JP2017074951A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙を主体とした二重容器であって、開閉自在な注出口を有し、注出口近傍のバリア性が高く、長期保存しても内容物の変化が少ない容器を提供する。
【解決手段】第1の胴部と、第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、第2の胴部の下側開放端を封止する底部と、第2の胴部の上側開放端近傍の外側にキャップによって閉鎖・開口可能な口パーツとを備え、第1の胴部の前記底部側の開放端を内側に折って底部側内カールが形成され、第2の胴部の底部側の開放端を外側に折って底部側外カールが形成され、底部は底部側外カールの全周に接着され、他面の周縁部は底部側内カールに接着される包装容器であって、第2の胴部の上側開放端外側に口パーツを溶着し、第1の胴部の上側開放端を内側に折って上側内カールが形成され、口パーツのフランジに上側内カールを溶着したことを特徴とする包装容器。
【選択図】図1

Description

本発明は、ふりかけ、塩、胡椒、粉山椒、などの粉体調味料、海苔、塩、みりん、醤油、めんつゆ、ソースなど液体調味料や、インスタントコーヒー、粉ミルク、ココア、緑茶などの嗜好品の粉体や粒体などに使用する包装容器であって、キャップで開閉可能な口パーツを備え、二重の筒に囲まれた断熱性の高い包装容器に関する。
従来、筒形状のストレート型の包装容器が知られている。このような包装容器は、紙を主材料とする場合、例えば、シート材を筒形状に丸めて形成した胴部1100に、周縁部を折った底材を挿入して、周縁部を胴部の内面に沿わせ、胴部の端部で底材の周縁部を折り挟んで溶着することによって製造される。図6は、従来の包装容器において胴部1100が底材を折り挟んだ状態を示す縦断面図と横断面図で、底部折込部1301、蓋部折込部302を形成している。
しかし、これを、断熱性の高い容器にする為、二重容器にしようとすると、胴部の端部で底部の周縁部を挟む場合、複雑な加工が必要であるため金型等の初期投資コストが高くなってしまう問題がある。
その為、筒形状の包装容器として、紙を主材料とするものは大ロットでの製造に限定されており、多様な口径、高さのものがある小ロットでの製造向けでは安価に対応しやすい金属缶やプラスチック製のものが主流で、断熱性などが必須でない内容物に限って使用されてきた。
このような問題に対して、特許文献1では、第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とした第1の胴部と、第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、第2の胴部の2つの開放端をそれぞれ封止する底部および蓋部とを備え、第1の胴部の底部側の開放端を内側に折って底部側内カールが形成され、第2の胴部の底部側の開放端を外側に折って底部側外カールが形成され、底部は、一面の周縁部において、底部側外カールの全周に接着され、他面の周縁部において、底部側内カールの少なくとも一部に接着される包装容器を提案している。
ところで、開封後、一度に使い切ってしまう内容物では上記包装容器であっても問題はない。しかし、ふりかけなどの粉体調味料、醤油、ソースなど液体調味料や、コーヒー、ココアなどの嗜好品の粉体や粒体などに使用する包装容器は、一度に使い切らないので、再封する必要がある。
そのような用途には、キャップを螺嵌、あるいは挿嵌し、開閉可能な口パーツを設けることが好ましい。
そこで、特許文献1では、図7で示すような、天面部を開口し、ここにスパウトを接着した包装容器も提案している。
この包装容器は、スパウトを接着するのに、融着性はあるが、バリア性の低いポリエチレンのような素材を使用せざるを得ない。
その為、スパウトから酸素などの流入による酸化劣化、香りや水分・アルコールなどの揮発成分の放出などが起こり、長期保存が利きにくい包装容器になってしまっていた。
更に、口径を大きくした場合、図8で示すように、スパウトで占める表面の面積が大きな容器も提案されているが、強度は向上するが、バリア性がより低下する問題が発生していた。
特開2014−201354号公報
そこで、紙を主体とした二重容器であって、開閉自在な口パーツを有し、口パーツ近傍のバリア性が高くて、長期保存しても内容物の変化が少ない容器を提供することが本発明の課題である。
本発明の請求項1の包装容器は、
第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状にした第1の胴部と、
第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、前記第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、
前記第2の胴部の下側開放端を封止する底部と、
前記第2の胴部の上側開放端近傍の外側に、キャップによって閉鎖・開口可能な口パーツと、を備え、
前記第1の胴部の前記底部側の開放端を内側に折って底部側内カールが形成され、
前記第2の胴部の前記底部側の開放端を外側に折って底部側外カールが形成され、
前記底部は、一面の周縁部において、前記底部側外カールの全周に接着され、他面の周縁部において、前記底部側内カールの少なくとも一部に接着される、包装容器であって、
前記第2の胴部の上側開放端外側に口パーツを溶着し、
前記第1の胴部の上側開放端を内側に折って上側内カールが形成され、
該口パーツ外側に設けたフランジの少なくとも一部に、前記上側内カールを溶着したことを特徴とする包装容器である。
本発明の請求項2の包装容器は、第2の胴部の上側開放端が外側にカールして、口パーツの上端を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
本発明の請求項3の包装容器は、第2の胴部内面と、底部内面とが、バリアフィルムを積層したフィルムからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器である。
本発明の包装容器は、断熱性が高く、口パーツの開閉が自在で、かつ、バリア性も高い包装容器なので、粉体調味料や液体調味料、嗜好物など、少量ずつ使用する内容物などの包装容器に使用できる。
また、安価に製造可能であると共に、そのまま焼却することができる紙容器にすることもできるので、最終末端の消費者によって、使い易い包装容器である。
本発明の実施形態に係る包装容器の縦断面図と横断面図である。 本発明の包装容器において、胴部に用いる積層シートの一例と、それを口パーツ栓に融着した断面図である。 本発明の包装容器で、第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とする工程の平面図と横断面図である。 本発明の包装容器で、第2の胴部の底部側外カールと上側内カールを形成する工程と、底部を溶着する工程を示す縦断面図である。 本発明の包装容器で、第2の胴部の上側開放端外側に口パーツを溶着する工程と、第1の胴部を溶着する工程を示す縦断面図である。 周縁部を折った底材を挿入して、周縁部を胴部の内面に沿わせ、胴部の端部で底材の周縁部を折り挟んで溶着する折込缶の包装容器の一例を示す縦断面図である。 上面板に口パーツを融着した二重胴部による包装容器の一例を示す縦断面図である。 上面板全体を口パーツとし、そのフランジに第2、第1の胴部を溶着した二重胴部を有する包装容器の一例を示す縦断面図である。
以下、本発明の包装容器について、図を用いて説明する。
図1−1は本発明の包装容器100で、その縦断面を模式的に示す図である。また、図1−2は、その胴部の横断面図である。
包装容器100は、第1の胴部110と、第2の胴部120と、底部130と、口パーツ140とを備える。第2の胴部120は第1の胴部110の内部に挿入されている。底部130と口パーツ140とは、それぞれ、第2の胴部120の下方および上方の各開放端を封止する。第2の胴部120と底部130と口パーツ140とに囲まれた空間が、内容物を収容する収容部150となる。
第1の胴部110の底部130側の開放端は、第1の胴部110の内側に巻き締められ底部側内カール111が形成されている。
また、第2の胴部120の底部130側の開放端は、第2の胴部120の外側に折られ底部側外カール121が形成されている。
図2−1に第2の胴部に用いられる積層シートの一例における構成の模式図を示す。
積層シートは、紙の基材層11の内側に、金属箔などのバリア層14を低密度ポリエチレンなどのサンド樹脂13を介して設けられている。また、バリア層の内側には、さらに、底部に融着させる為の内側融着層15が設けられ、基材層11の外側にも、口パーツに融着させる外側融着層12が設けられている。
基材層の外側には、印刷を施しておいても良い。
また、第1の胴部110に用いられる積層シートは、第2の胴部120に用いる積層シートでも良いが、バリア層やサンド層の無い基材の表裏に融着用の樹脂層を設けただけの積層シートでもかまわない。
図1に示す例では、底部側内カール111は、第1の胴部110の開放端を1周以上巻き込んで表面外層が底部130に融着、あるいは溶着するように形成されている。
また、底部側外カール121は、第2の胴部120の開放端を巻き込まず、単に折ることにより形成され、第2の胴部120の内面層が底部130と融着している。もちろん、容器の剛性を向上させるように、下端を外側に巻き込んで融着部を設けてもかまわないし、外側に一端折り込んで、さらに折り込んだ外層同士を融着して端部を厚くしてもかまわない。
この底部側外カール121と底部130とは、収容部150側の面の周縁部全周で融着されている。
また、底部130は、他方の面の周縁部において、底部側内カール111に融着、あるいは溶着されている。この第1の胴部の底部側内カール111の、底部130との融着は、底部130と全周に融着、あるいは溶着されてもよいし、部分的に接着されてもよい。これらの構成により、第2の胴部120が第1の胴部110から抜け出ないように第1の胴部110に固定されるとともに、底部130の周縁部を外側の第1の胴部による底部側内カール111が底側に飛び出しているので、底部に対する衝撃などを吸収し、保護することができる。
図1−2で示されるように、第2の胴部120は一枚のシートを巻いて製造されていて、その巻き始めと巻き終いとが重ねられる繋ぎ部分には、エッジプロテクトされている。この詳細を図3に示した。
図3−1は、胴部に用いる積層シート400で、エッジプロテクトとして、スカイブヘミング処理をした例を示す。すなわち、内側に巻き込む一辺410の外側厚み部分を削り、削った面を内側に折り返し、基材の端面が裸にならないよう、積層シートのエッジを容器内側に来ないように端面を処理する。
もちろん、エッジプロテクトテープを端面近傍に貼ったり、基材を予め部分的に削除してから表裏の融着層をラミネートするなどの方法で、エッジプロテクトしても良い。
エッジプロテクトした積層シートを、図3-2で示すように丸め、外側に重ね合わさった他端420とエッジプロテクトした内側に巻き込む一辺410とを融着して、第2の胴部を作成する。
第1の胴部は、エッジプロテクトしなくても、しても、かまわない。基材の表裏に融着用の樹脂層を有する積層シートを丸め、重ね合わさった積層シートの両端を融着して、第1の胴部を作成する。
口パーツ140は、円筒状の立ち壁141と、上面板に相当するフランジ142とを有する。拡大断面図を図2−2に示す。
立ち壁141の内面は、第2の胴部120の上側外面に融着する。立ち壁141の外周囲にはキャップと螺合するネジ部1411が設けられ、立ち壁上端面1412には第2の胴部上端に設けた上側外カール122が覆う。立ち壁上端と上側外カール122の間に隙間ができた場合には、ホットメルト材144で埋めても良い。
このように上側外カール122が口パーツ140の立ち壁上端面1412を覆うことで、連続して第2の胴部120の内面が上端側に向いてキャップに接することができるので、高いバリア性が確保できる。
口パーツ140のフランジ142には、第1の胴部の上端内カール112の表面外層が融着する。もちろん、合わせて、フランジ142端面が第1の胴部110内面にも融着しても良い。
第1の胴部の上端内カール112は、巻き込んで、腰を持たせ、剛性を上げているが、内側に一端折り込んで、さらに折り込んだ内層同士を融着して端部を厚くしてもかまわない。
第1の胴部の上端内カール112の上端には、バリア層を有するバリアフィルム300を融着することが望ましい。
アルミ箔や酸化珪素蒸着フィルムでもかまわないが、融着部は、再剥離した時に第2の胴部を構成する積層シート内層が破損しないような素材が好ましい。
本発明の包装容器の製造工程を図によって説明する。
第2の胴部は、図3−1で示すように、積層シート400の内側に巻き込む一辺410の外側厚み部分を削り、削った面を内側に折り返し、基材の端面が裸にならないよう、積層シートのエッジを容器内側に来ないように端面を処理するなど、エッジプロテクトを行う。
エッジプロテクトした積層シートは筒状に丸め、外側に重ね合わさった他端420とエッジプロテクトした内側に巻き込む一辺410とを融着して、第2の胴部を作成する。
図4−1で示すように、筒状に丸められた第2の胴部120は、下端を治具に差し込み、外カールさせる。また、上端も口パーツ先端に合わせ、外カールさせる。
次に、図4−2で示すように、底部側外カール121した下面に底部130を全周囲に渡って融着させる。
底部を構成する積層シートは、図2−1で示すような第2の胴部と同じ構成でかまわない。
バリア層14が設けられた方を内面側にして融着させる。
次に、図5−1で示すように、口パーツ140の外壁141を第2の胴部上側外面に融着させる。
さらに、図5−2で示すように、下端内カール111を施した第1の胴部110の中に、図5−1の口パーツ140と底部130を融着した第2の胴部120を挿入し、底部側内カール111を底部外側に融着、あるいはホットメルト材などの接着剤などで固定する。
その後、第1の胴部上端を内カールさせ、口パーツ140のフランジ142上面側に上端内カール112を融着、あるいはホットメルト材などの接着剤などで固定する。
本発明の包装容器は、口パーツの面積が大きいので、内容物を充填後、アルミニウム箔や酸化金属蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムなど、バリア層を有する積層シートからなる蓋材300を口パーツ先端に貼ることが望ましい。
通常、口パーツに螺合するキャップは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、環状ポリオレフィン等のオレフィン樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂などを射出成形して製造する。
しかし、バリア層を必要とする内容物を収納する場合には、キャップ200天板内面にバリア性の高いフィルムを融着、あるいは接着しても良い。さらには、キャップ200をエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物や、ポリアミド樹脂などのバリア性樹脂を、変性ポリオレフィン樹脂などと合わせて多層射出成形で製造したバリア性キャップを使用してもかまわない。
以上のような工程で、本発明の包装容器は製造できるが、第2の胴部に使用される積層シートは、外側から内側にかけて低密度ポリエチレン/接着剤/紙/低密度ポリエチレン/酸化金属蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム/低密度ポリエチレンの層構成を有するシートなどが考えられる。
バリア層に用いられる酸化金属蒸着には、酸化珪素、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタンなどが考えられる。また、酸化金属蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムの代わりにアルミニウム箔などの金属箔でもよい。
底部も、第2の胴部と同じ構成でもかまわないが最外層のPEはなくてもよい。特に、底部は平面で使用し、カールさせないので、基材層を厚くすることが好ましい。
同じように、第1の胴部も、第2の胴部と同じ構成でもかまわないが、バリア層は無くても良い。また、巻き込んで合わせる部分にホットメルト材などを使用する場合には、最外層のPEもなくてもよいので、外側から内側にかけてPE/紙のような単純な構成でもかまわない。
このように、包装容器100は、底部130および蓋部140によって封止された第2の胴部120が、第1の胴部110に収納されて保護され、中空部を有する二重構造となっており、さらに、底部130において、周縁部が底部側外カール121に保護されるため、保形性、保温性、保冷性に優れる。また、バリア性を有する材質を用いることで、収容部150の密封性が高まり、とくに食品や飲料の容器として優れる。また、包装容器100を、電子レンジで加熱する容器とした場合、二重構造により、第2の胴部120が高温になっても、第1の胴部110が極端には熱くなりにくいので、安全性が高い。また、第1の胴部110は、第2の胴部120に保護されるため、内容物を適切に収容できる限り、従来の紙製容器より薄い紙を用いることができる。
本発明の包装容器の製造は、従来のような胴部の端部で底部の周縁部を挟むような複雑な加工が不要となり、また、スパイラル紙管を作成しないのでロール供給が不要となる。そのため、製造コストを従来より低く抑えることができ、小ロットであっても多様な口径、高さの包装容器を安価に提供することができる。
本発明で使用する口パーツは、第2の胴部と融着させる為には、通常、低密度ポリエチレン、あるいは、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンなどを使用して製造する。
しかし、ホットメルト材で固定するならば、ポリプロピレンや、ポリメチルペンテン等のオレフィン樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂なども使用できる。
本発明の包装容器は以上のようなもので、二重容器になっているので、断熱性が高く、かつ、剛性も高い。また、口パーツ近傍もバリア性を高くすることができる上に、螺合等によって口パーツの開閉が自在で少量ずつ使用する内容物などの包装容器に使用できる。また、製造工程が単純で、生産性が高く、安価に製造可能である。その上、分別処理しないで焼却することができる紙容器にすることもできるので、最終末端の消費者によって、使い易い包装容器である。
以上のように本発明の包装容器は、メリットの大きな容器である。
100・・・・・・・・・・・包装容器
11・・・・・・・・・・・・・基材層
12・・・・・・・・・・・・・外側融着層
13・・・・・・・・・・・・・サンド樹脂
14・・・・・・・・・・・・・バリア層
15・・・・・・・・・・・・・内側融着層
110・・・・・・・・・・・・第1の胴部
1100・・・・・・・・・・・胴部
111・・・・・・・・・・・・底部側内カール
112・・・・・・・・・・・・上側内カール
120・・・・・・・・・・・・第2の胴部
121・・・・・・・・・・・・底部側外カール
122・・・・・・・・・・・・上側外カール
130・・・・・・・・・・・・底部
1301・・・・・・・・・・・底部折込部
140・・・・・・・・・・・・口パーツ
141・・・・・・・・・・・・立ち壁
1411・・・・・・・・・・・ネジ部
1412・・・・・・・・・・・立ち壁上端面
142・・・・・・・・・・・・フランジ
144・・・・・・・・・・・・ホットメルト材
150・・・・・・・・・・・・収容部
200・・・・・・・・・・・・キャップ
300・・・・・・・・・・・・蓋材
301・・・・・・・・・・・・蓋部
302・・・・・・・・・・・・蓋部折込部
400・・・・・・・・・・・・積層シート
410・・・・・・・・・・・・内側に巻き込む一辺
420・・・・・・・・・・・・外側に重ね合わさった他端

Claims (3)

  1. 第1のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状にした第1の胴部と、
    第2のシート材を丸め、両側縁を互いに重ね、重なり部分を接着して筒状とし、前記第1の胴部の内部に挿入された第2の胴部と、
    前記第2の胴部の下側開放端を封止する底部と、
    前記第2の胴部の上側開放端近傍の外側に、キャップによって閉鎖・開口可能な口パーツと、を備え、
    前記第1の胴部の前記底部側の開放端を内側に折って底部側内カールが形成され、
    前記第2の胴部の前記底部側の開放端を外側に折って底部側外カールが形成され、
    前記底部は、一面の周縁部において、前記底部側外カールの全周に接着され、他面の周縁部において、前記底部側内カールの少なくとも一部に接着される、包装容器であって、
    前記第2の胴部の上側開放端外側に口パーツを溶着し、
    前記第1の胴部の上側開放端を内側に折って上側内カールが形成され、
    該口パーツ外側に設けたフランジの少なくとも一部に、前記上側内カールを溶着したことを特徴とする包装容器。
  2. 第2の胴部の上側開放端が外側にカールして、口パーツの上端を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 第2の胴部内面と、底部内面とが、バリアフィルムを積層したフィルムからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114929583A (zh) * 2019-12-12 2022-08-19 Ar打包系统股份公司 制造包装容器的方法、包装容器和卷曲工具

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