JP2016165814A - 3次元造形物用土台およびその製造方法 - Google Patents

3次元造形物用土台およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撓みが抑制され、かつテーブルや造形物との接着力が強い3次元造形物用土台および3次元造形物用土台の製造方法を提供する。【解決手段】3次元造形物用土台1は、第1集点部11と、テーブル53の表面と平行な平面内において、第1集点部11から第1の方向K1に延びる線状体21と、平面内において第1集点部11から第2の方向K2に延びる線状体22と、平面内において第1集点部11から第3の方向K3に延びる線状体23とを備えている。第1集点部11、線状体21、線状体22および線状体23は、テーブル53の表面と垂直な方向の厚みが等しくなっている。【選択図】図3

Description

本発明は、3次元造形物用土台および3次元造形物用土台の製造方法に関する。
従来から、所定の断面形状の樹脂材料を順次積層して樹脂材料を硬化させることによって、3次元造形物を造形する3次元造形装置が知られている。
3次元造形装置による造形方式には、熱溶解積層方式、インクジェット方式、光造形、粉末石膏造形および粉末焼結造形などがある。家庭用プリンタなどで主流となっている熱溶解積層方式は、熱可塑性樹脂を高温で溶解し、溶解した樹脂材料をノズルの先端から押し出して層を形成する。形成された第1層の上に、同じ方法で第2層を形成する。このような層形成を繰り返して、所望の立体形状を有する3次元造形物を製造する(例えば、特許文献1参照)。
3次元造形装置は、樹脂材料を吐出するノズルと、吐出された樹脂材料を保持するテーブルとを備えている。樹脂材料はテーブル上において順次積層されていく。ノズルとテーブルとは、互いに相対移動可能に構成されている。ノズルが樹脂材料を吐出しながらテーブルに対し適宜に相対移動することにより、テーブル上または既に硬化した樹脂材料の上に、所定の断面形状の樹脂材料が積層される。通常、テーブル上に形成される最初の第1層は土台と称され、この土台の上に、最終的に造形物となる第2層から所定層までが積層されていく。
上記の土台について説明する。図8に示すように、土台100は、テーブル110上に形成される。土台100の平面方向は、テーブル110の平面方向と同じである。土台100は、網目状に形成される。土台100は、複数の網目部103を備えている。各々の網目部103は、それぞれ四角形状に形成されている。各々の網目部103は、平面視において、垂直方向H1に直線状に形成された一方の第1直線部101と、他方の第1直線部101と、水平方向H2に直線状に形成された一方の第2直線部102と、他方の第2直線部102とによりそれぞれ構成されている。
上記のような構成を有する土台100を製造する際には、3次元造形装置のノズルから樹脂材料を吐出させながら、一筆書きが可能な、始点P1から中途点P2を経由して終点P3までの形成ルートに沿ってノズルを移動させる。詳しくは、ノズルを始点P1から垂直方向H1の上方に移動させた後、水平方向H2の右方に移動させる。その後、ノズルを垂直方向H1の下方に移動させた後、水平方向H2の右方に移動させる。これらの工程を繰り返した後、ノズルを中途点P2まで移動させる。続いて、ノズルを中途点P2から水平方向H2の左方に移動させた後、垂直方向H1の下方に移動させる。その後、ノズルを水平方向H2の右方に移動させた後、垂直方向H1の下方に移動させる。これらの工程を繰り返した後、ノズルを終点P3に移動させる。このような工程を実施することにより、網目状の土台100が形成される。
特許第5065299号公報
しかしながら、上記従来の方法では、土台100に大きな撓みが生じる。すなわち、図9に示すように、土台100の断面において、一方の第1直線部101と他方の第1直線部101とに亘って形成された第2直線部102が、一方の第1直線部101と他方の第1直線部101との間で下方に撓んでしまう。すなわち、第2直線部102のうち第1直線部101に支えられていない部分は重力により下方に撓んでしまう。
一方、上記の撓みを抑制するために、直線部の数を増やし、隣り合う直線部の間隔を短くすることも考えられる。しかし、この方法では、直線部の数が多くなるほど、当該直線部が冷えて固まる際の収縮力が全体として大きくなる。詳しくは、図10(a)に示すように、第2直線部102の上に、第3層として第3直線部104が第1直線部101と平行に形成される。第1直線部101、第2直線部102および第3直線部104が冷えて固まった後、図10(b)に示すように、第4層として第4直線部105が第2直線部102と平行にかつ第2直線部102と同じ長さで形成される。その後、図10(c)に示すように、第4直線部105に矢印H3の方向、すなわち第4直線部105の外側から内側に向かう方向に収縮が起こって、当該第4直線部105を内側に引っ張るような力が生じる。その結果、図10(d)に示すように、第4直線部105は収縮して長さが第2直線部102よりも短くなるとともに反った状態となる。そのため、第2直線部102も内側に引っ張られて反った状態となる。第1直線部101および第3直線部104についても、第2直線部102および第4直線部105と同様に反る。このように従来の構成では、撓みを抑制しようとすれば反りが大きくなってしまう。このため、従来の土台100はテーブルや造形物との接着力が著しく弱い。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、撓みが抑制され、かつテーブルや造形物との接着力が強い3次元造形物用土台および3次元造形物用土台の製造方法を提供することである。
本発明に係る3次元造形物用土台は、テーブルの表面上に樹脂材料を硬化させた樹脂層が順次積層されてなる3次元造形物を造形する際に、樹脂材料を硬化させることによって形成され、テーブルの表面と3次元造形物との間に介在する網目状の3次元造形物用土台であって、第1集点部と、テーブルの表面と平行な平面内において、第1集点部から第1の方向に延びる第1線状体と、平面内において第1集点部から第2の方向に延びる第2線状体と、平面内において第1集点部から第3の方向に延びる第3線状体と、を備え、第1集点部、第1線状体、第2線状体および第3線状体は、テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい。
本発明に係る3次元造形物用土台によれば、第1集点部、第1線状体、第2線状体および第3線状体は、テーブルの表面と垂直な方向の厚みが実質的に等しい。これにより、一方の線状体が他方の線状体を乗り越えるような従来の構成を回避することができる。これによって、一方の線状体と他方の線状体との高低差が生じることに起因して当該他方の線状体に撓みが発生するのを抑制することができる。また、この場合、3次元造形物用土台の高さの変化を少なくすることができるため、3次元造形物用土台と3次元造形物との接触面積および3次元造形物用土台とテーブルとの接触面積を増大させることができる。これにより、造形物に対する土台の接着力およびテーブルに対する土台の接着力を強くすることができる。これによって、造形物の層を形成する際に生じる収縮力を受けても土台が反ること、換言すればテーブルから一部剥がれることを抑制することができる。土台の接着力が弱いと、造形物の層における収縮力を受けてすぐに反ってしまう。その状態でさらに層が積み重ねられると収縮力が加えられていくため、土台の反り量、言い換えれば剥がれ量が増大する。上記のように土台の接着力が強いと、造形物の層の収縮力を受けても反り難くなっており、造形物の層は反りが少ない状態で固まる。これにより、造形物の一層ごとの反り量が少なくなる結果、造形物全体の反りを抑制できる。
本発明の好ましい一態様によれば、平面内において第1集点部から第4の方向に延びる第4線状体をさらに備え、第1集点部、第1線状体、第2線状体、第3線状体、および第4線状体は、テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい。
上記態様によれば、例えば四角形の網目部において各線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、第1集点部は、単一の樹脂層によって形成されている。
上記態様によれば、第1集点部において一方の線状体と他方の線状体との高低差が生じることに起因して当該他方の線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、平面内において第1集点部から離間した第2集点部と、平面内において第2集点部から第5の方向に延びる第5線状体と、平面内において第2集点部から第6の方向に延びる第6線状体と、を備え、第1線状体、第2線状体、第5線状体、第6線状体、第1集点部、および第2集点部は、連続曲線からなる網目部の一部または全部を形成し、第1〜第6線状体および第1〜第2集点部は、テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい。なお、上記連続曲線には湾曲線および屈曲線が含まれる。
上記態様によれば、連続曲線からなる網目部の一部または全部において、各線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、第1線状体のうち第1集点部と反対側の端部と第5線状体のうち第2集点部と反対側の端部とを連結する第3集点部と、第2線状体のうち第1集点部と反対側の端部と第6線状体のうち第2集点部と反対側の端部とを連結する第4集点部と、を備え、第1〜第6線状体および第1〜第4集点部は、テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい。
上記態様によれば、網目部の全部において、各線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、網目部は多角形状に形成されている。
上記態様によれば、多角形状として例えば四角形状などが挙げられる。この場合、例えば円形の網目部を形成するよりもノズルの移動が容易となる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、網目部は四角形状に形成されている。
上記態様によれば、例えば五角形状や六角形状の網目部を形成するよりもノズルの移動が容易となる。
本発明に係る3次元造形物用土台の製造方法は、テーブルの表面上に樹脂材料を硬化させた樹脂層が順次積層されてなる3次元造形物を造形する前に、テーブルの上方に配置されたノズルから樹脂材料を吐出させて硬化させることにより、テーブルの表面と3次元造形物との間に介在する網目状の3次元造形物用土台を製造する方法であって、ノズルから樹脂材料を吐出させながら、ノズルをテーブルに対して第1の位置に向けて第1の方向に移動させることにより、テーブル上に第1線状体を形成する工程と、第1の位置においてノズルから樹脂材料を吐出させることにより、第1線状体と連続する第1連結部をテーブル上に形成する工程と、ノズルから樹脂材料を吐出させながら、ノズルをテーブルに対して第1の位置から第2の方向に移動させることにより、第1連結部と連続する第2線状体を形成する工程と、ノズルから樹脂材料を吐出させながら、ノズルをテーブルに対して第1の位置の側方の第2の位置に向けて第3の方向に移動させることにより、テーブル上に第3線状体を形成する工程と、第2の位置においてノズルから樹脂材料を吐出させることにより、第1連結部の側方に位置し、第3線状体および第1連結部に連続する第2連結部をテーブル上に形成する工程と、ノズルから樹脂材料を吐出させながら、ノズルをテーブルに対して第2の位置から第4の方向に移動させることにより、第2連結部と連続する第4線状体を形成する工程と、を備えている。
本発明に係る3次元造形物用土台の製造方法によれば、第1〜第2連結部および第1〜第4線状体について、テーブルの表面と垂直な方向の厚みを実質的に等しくすることができる。これにより、一方の線状体が他方の線状体を乗り越えるような従来の構成を回避することができる。これによって、一方の線状体と他方の線状体との高低差が生じることに起因して当該他方の線状体に撓みが発生するのを抑制することができる。またこの場合、3次元造形物用土台の高さの変化を少なくすることができるため、3次元造形物用土台と3次元造形物との接触面積および3次元造形物用土台とテーブルとの接触面積を増大させることができる。これにより、造形物に対する土台の接着力およびテーブルに対する土台の接着力を強くすることができる。これによって、造形物の層を形成する際に生じる収縮力を受けても土台が反ること、換言すればテーブルから一部剥がれることを抑制することができる。土台の接着力が弱いと、造形物の層における収縮力を受けてすぐに反ってしまう。その状態でさらに層が積み重ねられると収縮力が加えられていくため、土台の反り量、言い換えれば剥がれ量が増大する。上記のように土台の接着力が強いと、造形物の層の収縮力を受けても反り難くなっており、造形物の層は反りが少ない状態で固まる。これにより、造形物の一層ごとの反り量が少なる結果、造形物全体の反りを抑制することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、第1連結部を形成した後は、ノズルを第1の位置に到達させない。
上記態様によれば、第1連結部と各線状体とがテーブルの表面と垂直な方向に重なることを回避することができる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、テーブルとノズルの先端部との距離がノズルの穴径よりも短くなるようノズルをテーブルに対して移動させる。
上記態様によれば、テーブルとノズルの先端部との距離がノズルの穴径よりも短い状態で、ノズルからテーブルに向けて樹脂材料が吐出される。この際、吐出された樹脂材料はノズルの先端に押圧され易くなる。これにより、吐出された樹脂材料は引き伸ばされる。このため、樹脂材料がテーブルと接触する面積を増大させることができる。それにより、テーブルに対する樹脂材料の接着力を向上させることができる。
本発明の好ましい他方の一態様によれば、テーブルとノズルの先端部との距離がノズルの穴径の1/2以下となるようノズルをテーブルに対して移動させる。
上記態様によれば、ノズルから吐出された樹脂材料は当該ノズルの先端により押圧され易くなる。これにより、吐出された樹脂材料はより引き伸ばされる。このため、樹脂材料がテーブルと接触する面積をより増大させることができる。それにより、テーブルに対する樹脂材料の接着力をより向上させることができる。
本発明によれば、撓みが抑制され、かつテーブルや造形物との接着力が強い3次元造形物用土台および3次元造形物用土台の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る3次元造形物用土台を造形する3次元造形装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る3次元造形物用土台を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る網目部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る3次元造形物用土台を形成する際のノズルの移動軌跡を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る3次元造形物用土台の製造方法を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る網目部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るノズルの穴径と、ノズル先端とテーブル上面の距離との関係を示す説明図である。 従来の3次元造形物用土台を示す平面図である。 図8のIX−IX断面図である。 (a)〜(d)は従来の3次元造形物用土台の反りを説明するための断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。最初に、本実施形態の3次元造形物用土台1を製造する3次元造形装置50について説明する。図1に示すように、相互に直交する軸を、X軸、Y軸およびZ軸とし、3次元造形装置50はX軸とY軸とで構成される平面に置かれるものとする。以下、左方および右方とは、図1の3次元造形装置50を見た場合の左方および右方である。また、図1の3次元造形装置50を見た場合に、3次元造形装置50に近付く方を後方、遠ざかる方を前方とする。同図中の左方をL、右方をRとし、前方をF、後方をReとし、上方をU、下方をDとする。但し、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、本実施形態に係る3次元造形装置50の設置態様を何ら限定するものではない。
図1に示すように、3次元造形装置50は、筐体51を備えている。この筐体51は、左壁51a、右壁51b、底面部材51c、後方部材51dおよび天面部材51eにより構成されている。左壁51aは、底面部材51cの左端において上方に延びている。右壁51bは、底面部材51cの右端において上方に延びている。後方部材51dは、底面部材51cの後端において上方に延びている。後方部材51dは、左壁51aおよび右壁51bに接触している。天面部材51eは、左壁51aの上端部、右壁51bの上端部および後方部材51dの上端部に接触している。
筐体51の内方には、吐出ヘッド52およびテーブル53が配設されている。吐出ヘッド52は、熱溶解された樹脂材料を吐出する。テーブル53の上面53aにおいて吐出された樹脂材料により3次元造形物用土台1および3次元造形物が造形される。なお、樹脂材料は吐出されたのち冷えて硬化する。
吐出ヘッド52は、ノズル54、移動部材55、移動部材57および保持部材58を備えている。移動部材55および移動部材57を含む移動機構62によって、ノズル54を左右方向および上下方向に移動させることができる。ノズル54は、円形断面を有する先端部54aを備えている。ノズル54の先端部54aから樹脂材料がテーブル53の上面53aに向けて吐出される。移動部材55は、右方から見た側面視においてコの字形状に形成されている。移動部材55は、上部材55bおよび下部材55cを備えている。これらの上部材55bと下部材55cとの間に溝部55aが形成されている。
移動部材55の上部材55bと下部材55cとに一対のガイドレール56が接続されている。ガイドレール56の上端は上部材55bの下面に接続され、ガイドレール56の下端は下部材55cの上面に接続されている。移動部材57は、ガイドレール56に上下方向に移動自在に設けられている。移動部材57の前面に保持部材58が固定されている。この保持部材58によりノズル54が保持されている。移動部材57がガイドレール56に沿って上下方向に移動すると、保持部材58を介してノズル54も上下方向に移動する。
保持部材58には、回転可能な一対のローラー58aが左右に並んで設けられている。左方のローラー58aと右方のローラー58aとに、フィラメント状の樹脂材料Mが挟持されている。この樹脂材料Mの一端は、ノズル54の内方に収容されている。ローラー58aの回転により樹脂材料Mがノズル54の内方に送られる。樹脂材料Mの他端は、カートリッジ70に収容されている。カートリッジ70は交換可能である。ノズル54では、樹脂材料Mが熱溶解されて、熱溶解された樹脂材料Mが当該ノズル54の先端部54aから吐出される。
筐体51の内方において、軸状の一対のガイドレール59が設けられている。この一対のガイドレール59の左端は左壁51aに接続されており、ガイドレール59の右端は右壁51bに接続されている。移動部材55の上部材55bは上方のガイドレール59に移動自在に支持されている。移動部材55の下部材55cは下方のガイドレール59に移動自在に支持されている。これによって、移動部材55は左右方向に移動自在に構成されている。これにより、ノズル54も左右方向に移動可能となっている。
筐体51の底面部材51cには、テーブル53を前後方向にスライドさせるスライド機構61が設けられている。このスライド機構61により、テーブル53が前後方向に移動するので、ノズル54はテーブル53に対して相対的に前後方向に移動できるようになっている。以上説明した構成によって、ノズル54は、上下方向、左右方向および前後方向に絶対的または相対的に移動可能となっている。なお、移動部材55、移動部材57およびテーブル53は、モータなどにより移動させる。
次に、本実施形態の3次元造形物用土台1について説明する。3次元造形物用土台1は、3次元造形装置50のテーブル53に最初に造形される第1層である。第1層である3次元造形物用土台1が造形されてから、当該3次元造形物用土台1の上に、第2層から所定層までが順次積層されることにより、3次元造形物が造形される。すなわち、3次元造形物用土台1は、テーブル53の表面と3次元造形物との間に介在するものである。
3次元造形物用土台1は、網目状に形成されている。図2に示すように、3次元造形物用土台1は、平面内に互いに隣り合って配置された複数の網目部2を備えている。3次元造形物用土台1は、複数の網目部2の集合体である。
ここで、平面内で互いに隣り合う一方の網目部2と他方の網目部2とは、共通の連結部分を備えている。この連結部分である後述の集点部、および当該集点部に集まる後述の線状体に着目して、本実施形態の網目部2の特徴について説明する。図3に示すように、網目部2は、第1〜第4集点部11、12、13、14および線状体21、22、25、26を備えている。網目部2を構成する上記の各構成要素は、例えば樹脂層により形成される。線状体21は、テーブル53(図1参照)の表面と平行な平面内(以下、「平面内」と略記することがある)において、第1集点部11から第1の方向K1に延びている。線状体22は、平面内において第1集点部11から第2の方向K2に延びている。第2集点部12は、平面内において第1集点部11から離間して配置されている。線状体25は、平面内において第2集点部12から第5の方向K5に延びている。線状体26は、平面内において第2集点部12から第6の方向K6に延びている。第3集点部13は、線状体21のうち第1集点部11と反対側の端部と線状体25のうち第2集点部12と反対側の端部とを連結している。第4集点部14は、線状体22のうち第1集点部11と反対側の端部と線状体26のうち第2集点部12と反対側の端部とを連結している。このような構成において、線状体21、22、25、26および第1〜第4集点部11〜14は、連続曲線からなる網目部2を形成している。また、平面内において第1集点部11から第3の方向K3に線状体23が延びている。平面内において第1集点部11から第4の方向K4に線状体24が延びている。これらの線状体23、24は、上述の網目部2に平面内で互いに隣り合う網目部2の一部を構成するものである。なお、上記連続曲線には湾曲線および屈曲線が含まれる。
上記のような構成において、線状体21〜26および第1〜第4集点部11〜14は、テーブル53の表面と垂直な方向の厚みが等しい。線状体21〜26および第1〜第4集点部11〜14の各厚みは、例えば0.1mm〜0.4mmの範囲で設定される。なお、上記の「厚みが等しい」とは、厚みが実質的に等しいことを意味し、より詳細には、厚みが同一である場合の他、設計値に対して±0.05mmの公差または±50%の公差を含む意味である。また、「厚みが等しい」とは、一方の線状体と他方の線状体とが上下に重なって形成されていることにより、当該重なり部分の厚みが線状体の厚みよりも大きくなるような形態(図9の形態)のみならず、例えば他方の線状体の一部が一方の線状体の上面に乗り上がって形成されているような形態をも除く主旨である。なお、上記の厚みおよび公差は一例であり、上記の数値に限定されるものではない。
次に、3次元造形物用土台1の製造方法について説明する。図4に示すように、各々の網目部2は、第2仮想直線K2とこの第2仮想直線K2と平行な第3仮想直線K3とに亘って形成される。第1仮想直線K1は、第2仮想直線K2および第3仮想直線K3に平行でかつ第2仮想直線K2と第3仮想直線K3との間に配置されている。まず、樹脂材料を吐出させた状態のノズル54を、第1仮想直線K1と第2仮想直線K2との間においてジグザグに移動させて網目部2の第1部分、すなわち図4において線状体21、22により構成される部分を形成する。続いて、樹脂材料を吐出させた状態のノズル54を、第1仮想直線K1と第3仮想直線K3との間においてジグザグに移動させて網目部2の第2部分、すなわち図4において線状体25、26により構成される部分を形成する。このような処理を繰り返して、平面内に広がった3次元造形物用土台1を形成する。なお、図4にはノズル54の移動軌跡が矢印で示されている。
ここで、網目部2の上記の第1部分と第2部分との接触について説明する。図5に示すように、まず、ノズル54から樹脂材料を吐出させながら、ノズル54をテーブル53に対して第1の位置P1に向けて第1の方向K11に移動させることにより、テーブル53上に線状体22を形成する。次に、第1の位置P1においてノズル54から樹脂材料を吐出させることにより、線状体22と連続する第1連結部31を形成する。次に、ノズル54から樹脂材料を吐出させながら、ノズル54をテーブル53に対して第1の位置P1から第2の方向K12に移動させることにより、第1連結部31と連続する線状体21を形成する。続いて、ノズル54から樹脂材料を吐出させながら、ノズル54をテーブル53に対して第1の位置P1の側方の第2の位置P2に向けて第3の方向K13に移動させることにより、線状体25を形成する。次に、第2の位置P2においてノズル54から樹脂材料を吐出させることにより、線状体25と連続しかつ第1連結部31とテーブル53の表面と平行な方向に連続する第2連結部32を形成する。次に、ノズル54から樹脂材料を吐出させながら、ノズル54をテーブル53に対して第2の位置P2から第4の方向K14に移動させることにより、第2連結部32と連続する線状体26を形成する。このような方法によって、集点部に相当する第1連結部31と第2連結部32とは、単一の樹脂層によって形成される。それにより、第1連結部31と第2連結部32とを、平面方向に垂直な方向に重ならないよう形成することができる。なお、第1連結部31を形成した後は、ノズル54を第1の位置P1に到達させないようにする。
以上のように、本実施形態によれば、第1集点部11、線状体21、線状体22および線状体23は、テーブル53の表面と垂直な方向の厚みが実質的に等しい。これにより、一方の線状体が他方の線状体を乗り越えるような従来の構成を回避することができる。これによって、一方の線状体と他方の線状体との高低差が生じることに起因して当該他方の線状体に撓みが発生するのを抑制することができる。またこの場合、3次元造形物用土台1の高さの変化を少なくすることができるため、3次元造形物用土台1と3次元造形物との接触面積および3次元造形物用土台1とテーブル53との接触面積を増大させることができる。これにより、造形物に対する3次元造形物用土台1の接着力およびテーブル53に対する3次元造形物用土台1の接着力を強くすることができる。これによって、造形物の層を形成する際に生じる収縮力を受けても3次元造形物用土台1が反ること、言い換えればテーブル53から一部剥がれることを抑制することができる。土台の接着力が弱いと、造形物の層における収縮力を受けてすぐに反ってしまう。その状態でさらに造形物の層が積み重ねられると収縮力が加えられていくため、土台の反り量、言い換えれば剥がれ量が増大する。上記のように3次元造形物用土台1の接着力が強いと、造形物の層の収縮力を受けても反り難くなっており、造形物の層は反りが少ない状態で固まる。これにより、造形物の一層ごとの反り量が少なくなるので、造形物全体の反りを抑制できる。
本実施形態によれば、第1集点部11、線状体21、線状体22、線状体23および線状体24は、テーブル53の表面と垂直な方向の厚みが等しい。これにより、例えば四角形の網目部2において各線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本実施形態によれば、第1集点部11は、単一の樹脂層によって形成されている。これにより、第1集点部11において一方の線状体と他方の線状体との高低差が生じることに起因して当該他方の線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本実施形態によれば、線状体21、線状体22、線状体25、線状体26、第1集点部11、および第2集点部12は、連続曲線からなる網目部2の一部または全部を形成し、線状体21〜26および第1〜第2集点部11、12は、テーブル53の表面と垂直な方向の厚みが等しい。これにより、連続曲線からなる網目部2の一部または全部において、各線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本実施形態によれば、線状体21〜26および第1〜第4集点部11〜14は、テーブル53の表面と垂直な方向の厚みが等しい。これにより、網目部2の全部において、各線状体に撓みが発生するのを抑制できる。
本実施形態によれば、網目部2は多角形状に形成することができる。多角形状として例えば四角形状などが挙げられる。この場合、例えば円形の網目部2を形成するよりもノズル54の移動が容易となる。
本実施形態によれば、網目部2は四角形状に形成することができる。これにより、例えば五角形状や六角形状の網目部2を形成するよりもノズル54の移動が容易となる。
本実施形態によれば、第1連結部31を形成した後は、ノズル54を第1の位置P1に到達させないようにする。これにより、第1連結部31と各線状体とがテーブル53の表面と垂直な方向に重なることを回避することができる。なお、ノズル54を第1の位置P1には到達させないが、第1連結部31と第2連結部32とを水平方向に接触させて連続させるため、第1の位置P1に近付ける必要がある。この場合、例えば第1の位置P1から、ノズル54の穴径L2(後述)の半分の距離離れた位置にノズル54を移動させるようにする。
上記実施形態では、四角形状の網目部2を形成することとした。しかし、これに限定されるものではない。種々の多角形状の網目部2を形成してもよい。図6に示すように、例えば六角形状の網目部2aを形成してもよい。これによれば、単位面積当たりの線状体の数を増やすことができるので、網目部2aと3次元造形物との接触面積を増大させることができる。それにより、3次元造形物を安定して支えることができる。また、多角形状の網目部2に限らず、例えば円形や楕円形の網目部2を形成してもよい。なお、六角形状の網目部2aの場合、第1集点部11から所定方向に延びているのは、3つの線状体21、22、23となる。
図7に示すように、ノズル54の先端部54aとテーブル53の上面53aとの距離L1を、ノズル54の穴径L2よりも短くして、ノズル54から樹脂材料を吐出させることが好ましい。この際、吐出された樹脂材料はノズル54の先端部54aに押圧され易くなる。これにより、吐出された樹脂材料は引き伸ばされる。このため、樹脂材料がテーブル53の上面53aと接触する面積を増大させることができる。それにより、テーブル53の上面53aに対する樹脂材料の接着力を向上させることができる。さらに、好ましい形態として、距離L1を穴径L2の1/2以下にすれば、吐出された樹脂材料をより引き伸ばすことができる。これによって、樹脂材料がテーブル53の上面53aと接触する面積をより増大させることができる。それにより、テーブル53の上面53aに対する樹脂材料の接着力をより向上させることができる。なお、ノズル54とテーブル53との距離の制御については、各集点部および各線状体について、テーブル53の上面53aと垂直な方向の厚みを等しくする上記実施形態に必須な要件ではない。
上記実施形態では、移動機構62によりノズル54を上下方向および左右方向に移動させ、テーブル53を前後方向に移動させることとした。しかし、これに限定されるものではない。例えばノズル54を移動機構により上下方向に移動させ、テーブル53を左右方向および前後方向に移動させるようにしてもよい。すなわち、ノズル54とテーブル53とを互いに相対移動させることが可能な構成であればよい。
上記実施形態では、網目部2が連続曲線により平面内において閉じられた構成である場合を説明したが、これに限定されるものではない。網目部2の一部が連結していなくてもよい。この場合、例えば線状体22と線状体26とが第4集点部14において連結していない構成などが挙げられる。
ここに用いられた用語及び表現は、説明のために用いられたものであって限定的に解釈するために用いられたものではない。ここに示されかつ述べられた特徴事項の如何なる均等物をも排除するものではなく、本発明のクレームされた範囲内における各種変形をも許容するものであると認識されなければならない。本発明は、多くの異なった形態で具現化され得るものである。この開示は本発明の原理の実施形態を提供するものと見なされるべきである。それらの実施形態は、本発明をここに記載しかつ/又は図示した好ましい実施形態に限定することを意図するものではないという了解のもとで、実施形態がここに記載されている。ここに記載した実施形態に限定されるものではない。本発明は、この開示に基づいて当業者によって認識され得る、均等な要素、修正、削除、組み合わせ、改良及び/又は変更を含むあらゆる実施形態をも包含する。クレームの限定事項はそのクレームで用いられた用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書あるいは本願のプロセキューション中に記載された実施形態に限定されるべきではない。
1 3次元造形物用土台
2,2a 網目部
11 第1集点部
12 第2集点部
13 第3集点部
14 第4集点部
21 線状体(第1線状体)
22 線状体(第2線状体)
23 線状体(第3線状体)
24 線状体(第4線状体)
25 線状体(第5線状体)
26 線状体(第6線状体)
31 第1連結部
32 第2連結部
50 3次元造形装置
53 テーブル
54 ノズル
54a ノズルの先端部
62 移動機構
K1〜K6 第1〜第6の方向
M 樹脂材料
P1 第1の位置
P2 第2の位置

Claims (11)

  1. テーブルの表面上に樹脂材料を硬化させた樹脂層が順次積層されてなる3次元造形物を造形する際に、前記樹脂材料を硬化させることによって形成され、前記テーブルの表面と前記3次元造形物との間に介在する網目状の3次元造形物用土台であって、
    第1集点部と、
    前記テーブルの表面と平行な平面内において、前記第1集点部から第1の方向に延びる第1線状体と、
    前記平面内において前記第1集点部から第2の方向に延びる第2線状体と、
    前記平面内において前記第1集点部から第3の方向に延びる第3線状体と、を備え、
    前記第1集点部、前記第1線状体、前記第2線状体、および前記第3線状体は、前記テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい、3次元造形物用土台。
  2. 前記平面内において前記第1集点部から第4の方向に延びる第4線状体をさらに備え、
    前記第1集点部、前記第1線状体、前記第2線状体、前記第3線状体、および前記第4線状体は、前記テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい、請求項1に記載の3次元造形物用土台。
  3. 前記第1集点部は、単一の樹脂層によって形成されている、請求項1または2に記載の3次元造形物用土台。
  4. 前記平面内において前記第1集点部から離間した第2集点部と、
    前記平面内において前記第2集点部から第5の方向に延びる第5線状体と、
    前記平面内において前記第2集点部から第6の方向に延びる第6線状体と、を備え、
    前記第1線状体、前記第2線状体、前記第5線状体、前記第6線状体、前記第1集点部、および前記第2集点部は、連続曲線からなる網目部の一部または全部を形成し、
    前記第1〜第6線状体および前記第1〜第2集点部は、前記テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい、請求項2または3に記載の3次元造形物用土台。
  5. 前記第1線状体のうち前記第1集点部と反対側の端部と前記第5線状体のうち前記第2集点部と反対側の端部とを連結する第3集点部と、
    前記第2線状体のうち前記第1集点部と反対側の端部と前記第6線状体のうち前記第2集点部と反対側の端部とを連結する第4集点部と、
    を備え、
    前記第1〜第6線状体および前記第1〜第4集点部は、前記テーブルの表面と垂直な方向の厚みが等しい、請求項4に記載の3次元造形物用土台。
  6. 前記網目部は多角形状に形成されている、請求項4または5に記載の3次元造形物用土台。
  7. 前記網目部は四角形状に形成されている、請求項6に記載の3次元造形物土台。
  8. テーブルの表面上に樹脂材料を硬化させた樹脂層が順次積層されてなる3次元造形物を造形する前に、前記テーブルの上方に配置されたノズルから前記樹脂材料を吐出させて硬化させることにより、前記テーブルの表面と前記3次元造形物との間に介在する網目状の3次元造形物用土台を製造する方法であって、
    前記ノズルから前記樹脂材料を吐出させながら、前記ノズルを前記テーブルに対して第1の位置に向けて第1の方向に移動させることにより、前記テーブル上に第1線状体を形成する工程と、
    前記第1の位置において前記ノズルから前記樹脂材料を吐出させることにより、前記第1線状体と連続する第1連結部を前記テーブル上に形成する工程と、
    前記ノズルから前記樹脂材料を吐出させながら、前記ノズルを前記テーブルに対して前記第1の位置から第2の方向に移動させることにより、前記第1連結部と連続する第2線状体を形成する工程と、
    前記ノズルから前記樹脂材料を吐出させながら、前記ノズルを前記テーブルに対して前記第1の位置の側方の第2の位置に向けて第3の方向に移動させることにより、前記テーブル上に第3線状体を形成する工程と、
    前記第2の位置において前記ノズルから前記樹脂材料を吐出させることにより、前記第1連結部の側方に位置し、前記第3線状体および前記第1連結部に連続する第2連結部を前記テーブル上に形成する工程と、
    前記ノズルから前記樹脂材料を吐出させながら、前記ノズルを前記テーブルに対して前記第2の位置から第4の方向に移動させることにより、前記第2連結部と連続する第4線状体を形成する工程と、を備えた、3次元造形物用土台の製造方法。
  9. 前記第1連結部を形成した後は、前記ノズルを前記第1の位置に到達させない、請求項8に記載の3次元造形物用土台の製造方法。
  10. 前記テーブルと前記ノズルの先端部との距離が前記ノズルの穴径よりも短くなるよう前記ノズルを前記テーブルに対して移動させる、請求項8または9に記載の3次元造形物用土台の製造方法。
  11. 前記テーブルと前記ノズルの先端部との距離が前記ノズルの穴径の1/2以下となるよう前記ノズルを前記テーブルに対して移動させる、請求項10に記載の3次元造形物用土台の製造方法。
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