063278A JP 2016183873 A JP2016183873 A JP 2016183873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air flow
exhaust
case
wind pressure
detected object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015063278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6304093B2 (ja
Inventor
奨 唐鎌
Susumu Karakama
奨 唐鎌
勝己 畔柳
Katsumi Azeyanagi
勝己 畔柳
滋 澤野
Shigeru Sawano
滋 澤野
勲 川上
Isao Kawakami
勲 川上
樹安 楊
Shu An Yang
樹安 楊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2015063278A priority Critical patent/JP6304093B2/ja
Priority to CN201610164511.6A priority patent/CN106019909B/zh
Priority to US15/079,270 priority patent/US9946222B2/en
Publication of JP2016183873A publication Critical patent/JP2016183873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6304093B2 publication Critical patent/JP6304093B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)

Abstract

【課題】低コストの簡単な構成で実現でき、画像形成装置からの排気のような弱い風(空気流)を検出する用途に適した空気流センサを提供する。【解決手段】空気流の入口26a及び出口26bとしての開口を軸方向両端部に有する筒状ケース26と、筒状ケース内で入口26aから出口26bへ流れる空気流を受けて浮遊移動する被検知体27と、筒状ケース26の外側に設けられ、被検知体27の移動を検出して電気信号を出力する検知器28とを備え、空気流が所定の風圧未満の場合は被検知体27が初期位置にあり、空気流が所定の風圧以上の場合は被検知体27が初期位置から移動する。空気流が所定の風圧未満になると被検知体27は、その自重によって初期位置に戻る。【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置等の電気機器からの排気のような空気流の有無を検出するための空気流センサーに関する。
画像形成装置のような電気機器からの排気中には、シリコンが熱せられたときに発生するシロキサンや、トナーが高温で溶けたときに発生する炭化水素といった超微粒子(UFP)が含まれているが、近年、このような超微粒子に対する規制が厳しくなってきている。そこで、フィルター等を用いて排気中の超微粒子を捕集し清浄化した後の空気を大気中に排出することが電気機器に求められる。新しく開発される電気機器について、そのような規制を満たすような設計が行われる一方、既存の電気機器についても、上記のような排気を清浄化する機能を備えたオプション装置を後付けすることによって、排気中の超微粒子に関する規制を満たすことが可能である。
画像形成装置のような電気機器にオプション装置を後付けする場合、オプション装置を作動させる電源を商用電源から直接供給するとしても、オプション装置の作動を制御するための電気信号を電気機器から得る場合は、電気機器とオプション装置との間で電気的な接続が必要になる。
例えば、画像形成装置が待機中は排気用ファンが作動していないか、作動していても低速回転なので排気は少なく、したがって排気中の超微粒子の量は問題とならないが、画像形成部が動作中は排気用ファンが全速回転して排気が多くなり、かつ、超微粒子が排気中に含まれる。したがって、画像形成装置が待機中か動作中かを識別するための電気信号をオプション装置に与え、オプション装置は、画像形成装置が動作中に空気清浄化機能を働かせる制御を行う必要がある。
電気機器とオプション装置との間で電気的な接続を行うためには、電気機器側にオプション装置との電気接続を可能にするインターフェイス(コネクター等)をあらかじめ設けておく必要があり、その分だけコストが増加することになる。そのようなインターフェイスを備えていない既存の電気機器の場合は、電気機器側を改造して必要な電気信号を取り出し、オプション装置との電気的な接続を行う必要がある。
そこで、発明者らは、空気清浄機能を有し、かつ、電気機器と電気的な接続を行うことなく後付けすることができるオプション装置の開発に着手した。このオプション装置は、電気機器からの排気を検出する空気流センサーと、空気流センサーの検出信号に基づいて空気清浄機能の作動(電動ファンの作動)を制御する制御装置を備える。つまり、電気機器からの電気信号をもらわなくても、電気機器からの排気を検出することにより電気機器の作動状態を判断し、必要な時に空気清浄機能を適切に作動させることができるようにする。
このような空気流センサーに類似するセンサーの従来例として、特許文献1に記載されている電気掃除機の差圧センサーがある。この差圧センサーは、筒状ケースの軸線方向に移動自在に嵌装された摺動子と、この摺動子に連動する可動接触子を有する可変抵抗とを備え、掃除機の吸引空気流路における気圧と大気圧との差によって摺動子が移動したときに、その移動を可変抵抗の抵抗値変化として検出するものである。
特開平01−146519号公報
上記従来例の差圧センサーは、摺動子が筒状ケースの内面に接触(気密接触)した状態で摺動する必要があるので、摺動子及び筒状ケースに加工精度が要求され、精度が悪ければ適正な動作が保証されない。一方、画像形成装置からの排気を検出する空気流センサーは、さほど高い精度は必要ではなく、むしろ低コストの簡単な構成で実現できるものであることが望ましい。
また、従来例の差圧センサーでは、摺動子の移動(摺動)に際して摺動子と筒状ケース内面との接触摩擦が負荷になるので、電気掃除機や電動送風機のような比較的強い吸引力又は送風力のセンサーとして適しているが、画像形成装置からの排気のような弱い風を検出する空気流センサーとして使用することは難しい。
本発明は、上記のような問題を解決し、低コストの簡単な構成で実現でき、画像形成装置からの排気のような弱い風(空気流)を検出する用途に適した空気流センサーを提供することを目的とする。
請求項1に記載の空気流センサーは、空気流の入口及び出口としての開口を軸方向両端部に有する筒状のケースと、前記ケース内で前記入口から前記出口へ流れる空気流を受けて浮遊移動する被検知体と、前記ケースの外側に設けられ、前記被検知体の移動を検出して電気信号を出力する検知器とを備え、前記空気流が所定の風圧未満の場合は前記被検知体が初期位置にあり、前記空気流が所定の風圧以上の場合は前記被検知体が初期位置から移動することを特徴とする。
請求項2に記載の空気流センサーは、請求項1に記載の空気流センサーにおいて、前記空気流が所定の風圧以上になると前記被検知体が初期位置から移動し、前記空気流が所定の風圧未満になると前記被検知体は、その自重によって初期位置に戻ることを特徴とする。
請求項3に記載の空気流センサーは、請求項1又は2に記載の空気流センサーにおいて、前記被検知体は球状の軽量物体であり、その直径が前記ケースの内径より小さく、前記被検知体と前記ケースの内壁との隙間に空気流が生じることを特徴とする。
請求項4に記載の空気流センサーは、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気流センサーにおいて、前記ケースの入口及び出口である軸方向両端部の開口付近に、前記被検知体が前記ケースから出ることを防止する抜け止め部材が設けられ、前記抜け止め部材が空気流を整える整流部材としての機能を兼ね備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の空気流センサーは、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気流センサーにおいて、前記被検知体が発泡材料の成形品であることを特徴とする。好ましくは球状の成形品である。
請求項6に記載の空気流センサーは、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気流センサーにおいて、前記ケースの出口付近に、外部からケース内への空気の流れ込みを防ぐ風防が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の空気流センサーは、請求項1から6のいずれか1項に記載の空気流センサーにおいて、前記検知器はフォトセンサーであり、前記フォトセンサーの発光側から受光側に至る光路に対応する前記ケースの箇所は光を透過するように構成されていることを特徴とする。例えば、ケースが透明樹脂で形成される場合に、光路に対応する箇所のみスリット状に残して他の箇所を黒く着色することがノイズ対策上好ましい。フォトセンサーは、透過型又は反射型のいずれでもよい。
請求項8に記載の空気流センサーは、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気流センサーにおいて、前記検知器は、前記ケースの外側において前記被検知体の初期位置に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の空気流センサーによれば、空気流の入口及び出口を軸方向両端部に有する筒状のケース内で、入口から出口へ流れる空気流を受けて被検知体が浮遊移動し、ケースの外側に設けられた検知器が被検知体の移動を検出して電気信号を出力する。空気流が所定の風圧未満の場合は被検知体が初期位置にあり、空気流が所定の風圧以上の場合は被検知体が初期位置から移動する。したがって、比較的低コストの簡単な構成で、画像形成装置からの排気のような弱い風(空気流)を検出することができる。
請求項2に記載の空気流センサーによれば、空気流が所定の風圧以上になると被検知体が初期位置から移動し、空気流が所定の風圧未満になると被検知体がその自重によって初期位置に戻る構成なので、被検知体を初期位置へ付勢するスプリングのような付勢手段が不要であり、一層簡単な構成で空気流センサーを実現することができる。
請求項3に記載の空気流センサーによれば、被検知体は球状の軽量物体であり、その直径がケースの内径より小さく、被検知体とケースの内壁との隙間に空気流が生じる構成なので、被検知体とケースの内壁との接触摩擦に起因する負荷が発生しにくい。したがって、画像形成装置からの排気のような弱い風(空気流)を検出することが容易である。
請求項4に記載の空気流センサーによれば、ケースの入口及び出口である軸方向両端部の開口付近に設けられた抜け止め部材が、被検知体のケースからの脱落を防止すると同時に、空気流を整える整流部材としての機能を兼ね備えているので、簡単な構成で画像形成装置からの排気のような弱い風(空気流)を検出することが容易である。
請求項5に記載の空気流センサーによれば、被検知体が発泡材料の成形品(好ましくは球状の成形品)であるので、被検知体を軽量に構成することができ、画像形成装置からの排気のような弱い風(空気流)で移動しやすく、したがって弱い風(空気流)を検出しやすい空気流センサーを実現することができる。
請求項6に記載の空気流センサーによれば、前記ケースの出口付近に設けられた風防が外部からケース内への空気の流れ込みを防ぐので、外部の空気流(ノイズ)に影響されにくく、弱い風(空気流)を検出しやすい空気流センサーを実現することができる。
請求項7に記載の空気流センサーによれば、検知器であるフォトセンサーの発光側から受光側に至る光路が確保され、ケース内で移動する被検知体が光路を遮ると、フォトセンサーの出力信号が変化するので、空気流による被検知体の移動を検出することができる。
請求項8に記載の空気流センサーによれば、検知器がケースの外側において被検知体の初期位置に設けられているので、弱い風(空気流)であっても、被検知体が最小限移動すれば検知器の出力が変化する。したがって、弱い風(空気流)を検出しやすい空気流センサーを実現することができる。
本発明の実施形態に係る複合機を右斜め前から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る複合機を右斜め後から見た斜視図である。 複合機にオプション装置を取り付けた状態を右斜め前から見た斜視図である。 複合機にオプション装置を取り付けた状態を右斜め後から見た斜視図である。 オプション装置を複合機に取り付ける方法を模式的に示す部分断面図である。 複合機の装置本体及びオプション装置の内部を示す平面模式図である。 オプション装置に備えられた空気流センサーの周辺の側面模式図である。 空気流センサーの構造及び検出原理を示す側面模式図である。 空気流センサーの構造及び検出原理を示す側面模式図である。 空気流センサーケースの入口及び出口の付近に備えられる抜け止め部材の平面図である。 空気流センサーのケース出口部に風防が設けられた様子を示す側面模式図である。 オプション装置の電気回路の構成を示すブロック図である。 オプション装置の制御装置が行う制御の一例を示すフローチャートである。 空気流センサーの排気断面における位置を示す側面図である 空気流センサーの別実施形態を示す側面模式図である。 一般的なレーザープリンターの例を示す斜視図である。 図16に示すレーザープリンターに本発明の別実施形態に係るオプション装置を取り付けた状態を示す斜視図である。 別実施形態に係るオプション装置及びレーザープリンターの装置本体の内部を示す平面模式図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本実施形態に係るオプション装置が後付けされる画像形成装置としての複合機の例を示す斜視図である。図1は複合機の右斜め前から見た斜視図であり、図2は複合機の右斜め後から見た斜視図である。以下の説明で必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、画像形成装置の操作パネル1がある前面を正面視とし、この方向を基準にしている。
この複合機は、本体正面の右側に液晶表示器を含む操作パネル1を備え、本体の上部に原稿自動送り装置(ADF)2を有する原稿読取部3が設けられている。また、原稿読取部3の下方で操作パネル1の左側には、印刷された用紙が排出されて積層される排紙トレイ4が設けられている。操作パネル1及び排紙トレイ4の下の装置本体5の内部には、感光ドラム、露光装置、現像装置、転写装置、定着装置等を含む画像形成部が設けられている。装置本体5の下側には、画像形成部へ給紙される定型の記録用紙を収容した給紙トレイ6が装着されている。
また、装置本体5の右側には、手差し給紙トレイ7が備えられている。図1及び図2では、手差し給紙トレイ7は閉じられた定常状態で示されている。手差し給紙トレイ7は、下部に設けられた前後方向の枢支軸で装置本体5に支持されており、上部を右側に倒すと、枢支軸周りに手差し給紙トレイ7が略水平になるまで回動して開く。手差し給紙トレイ7に用紙がセットされたときは、その用紙が優先的に画像形成部へ給紙され、手差し給紙トレイ7に用紙がセットされていないときは給紙トレイ6に収容された用紙が画像形成部へ給紙される。
手差し給紙トレイ7又は給紙トレイ6から送り出された用紙は、装置本体5の内部で画像形成部へ給紙される。複合機は、コピー機能、スキャナー機能、プリンター機能、ファックス機能等の複数の機能を備えている。例えばコピー機能が使用される場合、原稿読取部3で読み取られた画像データに従って、同じ画像を形成するように露光装置が制御されて感光ドラムに静電潜像が形成され、現像装置によって静電潜像が現像されてトナー像となる。このトナー像は転写装置によって用紙に転写され、定着装置によって加熱されて定着する。つまり、画像形成部へ給紙された用紙は、所定の搬送路に沿って搬送される間にトナー像が転写され、定着された後に排紙トレイ4へ排出される。
装置本体5の右側面の手差し給紙トレイ7の上方に、第1の排気口8が設けられている。第1の排気口8の内側には排気フィルター及び排気ファン(冷却ファン)が備えられ、定着装置等を冷却した空気(冷却風)がフィルターを通って第1の排気口8から排出される。排気フィルターは、現像装置や定着装置で発生する超微粒子(UFP)が冷却風に混じってそのまま外部に排出されるのを防ぐためのものである。つまり、冷却風に含まれる超微粒子は排気フィルターによってある程度捕集される。
また、装置本体5の背面側の上部には、横並びの2箇所に第2の排気口9が設けられている。この内側には排気ファン(冷却ファン)が備えられているが、フィルターは備えられていない。第2の排気口9とその排気ファンの近くには、パワートランジスター等の発熱部品が実装されたプリント基板が配置されており、それらの発熱部品を冷却した空気(冷却風)が第2の排気口9から排出される。また、第2の排気口9の下方において、装置本体5の背面側に吸気口10が設けられている。この吸気口10以外に、装置本体5の左側面や底面にも吸気口が適宜設けられている。吸気口から取り入れられた空気が上記のように装置本体5の内部を冷却した後、第1の排気口8及び第2の排気口9から排出される。
近年、画像形成装置からの排気中に含まれる超微粒子(UFP)に対する規制が特に欧州で厳しくなってきている。上述のように、第1の排気口8の内側には排気フィルターが備えられているが、簡易的な比較的目の粗いフィルターであるために、排気(冷却風)に含まれる超微粒子を十分に捕集することができない。また、第2の排気口9はプリント基板に実装された発熱部品の冷却風を排出するための排気口でありフィルターを備えていないが、ここからの排気にも定着装置等の冷却風が混じり、超微粒子を含む可能性がある。
そこで、第1の排気口8及び第2の排気口9をカバーするダクトと、目の細かいフィルター及び電動ファンを備えた空気清浄化機能を有するオプション装置を後付けし、第1の排気口8及び第2の排気口9からの排気に含まれる超微粒子をオプション装置の目の細かいフィルターで十分に捕集し、清浄化された空気をオプション装置から排出する。
図3及び図4は、図1及び図2に示した複合機にオプション装置12を取り付けた状態の外観を示している。図3は、複合機の右斜め前から見た斜視図であり、図4は複合機の右斜め後から見た斜視図である。オプション装置12は、第1の排気口8及び第2の排気口9(図1及び図2参照)からの排気を集める第1のダクト13及び第2のダクト14と、フィルター及び電動ファンを内蔵している空気清浄部(以下、クリーンユニットという)15を備えている。第1のダクト13及び第2のダクト14で集められた排気は、クリーンユニット(空気清浄部)15で合流され、排気中の超微粒子が内蔵のフィルターで捕集され、清浄化された排気が電動ファンによって背面の排気口16から排出される。
オプション装置12のクリーンユニット15と第1のダクト13及び第2のダクト14は一体に組み立てられている。複合機の背面上部の段部3aにブラケット17を両面テープで固定し、クリーンユニット15をブラケット17に引っ掛けるようにしてオプション装置12を複合機に装着する。その様子を図5に部分断面図として示す。断面L字状のブラケット17が複合機の背面上部の段部3aに両面テープ18で固定されている。ブラケット17の長手方向複数個所に切り起こし加工でフック部17aが形成され、クリーンユニット15の上面から下方に折れ曲がった係合部15aをフック部17aに引っ掛けるようにして、オプション装置12が複合機に取り付けられる。オプション装置12の第1のダクト13及び第2のダクト14の開口部(排気の入口)には、開口部を囲むように発泡ウレタン樹脂(スポンジ)のパッキンが設けられ、複合機の第1の排気口8及び第2の排気口9からの排気が直接外へ漏れにくいようにしている。また、クリーンユニット15の上面のコーナー部に、クリーンユニット15の動作状態を発光ダイオードで表示するインジケーター(報知部)19が設けられている(図4参照)。
図6は、複合機の装置本体5及びオプション装置12の内部を示す平面模式図である。図6及び以下の説明で参照する図において、排気の流れ、すなわち空気流を実線の矢印線で描いている。装置本体5の右側面(図6では左側)に設けられた第1の排気口8は、その内側に排気フィルター20と排気ファン(冷却ファン)21を備え、定着装置等を冷却した空気(冷却風)が排気フィルター20を通って第1の排気口8から排出され、オプション装置12の第1のダクト13を通ってクリーンユニット15に導かれる。また、装置本体5の背面側(図6では下側)に設けられた第2の排気口9は、その内側に排気ファン(冷却ファン)22を備え、プリント基板に実装された発熱部品を冷却した空気(冷却風)が第2の排気口9から排出され、オプション装置12の第2のダクト14を通ってクリーンユニット15に導かれる。
クリーンユニット15には、装置本体5の第1の排気口8の内側の排気フィルター20よりも目の細かい高効率微粒子エアフィルター(以下、HEPAフィルターという)23と、電動ファン(排気ファン)24が内蔵されている。第1のダクト13及び第2のダクト14で集められた排気は、クリーンユニット15で合流され、排気中の超微粒子がHEPAフィルター23で捕集され、清浄化された排気が電動ファン24によって背面の排気口16から排出される。
また、オプション装置12は、複合機の装置本体5からの排気の有無を検出することによって複合機の状態(待機中又は印刷中)を検出するための空気流センサー25と、その出力信号に基づいて電動ファン24の作動(つまり、クリーンユニット15の作動)を制御する制御装置とを備えている。これにより、オプション装置12は、複合機と電気的な接続を必要としないで、複合機の動作状態に応じて、必要な時に電動ファン24を作動(クリーンユニット15による空気清浄化機能を作動)させることができる。なお、制御装置や電動ファン24を作動させるための電源は複合機からではなく、商用電源(AC100V)からオプション装置12の電源回路へ供給される。
図7に、空気流センサー25の周辺の側面模式図を示し、図8及び図9に空気流センサー25の構造及び検出原理を側面模式図で示す。空気流センサー25は、排気ファン(冷却ファン)22によって排気口9から排出される排気の一部を取り込んで、ダクト14を流れる空気流とは別の空気流路を形成する筒状ケース26と、筒状ケース26の内部で浮遊移動する被検知体27と、被検知体27の移動を検出して電気信号を出力する検知器としてのフォトセンサー28とを備えている。
円筒状又は角筒状の筒状ケース26は空気流(排気)の入口26aと、ダクト14の外で大気に連通する出口26bとを備え、入口26a近くの外周面にフォトセンサー28が配置されている。フォトセンサー28は、発光部28aと受光部28bが筒状ケース26を挟んで径方向に向き合うように配置された透過型のフォトセンサーである。被検知体27は、発泡スチロールのような軽量の発泡材料を球形に成形したものであり、その直径は筒状ケース26の最小内径より小さく、被検知体27と筒状ケース26の内壁との隙間に空気流が生じる。
被検知体27は、筒状ケース26内を流れる排気(空気流)が所定の風圧未満のときは、その自重によって図8に示すように、筒状ケース26の入口26a近くの初期位置にある。このとき、フォトセンサー28の発光部28aから出た光は被検知体27によって遮られて受光部28bに達しないので、受光部28bから光検出信号は出力されない。他方、筒状ケース26内を流れる排気(空気流)が所定の風圧以上になると、図9に示すように、被検知体27は空気流に押されて初期位置から移動する(浮き上がる)。このとき、フォトセンサー28の発光部28aから出た光は被検知体27によって遮られることなく受光部28bに達し、受光部28bから光検出信号は出力される。したがって、受光部28bから光検出信号の有無に基づいて、排気(空気流)が所定の風圧以上か否かを判断することができる。
なお、複合機が印刷処理を実行中は、排気ファン(冷却ファン)22が全速で回転しており、この状態が、排気(空気流)が所定の風圧以上である状態に対応する。複合機が印刷処理を実行していないとき(待機中)は、排気ファン(冷却ファン)22が停止しているか、あるいは回転していても遅い速度で回転しており、この状態が、排気(空気流)が所定の風圧未満である状態に対応する。本明細書において、「排気(空気流)の有無」という場合は、特に断らない限り、排気(空気流)が所定の風圧以上の状態と、排気(空気流)が所定の風圧未満の状態との対比を意味する。
フォトセンサー28は、透過型のフォトセンサーに限らず、反射型のフォトセンサーを用いてもよい。反射型のフォトセンサーの場合は、その発光部と受光部が筒状ケース26の外側において、径方向の同じ側に位置する。図8及び図9と同様に筒状ケース26の入口26a近くに反射型のフォトセンサーが配置されている場合は、図8のように被検知体27が初期位置にあるときに、発光部から出た光が被検知体27で反射して受光部に入るので、受光部から光検出信号が出力される。他方、図9のように被検知体27が初期位置から移動したときは、発光部から出た光は被検知体27で反射しないので、受光部から光検出信号は出力されない。したがって、透過型のフォトセンサーとは逆の論理レベルの出力が得られる。
なお、筒状ケース26は、少なくともフォトセンサー28の発光部28aから受光部28bに至る光路に対応する箇所は光を透過するような材質(例えば透明樹脂)で構成されていることが必要である。外光がフォトセンサー28の受光部の与える影響(ノイズ)を防止するために、筒状ケース26の周壁全体が黒く塗装され(または光不透過性の塗料が塗られ)、フォトセンサー28の発光部28aから受光部28bに至る光路に対応する箇所のみが光を透過するようにスリット状に塗料が除かれていることが好ましい。
また、筒状ケース26の入口26a及び出口26bの付近に、被検知体27が筒状ケース26から出ることを防止する抜け止め部材30が設けられ、この抜け止め部材30が空気流を整える整流部材としての機能を兼ね備えている。抜け止め部材30は、図10(a)に示すように、平面視で円形枠の内側に十字状の抜け止めが一体に形成された樹脂成型品であり、ある程度の厚みを有することにより、整流部材としても機能する。図10(a)に示す平面形状に限らず、例えば図10(b)に示すような井桁状の抜け止めが円形枠の内側に一体に形成されたものでもよい。あるいは、マス目の数がさらに多い格子状の抜け止めが円形枠の内側に一体に形成されたものでもよい。また、図11に示すように、筒状ケース26の出口26bの付近に、外部からケース内への空気の流れ込みを防ぐ風防31が設けられていることが好ましい。
次に、オプション装置12の電気回路の構成を図12に示す。オプション装置12は、空気流センサー25を構成するフォトセンサー28の受光部28bの出力信号(検出信号)に基づいて電動ファン24(空気清浄部)及びインジケーター19を制御する制御装置32を備えている。制御装置32は、プログラムに従って動作するマイクロコンピューター等を用いて構成できるが、ディスクリート部品を用いた電子回路として構成してもよい。また、制御装置32は、電動ファン24、インジケーター(LED)19、及びフォトセンサー28の発光部(LED)28aの駆動回路も含み、インジケーター19やフォトセンサー発光部28aをパルス駆動している。また、電動ファン24、インジケーター19、及びフォトセンサー発光部28aの動作用電圧を含む制御装置32の動作用電圧を生成する電源回路33が設けられ、商用電源(AC100V)に接続されている。
次に、制御装置32が行う制御の一例をフローチャートとして図13に示す。制御装置32は、ステップ#101でフォトセンサー発光部28aをオンにし、ステップ#102でフォトセンサー受光部28bの検出信号が有る(例えばハイレベル)か否かをチェックする。つまり、複合機の排気の有無から動作状態をチェックして、電動ファン24(クリーンユニット15)を作動させるか否かを判断する。
前述のように、複合機が印刷処理を実行中は、排気ファン(冷却ファン)22が全速で回転しており、このとき、空気流センサー25の被検知体27が排気(空気流)の圧力で浮かび上がり、フォトセンサー発光部28aから出た光が被検知体27に遮られることなくフォトセンサー受光部28bに入力されるので、フォトセンサー受光部28bの検出信号有りの状態になる。他方、複合機が印刷処理を実行中でない場合(待機中)は、排気ファン(冷却ファン)22が停止しているか、あるいは回転していても遅い速度で回転しており、このとき、空気流センサー25の被検知体27は自重で下がった位置(初期位置)にあり、フォトセンサー発光部28aから出た光は被検知体27に遮られてフォトセンサー受光部28bに達しないので、フォトセンサー受光部28bの検出信号無し(例えばローレベル)になる。したがって、制御装置32は、フォトセンサー受光部28bの検出信号の有無をチェックすることにより、複合機の排気の有無(動作状態)を判断し、それに基づいて電動ファン24(クリーンユニット15)の作動を制御する。
フォトセンサー受光部28bの検出信号無しの場合は、ステップ#102の判断に戻る。つまり、電動ファン24及びインジケーター19はオフのままである。フォトセンサー受光部28bの検出信号有りの場合はステップ#103に進み、一定時間(例えば10秒間)継続してフォトセンサー受光部28bの検出信号有りであるか否かをチェックする。一定時間継続してフォトセンサー受光部28bの検出信号有りでない場合、つまり、その間に一度でもフォトセンサー受光部28bの検出信号無しになった場合は、ステップ#103の判断に戻る(電動ファン24及びインジケーター19はオフのままである)。なお、制御装置32は、内部クロックをカウントする内蔵タイマー32aを備え(図12参照)、この内蔵タイマー32aを用いて一定時間等の計時を行う。
一定時間継続してフォトセンサー受光部28bの検出信号有りである場合に初めて、ステップ#104に進み、電動ファン24をオンにすると共にインジケーター19をオンにする。これによって、空気流のゆらぎ、機器の振動、外部ノイズ等に起因する誤動作を防止すると共に、電動ファン24及びインジケーター19が短い周期でオン・オフを繰り返すチャタリング現象を防止することができる。
この後、ステップ#105で、フォトセンサー受光部28bの検出信号無しになったか否かをチェックする。複合機が印刷処理を終了すれば、排気ファン(冷却ファン)22の回転速度が遅くなる(その後、しばらくして停止する)ので、フォトセンサー受光部28bの検出信号無しになる。したがって、制御装置32はこれに伴ってクリーンユニット15の作動を停止すべく、ステップ#106で電動ファン24をオフにすると共にインジケーター19をオフにする。この後、ステップ#102に戻って、上記の処理を繰り返すことになる。
ステップ#105で、フォトセンサー受光部28bの検出信号無しでない場合(検出信号有りが継続している場合)は、ステップ#107に進み、電動ファン24の作動開始から規定時間(例えば30分間)が経過したか否かをチェックする。電動ファン24の作動(クリーンユニット15の作動)が規定時間継続している状態は異常状態であり、この場合は、ステップ#108でインジケーター19を点滅させて異常状態をユーザーに知らせる。そして、ユーザーによるリセット等の処理を待つメンテナンス待ち状態になる。
なお、報知部としてのインジケーター(LED)19は、オン(点灯)、オフ(消灯)、点滅の3通りの状態によって、クリーンユニット(空気清浄部)15の正常作動状態、停止状態、及び異常状態を区別可能に報知している。これら3つの状態を区別可能に報知する方法として、例えば、正常作動状態は緑色発光とし、異常状態は赤色発光とするごとく、発光色を変える等、他の方法を用いてもよい。また、報知部として、特に異常状態の報知用として、ブザーを用いてもよい。インジケーター(LED)とブザーを併用して3つの状態を区別可能に報知してもよい。
上記のように、制御装置32は、空気流センサー25を構成するフォトセンサー28の受光部28bの検出信号の有無(論理レベル)をチェックすることにより、複合機の排気の有無(動作状態)を判断し、それに基づいて電動ファン24(クリーンユニット15)の作動を制御している。複合機が印刷処理を実行しているときに、排気ファン(冷却ファン)22が全速で回転し、その排気中には超微粒子が含まれている。このとき、制御装置32は、空気流センサー25の検出信号に基づいて、電動ファン24(クリーンユニット15)を作動させ、排気中の超微粒子はHEPAフィルター23で捕集され、清浄化された排気が電動ファン24によって背面の排気口16から排出される。なお、クリーンユニット15の電動ファン24は、複合機の装置本体5に設けられた排気ファン21及び排気ファン(冷却ファン)22の回転速度(全速回転時の回転速度)と略同等の回転速度(略同等の風速)で回転する。
図6に示す例では、空気流センサー25が複合機の第2の排気口9(排気ファン22の近く)に配置されているが、複合機からの排気を検出する目的からは、この位置に限らず、例えば第1の排気口8(排気ファン21)の近くに設けてもよいし、ダクト13,14の内部の任意の箇所に設置することも可能である。しかし、本実施形態の空気流センサー25は前述のように簡易的な構造のセンサーであるので、できるだけ排気(空気流)が強い箇所に設置し、排気の有無(所定風圧以上か未満か)を的確に検出することが望ましい。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、第2の排気口9(排気ファン22)の近くに空気流センサー25を配置している。第1の排気口8の内側には複合機の内蔵フィルターが設けられているので、第1の排気口8からの排気(空気流)は第2の排気口9からの排気(空気流)より弱くなるからである。オプション装置12の内部の空気流の経路に沿う方向における空気流センサー25の位置については上記の通りであるが、排気断面における位置についても、排気風速が最も速い箇所に空気流センサー25(正確には空気流センサー25の排気取込口)を配置することが望ましい。
図14は、空気流センサー25の排気断面における位置を示す側面図である。オプション装置12の内部から見た図、つまり複合機の背面外側から見た図を示している。図示のように、第2の排気口9の左上隅の近くに空気流センサー25の排気の排気取込口34が配置されている。第2の排気口9の後側(複合機の装置本体5の内部)には、軸流ファンである第2の排気ファン22が配置されているが、一般に軸流ファンから出る空気流(風)の強さは、空気流断面の中心部で弱く、周辺部で強くなる。さらに、周辺部の中でも、排気ファン22の近くの部品配置等に起因して空気流の強さ(排気風速)にばらつきがある。本実施形態の例では、排気ファン22(第2の排気口9)の左上隅の近くで空気流の強さ(排気風速)が最も大きくなるので、この位置に空気流センサー25の排気の排気取込口34が配置されている。
また、本実施形態の空気流センサー25は、1個のフォトセンサー28を用いて、被検知体27が初期位置にあるか否か、つまり空気流が所定の風圧未満であるか以上であるか、二値的な検出を行うものであるが、変形例として、複数のフォトセンサーを用いて空気流を多値的に検出することも可能である。図15に空気流センサーの変形例を側面模式図として示す。
図15に示す空気流センサー25では、第1のフォトセンサー28(発光部28a及び受光部28b)の上側に所定の間隔をおいて第2のフォトセンサー29(発光部29a及び受光部29b)が配置されている。そして、第1のフォトセンサー28の受光部28bの検出信号と第2のフォトセンサー29の受光部29bの検出信号との組み合わせによって、例えば「排気無し」、「弱い排気」、「強い排気」の三段階に区別して検出することができる。つまり、第1のフォトセンサー受光部28bの検出信号が無ければ「排気無し」、第2のフォトセンサー受光部29bの検出信号が無ければ「弱い排気」、第1のフォトセンサー受光部28bの検出信号と第2のフォトセンサー受光部29bの検出信号の両方が有れば「強い排気」と判断することができる。制御装置32がこのような判断を行い、その判断結果にしたがって、例えば、オプション装置12のクリーンユニット15の電動ファン24の回転速度を「回転無し」、「遅い回転」、「速い回転」の三段階に制御することが可能となる。
また、本実施形態では、複数の排気口8,9を備えた複合機に、本発明の空気流センサー25を有するオプション装置12を取り付けた例を説明したが、本発明はこれに限るわけではない。例えば、別実施形態として、図16に示すような一般的なレーザープリンターに本発明の空気流センサーを有するオプション装置を取り付けることも可能である。このレーザープリンターは、液晶表示器及び操作ボタンを含む操作パネル1を前面上部に備え、その後方の上面に排紙トレイ4が設けられている。装置本体5の内部には感光ドラム、露光装置、現像装置、転写装置、定着装置等を含む画像形成部が設けられている。装置本体5の下側には、画像形成部へ給紙される定型の記録用紙を収容した給紙トレイ6が装着されている。なお、図1及び図2に示した複合機と同じ機能を有する部分は、図16において同じ参照番号が付されている。
図16に示すレーザープリンターに本発明の別実施形態に係るオプション装置を取り付けた状態を斜視図として図17に示す。また、オプション装置とレーザープリンター装置本体の内部を平面模式図として図18に示す。これらの図において、既述の実施形態と同じ機能を有する部分は同じ参照番号を付し、重複する説明を省略する。
図16に示すレーザープリンターでは、装置本体5の右側面に排気口9が設けられ、左側面に吸気口(図示せず)が設けられている。排気口9の内側には、排気ファン(冷却ファン)22が配置されている。図17及び図18に示すオプション装置12は、レーザープリンター装置本体5の排気口9のすぐ外側に、排気口9を覆うように箱形のクリーンユニット15が取り付けられるので、既述の実施形態のような排気口からクリーンユニット15まで排気を導くダクトは無い。但し、クリーンユニット15の箱形外装が、レーザープリンター装置本体5の排気口9からの排気をHEPAフィルター23へ導くダクトとして機能する。
図18からわかるように、レーザープリンター装置本体5の排気口9の内側の排気ファン22と、クリーンユニット15の電動ファン24とが略同一の軸線上に配置され、その間にオプション装置12(クリーンユニット15)の空気流センサー25とHEPAフィルター23が配置される。空気流センサー25とHEPAフィルター23は、既述の実施形態と同じものを同様に配置して使用することができる。このような別実施形態に係るオプション装置12においても、既述の実施形態のオプション装置12と同様の作用と効果が奏される。
以上に説明した本発明の実施形態はあくまで一例であって、説明の中で適宜述べた変形例に限らず、種々の変形が可能である。
5 電気機器の装置本体
8,9 電気機器の排気口
12 オプション装置
13,14 ダクト
15 空気清浄部(クリーンユニット)
19 報知部(インジケーター)
20 排気フィルター
23 HEPAフィルター
24 電動ファン
25 空気流センサー
26 筒状ケース
27 被検知体
28 検知器(フォトセンサー)
30 抜け止め部材
31 風防
32 制御装置

Claims (8)

  1. 空気流の入口及び出口としての開口を軸方向両端部に有する筒状のケースと、前記ケース内で前記入口から前記出口へ流れる空気流を受けて浮遊移動する被検知体と、前記ケースの外側に設けられ、前記被検知体の移動を検出して電気信号を出力する検知器とを備え、前記空気流が所定の風圧未満の場合は前記被検知体が初期位置にあり、前記空気流が所定の風圧以上の場合は前記被検知体が初期位置から移動することを特徴とする空気流センサー。
  2. 前記空気流が所定の風圧以上になると前記被検知体が初期位置から移動し、前記空気流が所定の風圧未満になると前記被検知体は、その自重によって初期位置に戻ることを特徴とする
    請求項1に記載の空気流センサー。
  3. 前記被検知体は球状の軽量物体であり、その直径が前記ケースの内径より小さく、前記被検知体と前記ケースの内壁との隙間に空気流が生じることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の空気流センサー。
  4. 前記ケースの入口及び出口である軸方向両端部の開口付近に、前記被検知体が前記ケースから出ることを防止する抜け止め部材が設けられ、前記抜け止め部材が空気流を整える整流部材としての機能を兼ね備えていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1項に記載の空気流センサー。
  5. 前記被検知体が発泡材料の成形品であることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載の空気流センサー。
  6. 前記ケースの出口付近に、外部からケース内への空気の流れ込みを防ぐ風防が設けられていることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項に記載の空気流センサー。
  7. 前記検知器はフォトセンサーであり、前記フォトセンサーの発光側から受光側に至る光路に対応する前記ケースの箇所は光を透過するように構成されていることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項に記載の空気流センサー。
  8. 前記検知器は、前記ケースの外側において前記被検知体の初期位置に設けられていることを特徴とする
    請求項1から7のいずれか1項に記載の空気流センサー。
JP2015063278A 2015-03-25 2015-03-25 空気流センサー、オプション装置及び画像形成システム Active JP6304093B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015063278A JP6304093B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 空気流センサー、オプション装置及び画像形成システム
CN201610164511.6A CN106019909B (zh) 2015-03-25 2016-03-22 空气流传感器及电器设备用选装装置
US15/079,270 US9946222B2 (en) 2015-03-25 2016-03-24 Air flow sensor and optional device that is for electrical machine and that includes the air flow sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015063278A JP6304093B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 空気流センサー、オプション装置及び画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016183873A true JP2016183873A (ja) 2016-10-20
JP6304093B2 JP6304093B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=56974035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015063278A Active JP6304093B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 空気流センサー、オプション装置及び画像形成システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9946222B2 (ja)
JP (1) JP6304093B2 (ja)
CN (1) CN106019909B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019020625A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 コニカミノルタ株式会社 排気装置および画像形成装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6217679B2 (ja) * 2015-03-25 2017-10-25 コニカミノルタ株式会社 電気機器用オプション装置
CN108982909A (zh) * 2018-05-30 2018-12-11 上海寰钛教育科技有限公司 微动空气传感器
JP7071242B2 (ja) * 2018-08-09 2022-05-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
WO2020060528A1 (en) * 2018-09-17 2020-03-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. A printing system
JP7360620B2 (ja) * 2019-11-19 2023-10-13 株式会社リコー 部品、冷却装置及び画像形成装置
JP7558786B2 (ja) * 2020-12-14 2024-10-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
IT202100025583A1 (it) * 2021-10-07 2023-04-07 New System Srl Exhaust collector
CN115656426A (zh) * 2022-09-26 2023-01-31 海南电网有限责任公司电力科学研究院 一种便携式六氟化硫分解气体检测设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4731671U (ja) * 1971-04-27 1972-12-09
JPH06301260A (ja) * 1993-04-12 1994-10-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の排気装置
JPH06324543A (ja) * 1993-05-13 1994-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の排出装置
JPH10281828A (ja) * 1997-04-04 1998-10-23 Nitto Seiko Co Ltd 流量計
JP2007010631A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Koken:Kk 送風インジケータ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4405882A (en) * 1980-12-08 1983-09-20 Hughes Aircraft Company Air flow sensor
JP2688665B2 (ja) 1987-12-03 1997-12-10 株式会社日立製作所 自動電力制御形の電気掃除機
US6637127B2 (en) * 2001-10-02 2003-10-28 Tyco Electronics Corporation Dryer airflow sensor

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4731671U (ja) * 1971-04-27 1972-12-09
JPH06301260A (ja) * 1993-04-12 1994-10-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の排気装置
JPH06324543A (ja) * 1993-05-13 1994-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の排出装置
JPH10281828A (ja) * 1997-04-04 1998-10-23 Nitto Seiko Co Ltd 流量計
JP2007010631A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Koken:Kk 送風インジケータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019020625A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 コニカミノルタ株式会社 排気装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20160282157A1 (en) 2016-09-29
JP6304093B2 (ja) 2018-04-04
US9946222B2 (en) 2018-04-17
CN106019909B (zh) 2019-11-15
CN106019909A (zh) 2016-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6304093B2 (ja) 空気流センサー、オプション装置及び画像形成システム
JP6217679B2 (ja) 電気機器用オプション装置
JP6191642B2 (ja) 電気機器用オプション装置
JP6225937B2 (ja) 電気機器用オプション装置
JP6572584B2 (ja) 電気機器用オプション装置及び画像形成装置
JP2008165110A (ja) 画像形成装置の排気機構
JP6536082B2 (ja) 電気機器用オプション装置及び画像形成装置
US9261858B2 (en) Image forming apparatus
US7509086B2 (en) Image forming apparatus
JP6003142B2 (ja) 空気清浄部を備えた被操作装置
JP3825912B2 (ja) 電子機器の排気装置、これを用いた電子機器
US20190187611A1 (en) Image forming apparatus
US20110019217A1 (en) Image forming system
JP4979745B2 (ja) 画像形成システム
JP2012032477A (ja) トナー除去装置、画像形成装置
JP4879300B2 (ja) 画像形成システム
JP4539734B2 (ja) 画像形成装置
JP2020148866A (ja) 画像形成装置
JPH0580437A (ja) 複写機の冷却装置
JP2009229984A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4727535B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161116

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20161122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6304093

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150