JP2016169018A - 包装容器とその製造方法 - Google Patents

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崇 藤原
光彦 林
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光彦 林
齋藤 剛史
Takashi Saito
剛史 齋藤
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Abstract

【課題】紙を主材料とするシート材を用いた容器であって、内側からも外側からも水が紙層への浸入することのない包装容器を提供する。【解決手段】第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とした第1の胴部110と、第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部120と、第2の胴部の2つの開放端をそれぞれ封止する底部130および蓋部140を備え、第1のシート材は、紙と少なくともその外面側に樹脂層を有し、第1の胴部の重なり部分111の外側になるシート材の端縁部がエッジプロテクトテープ112などで端面保護され、第2のシート材は、紙と少なくともその内面側に樹脂層を有し、第2の胴部の重なり部分121の内側になるシート材の端縁部がエッジプロテクトテープ123などで端面保護されている。【選択図】図2

Description

本発明は、包装容器に関するものである。
従来、筒形状のストレート型の包装容器が知られている。
このような包装容器は、紙を主材料とする場合、例えば、シート材を丸めて、両端部を重ね合わせてシールして重ね合わせ部を設けて筒形状に形成した胴部材に、周縁部を折った底部材を挿入して、周縁部を胴部の内面に沿わせ、胴部の端部で底材の周縁部を折り挟んで溶着することによって製造される。
このような包装容器に液体内容物を収納させ長期に保存すると、胴部材の重ね合わせ部の内側の端面には紙層が露出していて、紙層に液体内容物が浸透し、紙層が層間剥離を起こしたり、内容物で滲んで外観不良を起こしたりする。
このために、胴部材の重ね合わせ部の内側の端面を、端面保護テープで覆うようにして融着させ、端面保護加工した紙カップがある(特許文献1)。また、端面保護加工にはこの他に、スカイブ・ヘミング法や、端部を覆うように重ね合わせ部の内側にテープ材を貼り付け保護する方法がある。
一方、第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とした第1の胴部と、第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、第2の胴部の2つの開放端をそれぞれ封止する底部および蓋部とを備えた包装容器がある(特許文献2)。この包装容器でも内側に挿入された第2の胴部には端面保護加工が施されている。
このような、紙カップや包装容器は、液体の内容物を充填しても、用いた紙を主材料とするシート材の端面から内容物の液体が紙層に浸入することが無く、長期保存用の容器として用いることができる。
しかし、この容器では、外側からの水が紙層への浸入ことは防げないので、販売時などで、水につけたり、シャワーをかけたりして冷却することや、湯煎して温めることが出来ない。また、容器ごとボイル殺菌やレトルト殺菌を行うことは出来ない。
公知文献を以下に示す。
特開2014−213929号公報 特開2014−201354号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、紙を主材料とするシート材を用いた容器であって、内側からも外側からも水が紙層への浸入することのない包装容器を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とした第1の胴部と、
第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、前記第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、
前記第2の胴部の2つの開放端をそれぞれ封止する底部および蓋部を備え、
前記第1のシート材は、紙と少なくともその外面側に樹脂層を有し、
前記第1の胴部の前記重なり部分の外側になるシート材の端縁部が端面保護され、
前記第2のシート材は、紙と少なくともその内面側に樹脂層を有し、
前記第2の胴部の前記重なり部分の内側になるシート材の端縁部が端面保護されていることを特徴とする包装容器である。
本発明の請求項2の発明は、前記第1の胴部の前記底部側の開放端を内側に折って底部側内カールが形成され、
前記第2の胴部の前記底部側の開放端を外側に折って底部側外カールが形成され、
前記底部は、一面の周縁部において、前記底部側外カールの全周に接着され、他面の周縁部において、前記底部側内カールの少なくとも一部に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
本発明の請求項3の発明は、前記蓋部は、
前記第1の胴部および前記第2の胴部の各蓋部側の開放端に嵌合し、前記第2の胴部の蓋部側の開放端の全周に少なくとも接着されるリングと、
周縁部が前記リングの全周に接着されて前記リングを覆うシール蓋とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器である。
本発明の請求項4の発明は、前記第1の胴部の前記蓋部側の開放端を内側に折って蓋部側内カールが形成され、
前記第2の胴部の前記蓋部側の開放端を外側に折って蓋部側外カールが形成され、
前記蓋部は、周縁部が少なくとも前記蓋部側外カールの全周に接着され、前記蓋部側外カールと前記蓋部側内カールとに挟まれた天面部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器である。
本発明の請求項5の発明は、前記天面部は、前記包装容器の開封時に開口される開口予定部を有することを特徴とする請求項4に記載の包装容器である。
本発明の請求項6の発明は、前記天面部は、孔を有し、
前記開口予定部は、前記孔に嵌められ、前記天面部に接着されたスパウトであることを特徴とする請求項5に記載の包装容器である。
本発明の請求項7の発明は、前記蓋部側内カールおよび前記蓋部側外カールの少なくとも1つは、1周以上巻かれたカール形状または平坦な面を有するフランジ形状に形成されることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の包装容器である。
本発明の請求項8の発明は、前記底部側内カールおよび前記底部側外カールの少なくとも1つは、1周以上巻かれたカール形状または平坦な面を有するフランジ形状に形成されることを特徴とする、請求項2から7のいずれか1項に記載の包装容器である。
本発明の請求項9の発明は、少なくとも前記蓋部と前記第1の胴部の前記蓋部側の端部を含む部分とを覆う保護蓋を、さらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の包装容器である。
本発明の請求項10の発明は、包装容器の製造方法であって、
矩形の第1のシート材の一側縁を端面保護する工程と、
前記第1のシート材を筒状に丸めて一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分を接着して第1の胴部を形成する工程と、
前記第1の胴部の一方の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り底部側内カールを形成する工程と、
矩形の第2のシート材の一側縁を端面保護する工程と、
前記第2のシート材を前記第1の胴部の内径より小さい外径を有する筒状に丸めて、前記一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分を接着して、第2の胴部を形成する工程と、
前記第2の胴部の一開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り底部側外カールを形成する工程と、
前記第2の胴部の一方の開放端を底部で封止する工程と、
前記第2の胴部の他方の開放端を蓋部で封止する工程とを含むことを特徴とする包装容器の製造方法である。
本発明の請求項11の発明は、前記底部で封止する工程は、
底シート材を型抜きして前記底部を形成し、前記底部の一面の周縁部を前記第2の胴部の底部側外カールの全周に接着する工程と、
前記底部を接着した前記第2の胴部を、前記第1の胴部に挿入する工程と、
前記底部の他面の周縁部を前記第1の胴部の底部側内カールの少なくとも一部に接着する工程とを含むことを特徴とする請求項10に記載の包装容器の製造方法である。
本発明の請求項12の発明は、前記蓋部で封止する工程は、
前記第1の胴部および前記第2の胴部の蓋部側の各開放端にリングを嵌合し、少なくとも前記第2の胴部の蓋部側の開放端の全周に、前記リングを接着する工程と、
シール蓋の周縁部を前記リングの全周に接着し、前記シール蓋で前記リングを覆う工程とを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の包装容器の製造方法である。
本発明の請求項13の発明は、前記蓋部で封止する工程は、
天面シート材を型抜きして天面部を形成する工程と、
前記第2の胴部の他の開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り蓋部側外カールを形成し、前記天面部の周縁部を前記蓋部側外カールの全周に融着により接着する工程と、
前記第2の胴部を前記第1の胴部に挿入した後に、前記第1の胴部の他の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り、前記天面部の周縁部をおさえる位置に蓋部側内カールを形成する工程とを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の包装容器の製造方法である。
本発明の請求項14の発明は、前記天面部に、前記包装容器の開封時に開口される開口予定部を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の包装容器の製造方法である。
本発明の請求項15の発明は、前記開口予定部を形成する工程は、前記天面部に孔を形成し、スパウトを前記孔に嵌めて、前記天面部に接着する工程を含むことを特徴とする請求項14に記載の包装容器の製造方法である。
本発明によれば、紙を主材料とするシート材を用いた容器であって、外側からも水などの液体が紙層への浸入することのない包装容器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る包装容器の斜視図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器を一部透視した正面図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法のフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の斜視図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器を一部透視した正面図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法のフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の製造方法を示す図
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための第1の実施形態につき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器を一部透視した正面図である。
包装容器100は、第1の胴部110と、第2の胴部120と、底部130と、蓋部140とを備える。第1の胴部110と第2の胴部120は、紙と少なくともその片面に樹脂層を有するシート材からなっている。
第1の胴部110は、筒状に巻かれて、重なり部分111が融着されていて、筒状になっている。そして、端面保護のために重なり部分111の外側に重なる端部を覆うようにエッジプロテクトテープ112が貼られている。
また、第2の胴部120も、筒状に巻かれて、重なり部分121が融着されていて、筒状になっている。そして、端面保護のために重なり部分121の内側に重なる端部を覆うようにエッジプロテクトテープ122が貼られている。
そして、第2の胴部120は、第1の胴部110の内部に挿入されている。底部130と蓋部140とは、それぞれ、第2の胴部120の下方および上方の各開放端を封止する。第2の胴部120と底部130と蓋部140とに囲まれた空間が、内容物を収容する収容部150となる。
第1の胴部110の底部130側の開放端は、第1の胴部110の内側に折られ底部側内カール113が形成されている。また、第2の胴部120の底部130側の開放端は、第2の胴部120の外側に折られ底部側外カール123が形成されている。図2に示す例では、底部側内カール113は、第1の胴部110の開放端を1周以上巻き込んで形成さ
れている。また、底部側外カール123は、第2の胴部120の開放端を巻き込まず、単に折ることにより形成されている。
底部130は、収容部150側の面の周縁部において、底部側外カール123の全周に接着されている。また、底部130は、他方の面の周縁部において、底部側内カール113に接着される。底部130は、底部側内カール113に部分的に接着されてもよいが、全周に接着されていることが好ましい。これにより、第2の胴部120が第1の胴部110から抜け出ないように第1の胴部110に固定されるとともに、底部130の周縁部を底部側内カール113によって保護することができる。
蓋部140は、環状のリング141と、シール蓋142とを有する。リング141は、第1の胴部110および第2の胴部120の各蓋部側の開放端に嵌合して装着し、各胴部の位置関係を固定する。リング141は、第1の胴部110の外面に接着する外リング部141aと、第2の胴部120の内面に接着する内リング部141bとを有する。
シール蓋142は、周縁部がリング141の全周に接着されてリング141を覆っている。リング141は、第1の胴部110の蓋部側の開放端と、第2の胴部120の蓋部側の開放端にさらに接着されていてもよい。包装容器100の開封は、シール蓋142をリング141から剥離する、あるいは、シール蓋142に孔を開けることによって行う。シール蓋142は開封するときに持ちやすくするためのつまみ部143を有してもよい。
第2の胴部120、底部130および蓋部140は、バリア性を有するシート材で形成することが好ましい。例えば第2の胴部120は、包装容器100の外側から内側にかけて、ポリエチレン/紙/ポリエチレン/無機酸化物蒸着フィルム/ポリエチレンの層構成を有することが好ましい。最外層のポリエチレンはなくてもよい。また、底部130は、包装容器100の外側から内側にかけてポリエチレン/紙/ポリエチレン/無機酸化物蒸着フィルム/ポリエチレンの層構成を有するシート材で形成されることが好ましい。
また、リング141は、プラスチックで成形するが、多層にしてバリア性を有する樹脂を中間層として用いることもできる。シール蓋142は、例えば、バリア性を有する樹脂またはアルミニウム箔を含む積層体を用いる。第1の胴部110は、バリア性を有するシート材を用いなくてもよい。シート材は、包装容器100の外側から内側にかけて、ポリエチレン/紙/ポリエチレンの層を有してもよい。また、最内層のポリエチレンはなくてもよい。
このように、包装容器100は、底部130および蓋部140によって封止された第2の胴部120が、第1の胴部110に収納されて保護され、中空部を有する二重構造となっており、さらに、底部130において、周縁部が底部側外カール123に保護されるため、保形性、保温性、保冷性に優れる。また、容器内面や外面がポリエチレンなどの樹脂で保護されているので、内容物が紙層に浸透することや、外から水がかかって紙層に浸透することがない。さらに、バリア性を有する材質を用いることで、収容部150のガスなどのバリア性が高まり、とくに食品や飲料の容器として優れる。
また、包装容器100を、電子レンジで加熱する容器とした場合、二重構造により、第1の胴部110が熱くなりにくく持ちやすい。また、第2の胴部120は、第1の胴部110に保護されるため、内容物を適切に収容できる限り、従来の紙製容器より薄い紙を用いることができる。
図3は、包装容器100の製造方法の一例を示すフローチャートである。図4〜図10を参照して包装容器100の製造方法の一例を説明する。
(ステップS1)矩形の第1のシート材を用意する。図4の(a)および(b)にその断面図および平面図を示す。第1のシート材は、上述のように、例えば、包装容器100の外側から内側にかけて、ポリエチレン/紙/ポリエチレンや、ポリエチレン/紙の層構成を有するシート材である。第1のシート材の一側縁または両側縁を、図4(a)エッジプロテクトテープ112での端面保護や、図4(b)スカイブヘミング加工部112aを設ける、などにより端面保護を行う。
(ステップS2)第1のシート材を筒状に丸めて一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分111を接着し、第1の胴部110を形成する。図4の(b)に示すように、第1のシート材は、コーナー部のうち、底部130側となる少なくとも1箇所を切り欠いて、切欠きを形成しておいてもよい。切欠きを形成することによって、後述する底部側内カール113の形成の際、重なり部分111の部分が厚くなって起こるカール不良などの不具合が解消される。
図4の(c)に第1の胴部110の上面図および側面図を示す。接着は、ホットメルト接着剤のような接着剤によって行うこともできるし、第1のシート材の表面にポリエチレン等の熱可塑性樹脂が積層されている場合、熱溶着または超音波溶着などの融着によって行うこともできる。
(ステップS3)第1の胴部110の開放端のうち、底部130側となる方の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り曲げ、底部側内カール113を形成する。底部側内カール113を形成した胴部110を図5に示す。底部側内カール113は、カールを1周以上巻き込んで形成することで強度を向上している。底部側内カール113の形状はこれに限定されない。例えば、図6(b)に示すように、平坦な面を有するフランジ形状となるようにカールを押し潰して形成することで底部130との密着度を高くして、底部130の保護効果を高めてもよい。また、図6(c)に示すように、第1のシート材を巻かずに折ることで形成してもよい。
(ステップS4)矩形の第2のシート材を用意する。第2のシート材は、上述のように、例えば、外側から、紙/ポリエチレン/無機酸化物蒸着フィルム/ポリエチレンを含む層構成のシート材である。最外層にポリエチレンを設けることが好ましい。
第2のシート材の一側縁または両側縁を、エッジプロテクトテープ、スカイブヘミング加工、等により端面保護する。ウェブ状の紙の端面にポリエチレンテープ等のエッジプロテクトテープ122を貼ったものを矩形状にカットして、図7の(a)平面図および側面図のように、第2のシート材としても良い。また、また、図7の(b)に示すように、第2のシート材の一側縁にスカイブヘミング加工部122aを設けて端面保護してもよい。また、第2のシート材において、第1のシート材と同様、コーナー部のうち、底部130側となる少なくとも1箇所に切欠きを形成しておいてもよい。
(ステップS5)端面保護した第2のシート材を、第1の胴部110の内径より小さい外径を有する筒状に丸めて一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分121を接着剤、あるいは、熱溶着や超音波溶着などの融着により接着して、図7の(c)の平面図および正面図を示すように、第2の胴部120を形成する。第2の胴部120の外径は、第1の胴部110の内径より小さく形成される。
(ステップS6)第2の胴部120の開放端のうち、底部130側となる方の開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り曲げ、図8の(a)に示す縦断面図のように、底部側外カール123を形成する。底部側外カール123は、例えば、第2のシート材を巻
かずに折ることで形成する。底部側外カール123の形状もこれに限定されない。図6の底部側内カール113と同様に、カールを1周以上巻き込んで形成してもよいし、平坦な面を有するフランジ形状となるようにカールを押し潰して形成してもよい。
(ステップS7)底シート材を用意する。底シート材は、上述のように、例えば外側から内側にかけてポリエチレン/紙/ポリエチレン/無機酸化物蒸着フィルム/ポリエチレンの層構成を有するシート材である。底シート材を第2の胴部120の底部側外カール123の外形に合わせて型抜きし、図8の(b)に平面図を示すように、底部130を形成する。
(ステップS8)底部130の一方の面の周縁部を底部側外カール123の全周に接着する。接着は、熱溶着または超音波溶着などの融着により行う。図8の(c)に、底部130を接着した第2の胴部120の縦断面図を示す。
(ステップS9)底部130を接着した第2の胴部120を、図9に示す縦断面図のように、第1の胴部110に挿入し、底部130を第1の胴部110の底部側内カール113に接着する。接着は、底部130の他方の面の周縁部にホットメルト接着剤を塗布して行うか、熱溶着または超音波溶着などの融着により行う。
(ステップS10)リング141を用意する。図10の(a)にリング141の平面図を示す。第1の胴部110および第2の胴部120の蓋部140側の各開放端に、図10の(b)に示す縦断面図のように、リング141を嵌合し装着する。リング141を各胴部の開放端に嵌合し装着した後、内リング部141bと第2の胴部120の開放端の全周とを、超音波溶着などにより接着する。この際、リング141および各胴部の他の部分がさらに接着されてもよい。なお、収容部150への内容物の封入は、例えば、このステップS10と次のステップS11との間に行う。
(ステップS11)シール蓋142を用意する。シール蓋142は、バリア性を有するフィルムであり、樹脂またはアルミニウム箔等で形成される。シール蓋142の周縁部をリング141の天面に全周にわたって熱溶着によって接着し、シール蓋142でリング141の孔を覆う。これにより、蓋部140が形成される。
以上の工程により、図1および図2に示す包装容器100を製造することができる。各ステップは、適宜変更したり順序を交換したりしてもよい。
以上のような製造方法により、紙を主材料とするシート材を用いた容器であって、外側からも水などの液体が紙層への浸入することのない包装容器を提供することができる。また、複雑な加工や特殊な設備を必要とせず、製造コストを低くすることができる。さらには、小ロットであっても多様な口径、高さの包装容器を安価に提供することができる。
<第2の実施形態>
図11は、本発明の第2の実施形態に係る包装容器の斜視図である。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る包装容器を一部透視した正面図である。
以下、本実施形態と第1の実施形態との差異を中心に説明する。また、同一の構成要素には同一の参照符号を付与する。
包装容器200は、蓋部240が包装容器100の蓋部140と異なる。また、第1の胴部110には、蓋部240側の開放端を内側に折って蓋部側内カール114が形成されている。また、第2の胴部120には、蓋部140側の開放端を外側に折って蓋部側外カール124が形成されている。
蓋部240は、一方の面の周縁部が蓋部側外カール124の全周に接着された天面部241を含む。天面部241は他方の面において周縁部が第1の胴部110の蓋部側内カール114によって保護される。図12に示す例では、蓋部側内カール114は、第1の胴部110の開放端を1周以上巻き込んで形成されている。また、蓋部側外カール124は、第2の胴部120の開放端を巻き込まず、単に折ることで形成されている。
天面部241は孔を有し、孔には開封時に開口する開口予定部として、スパウト242が挿入され、スパウト242のフランジが全周にわたって天面部241に接着されている。スパウトには外ネジが形成され、内ネジが形成されたキャップ243と螺合する。包装容器200の開封は、キャップ243を回して開栓することで行う。また、開封後、キャップ243を再び取り付けることで、包装容器200の再封止が可能である。
天面部241は、バリア性を有するシート材で形成することが好ましい。例えば、包装容器200の外側から内側にかけてポリエチレン/紙/ポリエチレン/無機酸化物蒸着フィルム/ポリエチレンの層構成を有することが好ましい。また、スパウト242はポリエチレンなどの樹脂で形成することが好ましい。
図13は、包装容器200の製造方法の一例を示すフローチャートである。図14〜図20を参照して包装容器200の製造方法の一例を説明する。
(ステップS12)上述のステップS1と同様に、矩形の第1のシート材を用意し、第1のシート材の一側縁または両側縁を、上述のステップS1と同様に、図4(a)エッジプロテクトテープ112での端面保護や、図4(b)スカイブヘミング加工部112aを設ける、などにより端面保護を行う。
(ステップS13)第1のシート材を筒状に丸めて一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分111を接着し、第1の胴部110を形成する。なお、本実施形態では、第1のシート材の、蓋部240側となる少なくとも1箇所のコーナー部に、切欠きを形成したものを用いてもよい。
(ステップS14)上述のステップS3と同様に、第1の胴部110の開放端のうち、底部130側となる方の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り曲げ、底部側内カール113を形成する。
(ステップS15)上述のステップS4と同様に、矩形の第2のシート材を用意し、第1のシート材の一側縁または両側縁を、エッジプロテクトテープ112での端面保護や、スカイブヘミング加工部112aを設ける、などにより端面保護を行う。
(ステップS16)上述のステップS5と同様に、端面保護した第2のシート材を、筒状に丸めて一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分121を接着剤、あるいは、熱溶着や超音波溶着などの融着により接着して、第2の胴部120を形成する。第2の胴部120の外径は、第1の胴部110の内径より小さく形成される。
(ステップS17)上述のステップS6と同様に、第2の胴部120の開放端のうち、底部130側となる方の開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り曲げ、底部側外カール123を形成する。
(ステップS18)上述のステップS7と同様に、底シート材を用意し、底シート材を第2の胴部120の底部側外カール123の外形に合わせて型抜きし、底部130を形成
する。
(ステップS19)上述のステップS8と同様に、底部130の一方の面の周縁部を第2の胴部120の底部側外カール123の全周に接着する。接着は、熱溶着または超音波溶着などの融着により行う。
(ステップS20)本実施形態では、第1の実施形態の包装容器100と異なり蓋部側外カール124を形成する。蓋部側外カール124は、第2の胴部120の開放端のうち、蓋部240側となる方の開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り曲げ、図14の断面図のように形成する。
(ステップS21)天面シート材を用意する。天面シート材は、上述のように、例えば、ポリエチレン/紙/ポリエチレン/無機酸化物蒸着フィルム/ポリエチレンの層構成を有するシート材である。天面シート材を第2の胴部120の蓋部側外カール124の外形に合わせて型抜きする。また、天面シート材に孔を形成する。このようにして天面部241を形成する。図15に天面部241の平面図を示す。
(ステップS22)図16の断面図のようなスパウト242とキャップ243を用意する。スパウト242は例えばポリエチレンで形成される。キャップ243は、例えばポリエチレンまたはポリプロピレン等で形成される。天面部241の孔に、スパウト242を挿入し、スパウト242に形成されたフランジを全周にわたって、天面部241に超音波溶着により接着する。図17にスパウト242を接着した天面部241の断面図を示す。
(ステップS23)底部130を底部側外カール123に接着し、蓋部側外カール124を形成した第2の胴部120の蓋部側外カール124の全周に、天面部241の周縁部を熱溶着や超音波溶着などにより融着させて接着する。図18にその断面図を示す。
(ステップS24)S23までで底部130と天面部241を取り付けた第2の胴部120を、第1の胴部110に挿入し、底部側内カール113に底部130の周縁部を図19の断面図のように接着する。接着は、ホットメルト接着剤を用いるか、熱溶着または超音波溶着などの融着により行う。
(ステップS25)第1の胴部110の蓋部240側となる方の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り曲げ、図20の断面図、図11の斜視図のように、蓋部側内カール114を形成する。このとき、蓋部側内カール114の全周に、天面部241の周縁部を接着する。接着は開放端の加熱により行うが、必要に応じて超音波溶着などにより融着させたり、ホットメルト接着剤で接着したりするなど、併用してもよい。
(ステップS26)スパウト242にキャップ243を取り付け封止する。必要に応じてインナーシール材でスパウト242上端の開口部を密封してもよい。なお、収容部150への内容物の封入は、例えば、このステップS26の直前に行う。
以上の工程により、図12に示す包装容器200を製造することができる。各ステップは、適宜変更したり順序を交換したりしてもよい。
そして、これにより、紙を主材料とするシート材を用いた容器であっても、外側からも水などの液体が紙層への浸入することのない包装容器を提供することができる。また、複雑な加工や特殊な設備を必要とせず、製造コストを低くすることができる。さらには、小ロットであっても多様な口径、高さの包装容器を安価に提供することができる。
包装容器100、200はさらに、シュリンクフィルムや紙製の筒、プラスチックの成型されたオーバーキャップ等を備えることができる。これらは、例えば、蓋部140、240と第1の胴部110の蓋部側の端部を含む部分を覆い、蓋部を保護する保護蓋として機能する。紙製の保護蓋は、例えば、矩形の紙を丸めて筒状にし、一方の開放端に天面板をホットメルト接着して開放端をふさぐことで製造される。
本発明は、上述の実施形態に限られず、例えば、内容物の性質や包装容器の機能、意匠性等の設計に応じて、各構成要素の形状、位置、大きさを適宜変形して実施可能である。例えば、蓋部140において、開口予定部である孔をより小さくし、周縁寄りの位置に形成し、シール蓋142を、開口予定部の孔を覆う程度の小さなタブにしてもよい。また、蓋部140において、リング141の上端部に外ネジを形成した側壁を設け、キャップと螺合する形状としてもよい。
このような変形例以外にも、多様な蓋部、注出口、飲み口等の形状が実施可能である。また、各構成要素の材質や接着方法も上述したものに限定されず、適宜変更可能である。
以上のように、本発明によれば、廃棄が容易で環境にやさしく、剛性があって取り扱いやすい、紙を主材料とするシート材を用いた容器であって、外側からも水などの液体が紙層への浸入することのない包装容器を提供することができる。
そして、この包装容器では、外側からの水の紙層への浸入も防げ、外的水分干渉の影響を遮断することができるので、販売時などで水につけたり、生産ラインでシャワーをかけたりして冷却することや、湯煎して温めることが出来る。また、容器ごとボイル殺菌やレトルト殺菌を行うこと可能である。さらには、風呂場や、洗面所、洗濯場、キッチンのシンク周りで使用する容器に用いることができる。
100、200・・・包装容器
110・・・第1の胴部
111・・・重なり部分
112・・・エッジプロテクトテープ
113・・・底部側内カール
120・・・第2の胴部
121・・・重なり部分
122・・・エッジプロテクトテープ
123・・・底部側外カール
141・・・リング
141a・・・外リング部
141b・・・内リング部
142・・・シール蓋
143・・・つまみ部
130・・・底部
140、240・・・蓋部
150・・・収容部
114・・・蓋部側内カール
124・・・蓋部側外カール
241・・・天面部
242・・・スパウト
243・・・キャップ

Claims (15)

  1. 第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とした第1の胴部と、
    第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、前記第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、
    前記第2の胴部の2つの開放端をそれぞれ封止する底部および蓋部を備え、
    前記第1のシート材は、紙と少なくともその外面側に樹脂層を有し、
    前記第1の胴部の前記重なり部分の外側になるシート材の端縁部が端面保護され、
    前記第2のシート材は、紙と少なくともその内面側に樹脂層を有し、
    前記第2の胴部の前記重なり部分の内側になるシート材の端縁部が端面保護されていることを特徴とする包装容器。
  2. 前記第1の胴部の前記底部側の開放端を内側に折って底部側内カールが形成され、
    前記第2の胴部の前記底部側の開放端を外側に折って底部側外カールが形成され、
    前記底部は、一面の周縁部において、前記底部側外カールの全周に接着され、他面の周縁部において、前記底部側内カールの少なくとも一部に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記蓋部は、
    前記第1の胴部および前記第2の胴部の各蓋部側の開放端に嵌合し、前記第2の胴部の蓋部側の開放端の全周に少なくとも接着されるリングと、
    周縁部が前記リングの全周に接着されて前記リングを覆うシール蓋とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 前記第1の胴部の前記蓋部側の開放端を内側に折って蓋部側内カールが形成され、
    前記第2の胴部の前記蓋部側の開放端を外側に折って蓋部側外カールが形成され、
    前記蓋部は、周縁部が少なくとも前記蓋部側外カールの全周に接着され、前記蓋部側外カールと前記蓋部側内カールとに挟まれた天面部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
  5. 前記天面部は、前記包装容器の開封時に開口される開口予定部を有することを特徴とする請求項4に記載の包装容器。
  6. 前記天面部は、孔を有し、
    前記開口予定部は、前記孔に嵌められ、前記天面部に接着されたスパウトであることを特徴とする請求項5に記載の包装容器。
  7. 前記蓋部側内カールおよび前記蓋部側外カールの少なくとも1つは、1周以上巻かれたカール形状または平坦な面を有するフランジ形状に形成されることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の包装容器。
  8. 前記底部側内カールおよび前記底部側外カールの少なくとも1つは、1周以上巻かれたカール形状または平坦な面を有するフランジ形状に形成されることを特徴とする、請求項2から7のいずれか1項に記載の包装容器。
  9. 少なくとも前記蓋部と前記第1の胴部の前記蓋部側の端部を含む部分とを覆う保護蓋を、さらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の包装容器。
  10. 包装容器の製造方法であって、
    矩形の第1のシート材の一側縁を端面保護する工程と、
    前記第1のシート材を筒状に丸めて一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分を接着して第1の胴部を形成する工程と、
    前記第1の胴部の一方の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り底部側内カールを形成する工程と、
    矩形の第2のシート材の一側縁を端面保護する工程と、
    前記第2のシート材を前記第1の胴部の内径より小さい外径を有する筒状に丸めて、前記一側縁とこれに対向する側縁とを互いに重ね、重なり部分を接着して、第2の胴部を形成する工程と、
    前記第2の胴部の一開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り底部側外カールを形成する工程と、
    前記第2の胴部の一方の開放端を底部で封止する工程と、
    前記第2の胴部の他方の開放端を蓋部で封止する工程とを含むことを特徴とする包装容器の製造方法。
  11. 前記底部で封止する工程は、
    底シート材を型抜きして前記底部を形成し、前記底部の一面の周縁部を前記第2の胴部の底部側外カールの全周に接着する工程と、
    前記底部を接着した前記第2の胴部を、前記第1の胴部に挿入する工程と、
    前記底部の他面の周縁部を前記第1の胴部の底部側内カールの少なくとも一部に接着する工程とを含むことを特徴とする請求項10に記載の包装容器の製造方法。
  12. 前記蓋部で封止する工程は、
    前記第1の胴部および前記第2の胴部の蓋部側の各開放端にリングを嵌合し、少なくとも前記第2の胴部の蓋部側の開放端の全周に、前記リングを接着する工程と、
    シール蓋の周縁部を前記リングの全周に接着し、前記シール蓋で前記リングを覆う工程とを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の包装容器の製造方法。
  13. 前記蓋部で封止する工程は、
    天面シート材を型抜きして天面部を形成する工程と、
    前記第2の胴部の他の開放端を加熱しながら金型で押圧して外側に折り蓋部側外カールを形成し、前記天面部の周縁部を前記蓋部側外カールの全周に融着により接着する工程と、
    前記第2の胴部を前記第1の胴部に挿入した後に、前記第1の胴部の他の開放端を加熱しながら金型で押圧して内側に折り、前記天面部の周縁部をおさえる位置に蓋部側内カールを形成する工程とを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の包装容器の製造方法。
  14. 前記天面部に、前記包装容器の開封時に開口される開口予定部を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の包装容器の製造方法。
  15. 前記開口予定部を形成する工程は、前記天面部に孔を形成し、スパウトを前記孔に嵌めて、前記天面部に接着する工程を含むことを特徴とする請求項14に記載の包装容器の製造方法。
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