JP2008281931A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の厚みに応じて転写ニップ部Nの二次転写ローラの回転速度を調整し、厚紙を使用する場合でも色ずれの生じない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 駆動ローラ15の上に捲回された中間転写ベルト17と二次転写ローラ18が押圧接触して転写ニップ部Nが形成される。転写ニップ部Nでの記録媒体Pの表面速度Sは、駆動ローラ15の半径r1 (中間転写ベルト17の厚みtを含む)、回転速度v1 とすると、S=v1 ×2π{r1 +(t/2)}となる。二次転写ローラ18の転写ニップ部Nの表面速度Mは二次転写ローラ18の半径r2 、回転速度v2 とすると、M=v2 ×(2π×r2 )となる。S=M(等速)に設定すれば、転写ニップ部Nで色ずれは生じない。記録媒体が厚紙の場合は表面速度Mが遅くなり色ずれが生じる。記録媒体の厚みtに応じて二次転写ローラの回転速度を増速調整して色ずれを防ぐ。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子複写機、プリンタやその複合機などの画像形成装置に関し、特にカラー画像形成装置の色ずれ防止手段を備えた画像形成装置に関する。
カラー画像形成装置、例えばタンデム方式のカラー画像形成装置では、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色のトナーに対応して感光体と現像装置を備えた4つの作像部と、4つの作像部に接近配置された無端の中間転写ベルトと一次転写装置、中間転写ベルト上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する二次転写ローラとを備えている。
上記したタンデム方式のフルカラーの画像プリントの製作工程は以下のとおりである。まず、原稿画像をスキャンするスキヤナ、或いはパソコン等から出力された画像信号により4つの作像部が作動し、各色に対応する作像部の感光体上に、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色のトナー像が形成される。感光体上に形成された各色のトナー像は、一次転写装置の作用により所定方向に移動する中間転写ベルト上に順次重畳して転写され、フルカラートナー像が形成される。
所定方向に移動する中間転写ベルト上のフルカラートナー像が二次転写ローラの位置に移動するタイミングに合わせて、二次転写ローラに向けて記録媒体が搬送され、中間転写ベルト上のフルカラートナー像は、二次転写ローラの作用により記録媒体上に転写される。この後、記録媒体上に転写されたフルカラートナー像は、定着装置により定着処理する工程を経てフルカラーの画像プリントが形成される。
このような構成の画像形成装置において、記録媒体が厚手(以下、厚紙)の場合には、二次転写ローラの転写部(二次転写部)に厚紙が突入すると、一定速度で移動していた中間転写ベルトの速度が短時間の間低下し、また、衝撃により色ずれが発生するという不都合のあることが分かった。
この不都合への対処として、予め設定された所定のタイミング、所定の量、所定の継続時間だけ、中間転写ベルトの速度制御量を変更、即ち中間転写ベルトの速度低下を補正する速度増加を行い、中間転写ベルトの速度を一定に維持する構成が提案されている(特許文献1参照)。
また、このような構成の画像形成装置において、記録媒体が厚紙の場合には、厚紙の腰の強さにより中間転写ベルトから離れ、二次転写部のニップ部の幅が低下して適正な転写が行なわれないという不都合のあることが分かった。
この不都合への対処として、厚紙と中間転写ベルトとの接触圧力を複数段階に切り換えることが提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−107118号公報 特開2002−214943号公報
しかしながら、一定速度で移動していた中間転写ベルトの速度が短時間の間低下するという不都合への対処として、予め設定された所定のタイミング、所定の量、所定の継続時間だけ中間転写ベルトの速度制御を行い、速度低下を補正する構成は、記録媒体搬送機構のクラッチ操作のタイミングや部品公差などにより記録媒体が二次転写部のニップ部へ到着する所定の到着時間からずれると、中間転写ベルトの速度制御が適切に機能しない。
また、記録媒体が厚紙の場合には、厚紙の腰の強さにより中間転写ベルトから離れ、転写部のニップ部の幅が低下して適正な転写が行なわれないという不都合への対処として、厚紙と中間転写ベルトとの接触圧力を複数段階に切り換えるものでは、圧接力を付与する二次転写ローラが厚紙へ食い込む食込み量が、厚紙の硬さにより左右され、安定しない。また、二次転写ローラの長手方向の圧接力の左右のバランスを、圧接力のみで管理するのは困難で、記録媒体(厚紙)の斜行搬送の原因となる。
また、上記した従来技術では、普通紙を通紙するときの画像倍率と厚紙を通紙するときの画像倍率とが一致しないという不都合があった。
この発明は上記した不都合を解消し、厚紙を通紙するときの二次転写部のニップ部への衝撃による色ずれを防止し、普通紙でも厚紙でも画像倍率が変動しない、高品質のフルカラー画像を形成できる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、無端ベルト状の中間転写体に沿って配置された作像装置により前記中間転写体上に形成されたトナー像を二次転写ローラにより記録媒体上に転写する画像形成装置において、前記中間転写体と二次転写ローラとはそれぞれ独立の駆動源により駆動され、中間転写体と二次転写ローラとの間に形成される転写ニップ部を通過する記録媒体の厚みに応じて二次転写ローラの表面速度を調整することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、無端ベルト状の中間転写体に沿って配置された作像装置により前記中間転写体上に形成されたトナー像を二次転写ローラにより記録媒体上に転写する画像形成装置において、前記中間転写体と二次転写ローラとはそれぞれ独立の駆動源により駆動され、中間転写体と二次転写ローラとの間に形成される転写ニップ部を通過する記録媒体の厚みに応じて中間転写体の表面速度を調整することを特徴とする画像形成装置である。
そして、前記画像形成装置は、前記転写ニップ部の記録媒体搬送方向上流側に、記録媒体の厚みを検出する厚み検出装置を備え、検出された記録媒体の厚みに応じて二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整する。
また、前記画像形成装置は、前記転写ニップ部に記録媒体が突入したときの二次転写ローラの回転速度の変動を検出する速度変動検出器を備え、二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整してもよい。
また、前記画像形成装置は、二次転写ローラの回転速度の変動を検出する速度変動検出器を備え、前記転写ニップ部に記録媒体が突入したときの二次転写ローラの回転速度の変動を検出し、二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整してもよい。
また、前記画像形成装置は、二次転写ローラを駆動する駆動トルクを検出し、二次転写ローラと中間転写体が接触していない状態の駆動トルクと、二次転写ローラと中間転写体が接触している状態の駆動トルクとに基づいて、二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整することもできる。
この場合、前記駆動トルクは、二次転写ローラを駆動するモータのモータ電流に基づいて検出されることができる。
さらに、前記画像形成装置は、前記転写ニップ部に記録媒体が突入したときの二次転写ローラの表面速度を調整して記録媒体の厚みに応じて変動する画像倍率を調整することができる。
この発明は、無端ベルト状の中間転写体に沿って配置された作像装置により前記中間転写体上に形成されたトナー像を二次転写ローラにより記録媒体上に転写する画像形成装置において、中間転写体と二次転写ローラとの間に形成される転写ニップ部を通過する記録媒体の厚みに応じて二次転写ローラの表面速度或いは中間転写体の表面速度を調整するものであるから、記録媒体が通常の厚さの記録紙であっても、厚い記録紙であっても、記録媒体と中間転写ベルトとの接触圧力を適正に保ち、通紙するときに二次転写部のニップ部への衝撃による色ずれを防止し、高品質のフルカラー画像を形成することができる。
以下、この発明をタンデム方式のフルカラー画像形成装置に適用した実施の形態について説明する。
図1は、この発明を適用したタンデム方式のフルカラー画像形成装置10の構成を説明する図で、タンデム方式のフルカラー画像形成装置自体は背景技術において説明したように公知の構成であるから、構成の概要だけを簡単に説明する。
図1において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色の画像を形成する作像ユニット11、12、13、14が、駆動ローラ15および従動ローラ16の間に架設された中間転写体である中間転写ベルト17の下に直列に配置され、中間転写ベルト17は、図示しないモータ及び駆動装置を経て駆動される駆動ローラ15により矢印a方向に一定の速度で移動するように構成されている。
各作像ユニット11〜14は、それぞれ像担持体である感光体、帯電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置が配置されている。その構成はこの発明の主題ではないので、ここでは説明を省略する。画像信号処理装置20には、図示しないスキャナから出力された画像信号、或いはパソコン等から出力された画像信号が入力され、各作像ユニット11〜14の露光装置に、形成する画像の色に対応した画像信号が出力される。また、画像信号処理装置20の下側には給紙装置21が配置されている。
各作像ユニット11〜14には転写装置は備えられておらず、これに代えて中間転写ベルト17を挟んで作像ユニット11〜14と反対側に、一次転写ローラ11T、12T、13T、14Tが配置されている。
駆動ローラ15と対向する位置には中間転写ベルト17を挟んで二次転写ローラ18が圧接して配置され、中間転写ベルト17と二次転写ローラ18との接触部に転写ニップ部Nが形成されている。また、中間転写ベルト17上の従動ローラ16と対向する位置には中間転写ベルト17を挟んでクリーニング装置19が配置されている。
二次転写ローラ18の記録媒体搬送方向上流側には、レジストローラ71a及び71bが配置されレジストローラ71a及び71bでレジストローラ対71を構成する。給紙装置21から搬送された記録媒体Pの先端がレジストローラ対71のニップ部で一旦停止しており、図示しない制御装置からの給紙指令に基づいてレジストローラ対71が回転を開始すると、記録媒体Pが転写ニップ部Nに向けて搬送されるように構成されている。
レジストローラ対71付近には、記録媒体Pの厚みを検出する厚みセンサ70が配置されており、厚みセンサ70は光源73及び受光素子74から構成されている。レジストローラ71a及び71bと厚みセンサ70による記録媒体Pの厚みの検出については、後で詳細に説明する。
画像形成装置10の動作を簡単に説明する。電源の投入により中間転写ベルト17が矢印a方向に一定の速度で移動を開始する。画像形成動作が開始され、作像ユニット11〜14の感光体上には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像が形成される。まず、イエロー(Y)のトナー像が一次転写ローラ11Tの作動により中間転写ベルト17の上に転写され、その上にマゼンタ(M)のトナー像が一次転写ローラ12Tの作動により重畳転写される。以下、同様にしてシアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像が順次重畳転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト17上に形成されたフルカラーのトナー像が二次転写ローラ18の位置に到達するタイミングに合わせてレジストローラ対71が回転を開始し、給紙装置21から給紙され、レジストローラ対71で一旦停止していた記録媒体Pが転写ニップ部Nに向けて搬送され、二次転写装置である二次転写ローラ18の作動により中間転写ベルト17上のフルカラーのトナー像が記録媒体Pに転写される。
この後、記録媒体Pは定着装置22に搬送され、記録媒体P上のトナー像は定着処理され、排出される。
中間転写ベルト17の上には転写残トナーが残るが、次回の画像形成に支障をきたすので、中間転写ベルト17の表面はクリーニング装置19により清掃され、転写残トナーが取り除かれる。
また、二次転写ローラ18の表面には画像形成動作の結果、像間や記録媒体の外部のかぶりトナーがある程度付着するほか、トナーの外添剤や紙粉などの汚れトナーが付着して形成される画像品質に悪影響を及ぼすので、二次転写装置清掃装置30により二次転写ローラ18の表面が清掃される。
[転写ニップ部Nに記録媒体が突入したとき発生する色ずれについて]
次に、駆動ローラ15の上に捲回された中間転写ベルト17と二次転写ローラ18との接触部に形成される転写ニップ部Nに、記録媒体が突入したとき発生する色ずれについて説明する。
図2は、駆動ローラ15上に捲回された中間転写ベルト17と二次転写ローラ18との接触部に形成される転写ニップ部N附近の拡大図で、図2(a)は記録媒体として普通紙P1が突入したときを示しており、図2(b)は記録媒体として厚紙P2が突入したときを示している。
二次転写ローラ18は、図示しない押圧バネにより駆動ローラ15の上に捲回された中間転写ベルト17と二次転写ローラ18との間に形成される転写ニップ部Nの方向に向けて押圧されている。
駆動ローラ15の中心と二次転写ローラ18の中心との距離(中間転写ベルト17の厚みを含む)は、所定の一定距離Dに保たれるように構成されているものとする。ここで、所定の一定距離Dに保たれているとしているのは、色ずれの発生を説明するためであって、色ずれ防止のためには、後で詳細に説明するように、二次転写ローラ18の回転速度を変更する。
図2を参照して色ずれの発生を説明する。記録媒体Pの表面速度は、駆動ローラ15の中心から記録媒体Pの厚みの中心までの距離(中間転写ベルト17の厚みを含む)によって決定される。記録媒体Pの表面速度Sは、以下の式(1)で表される。
S=v1×2π{r1+(t/2)}・・・・・・(1)
但し、S:記録媒体Pの表面速度
t:記録媒体の厚み
r1:駆動ローラ15の半径(中間転写ベルトの厚みを含む)
v1:駆動ローラ15の回転速度
また、二次転写ローラ18の転写ニップ部Nにおける表面速度Mは、以下の式(2)で表される。
M=v2(2π×r2)・・・・・・・・・・・・(2)
但し、M:二次転写ローラ18の転写ニップ部Nにおける表面速度
v2:二次転写ローラ18の回転速度
r2:二次転写ローラ18の半径
記録媒体Pの表面速度Sと転写ニップ部Nの表面速度Mとは等しく、即ち、S=Mになるように駆動ローラ15と二次転写ローラ18の表面速度を設定すれば、二次転写ローラ18が記録媒体Pに対して負荷とならずに記録媒体Pは転写ニップ部Nを通過し、色ずれも発生しない。
記録媒体Pが普通紙P1で、その厚みがt1=0.1mmであれば、記録媒体P1の表面速度S1は、前記式(1)から、S1=v1×2π{r1+(0.05)}で表され、転写ニップ部Nの表面速度M1は、前記式(2)から、M1=v2(2π×r2)で表される。
記録媒体Pが厚紙P2で、その厚みがt2=0.3mmであれば、記録媒体P2の表面速度S2は、前記式(1)から、S2=v1×2π{r1+(0.15)}で表され、転写ニップ部Nの表面速度M2は、前記式(2)から、M2=v2(2π×r4)で表される。但し、二次転写ローラ18の半径をr4とする。
ここで、二次転写ローラ18の半径r4について説明する。駆動ローラ15の中心と二次転写ローラ18の中心との距離は、普通紙P1の場合と同じく一定距離Dに保たれるように構成されているとすれば、二次転写ローラ18の半径は、厚紙P2と普通紙P1の厚みの差0.2(=0.3−0.1)だけ小さくなり、r4=(r2−0.2)となり、転写ニップ部Nの表面速度Mは、
M2=v2(2π×r4)=v2×2π(r2−0.2)
となる。
このため、厚紙通紙時の記録媒体表面速度S2と転写ニップ部Nの表面速度M2との関係は、
S2=v1×2π{r1+(0.15)}>M2=v2×2π(r2−0.2)
となり、厚紙通紙時は、記録媒体表面速度S2よりも転写ニップ部Nの表面速度M2が遅くなり、記録媒体の搬送に対して抵抗として作用し、中間転写ベルトの移動性能を乱し、色ずれの発生原因となる。
そこで、この発明では、色ずれの発生を防止するため、二次転写ローラ18の回転速度を増速する補正を行い、厚紙通紙時の記録媒体表面速度S2と転写ニップ部Nの表面速度M2とを等しくする。これにより、二次転写ローラ18が記録媒体Pに対して負荷とならずに記録媒体P2は転写ニップ部Nを円滑に通過し、色ずれも発生しない。なお、二次転写ローラ18は独立したモータを備え、所定の回転速度で駆動できるよう構成されているものとする。
図3は、上記した二次転写ローラ18の回転速度を増速するときの速度補正係数Cの例を説明する図で、記録媒体の厚み0.1mmの普通紙を通紙させるときの駆動ローラ15の半径15.00mm、二次転写ローラ18の半径13.00mmの場合である。
二次転写ローラ18の回転速度は、厚み0.1mmの普通紙を通紙させるときの速度を基準速度v2として、厚み(0.1〜0.3)に応じて速度補正指数Cが決定されている。即ち、二次転写ローラ18の回転速度v4は、v4=(v2×C)で表される。
図4は、この発明の実施の形態の画像形成装置に使用される記録媒体Pの厚み区分と、紙坪量(単位面積当たりの重量)と厚み寸法を説明する図で、記録媒体Pは、厚み0.1〜0.3mmまでを5種類の厚み区分に区分している。
[厚みセンサの構成]
次に、記録媒体の厚みを検出する厚みセンサ70の構成を説明する。図5は、記録媒体の厚みを検出する厚みセンサ70の構成を説明する図である。厚みセンサ70は、二次転写ローラ18の上流側のレジストローラ71a及び71b附近に配置され(図1参照)、記録媒体Pが二次転写ローラ18と中間転写ベルト17との間に形成される転写ニップ部Nに突入する直前に、記録媒体Pの厚みを検出するセンサである。図5(a)は普通紙の場合、図5(b)は厚紙の場合を示している。
図5(a)(b)において、レジストローラ71aは金属ローラ、レジストローラ71bはゴムローラから構成され、レジストローラ71a及び71bでレジストローラ対71を構成する。金属ローラであるレジストローラ71aは、図示しないばねにより常にレジストローラ71b側に付勢され、レジストローラ対71が接触する接点を通る基準線L方向に移動可能に構成されている。
金属ローラであるレジストローラ71aの外側には、レジストローラ対71が接触する接点を通る基準線Lに対して入射角θで検出光を投射する光源73と、レジストローラ71aから反射した反射光を受光する受光素子74が配置されており、受光素子74は複数の素子p1、p2、・・・pnからなるCCDで構成されている。
例えば、記録媒体Pが普通紙の場合は、図5(a)に示すように、光源73から投射された検出光はレジストローラ71aで反射し、受光素子74のp5で検出される。また、記録媒体Pが圧紙の場合は、レジストローラ71aが、図5(b)で実線で示すように右に移動し(図5(b)における点線は記録媒体Pが普通紙の場合のレジストローラ71aの位置を示す)、光源73から投射された検出光はレジストローラ71aで反射し、受光素子74のp3で検出される。これにより、記録媒体Pの厚みを正確に検出することができる。
入射角θを大きく設定すればレジストローラ71aの変位に対して検出する受光素子74の位置が大きく変化し、高い精度で記録媒体Pの厚みを検出することができる。入射角θを40〜60°程度に設定するとよい。
[二次転写ローラの回転速度の補正]
次に、記録媒体Pが二次転写ローラ18と中間転写ベルト17との間に形成される転写ニップ部Nに突入するとき、中間転写ベルト17による記録媒体Pの表面速度Sと二次転写ローラ18により形成される転写ニップ部Nの表面速度Mが一致していない場合の、二次転写ローラ18の回転速度の補正について説明する。
記録媒体Pが転写ニップ部Nに突入した時、中間転写ベルト17による記録媒体Pの表面速度Sと、二次転写ローラ18により形成される転写ニップ部Nの表面速度Mが一致していないと、二次転写ローラ18の回転速度v2が変動し、回転むらが発生する。
図6は、二次転写ローラ18の回転速度v2の変動(回転むら)の一例を説明する図で、記録媒体Pが転写ニップ部Nに突入した瞬間、二次転写ローラ18の回転速度v2が低下し、回転むらが発生していることが分かる。なお、回転速度の変動(回転むら)は図示しないエンコーダで検出される。
この回転速度v2の変動(回転むら)を補正するため、二次転写ローラ18の回転数を増加或いは減少させるが、その速度補正値は、記録媒体の厚みと、回転速度v2の変動幅(最大値と最小値の差)により異なる。また、速度補正値は、回転速度v2の補正(前回の補正)後に、転写ニップ部Nに突入した別の記録媒体Pによる二次転写ローラ18の回転速度v2の変動幅(最大値と最小値の差)により、回転速度v2を補正(今回の補正)を行うものとする。
図7は、記録媒体厚み、速度補正係数C、回転むらの程度を示す指数K、速度補正値Mの関係を説明する図である。例えば、厚みセンサ70で検出された記録媒体Pの厚みが、0.17mmであった場合は、厚紙2(T2)に区分され、速度補正係数C=100.7%、指数K=3、速度補正値M=+0.1%である。
図8は、図7に示す記録媒体の厚み、速度補正係数C、回転むらの程度を示す指数K、速度補正値Mの関係を説明する図において、さらに記録媒体の幅(A4以下、A4以上)を考慮した図で、記録媒体の幅に応じて速度補正係数C、回転むらの程度を示す指数K、速度補正値Mを細かく規定する。記録媒体の幅は、図示しない操作パネルから入力するか、選択された給紙カセットから入力することができる。この他、画像形成装置内部の温度(環境温度)に応じて速度補正係数C、回転むらの程度を示す指数K、速度補正値Mを細かく規定することもできる。
先に、回転速度v2の変動(回転むら)を補正する速度補正値は、回転速度v2の補正後に転写ニップ部Nに突入した別の記録媒体Pによる二次転写ローラ18の回転速度v2の変動幅(最大値と最小値の差)により、速度補正値を補正することを説明したが、以下、これについて説明する。
記録媒体Pの厚みが、0.17mm、厚紙2(T2)に区分され、前回の速度補正では回転むらの程度を示す指数K=3で、速度補正値Mは+0.1%であったとする。二次転写ローラ18の回転速度v2が上記速度補正値M=+0.1%で補正された結果、回転むらの程度を示す指数K=2に下がったとすれば、今回の新たな速度補正値Mは、M=+0.1%とする。
図9は、前回の指数Kと今回の指数Kの大小関係と、前回速度補正値M、今回速度補正値Mの関係を説明する図で、例えば、指数Kの大小関係が、前回の指数K<今回の指数Kのときは、前回の速度補正値M=+0.1%のときは、今回の(新たな)速度補正値Mは、M=−0.1%とする。また、指数Kの大小関係が、前回の指数K>今回の指数Kのときは、前回の速度補正値M=+0.1%のときは、今回の(新たな)速度補正値Mは、M=+0.1%とする。さらに、前回の指数K=今回の指数Kのときは、前回の速度補正値Mと今回の速度補正値Mは等しく、変更しない。
[二次転写ローラの回転速度の補正処理の第1例]
図10は、前記した二次転写ローラ18の回転速度の補正処理の第1例を説明するフローチャートである。まず、図示しない画像形成装置の制御装置から出力されたプリント指令に応じてレジストローラ対71の回転を開始する(ステップS1)。レジストローラ対71を通過する記録媒体Pの厚みを厚みセンサ70により検出し、検出された厚み検出値tをメモリに格納する(ステップS2)。記録媒体の厚み検出では、レジストローラ対71が2回転する間に検出された2個の厚みデータの平均値を厚み検出値tとする。これは、レジストローラ対の偏心等の影響により検出された厚みデータのばらつきを修正するためである。
厚み検出値tに応じて記録媒体の種類を5段階のいずれかに区分する(ステップS3)。記録媒体の区分は、厚みtが0〜0.1mmの範囲を普通紙、厚みtが0.11〜0.15mmの範囲を厚紙1、厚みtが0.16〜0.20mmの範囲を厚紙2、厚みtが0.21〜0.3mmの範囲を厚紙3、厚みtが0.31以上を厚紙4とする。
給紙される記録媒体Pが転写ニップ部Nに突入した時に発生する二次転写ローラ18の回転数の最大値と最小値との差を回転むら指数K(指数K)としてメモリに格納する(ステップS4)。
前回搬送された記録媒体の厚み検出値t0 に対する回転むら指数K0 と、今回搬送された記録媒体の厚み検出値t1 に対する回転むら指数K1 とを比較(ステップS5)、回転むら指数K0 とK1 の大小関係に基づいて二次転写ローラ18の速度補正値を修正(ステップS6)、新たな速度補正値をメモリに格納と共に、二次転写ローラ18の回転速度を補正する(ステップS7)。
全てのプリントが終了したか否かを判定し(ステップS8)、終了していないときは次の記録媒体の搬送のためステップS1に戻り、終了しているときは処理を終了する。
前記した第1例では二次転写ローラ18の回転数の変動をエンコーダで検出し、二次転写ローラ18の回転数の変動を検出しているが、二次転写ローラ18の駆動トルクから二次転写ローラ18の回転数の変動を検出することもできる。
[二次転写ローラの回転速度の補正処理の第2例]
図11は、前記した二次転写ローラ18の回転速度の補正処理の第2例を説明するフローチャートである。第2例では二次転写ローラ18の駆動トルクをモータ電流に基づいて検出し、駆動トルクから二次転写ローラ18の速度補正値を補正するものである。
まず、画像形成装置の制御装置から出力されたプリント指令に応じて二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接する前の駆動トルクT1 をモータ電流に基づいて検出する(ステップS11)。
二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接(ステップS12)、レジストローラ対71の回転を開始し(ステップS13)、レジストローラ対71を通過する記録媒体の厚みを厚みセンサ70により検出し、検出された厚み検出値tをメモリに格納する(ステップS14)。記録媒体の厚み検出では、レジストローラ対71が2回転する間に検出された2個の厚みデータの平均値を厚み検出値tとする。これは、レジストローラ対の偏心等の影響により検出された厚みデータのばらつきを修正するためである。
厚み検出値tに応じて記録媒体の種類を5段階のいずれかに区分する(ステップS15)。記録媒体の区分は、厚みtが0〜0.1mmの範囲を普通紙、厚みtが0.11〜0.15mmの範囲を厚紙1、厚みtが0.16〜0.20mmの範囲を厚紙2、厚みtが0.21〜0.3mmの範囲を厚紙3、厚みtが0.31以上を厚紙4とする。
二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接した通紙時の、二次転写ローラ18の駆動トルクT2 をモータ電流に基づいて検出し(ステップS16)、駆動トルクT1 と駆動トルクT2 の大小関係に基づいて二次転写ローラ18の速度補正値を修正する(ステップS17)。新たな速度補正値をメモリに格納と共に、二次転写ローラ18の回転速度を補正する(ステップS18)。
即ち、T1 >T2 であれば、二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接したとき、記録媒体Pの搬送速度が速く、二次転写ローラ18が記録媒体Pに引っ張られて駆動トルクが小さくなっていると判断されるから、二次転写ローラ18の速度補正値を小さく補正(例えば−0.1%)する。
また、T1 <T2 であれば、二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接したとき、記録媒体Pの搬送速度が遅く、二次転写ローラ18が記録媒体Pを引っ張って駆動トルクが大きくなっていると判断されるから、二次転写ローラ18の速度補正値を大きく補正(例えば+0.1%)する。
また、T1 =T2 であれば、記録媒体Pの搬送速度と二次転写ローラ18の回転速度が釣り合い、記録媒体Pが転写ニップ部に突入するときの衝撃も小さい。速度補正値を変更せず、その時点の速度補正値をメモリに格納する。
全てのプリントが終了したか否かを判定(ステップS19)、終了していないときは次の記録媒体の搬送のためステップS11に戻り、終了しているときは処理を終了する。
上記した二次転写ローラ18の回転速度の補正処理の第2例では、二次転写ローラを駆動するモータに流れるモータ電流から駆動トルクを検出しているが、中間転写ベルトを駆動するモータに流れるモータ電流から駆動トルクを検出することもできる。
この場合は、二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接する前の中間転写ベルトの駆動トルクTa1と、二次転写ローラ18を中間転写ベルト17に圧接した通紙時の中間転写ベルトの駆動トルクTa2とを比較する。
そして、Ta1>Ta2であれば、二次転写ローラ18が中間転写ベルトを回転させている状態と判断されるから、二次転写ローラ18の速度補正値を小さく補正(例えば−0.1%)する。また、Ta1<Ta2であれば、二次転写ローラ18が負荷となり中間転写ベルトの駆動トルクTa2を大きくしている状態と判断されるから、二次転写ローラ18の速度補正値を大きく補正(例えば+0.1%)する。Ta1=Ta2であれば速度補正値を変更しない。
[画像倍率の補正]
次に、記録媒体として厚紙を使用する場合の画像倍率の補正について説明する。先に図2を参照して説明したとおり、中間転写ベルト17の厚み含む駆動ローラ15の中心から記録媒体の厚み方向の中心までの距離が、記録媒体の厚みtの増加に比例して大きくなるから記録媒体の搬送方向の表面速度が速くなり、画像も搬送方向に引き伸ばされて転写され、画像倍率が変化する。画像倍率の差は、普通紙(厚みt=0.1mm)と厚紙(厚みt=0.3mm)では、0.3%ほどである。画像倍率が変化しないようにするには、中間転写ベルト17に圧接する二次転写ローラ18の回転速度を補正すればよい。
図12は、画像倍率の変化を抑える二次転写ローラ18の回転速度の補正を説明する図で、横軸は時間、縦軸は二次転写ローラの回転速度である。
図12を参照して回転速度の補正の例を説明する。図12において、m1はレジストローラ対71の回転開始時点を示し、m2は記録媒体の先端位置の推定開始時点を示す。記録媒体の先端位置はレジストローラ対71の回転開始からの経過時間から推定することができる。
そして、誤差を考慮した上で記録媒体の先端位置が、完全に転写ベルト17と二次転写ローラ18との間の転写ニップ部Nに突入したと推定される時点m3で、二次転写ローラ18の回転速度の補正を開始する。回転速度の補正を急激に行うと、回転速度の変更に伴なう負荷の変動が画像ノイズを引き起こすため、回転速度の補正は時点m3から時点m4まで、時間をかけて緩やかに行う。
時点m2から時点m5までが用紙サイズA3の記録媒体の搬送時間で、記録媒体の先端が転写ニップ部Nに突入した後、5mmほど搬送された位置である時点m3で回転速度の補正を開始し、210mmほど搬送された位置である時点m4まで時間をかけて緩やかに回転速度を0.3%遅く、即ち回転速度を(−0.3%)補正する。これにより、普通紙(厚みt=0.1mm)に対する厚紙(厚みt=0.3mm)の画像倍率の変動0.3%を補正し、普通紙と厚紙とで画像倍率の変動は生じない。
使用される記録媒体の厚みに応じて二次転写ローラの回転速度を調整し、厚い記録媒体を使用する場合でも形成された画像に色ずれが生じることがなく、画像倍率の変動もない電子写真方式の画像形成装置を提供する。
この発明を適用したタンデム方式のフルカラー画像形成装置の構成を説明する図。 フルカラー画像形成装置の二次転写ローラの附近の拡大図。 二次転写ローラの回転速度を増速するときの速度補正係数Cの例を説明する図。 使用される記録媒体Pの厚みの区分と、紙坪量(単位面積当たりの重量)、厚み寸法を説明する図。 記録媒体の厚みを検出する厚みセンサの構成を説明する図。 二次転写ローラの回転速度の変動(回転むら)の一例を説明する図。 記録媒体の厚み、速度補正係数C、指数K、速度補正値Mの関係を説明する図。 記録媒体の厚み、記録媒体の幅、速度補正係数C、回転むらの程度を示す指数K、速度補正値Mの関係を説明する図。 前回の指数Kと今回の指数Kの大小関係と、前回の速度補正値、今回の速度補正値の関係を説明する図。 二次転写ローラの回転速度の補正処理の第1例を説明するフローチャート。 二次転写ローラの回転速度の補正処理の第2例を説明するフローチャート。 画像倍率の変化を抑える二次転写ローラの回転速度の補正を説明する図。
符号の説明
10 フルカラー画像形成装置
11、12、13、14 作像ユニット
11T、12T、13T、14T 一次転写ローラ
15 駆動ローラ
16 従動ローラ
17 中間転写ベルト
18 二次転写ローラ
19 クリーニング装置
20 画像信号処理装置
21 給紙装置
22 定着装置
30 二次転写装置清掃装置
70 厚みセンサ
71 レジストローラ対
71a、71b レジストローラ
73 光源
74 受光素子(CCDP1、P2、・・・Pn)

Claims (8)

  1. 無端ベルト状の中間転写体に沿って配置された作像装置により前記中間転写体上に形成されたトナー像を二次転写ローラにより記録媒体上に転写する画像形成装置において、
    前記中間転写体と二次転写ローラとはそれぞれ独立の駆動源により駆動され、中間転写体と二次転写ローラとの間に形成される転写ニップ部を通過する記録媒体の厚みに応じて二次転写ローラの表面速度を調整すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 無端ベルト状の中間転写体に沿って配置された作像装置により前記中間転写体上に形成されたトナー像を二次転写ローラにより記録媒体上に転写する画像形成装置において、
    前記中間転写体と二次転写ローラとはそれぞれ独立の駆動源により駆動され、中間転写体と二次転写ローラとの間に形成される転写ニップ部を通過する記録媒体の厚みに応じて中間転写体の表面速度を調整すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記転写ニップ部の記録媒体搬送方向上流側に、記録媒体の厚みを検出する厚み検出装置を備え、検出された記録媒体の厚みに応じて二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記転写ニップ部に記録媒体が突入したときの二次転写ローラの回転速度の変動を検出する速度変動検出器を備え、二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、二次転写ローラの回転速度の変動を検出する速度変動検出器を備え、前記転写ニップ部に記録媒体が突入したときの二次転写ローラの回転速度の変動を検出し、二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、二次転写ローラを駆動する駆動トルクを検出し、二次転写ローラと中間転写体が接触していない状態の駆動トルクと、二次転写ローラと中間転写体が接触している状態の駆動トルクとに基づいて、二次転写ローラの表面速度又は中間転写体の表面速度を調整すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  7. 前記駆動トルクは、二次転写ローラを駆動するモータのモータ電流に基づいて検出されること
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、前記転写ニップ部に記録媒体が突入したときの二次転写ローラの線速度を調整して記録媒体の厚みに応じて変動する画像倍率を調整すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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