JP2007150511A - インターホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、どのような折に来訪者があった場合にも、来訪者と在宅者の関係を基に好適な応対ができ、操作性が高いインターホン装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、スピーカ、マイク及びカメラが設けられたドアホン子機と、ドアホン子機と音声通話しカメラの撮影した画像情報を表示する表示部が設けられたドアホン親機6とを備えたインターホン装置であって、ドアホン親機6には、ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の属性を識別する属性識別手段と、居住者の在宅テーブルを更新する在宅テーブル生成手段と、在宅者または来訪者に対して送出する音声メッセージを格納しておく蓄積部51と、在宅テーブルと来訪者の属性との関係から蓄積部51内の自動応答用の音声メッセージを選択してドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段とが設けられたことを主要な特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、どのような折に来訪者があった場合にも、来訪者と在宅者の関係を基に好適な応対ができるインターホン装置に関する。
従来のインターホン装置101は、図10に示すようにドアホン端末102と宅内に配置された応答端末103との2つの装置から構成されている。図10は従来のインターホン装置の概略構成図である。このドアホン端末102には、来訪者を撮影してその画像を表す画像信号を出力するカメラ121と、来訪者によって操作される呼び出しスイッチ122と、宅内からの音声を来訪者に知らせるためのスピーカ123と、来訪者の声を宅内に伝達するためのマイク124が設けられている。
カメラ121は応答端末103内の画像表示部131に接続され、カメラ121からの画像信号は画像表示部131によって処理され、そのモニタに来訪者の顔が表示される。また、応答端末103には、呼び出しスイッチ122の操作に応答して呼び出し信号を発生する呼び出し音信号発生部132が設けられ、アンプ133によって増幅されてスピーカ134から呼び出し音が出力される。さらに、応答端末103には、呼び出し音に応答して通話を行うために、ドアホン端末102のスピーカ123及びマイク124とアンプ135を介して接続された送受話器136が設けられ、呼び出し音に応答して応対者が送受話器136を取り上げると、ドアホン端末102と応答端末103との間に通話回路が形成されるとともに、カメラ121及び画像表示部131が作動状態になるようになっている。
しかし、この従来のインターホン装置101においては、呼び出しがあったとき、宅内の応対者は送受話器136を取り上げて実際に通話し、カメラ121と画像表示部131を作動させる等の操作を行わない限り、呼び出しスイッチ122を操作したのが誰なのかを確認することができなかった。
そこで、図11に示すように、ドアホン端末102の呼び出しスイッチ122を操作する可能性のある人物に関する画像データを蓄積した人物データベース142と、呼び出しスイッチ122を操作した人物の画像データを取り込んで、これと人物データベース142に蓄積された画像データとを照合する画像認識部を備えた人物認証インターホン装置が提案された(特許文献1参照)。図11は従来の人物認証インターホン装置の概略構成図である。
このインターホン装置101によれば、呼び出しスイッチ122が操作された場合、制御部143はカメラ121、画像表示部131、画像認識部141、人物データベース142を作動させ、画像認識部141はカメラ121から送られてきた操作者の画像データと人物データベース142に蓄積されている各データとを照合する。両画像データを照合した結果、人物データベース142にこの人物の画像データが蓄積されていたときには、この人物の対応に適した応対者の特有な呼び出し音を呼び出し音データベース144から読み出し、スピーカ134から出力する。また、このときこの人物の画像データが蓄積されていなかったときには、呼出音の発生の有無に関する設定により、例えば一般呼び出し音を発生したりする。
人物の画像データは人物確認の結果によって登録するか否かが決定される。登録しておく必要があるときには、この画像データを人物データベース142に、また人物に最も適
した応対者の呼び出し音のデータを呼び出し音データベース144に登録する。また、人物データベースの画像の更新処理を行うこともできるものである。
しかし、以上説明した図11の特許文献1のインターホン装置101は、呼び出し音データベース144等のメモリ容量などで人物推定できる人数に制約が出てくるし、呼び出し方法を変更するときにはドアホン端末102を設計し直さなければならなかった。このため、応答端末103の人物認証後、人物認証結果情報を別のインターフェースを介して容量のあるメモリを有する外部接続端末装置、例えばコードレス電話親機に送信して、受信した画像で来訪者を特定し、人物認証の報知処理を行い、選択された呼び出し装置、例えばコードレス電話子機に所定の呼び出し音情報を送信する技術が提案された。呼び出し音等の情報は外部接続端末装置のメモリに記憶されるものである(特許文献2参照)。
特許第3250797号公報 特開2000−287196号公報
以上説明したように、特許文献1の人物認証インターホン装置は、呼び出しスイッチ122を操作した人物の画像データを取り込んで、これと人物データベース142に蓄積された画像データとを照合するため、操作者が誰であるか直ちに分り、この操作者に最も適した応対者が応対することができるものであった。
しかし、呼び出しスイッチ122を操作した人物を対応するのに適した者に対して、来訪者があったことを単に報知するに止まり、せっかくの人物認証も十分役に立っているとはいえないものであった。しかも、メモリ容量などで人物推定できる人数に制約があり、実用性の面で問題が残るものであった。
この点、特許文献2のインターホン装置は、インターフェースを介して外部接続端末装置に人物認証の報知処理プログラムや呼び出し音情報を格納しておくことができ、実用性の面では上記の従来の技術を向上させたが、まだ人物認証したことが十分役立っているとはいえないものであった。基本的には上記従来の技術と同様、操作者に最も適した応対者に報知するだけのものであった。
ところで、最近、地域社会の人々の絆が薄くなり、従来のように安全は当たり前とはいえず、各家族で自衛が必要になってきている。インターホン装置が単なる呼び出し装置というに止まらず、トラブル防止の手段として機能できれば、さらに、来訪者に面会する前に予めこの来訪者の情報を把握する手段として利用できれば、人物認証が役立つことになる。
そして、居住者の在宅状況は時間によって変化するが、どの居住者が在宅しているときに来訪者があっても、インターホン装置がその来訪者と在宅者の関係からもっとも好適な応対をするのに役立つことが望ましい。例えば、在宅者が子供だけのときや、若い女性が1人だけなどの場合は、相手が知らない人間の場合には、できるだけ口頭での応答をせず、場面に応じた最適のメッセージを自動的に流すのがよい。しかしながら、来訪者と在宅者は様々変化するため、自動応答のメッセージを流すことはきわめて難しい。
そこで本発明は、在宅者が変化しどのような折に来訪者があった場合にも、来訪者と在宅者の関係を基に好適な応対ができ、操作性が高いインターホン装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明は、スピーカ、マイク及びカメラが設けられたドアホン子機と、ドアホン子機と音声通話しカメラの撮影した画像情報を表示する表示部が設けられたドアホン親機とを備えたインターホン装置であって、ドアホン親機には、ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を識別する属性識別手段と、居住者の在宅テーブルを更新する在宅テーブル生成手段と、音声メッセージを格納しておく蓄積部と、在宅テーブルと来訪者の属性との関係から蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択してドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段とが設けられたことを主要な特徴とする。
本発明によれば、居住者の外出で在宅者が誰になっても、来訪者と在宅者の関係を基に好適な応対ができ、操作性が高いインターホン装置を提供することができる。
上記課題を解決するために本発明の第1の発明は、スピーカ、マイク及びカメラが設けられたドアホン子機と、ドアホン子機と音声通話しカメラの撮影した画像情報を表示する表示部が設けられたドアホン親機とを備えたインターホン装置であって、ドアホン親機には、ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を識別する属性識別手段と、居住者の在宅テーブルを更新する在宅テーブル生成手段と、音声メッセージを格納しておく蓄積部と、在宅テーブルと来訪者の属性との関係から蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択してドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段とが設けられたインターホン装置であり、どのような折に来訪者があっても、ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を抽出し、同時にこれに対する在宅者を把握し、この来訪者の属性と在宅者との関係から、もっとも好適な応対をすることができる音声メッセージを選択し、ドアホン子機のスピーカから流すことができる。
本発明の第2の発明は、第1の発明のインターホン装置において、居住者の在宅テーブルを更新する在宅テーブル生成手段と、在宅テーブルと来訪者の属性との関係から蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択してドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段が設けられるのに代えて、居住者の在宅状況を基に在宅者の属性テーブルを更新する属性テーブル生成手段と、在宅者の属性と来訪者の属性との関係から蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択してドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段が設けられたインターホン装置であり、どのような折に来訪者があっても、ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を抽出し、同時にこれに対する在宅者の属性を把握し、この来訪者と在宅者の属性の関係から、もっとも好適な応対をすることができる音声メッセージを選択し、ドアホン子機のスピーカから流すことができる。
本発明の第3の発明は、第1または第2の発明に従属する発明であって、属性識別手段が、ドアホン子機から得た情報と属性に関する類型情報とを比較して属性判断するインターホン装置であり、来訪者の属性をカメラや音声の情報を基に代表的な類型情報と比較して決定するから、簡単且つ比較的確実に判定できる。
本発明の第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明のインターホン装置において、ドアホン親機にドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を識別する属性識別手段が設けられるのに代えて、ドアホン子機に来訪者の属性を識別する属性識別手段が設けられ、識別した来訪者の属性情報をドアホン親機に通知するインターホン装置であり、ドアホン子機で来訪者の属性を識別するため、ドアホン親機を小型化できる。
本発明の第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発明に従属する発明であって、来訪者を照合する照合部を備え、照合部が外出または帰宅する居住者を判定し、この判定により
在宅者テーブル生成手段が在宅者テーブルを更新するインターホン装置であり、来訪者の認証を行いつつ在宅者の外出、帰宅の判定も可能であり、より正確な判断が行える。
本発明の第6の発明は、スピーカ、マイク及びカメラが設けられたドアホン子機と、ドアホン子機と音声通話しカメラの撮影した画像情報を表示する表示部が設けられたドアホン親機とを備えたインターホン装置であって、ドアホン親機には、ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者を照合する照合部と、居住者の在宅状況を示す在宅者テーブルを更新する在宅者テーブル生成手段と、音声メッセージを格納しておく蓄積部と、在宅者と来訪者との関係から蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択してドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段とが設けられたインターホン装置であり、来訪者を判定するとともに、在宅者を確定することにより、両者の関係を基に最適な応対をすることができる音声メッセージを選択し、ドアホン子機のスピーカから流すことができる。
本発明の第7の発明は、第1〜第6のいずれかの発明に従属する発明であって、来訪者に対して自動的にIDを付与し、該IDによって来訪者情報を管理するインターホン装置であり、氏名の入力が滞っても、ID同士を比較することで処理をきわめて速く行うことができる。
本発明の第8の発明は、第1〜第7のいずれかの発明に従属する発明であって、応対することを拒否する拒否フラグの設定がされた来訪者の場合は、応答処理手段がただちに自動応答用の音声メッセージを流すか、無応答とし、応対を常に許す許可フラグの設定がされた来訪者のときは、応答処理手段がただちに自動応答用の音声メッセージを流すと共に開錠するインターホン装置であり、対応拒否する点で判断の余地のない人には、直ちに留守メッセージを流すか、無応答とすることができるので、また、対応許可できる点で判断の余地のない人には、直ちに歓迎メッセージを流すと共に開錠するので、迅速に応答できる。
本発明の第9の発明は、第1〜第8のいずれかの発明に従属する発明であって、ドアホン子機には子機表示部が設けられ、ドアホン子機のマイクが一定時間無音状態を検知すると、子機表示部に文字表示を行うインターホン装置であり、言葉が不自由な人に対して迅速な応答ができる。
(実施例1)
本発明の実施例1におけるインターホン装置は、どのような折に来訪者があった場合にも、来訪者と在宅者の関係を基に好適な応対ができるものである。図1(a)は本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン子機の正面図、図1(b)は本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン親機の正面図、図2は本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン子機のブロック構成図、図3は本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン親機のブロック構成図である。
図1(a)において、1は実施例1のインターホン装置のドアホン子機、2はドアホン子機1本体正面に設けられたCCD等のカメラ、3は後述するドアホン親機6から入力された音声を出力するためのドアホン子機1本体に設けられたスピーカ、4はドアホン子機1に音声を入力するためのマイク、5は来訪者がドアホン親機6の呼び出し行う操作ボタンである。12はドアホン子機1前に人物等が接近あるいは側を通過するときその体温等の温度でこれを検出する焦電センサ等の感知センサである。14は音声によらずに文字を使ってドアホン親機側からメッセージを表示するためのLCD等の子機表示部である。
図1(b)はドアホン親機の正面外観を示しており、6はドアホン子機1のカメラ2が
撮影した来訪者の顔等の映像、あるいは家族等の居住者の場合にはその正面の顔、通過中の横顔、後姿などの映像を受信するとともに、ドアホン子機1のマイク4から入力された音声を受信して、人物認証を行うことができるドアホン親機である。実施例1のドアホン親機6は、来訪者の顔や、在宅者の横顔、後ろ姿などのカメラ画像から人物認証を行い、居住者と認証され、外出する時であると判断されると、在宅者で構成される在宅者テーブルからその時点の人物を除いてその時点の在宅者を確定できる機能を有している。また、7はドアホン親機6の正面に設けられたLCD等の表示部である。表示部7は透明なタッチパネル(図示しない)で覆われ、表示部7の表示画面上でタッチすると、タッチパネルの座標が検出されて、この座標若しくはこれを含む領域の表示に対応した機能が実現できる。
実施例1の図1(b)は来訪者の画像とその履歴表示を行う標準的な表示を示している。このモードの表示では、この表示部7に表示された表示画面は幾つかに分割され、7aはドアホン子機1のカメラ2から送信された人物の映像の画像領域、7a1はこのカメラ画像や音声を使って判定した性別や子供か大人かなどの年齢層等の属性、さらに氏名等が分っているときはこれらの情報を表示する取得情報表示域、7bはカメラ画像の人物に関する応答拒否、開錠拒否、応答許可の設定がなされているか否かを表示して警告、報知する警告/報知領域、7cは表示部7に表示された人物の過去の訪問履歴表示領域である。この訪問履歴表示領域7cには過去の訪問に対する応答の有無情報も表示されている。
なお、取得情報表示域7a1には、テキストで「男性」「子供」等の相手の人物の属性が表示される。氏名が分らない場合、訪問歴があれば氏名に代えてIDが表示される。7b1は開錠不可の表示、7c1は訪問履歴表示領域7cの各履歴に関係付けられて自動的に付与された過去の応答の有無情報である。
8はスピーカ、9はマイク、10は表示部7の表示を見て応答すると判断したとき押すための応答スイッチ、11は個人名や企業名、電話番号、アドレスを入力するための入力キーボードである。
続いて、図2に基づいて実施例1のドアホン子機1の構成について詳細に説明する。図2において、2aは撮像部20のズーム等の制御を行う撮像制御部、5aは操作ボタン5が押されたときこれを検出する操作処理部である。操作ボタン5のONによりプルアップ電圧が急激に電圧降下することを利用する。また、14aは子機表示部14の表示を制御する表示制御部、12aは感知センサ12から入力された信号を検出するセンサ検知部である。そして、20はカメラ2を構成するCCD等の撮像部、21は撮像部20から出力された信号を処理して映像信号を出力する撮像処理部、23は撮像処理部21から出力された映像信号の周波数変調を行って8.5MHz〜10MHzのFM信号を出力する映像信号変調部である。実施例1の感知センサ12は、待機時に検知領域内に誰かが入ったらカメラ2を起動させ、ドアホン親機6の表示部7に画像を表示させるものである。
24はドアホン子機制御部であり、25はプログラムやデータを記憶したメモリ部、25aはメモリ部25に設けられた文字表示のためのテキストデータメモリ部である。ドアホン子機制御部24はハードウェア的には中央演算処理装置(以下、CPU)から構成され、メモリ部25やその他のメモリからプログラムを読み込んでソフトウェア的に機能実現手段として各機能を実行する。26,27はそれぞれスピーカ3とマイク4の出力を増幅するアンプ、28はビデオ信号と音声信号を伝送するドアホン親機6に対する第1信号線、29は後述する感知センサ12等からの入力信号をドアホン親機6に伝送する第2信号線である。
なお、実施例1の場合、第1信号線28は2−ワイヤで構成され、待機時を除き、一方
に直流+22Vが印加され、他方は接地されている。また、実施例1では操作処理部5aや後述するドアホン操作検知部36を使って第1信号線28によって映像信号と音声信号を伝送するが、このほかの方法として、ドアホン子機1とドアホン親機6にそれぞれ通信制御部を設け、ネットワークケーブル等で結んで所定のプロトコルで通信を行う有線LANまたは無線LANを構成するのもよい。詳細な説明は省略する。
さて、マイク4から入力された通常500Hz〜2kHzの人間の音声はアンプ27で増幅され、そのまま映像信号変調部23からの8.5MHz〜10MHzのFM信号に重畳され、さらにこれに直流電圧+22Vが重畳されて第1信号線28を介してドアホン親機6に伝送される。すなわち、待機時にはドアホン親機6からドアホン子機1に+5Vが給電されているが、この状態で操作ボタン5を押すか、あるいは実施例1のように待機状態で感知センサ12が人間を検知したとき、操作処理部5aの作用で第1信号線28に急激な電圧降下を起こし、+22Vが給電され、ドアホン親機6において操作ボタン5の押下、あるいは感知センサ12による人物検出がなされたことが検知されて、その後+22Vが重畳されたFM信号が伝送され、ドアホン親機6は表示部7に映像を表示する。なお、ドアホン親機6の動作中に操作ボタン5を押した場合はFM信号に影響しないように検知信号が重畳されて伝送される。ドアホン親機6は人物認証を開始し、その結果によって関連情報、例えば取得情報表示域7a1にこの人物の属性情報、氏名及び/またはID等の情報を表示し、警告/報知領域7bに応答拒否、応答許可の表示を行い、訪問履歴表示領域7cに訪問履歴を表示することになる。
続いて、図3に基づいてドアホン親機6の構成について詳細に説明する。28は第1信号線、29は第2信号線である。28aは第1信号線28を介して重畳して伝送された2つの信号、すなわち映像信号変調部23で周波数変調されたFM信号とこれに重畳された音声信号を分離する信号分離部である。そして、30はこのFM信号を復調させるためのFM信号復調部、31は復調されたアナログのビデオ信号を画像処理や画像認証行うためにデジタル信号に変換するA/D変換部である。
また、32はA/D変換部31で変換されたデジタルビデオ信号を画像処理し、所定の画像を生成する画像処理生成部である。実施例1においては、図1(b)の表示部7に表示された表示画面は分割され、映像とその他の関連情報が分割されて表示されるので、画像処理生成部32がこの処理を行う。画像処理生成部32は、カメラ2で撮影している映像部分のサイズを調整若しくは切り出してテンプレートの画像領域7aに貼り付け、また、画像認証部による解析で得られた性別や子供等の分析情報を取得情報表示域7a1に表示し、さらに応答拒否または応答許可の設定を示すテキスト情報及びそのイラストなどは警告/報知領域7bに、そして訪問履歴に関するテキスト情報を訪問履歴表示領域7cに表示して、1画面分のデータとして生成する。33はこの表示部7に表示される表示画面のテンプレート等のデータを格納した画像メモリ部である。
34は画像処理したデジタルのビデオ信号をアナログ信号に変換するD/A変換部である。35はこのビデオ信号を表示部7に表示するための表示制御部であり、カメラ2で撮影した映像はLCD等の表示部7に表示される。36はドアホン子機1の操作ボタン5が押下されたとき、ドアホン親機6側でこれを検知するドアホン操作検知部であり、検出信号は後述の主制御部39に入力され、これをトリガとしてドアホン親機6の各動作が開始される。
実施例1のドアホン親機6においては、訪問した人物の顔や身長、在宅者の場合には正面の顔のほか、通過中の横顔、身長、後ろ姿の映像を受信して、表示部7に表示するとともに、この人物の画像認証(画像による照合)を行う。なお、画像を比較して同一人物か否かを判定若しくは推定するという意味であるから、本来、照合というべきであるが、照
合後に宅内への侵入を許可するという意味を込めて以下、実施例上は認証という。このため次の構成を有している。
37は、A/D変換部31から出力されたビデオ信号を基に1画面分の画像を取り出して個人別に蓄積されている多数の取得済み画像情報と比較し、人物推定を行う画像認証部である。そして、38は画像認証部37で行う認証のために過去の来訪者や在宅者で個人別に蓄積した取得済み画像データと、その属性情報等の個人情報を蓄積したデータベース部である。
データベース部38に格納されている取得済み画像は、氏名等の個人情報や分析情報とともに、撮影したカメラのズーム等のカメラ条件、明るさ等の環境条件、また画像のサイズや付属物、例えば眼鏡の有無等のデータ情報が、画像と関係付けられて格納されている。また、後述するが、来訪者属性識別手段39hが各個人の属性情報を得るために参照する髪形のタイプや衣服、口紅等の化粧の有無、身長、骨格等に関する類型データ(本発明の類型情報)も蓄積されており、類型と比較し、各属性ごとに類型との差を把握し、それらを総合判断し、その評価関数が所定のレベルを越えたときだけ、その属性有り、として登録する。例えば、女性特有の髪形で化粧をし、スカートをはいていれば女性と判断し、身長が低く化粧をしておらず髪形がおかっぱだったり、坊主頭だったりしたときは子供と判断する。なお、来訪者の取得済み画像情報は1枚の顔の画像で十分であるが、在宅者の場合は、正面の顔のほか、横顔、後ろ姿等の複数枚の画像が属性情報等を含む個人情報と関係付けられて格納される。
画像認証部37は、記録されている条件と現在の画像の条件を比較してマッチングさせ、眼や鼻、口の位置や形状、骨格等の所定の位置の特徴点を抽出して、場合によっては回転等して予測値を出し、両者の特徴空間上での距離を測って、所定の範囲内であれば同一人であると推定する。なお、格納してある取得済み画像の特徴点、例えば眼の位置、口の位置、顎の輪郭の数点等をパラメータとして予め保存しておくのがよい。この場合、画像認証部37は映像から画像を取り出し、所定の部分を切り出して、保存してある取得済み画像のデータとのマッチングを行い、パラメータを比較するだけで同一人か否かの推定ができる。このため多人数との比較が直ちに行える。
なお、後述するように、データベース部38に格納されている取得済み画像は、入力キーボード11の中の更新キーを押下することで、簡単に最新の画像に更新することができる。また、画像認証の方法には、人間の静脈や、眼を利用したりする多くの方法があり、これらを利用することも考えられる。ただ、在宅者情報の場合、居住者の身長を同一人判断に利用するのが最も簡単で有効である。
さらに、居住者の映像が外出するときのものか、帰宅したときのものかの判断は、通過する在宅者の画像、例えばこの人物の高さ(身長)が減少する方向へ進んでいるのか、増加していく方向に進んでいるのかを判定すればよい。あるいは、横顔が後ろ姿になったり、正面からの顔が横顔になったりしたのを特徴点の変化(回転)で判定すればよい。この判断は以下説明する主制御部に搭載される判定のための機能手段によって判定される。
次に、図3において、39はドアホン親機6の主制御部である。主制御部39はハードウェア的にはCPUから構成され、後述する記憶部47やその他のメモリからプログラムを読み込んでソフトウェア的に機能実現手段として各機能を実行する。実施例1の機能実現手段の各機能については後述する。
40は第1信号線28と接続された音声処理部、40a,40bはそれぞれA/D変換、D/A変換を行うA/D変換部、D/A変換部、41はタッチパネル制御部、42は表
示部7の表面を覆う透明なタッチパネルである。表示部7の表示画面上でタッチすると、タッチパネル制御部41によってタッチパネル42の座標が検出されて、この座標若しくはこれを含む所定の領域(表示のシンボル)に対応して入力があったことが主制御部39に入力され、この座標若しくはこれを含む所定の領域に対応した所定の機能が実行されるものである。
43,44はスピーカ8とマイク9のそれぞれのアンプである。音声処理部40は音声のとぎれ等を検出し、ドアホン親機6とドアホン子機1との間の通話の切り替えなど音声通信の制御を行う。また、45は入力キーボード11のキーやボタンを使って入力する入力部、46は応答スイッチ10を押したときドアホン子機1との間で通信を開始するための入力回路である応答スイッチ部である。
そして、47は主制御部39のためのプログラムやデータを記憶した記憶部であり、47aは現時点の在宅者の集合を示す在宅者テーブルと、この在宅者テーブルに登録されている在宅者の属性情報、例えば男性(図5(b)の「M」)だとか子供(図5(b)の「C」)だとか等の情報を集めた属性テーブルを格納したテーブル格納部である。在宅者テーブルと属性テーブルは、図5(c)に示すように時刻と共に記録、更新される。48は履歴を残すための時計部である。
51は各種メッセージを格納する蓄積部、51aは自動応答するときの音声メッセージを格納した音声メッセージ部、51bは文字表示によるメッセージを格納したテキストメッセージ部である。音声メッセージ部51aに格納された音声メッセージには、ドアホン子機1から流す来訪者への音声メッセージと、在宅者向けの来訪者に対する応対用のメッセージの2種類がある。52は蓄積部51に格納されている音声メッセージ、テキストメッセージを取り出して音声処理部40や主制御部39に送信する転送制御部である。
なお、操作ボタン5が押されても、ドアホン子機1のマイク4が無音状態を継続した場合、主制御部39により時計部48がこの時間をカウントし、これが一定時間経過すると、主制御部39により転送制御部52がテキストメッセージ部51bからテキストメッセージを取り出し、主制御部39を経由してドアホン子機1に送信する。ドアホン子機1ではテキストデータメモリ部25aからフォントや定型文などを読み出して、子機表示部14に文字表示によるメッセージを表示する。
そこで、本発明の実施例1が行う制御機能について説明する。図4(a)は本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン親機の制御機能手段のブロック図、図4(b)は本発明の実施例1におけるデータベース部の構成図、図5(a)は本発明の実施例1におけるデータベース部の来訪者情報部の構成図、図5(b)は(a)の在宅者情報部の構成図、図5(c)は(b)の在宅者情報部の在宅者テーブルと属性テーブルの履歴図である。
図4(a)に示すように、主制御部39内には履歴情報を処理するため、次の機能実現手段が設けられている。39aは来訪者または居住者が帰宅したり居住者が外出したりするとき時計部48の計時した時刻とともに自動的に画像認証した人物の関連情報を記録する履歴情報記録手段である。
39bはこの訪問履歴の各時刻にドアホン親機6から在宅者の誰かが応答したか否かを記録する応答履歴記録手段である。来訪者の中には、絶対対応を拒否したい人物や、親戚など開錠許可して問題のない人物もあり、39cはこのような場合に応答拒否や応答許可を設定するための応答禁止/許可設定手段である。この設定は、入力キーボード11の中の応答拒否キー、許可キーを押下することで、簡単に設定することができる。応答拒否は
一時的に解除することができる。
次に、39dはデータベース部38に格納されている画像データを、最新の画像に更新したいときに実行する画像データ更新手段である。既に述べたように、入力キーボード11の中の更新キーを押下することで更新することができる。また、更新キーを長押しなどにすることで自動設定にすることができ、この場合、再度の来訪者があれば自動的に最新の画像に更新させることができる。家族等の在宅者の場合は、他の在宅者(家族等)が更新キーを押すことで更新する。
また、39eは画像認証部37が外出や帰宅した居住者であると認識したとき在宅者テーブルを更新する在宅者テーブル生成手段である。同様に、39fは在宅者テーブルに現在格納されている在宅者の属性、例えば子供や、若い女性などといった属性からなる属性テーブルを更新するための属性テーブル生成手段である。在宅者テーブル生成手段39e、属性テーブル生成手段39fは、それぞれ在宅者テーブル、属性テーブルに該当する要素を抽出すると、その要素を各テーブルに格納する。
39gは来訪者の属性情報と、その時点の在宅者テーブルとその属性テーブルを付き合わせて、この条件ごとに決められた応対処理を行う応答処理手段である。39hは上述したように画像認証部37の類型データと比較してこの人物を特徴付ける属性を識別する来訪者属性識別手段(本発明の属性識別手段)である。
続いて図4(b)には、データベース部38の内部構成が示されている。38aは画像データ部であって、画像データと、その画像の特徴パラメータと、その個人情報が関係付けられて格納されている。38bはその氏名等の個人情報を記録した個人情報部であって、38b1は訪問履歴を記録した来訪者情報部、38b2は応答拒否キーを押下したとき拒否フラグを設定するための拒否部、38b3は許可キーを押下したとき許可フラグを設定するための許可部である。また、38b4は来訪者属性情報を記録する属性部、38b5は居住者全員の情報を記録した居住者情報部、38b6は居住者の属性情報を記録する属性部である。
そして、38cは来訪者の属性情報を得るために比較する類型データを収めた類型データ部である。来訪者の画像等から得た情報とこの類型データとを比較し、各属性の有無を判断するためのものである。その属性ありと判断されたときは、属性情報としてデータベース部38に格納される。
次に図5(a)(b)(c)はこの個人情報部38bの詳細を示すものである。図5(a)は来訪者情報部38b1を示し、来訪者のリストとその様々な個人情報が格納され、来訪者の氏名が訪問履歴と関係付けられ、拒否フラグや許可フラグ、さらに来訪者属性情報が関係付けられる。38b11は来訪者の氏名である。なお、氏名と共にIDを格納した場合は図示されていないが、自動的にIDも付与されて格納される。この氏名38b11及び/またはIDが取得済み画像データと関係付けられる。図5(a)においては、氏名不詳の人物に対して「00153」等のIDが氏名に代えて付与されているが、来訪者にすべて自動的にIDを付与して管理される。というのは、ユーザが氏名の入力を忘れたような場合でも自動的に付与したID同士を比較することで処理をきわめて速く行うことができるからである。38b12は来訪者の所属する企業名、38b13は連絡先の電話番号、38b14はメールアドレスである。これらは入力キーボード11の中の文字入力キーを使って文字入力する。
次に、38b15はこの人物の過去に訪問したときの履歴をすべて時系列に記録した訪問履歴である。例えば、H17,01,04,14,12,応答というのは平成17年1月
4日14時12分に来訪し、応答したことを示している。しかし、H17,01,20,15,32,不応答と記録されているように、平成17年1月20日15時32分に来訪し、応答しなかったことが分る。これらは応答履歴記録手段39bによって自動的に記録される。さらに、H17,02,10,13,30,応答と記載されているのは、平成17年2月10日13時30分に氏名不詳のIDが「00153」なる人物が来訪し、応答したことを示している。
また、38b16は入力キーボード11の中の応答拒否キーを押下することで、設定した拒否フラグであり、応答禁止/許可設定手段39cによって拒否部38b2内に設定される。同様に、38b17は許可キーを押下することで、許可部38b3内に設定した許可フラグであり、応答禁止/許可設定手段39cによって許可部38b3内に設定される。
さらに38b18は来訪者属性識別手段39hが抽出した男性(「M」)または女性(「F」)、子供(「C」)であるとか、の来訪者の属性情報である。これらの情報はすべて画像認証した人物と関係付けられて、図1(b)に示す表示部7の取得情報表示域7a1、訪問履歴表示領域7c、拒否フラグ、許可フラグは警告/報知領域7bにテンプレートを使って表示される。
続いて、図5(b)は居住者情報部38b5を示し、38b19は外出と帰宅の双方が記録される居住者履歴、38b20は在宅者の属性情報である。例えば、居住者履歴38b19において、父親のH17,02,01,08,10,外出というのは、父親が平成17年2月1日8時10分にカメラ2によって外出したと判断されたことを示している。父親の属性情報としては、男性であることを示す「M」と、家庭内の管理を行う管理者としての「P」が格納されている。
この日はその直後の8時30分に長女の花子が学校へ行くため外出し、さらに午後の13時00分には母親も外出している。花子の属性情報は、女性である旨の「F」と、若い女性でとくに安全に配慮する必要のある要保護者としての「S」であり、母親の属性情報は女性としての「F」と、管理者としての「P」である。長男の太郎は就学前のため属性情報として男性である「M」と、子供であることを示す「C」が付与されている。このほかにも老人に対しては高齢者であることを示す「O」などが付与される。なお、要保護者「S」の設定は別途の入力で行う。
ここで図5(c)は時間と共に変化する在宅者テーブルと属性テーブルの具体例を示している。図5(b)の在宅者情報部に対応したものである。図5(c)において、(P,S,C)のように「P」が含まれている場合は、管理者自身によって普段どおりの対応を期待できるが、(C)、(S,C)、あるいは(S)のような場合は、それぞれの条件で適切な対応が必要になる。属性テーブルはこの対応を求めるための手段として利用される。
図6は本発明の実施例1におけるインターホン装置の来訪者に対する応答処理を示すブロック図、図7は本発明の実施例1におけるインターホン装置の来訪者に対する応答処理のフローチャートである。図6に示すように、来訪した人物の来訪者情報は、拒否フラグ38b16、許可フラグ38b17のほかに、来訪者属性識別手段39hが抽出した来訪者の属性情報38b18から構成される。これに対し、在宅者情報は、居住者の外出や帰宅情報を基に在宅者テーブル生成手段39eが更新した在宅者テーブル、この在宅者テーブルと関係付けられた属性テーブルから構成される。
ドアホン子機1前に来訪者が来ると、ドアホン親機6は、この来訪者に関する来訪者情報を取り出すと共にカメラ2の画像から属性情報を抽出し、さらにこの時点における在宅
者情報、すなわち在宅者テーブル、属性テーブルを取り出し、在宅者が居れば在宅者に応対方法をメッセージする。
まず、応答処理手段39gは、絶対的な拒否フラグ38b16、許可フラグ38b17が設定されている場合には直ちに次のメッセージのどちらかを宅内に流す。すなわち、拒否フラグ38b16が設定されていれば、在宅者に「応対してはいけません」という応答禁止メッセージを流し、ドアホン子機1の操作ボタン5が押されると、ドアホン子機1のスピーカ3から「ただいま留守にしております。」等の留守メッセージを流したり、まったく無応答にしたりする。また、許可フラグ38b17が設定されている場合は「○○さんです。開錠します。」とのメッセージを宅内に流すとともに、操作ボタン5が押されると、ドアホン子機1から「○○さん、いらっしゃい。お入り下さい。」等のメッセージを流し、開錠する。
この2つの絶対的なフラグが設定されていない場合は、応答処理手段39gは来訪者属性情報と在宅者の属性テーブルから、この条件での対応を判断する。在宅者の属性テーブルが、(P,P,C)、(P)、(P,C)(P,S,C)などのように、家庭の管理者としての「P」を含む場合は、応答処理手段39gは<管理者在宅モード>として図1(b)に示す表示部7に画像や訪問履歴の表示を行い、現実に応答スイッチ10を押して口頭で応答するか、自動応答を利用するかのサポートを行う。
このときに自動応答で流すメッセージは上述の留守メッセージのほか、「今手が離せません。」や、「2〜3時間程度で手が離せます。」等の対応不可メッセージでもよい。そして、これらに続いて「録音ができますので、メッセージがあればこの後の合図に従って操作ボタン5を押してお話下さい。これで録音致します。」等の留守録メッセージを流すこともできる。なお、留守メッセージに対して「××です。」といった応答があった場合は、画像認証で人物を確認して、「××さんに伝言があります。お聞き下さい。お聞き頂いたときは操作ボタン5を押して確認した旨お話下さい。」等のボイスメッセージを流すのもよい。
そして本発明の実施例1においては、来訪者が子供なら「○○は勉強中です。」などの対応不可メッセージを送信したり、来訪者が男性のときは留守メッセージにしたりするなど、来訪者の属性と在宅者の属性テーブルまたは在宅者テーブル(在宅者状況)に対応したメッセージを選択する。実施例1では属性テーブルに対応させている。属性テーブルと在宅者テーブルには図5(c)に示すような一定の対応関係があるから、在宅者テーブルが決まれば他方が定まる。来訪者の属性と属性テーブルまたは在宅者テーブルを対応させ、この関係に対し、複数種類のメッセージの中から1つのメッセージを選択する。しかし、設定画面は複数の来訪者−在宅者関係とメッセージとの対応をするため少し複雑になる。
続いて、(S,C)、(S,O)、(S)、(O)などのように、属性テーブルに管理者としての「P」が含まれておらず、要保護者、老齢者としての「S」「O」が含まれている場合(同時に「C」が含まれていてもよい)は、応答処理手段39gは<要保護者モード>を選び、表示部7に画像や訪問履歴の表示を行うと共に、「ボイスチェンジをしますか」「別人の声や犬の鳴き声を背景音として加えますか」などのメッセージを流した後、これによってボイスチェンジ/背景音を加えた応答を行う。ボイスチェンジ/背景音を加えない場合は自動応答のメッセージを流すが、上述の留守メッセージを流し、場合によっては留守録メッセージを送出するのがよい。
さらに、(C)のように子供を示す「C」だけの集合の場合は、応答処理手段39gは<チャイルドモード>として、管理者からの「知らない人は直接応答してはいけません。
お隣の○○さんに連絡しなさい。困ることがあったらお母さんに電話しなさい。留守録モードの設定ボタンを押して用件があれば録音してもらうようにしなさい。友達なら開錠しても良いですよ。」といったメッセージを流した後、来訪者に対して自動応答を行う。この場合も留守メッセージを送信するか、無応答にする。留守メッセージを送信した場合には、留守録メッセージを流すのがよい。
以上説明したインターホン装置が行う処理の手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。図7に示すように、実施例1のインターホン装置はドアホン子機1のカメラ2の前、または横を通過する来訪者があるまで待機し(step1)、画像認証部37によってこの来訪者を特定し、拒否フラグが設定されている場合は、操作ボタン5が押されても在宅者に応答を禁止すると共に、留守メッセージを流すか、無応答にする(step2)。併せてデータベースの来訪者情報を更新する。
次に、許可フラグが設定されている人物かが確認され(step3)、この人物が居住者であるか否かがチェックされる(step4)。step3において許可フラグが付与されていない人物の場合は、カメラによって来訪者属性情報を入手し(step5)、データベースの来訪者情報を更新する(step6)。
これに対し、step4において居住者であった場合は、在宅者テーブルを更新し(step7)、この在宅者テーブルと関係付けて属性テーブルを更新する(step8)。また、step4において在宅者以外で応答が許可された人物の場合は、操作ボタン5が押されると、歓迎メッセージを流して開錠し(step9)、データベースの来訪者情報を更新して(step10)、待機状態に戻る。
次いで、カメラから入手した来訪者属性情報と、在宅者テーブル、属性テーブルを突き合わせてどのような状態のモードかを確認し、属性テーブルに管理者としての「P」を含む<管理者在宅モード>か否かを判定する(step11)。step11で<管理者在宅モード>でない場合は、要保護者、老齢者としての「S」「O」が含まれている<要保護者モード>か否かを判定する(step12)。
step11において、来訪者の属性に対して管理者「P」を含む<管理者在宅モード>の場合は、図1(b)の履歴表示等を行い(step13)、操作ボタン5が押されたときに管理者が実際の応対の必要性を判断し(step14)、その必要があれば現実に口頭で応答し(step15)、それが無ければ自動応答で音声メッセージを送出する(step16)。
この自動応答はいずれも上述した留守メッセージ、対応不可メッセージ、留守録メッセージ、ボイスメッセージなどであり、転送制御部52によって蓄積部51から読み出されてドアホン子機1側に送信される。このとき実施例1においては、来訪者の属性と在宅者の属性テーブルまたは在宅者テーブル(在宅者状況)に対応したメッセージを選択することができる。なお、留守録メッセージの送信は中止することができる。
step12において、来訪者の属性に対して<要保護者モード>でない場合は、子供を示す「C」だけの<チャイルドモード>か否かを判定する(step17)。<要保護者モード>の場合は図1(b)の履歴表示等を行い(step18)、ボイスチェンジ/背景音を加えた応答にする必要性を確認する(step19)。操作ボタン5が押されたとき、ボイスチェンジ/背景音の必要があればボイスチェンジ/背景音で加工した音声で口頭により応答し(step15)、それ以外は自動応答でメッセージを送出する(step20)。このときの自動応答は留守メッセージ、留守録メッセージである。なお、過去に訪問履歴のない場合などに、これを知らない人物としてボイスチェンジ/背景音の加
工を行うのが好適である。
step17において<チャイルドモード>の場合は、操作ボタン5が押されても応答無しにするか否か判断し(step21)、<チャイルドモード>でない場合は、在宅テーブルを調べ、<留守モード>に該当するか否かを判定する(step22)。step22で在宅者テーブルが0ではなく誰か居るのであれば、現実に応対する必要があるか否かを在宅者が判断し(step14)、必要に応じて現実に応答し(step15)、それ以外は自動応答でメッセージを送出する(step16)。step22において、在宅テーブルが0で留守の場合、留守メッセージ、留守録メッセージを送出する(step20)。
step21において自動応答する場合は、留守モードと同様step20に進み、留守メッセージ、留守録メッセージを送出する。step21で無応答の場合応答せず、(step23)そのままstep1に戻る。
このように本発明の実施例1のインターホン装置は、どのような折に来訪者があった場合にも、来訪者と在宅者の関係を基にして、インターホン装置が最適なメッセージを自動応答するので、来訪者との応対が楽になる。
また、来訪者があったときこの来訪者を画像認証で特定するとともに、氏名や企業名、電話番号等のほか、訪問履歴情報などの訪問者情報をドアホン親機に表示するので、実際に面会する前にこの来訪者情報を予め入手することができ、来訪者の応対が容易で迅速に行える。IDを自動的に付与して来訪者情報を管理すれば、氏名不詳の場合でも管理が容易になる。
実施例1のインターホン装置は、ドアホン子機1のマイク4が一定時間無音状態を継続した場合、音声メッセージに代えてドアホン子機1に文字表示によるメッセージを表示するため、音声だけによる情報伝達ではなく、自動的に来訪者情報、在宅者情報を更新するので操作性が高くなる。
なお、実施例1においては、在宅者と来訪者の属性の関係から自動応答の音声メッセージを選択したが、在宅者と来訪者の履歴上の関係(例えば、IDの存在と在宅者による過去の応対の存在)だけで音声メッセージを選択して自動応答することもできる。
さらに、実施例1においては、ドアホン親機に画像認証部37とデータベース部38、来訪者属性識別手段39hに設けて、ドアホン子機1からのカメラ画像や音声を基に、ドアホン親機6で来訪者、居住者の認証と属性の抽出を行ったが、ドアホン子機側にこれらをすべて設けるのもよい。来訪者に関係する情報の収集、判断はドアホン子機側だけで行うことができ、ドアホン親機6の構成を小さくできる。
(実施例2)
本発明の実施例2におけるインターホン装置は音声により人物認証を行うものである。実施例2のインターホン装置は音声認証を行う点で、画像認証を行う実施例1のインターホン装置と相違するのみであって、その他の構成は同様のものである。図8は本発明の実施例2におけるインターホン装置のドアホン親機のブロック構成図、図9(a)は本発明の実施例2におけるインターホン装置のドアホン親機の制御機能手段のブロック図、図9(b)は本発明の実施例2におけるデータベース部の構成図である。実施例2のインターホン装置と実施例1のインターホン装置は、基本的に同一の構成であり、同一符号は同一構成を示しているから、重複するため説明は省略する。
図8において、49はドアホン子機1のマイク4から入力された音声信号を受信して音符号化し、あるいはマイク9からの音声信号を符号化して後述の音声認証部50にスペクトル解析等のためのデジタルデータとして渡すとともに、その後それを復号化して音声処理部40またはスピーカ8に出力するA/D・D/A変換部である。50はA/D・D/A変換部49から出力されたデジタル音声信号からサンプリングし、特徴点を抽出して人物の認証を行う音声認証部である。
よく知られているように人の声紋は個人ごとに異なっており、マイク4,9から入力された特定の音声区間、例えば同一人を呼ぶ「誰々さん」「ごめんください」「誰々さんのお宅でしょうか」といった音声信号をデジタル信号に変換し、これのスペクトル等の解析などから各個人の特徴パラメータを抽出し、予め格納している取得済み音声データの特徴パラメータを比較し、両者の特徴空間上での距離を測って、所定の範囲内であれば同一人であると推定する。取得済みデータの特徴点をパラメータとして予めデータ保存しておくのが好適である。
この場合、音声認証部50は特定の音声区間を切り出して、パラメータを比較するだけで同一人か否かの推定ができる。このため多人数との比較が直ちに行える。なお、実施例1の画像と同様に、データベース部38に格納されている取得済み音声データは、入力キーボード11の中の更新キーを押下することで、簡単に更新することができる。なお、また、音声認証の特徴点を抽出、比較するために利用する方法としては、最近では高速フーリエ変換(FTT)によるもの、線スペクトル対(LSP)によるものなど、多くの方法があり、これらを利用するのがよい。
図9(a)において、39iはデータベース部38に格納されている取得済み音声データを、最新の音声データに更新したいときに実行する音声データ更新手段である。既に述べたように、入力キーボード11の中の音声更新キーを押下することで更新することができる。また、音声更新キーを長押しなどすることにより、自動設定機能にすることができ、この場合訪問があれば自動的に音声データを更新させることができる。
図9(b)において、38cは来訪者の属性情報を得るために比較する音声の類型データを収めた類型データ部である。個人で声紋が異なるのと同様に、性別や年齢で音声が異なるため、この比較のためのサンプルとなる音声の類型データを格納する。実施例2の場合、女性や男性の音声、子供や老人の周波数帯の違い、言葉使い、敬語、なまり等の類型を考慮して来訪者、さらには居住者の属性情報を取得する。
38dはデータベース部38に設けられた取得済み音声データと、その音声データの特徴パラメータと、その氏名が関係付けられて格納されている音声データ部である。これに対応した個人情報部38bの内容はまったく実施例1と同様であり、説明は省略する。
ところで、実施例2においては、音声認証部50を設け、音声データ更新手段39i、音声データ部38dを設けたが、これは実施例1の画像認証部37や、画像データ更新手段39d、画像データ部38aとの併設ができないものでなく、両者を同時に設けて、認証精度を向上させるのも好適である。この場合、例えば画像認証部37による画像認証の後、音声認証部50による音声認証を行って、特徴空間上での距離が所定の閾値内にあるときのみ同一人と推定するなど、することになる。また、この逆もありえる。
このように実施例2のインターホン装置は、実施例のインターホン装置が、画像を撮る環境条件が変化すると、データが比較的変化するし、眼鏡等の付属物で認証を妨げる可能性も否定できないが、音声はこうした環境条件に強く、しかも画像認証より比較的簡単に認証が行える。
本発明は、どのような折に来訪者があった場合にも、来訪者と在宅者の関係を基に好適な応対ができるインターホン装置に適用できる。
(a)本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン子機の正面図、(b)本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン親機の正面図 本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン子機のブロック構成図 本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン親機のブロック構成図 (a)本発明の実施例1におけるインターホン装置のドアホン親機の制御機能手段のブロック図、(b)本発明の実施例1におけるデータベース部の構成図 (a)本発明の実施例1におけるデータベース部の来訪者情報部の構成図、(b)(a)の在宅者情報部の構成図、(c)(b)の在宅者情報部の在宅者テーブルと属性テーブルの履歴図 本発明の実施例1におけるインターホン装置の来訪者に対する応答処理を示すブロック図 本発明の実施例1におけるインターホン装置の来訪者に対する応答処理のフローチャート 本発明の実施例2におけるインターホン装置のドアホン親機のブロック構成図 (a)本発明の実施例2におけるインターホン装置のドアホン親機の制御機能手段のブロック図、(b)本発明の実施例2におけるデータベース部の構成図 従来のインターホン装置の概略構成図 従来の人物認証インターホン装置の概略構成図
符号の説明
1 ドアホン子機
2 カメラ
2a 撮像制御部
3 スピーカ
4 マイク
5 操作ボタン
5a 操作処理部
6 ドアホン親機
7 表示部
7a 画像領域
7a1 取得情報表示域
7b 警告/報知領域
7b1 開錠不可の表示
7c 訪問履歴表示領域
7c1 応答の有無情報
8 スピーカ
9 マイク
10 応答スイッチ
11 入力キーボード
12 感知センサ
12a センサ検知部
14 子機表示部
14a 表示制御部
20 撮像部
21 撮像処理部
23 映像信号変調部
24 ドアホン子機制御部
25 メモリ部
25a テキストデータメモリ部
26,27,43,44 アンプ
28 第1信号線
28a 信号分離部
29 第2信号線
30 FM信号復調部
31 A/D変換部
32 画像処理生成部
33 画像メモリ部
34 D/A変換部
35 表示制御部
36 ドアホン操作検知部
37 画像認証部
38 データベース部
38a 画像データ部
38b 個人情報部
38b1 来訪者情報部
38b2 拒否部
38b3 許可部
38b4 属性部
38b5 居住者情報部
38b6 居住者情報の属性部
38b11 氏名
38b12 企業名
38b13 電話番号
38b14 メールアドレス
38b15 訪問履歴
38b16 拒否フラグ
38b17 許可フラグ
38b18 来訪者の属性情報
38b19 居住者履歴
38b20 在宅者の属性情報
38c 類型データ部
38d 音声データ部
39 主制御部
39a 履歴情報記録手段
39b 応答履歴記録手段
39c 応答禁止/許可設定手段
39d 画像データ更新手段
39e 在宅者テーブル生成手段
39f 属性テーブル生成手段
39g 応答処理手段
39h 来訪者属性識別手段
39i 音声データ更新手段
40 音声処理部
40a A/D変換部
40b D/A変換部
41 タッチパネル制御部
42 タッチパネル
45 入力部
46 応答スイッチ部
47 記憶部
47a テーブル格納部
48 時計部
49 A/D・D/A変換部
50 音声認証部
51 蓄積部
51a 音声メッセージ部
51b テキストメッセージ部
52 転送制御部
101 インターホン装置
102 ドアホン端末
103 応答端末
121 カメラ
122 呼び出しスイッチ
123 スピーカ
124 マイク
131 画像表示部
132 呼び出し音信号発生部
133,135 アンプ
134 スピーカ
136 送受話器
141 画像認識部
142 人物データベース
143 制御部
144 呼び出し音データベース

Claims (9)

  1. スピーカ、マイク及びカメラが設けられたドアホン子機と、前記ドアホン子機と音声通話し前記カメラの撮影した画像情報を表示する表示部が設けられたドアホン親機とを備えたインターホン装置であって、前記ドアホン親機には、前記ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を識別する属性識別手段と、居住者の在宅テーブルを更新する在宅テーブル生成手段と、音声メッセージを格納しておく蓄積部と、前記在宅テーブルと前記来訪者の属性との関係から前記蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択して前記ドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段とが設けられたことを特徴とするインターホン装置。
  2. 請求項1のインターホン装置において、居住者の在宅テーブルを更新する在宅テーブル生成手段と、前記在宅テーブルと前記来訪者の属性との関係から前記蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択して前記ドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段が設けられるのに代えて、居住者の在宅状況を基に在宅者の属性テーブルを更新する属性テーブル生成手段と、前記在宅者の属性と前記来訪者の属性との関係から前記蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択して前記ドアホン子機のスピーカから流す応答処理手段が設けられたことを特徴とするインターホン装置。
  3. 前記属性識別手段が、前記ドアホン子機から得た情報と属性に関する類型情報とを比較して属性判断することを特徴とする請求項1または2記載のインターホン装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のインターホン装置において、ドアホン親機にドアホン子機からの情報に基づいて来訪者の人物を特徴付ける属性を識別する属性識別手段が設けられるのに代えて、前記ドアホン子機に来訪者の属性を識別する属性識別手段が設けられ、識別した来訪者の属性情報を前記ドアホン親機に通知することを特徴とするインターホン装置。
  5. 来訪者を照合する照合部を備え、前記照合部が外出または帰宅する居住者を判定し、この判定により前記在宅者テーブル生成手段が在宅者テーブルを更新することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインターホン装置。
  6. スピーカ、マイク及びカメラが設けられたドアホン子機と、前記ドアホン子機と音声通話し前記カメラの撮影した画像情報を表示する表示部が設けられたドアホン親機とを備えたインターホン装置であって、前記ドアホン親機には、前記ドアホン子機からの情報に基づいて来訪者を照合する照合部と、居住者の在宅状況を示す在宅者テーブルを更新する在宅者テーブル生成手段と、音声メッセージを格納しておく蓄積部と、前記在宅者と前記来訪者との関係から前記蓄積部内の自動応答用の音声メッセージを選択して前記ドアホン子機のスピーカから応答処理手段とが設けられたことを特徴とするインターホン装置。
  7. 前記来訪者に対して自動的にIDを付与し、該IDによって来訪者情報を管理することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインターホン装置。
  8. 応対することを拒否する拒否フラグの設定がされた来訪者の場合は、前記応答処理手段がただちに自動応答用の音声メッセージを流すか、無応答とし、応対を常に許す許可フラグの設定がされた来訪者のときは、前記応答処理手段がただちに自動応答用の音声メッセージを流すと共に開錠することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインターホン装置。
  9. 前記ドアホン子機には子機表示部が設けられ、前記ドアホン子機のマイクが一定時間無音
    状態を検知すると、前記子機表示部に文字表示を行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のインターホン装置。
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