JP2016177028A - 画像形成装置 - Google Patents

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Nobuhiro Hiroe
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Abstract

【課題】二次転写部材を中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動しない場合と比較して、用紙が二次転写位置に突入したときの中間転写体における搬送速度の変動を低減する。【解決手段】トナー像を転写しようとする用紙の厚さが所定値よりも大きな厚紙32aの場合、制御部20は、二次転写ロール186が中間転写ベルト16の搬送速度よりも速い速度で駆動されるようモータ52を制御する。さらに、制御部20は、エンコーダ54により検出された中間転写ベルト16の搬送速度に基づいて、CMYK4色の感光体ドラムへの書込みタイミングをそれぞれ変更する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、厚紙を印刷する場合、中間転写ベルトと二次転写ローラとの間の間隔を変更して、厚紙を使用する場合でも色ずれを生じないようにした画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、中間転写ベルトと二次転写ローラとの間に厚紙が突入する瞬間に、中間転写ベルトの搬送速度を早くするようにした画像形成装置が開示されている。
特開2008−281930号公報 特開2010−008805号公報
感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト等の中間転写体に一次転写し、中間転写体に転写されたトナー像を記録媒体等の用紙に二次転写することにより画像を印刷するような画像形成装置が広く用いられている。
このような画像形成装置では、中間転写体と二次転写ロールとの間で用紙を挟むことにより中間転写体上のトナー像が用紙に転写される。
そのため、二次転写が行われる位置に用紙が移動して中間転写ベルトと二次転写ロールとのすき間に突入した場合、負荷変動が発生し一定速度で駆動されていた中間転写ベルトの搬送速度が一瞬遅くなるという現象が発生することがあり、特に厚みのある厚紙を用いて印刷を行う場合に発生しうる。
このように中間転写ベルトの搬送速度が遅くなると、一次転写位置においても速度変動が発生する。そのため、感光体ドラムが中間転写ベルトにトナー像を転写するタイミングがずれてしまい、濃度むらが発生したり、CMYK等の複数色の現像剤により画像を形成している場合には、各色の画像間でのずれである色ずれが発生してしまうことになる。
本発明の目的は、二次転写部材を中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動しない場合と比較して、用紙が二次転写位置に突入したときの中間転写体における搬送速度の変動を低減することが可能な画像形成装置を提供することである。
請求項1に係る本発明は、現像剤像を保持する像保持体と、
前記像保持体と接触することにより前記像保持体から現像剤像が一次転写される中間転写体と、
前記中間転写体との間に記録媒体を挟んで通過させることにより、前記中間転写体上に転写された現像剤像を前記記録媒体上に転写する二次転写部材と、
前記中間転写体を駆動させる第1の駆動手段と、
前記二次転写部材を駆動させる第2の駆動手段と、
前記二次転写部材が前記中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動されるよう前記第2の駆動手段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置である。
請求項2に係る本発明は、前記制御手段が、現像剤像を転写しようとする記録媒体の厚さが所定値よりも大きい場合に、前記二次転写部材が前記中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動されるよう前記第2の駆動手段を制御する請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に係る本発明は、前記第2の駆動手段の駆動力を前記二次転写部材に伝達するか遮断するかを切替える動力遮断機構をさらに備え、
前記制御手段は、現像剤像を転写しようとする記録媒体の厚さが所定値以下の場合、前記第2の駆動手段の駆動力を前記二次転写部材に伝達しないよう前記動力遮断機構を制御する請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項4に係る本発明は、前記第2の駆動手段が前記二次転写部材を駆動する方向にのみ駆動力を伝達し、逆方向には駆動力を伝達しない一方向クラッチ機構をさらに備えた請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項5に係る本発明は、前記像保持体が、複数の色からなる現像剤像をそれぞれ保持する複数の像保持体であり、
前記中間転写体の搬送速度を検出するための速度検出手段と、
前記複数の像保持体上にそれぞれの色に対応する現像剤像を形成する複数の現像剤像形成部とを備え、
前記制御手段は、前記第2の駆動手段により前記二次転写部材を駆動させた場合に、前記速度検出手段により検出された前記中間転写体の搬送速度に基づいて、前記複数の像保持体に画像を形成するタイミングをそれぞれ変更する請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項6に係る本発明は、画像を形成しようとする記録媒体の厚みを検出する厚み検出手段と、
記録媒体の厚みに対応させて、前記複数の像保持体に画像を形成するタイミングを変更するための補正量の情報が格納された格納手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記格納手段に格納された補正量の情報の中から前記厚み検出手段により検出された記録媒体の厚みに対応した補正量の情報を取得し、取得した補正量の情報を用いて、前記複数の像保持体に画像を形成するタイミングをそれぞれ変更する請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7に係る本発明は、前記制御手段が、前記第2の駆動手段により前記二次転写部材を駆動させた場合に、前記中間転写体の搬送速度が、前記第2の駆動手段により前記二次転写部材を駆動させないときの前記中間転写体の搬送速度と同じとなるように、前記第1の駆動手段の駆動速度を制御する請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項8に係る本発明は、画像を形成しようとする記録媒体の厚みを検出する厚み検出手段と、
記録媒体の厚みに対応させて、前記第1の駆動手段の駆動速度を補正する補正量の情報が格納された格納手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記格納手段に格納された補正量の情報の中から前記厚み検出手段により検出された記録媒体の厚みに対応した補正量の情報を取得し、取得した補正量の情報を用いて、前記第1の駆動手段の駆動速度を制御する請求項7記載の画像形成装置である。
請求項1、2に係る本発明によれば、二次転写部材を中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動しない場合と比較して、用紙が二次転写位置に突入したときの中間転写体における搬送速度の変動を低減することが可能な画像形成装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1に係る発明により得られる効果に加えて、第2の駆動手段の駆動力を二次転写部材に伝達するか否かを切替えることが可能になるという効果を得ることができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1に係る発明により得られる効果に加えて、第2の駆動手段の駆動力を二次転写部材に伝達するか否かの制御を省くことが可能になるという効果を得ることができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1から4のいずれか1項に係る発明により得られる効果に加えて、複数の像保持体に画像を形成するタイミングをそれぞれ変更しない場合と比べて、中間転写体における搬送速度が変動した場合においても各色毎の画像の形成位置のずれを低減することが可能になるという効果を得ることができる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項5に係る発明により得られる効果に加えて、記録媒体の厚みと対応された補正量を用いて複数の像保持体に画像を形成するタイミングをそれぞれ変更しない場合と比べて、像保持体への画像形成タイミングを、画像を形成しようとする記録媒体の厚みに応じて適切なタイミングとすることが可能になるという効果を得ることができる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項1から4のいずれか1項に係る発明により得られる効果に加えて、中間転写体の搬送速度が第2の駆動手段により二次転写部材を駆動させないときの中間転写体の搬送速度と異なる場合と比べて、用紙が二次転写位置に突入したときの中間転写体における搬送速度の変動を低減することが可能になるという効果を得ることができる。
請求項8に係る本発明によれば、請求項7に係る発明により得られる効果に加えて、記録媒体の厚みと対応された補正量を用いて第1の駆動手段の駆動速度を制御しない場合と比べて、中間転写体の速度制御を、画像を形成しようとする記録媒体の厚みに応じた適切な速度とすることが可能になるという効果を得ることができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置10の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10における二次転写ロール186および中間転写ベルト16周辺の構成を説明するための図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10における制御部20のハードウェア構成および制御部20が二次転写ベルト16や二次転写ロール186を制御する様子を説明するための図である。 厚紙に印刷を行う際に二次転写ロール186を駆動させた場合と駆動させなかった場合における、中間転写ベルト16の搬送速度の変化量を示す図である。 制御部20が、感光体ドラム152K、152C、152M、152Yへの書込みタイミングの変更を行う際の動作を説明するためのフローチャートである。 印刷対象の用紙が普通紙の場合におけるエンコーダ54からの出力信号の一例を示す図(図6(A))および、印刷対象の用紙が厚紙の場合におけるエンコーダ54からの出力信号の一例を示す図(図6(B))である。 制御部20が、モータ51の回転速度制御を行う際の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成装置10の構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成ユニット14K、14C、14M、14Y、中間転写ベルト(中間転写体)16、用紙トレイ17、用紙搬送路18、定着器19及び制御部20を有する。この画像形成装置10は、パーソナルコンピュータ(不図示)などから受信した画像データを印刷するプリンタ機能を備えている。
画像形成装置10の上部には、制御部20が配設されており、この制御部20は、LANなどのネットワーク回線を介してパーソナルコンピュータ(不図示)等から入力された画像データに対して、階調補正及び解像度補正などの画像処理を施し、画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yに対して出力する。
4つの画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yは、それぞれ、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応して設けられており、中間転写ベルト16に沿って一定の間隔を空けて水平に配列されている。中間転写ベルト16は、中間転写体として図中矢印Aの方向に回動している。そして、これら4つの画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yは、制御部20から入力された画像データに基づいて各色のトナー像を順次形成し、これら複数のトナー像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写ベルト16に転写(一次転写)する。なお、各画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yの色の順序は、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に限定されるものではなく他の順序であってもよい。
また、本実施形態の画像形成装置10には、用紙搬送路18が設けられている。用紙トレイ17から供給された記録用紙32は、この用紙搬送路18上を搬送され、上記中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像が一括して転写(二次転写)され、転写されたトナー像が定着器19によって定着され、矢印Bに沿って外部に排出される。
また、用紙搬送路18の途中には厚みセンサ(厚み検出手段)170が設けられている。この厚みセンサ170は、画像を形成しようとする用紙の厚みを検出するためのセンサである。
次に、画像形成装置10の各構成についてより詳細に説明する。
画像形成ユニット14K、14C、14M、14Y(像形成手段)は、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、画像形成ユニット14Kについて説明する。
画像形成ユニット14Kは、制御部20から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Kと、矢印Aの方向に沿って所定の回転速度で回転運動し、光走査装置140Kにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される感光体ドラム152Kと、この感光体ドラム152Kの表面を一様に帯電する帯電装置と、感光体ドラム152K上に形成された静電潜像を現像する現像装置156Kと、クリーニング装置とから構成されている。
光走査装置140Kは、レーザ光を黒色(K)の画像データに応じて変調して、このレーザ光を感光体ドラム152K上に照射する。
感光体ドラム152Kは、トナー像(現像剤像)を保持する円筒形状の像保持体であり、帯電装置により一様に帯電され、光走査装置140Kにより照射されたレーザ光により静電潜像が形成される。感光体ドラム152Kに形成された静電潜像は、現像装置156Kにより黒色(K)のトナーで現像され、中間転写ベルト16に転写される。
他の画像形成ユニット14C、14M及び14Yも、同様にしてそれぞれ感光体ドラム152C、152M、152Yおよび現像装置156C、156M、156Yを有しており、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のトナー像を形成し、形成された各色のトナー像を中間転写ベルト16に転写する。
中間転写ベルト16は、感光体ドラム152K、152C、152M、152Yと接触することにより感光体ドラム152K、152C、152M、152Yからトナー像が一次転写される中間転写体である。
そして、中間転写ベルト16は、ドライブロール(バックアップロール)164や、張架ロール167等の各種ロール169との間に一定のテンションで掛け回されており、駆動モータ(不図示)によってドライブロール164が回転駆動されることにより、矢印Aの方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト16は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。
また、中間転写ベルト16には、各画像形成ユニット14K、14C、14M、14Yに対向する位置にそれぞれ一次転写ロール162K、162C、162M、162Yが配設され、感光体ドラム152K、152C、152M、152Y上に形成された各色のトナー像は、これらの一次転写ロール162K、162C、162M、162Yにより中間転写ベルト16上に多重に転写される。なお、中間転写ベルト16に付着した残留トナーは、二次転写位置の下流に設けられたベルト用クリーニング装置のクリーニングブレード又はブラシにより除去される。
用紙搬送路18には、用紙トレイ17から記録用紙32を取り出す給紙ローラ181と、用紙搬送用のロール対182〜184と、記録用紙32を既定のタイミングで二次転写位置に搬送するレジストロール185とが配設される。
また、用紙搬送路18上の二次転写位置には、ドライブロール164に圧接する二次転写ロール(二次転写部材)186が配設されており、中間転写ベルト16上に多重に転写された各色のトナー像は、この二次転写ロール186による圧接力及び静電気力で記録用紙32上に二次転写される。
つまり、二次転写ロール186は、中間転写ベルト16との間に用紙32を挟んで通過させることにより、中間転写ベルト16上に転写されたトナー像を用紙32上に二次転写する。
そして、各色のトナー像が転写された記録用紙32は定着器19へと搬送される。定着器19は、上記各色のトナー像が転写された記録用紙32に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナーを記録用紙32に溶融固着させる。
次に、本発明の一実施形態の画像形成装置10における二次転写ロール186および中間転写ベルト16周辺の構成について図2を参照して詳細に説明する。
図2に示されるように、中間転写ベルト16を回転駆動させるためのドライブロール164は、モータ(第1の駆動手段)51により駆動されている。また、二次転写ロール186は、電磁クラッチ機構53を介してモータ(第2の駆動手段)52により駆動されるようになっている。
電磁クラッチ機構53は、モータ52と二次転写ロール186との間に設けられ、モータ52の駆動力を二次転写ロール186に伝達するか遮断するかを切替えるための動力遮断機構として機能している。
また、中間転写ベルト16の移動に伴い従動する張架ロール167には、エンコーダ54が設けられている。このエンコーダ54は、1回転する毎に1つ以上のパルス信号を出力するような構成となっていて、張架ロール167とともに回転してパルス信号を出力する。そして、このエンコーダ54には、検出部30が接続されていて、検出部30は、エンコーダ54からのパルス信号をカウントすることにより、中間転写ベルト16の搬送速度(移動速度)を検出するための速度検出手段として機能する。
次に、本発明の一実施形態の画像形成装置10における制御部20のハードウェア構成および制御部20が二次転写ベルト16や二次転写ロール186を制御する様子を図3を参照して説明する。
制御部20は、図3に示されるように、CPU21、メモリ22、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置23、外部との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)24を有する。これらの構成要素は、制御バス等を介して互いに接続されている。
CPU21は、メモリ22または記憶装置23に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行することにより制御部20が実現されている。
図3に示されるように、中間転写ベルト16を駆動させるためのモータ51および二次転写ロール186を駆動させるためのモータ52は、制御部20により制御されている。また、電磁クラッチ機構53も制御部20により制御されている。また、制御部20には、検出部30からの出力信号や厚みセンサ170からの検出信号も入力されている。
そして、制御部20は、図示されていない各種センサ等からの信号タッチパネルや、各種操作ボタン等により構成されるユーザインタフェース装置からの入力指示等に基づいて、画像形成ユニット14K、14C、14M、14Y、用紙搬送路18、定着器19等の画像形成部60の動作を制御している。
そして、本実施形態の画像形成装置10では、図2に示すように、トナー像を転写しようとする用紙の厚さが所定値よりも大きな厚紙32aの場合、制御部20は、二次転写ロール186が中間転写ベルト16の搬送速度よりも速い速度で駆動されるようモータ52を制御する。
なお、制御部20は、トナー像を転写しようとする用紙の厚さが所定値以下の普通紙の場合、モータ52の駆動力を二次転写ロール186に伝達しないよう電磁クラッチ機構53を制御して遮断状態とする。
なお、本実施形態では、モータ52の駆動力が二次転写ロール186に伝達されないようにするために電磁クラッチ機構53を用いる場合について説明しているが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。
この電磁クラッチ機構53の替わりに、ワンウェイクラッチ機構(一方向クラッチ機構)を用いるようにすることも可能である。ワンウェイクラッチ機構は、モータ52が二次転写ロール186を駆動する方向にのみ駆動力を伝達し、逆方向には駆動力を伝達しない構造となっている。
そのため、ワンウェイクラッチ機構を用いた場合、普通紙に対して印刷が行われる場合には、制御部20はモータ52を停止状態とすれば、二次転写ロール186を中間転写ベルト16に従動させるようにすることができる。
この結果、モータ52と二次転写ロール186との間にワンウェイクラッチ機構を設けるようにすれば、制御部20は、モータ52を動作させるか停止させるかのみを制御するだけでよくなる。
このように本実施形態の画像形成装置10では、厚紙を用いた印刷を行う場合にはモータ52を動作状態として、普通紙を用いた通常の印刷では中間転写ベルト16と連れ回る従動状態の二次転写ロール186を駆動するようにしている。
そのため、二次転写ロール186と中間転写ベルト16との間の二次転写位置に厚紙32aが突入した場合でも、中間転写ベルト16の搬送速度が遅くなるという現象の発生が抑制されることになる。
ここで、厚紙に印刷を行う際に二次転写ロール186を駆動させた場合と駆動させなかった場合とで、中間転写ベルト16の搬送速度の変化量がどの程度変わってくるのかを図4のグラフを参照する。
図4中において、実線は、二次転写ロール186を駆動させた状態で厚紙を二次転写位置に突入させて二次転写を行った場合に、中間転写ベルト16の搬送速度が定常状態からどれだけ変化するかを示したものである。また、点線は、二次転写ロール186を駆動させない状態で厚紙を二次転写位置に突入させて二次転写を行った場合に、中間転写ベルト16の搬送速度が定常状態からどれだけ変化するかを示したものである。
図4を参照すると、二次転写ロール186を駆動させることにより、厚紙が二次転写位置に到達した際の中間転写ベルト16の搬送速度の速度変化が抑制されていることが分かる。
なお、二次転写ロール186を駆動させることにより、中間転写ベルト16の搬送速度が設定された速度よりも速くなってしまう可能性がある。中間転写ベルト16の搬送速度が設定された速度も速い状態で画像形成処理を行った場合、中間転写ベルト16の搬送速度が遅くなった場合と同様な理由により、異なる色の画像間の色ずれ等の不具合が発生してしまう。
そこで、本実施形態では、エンコーダ54を設けて中間転写ベルト16の搬送速度を検出して、このような不具合の発生を抑制するようにしている。
つまり、制御部20は、モータ52により二次転写ロール186を駆動させた場合に、エンコーダ54により検出された中間転写ベルト16の搬送速度に基づいて、中間転写ベルト16上において4つの感光体ドラム152K、152C、152M、152Yから転写される各色毎の画像の形成位置がずれないように、光走査装置140K、140C、140M、140Yが感光体ドラム152K、152C、152M、152Yに画像を形成するタイミング(書込みタイミング、露光開始タイミング)をそれぞれ変更する。
このような書込みタイミングの変更は、例えば、画像形成装置10が新たな印刷ジョブ(印刷命令)を受信して印刷処理の実行を開始する前に行われる。
このような制御が行われる際の制御部20の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
先ず、制御部20は、新たな印刷ジョブを実行する場合、印刷対象の用紙が厚紙なのか普通紙なのかを判定する(ステップS101)。ここで、制御部20は、給紙トレイに保持されている用紙の情報を予め格納しておき、印刷ジョブに指定された給紙トレイの情報と予め格納している給紙トレイの用紙情報とに基づいて、今回の印刷処理の印刷対象の用紙が厚紙か否かを判定するようにしても良い。また、制御部20は、厚みセンサ170からの検出信号に基づいて厚紙か否かの判定を行うようにしても良い。
そして、印刷対象の用紙が厚紙の場合(ステップS101においてyes)、制御部20は、電磁クラッチ機構53を接続状態として(ステップS102)、モータ52を駆動させる(ステップS103)。
さらに、制御部20は、エンコーダ54のパルス信号が入力される制御部30からの出力信号に基づいて、感光体ドラム152K、152C、152M、152Yに静電潜像を書き込むタイミングである書込みタイミングの調整を行う(ステップS104)。
図6にエンコーダ54からの出力信号の一例を示す。図6(A)は、印刷対象の用紙が普通紙であり、二次転写ロール186が駆動されていない状態のエンコーダ54の出力信号例であり、図6(B)は、印刷対象の用紙が厚紙であり、二次転写ロール186が駆動されている状態のエンコーダ54の出力信号例である。
図6(A)の出力信号例では、エンコーダ54からのパルス信号の周期は周期T1となっており、図6(B)の出力信号例では、エンコーダ54からのパルス信号の周期は、周期T2となっている。ここで、周期T1は、周期T2よりも長くなっており、制御部20は、この周期T1と周期T2との差分に基づいて、感光体ドラム152K、152C、152M、152Yへの書込みタイミングを調整することにより、中間転写ベルト16の速度が変化したことによる色ずれの発生を防ぐような制御を行う。
なお、上記では、制御部20が感光体ドラム152K、152C、152M、152Yへの書込みタイミングを調整することにより、中間転写ベルト16の速度が変化したことによる色ずれの発生を防ぐような制御を行う場合について説明した。しかし、制御部20は、このような書込みタイミングの調整を行う替わりに、中間転写ベルト16の搬送速度を調整することにより、色ずれの発生を防ぐような制御を行うようにしても良い。
つまり、制御部20は、モータ52により二次転写ロール186を駆動させた場合に、エンコーダ54および検出部30により検出された中間転写ベルト16の搬送速度に基づいて、中間転写ベルト16の搬送速度が、モータ52により二次転写ロール186を駆動させないときの中間転写ベルト16の搬送速度と同じとなるように、モータ51の回転速度(駆動速度)を制御するようにしても良い。
つまり、制御部20によりドライブロール164を駆動するモータ51の回転速度を調整するようにして、モータ52により二次転写ロール186を駆動させた場合でも、中間転写ベルト16の搬送速度を二次転写ロール186が駆動されていない場合と同じとなるようにする。
このような制御が行われる際の制御部20の動作を図7のフローチャートを参照して説明する。
図7に示すフローチャートは、図5に示したフローチャートに対して、ステップS104の処理をステップS104aの処理に置き換えたものである。
つまり、制御部20は、エンコーダ54からの出力信号に基づいて感光体ドラム152K、152C、152M、152Yへの書込みタイミングを調整する替わりに、検出部30からの出力信号に基づいてモータ51の速度調整を行って中間転写ベルト16の搬送速度の調整を行う。
なお、本実施形態の画像形成装置10には、厚みセンサ170が設けられており、印刷しようとする用紙の厚みを検出することが可能な構成となっている。
上記で説明した制御は、印刷しようとする用紙の実際の厚みを把握することなく実行可能である。しかし、厚みセンサ170により検出された用紙の実際の厚みを利用することによって、より細かな制御が可能となる。
例えば、用紙の厚みに対応させて、感光体ドラム152K、152C、152M、152Yへの書込みタイミングを補正するための補正量の情報を記憶装置23等に格納しておく。
そして、制御部20は、厚みセンサ170により検出された用紙の厚みに基づいて、格納された補正量の情報の中から印刷を行うとする用紙の厚みに対応した補正量の情報を取得し、取得した補正量の情報を用いて、感光体ドラム152K、152Y、152M、152Cに画像を形成するタイミングをそれぞれ変更する。
また、制御部20が、中間転写ベルト16の搬送速度を調整する制御を行う場合には、用紙の厚みに対応させて、モータ51の回転速度を補正するための補正量の情報を記憶装置23等に格納しておく。
そして、制御部20は、厚みセンサ54により検出された用紙の厚みに基づいて、格納された補正量の情報の中から印刷を行うとする用紙の厚みに対応した補正量の情報を取得し、取得した補正量の情報を用いて、モータ51の回転速度を制御して中間転写ベルト16の搬送速度の調整を行う。
なお、制御部20が、検出部30により検出された中間転写ベルト16の搬送速度に基づいて、感光体ドラム152K、152C、152M、152Yへの書込みタイミングや中間転写ベルト16の搬送速度を制御することにより、ドライブロール164、二次転写ロール186、感光体ドラム152K、152C、152M、152Y、中間転写ベルト16等の部品の経年変化を修正して画像形成処理を行うようにすることが可能となる。
また、上記のような処理が行われることにより、経年変化の修正だけでなく、装置内の温度上昇に伴う各種ロールの外径熱膨張の影響等による色ずれ、濃度変動等を修正して不具合の発生が抑制された画像形成処理が実現される。
さらに、印刷対象の用紙が普通紙の場合に、検出部30により検出された中間転写ベルト16の搬送速度がある閾値を越え、定常状態との差が大きくなった場合、ディスプレイパネル等のユーザインタフェース装置を介してユーザに異常事態である旨を通知するようにしても良い。
10 画像形成装置
14K、14C、14M、14Y 画像形成ユニット
16 中間転写ベルト
17 用紙トレイ
18 用紙搬送路
19 定着器
20 制御部
21 CPU
22 メモリ
23 記憶装置
24 通信IF
30 検出部
32 記録用紙
32a 厚紙
51、52 モータ
53 電磁クラッチ機構
54 エンコーダ
60 画像形成部
140K、140C、140M、140Y 光走査装置
152K、152C、152M、152Y 感光体ドラム
156K、156C、156M、156Y 現像装置
162K、162C、162M、162Y 一次転写ロール
164 ドライブロール
167 張架ロール
170 厚みセンサ(厚み検出手段)
181 給紙ローラ
182〜184 ロール対
185 レジストロール
186 二次転写ロール

Claims (8)

  1. 現像剤像を保持する像保持体と、
    前記像保持体と接触することにより前記像保持体から現像剤像が一次転写される中間転写体と、
    前記中間転写体との間に記録媒体を挟んで通過させることにより、前記中間転写体上に転写された現像剤像を前記記録媒体上に転写する二次転写部材と、
    前記中間転写体を駆動させる第1の駆動手段と、
    前記二次転写部材を駆動させる第2の駆動手段と、
    前記二次転写部材が前記中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動されるよう前記第2の駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、現像剤像を転写しようとする記録媒体の厚さが所定値よりも大きい場合に、前記二次転写部材が前記中間転写体の搬送速度よりも速い速度で駆動されるよう前記第2の駆動手段を制御する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の駆動手段の駆動力を前記二次転写部材に伝達するか遮断するかを切替える動力遮断機構をさらに備え、
    前記制御手段は、現像剤像を転写しようとする記録媒体の厚さが所定値以下の場合、前記第2の駆動手段の駆動力を前記二次転写部材に伝達しないよう前記動力遮断機構を制御する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の駆動手段が前記二次転写部材を駆動する方向にのみ駆動力を伝達し、逆方向には駆動力を伝達しない一方向クラッチ機構をさらに備えた請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記像保持体が、複数の色からなる現像剤像をそれぞれ保持する複数の像保持体であり、
    前記中間転写体の搬送速度を検出するための速度検出手段と、
    前記複数の像保持体上にそれぞれの色に対応する現像剤像を形成する複数の現像剤像形成部とを備え、
    前記制御手段は、前記第2の駆動手段により前記二次転写部材を駆動させた場合に、前記速度検出手段により検出された前記中間転写体の搬送速度に基づいて、前記複数の像保持体に画像を形成するタイミングをそれぞれ変更する請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 画像を形成しようとする記録媒体の厚みを検出する厚み検出手段と、
    記録媒体の厚みに対応させて、前記複数の像保持体に画像を形成するタイミングを変更するための補正量の情報が格納された格納手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記格納手段に格納された補正量の情報の中から前記厚み検出手段により検出された記録媒体の厚みに対応した補正量の情報を取得し、取得した補正量の情報を用いて、前記複数の像保持体に画像を形成するタイミングをそれぞれ変更する請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2の駆動手段により前記二次転写部材を駆動させた場合に、前記中間転写体の搬送速度が、前記第2の駆動手段により前記二次転写部材を駆動させないときの前記中間転写体の搬送速度と同じとなるように、前記第1の駆動手段の駆動速度を制御する請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 画像を形成しようとする記録媒体の厚みを検出する厚み検出手段と、
    記録媒体の厚みに対応させて、前記第1の駆動手段の駆動速度を補正する補正量の情報が格納された格納手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記格納手段に格納された補正量の情報の中から前記厚み検出手段により検出された記録媒体の厚みに対応した補正量の情報を取得し、取得した補正量の情報を用いて、前記第1の駆動手段の駆動速度を制御する請求項7記載の画像形成装置。
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