JP2009011087A - ステッピングモータのマイクロステップ制御方法および電動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステッピングモータのマイクロステップ制御方法において、回転、停止を繰り返し行ってもズレが発生しないようにする。
【解決手段】可動部が動作基準点を通過するようにステッピングモータを回転させて、可動部が動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定するステップと、特定したカウント値を、ステッピングモータの回転角を制御するための起点として設定するステップと、ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させるステップとを備えた。
【選択図】図3
【解決手段】可動部が動作基準点を通過するようにステッピングモータを回転させて、可動部が動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定するステップと、特定したカウント値を、ステッピングモータの回転角を制御するための起点として設定するステップと、ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させるステップとを備えた。
【選択図】図3
Description
本発明は、制御電流の波形ステップをカウントすることで回転角を制御するステッピングモータのマイクロステップ制御方法と、マイクロステップ制御されるステッピングモータによって可動部を所定の軌道に従って運動させる構成とした電動装置に関する。
従来、多種多様な電動装置の駆動元としてステッピングモータが多用されており、またそのようなステッピングモータを滑らかに回転させるための技術として、マイクロステップ駆動の技術が知られている。
電動装置のステッピングモータを回転させたり停止させたりして制御する場合、ステッピングモータには構造上、安定的に停止する位置がある。例えば、2−2相駆動のステッピングモータならば、2相位置が停止安定点である。マイクロステップ駆動においても、その停止安定点を起点として制御すれば、電動装置を正確に制御することができる。
なお、ステッピングモータのマイクロステップ駆動に関する従来技術の例としては、例えば次の特許文献1、2等がある。
特許文献1には、正弦波のシミュレーションを表す第1のパルスから成るディジタル・パルス列を発生し、当該第1のパルスはモータの回転を指令するためモータの位相に印加される、プリンタ用ステッピングモータを駆動する方法が記載されている。
また特許文献2には、高効率、高速立ち上げ、高速立ち下げ、高速回転を実現し、ステッピングモータの欠点である脱調をなくすことできるステッピングモータの制御回路が開示されている。
特開平10−262396号公報
特開平10−174493号公報
電動装置のステッピングモータを回転させたり停止させたりして制御する場合、ステッピングモータには構造上、安定的に停止する位置がある。例えば、2−2相駆動のステッピングモータならば、2相位置が停止安定点である。マイクロステップ駆動においても、その停止安定点を起点として制御すれば、電動装置を正確に制御することができる。
なお、ステッピングモータのマイクロステップ駆動に関する従来技術の例としては、例えば次の特許文献1、2等がある。
特許文献1には、正弦波のシミュレーションを表す第1のパルスから成るディジタル・パルス列を発生し、当該第1のパルスはモータの回転を指令するためモータの位相に印加される、プリンタ用ステッピングモータを駆動する方法が記載されている。
また特許文献2には、高効率、高速立ち上げ、高速立ち下げ、高速回転を実現し、ステッピングモータの欠点である脱調をなくすことできるステッピングモータの制御回路が開示されている。
ステッピングモータのマイクロステップ駆動において、停止安定点を起点として制御すれば電動装置を正確に制御できることは上記の通りであるが、停止安定点ではない中間ステップ位置を起点として制御すると、不安定な中間ステップ位置で停止することになってズレが発生し、その誤差が累積することにより正確さが失われるという問題がある。このような問題は、例えば、フラットベッドスキャナでキャリッジがホームポジションを検出したときのカウント値を起点として制御する構成としたときに発生する可能性がある。そこで、本発明は、可動部と、この可動部を駆動するステッピングモータとを備えた構成において、ステッピングモータの回転、停止を繰り返し行ってもズレが発生しないようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のマイクロステップ制御方法は、制御電流の波形ステップをカウントすることで回転角を制御する方法であって、前記ステッピングモータは、電動装置に設けられた可動部の所定の軌道に従った運動の駆動力を発生するものであり、前記軌道には動作基準点と目標点とが設定されており、上記マイクロステップ制御方法は、前記可動部が前記動作基準点を通過するようにステッピングモータを回転させて、前記可動部が前記動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定するステップと、特定したカウント値を、前記ステッピングモータの回転角を制御するための起点として設定するステップと、前記ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させるステップとを備えたことにより、前記可動部の位置ずれを防止する。ここに所定の軌道は、直線軌道だけでなく、円周軌道等、任意の曲線軌道を含んでいる。
また、請求項2に記載の電動装置は、所定の軌道に従って運動する可動部と、その運動の駆動力を発生するステッピングモータとを備え、前記軌道には動作基準点と目標点とが設定されており、前記可動部が駆動されて動作基準点を通過したことを検知する検知手段と、前記ステッピングモータの制御電流の波形ステップをカウントすることで、前記ステッピングモータの回転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記可動部が前記動作基準点を通過するようにステッピングモータを回転させて、前記可動部が前記動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定し、そのカウント値を前記ステッピングモータの回転角を制御するための起点とした後、前記ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させる処理を適宜実行することにより、前記可動部の位置ずれを防止している。
本発明によれば、可動部が動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定して、ステッピングモータの回転角を制御するための起点として設定する。その後、ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させるようにステッピングモータを制御する。従って、停止中に充分な保持トルクが発生するので、可動部の位置ズレが発生せず、ステッピングモータを正確に駆動することができる。
以下、本発明を適用した電動装置の具体例として、スキャナ装置を図に従って説明する。
図1は、実施例となるフラットベッド型のスキャナ装置1の機械部分を横から見た概略構造図である。この図には、本発明に係る構成要素として、ステッピングモータ11と、ステッピングモータ11によって回転される2連駆動輪12と、2連駆動輪12と同径の2連プーリー13と、2連駆動輪12および2連プーリー13の間に渡された駆動ベルト14、15と、駆動ベルト14に固定された光照射キャリッジ16と、駆動ベルト15に固定されたミラーキャリッジ17と、撮像素子18と、ミラーキャリッジ17が移動して動作基準点Pを通過したことを検知する検知部19と、ステッピングモータ11の回転を制御する制御部20と、プラテンガラス21を示している。
図1は、実施例となるフラットベッド型のスキャナ装置1の機械部分を横から見た概略構造図である。この図には、本発明に係る構成要素として、ステッピングモータ11と、ステッピングモータ11によって回転される2連駆動輪12と、2連駆動輪12と同径の2連プーリー13と、2連駆動輪12および2連プーリー13の間に渡された駆動ベルト14、15と、駆動ベルト14に固定された光照射キャリッジ16と、駆動ベルト15に固定されたミラーキャリッジ17と、撮像素子18と、ミラーキャリッジ17が移動して動作基準点Pを通過したことを検知する検知部19と、ステッピングモータ11の回転を制御する制御部20と、プラテンガラス21を示している。
光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17、撮像素子18は、プラテンガラス21に置かれた原稿を読み取る光学系であり、特に光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17は、ステッピングモータ11の回転によって移動する可動部を構成している。より具体的には、光照射キャリッジ16は、プラテンガラス21の方向に光を照射するLED等で構成された光源と、原稿からの反射光をミラーキャリッジ17に向かって反射させるミラーとを備え、光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17は、光照射キャリッジ16からの反射光を撮像素子18に向かって更に反射させるミラーを備え、撮像素子18は、ミラーキャリッジ17で反射された光を撮像する例えばCCDセンサユニット等を備えている。そして光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17は、ステッピングモータ11によって回転される2連駆動輪13の外輪側に掛けられた駆動ベルト14と、内輪側に掛けられた駆動ベルト15に従って駆動され、2:1の速度でプラテンガラスに沿って水平に連動して移動する。このような仕組みによって、光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17の位置に関わらず、原稿と撮像素子18との光路長は常に一定に保たれる。
ステッピングモータ11の種別、歯数に制限はない。例えば、駆動形式として1−2相励磁、W1−2相励磁、2W1−2相励磁、4W1−2相励磁等が採用できる。
検知部19は、ミラーキャリッジ17が図上で動作基準点Pよりも右側にあれば検知信号を出力する光学式または機械式のセンサを有している。また、この動作基準点Pは、光照射キャリッジ16がプラテンガラス21に正しく置かれた原稿の読み取りを開始する位置に対応している。
制御部20は、検知部19が出力する検知信号を受け付け、ステッピングモータ11の回転角を制御することで、光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17を移動させる。この場合、可動部である光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17は、駆動ベルト14、15によって規定された直線軌道に従って水平に往復運動する。ステッピングモータ11は、制御電流を与えたときの回転角が決まっているので、ステッピングモータ11の延べ回転角は、制御電流の波形ステップをカウントすることで得られる。また、光照射キャリッジ16やミラーキャリッジ17の移動距離とステッピングモータの回転角との関係は設計により予め決まっている。ここで、動作基準点Pはミラーキャリッジ17の動作の起点であり、目標点は、原稿のサイズを設定すれば、それに応じて自動的に設定される。なお、この実施例では、可動部が運動する軌道は直線軌道であるが、本発明の思想は、円周軌道等、任意の曲線軌道に適用できる。
また、本発明では、ステッピングモータ11をマイクロステップ制御する。すなわち、制御電流の波形を段階的に変化させる(分割する)ことで、ステッピングモータ11を、従来の制御電流の1パルスに対応した回転角ではなく、より細かい回転角を単位として回転させるようにしている。マイクロステップの分割数に制限はなく、例として、1−2相励磁を2分割する、W1−2相励磁を4分割する、2W1−2相励磁を8分割する、4W1−2相励磁を16分割する等が考えられる。
図2は、2−2相励磁を4分割したマイクロステップ制御の例である。2−2相励磁の基本制御は、励磁コイルを、例えばD、A→A、B→B、C→C、Dのように、2つずつ逐次選択し、選択した2つの励磁コイルに同時に制御電流を流す。従ってロータの磁極は、常に2つの励磁コイルによって吸引される。この例では、4つの励磁コイルA、B、C、Dがあり、P00、P10、P20、P30はそれらの中間に位置した停止安定点で、ステッピングモータ11は、停止安定点と隣接した停止安定点との回転角90度を単位として制御される。しかしながら、マイクロステップ制御では、制御電流の各相を、例えば4レベルに分割して三角関数的に制御するので、ステッピングモータは、90度を4等分した12.5度を単位として回転することになる。このとき、P01、P02、P03等は動的な中間点に過ぎないので、そこで回転を停止させた場合には、充分な保持トルクが得られない。そこで本発明は、次のような方法によって、停止安定点で回転を停止させる。
図3は、本発明の基本手順を説明するフローチャートである。以下、この基本手順を、光照射キャリッジ16、ミラーキャリッジ17を基準点Pから左に向かって動かす動作、つまり読み取り動作を例として具体的に説明する。なお、以下の説明は、制御の開始前、可動部とされるミラーキャリッジ17が、図1おいて動作基準点Pよりも右側にあることを前提とする。なお、ミラーキャリッジ17が基準点Pより右側にあるか、左側にあるかは、検知信号によって判別できるので、もし左側にあるならば、最初にミラーキャリッジ17が動作基準点Pよりも右側に来るようにステッピングモータ11を回転させればよい。
制御部20は、検知部19の検知信号によって、ミラーキャリッジ17が動作基準点Pよりも右側にあることを知り、ミラーキャリッジ17が動作基準点Pを左側に向かって通過するように、制御電流の波形ステップ(マイクロステップ)をカウントしながら、段階的に制御することで、ステッピングモータ11を回転させる。例えば、図2の例において、カウント値を0、1、2、3、4、…と進めながら、回転角がP00、P01、P02、P03、P10、…と進むように、ステッピングモータ11を回転させる。なお、ステッピングモータ11は、最初の通電時に停止安定点の位置になるよう自立的に回転するので、カウント値0は停止安定点に対応している(ステップ101)。
次いで、ミラーキャリッジ17が動作基準点Pを通過したときのカウント値に最も近い停止安定点のカウント値を特定する。具体的には、動作基準点Pを通過したとき、カウント値が21であれば、そのカウント値21に最も近い停止安定点P10のカウント値20を特定する(ステップ102)。
そして、特定したカウント値を、それ以降、ステッピングモータ11の回転角を制御するための起点として設定する(ステップ103)。
その後、ステッピングモータ11を回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させる動作を適宜繰り返す。より具体的には、カウント値20を回転角を制御するための起点としているので、制御電流の波形ステップをカウントしながらステッピングモータ11を回転させ、カウント値20に、4の倍数を加算又は減算したカウント値、つまりカウント値24、28、32、…等のいずれかを選択し、その選択したカウント値で停止させるように制御する(ステップ104、105)。
このような制御は、例えば、スキャナ装置1において、画像メモリが一杯になる等の理由により、読み取り動作を途中で停止させねばならないとき等に特に有効である。この場合、画像メモリが一杯になる直前に、それを通知する割り込み信号が制御部20に入力される。すると、制御部20は、現在のカウント値に基づいて、次に到達する最寄りの停止安定点のカウント値を選択し、そのカウント値でステッピングモータ11の回転を停止させる。例えば、図2の例において、その時点カウント値が201であれば、停止させるカウント値として204を選択する。ステッピングモータ11を停止状態で保つには、停止させたときの制御電流をそのまま流し続ければよい。そうすると、ステッピングモータ11が充分な保持トルクによって保持されるので、停止中、および回転を再開したときにズレが発生しない。
図4は、2−2相励磁のステッピングモータ11を制御する制御部20の具体的な例を説明する概略回路図である。この制御部20は、例えばマイコン20a等で構成され、そのポートから必要なパルスφA、φB、φC、φD、ac0、ac1、bd0、bd1を出力する。オペアンプと抵抗とで構成されたアナログ加算回路20bは、パルスac0、ac1を重み付き加算、すなわちac0+2×ac1を電圧レベルとして出力する。ここに出力される電圧レベルは、0、−V、−2V、−3V(Vは抵抗値で定まる値)をとる。定電流回路20cは、それらの電圧レベルに比例した電流を出力する。能動素子QA、QBは、パルスφA、φCに従って、定電流回路20cから励磁コイルLA、LCに流れる制御電流をオン、オフ制御する。
同様に、アナログ加算回路20dは、bd0+2×bd1を電圧レベルとして出力し、定電流回路20cは、その電圧レベルに比例した電流を出力し、能動素子QB、QDは、パルスφB、φDに従って、定電流回路20eからコイルLB、LDに流れる制御電流をオン、オフ制御する。なお、アナログ加算回路20b、20dはラダー抵抗回路で構成してもよい。
図5は、上記回路構成による制御部20の動作を説明する波形図である。図には、マイクロステップに対応したクロックφ、マイコン20aが出力するパルスφA、φB、φC、φD、ac0、ac1、bd0、bd1、加算された電圧レベルac0+2×ac、bd0+2×bd1を示しており、0〜20はカウンタ値、△印は、停止安定点である。なお、φA、φB、φC、φDは、2−2相励磁の基本パルスである。
制御部20は、カウンタ値0からステッピングモータ11を回転させる。ここで、ミラーキャリッジ17が動作基準点Pを通過したときのカウント値が3であれば、それに最も近い停止安定点のカウント値4を特定し、ステッピングモータ11の回転角を制御するための起点として設定する。そして、その後は、カウント値4に4の倍数を加えた、例えばカウント値16等で回転を停止させるように制御する。
1 スキャナ装置(電動装置)
11 ステッピングモータ
19 検知部
17 ミラーキャリッジ(可動部)
20 制御部
P 動作基準点
11 ステッピングモータ
19 検知部
17 ミラーキャリッジ(可動部)
20 制御部
P 動作基準点
Claims (2)
- 制御電流の波形ステップをカウントすることで回転角を制御するステッピングモータのマイクロステップ制御方法において、
前記ステッピングモータは、電動装置に設けられた可動部の所定の軌道に従った運動の駆動力を発生するものであり、前記軌道には動作基準点と目標点とが設定されており、
上記マイクロステップ制御方法は、
前記可動部が前記動作基準点を通過するようにステッピングモータを回転させて、前記可動部が前記動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定するステップと、
特定したカウント値を、前記ステッピングモータの回転角を制御するための起点として設定するステップと、
前記ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させるステップとを備えたことにより、前記可動部の位置ずれを防止したマイクロステップ制御方法。
- 所定の軌道に従って運動する可動部と、その運動の駆動力を発生するステッピングモータとを備えた電動装置において、
前記軌道には動作基準点と目標点とが設定されており、
前記可動部が駆動されて動作基準点を通過したことを検知する検知手段と、
前記ステッピングモータの制御電流の波形ステップをカウントすることで、前記ステッピングモータの回転を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記可動部が前記動作基準点を通過するようにステッピングモータを回転させて、前記可動部が前記動作基準点を通過した時点のカウント値に最も近いステッピングモータの停止安定点のカウント値を特定し、そのカウント値を前記ステッピングモータの回転角を制御するための起点とした後、
前記ステッピングモータを回転させ、選択した停止安定点のカウント値で停止させる処理を適宜実行することにより、前記可動部の位置ずれを防止した電動装置。
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A02 | Decision of refusal |
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