JP2016182082A - 水田作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機体の進行に伴って田面に溝を形成する作溝部41を、田面に接地するフロート16に備えて、供給パイプ46をフロート16の底面16cに対して略直交する上下向き姿勢で作溝部41の上部に接続する。繰り出し部により繰り出された粉粒体が、供給パイプ46から、作溝部41により田面に形成された溝に供給されるように構成する。
【選択図】図8
Description
本発明は、水田作業機において、作溝部による溝に粉粒体を適切に供給することができるように構成することを目的としている。
(構成)
本発明の第1特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
粉粒体を貯留する貯留部と、前記貯留部から粉粒体を繰り出す繰り出し部とを備え、
機体の進行に伴って田面に溝を形成する作溝部を、田面に接地するフロートに備えて、
供給パイプを前記フロートの底面に対して略直交する上下向き姿勢で前記作溝部の上部に接続して、
前記繰り出し部により繰り出された粉粒体が、前記供給パイプから、前記作溝部により田面に形成された溝に供給されるように構成している水田作業機。
本発明の第1特徴によると、供給パイプがフロートの底面に対して略直交する上下向き姿勢で作溝部の上部に接続されているので、供給パイプは略鉛直姿勢となっている(田面に接地するフロートの底面が略水平であることによる)。
これにより、多数の粒の粉粒体が繰り出し部から塊状に繰り出された場合に、粉粒体が供給パイプの内面にあまり接触することなく、供給パイプの内面と平行に落下する状態となるのであり、粉粒体が供給パイプの内面(底面)を滑り落ちるような状態は生じ難くなる。
従って、粉粒体が供給パイプの出口から出た際に分散することが少なくなり、作溝部による溝に供給されない粉粒体を少なくすることができるのであり、粉粒体を供給パイプの出口から作溝部による溝に適切に供給することができる。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記繰り出し部と前記供給パイプの上部とに亘って供給路を接続している請求項1に記載の水田作業機。
例えば他の装置等との配置の関係から、作溝部の鉛直上方に繰り出し部を配置することができず、作溝部の鉛直上方から少し外れた位置に繰り出し部を配置することがある。
以上の状態において、本発明の第2特徴によると、繰り出し部と供給パイプの上部とに亘って供給路を接続することにより、作溝部及び供給パイプと繰り出し部との位置のずれを供給路によって補うことができるのであり、繰り出し部により繰り出された粉粒体が供給路から供給パイプに無理なく供給される。
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記供給パイプが上部から下部に亘って内部の断面積が変化しない直管である。
繰り出し部の出口部分は比較的大きなものであるのに対して、供給パイプの出口は比較的小さなものであるので、繰り出し部と供給パイプとの間に、断面積を狭めて供給パイプの出口に合わせる漏斗部を備える必要がある。
この場合、漏斗部を供給パイプに備えると、粉粒体が漏斗部の傾斜した内面に衝突して粉粒体が落下方向を変える状態となり、漏斗部の下側の供給パイプの部分においても、粉粒体が供給パイプの内面に衝突して落下方向を変える状態となることがあり、粉粒体が供給パイプの出口から出た際に散乱することがある。
これにより、粉粒体が供給パイプの出口から出た際に散乱することは少なく、粉粒体を供給パイプの出口から作溝部による溝に適切に供給することができる。
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記供給パイプの下部に位置する粉粒体の出口において、前記出口の外周部に沿った面の面積が、前記フロートの底部と平行な面での前記供給パイプの内部の断面積よりも大きな値となるように、前記出口の外周部の形状を設定している。
供給パイプの出口は田面に近い位置に位置しているので、田面の水により、粉粒体が供給パイプの出口に付着し、粉粒体の塊が成長して詰まりに発展することがある。
本発明の第4特徴によると、供給パイプの出口の外周部に沿った面の面積が、供給パイプの内部の断面積(フロートの底部と平行な面での供給パイプの内部の断面積)よりも大きな値となるように構成されており、フロートの底部と平行な面に対して、供給パイプの出口の外周部に沿った面が平行ではない状態となっている。
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第4特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記出口の外周部の後部が前記出口の外周部の前部よりも下側に位置するように、前記出口の外周部の形状を設定している。
前項[IV]に記載のように、供給パイプの出口の外周部に沿った面の面積が、供給パイプの内部の断面積(フロートの底部と平行な面での供給パイプの内部の断面積)よりも大きな値となる構成を得る為に、本発明の第5特徴は、供給パイプの出口の外周部の後部が出口の外周部の前部よりも下側に位置するように、供給パイプの出口の外周部の形状を設定している。
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第4特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記出口の外周部の前部が前記出口の外周部の後部よりも下側に位置するように、前記出口の外周部の形状を設定している。
前項[IV]に記載のように、供給パイプの出口の外周部に沿った面の面積が、供給パイプの内部の断面積(フロートの底部と平行な面での供給パイプの内部の断面積)よりも大きな値となる構成を得る為に、本発明の第6特徴は、供給パイプの出口の外周部の前部が出口の外周部の後部よりも下側に位置するように、供給パイプの出口の外周部の形状を設定している。
(構成)
本発明の第7特徴は、本発明の第1〜第6特徴の水田作業機のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することある。
前記作溝部が、田面に突入して溝を形成する溝形成体と、前記溝形成体の後部の右部から後方に延出される右壁部と、前記溝形成体の後部の左部から後方に延出される左壁部とを備えており、
前記右及び左壁部の下端部が前記フロートの底面よりも上側に位置して、
前記供給パイプの下部に位置する粉粒体の出口が、前記右及び左壁部の間に位置している。
作溝部は、田面に突入して溝を形成する溝形成体と、溝形成体の後部の右部から後方に延出される右壁部と、溝形成体の後部の左部から後方に延出される左壁部とを備えて構成されることが多く、供給パイプが作溝部に接続された場合、供給パイプの出口が作溝部の右及び左壁部の間に位置することが多い。
前述の状態において、例えば薬剤等のように細かい粉粒体を供給パイプの出口から作溝部による溝に供給する場合、粉粒体が供給パイプの出口から出た際に作溝部の右及び左壁部に接触すると、田面の水により粉粒体が作溝部の右及び左壁部の内面に付着し、粉粒体の塊が成長して詰まりに発展することがある。
これによって、粉粒体が供給パイプの出口から出た際に、作溝部の右及び左壁部に接触することが少なくなり、田面の水が作溝部の右及び左壁部の内面に到達し難くなるので、粉粒体が作溝部の右及び左壁部の内面に付着する可能性を少なくすることができるのであり、粉粒体の塊が成長して詰まりに発展する可能性を少なくすることができる。
図1に示すように、前輪1及び後輪2で支持された機体の後部に、リンク機構3が昇降自在に支持され、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられており、リンク機構3の後部に播種装置5、施肥装置6及び薬剤供給装置7が支持されて、水田作業機の一例である6条型式の乗用型直播機が構成されている。
次に、播種装置5、施肥装置6及び薬剤供給装置7を支持するフレーム構造について説明する。
図2及び図6に示すように、左右方向の横フレーム8が備えられ、板材で構成された箱状の枠部17が横フレーム8の中央部に連結されており、枠部17にボス部9が連結されている。横フレーム8の右及び左部に前後向きの横フレーム10が後向きに連結され、枠部17及び横フレーム10に上下向きの縦フレーム11が連結されており、縦フレーム11の上部に亘って左右方向の横フレーム12が連結されている。
次に、播種装置5の支持構造について説明する。
図2及び図3に示すように、播種装置5において、6個の繰り出し部23が横フレーム15に所定間隔を置いて連結されて、繰り出し部23の下部に案内部材24が連結されており、案内部材24は後側が開放された断面コ字状の構成されている。鉄コーティング処理された種子を貯留するホッパー25が2個備えられており、3個の繰り出し部23の上部に亘ってホッパー25が連結されている。
以上のように、播種装置5は繰り出し部23、案内部材24及びホッパー25等を備えて構成されており、繰り出し部23の直下の田面(表面)に、複数粒の種子を一つの塊状に供給(点播)する表面播き型式(点播型式)に構成されている。
次に、施肥装置6の支持構造について説明する。
図2及び図3に示すように、施肥装置6において、6個の繰り出し部26(繰り出し部に相当)が横フレーム12に所定間隔を置いて連結され、肥料(粉粒体に相当)を貯留するホッパー27(貯留部に相当)が2個備えられており、3個の繰り出し部26の上部に亘ってホッパー27が連結されている。
次に、薬剤供給装置7の支持構造について説明する。
図2及び図4に示すように、薬剤供給装置7において、6個の繰り出し部32(繰り出し部に相当)が横フレーム12に所定間隔を置いて連結され、薬剤(粉粒体に相当)を貯留するホッパー33(貯留部に相当)が3個備えられており、2個の繰り出し部32の上部に亘ってホッパー33が連結されている。図2,4,5に示すように、フロート16に溝切り板34(溝形成体に相当)及び覆土部材37が連結されて、溝切り板34に作溝器35が連結されており、繰り出し部32と作溝器35とに亘ってホース36(供給路に相当)が接続されている。
入力軸40の動力が2つの伝動系に分岐して、一方の伝動系から播種装置5の繰り出し部23に動力が伝達されて、次に薬剤供給装置7の繰り出し部32に動力が伝達されており、他方の伝動系から施肥装置6の繰り出し部26に動力が伝達される。
次に、フロート16について説明する。
図2,5,7に示すように、フロート16は、幅広の前部16a及び幅狭の後部16bを備えており、前部16aの後端の左右中央から後部16bが後方に延出されて構成されている。
これにより、右及び左のフロート16の上下揺動範囲は、中央のフロート16の上下揺動範囲よりも小さなものに設定されており、水平面と平行な姿勢が基準姿勢(右及び左のフロート16の上下揺動範囲の中央位置)となっている。
次に、溝切り板34及び作溝器35について説明する。
図7,8,10に示すように、溝切り板34は、側面視において三角形状の板状に構成されて、機体の進行に伴って田面に溝を形成するのであり、フロート16の前部16aの右及び左の後端の底部に位置するように、ボルト44によってフロート16に連結されている。
以上のように、溝切り板34及び作溝器35(前壁部35a、右壁部35b及び左壁部35c)により、第1作溝部41が構成されている。
次に、薬剤供給装置7(繰り出し部32)と作溝器35との接続について説明する。
図8及び図10に示すように、ゴム製でジャバラ状の接続部56が作溝器35の上部に取り付けられており、硬質樹脂製の供給パイプ46が接続部56に取り付けられている。供給パイプ46は、上部から下部に亘って内部の断面積が変化しない丸パイプの直管に構成されて、十分な長さを備えており、供給パイプ46の長手方向がフロート16の底面16cと略直交するように、接続部56に取り付けられている。
ホース36は上部から下部に亘って内部の断面積が変化しない丸ホースの直管に構成されて、ホース36の内径と供給パイプ46の内径とが略同じに設定されており、漏斗部47と供給パイプ46の上部とに亘って、ホース36が略鉛直状(直線状)に接続されている。
次に、覆土部材37について説明する。
図7,8,10に示すように、横長の平板状の支持部材48が、フロート16の上面にボルト49により連結されている。支持部材48の右及び左の端部48aが上向きに折り曲げられて、右及び左の端部に連結孔48bが開口されており、連結孔48bの位置にナット48cが備えられている。
ボルト51がブラケット50の長孔50c及び支持部材48の連結孔48bに挿入されて、支持部材48のナット48cに締め付けられており、ブラケット50の縦壁部50aが支持部材48の右及び左の端部48aに連結されている。
支持部材48の右及び左の端部48a並びにブラケット50の縦壁部50aが、平面視において作溝器35(供給パイプ46の出口46a)の横側(フロート16の左右中央側)で、且つ、作溝器35(第1作溝部41)(供給パイプ46の出口46a)の後側に位置している。
図8に示すように、覆土部材37(覆土部材37の基部)が、側面視において作溝器35(第1作溝部41)の後側(供給パイプ46の出口46aの後側)に位置している。
前項[6]に記載のように、中央のフロート16の基準姿勢が水平面に対して少し前下がりの姿勢となっており、右及び左のフロート16の基準姿勢が水平面と平行な姿勢となっている。
これにより、右及び左のフロート16の覆土部材37に比べて、中央のフロート16の覆土部材37の田面への突入深さが浅くなる傾向にあるので、右及び左のフロート16のブラケット50の連結位置に対して、中央のフロート16のブラケット50の連結位置を低め(覆土部材37の田面への突入深さが深くなる側)に設定すればよい。
次に、溝切り板28及び作溝器29について説明する。
図7,8,9に示すように、溝切り板28は、側面視において三角形状の板状に構成されて、機体の進行に伴って田面に溝を形成するのである。溝切り板28は、フロート16の前部16aの右及び左の後端の底部に位置するように、ボルト49によって支持部材48(前項[9]参照)と一緒にフロート16に連結されている。
以上のように、溝切り板28及び作溝器29(前壁部29a、右壁部29b及び左壁部29c)により、第2作溝部42が構成されている。
作溝器29(第2作溝部42)が、平面視において、左右方向で覆土部材37に対して作溝器35(第1作溝部41)とは反対側(フロート16の左右中央側)である作溝器35(第1作溝部41)の横側に位置している。
次に、施肥装置6(繰り出し部26)と作溝器29との接続について説明する。
図8及び図9に示すように、ゴム製の接続部54が作溝器29の上部に取り付けられている。接続部54は、作溝器29の上部に取り付けられるジャバラ部54a、供給パイプ54b及び接続パイプ54cを備えて一体的に成形されて構成されている。接続部54の供給パイプ54b及び接続パイプ54cは、上部から下部に亘って内部の断面積が変化しない丸パイプの直管に構成されており、互いに斜めに交差するように接続されている。
次に、覆土部材31について説明する。
図7,8,9に示すように、板材を断面へ字状に折り曲げて覆土部材31が構成されており、覆土部材31に前後の連結孔(図示せず)が開口されている。フロート16の後部16bの右及び左側部に、平板状のフランジ部16dが成形されている。覆土部材31をフロート16のフランジ部16dの下面に当て付けられ、ボルト55により覆土部材31がフロート16のフランジ部16dに連結されている。
前述の[発明を実施するための形態]において、図11に示すように、供給パイプ46の出口46aを前下がり状の斜めに形成し、供給パイプ46の出口46aの外周部の前部46cが、供給パイプ46の出口46aの外周部の後部46bよりも下側に位置するように構成してもよい。
前述の[発明を実施するための形態]において、図12に示すように、供給パイプ46の出口46aを側面視で上に凸状に形成し、供給パイプ46の出口46aの外周部の前部46c及び後部46bが、供給パイプ46の出口46aの外周部の中央部よりも下側に位置するように構成してもよい。
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]に記載の供給パイプ46の出口46aや作溝器35の構成を、接続部54の供給パイプ54bの出口54dや作溝器29に適用してもよい。
16c フロートの底面
26,32 繰り出し部
27,32 貯留部
30,36 供給路
34 溝形成体
35b 右壁部
35c 左壁部
41,42 作溝部
46,54b 供給パイプ
46a 供給パイプの出口
46b 供給パイプの出口の外周部の後部
46c 供給パイプの出口の外周部の前部
Claims (7)
- 粉粒体を貯留する貯留部と、前記貯留部から粉粒体を繰り出す繰り出し部とを備え、
機体の進行に伴って田面に溝を形成する作溝部を、田面に接地するフロートに備えて、
供給パイプを前記フロートの底面に対して略直交する上下向き姿勢で前記作溝部の上部に接続して、
前記繰り出し部により繰り出された粉粒体が、前記供給パイプから、前記作溝部により田面に形成された溝に供給されるように構成している水田作業機。 - 前記繰り出し部と前記供給パイプの上部とに亘って供給路を接続している請求項1に記載の水田作業機。
- 前記供給パイプが上部から下部に亘って内部の断面積が変化しない直管である請求項1又は2に記載の水田作業機。
- 前記供給パイプの下部に位置する粉粒体の出口において、前記出口の外周部に沿った面の面積が、前記フロートの底部と平行な面での前記供給パイプの内部の断面積よりも大きな値となるように、前記出口の外周部の形状を設定している請求項3に記載の水田作業機。
- 前記出口の外周部の後部が前記出口の外周部の前部よりも下側に位置するように、前記出口の外周部の形状を設定している請求項4に記載の水田作業機。
- 前記出口の外周部の前部が前記出口の外周部の後部よりも下側に位置するように、前記出口の外周部の形状を設定している請求項4に記載の水田作業機。
- 前記作溝部が、田面に突入して溝を形成する溝形成体と、前記溝形成体の後部の右部から後方に延出される右壁部と、前記溝形成体の後部の左部から後方に延出される左壁部とを備えており、
前記右及び左壁部の下端部が前記フロートの底面よりも上側に位置して、
前記供給パイプの下部に位置する粉粒体の出口が、前記右及び左壁部の間に位置している請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の水田作業機。
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