JP2016181822A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】住居への来訪者に応じた好適な制御を行うことが可能なインターホンシステムを提供する。【解決手段】インターホンシステムは、居住者が居住する住居の所定の位置に設置され、住居に訪れた来訪者が居住者を呼び出す際に押下されるスイッチと;スイッチの近辺に設けられ、来訪者を撮影した撮影画像を得るように構成された画像取得部と;撮影画像と予め登録された登録画像とを比較するように構成された画像比較部と;スイッチが押下されたことを検知した際に、画像比較部の比較結果に基づき、画像取得部により取得された撮影画像が登録画像に一致する場合には、登録画像に対応付けられた情報に応じた制御を行うように構成された制御部と;を有する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、インターホンシステムに関する。
従来、住居の玄関ドアの近辺に設置された子機端末と、当該住居内に設置された親機端末と、を有し、当該子機端末の呼出スイッチが当該住居への来訪者により押下された際に、当該来訪者の存在を当該住居の居住者に報知するための動作が親機端末により行われるような構成を有するインターホンシステムが知られている。
そして、例えば、特許文献1には、前述のインターホンシステムに対応するインターホン装置が開示されている。
実施形態は、住居への来訪者に応じた好適な制御を行うことが可能なインターホンシステムを提供する。
実施形態のインターホンシステムは、居住者が居住する住居の所定の位置に設置され、前記住居に訪れた来訪者が前記居住者を呼び出す際に押下されるスイッチと;前記スイッチの近辺に設けられ、前記来訪者を撮影した撮影画像を得るように構成された画像取得部と;前記撮影画像と予め登録された登録画像とを比較するように構成された画像比較部と;前記スイッチが押下されたことを検知した際に、前記画像比較部の比較結果に基づき、前記画像取得部により取得された前記撮影画像が前記登録画像に一致する場合には、前記登録画像に対応付けられた情報に応じた制御を行うように構成された制御部と;を有する。
実施形態のインターホンシステムによれば、住居への来訪者に応じた好適な制御を行うことが期待できる。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
インターホンシステム101は、図1に示すように、居住者が居住する住居HMの玄関ドアEDの近辺に設置された子機端末1と、住居HM内に設置された親機端末2と、玄関ドアEDに設置された電気錠3と、を有して構成されている。図1は、実施形態に係るインターホンシステムの構成の一例を説明するための図である。
子機端末1は、カメラ11と、通話部12と、呼出スイッチ13と、人感センサ14と、を有して構成されている。また、子機端末1は、親機端末2との間で双方向に通信を行うことができるように構成されている。
カメラ11は、住居HMの玄関ドアEDの周辺を撮影して撮影画像を得るとともに、当該得られた撮影画像を親機端末2へ送信するように構成されている。すなわち、カメラ11は、呼出スイッチ13の近辺に設置され、住居HMを訪れた来訪者(以降、単に来訪者とも称する)を撮影した撮影画像を得ることができるように構成されている。なお、カメラ11により得られる撮影画像は、動画像または静止画像のいずれであってもよい。また、呼出スイッチ13の近辺とは、来訪者が呼出スイッチ13を押下したときに画像取得部が来訪者を撮像できるように構成されていればよい。
通話部12は、例えば、マイク及びスピーカーを具備し、親機端末2の通話部22(後述)との間で通話を行うことができるように構成されている。
呼出スイッチ13は、例えば、来訪者が住居HMの居住者(以降、単に居住者とも称する)を呼び出す際に押下される押しボタンスイッチとして構成されている。
人感センサ14は、例えば、赤外線センサを具備し、住居HMの玄関ドアEDの周辺における人の存在の有無を検知するように構成されている。
親機端末2は、表示部21と、通話部22と、音声発生装置23と、記憶部24と、画像照合部25と、制御部26と、を有して構成されている。また、親機端末2は、子機端末1との間で双方向に通信を行うことができるように構成されている。また、親機端末2は、住居HM内に設置されたゲートウェイ装置4に接続されている。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイを具備して構成されている。また、表示部21は、制御部26の制御に応じ、例えば、親機端末2に設けられた図示しない通話ボタン(以降、単に通話ボタンとも称する)が押下されてから、親機端末2に設けられた図示しない終話ボタン(以降、単に終話ボタンとも称する)が押下されるまでの期間中において、カメラ11により得られた撮影画像を表示するように構成されている。
通話部22は、例えば、マイク及びスピーカーを具備して構成されている。また、通話部22は、制御部26の制御に応じ、例えば、通話ボタンが押下されてから終話ボタンが押下されるまでの期間中において、子機端末1の通話部12との間で通話を行うことができるように構成されている。
音声発生装置23は、例えば、音声発生回路を具備して構成されている。また、音声発生装置23は、制御部26の制御に応じ、例えば、呼出スイッチ13が押下された際に、予め設定された複数の呼出音の中から選択された1つの呼出音を発生することができるように構成されている。
記憶部24は、例えば、不揮発性のメモリ等を具備して構成されている。また、記憶部24には、画像照合部25の処理及び制御部26の制御に利用可能なテーブルと、当該テーブルに登録済の複数の登録画像と、が格納されている。なお、前述のテーブルの詳細については、後程説明する。
画像照合部25は、カメラ11により得られた撮影画像に対して所定の画像処理を施すことにより、来訪者を特定可能な画像を撮影画像として取得するように構成されている。具体的には、画像照合部25は、例えば、カメラ11により得られた撮影画像に対して顔認識処理を施すことにより、来訪者の顔を含む撮影画像を取得するように構成されている。
また、画像照合部25は、前述のように取得した撮影画像と、記憶部24に格納されているテーブルに登録済の複数の登録画像と、を比較して比較結果を得るための処理を行うように構成されている。なお、このような画像照合部25の処理の具体例については、後程説明する。
制御部26は、例えば、通話ボタンが押下されたことを検知した際に、カメラ11により得られた撮影画像を表示部21に表示させるための制御を行うとともに、通話部12と通話部22との間の回線を接続して通話状態にするための制御を行うように構成されている。また、制御部26は、例えば、終話ボタンが押下されたことを検知した際に、カメラ11により得られた撮影画像を表示部21において非表示にするための制御を行うとともに、通話部12と通話部22との間の回線の接続を切断して非通話状態にするための制御を行うように構成されている。
制御部26は、呼出スイッチ13が押下されたことを検知した際に、画像照合部25により得られた比較結果と、記憶部24に格納されているテーブルと、に基づく制御を行うように構成されている。なお、このような制御部26の制御の具体例については、後程説明する。
電気錠3は、制御部26の制御に応じ、解錠状態または施錠状態のいずれか一方の状態に移行するための動作を行うように構成されている。
一方、住居HM内には、親機端末2の他に、ゲートウェイ装置4と、家電機器5と、が設置されている。
ゲートウェイ装置4は、例えば、インターネット等の公衆回線網PNに接続するための通信回路を具備して構成されている。また、ゲートウェイ装置4は、親機端末2との間で双方向に通信を行うことができるとともに、親機端末2を公衆回線網PNに接続するための動作を行うことができるように構成されている。また、ゲートウェイ装置4は、親機端末2と、居住者が所有するスマートフォン等の携帯端末201と、の間において、公衆回線網PNを介した双方向の通信を確立するための動作を行うことができるように構成されている。また、ゲートウェイ装置4は、例えば、制御部26の制御または図示しないメモリに格納されている動作設定に応じて家電機器5を動作させることが可能な制御回路を具備して構成されている。
家電機器5は、例えば、住居HMに設置された照明装置等であり、現在の動作状態をゲートウェイ装置4へ出力することができるとともに、ゲートウェイ装置4の制御に応じた動作を行うことができるように構成されている。
続いて、インターホンシステム101の各部により行われる動作の具体例について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。図2は、実施形態に係るインターホンシステムにおいて行われる制御等の一例を示すフローチャートである。なお、以下においては、カメラ11が常時稼働している場合、すなわち、カメラ11により得られた撮影画像が画像照合部25に常時入力される場合を例に挙げて説明する。
住居HMに訪れた来訪者VTは、居住者を呼び出すために、子機端末1の呼出スイッチ13を押下する。
一方、画像照合部25は、カメラ11により得られた撮影画像に対して顔認識処理を施すことにより、来訪者VTの顔画像を含む撮影画像を取得する(図2のステップS1)。なお、画像照合部25は、前述の顔画像を含む撮影画像の取得が完了するまでの間、図2のステップS1の処理を繰り返し行うものとする。なお、本実施例によれば、例えば、呼出スイッチ13が押下される前に図2のステップS1の処理を予め行っておくことにより、呼出スイッチ13が押下された際に後述の図2のステップS2の処理から開始するようにしてもよい。そして、このような場合においては、例えば、呼出スイッチ13が押下されてから音声発生装置23から呼出音が発せられるまでに生じるタイムラグを軽減することができる。
画像照合部25は、図2のステップS1の処理により得られた撮影画像に含まれる来訪者VTの顔画像と、記憶部24に格納されているテーブルTBに登録済の複数の登録画像に含まれる各人物の顔画像と、を比較して比較結果を得るための処理を行う(図2のステップS2)。
ここで、記憶部24に格納されるテーブルTBの詳細について、図3を参照しつつ説明する。図3は、実施形態に係るインターホンシステムにおいて行われる制御等に用いられるテーブルTBの一例を示す図である。
テーブルTBは、例えば、居住者が親機端末2または図示しないコンピュータを操作することにより作成される。また、本実施例に係るテーブルTBは、例えば、図3に示すような、「登録画像」、「属性」、「立入許可」、及び、「連絡先」の4つの項目を、住居HMへの来訪者として想定され得る複数の人物に対して1つずつ割り当てられる「登録番号」毎に登録することが可能な登録情報として作成される。
テーブルTBに含まれる「登録画像」の項目には、記憶部24に格納されている複数の登録画像の中から、「登録番号」に対応する人物の顔を含む1つの画像を特定可能な情報が登録されている。具体的には、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「001」に対応する人物の顔画像を含む1つの画像を特定可能な情報として、「FM01.png」という名称の画像ファイルが登録されている。また、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「004」に対応する人物の顔画像を含む1つの画像を特定可能な情報として、「AC01.jpg」という名称の画像ファイルが登録されている。
テーブルTBに含まれる「属性」の項目には、「登録番号」に対応する人物の所属または居住者との関係のいずれかを示す情報が登録されている。具体的には、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「001」に対応する人物の居住者との関係が「家族」であることを示す情報、すなわち、登録番号「001」に対応する人物が居住者に含まれていることを示す情報が登録されている。また、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「003」に対応する人物の所属が「介護業者」であることを示す情報が登録されている。
テーブルTBに含まれる「立入許可」の項目には、「登録番号」に対応する人物が住居HMへ立ち入る際に、居住者の許可が必要か否かを特定可能な情報が登録されている。具体的には、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「001」、「002」または「003」のいずれかに対応する人物が住居HMへ立ち入る際には、居住者の許可が「不要」である旨を特定可能な情報が登録されている。また、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「004」または「005」のいずれかに対応する人物が住居HMへ立ち入る際には、居住者の許可が「必要」である旨を特定可能な情報が登録されている。
テーブルTBに含まれる「連絡先」の項目には、「登録番号」に対応する人物の電話番号及び/またはメールアドレス等の連絡先を特定可能な情報が登録されている。具体的には、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「001」に対応する人物の連絡先の電話番号が「012−345−6789」であることを特定可能な情報が登録されている。また、図3のテーブルTBによれば、例えば、登録番号「004」に対応する人物の連絡先のメールアドレスが「AC@abcd.com」であることを特定可能な情報が登録されている。なお、本実施例に係るテーブルTBにおいては、「登録番号」に対応する人物の「連絡先」が必ずしも登録されていなくともよい。
すなわち、画像照合部25は、図2のステップS2において、例えば、図2のステップS1の処理により得られた撮影画像に含まれる来訪者VTの顔画像と、テーブルTBの各登録番号に対応する複数の登録画像に含まれる人物の顔画像と、を比較することにより、当該来訪者VTが当該テーブルTBのいずれかの登録番号に対応する人物として(当該テーブルTBに)登録済の人物であるか否かを特定可能な比較結果を得るような処理を行っている。
制御部26は、例えば、呼出スイッチ13が押下されたことを検知し、かつ、来訪者VTがテーブルTBの所定の登録番号に対応する人物として登録済であるとの比較結果が図2のステップS2の処理により得られたことを検知した(図2のステップS3)場合には、当該所定の登録番号における「属性」及び「立入許可」の2つの項目の登録内容に応じた制御を行う(図2のステップS4)。
ここで、図2のステップS4において行われる処理及び制御の具体例について以下に説明する。
制御部26は、例えば、来訪者VTがテーブルTBの登録番号Qに対応する人物として登録済であるとの比較結果が図2のステップS2の処理により得られたことを検知した際に、当該登録番号Qにおける「立入許可」の項目の登録内容を参照することにより、来訪者VTが居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されている人物であるか否かを判定する。
具体的には、制御部26は、例えば、テーブルTBの登録番号Qにおける「立入許可」の項目の登録内容が「不要」である場合には、来訪者VTが居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されている人物であると判定する。すなわち、このような場合において、制御部26は、テーブルTBに登録済であるとともに居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されている人物により呼出スイッチ13が押下されたことを検知する。
そして、制御部26は、来訪者VTが居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されている人物であるとの判定結果を得た場合には、テーブルTBの登録番号Qにおける「属性」の項目の登録内容に応じた呼出音を音声発生装置23から発生させるための制御を行うとともに、玄関ドアEDに設置された電気錠3を解錠するための制御を行う。
以上に述べたような制御部26の処理及び制御によれば、例えば、来訪者VTが図3のテーブルTBの登録番号「001」、「002」または「003」のいずれかに該当する人物である場合には、呼出スイッチ13の押下により住居HM内に立ち入ることができる。
また、制御部26は、例えば、テーブルTBの登録番号Qにおける「立入許可」の項目の登録内容が「必要」である場合には、来訪者VTが居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物であると判定する。すなわち、このような場合において、制御部26は、テーブルTBに登録済であるとともに居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物により呼出スイッチ13が押下されたことを検知する。
そして、制御部26は、来訪者VTが居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物であるとの判定結果を得た場合には、電気錠3を施錠したまま、テーブルTBの登録番号Qにおける「属性」の項目の登録内容に応じた呼出音を音声発生装置23から発生させるための制御を行う。
以上に述べたような制御部26の処理及び制御によれば、例えば、来訪者VTが図3のテーブルTBの登録番号「004」に該当する人物である場合には、呼出スイッチ13の押下に応じ、当該来訪者VTが知人であることを居住者に報知するための呼出音MAが音声発生装置23から発せられる。また、以上に述べたような制御部26の処理及び制御によれば、例えば、来訪者VTが図3のテーブルTBの登録番号「005」に該当する人物である場合には、呼出スイッチ13の押下に応じ、当該来訪者VTが宅配業者であることを居住者に報知するための、呼出音MAとは異なる呼出音MBが音声発生装置23から発せられる。
一方、制御部26は、例えば、呼出スイッチ13が押下されたことを検知し、かつ、来訪者VTがテーブルTBに登録されていない人物であるとの比較結果が図2のステップS2の処理により得られたことを検知した(図2のステップS3)場合には、当該比較結果を報知するための所定の呼出音を音声発生装置23から発生させるための制御を行う(図2のステップS5)。すなわち、このような場合において、制御部26は、テーブルTBに未登録であるとともに居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物により呼出スイッチ13が押下されたことを検知する。なお、図2のステップS5の制御に応じて音声発生装置23から発せられる呼出音は、前述の呼出音MA及びMBのいずれとも異なる呼出音であることが望ましい。
図2のフローチャートに係る制御等は、カメラ11を常時稼働させる場合に限定して適用されるものではなく、カメラ11を一時的に稼働させる場合に対しても略同様に適用される。
具体的には、図2のフローチャートに係る制御等は、例えば、玄関ドアEDの周辺における人の存在が人感センサ14により検知されている最中のみにカメラ11を稼働させる場合に対しても略同様に適用される。そして、このような場合においても、呼出スイッチ13が押下されてから音声発生装置23から呼出音が発せられるまでに生じるタイムラグを軽減することができる。また、前述のような場合においては、カメラ11を常時稼働させる場合に比べて子機端末1の消費電力を低減することができる。
また、図2のフローチャートに係る制御等は、例えば、呼出スイッチ13が押下されてから所定の期間だけカメラ11を稼働させる場合に対しても略同様に適用される。
また、図2のフローチャートに係る制御等は、撮影画像及び登録画像のそれぞれに人物の顔画像が含まれる場合に限定して適用されるものではなく、例えば、撮影画像及び登録画像のそれぞれに人物の指紋画像が含まれる場合においても略同様に適用される。
本実施例の制御部26は、例えば、テーブルTBに登録済であるか否かに係わらず、居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物により呼出スイッチ13が押下されたことを検知した際に、カメラ11により得られた撮影画像を携帯端末201に転送するための制御を行うようにしてもよい。
また、本実施例の制御部26は、例えば、テーブルTBの「立入許可」の項目の登録内容に係わらず、当該テーブルTBの「属性」の項目の登録内容に応じた呼出音を音声発生装置23から発生させるための制御を行うものであってもよい。
また、本実施例の制御部26は、例えば、テーブルTBに登録済であるか否かに係わらず、居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物により呼出スイッチ13が押下されたことを検知した際に、図4に示すような、不明な人物が住居HMに訪れたことを居住者に報知するためのメッセージMSAと、呼出スイッチ13の押下を検知した時刻TMAと、を含むダイアログボックス301を携帯端末201の画面上に表示させるための制御を行うようにしてもよい。図4は、住居HMの居住者が所有する携帯端末の画面上に表示されるダイアログボックスDBAの一例を示す図である。
また、本実施例の制御部26は、例えば、テーブルTBに登録済であるとともに居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物VXにより呼出スイッチ13が押下されたことを検知した際に、図5に示すような、当該テーブルTBにおける当該人物VXの「属性」の項目の登録内容に応じた来訪者が住居HMに訪れたことを居住者に報知するためのメッセージMSBと、当該テーブルTBにおける当該人物VXの「連絡先」の項目の登録内容を示す文字列CLと、呼出スイッチ13の押下を検知した時刻TMBと、を含むダイアログボックス302を携帯端末201の画面上に表示させるための制御を行うようにしてもよい。図5は、住居HMの居住者が所有する携帯端末の画面上に表示されるダイアログボックスDBBの一例を示す図である。なお、図5のダイアログボックス302は、図3のテーブルTBの登録番号「005」に該当する人物である宅配業者が住居HMに訪れた場合の表示例を示している。
また、本実施例の制御部26は、例えば、テーブルTBに登録済であるとともに居住者に住居HMへ立ち入ることを許可されていない人物VYにより呼出スイッチ13が押下されたことを検知し、かつ、当該テーブルTBにおける当該人物VYの「連絡先」の項目に電話番号が登録されていることを検知した際に、携帯端末201から当該人物VYに対して電話をかけるための制御を行うようにしてもよい。
また、本実施例においては、テーブルTBの「属性」の項目の登録内容に応じて「立入許可」の項目の登録内容が自動的に設定されるようにしてもよい。具体的には、例えば、テーブルTBの「属性」の項目に「家族」が登録された場合に「立入許可」の項目に自動的に「不要」が設定され、テーブルTBの「属性」の項目に「宅配業者」が登録された場合に「立入許可」の項目に自動的に「必要」が設定されるようにしてもよい。そして、このような構成によれば、例えば、テーブルTBの「属性」の項目の登録内容を変更するだけの簡易な操作により、変更後の「属性」の項目の登録内容に応じた制御を行うことができる。
一方、本実施例のインターホンシステム101を適宜変形することにより、例えば、呼出スイッチ13が押下された際に、居住者の所定の連絡先と子機端末1とが親機端末2を介して通話可能に構成してもよい。また、このような構成において、居住者の所定の連絡先は、例えば、予め設定した携帯端末であってもよく、または、その他の通話可能な機器でもよい。
また、本実施例のインターホンシステム101を適宜変形することにより、例えば、呼出スイッチ13が押下された際に、通話とともに子機端末1で撮影された撮影画像を転送し、当該転送された撮影画像を居住者の携帯端末等に表示させることにより、当該転送された撮影画像を確認しながら来訪者へ応答するか否かを判断することができるようにしてもよい。そして、このような構成によれば、呼出スイッチ13が押下された際に居住者が留守中であっても、来訪者に対応することができる。
また、本実施例のインターホンシステム101を適宜変形することにより、例えば、来訪者がテーブルTBに登録されている場合、または、テーブルTBの属性が予め設定した範囲に該当する場合に限り、居住者の連絡先と子機端末1との間の通話が可能となるようにしてもよい。そして、このような構成によれば、テーブルTBに登録された人物、または、テーブルTBの属性に基づいて設定した人物の場合に限って応答することになるため、居住者が外出先で不要な対応をすることがなくなるとともに、当該外出先の背景音等から当該居住者の不在を不審者に察知されないようにすることができる。そのため、前述のような構成によれば、居住者における利便性を向上させることができるとともに、当該居住者の安全性を担保することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 子機端末
2 親機端末
3 電気錠
4 ゲートウェイ装置
5 家電機器
11 カメラ
12 通話部
13 呼出スイッチ
14 人感センサ
21 表示部
22 通話部
23 音声発生装置
24 記憶部
25 画像照合部
26 制御部
101 インターホンシステム
201 携帯端末
2 親機端末
3 電気錠
4 ゲートウェイ装置
5 家電機器
11 カメラ
12 通話部
13 呼出スイッチ
14 人感センサ
21 表示部
22 通話部
23 音声発生装置
24 記憶部
25 画像照合部
26 制御部
101 インターホンシステム
201 携帯端末
Claims (7)
- 居住者が居住する住居の所定の位置に設置され、前記住居に訪れた来訪者が前記居住者を呼び出す際に押下されるスイッチと;
前記スイッチの近辺に設けられ、前記来訪者を撮影した撮影画像を得るように構成された画像取得部と;
前記撮影画像と予め登録された登録画像とを比較するように構成された画像比較部と;
前記スイッチが押下されたことを検知した際に、前記画像比較部の比較結果に基づき、前記画像取得部により取得された前記撮影画像が前記登録画像に一致する場合には、前記登録画像に対応付けられた情報に応じた制御を行うように構成された制御部と;
を有することを特徴とするインターホンシステム。 - 前記画像取得部は、前記来訪者の顔画像を含む前記撮影画像を取得し、
前記画像比較部は、前記撮影画像に含まれる前記来訪者の顔と、前記登録画像に含まれる人物の顔と、を比較する
ことを特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。 - 前記制御部は、前記登録画像毎に対応付けられて設定された前記住居への立入許可に係る情報と、前記画像比較部の比較結果と、に基づき、前記居住者に前記住居へ立ち入ることを許可されている人物により前記スイッチが押下されたことを検知した際に、電気錠を解錠するための制御を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載のインターホンシステム。 - 前記制御部は、前記スイッチが押下されたことを検知した際に、前記画像比較部の比較結果に基づき、前記登録画像に対応付けられた情報に応じて異なる報知を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。 - 前記制御部は、前記画像取得部により取得された前記撮影画像を前記居住者が所有する携帯端末へ転送するための制御を行う
ことを特徴とする請求項4に記載のインターホンシステム。 - 前記制御部は、前記来訪者の来訪を前記居住者に報知するためのメッセージを含む報知情報を前記居住者が所有する携帯端末に表示させるための制御を行う
ことを特徴とする請求項4に記載のインターホンシステム。 - 前記報知情報には、前記画像比較部の比較結果に基づいて特定した前記来訪者の連絡先を示す情報がさらに含まれている
ことを特徴とする請求項6に記載のインターホンシステム。
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JP2019083468A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | シャープ株式会社 | 出力制御装置、インターホン子機、およびインターホンシステム |
JP2019186697A (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-24 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
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2015
- 2015-03-24 JP JP2015061341A patent/JP2016181822A/ja active Pending
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JP7015722B2 (ja) | 2018-04-06 | 2022-02-03 | アイホン株式会社 | インターホンシステム |
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