JP2016171157A - 高周波半導体用パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】性能を向上させることができる高周波半導体用パッケージを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る高周波半導体用パッケージは、導電性の筐体と、信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを備えたフィードスルーと、を具備する。前記信号用配線パターンは、前記筐体を貫通するとともに前記筐体の内部および外部において露出し、かつ前記筐体と絶縁されるように設けられる。前記グランド用配線パターンは、前記筐体の内部および外部において露出し、かつ前記信号用配線パターンを間に挟むように設けられる。このグランド用配線パターンは、筐体金属壁に囲まれた領域には存在しないように前記筐体の外部において露出する第1のグランド用配線パターンと、前記筐体の内部において露出する第2のグランド用配線パターンと、に分割されている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、高周波半導体用パッケージに関する。
従来の高周波半導体用パッケージは、例えば電界効果トランジスタ(FET)等の高周波領域において使用される半導体素子を内部に収容することができる筐体によって構成されるものである。筐体には、これを貫通するように信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを備えたフィードスルーが設けられている。
このような従来の高周波半導体用パッケージに収容される半導体素子は、筐体内部において露出する信号用配線パターンに電気的に接続されている。半導体素子は、信号用配線パターンを介してパッケージ外部から高周波信号等を受け取り、他の信号用配線パターンを介してパッケージ外部に、信号処理された高周波信号を出力する。
このような従来の高周波半導体用パッケージにおいては、より性能を向上させるために、フィードスルー上の信号用配線パターン内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)を抑制することが求められている。
特開2012−243781号公報 特開2010−177364号公報
フィードスルー上の信号用配線パターンは筐体外部の領域、筐体金属壁に囲まれた領域、および筐体内部の領域の3つの領域からなる。筐体金属壁に囲まれた領域は接地電位に囲まれているために配線パターンのインピーダンスが下がる。筐体金属壁に囲まれた領域の線路幅を細くすることでフィードスルー上の信号用配線パターンのインピーダンスの不連続を解消することもできるが、その際には耐電力が小さくなる。
実施形態は、フィードスルー上の信号用配線パターンのインピーダンスの不連続を解消することで性能を向上させることができる高周波半導体用パッケージを提供することを目的とする。
実施形態に係る高周波半導体用パッケージは、導電性の筐体と、信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを備えたフィードスルーと、を具備する。前記信号用配線パターンは、前記筐体を貫通するとともに前記筐体の内部および外部において露出し、かつ前記筐体と絶縁されるように設けられる。前記グランド用配線パターンは、前記筐体の内部および外部において露出し、かつ前記筐体と電気的に接続され、かつ前記信号用配線パターンを間に挟むように設けられる。このグランド用配線パターンは筐体金属壁に囲まれた領域には存在しないように、前記筐体の外部において露出する第1のグランド用配線パターンと、前記筐体の内部において露出する第2のグランド用配線パターンと、に分割されている。
第1の実施形態に係る高周波半導体用パッケージを示す分解斜視図である。 図1に示す高周波半導体用パッケージの信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを拡大して示す上面図である。 図2の一点鎖線X−X´に沿って示すグランド用配線パターンの断面図である。 図2の一点鎖線Y−Y´に沿って示す信号用配線パターンの断面図である。 比較例に係る高周波半導体用パッケージの信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを拡大して示す上面図である。 図5の一点鎖線X−X´に沿って示すグランド用配線パターンの断面図である。 第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージの信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを拡大して示す、図2に対応する上面図である。
以下、本実施形態に係る高周波半導体用パッケージについて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、実装基板の一例である実装ボードに実装された第1の実施形態に係る高周波半導体用パッケージを示す分解斜視図である。図1に示すように、高周波半導体用パッケージ10は、例えば電界効果トランジスタ(FET)等の半導体素子や入出力用の整合回路等(図示せず)を内部に収容可能なパッケージ筐体によって構成される。パッケージ筐体は、板状の基体11、この基体11の表面上に設けられた枠体12、および枠体12上に配置される板状の蓋体13、によって構成される。基体11、枠体12、および蓋体13はそれぞれ、例えば金属製である。なお、基体11、枠体12、および蓋体13はそれぞれ、導電性の材料によって構成されればよく、必ずしも金属製である必要はない。
このような高周波半導体用パッケージ10には、内部に収容される半導体素子に対して高周波信号を供給する、あるいは内部に収容される半導体素子から出力される高周波信号をパッケージ外部に導くための信号用リード線14、およびこのリード線14に対して略平行に配置されるグランド用リード線15、が設けられている。これらのリード線14、15はそれぞれ、枠体12から突出し、枠体12からパッケージ10の外部方向にリード線14、15が延伸するように設けられている。
このような高周波半導体用パッケージ10が実装される実装ボード90は、所望の手段により接地される実装筐体91および実装筐体91の表面上に設けられたプリント基板92、によって構成される。実装筐体91は金属製であって、この表面には、高周波半導体用パッケージ10が配置される凹部93が形成されている。また、プリント基板92は、高周波半導体用パッケージ10が配置される凹部93に対応する領域が開口された板状の誘電体である。
プリント基板92の表面上には、信号用配線94およびグランド用配線95が設けられている。信号用配線94は、枠状のプリント基板92を横切るように設けられており、グランド用配線95は、信号用配線94の両側においてこの配線94から離間した位置に、信号用配線94に沿うように設けられている。グランド用配線95は、プリント基板92を貫通するスルーホール96(図3)によって実装筐体91に電気的に接続されており、このようにして接地されている。
このような実装ボード90に対して、高周波半導体用パッケージ10は、以下のように実装される。すなわち、高周波半導体用パッケージ10を、実装筐体91の凹部93内に配置する。そして、パッケージ10の信号用リード線14をプリント基板92の信号用配線94に、例えば半田材(図示せず)等によって固定し、パッケージ10のグランド用リード線15をプリント基板92のグランド用配線95に、例えば半田材(図示せず)等によって固定する。このようにして、高周波半導体用パッケージ10は、実装ボード90に接続される。
実装ボード90の実装筐体91は接地されているため、実装ボード90に実装された高周波半導体用パッケージ10の基体11、枠体12、および蓋体13は全て接地される。すなわち、実装ボード90に実装された高周波半導体用パッケージ10を構成するパッケージ筐体は接地される。したがって、パッケージ筐体は、この内部に配置される半導体素子と筐体外部とを電磁的に遮蔽する電磁シールドとなる。
図2は、図1に示す高周波半導体用パッケージの要部を拡大して示す上面図である。図2は、具体的には、図1に示す高周波半導体用パッケージの信号用リード線14が接続される信号用配線パターン、およびグランド用リード線15が接続されるグランド用配線パターン、を拡大して示している。また、図3は、図2の一点鎖線X−X´に沿って示すグランド用配線パターンの断面図であり、図4は、図2の一点鎖線Y−Y´に沿って示す信号用配線パターンの断面図である。以下に、図2〜図4を参照して、上述の信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンについて、詳細に説明する。なお、本願においては、下記の信号用配線パターン16およびグランド用配線パターン19を、フィードスルーと称する。
図2および図4に示すように、フィードスルーを構成する信号用配線パターン16は、枠体12を貫通して枠体12の内部および外部において露出し、かつ枠体12から絶縁されるように設けられている。具体的には、枠体12を貫通して枠体12の内部および外部において露出するように第1の誘電体ブロック17が設けられており、信号用配線パターン16は、このような第1の誘電体ブロック17の表面上に、枠体12を貫通して枠体12の内部および外部において露出するように設けられている。
なお、図4に示すように、信号用配線パターン16を含む第1の誘電体ブロック17の表面上の一部領域には、第2の誘電体ブロック18が設けられている。信号用配線パターン16は、第1の誘電体ブロック17と第2の誘電体ブロック18に挟まれることによって枠体12から絶縁されている。
このような信号用配線パターン16は、図2に示すように、場所によらず一定の配線幅Wsを有する線路であり、第1の誘電体ブロック17の表面上に直線状に設けられている。
そして、信号用配線パターン16のうち、枠体12の外部において露出する部分に、上述の信号用リード線14が、例えば銀ろう材(図示せず)によって固定されている。
図2および図3に示すように、フィードスルーを構成するグランド用配線パターン19は、枠体12の内部および外部において露出するように設けられている。具体的には、グランド用配線パターン19は、第1の誘電体ブロック17の表面上に、枠体12の内部および外部において露出するように設けられている。
さらに、図3に示すように、グランド用配線パターン19は、第1の誘電体ブロック17の側面上にも設けられており、第1の誘電体ブロック17の表面上のグランド用配線パターン19は、第1の誘電体ブロック17の側面上のグランド用配線パターン19を介して、接地されている基体11に接する。このようにして、グランド用配線パターン19は接地される。
このようなグランド用配線パターン19は、図2に示すように、少なくとも第1の誘電体ブロック17の表面上においては場所によらず一定の配線幅Wgを有するマイクロストリップ線路であり、第1の誘電体ブロック17の表面上において、信号用配線パターン16の両側に、信号用配線パターン16を挟むように設けられている。各々のグランド用配線パターン19は、信号用配線パターン16の長手方向に沿って、信号用配線パターン16に対して略平行に設けられている。
ここで、図2および図3に示すように、グランド用配線パターン19は、枠体12の外部において露出する第1のグランド用配線パターン191、および枠体12の内部において露出する第2のグランド用配線パターン192、に分割されている。したがって、信号用配線パターン16のうち、枠体12の外部に露出される部分は、第1のグランド用配線パターン191に挟まれており、信号用配線パターン16のうち、枠体12の内部に露出される部分は、第2のグランド用配線パターン192に挟まれている。そして、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16s(図4)の両側には、グランド用配線パターン19が設けられていない。
このように設けられたグランド用配線パターン19のうち、第1のグランド用配線パターン191には、上述のグランド用リード線15が、例えば銀ろう材(図示せず)によって固定されている。
なお、信号用リード線14およびグランド用リード線15は、図1に示すように枠体12の一側面から突出するように設けられる他、この側面に対向する枠体12の他の一側面にも同様に設けられている。したがって、図2〜図4に示す構造は、枠体12の他の一側面にも同様に設けられている。
以上に説明したようにグランド用配線パターン19を、第1のグランド用配線パターン191および第2のグランド用配線パターン192に分割し、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sの両側には、グランド用配線パターン19を設けないことにより、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)が抑制される。以下に、インピーダンスの不連続性の抑制効果について、比較例に係る高周波半導体用パッケージの構造を参照して、より詳細に説明する。
図5は、比較例に係る高周波半導体用パッケージの信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを拡大して示す、図2に対応する上面図であり、図6は、図5の一点鎖線X−X´に沿って示すグランド用配線パターンの断面図である。なお、図5および図6に示される比較例に係る高周波半導体用パッケージの要部において、本実施形態に係る高周波半導体用パッケージ10と同一部分については同一符号を付すとともに、同一部分についての説明は省略する。
図5および図6に示されるように、比較例に係る高周波半導体用パッケージにおいては、グランド用配線パターン119が分割されておらず、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sの両側にも、グランド用配線パターン119sが設けられている。このように、信号用配線パターン16のうち、枠体12の内部および外部に露出する部分は、このパターン16の両側に配置されたグランド用配線パターン119のみに挟まれているが、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sは、このパターン16sの両側に配置されたグランド用配線パターン119sに挟まれる他、さらに枠体12に囲まれる。
すなわち、信号用配線パターン16のうち枠体12の内部および外部に露出する部分は、3方向から接地電位で挟まれるのに対して、信号用配線パターン16のうち枠体12に囲まれる部分16sは、4方向から接地電位で挟まれる。この結果、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sのインピーダンスの値は、信号用配線パターン16の他の部分(枠体12から露出する部分)のインピーダンスの値より低くなる。したがって、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生する(インピーダンスに不連続が発生する)。
これに対して本実施形態においては、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sは、図2および図4に示されるように、接地された枠体12と接地された基体11とに挟まれるものの、図2に示されるように、グランド用配線パターン19には挟まれない。
すなわち、信号用配線パターン16のうち枠体12の内部および外部に露出する部分は、3方向から接地電位で挟まれるのに対して、信号用配線パターン16のうち枠体12と基体11とに挟まれる部分16sは、2方向から接地電位で挟まれる。この結果、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sのインピーダンスの低下は抑制され、信号用配線パターン16の他の部分(枠体12から露出する部分)のインピーダンスの値と、の差は、比較例に係る高周波半導体用パッケージにおいて発生するインピーダンスの差より小さくなる。したがって、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)が抑制される。
以上に説明したように、本実施形態に係る高周波半導体用パッケージ10によれば、グランド用配線パターン19が分割されており、接地された基体11と接地された枠体12とに挟まれる信号用配線パターン16sの両側には、グランド用配線パターン19が設けられていない。したがって、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)が抑制される。この結果、信号用配線パターン16内における高周波信号の反射が抑制され、高周波半導体用パッケージ10の性能を向上させることができる。
<第2の実施形態>
図7は、第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージの信号用配線パターンおよびグランド用配線パターンを拡大して示す、図2に対応する上面図である。なお、図7に示される第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージの要部において、第1の実施形態に係る高周波半導体用パッケージ10と同一部分については同一符号を付すとともに、同一部分についての説明は省略する。
図7に示されるように、第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージにおいて、グランド用配線パターン29は、枠体12の外部において露出する第1のグランド用配線パターン291、および枠体12の内部において露出する第2のグランド用配線パターン292、に分割されており、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sの両側には、グランド用配線パターン29は設けられていない。この点においては、第1の実施形態に係る高周波半導体用パッケージ10のグランド用配線パターン19と同様である。
第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージにおいて、第1のグランド用配線パターン291の枠体12に近接する一端の配線幅Wg、および第2のグランド用配線パターン292の枠体12に近接する一端の配線幅Wg、はそれぞれ、枠体12に近づくにしたがって狭くなり、信号用配線パターンとグランド用配線パターンの隙間が広がっており、この点において、第1の実施形態に係る高周波半導体用パッケージ10の第1、第2のグランド用配線パターン191、192と異なっている。
このような第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージにおいても、グランド用配線パターン29が分割されており、接地された基体11と接地された枠体12とに挟まれる信号用配線パターン16sの両側には、グランド用配線パターン29が設けられていない。したがって、第1の実施形態に係る高周波半導体用パッケージと同様の理由により、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)を抑制することができ、高周波半導体用パッケージの性能を向上させることができる。
さらに、第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージにおいては、枠体12に近づくにしたがって信号用配線パターン16とグランド用配線パターン29の隙間が広がっているため、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)をより効果的に抑制することができ、高周波半導体用パッケージの性能をより一層向上させることができる。
すなわち、図5および図6に示される比較例に係る高周波半導体用パッケージにおいて、信号用配線パターン16のうち、枠体12に囲まれる部分16sのインピーダンスの値は、信号用配線パターン16の他の部分(枠体12から露出する部分)のインピーダンスの値より低くなるが、枠体12と基体11とに挟まれる部分16sにおいて急激にインピーダンスの値が低くなるわけではなく、信号用配線パターン16のうち、枠体12に近づくにしたがって、徐々にインピーダンスの値が低くなる。
これに対して第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージにおいて、例えば信号用配線パターン16とグランド用配線パターン29の隙間は、枠体12に近づくにしたがって広がっているため、グランドの影響はグランド用配線パターン29から枠体12に移行していく。
すなわち、第2の実施形態に係る高周波半導体用パッケージにおいて、第1のグランド用配線パターン291および第2のグランド用配線パターン292の形状は、比較例に係る高周波半導体用パッケージの信号用配線パターン16のインピーダンスの値の変化を追従して打ち消すような形状となっている。したがって、信号用配線パターン16内において位置毎のインピーダンスの値に差が発生すること(インピーダンスに不連続が発生すること)をより効果的に抑制することができ、高周波半導体用パッケージの性能をより一層向上させることができる。
以上に、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・高周波半導体用パッケージ
11・・・基体
12・・・枠体
13・・・蓋体
14・・・信号用リード線
15・・・グランド用リード線
16・・・フィードスルーの信号用配線パターン
16s・・・枠体に囲まれた部分
17・・・第1の誘電体ブロック
18・・・第2の誘電体ブロック
19、29・・・フィードスルーのグランド用配線パターン
191、291・・・フィードスルーの第1のグランド用配線パターン
192、292・・・フィードスルーの第2のグランド用配線パターン
90・・・実装ボード
91・・・実装筐体
92・・・プリント基板
93・・・凹部
94・・・プリント基板上の信号用配線
95・・・プリント基板上のグランド用配線
96・・・スルーホール
119・・・フィードスルーのグランド用配線パターン
119s・・・枠体に囲まれた部分

Claims (5)

  1. 導電性の筐体と、
    前記筐体を貫通するとともに前記筐体の内部および外部において露出し、かつ前記筐体と絶縁されるように設けられた信号用配線パターン、および前記筐体の内部および外部において露出し、かつ前記信号用配線パターンを間に挟むように設けられたグランド用配線パターン、を備えたフィードスルーと、
    を具備し、
    前記グランド用配線パターンは、筐体金属壁に囲まれた領域には存在しないように前記筐体の外部において露出する第1のグランド用配線パターンと、前記筐体の内部において露出する第2のグランド用配線パターンと、に分割されていることを特徴とする高周波半導体用パッケージ。
  2. 前記信号用配線パターンの配線幅は一定であり、
    前記第1のグランド用配線パターンの配線幅、および前記第2のグランド用配線パターンの配線幅、はそれぞれ、前記筐体に近づくにしたがって狭くなり、信号用配線パターンとグランド用配線パターンの隙間が広がることを特徴とする請求項1に記載の高周波半導体用パッケージ。
  3. 前記信号用配線パターンと前記グランド用配線パターンとは、互いに平行に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の高周波半導体用パッケージ。
  4. 前記筐体は、
    板状の基体と、
    この基体の表面上に設けられた枠体と、
    この枠体上に配置された蓋体と、
    によって構成され、
    前記信号用配線パターンは、前記枠体を貫通するように設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高周波半導体用パッケージ。
  5. 前記枠体を貫通して前記枠体の内部および外部において露出する第1の誘電体ブロックと、
    前記枠体を貫通するように前記第1の誘電体ブロック上に配置された第2の誘電体ブロックと、
    をさらに具備し、
    前記信号用配線パターンおよび前記グランド用配線パターンはそれぞれ、前記第1の誘電体ブロックの表面上に設けられたことを特徴とする請求項4の記載の高周波半導体用パッケージ。
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