JP2016166894A - 回転駆動機構及び該回転駆動機構を備える分光装置 - Google Patents
回転駆動機構及び該回転駆動機構を備える分光装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016166894A JP2016166894A JP2016094061A JP2016094061A JP2016166894A JP 2016166894 A JP2016166894 A JP 2016166894A JP 2016094061 A JP2016094061 A JP 2016094061A JP 2016094061 A JP2016094061 A JP 2016094061A JP 2016166894 A JP2016166894 A JP 2016166894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- update
- rotation
- update information
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 42
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 22
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 34
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 230000005281 excited state Effects 0.000 abstract 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 17
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
【解決手段】回転駆動機構1は、回転駆動源であるステッピングモータ11と、外部からパルス信号が入力される毎に、その駆動タイミングにおいてモータ11を回転させるべき変化量に対応する更新情報を設定する更新情報設定部12と、モータ11の回転位置を定める位置情報を保持し、更新情報設定部12からの更新情報に基づいて該位置情報を更新する位置情報更新部13と、位置情報更新部13から送られる更新後の位置情報に基づいて、モータ11の各巻線に流す電流量ないしは電流比率を決定する巻線励磁状態決定部14と、巻線励磁状態決定部14からの制御信号に基づいて、巻線励磁状態決定部14で決定された各巻線の励磁状態を実現するように該各巻線に流す電流を制御する駆動制御部15と、を有する。
【選択図】図1
Description
外部から入力される駆動パルスに同期して回転駆動する回転駆動機構によって駆動される分光素子を有する分光装置において、
前記回転駆動機構が、
所定の安定位置毎に回転駆動する第一駆動方式と、該安定位置間より短い間隔で回転駆動する第二駆動方式とを備え、
複数の巻線を固定子として有する回転駆動源と、
前記駆動パルスが入力される毎に、1駆動パルス当たりの前記回転駆動源の回転の変化量に対応する更新情報を設定し、その更新情報を任意のタイミングで更新可能な更新情報設定部と、
前記回転駆動源の回転位置に関する位置情報を保持し、前記更新情報設定部で設定された更新情報に基づき該位置情報を更新する位置情報更新部と、
前記位置情報更新部で更新された位置情報に基づき、前記各巻線の励磁状態を決定する巻線励磁状態決定部と、
前記巻線励磁状態決定部で決定された各巻線の励磁状態を実現するように、該各巻線に流す電流を制御する駆動制御部と、
前記回転駆動源を所定の目的位置まで回転させる際、目的位置が安定位置にない場合には、回転方向に対して、目的位置の直前に位置する安定位置までの更新情報を前記第一駆動方式による前記回転駆動源の回転変化量とし、該安定位置から目的位置までの更新情報を第二駆動方式による該安定位置から目的位置へ1駆動パルスで前記回転駆動現の回転位置を合わせる回転変化量として、前記更新情報設定部により設定することを特徴とする。
本実施例の回転駆動機構1は、回転駆動源であるステッピングモータ11(以下、「モータ11」とする)と、外部からパルス信号(駆動パルス)が入力される毎に、その駆動タイミングにおいてモータ11を回転させるべき変化量に対応する更新情報を設定する更新情報設定部12と、モータ11の回転位置を定める位置情報を保持し、更新情報設定部12からの更新情報に基づいて該位置情報を更新する位置情報更新部13と、位置情報更新部13から送られる更新後の位置情報に基づいて、モータ11の各巻線に流す電流量ないしは電流比率を決定する巻線励磁状態決定部14と、巻線励磁状態決定部14からの制御信号に基づいて、巻線励磁状態決定部14で決定された各巻線の励磁状態を実現するように該各巻線に流す電流を制御する駆動制御部15と、を有する。
516nmから504nmまで波長を移動させる場合を考える。これは、モータ11の位置情報を160から40まで変化させることに相当する。ここで、各パルス信号に対する更新情報を-20に設定したならば、駆動タイミング(図2の矢印1つ分)毎に位置情報が20ずつ減算されることになる。この駆動はいわゆるフルステップ駆動に対応し、6パルスで波長移動が完了する。
次に、516nmから504nmまで走査間隔を2nmとして波長走査を行う場合を考える。この場合の回転駆動機構1の基本的な動作は、駆動例1と同様である。ただし、2nmの波長移動毎に停止して、検出器信号の測定動作を行うことになる。すなわち、更新情報には-20が設定され、パルス信号を1パルス受けて2nmの波長移動を行った後、検出器信号の測定動作を行う。測定完了後、再びパルス信号を1パルス受けて次の測定対象波長に移動し、同様の動作を測定波長範囲に対して継続する。なお、図2では、駆動タイミングと測定タイミングの区別が明確になるように、測定タイミング毎に矢印の塗りを変更している。
駆動例2と同じ測定波長範囲(516nm→504nm)で、走査間隔を4nmとした場合を考える。この場合、更新情報を-40に設定し、1パルスで4nmの波長移動を行うことには問題がある。
次に、515nmから503nmへの波長移動を考える。この駆動例では、開始波長515nmは極7と極8の中間位置にあるため、フルステップ駆動ではこの波長を選択することができない。これは、フルステップ駆動の波長分解能が2nmであるため当然である。また、終了波長503nmに対しても同様である。従来技術でこの間題に対応するには、ハーフステップ駆動とするか、フルステップ駆動のまま、1ステップ当たりの波長移動量を小さくすることになる。いずれにしてもパルス数はおよそ2倍になるため、従来技術で同等の波長移動速度を得るには、パルスレートを2倍にする必要がある。
駆動例4と同じ測定波長範囲(515nm→503nm)で、走査間隔を1nmとして波長走査を行う場合は以下の通りである。まず、位置情報に150を設定する。走査間隔が1nmであるので、更新情報を-10に設定し、パルス信号が1パルス入力される毎に測定を行う。それを位置情報30に達するまで繰り返す。この駆動はハーフステップ駆動と同等である。
波長走査範囲を520nmから500nm、走査間隔を5nmとして波長走査を行う場合を考える。まず、位置情報を0とする(位置情報は電気角で与えられているため、正規化しなければ200に対応する)。そして、更新情報設定部12は最初のパルス信号2パルス分に対しては更新情報を-20に設定し、その次の1パルス分に対しては更新情報を-10に設定する。これにより、位置情報150である波長515nmに移動したので、検出器信号を取得する。次の波長510nm(位置情報100)への移動には、まず、最初のパルス信号1パルス分に対しては更新情報を-10に設定し、次の2パルス分に対しては更新情報を-20に設定する。これにより、極位置をまたがずに目的の波長510nmまで移動したので、測定動作を行う。以下、同様の動作を波長500nmのある位置情報0まで行う。
11…ステッピングモータ
12…更新情報設定部
13…位置情報更新部
14…巻線励磁状態決定部
15…駆動制御部
Claims (4)
- 外部から入力される駆動パルスに同期して回転駆動する回転駆動機構によって駆動される分光素子を有する分光装置において、
前記回転駆動機構が、
所定の安定位置毎に回転駆動する第一駆動方式と、該安定位置間より短い間隔で回転駆動する第二駆動方式とを備え、
複数の巻線を固定子として有する回転駆動源と、
前記駆動パルスが入力される毎に、1駆動パルス当たりの前記回転駆動源の回転の変化量に対応する更新情報を設定し、その更新情報を任意のタイミングで更新可能な更新情報設定部と、
前記回転駆動源の回転位置に関する位置情報を保持し、前記更新情報設定部で設定された更新情報に基づき該位置情報を更新する位置情報更新部と、
前記位置情報更新部で更新された位置情報に基づき、前記各巻線の励磁状態を決定する巻線励磁状態決定部と、
前記巻線励磁状態決定部で決定された各巻線の励磁状態を実現するように、該各巻線に流す電流を制御する駆動制御部と、
前記回転駆動源を所定の目的位置まで回転させる際、目的位置が安定位置にない場合には、回転方向に対して、目的位置の直前に位置する安定位置までの更新情報を前記第一駆動方式による前記回転駆動源の回転変化量とし、該安定位置から目的位置までの更新情報を第二駆動方式による該安定位置から目的位置へ1駆動パルスで前記回転駆動現の回転位置を合わせる回転変化量として、前記更新情報設定部により設定することを特徴とする回転駆動機構。 - 回転開始位置が安定位置に存在しない場合、回転開始位置から最短位置にある安定位置までの更新情報を第二駆動方式による当該回転開始位置から当該安定位置へ1駆動パルスで前記回転駆動源の回転位置を合わせることが可能な回転変化量として前記更新情報設定部により設定することを特徴とする請求項1に記載の分光装置。
- 前記駆動源がステッピングモータであることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の回転駆動機構。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の回転駆動機構によって駆動される分光素子を有する分光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016094061A JP6222501B2 (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | 分光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016094061A JP6222501B2 (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | 分光装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004846A Division JP2013145128A (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | 回転駆動機構及び該回転駆動機構を備える分光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016166894A true JP2016166894A (ja) | 2016-09-15 |
JP6222501B2 JP6222501B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=56897549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016094061A Active JP6222501B2 (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | 分光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6222501B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106644072A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-05-10 | 浙江大学 | 基于旋转光谱仪的极地海冰多层位光谱辐射测量系统 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54112183U (ja) * | 1978-01-27 | 1979-08-07 | ||
JPS59149797A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-27 | Nakanihon Syst:Kk | パルスモ−タの制御方法 |
JPS59201698A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-15 | Tokyo Keiki Co Ltd | パルスモ−タ制御装置 |
JPS6255152U (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-06 | ||
JPS63107836U (ja) * | 1986-12-30 | 1988-07-12 | ||
JPH0421198U (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-21 | ||
US5420681A (en) * | 1993-08-03 | 1995-05-30 | Ball Corporation | Modular multiple spectral imager and spectral imager |
JP2000136965A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-05-16 | Shimadzu Corp | 分光光度計の波長校正方法 |
-
2016
- 2016-05-09 JP JP2016094061A patent/JP6222501B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54112183U (ja) * | 1978-01-27 | 1979-08-07 | ||
JPS59149797A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-27 | Nakanihon Syst:Kk | パルスモ−タの制御方法 |
JPS59201698A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-15 | Tokyo Keiki Co Ltd | パルスモ−タ制御装置 |
JPS6255152U (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-06 | ||
JPS63107836U (ja) * | 1986-12-30 | 1988-07-12 | ||
JPH0421198U (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-21 | ||
US5420681A (en) * | 1993-08-03 | 1995-05-30 | Ball Corporation | Modular multiple spectral imager and spectral imager |
JP2000136965A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-05-16 | Shimadzu Corp | 分光光度計の波長校正方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106644072A (zh) * | 2016-10-31 | 2017-05-10 | 浙江大学 | 基于旋转光谱仪的极地海冰多层位光谱辐射测量系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6222501B2 (ja) | 2017-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0837797A (ja) | ベクトル角度、ベクトル長変調によるステッピングモータの振動削減 | |
US5245256A (en) | Closed loop control of a brushless DC motor at nominal speed | |
US9124203B2 (en) | Motor having pulse mode and brushless mode, and control method and apparatus of the motor | |
JP2010098923A (ja) | 駆動装置及び電子機器 | |
JP6222501B2 (ja) | 分光装置 | |
JP2006271127A (ja) | ステッピングモータの停止制御方法 | |
JP2013145128A (ja) | 回転駆動機構及び該回転駆動機構を備える分光装置 | |
JP2018155845A (ja) | シャッタ装置、およびシャッタ装置の制御方法 | |
JP5586701B2 (ja) | ステッピングモータのマイクロステップ駆動制御装置 | |
US4564796A (en) | Driving circuit for a stepping motor | |
JPS5843200A (ja) | ステツプモ−タの励磁方式 | |
US20020158592A1 (en) | Method for effecting the synchronous control of several stepping motors | |
JP2003224998A (ja) | ステッピングモータ駆動方法 | |
JPH06343294A (ja) | ステッピングモータの駆動制御装置 | |
JP2001231298A (ja) | ステッピングモータの制御装置及び制御方法 | |
JP4681130B2 (ja) | ステッピングモータ原点設定方法 | |
US4782277A (en) | Method of driving and controlling a stepping motor | |
US8030876B2 (en) | Stepper motor device with compensating non-sinusoidal driving values and method of producing the driving values | |
JP2005261023A (ja) | ステッピングモータ制御方法 | |
JPS63174592A (ja) | モ−タの電流制御装置 | |
JPS62159130A (ja) | 露出制御装置 | |
JP2009011087A (ja) | ステッピングモータのマイクロステップ制御方法および電動装置 | |
JP5036592B2 (ja) | ステップモータ制御装置 | |
JPH05322652A (ja) | 分光器 | |
JP6425305B2 (ja) | ステッピングモータ用駆動装置、及びステッピングモータの駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170919 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6222501 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |