JPH10210809A - 水稲用の施肥播種装置 - Google Patents

水稲用の施肥播種装置

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JPH10210809A
JPH10210809A JP1515997A JP1515997A JPH10210809A JP H10210809 A JPH10210809 A JP H10210809A JP 1515997 A JP1515997 A JP 1515997A JP 1515997 A JP1515997 A JP 1515997A JP H10210809 A JPH10210809 A JP H10210809A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水稲用の施肥播種装置における整地フロ−ト
に装着した作溝器の取付けにより、整地フロ−トの無闇
な上下動を防止することを目的とする。 【解決手段】 粒状の肥料と種籾とを同時に水田圃場面
に浮上して走行推進装置で滑走する整地フロ−ト27に
取り付けられてた施肥溝を成型する施肥作溝器31と、
同じく整地フロ−ト27に取り付けられて播種溝を成型
する播種作溝器32とを設けるに、当該整地フロ−ト2
7を推進する機枠25に横方向の支軸28を介して前後
にスイング自在に設けるとともに、この支軸28の前側
と後側とに前記施肥作溝器31と播種作溝器32とを何
れか一方が前側、他方が後側になるよう取付け、この作
溝器の底部が前記整地フロ−ト27の底面よりも下側に
突出し、その各作溝器の底面側が前側が上位で後側が下
位になる傾斜面を有する構成したことを特徴とする水田
用の施肥播種装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水稲用の施肥播
種装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、推進車体に施肥装置付きの播種機を
取り付けた水田用の施肥播種装置は周知であり、従来型
の施肥播種装置は、施肥装置側の作溝器と播種装置側の
作溝器とが何れも整地フロ−トの前後回動支点位置から
前側に構成されていた。この従来装置で代表された技術
が、特開平8−154430号である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、整地フ
ロ−トの回動支点位置よりも前側に該フロ−トの底面よ
りも下位側に突出して水田表面を作溝する施肥作溝器、
播種作溝器の両方が設けられていたために、フロ−トの
前側が浮き気味になり確実な作溝機能が低下して施肥深
さ及び播種深さが一定化せず、高精度な施肥及び播種機
能を果たせない欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、粒
状の肥料と種籾とを同時に水田圃場面に浮上して走行推
進装置で滑走する整地フロ−ト27に取り付けられてた
施肥溝を成型する施肥作溝器31と、同じく整地フロ−
ト27に取り付けられて播種溝を成型する播種作溝器3
2とを設けるに、当該整地フロ−ト27を推進する機枠
25に横方向の支軸28を介して前後にスイング自在に
設けるとともに、この支軸28の前側と後側とに前記施
肥作溝器31と播種作溝器32とを何れか一方が前側、
他方が後側になるよう取付け、この作溝器の底部が前記
整地フロ−ト27の底面よりも下側に突出し、その各作
溝器の底面側が前側が上位で後側が下位になる傾斜面を
有する構成したことを特徴とする水田用の施肥播種装置
とした。
【0005】
【実施例】この発明の一例を図面に基づき詳細に説明す
る。1は推進用の走行車体であって、左右一対の操舵用
の駆動前輪2,2と左右一対の駆動後輪3,3を備えた
機体4の上面に搭乗フロア−5を張設し、機体4の前側
上面に操縦枠6を突出ならしめてその上に操縦ハンドル
7を軸装し、操縦ハンドルの後部に操縦座席8を設けて
いる。9はミッションケ−ス、10はエンジンである。
前記操縦座席8はエンジン10を覆うエンジンカバ−1
1の上に設けられている。
【0006】12,13は支柱で、前記機体4の後部側
に立設されている。14は昇降リンク機構で、前記支柱
13に上リンク14aと下リンク14bをブラケットを
介して枢着し、この上下リンクの後部を縦リンク14c
で枢結し、前記上リンク14aを油圧装置15で機体4
側から上下作動するよう構成している。この油圧装置1
5の制御用切換弁16は手動操作と後述の整地体の上下
動により切り換えられるよう構成している。この点は詳
しく後述する。
【0007】前記縦リンク14cにはヒッチ枠17が一
体状に設けられ、このヒッチ枠17にロ−リング軸18
が前後方向に向けて取り付けられている。また、このヒ
ッチ枠17には播種ホッパ−19、播種繰出装置20、
繰り出された種子を受ける種子受器21が一体に構成さ
れた播種繰出機構部22を支える支持枠23が取り付け
られており、更に、種子送風用のブロア−24が取り付
けられている。
【0008】25はロ−リング枠体で、前記ロ−リング
軸18により左右ロ−リング自在に設けられている。そ
して、このロ−リング枠体25には後方下方に向かうフ
ロ−ト取付枠25aを左右側に所定の間隔を配して複数
個取付れられている。図例では一挙に10条の播種を行
なう構成であるから5個のフロ−ト取付枠25aが設け
られている。26は前記フロ−ト取付枠25aを分岐さ
せてロ−リング枠体25に取り付けるための横フレ−ム
である。
【0009】27a〜27eは整地フロ−トで、左右端
側のフロ−ト27a,27eを前後に長く構成して機体
ロ−リングの安定を図るよう構成している。これらの各
フロ−ト27は、後部側の平面視における形状を図示の
通り、中央部の両側に後面から前方に向けて切り欠いだ
形状の施肥及び播種位置を形成する適宜左右幅の凹部
(イ)を構成しており、前記フロ−ト取付枠25aに横
方向に向かう支軸28によりフロ−ト27の前後中間部
が枢着され、フロ−トが自由に上下揺動できるよう構成
していっる。
【0010】29,30はフロ−ト27の前側を上下動
自在に連結したリンクで、前記各フロ−ト取付枠25
a,25a・・・の前側に一体状に突出した突起枠25
bと各フロ−ト27との間に介在ならしめている。31
は施肥作溝器、32は播種作溝器であり、共の前記各フ
ロ−ト27に取り付けられている。その構成は前側が平
面視で舟状の三角形状にし、その背面側を後方が開口し
たコ字型に構成し、フロ−トの滑走に伴い水田圃場の表
面に溝が穿設されるように構成している。即ち、該作溝
器31,32の下端がフロ−ト27の底面よりも下方へ
突出する形態にして取り付けている。
【0011】そして、側面視において、前記施肥作溝器
31が前記フロ−トの回動支軸28よりも前側に位置
し、播種作溝器32が支軸28よりも後方側に配設して
いる。33は種子移送管で、前記種子繰出装置20下部
に位置する種子受器21と播種作溝器32との間に設け
られ、この種子移送管33の終端側は、前記播種作溝器
32がフロ−ト27の左右側凹部内にそれぞれ設けられ
ているため、左右に分岐させた移送管33a,33bと
なし、該左右の播種作溝器32のコ字型空間部内に連通
ならしめている。
【0012】34は送風管で、前記左右側に並ぶ各種子
受器21の前側に位置させて左右方向に延ばした空気溜
管35内へ前記ブロア−24から空気を吹き込む管であ
り、この空気溜管35と前記各種子受器21とを連通さ
せて該種子受器21内へ供給される種子を移送管33内
へ圧風により送りこみ、播種作溝器32側へ移送するよ
う構成している。
【0013】36は施肥ホッパ−で、粒状肥料を貯留
し、この下部側に肥料繰出装置37を一体状に設け、そ
の下部に肥料受器38を設けた施肥繰出機構部39を構
成し、これを前記支柱13で支持ならしめている。40
はブロア−で、前記走行車体の機枠側に取付け、前記肥
料受器38の前側に横設した空気溜管41へ空気を送風
させる構成とする。
【0014】42は肥料移送管で、前記肥料繰出装置3
7下部に位置する肥料受器38と前記施肥作溝器31と
の間に設けられ、この肥料移送管42の終端側は、前記
肥料作溝器31がフロ−ト27の左右側凹部内にそれぞ
れ設けられているため、左右に分岐させた移送管42
a,42bとなし、該左右の肥料作溝器31のコ字型空
間部内に連通ならしめている。そして、前記空気溜管4
1と肥料受器38とを連通して、空気圧で肥料受機38
内に送り出された肥料を移送管42を通して作溝器31
へ移送する構成としている。
【0015】前記油圧装置15の制御用切換弁16は、
左右中央部側の整地フロ−ト27cの前側部分の上下動
をワイヤ−43で連繋して切換え、整地フロ−ト27c
の前側が一定範囲から逸脱して上動するときには油圧装
置15のピストンが突出してロ−リング機枠25全体を
上動させ、逆に、整地フロ−ト27cの前側が一定範囲
から下降するときには油圧装置15のピストンが引っ込
んでロ−リング機枠25を下動するよう構成されてい
る。
【0016】この昇降制御については、上例のメカ的構
造以外に第5図のようにマイコン制御で油圧装置15の
切換弁16aを切り換える構成とすることができる。即
ち、マイコン制御本体CPUに整地フロ−ト27cの上
下動で出力するポテンショメ−タ44の出力信号を送信
し、この信号の大きさが所定以上であればソレノイドS
OL1を励磁して電磁切換弁16aを切り換えて油圧装
置15のピストン15aをて突出させ、信号の大きさが
所定以下であればソレノイドSOL2を励磁して電磁切
換弁16a切り換えて油圧装置15のピストン15aを
引っ込めるよう構成し、作業部としてのロ−リング機枠
25側を昇降制御させる構造とする。図中、45は油圧
タンク、46は油圧ポンプを示す。
【0017】上例の作用について説明すると、肥料ホッ
パ−36に粒状肥料を供給し、播種ホッパ−19には芽
出し状態の種籾を供給したのち、エンジン10で各部を
伝動すると、走行車体4が推進されて、これ装着された
ロ−リング機枠25が水田の耕盤深さの変動や水田表土
面の凹凸等でロ−リング軸18を中心に左右側にロ−リ
ングしながら整地フロ−ト27側が牽引され、また、水
田深さ変動で該整地フロ−ト27cの接地圧が変動して
その前側が上下作動することにより、油圧切換弁16が
切り換えられて油圧装置15でロ−リング機枠25側が
自動的に昇降制御されながら当該整地フロ−ト27側が
推進される。
【0018】一方、施肥繰出装置37及び播種繰出装置
20の作用で肥料と種籾とが順次繰り出されて肥料受器
38と種子受器21内へ落下供給される。この供給され
た肥料と種子とは、ブロア−装置40,24からの送風
を空気溜器41,35を介して受け、肥料移送管42及
び,種子移送管33内を通って水田表土面上に浮かぶ各
整地体27に装着された施肥作溝器31及び播種作溝器
32の平面視コ字状空間内へ排出され、施肥、播種され
る。
【0019】そして、この施肥、播種の作業が同時に行
なわれるが、前記施肥作溝器31と播種作溝器32とが
整地フロ−ト27の前後回動支軸28の前後に分れて設
けられているから、整地フロ−ト27の前側が大きく上
動しようとすれば播種作溝器32がこれを防止し、逆
に、整地フロ−ト27の後部を押し上げる力に対しては
施肥作溝器31がこれを防止する働きをして、いずれの
場合にも整地フロ−ト27の上下作動にブレ−キをかけ
ながら推進され、整地フロ−ト27が無闇に上下動せず
に安定した施肥、播種深さを維持できる。
【0020】前記肥料移送管42または種子移送管33
は、終端側において、左右に二股状に分岐されて移送さ
れる肥料または種子が均等に左右に分かれて施肥及び播
種される構成になっているが、水田圃場内の周りを播種
する場合には、播種条の一部を休ませて少ない播種条で
作業しなければならない場合が生ずる。実施例では、肥
料移送管42及び種子移送管33の終端側を二俣にした
形態の移送管42a,42b、33a,33bに構成し
ているから、一方側の施肥あるいは播種を中止して2連
中の一つを停止すると、他方側が2倍量の施肥あるいは
播種をしなければならなくなる。そこで第6図及び第7
図で示した実施例の通り、各分岐肥料移送管42a,4
2bあるいは種子移送管33a,33bを更に二つに分
岐させてこの分岐部分に切換弁44を設け、施肥側ある
いは播種側とは別の分岐した移送管42c,42d、3
3c,33d側の終端に脱着あるいは抜取り開閉口を有
した肥料溜器45、種子溜器46を設け、施肥あるいは
播種しない側で移送される肥料や種子を圃場に放出しな
いようにすることを可能にしている。尚、肥料溜器45
または種子溜器46は袋体であっても差し支えない。
【0021】水田圃場に播種あるいは田植作業をする湛
水播種機や田植機では、播種あるいは田植の精度を向上
させるために水田表土面の硬、軟度を検出する検出器が
設けられていることが最近要求されるようになった。即
ち、圃場表土面の硬、軟に応じて整地フロ−トの向い角
の調整、接地圧の調整を自動的に行なうようになりつつ
ある。即ち、前記実施例の切換弁16を切り換えるタイ
ミングを該圃場表土面の硬、軟で行なうような場合に、
前記マイコン制御部CPUへの送信信号として硬、軟度
合いを検出してその信号をおくり、切換弁16の切換を
速くしたり、遅くしたり、あるいは切換時間に差をもた
せたりする。
【0022】この圃場表土面の硬、軟センサ−の構成
を、第8図及び第9図の構成にすれば精度の高いセンサ
−にすることができる。即ち、整地フロ−ト27の下側
に突出する軸47にスプリング48で一定角度θ左右一
方側に振れた舵状板49を設け、前記軸47に角度検出
器50を設けた構成とする。即ち、フロ−ト27を圃場
表土面に浮上させて推進させると、舵状板49が表土の
抵抗を受けてスプリング48に抗して直線方向に回動さ
せる力が働く、即ち、硬い圃場ではその直線方向回動力
が大きく、軟らかい圃場では直線方向回動力が小さい。
したがって、前記角度θが小さくなるほど硬い圃場であ
り、前記角度検出器50で簡単に硬、軟度を検出でき
る。該検出器50は角度検出値を電流に変換する構成の
もので、一般にはポテンショメ−タが使用される。
【0023】田植機に施肥装置を装備する施肥田植機に
ついては、その肥料が粘性の高い液状をしった液肥が使
用されるようになった。そして、この施肥田植機では圃
場表面に近い浅い部分に施肥する浅施肥ノズルと深い部
分に施肥する深施肥ノズルとを田植装置側に装備するも
のがある。そこで、この2層施肥田植機の肥料タンクの
位置についてバランスを配慮した構成について第10図
及び第11図で説明する。
【0024】51は乗用型施肥田植機で、操舵用の左右
一対の駆動前輪52,52と走行用の駆動後輪53,5
3とを備えた走行機体54の前後中間部にエンジン55
を搭載し、機体54の上面に搭乗フロア−56を張設
し、前側左右中間部に操縦用枠57を立設させ、この操
縦用枠57の上側に操縦ハンドル58を軸架し、この操
縦ハンドル58の後方側に前記エンジン55を覆うエン
ジンカバ−59を設けてその上に操縦席60を設けた走
行装置が構成されている。
【0025】61は前記走行装置側の機体54に装着さ
れる田植機で、前記地帯54の後部に立設のポ−ル62
に基部側を枢着させた上リンク杆63と下リンク杆64
の後部を繋ぐ枢結連動リンク杆65にロ−リング軸66
を介して取り付けられている。そして、前記上リンク杆
63を機体54側に基部を取り付けた油圧シリンダ−機
構67で上下回動可能に構成して、田植機61側を昇降
動できるよう構成している。
【0026】田植機61は、伝動ケ−ス68、左右往復
作動する苗載置台69、回転植付装置70等からなり、
下部側には左右方向に所定の間隔をなした複数個の整地
フロ−ト71,71,・・が装着されている。72は浅
施肥ノズルで、前記整地フロ−ト71の側部で、植付装
置70による苗植付位置の近く側方側に肥料排出口を構
成し、苗植付深さと同じ程度の深さに肥料が排出される
ようの前記フロ−ト71に取り付けられている。73は
深施肥ノズルで、整地フロ−ト71の後端よりも後側で
深い位置に肥料排出口が位置するよう当該フロ−ト71
に装着されている。
【0027】これらの各施肥ノズル72,72・・、7
3,73・・肥料を供給する構造は液肥貯留タンクから
ポンプで肥料移送管を介して各ノズルに供給する構成に
なっている。即ち、74が浅施肥ノズル72側に肥料を
供給する液肥貯留タンクであって、前記操縦座席60の
左右側後部に配置され、第1ポンプ75側に配管連繋さ
れ、該第1ポンプ75と浅施肥ノズル72とを肥料移送
管76で連繋している。77が深肥ノズル73側に肥料
を供給する液肥貯留タンクであって、前記走行機体55
4の前方側左右両側に配置されている。具体的には予備
苗載置台78を走行機体54の前側部左右両側に上下複
数段に取り付けているが、その最下段の載置台の下側に
配置させて構成し、この液肥貯留タンク77と第2ポン
プ79とを配管連繋し、この第2ポンプ79と深施肥ノ
ズル73とを肥料移送管80で連繋している。81が液
肥貯留タンク77と第2ポンプ79とを連繋する配管で
ある。
【0028】この液肥貯留タンク77は、合成樹脂で成
型された構成であり、機体の前側に突出した状態では、
運転操作を誤ると該液肥貯留タンク77が畦畔や他の物
体に衝突して破損される恐れがあるため、機体54の最
前端aよりも後位置で、しかも、機体54の最前端aと
前輪52の前側円周とを結ぶ接線tよりも後位置に配設
している。このように配慮した位置に液肥貯留タンク7
7を配置させると、走行機体54側の前後バランスが良
く、しかも、該液肥貯留タンク77が走行中及び田植作
業中にも畦畔や異物に衝突せず破損されない。
【0029】
【発明の作用効果】この発明によれば、整地フロ−トに
装着される施肥作溝器と播種作溝器とが当該フロ−トの
回動支点位置を境にして前側と後側とに分散したから、
整地フロ−トが安定した上下動をし、作溝深さのバラツ
キが少なくなって施肥深さ及び播種深さが一定化して確
実な作溝機能を果たし、高精度な施肥及び播種機能を果
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図
【図2】要部の平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】別例の制御回路図
【図6】別例の要部の背面図
【図7】第7図における要部の断面図
【図8】別例の要部を一部断面した側面図
【図9】第8図の平面図
【図10】別例の側面図
【図11】第10図の一部省略した平面図
【符号の説明】
27 整地フロ−ト 28 支軸 31 施肥作溝器 32 播種作溝器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状の肥料と種籾とを同時に水田圃場面
    に浮上して走行推進装置で滑走する整地フロ−ト27に
    取り付けられてた施肥溝を成型する施肥作溝器31と、
    同じく整地フロ−ト27に取り付けられて播種溝を成型
    する播種作溝器32とを設けるに、当該整地フロ−ト2
    7を推進する機枠25に横方向の支軸28を介して前後
    にスイング自在に設けるとともに、この支軸28の前側
    と後側とに前記施肥作溝器31と播種作溝器32とを何
    れか一方が前側、他方が後側になるよう取付け、この作
    溝器の底部が前記整地フロ−ト27の底面よりも下側に
    突出し、その各作溝器の底面側が前側が上位で後側が下
    位になる傾斜面を有する構成したことを特徴とする水田
    用の施肥播種装置。
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