JP2016174709A - バルーンカテーテル - Google Patents

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裕太 土井
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【課題】手技の最中にバルーンの拡張有効部の中央部および両端部を容易に確認することを可能にし、もって治療効果の向上を図ることを可能にするバルーンカテーテルを提供する。【解決手段】バルーンカテーテル100は、内管130の軸方向においてバルーン100の拡張有効部115が投影される領域を示す造影マーカー部160を有しており、当該造影マーカー部には、拡張有効部の軸方向の中央部151aを示す第1造影部161と、拡張有効部と先端側テーパー部111aとの境界部115bを示す第2造影部162と、拡張有効部と基端側テーパー部113bとの境界部115cを示す第3造影部163と、が含まれており、第1造影部は、X線画像上における視認性が前記第2造影部および前記第3造影部よりも高く形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、医療装置であるバルーンカテーテルに関する。
生体内に形成された狭窄部を拡張する医療装置としてバルーンカテーテルが広く知られている。
バルーンカテーテルには、狭窄部を押し広げるための加圧力を付与するストレート状の拡張有効部(加圧部)を備えるバルーンと、バルーンが先端部に設けられた長尺状のシャフト(カテーテル部)が一般的に備えられている。また、シャフトには、バルーンにより狭窄部を拡張する処置を行うに際して、狭窄部に対する拡張有効部の位置決めを正確かつ迅速に行うことを可能にするためのX線造影マーカー部が設けられることがある。
例えば、下記特許文献1には、シャフトの内管においてバルーンの拡張有効部が投影される部分に円筒リング状のX線造影部材(放射線不透過材)を設置することにより、手技の最中に狭窄部とバルーンの拡張有効部との位置関係を容易に確認することを可能にするバルーンカテーテルが開示されている。また、このバルーンカテーテルには、拡張有効部の両端部(軸方向における両終端部)に円筒リング状のX線造影部材を配置することにより各X線造影部材間の距離に基づいて狭窄部の長さを計測可能にする測長機能が備えられている。
特開2005−334384号公報
上記従来技術に係るバルーンカテーテルによれば、手技の最中にバルーンの拡張有効部の位置および狭窄部の長さ等をX線画像上において比較的容易に確認することが可能になるため、迅速な手技を実現し得ると考えられる。
しかしながら、狭窄部の治療を開始する際には、拡張有効部の両端部に配置されたX線造影部材の位置に基づいてバルーン全体を狭窄部に対して位置決めすることになる。このため、拡張有効部の中央部を狭窄部の所望の部位に対して精度良く位置決めすることが難しく、バルーンの中央部が狭窄部の意図しない部位に位置決めされてしまう可能性がある。
特に、生体内に形成される狭窄部は、症状の進行具合や疾患部位が存在する生体器官等に応じて狭窄の程度や長さ等が異なるものとなるため、バルーンの拡張有効部の全長(軸方向の長さ)と、拡張有効部の中央部とを確認した上で、狭窄部に対してバルーンの各部を適切に位置決めして配置することが治療効果の向上の面において肝要なものとなる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、手技の最中にバルーンの拡張有効部の中央部および両端部を容易に確認することができ、もって治療効果の向上を図ることを可能にするバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤルーメンを備える内管と、前記内管との間に加圧媒体が流通可能な加圧媒体ルーメンを形成する外管と、ストレート状の拡張有効部と、前記拡張有効部の先端側に位置する先端側テーパー部と、前記拡張有効部の基端側に位置する基端側テーパー部と、を備え、前記先端側テーパー部の先端側に位置する先端部が前記内管に固定され、前記基端側テーパー部の基端側に位置する基端部が前記外管に固定され、前記加圧媒体の流入および排出により拡張および収縮可能なバルーンと、を有し、前記内管は、当該内管の軸方向において前記拡張有効部が投影される領域を示すX線造影マーカー部を有し、前記X線造影マーカー部は、前記拡張有効部の軸方向の中央部を示す第1造影部と、前記拡張有効部と前記先端側テーパー部との境界部を示す第2造影部と、前記拡張有効部と前記基端側テーパー部との境界部を示す第3造影部と、を含み、前記第1造影部は、X線画像上における視認性が前記第2造影部および前記第3造影部よりも高く形成されている。
本発明に係るバルーンカテーテルによれば、X線造影マーカー部にはバルーンの拡張有効部の両端部(各テーパー部との境界部)の位置を示す第2造影部および第3造影部が設けられているため、バルーンカテーテルを使用した手技の最中に、X線画像上においてバルーンの拡張有効部の全長を容易に確認することが可能になる。また、X線造影マーカー部に設けられた第1造影部は、第2造影部および第3造影部よりもX線画像上における視認性が高く形成されているため、第1造影部が示す拡張有効部の中央部を治療対象となる狭窄部の所望の部位に対して適切かつ迅速に位置決めすることができる。これにより、バルーンカテーテルを使用して行われる手技の治療効果の向上を図ることが可能になる。
実施形態に係るバルーンカテーテルを示す図であり、(A)は、バルーンカテーテルの全体構成を簡略化して示す図、(B)は、バルーンカテーテルの先端側を示す拡大断面図である。 実施形態に係るバルーンカテーテルが備えるX線造影マーカー部の構成を説明するための図であって、(A)は、バルーンカテーテルのバルーンを拡大して示す部分断面図、(B)は、X線造影マーカー部のX線造影性の大小関係を模式的に示す図である。 実施形態の変形例1に係るバルーンカテーテルが備えるX線造影マーカー部の構成を説明するための図であって、(A)は、バルーンカテーテルのバルーンを拡大して示す部分断面図、(B)は、マーカー部材を示す拡大図、(C)は、X線造影マーカー部のX線造影性の大小関係を模式的に示す図である。 実施形態の変形例2に係るバルーンカテーテルが備えるX線造影マーカー部の構成を説明するための図であって、(A)は、バルーンカテーテルのバルーンを拡大して示す部分断面図、(B)は、X線造影マーカー部のX線造影性の大小関係を模式的に示す図である。
以下、各図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、実施形態に係るバルーンカテーテルを示す図、図2は、実施形態に係るバルーンカテーテルが備えるバルーンおよびX線造影マーカー部を拡大して示す図である。
図1(A)、(B)を参照して、本実施形態に係るバルーンカテーテル100は、長尺のシャフト120を生体器官に挿通させ、シャフト120の先端側に配置されたバルーン110を狭窄部(病変部)において拡張させることにより狭窄部を押し広げて治療する医療装置である。
本実施形態においては、バルーンカテーテル100は、冠動脈の狭窄部を広げるために使用されるPTCA拡張用バルーンカテーテルとして構成しているが、例えば、他の血管、胆管、気管、食道、その他消化管、尿道、耳鼻内腔、その他の臓器等の生体器官内に形成された狭窄部の治療および改善を目的として使用されるものとして構成することも可能である。
図1(A)、図1(B)に示すように、バルーンカテーテル100は、可撓性を備える長尺状のシャフト120と、シャフト120の先端部側に配置され、加圧媒体の流入および排出に伴い拡張変形および収縮変形可能なバルーン110と、シャフト120の基端部側に配置されたハブ150とを備えている。なお、バルーンカテーテル100の説明においては、バルーン110が設けられた側を先端側と称し、ハブ150が設けられた側を基端側と称し、シャフト120の延伸方向を軸方向と称する。
バルーンカテーテル100は、シャフト120の先端部側寄りにガイドワイヤ180が導出される開口部135が設けられた、いわゆるラピッドエクスチェンジタイプと呼ばれるものである。ただし、バルーンカテーテル100は、ガイドワイヤルーメン131がシャフト120の先端から基端に亘って延在するように形成された、いわゆるオーバーザワイヤタイプと呼ばれるバルーンカテーテルとして構成したものであってもよい。
図1(B)に示すように、シャフト120は、ガイドワイヤ180が挿通されるガイドワイヤルーメン131が形成された内管130と、内管130との間に加圧媒体が流通可能な加圧媒体ルーメン141を形成する外管140とにより構成している。
シャフト120は、内管130が外管140に内挿されて、内管130および外管140が同心状に位置合わせてして配置された二重管構造で構成している。
図1(B)に示すように、内管130は、先端に形成された先端開口部133と、基端に形成された基端開口部135の二つの開口部を備えている。内管130の内部には、各開口部133、135に連通してガイドワイヤルーメン131が延在している。
内管130は、基端側が径方向外側へ湾曲した中空のチューブ材によって構成している。内管130の先端近傍には、溶着等の公知の方法によりバルーン110の先端部111を液密・気密に接合している。また、内管130の基端近傍は、外管140の所定の位置に形成された接続用開口部122と液密・気密に接合している。ガイドワイヤ180は、内管130の先端に設けられた先端開口部133および内管130の基端に設けられた基端開口部135のそれぞれを入口または出口として、ガイドワイヤルーメン131に挿通される。
内管130は、当該内管130の軸方向においてバルーン100の拡張有効部115が投影される領域を示すX線造影マーカー部160を有している。X線造影マーカー部160の詳細については後述する。
内管130の先端には、例えば、バルーンカテーテル100の先端が生体器官(血管の内壁等)に接触した際に、生体器官に損傷が生じるのを防止する先端チップを取り付けることが可能である。先端チップは、例えば、内管130よりも柔軟な管状部材により構成することができる。
内管130を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、軟質ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等の各種ゴム類、ポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー等の各種エラストマー、ポリアミド、結晶性ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン等の結晶性プラスチックを使用することができる。これらの材料中に、例えば、ヘパリン、プロスタグランジン、ウロキナーゼ、アルギニン誘導体等の抗血栓性物質を配合し、抗血栓性を有する材料とすることも可能である。
外管140は、バルーン110の基端部113付近からハブ150まで延伸する中空状のチューブ材により構成している。外管140の先端近傍にはバルーン110の基端部113を溶着等の公知の方法により液密・気密に接合している。
外管140の構成材料には、例えば、内管130と同様の材料を用いることが可能である。また、外管140において血液と接触する部分(例えば、外管140の外表面)に抗血栓性を有する物質をコーティングすることも可能である。
図1(A)に示すように、ハブ150は、加圧媒体を供給するためのインデフレーター等の供給装置(図示省略)と液密・気密に接続可能な接続部151を備えている。ハブ150の接続部151は、例えば、流体チューブ等が接続・分離可能に構成された公知のルアーテーパー等によって構成することができる。
バルーン110の拡張に使用される加圧媒体(例えば、生理食塩水、造影剤等)は、ハブ150の接続部151を介してシャフト120内へ流入させることができる。加圧媒体は、加圧媒体ルーメン141を経由してバルーン110へ供給される。
図1(B)、図2(A)に示すように、バルーン110は、生体管腔内に形成された狭窄部を拡張変形に伴い押し広げるストレート状の拡張有効部(加圧部)115と、拡張有効部115の先端側に位置する先端側テーパー部111aと、拡張有効部115の基端側に位置する基端側テーパー部113aと、を備えている。先端側テーパー部111aの先端側に位置する先端部111は、内管130の外表面に固定されており、基端側テーパー部113aの基端側に位置する基端部113は、外管140の外表面に固定されている。
バルーン110は、例えば、拡張時のバルーン径(バルーンの拡張有効部の外径)が1.0〜5.0mm、好ましくは1.0〜2.0mmに形成されたものを使用することが可能である。また、バルーン110は、例えば、拡張有効部115の軸方向の長さが5.0〜50mm程度に形成されたものを使用することが可能である。
バルーン110の構成材料は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリスチレンエラストマー、シリコーンゴム、ラテックスゴム等を用いることができる。
次に、図2(A)、図2(B)を参照して、バルーンカテーテル100の内管130が備えるX線造影マーカー部160について説明する。図2(B)に示す濃淡部分は、X線造影マーカー部160の各部のX線造影性の程度を表しており、濃淡の色味が濃い部分ほど、X線造影性が高いことを示している。
図2(A)、図2(B)に示すように、X線造影マーカー部160は、バルーン110の拡張有効部115の軸方向の中央部115aを示す第1造影部161と、拡張有効部115と先端側テーパー部111aとの境界部115bを示す第2造影部162と、拡張有効部115と基端側テーパー部113aとの境界部115cを示す第3造影部163と、を有している。
X線造影マーカー部160は、内管130においてバルーン110の拡張有効部115が投影される部分に、X線造影性を備えるX線造影部材170を配置することにより形成している。また、本実施形態においては、X線造影マーカー部160は、内管130においてバルーン110の拡張有効部115が投影される軸方向の領域全体に亘って形成している。
X線造影部材170は、内管130においてバルーン110の拡張有効部115の中央部115aが投影される部分の外面に巻き付く巻き付け部171が形成されたX線造影性を備える線状体により構成している。線状体としては、例えば、白金、金、銀、チタン、タングステン等の金属、またはこれらの合金等のX線不透過材料で構成される細径の金属細線を使用することができる。
X線造影部材170は、例えば、内管130の外面に巻き付けて形成した巻き付け部171を介して固定力を作用させることで内管130に対して固定することが可能である。また、例えば、接着材等を併用して固定を補強することも可能である。
なお、X線造影部材170の外径は特に限定されないが、内管130の大径化に伴って折り畳まれた状態のバルーン110のバルーン径が大きくなるのを防止するために、細径化されたものを使用することが好ましい。また、X線造影部材170の断面形状も特に限定されないが、巻き付け作業の容易性や内管130の大径化を防ぐ観点より、円形断面で構成されたものを使用することが好ましい。
図2(A)、図2(B)に示すように、X線造影部材170は、内管130において拡張有効部115の中央部115aと軸方向において重なる位置に巻き付け部171を形成している。
また、X線造影部材170は、巻き付け部171から軸方向の先端側へ向けて略直線状に延在する第1直線部174と、第1直線部174の最先端に位置する先端172と、巻き付け部171から軸方向の基端側へ向けて略直線状に延在する第2直線部175と、第2直線部175の最基端に位置する基端173と、を有している。
内管130において巻き付け部171が配置された部分は、バルーン110の拡張有効部115の中央部115aを示す第1造影部161を形成する。
内管130においてX線造影部材170の先端172が配置された部分は、バルーン110の拡張有効部115と先端側テーパー部111aとの境界部115bを示す第2造影部162を形成する。また、内管130においてX線造影部材170の基端173が配置された部分は、バルーン110の拡張有効部115と基端側テーパー部113aとの境界部115cを示す第3造影部163を形成する。
内管130において第1直線部174が配置された部分は、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと境界部115bとの間に延在する領域を示す第4造影部164を形成する。また、内管130において第2直線部175が配置された部分は、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと境界部115cとの間に延在する領域を示す第5造影部165を形成する。
X線造影マーカー部160の第1造影部161は、X線造影部材170を内管130の外面の周方向に沿って複数回巻き付けることにより形成している。このように、X線造影部材170が内管130の外面の周方向に沿って配設された部分は、紙面に対して直交する方向の手前側および奥行側に向けて照射されるX線の不透過性が、内管130の外面の周方向に沿ってX線造影部材170が配設されていない部分よりも高くなるため、X線造影性が高くなる。つまり、本実施形態に係るX線造影マーカー部160においては、内管130の外面の周方向に沿ってX線造影部材170が巻き付けられている第1造影部161が他の造影部162、163、164、165よりも高いX線造影性を備えている。一方、各造影部162、163、164、165は、それぞれ略同一のX線造影性を備えている。
X線造影マーカー部160の各部の視認性は、内管130の外面の周方向に沿って配設されたX線造影部材170が軸方向に亘って連続的に延在する長さの大小によって調整することも可能である。
図示する巻き付け部171のように、軸方向の所定の範囲に亘って密に内管130に巻き付けられた部分は、当該部分全体で拡張有効部115の中央部115aを示すマーカーとして機能する。例えば、巻き付け部171よりも軸方向に短い距離で密に巻き付けられた部分が内管130の異なる部位に併存する場合、当該部分は内管130の外面の周方向に沿って配設されていることにより、X線造影性自体は巻き付け部171と同一のものになる。ただし、視覚等を通してX線画像上において確認を行う場合、巻き付け部171よりも視認性は低いものとなる。
つまり、X線造影部材170が内管130の外面の周方向に沿って配設された部分を軸方向に亘って連続的により長く延在させることで、当該部分のX線画像上における視認性は高くなるように調整される。これとは逆に、内管130の外面の周方向に沿って配設された部分を軸方向に亘ってより短く延在させることで、当該部分のX線画像上における視認性は低くなるように調整される。
例えば、後述する変形例において示すように(図4(B)を参照)、第1造影部161、第2造影部162、第3造影部163のX線造影性が略同一に形成されている場合においても、第1造影部161を形成する巻き付け部371を、第2造影部162および第3造影部163を形成する各巻き付け部372、373よりも内管130の軸方向に連続的に長く配置することにより、第1造影部161の視認性を、第2造影部162および第3造影部163よりも高く形成することができる。
なお、本実施形態におけるX線画像は、X線撮影により取得される静止画または動画を意味する。
図2(B)に示すように、例えば、第1造影部161の軸方向の長さ寸法(巻き付け部171の長さ寸法)L11は、0.5〜2.0mmに形成することができる。
第1造影部161は、バルーン110の拡張有効部115の中央部115aの中心位置P1が投影される部分を少なくとも含む領域に形成されている限りにおいて、形成する位置は特に限定されない。ただし、第1造影部161は、中央部115aの中心位置P1を基準として、内管130の先端側および基端側へ略同一の長さで延在するように形成されていることが好ましい。第1造影部161をこのように形成することにより、X線画像上において中央部115aの中心位置P1を比較的容易に確認することが可能になるため、バルーン110の中央部115aを狭窄部に対してより一層精度良く位置決めすることが可能になる。
本実施形態に係るバルーンカテーテル100の作用を説明する。
本実施形態に係るバルーンカテーテル100が備える内管130には、当該内管130の軸方向においてバルーン110の拡張有効部115が投影される領域を示すX線造影マーカー部160を形成している。このX線造影マーカー部160は、拡張有効部115の軸方向の中央部115aを示す第1造影部161と、拡張有効部115と先端側テーパー部111aとの境界部115bを示す第2造影部162と、拡張有効部115と基端側テーパー部113aとの境界部115cを示す第3造影部163と、を含んでいる。そして、第1造影部161は、X線画像上における視認性が第2造影部162および第3造影部163よりも高く形成されている。
上記のように構成されたバルーンカテーテル100によれば、X線造影マーカー部160にはバルーン100の拡張有効部115の両端部(各テーパー部との境界部)115b、115cの位置を示す第2造影部162および第3造影部163が設けられているため、バルーンカテーテル100を使用した手技の最中に、X線画像上においてバルーン110の拡張有効部115の全長を容易に確認することが可能になる。また、X線造影マーカー部160に設けた第1造影部161は、第2造影部162および第3造影部163よりもX線画像上における視認性が高く形成されているため、第1造影部161が示す拡張有効部115の中央部115aを治療対象となる狭窄部の所望の部位に対して適切かつ迅速に位置決めすることが可能になる。したがって、バルーンカテーテル100を使用して行われる手技の治療効果の向上を図ることが可能になる。
また、X線造影マーカー部160が、内管130において拡張有効部115が投影される領域全体に亘って形成されているため、X線画像上において拡張有効部115の全長をより一層迅速かつ確実に確認することが可能になる。
また、X線造影マーカー部160が、第1造影部161と第2造影部162との間に形成され、第2造影部162と同一の視認性を備える第4造影部164と、第1造影部161と第3造影部163との間に形成され、第3造影部163と同一の視認性を備える第5造影部165と、を備えるため、X線画像上における拡張有効部115の視認性を低下させることなく、拡張有効部115の全長をより一層迅速かつ確実に確認することが可能になる。
また、X線造影マーカー部160は、内管130においてバルーン110の拡張有効部115の中央部115aが投影される部分の外面に巻き付く巻き付け部171が形成されたX線造影性を備える線状体により構成しているため、内管130に嵌挿されるリング状のマーカー部材等を使用した場合に生じ得るバルーン径の大径化およびシャフト120の柔軟性の低下が発生するのを防止することができる。
例えば、内管130においてバルーン110の拡張有効部115の両端部115b、115cが投影される位置にリング状のマーカー部材を配置すると、リング状のマーカー部材により折り畳んだ状態のバルーン110の外表面が径方向外方へ突出するように盛り上がってしまい、バルーン110において各マーカー部材の間に延在する部分も、その外表面が引っ張られるように張設される。その結果、バルーン110の折り畳んだ状態のバルーン径(バルーンの外径)が大径化されてしまう虞がある。さらに、バルーン110の拡張有効部115の両端部115b、115cに配置したリング状のマーカー部材により、内管130の一部に剛性が付加された状態となるため、シャフト120の柔軟性が損なわれてしまう。バルーン径の大径化およびシャフト120の柔軟性の低下が発生すると、狭窄部に対するバルーンカテーテル100の通過性の低下やバルーンカテーテル100の血管追従性の低下を招くことになる。このような問題に対して、本実施形態に係るバルーンカテーテル100は、X線造影部材170に線状体を使用しているため、比較的細径なバルーン110にX線造影マーカー部160を形成する場合においても、バルーン径の大径化および柔軟性の低下を抑制することが可能になる。よって、狭窄部に対するバルーンカテーテル100の通過性やバルーンカテーテル100の血管追従性が損なわれるのを好適に防止することができる。
また、X線造影マーカー部160の各造影部161、162、163の視認性は、内管130の外面の周方向に沿って配設されたX線造影部材170を軸方向に亘って連続的に延在させた部分の長さの大小や部材自体のX線造影性の大小によって調整することができるため、X線造影部材170を構成する線状体の巻き付け量や、巻き付け部分の粗密などを適宜調整することで、X線造影マーカー部160の各造影部161、162、163、164、165に所望の視認性を持たせることが可能になる。
<変形例1>
次に、図3(A)〜図3(C)を参照して、上述した実施形態の変形例1に係るバルーンカテーテル200を説明する。なお、本変形例の説明においては、既に説明した部材と同一の部材についてはその説明を省略する。
前述した実施形態に係るバルーンカテーテル100においては、X線造影マーカー部160にX線造影性を持たせるためのX線造影部材170として線状体170を使用した例を説明した。一方、本変形例に係るバルーンカテーテル200においては、X線造影部材260として、相互に組み付けて使用される円筒部材270とマーカー部材280を使用している。
図3(B)に示すように、円筒部材270は、内管130およびマーカー部材280が挿通される内腔273と、内腔273の先端側および基端側に開口した一対の開口部271、272と、を有している。図3(A)に示すように、円筒部材270は、内管130においてバルーン110の拡張有効部115の軸方向における中央部115aが投影される部分に嵌挿される。
図3(A)、図3(B)に示すように、マーカー部材280は、円筒部材270が嵌め込んで配置される切り欠き状の凹部281と、凹部281から内管130の先端側に延在する第1延在部284と、凹部281から内管130の基端側に延在する第2延在部285と、を有している。
円筒部材270およびマーカー部材280は、X線造影性を備える材料で構成している。円筒部材270およびマーカー部材280の構成材料としては、例えば、前述した実施形態において説明した線状体の構成材料として説明したものと同様のものを使用することが可能である。
図3(A)に示すように、円筒部材270およびマーカー部材280を内管130に装着させる際、円筒部材270の内腔273に内管130を挿通させる。また、内管130の外面と円筒部材270の内面との間にマーカー部材280の凹部281を配置して、凹部281内に円筒部材270を嵌め込む。このようにして、内管130に円筒部材270およびマーカー部材280を装着させると、円筒部材270の外面とマーカー部材280の外面とが同一の直線上に沿って配置され、両者の間に段差のないフラットな連続面が形成される。このため、円筒部材270とマーカー部材280の使用に伴って内管130が大径化されるのを防止することができ、これによりバルーン210のバルーン径が大径化するのを防止することが可能になる。
なお、円筒部材270およびマーカー部材280を内管130に固定する方法としては、例えば、円筒部材270およびマーカー部材280の両方に内管130を挿通させた状態で、内管130に対して各部材270、280を押圧して一部を管壁に埋め込むようにして固定を行う方法を採用することができる。固定を補強するために、接着材等を使用することも可能である。
図3(C)に示すように、内管130において円筒部材270が配置された部分は、バルーン110の拡張有効部115の中央部115aを示す第1造影部161を形成する。また、内管130の軸方向において円筒部材270とマーカー部材280とが重なり合って配置される部分は、第1造影部161において最もX線造影性が高い高造影部分161aを形成する。また、円筒部材270とマーカー部材280とが重なり合わない部分、および円筒部材270とマーカー部材280の凹部281とが重なり合う部分は、高造影部分161aよりもX線造影性が低い部分161bを形成する。
内管130においてマーカー部材280の第1延在部284の先端282が配置された部分は、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと先端側テーパー部111aとの間の境界部115bを示す第2造影部162を形成する。また、内管130において第2延在部285の基端283が配置された部分は、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと基端側テーパー部113aとの間の境界部115cを示す第3造影部163を形成する。
内管130においてマーカー部材280の第1延在部284が配置された部分は、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと境界部115bとの間に延在する領域を示す第4造影部164を形成する。また、内管130において第2延在部285が配置された部分は、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと境界部115cとの間に延在する領域を示す第5造影部165を形成する。
なお、第1造影部161は、X線造影性を備える材料が内管130の全周に設けられているため、第2造影部162、第3造影部163、第4造影部164、及び第5造影部165よりもX造影性は高い。
以上、本変形例に示すバルーンカテーテル200においても、X線画像上においてバルーン110の拡張有効部115の全長およびバルーン110の拡張有効部115の中央部115aの位置を容易に確認することが可能になるため、治療対象となる狭窄部の所望の部位に対してバルーン110の各部を適切かつ迅速に位置決めすることができる。したがって、バルーンカテーテル100を使用して行われる手技の治療効果の向上を図ることが可能になる。さらに、拡張有効部115の中央部115aを示す第1造影部161にX線造影性が互いに異なる二つの部分161a、161bを設けているため、他の造影部との対比により第1造影部161をより一層確認し易くなる。
また、X線造影部材260として、内管130が嵌挿される円筒部材270と、円筒部材270が嵌め込んで配置される切り欠き状の凹部281を備えるマーカー部材280とを使用しているため、X線造影部材260の内管130への装着を容易に行うことができ、かつ、円筒部材270のようなリング形状の部材の使用に関わらず、折り畳まれた状態のバルーン110のバルーン径が大径化するのを好適に防止することができる。
<変形例2>
次に、上述した実施形態の変形例2に係るバルーンカテーテル300を説明する。なお、本変形例の説明においては、既に説明した部材と同一の部材についてはその説明を省略する。
図4(A)、(B)に示すように、本変形例に係るバルーンカテーテル300は、前述した実施形態に係るバルーンカテーテル100と同様に、X線造影部材370として線状体を使用している。
ただし、バルーン110の拡張有効部115と先端側テーパー部111aとの境界部115bを示す第2造影部162と、バルーン110の拡張有効部115と基端側テーパー部113aとの境界部115cを示す第3造影部163は、X線造影部材370を内管130の外面の周方向に巻き付けた巻き付け部372、373により構成している。このため、前述したバルーンカテーテル100よりも、各境界部分115b、115cをX線画像上においてより明確に確認することが可能になっている。
また、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと境界部115bとの領域を示す第4造影部164と、バルーン100の拡張有効部115の中央部115aと境界部115cとの領域を示す第5造影部165は、第1造影部161を形成する巻き付け部371よりも軸方向における巻き付け間隔が大きく形成された巻き付け部374、375により形成している。このため、第4造影部164および第5造影部165のそれぞれは、第1造影部161よりもX線造影性が低く、かつ、第2造影部162および第3造影部163よりもX線造影性が低く形成されている。
本変形例に示すバルーンカテーテル300においても、X線画像上においてバルーン110の拡張有効部115の全長およびバルーン110の拡張有効部115の中央部115aの位置を容易に確認することが可能になるため、治療対象となる狭窄部の所望の部位に対してバルーン110の各部を適切かつ迅速に位置決めすることができる。また、X線造影部材370として線状体を使用しているため、バルーンカテーテルの柔軟性の低下が発生するのを防止し、X線造影マーカー部160の形成に伴ってバルーンカテーテル300の血管追従性が損なわれるのを好適に防止することができる。
さらに、第1造影部161に対して第2造影部162および第3造影部163の視認性が低く、かつ、第2造影部162および第3造影部163のそれぞれに対して第4造影部164および第5造影部165のX線造影性が低くなるように、各造影部のX線造影性が段階的に遷移するようにX線造影マーカー部160が形成されているため、拡張有効部115の各部の識別性がより一層向上したものとなる。
以上、実施形態および複数の変形例を通じて本発明に係るバルーンカテーテルを説明したが、本発明は実施形態および各変形例において説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、バルーンカテーテルとして、内管の軸方向において拡張有効部が投影される領域全体に亘ってX線造影マーカー部が形成されたものを例示したが、X線造影マーカー部は、少なくとも、拡張有効部の軸方向の中央部の位置と、拡張有効部と先端側テーパー部との境界部の位置と、拡張有効部と基端側テーパー部との境界部の位置とを示すことにより、拡張有効部が投影される領域(範囲)をX線画像上において確認することができるように構成されていればよく、例えば、第4造影部や第5造影部の形成を省略することも可能である。
100、200、300 バルーンカテーテル、
110 バルーン、
111a 先端側テーパー部、
113a 基端側テーパー部、
115 拡張有効部、
115a 拡張有効部の中央部、
115b 拡張有効部と先端側テーパー部の境界部、
115c 拡張有効部と基端側テーパー部の境界部、
120 シャフト、
130 内管、
140 外管、
160 造影マーカー部、
161 第1造影部、
162 第2造影部、
163 第3造影部、
164 第4造影部、
165 第5造影部、
170 X線造影部材(線状体)、
171 巻き付け部、
172 先端、
173 基端、
174 第1直線部、
175 第2直線部、
260 X線造影部材、
270 円筒部材、
280 マーカー部材、
281 凹部、
284 第1延在部、
285 第2延在部、
370 X線造影部材、
371、372、373、374、375 巻き付け部、
P1 拡張有効部の中央部の中心位置。

Claims (6)

  1. ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤルーメンを備える内管と、
    前記内管との間に加圧媒体が流通可能な加圧媒体ルーメンを形成する外管と、
    ストレート状の拡張有効部と、前記拡張有効部の先端側に位置する先端側テーパー部と、前記拡張有効部の基端側に位置する基端側テーパー部と、を備え、前記先端側テーパー部の先端側に位置する先端部が前記内管に固定され、前記基端側テーパー部の基端側に位置する基端部が前記外管に固定され、前記加圧媒体の流入および排出により拡張および収縮可能なバルーンと、を有し、
    前記内管は、当該内管の軸方向において前記拡張有効部が投影される領域を示す造影マーカー部を有し、
    前記造影マーカー部は、前記拡張有効部の軸方向の中央部を示す第1造影部と、前記拡張有効部と前記先端側テーパー部との境界部を示す第2造影部と、前記拡張有効部と前記基端側テーパー部との境界部を示す第3造影部と、を含み、
    前記第1造影部は、X線画像上における視認性が前記第2造影部および前記第3造影部よりも高く形成されている、バルーンカテーテル。
  2. 前記造影マーカー部は、前記内管において前記拡張有効部が投影される領域全体に亘って形成されている、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記造影マーカー部は、
    前記第1造影部と前記第2造影部との間に形成され、前記第2造影部と同一の視認性または前記第2造影部よりも低い視認性を備える第4造影部と、
    前記第1造影部と前記第3造影部との間に形成され、前記第3造影部と同一の視認性または前記第3造影部よりも低い視認性を備える第5造影部と、をさらに含む請求項2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記造影マーカー部は、前記内管において前記拡張有効部の中央部が投影される部分の外面に巻き付く巻き付け部が形成されたX線造影性を備える線状体により構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記造影マーカー部は、
    前記内管において前記拡張有効部の中央部が投影される部分に嵌挿されるX線造影性を備える円筒部材、および、前記円筒部材が嵌め込んで配置される切り欠き状の凹部と、前記凹部から前記内管の基端側に延在する第1延在部と、前記凹部から前記内管の先端側に延在する第2延在部とが形成されたX線造影性を備えるマーカー部材により構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
  6. 前記造影マーカー部の各部の視認性は、前記内管の外面の周方向に沿って配設されたX線造影部材を軸方向に亘って連続的に延在させた部分の長さの大小および/またはX線造影性の大小によって調整されてなる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル。
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