JP2016160699A - フローリング用付属部材 - Google Patents

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心吾 増田
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心吾 増田
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Abstract

【課題】 フローリングの伸張代を確保するための新たな技術を提供する。【解決手段】 フローリング用付属部材は、長手方向に延在する第1の板状部と、長手方向に沿って、第1の板状部の一方の面から一方の面と交差する方向に延在する第2の板状部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、フローリング用付属部材に関する。
建物内部造作工事の床材として使用される木質床材であるフローリングにおいては、主に湿度変化に起因して、伸縮が生じる。フローリングが伸張する場合、隣接するフローリング同士が衝突することによって、フローリングの浮き上がり、反り、突き上げなどが生じることがあり、場合によっては、フローリングが損傷することもある。このようなことから、従来から、巾木下部にクリアランスを設けることによって、フローリングの伸張代を確保し、上述した問題に対応することが行われている。
しかしながら、フローリング端部の全ての箇所に巾木を設置できるわけではないので、伸張代を完全に確保することは困難である。特に、玄関や部屋の出入口には、幅木を設置することができないので、このような巾木下のクリアランスで対応することは困難である。隣接するフローリング同士の間に予め大きなクリアランスを確保しておけば、このような問題は生じないが、この場合には、フローリングの収縮時には、隣接するフローリング同士の間に大きな隙間が生じることになり、意匠上の問題が生じることになる。
このようなことから、フローリングの伸張代を確保するための新たな技術が求められる。また、このような技術は、意匠上の問題が生じないことが望ましい。さらに、施工時における寸法取りや治具が不要となることが望ましい。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態によれば、フローリング用付属部材が提供される。このフローリング用付属部材は、長手方向に延在する第1の板状部と、長手方向に沿って、第1の板状部の一方の面から一方の面と交差する方向に延在する第2の板状部と、を備える。
かかるフローリング用付属部材は、第1の板状部が第2の板状部よりも上側または下側に位置するとともに第2の板状部が第1の板状部から鉛直方向(重力方向、または、重力方向と反対の方向)に延在するように配置して使用することができる。第1の板状部が第2の板状部よりも上側に位置するようにフローリング用付属部材を配置する場合には、フローリングは、第1の板状の下に、第2の板状部と隣接して配置される。また、フローリングは、長手方向と直交する方向において第1の板状部とフローリングとが重複する領域が生じるように配置される。第1の板状部が第2の板状部よりも下側に位置するようにフローリング用付属部材を配置する場合には、フローリングは、第1の板状の上に、第2の板状部と隣接して配置される。この場合も、フローリングは、長手方向と直交する方向において第1の板状部とフローリングとが重複する領域が生じるように配置される。また、これらの場合のいずれにおいても、第2の板状部とフローリングとの間には、所定のクリアランスが設けられる。このクリアランスは、湿度変化等に起因するフローリングの伸縮を十分に吸収可能な距離に設定される。このようにして使用されるフローリング用付属部材によれば、建物の任意の箇所において、第2の板状部とフローリングとの間のクリアランスによって、フローリングの伸張代を確保することができる。また、第1の板状部が第2の板状部よりも上側に位置するようにフローリング用付属部材を配置する場合には、第2の板状部とフローリングとの間のクリアランスは、第1の板状部よって隠され、床上からは視認されないので、意匠性にも優れる。しかも、フローリングの下に第1の板状部が配置されないので、第1の板状部の厚み分についてフローリング下地のレベル調整を行う必要がない。逆に、第1の板状部が第2の板状部よりも下側に位置するようにフローリング用付属部材を配置する場合には、フローリングの上に第1の板状部が配置されないので、床面を平坦にすることができる。
本発明の第2の形態によれば、第1の形態のフローリング用付属部材は、さらに、第2の板状部に隣接して配置するための柔軟部材であって、長手方向と直交する方向の幅が第1の板状部よりも小さい柔軟部材を備える。かかる形態によれば、第2の板状部とフローリングとの間のクリアランスに柔軟部材が配置されることになる。この柔軟部材は、フローリングの伸縮を吸収するので、第1の形態と同様の効果を奏する。しかも、第1の板状部が第2の板状部よりも上側に位置するようにフローリング用付属部材を配置する場合(この場合、フローリングを配置する際には、フローリング端部は第1の板状部よりも下方に位置するので、フローリングと第2の板状部との間のクリアランスを目視確認することはできない)においても、フローリングと第2の板状部との間にクリアランスを確実に確保することができる。このため、施工時における寸法取りや治具が不要となる。
本発明の第3の形態によれば、第1または第2の形態において、第1の板状部は、長手方向と直交する方向において第2の板状部から離れるに従って厚みが小さくなる傾斜部を一方の面と反対側の面に備える。かかる形態によれば、第1の板状部が第2の板状部よりも上側に位置するようにフローリング用付属部材を配置する場合、長手方向と直交する方向における第1の板状部の縁部と、フローリングと、の間に段差が生じない。したがって、安全配慮性やバリアフリー性が高まる。
本発明の第4の形態によれば、第1ないし第3のいずれかの形態のフローリング用付属部材は、さらに、長手方向に延在するとともに第1の板状部と平行な第3の板状部を備える。第2の板状部は、第3の板状部の第1の板状部側の面から第1の板状部側に向けて延在する。かかる形態のフローリング用付属部材は、第1の板状部と第3の板状との間に、フローリングを挿入して使用することができる。第2の板状部とフローリングとの間のクリアランスは、第1の板状部よって隠され、床上からは視認されないので、意匠性にも優れる。
本発明の第5の形態によれば、第1ないし第4のいずれかの形態において、第2の板状部は、第1の板状部の一方の面の、長手方向と直交する方向における略中央から延在する。かかる形態によれば、長手方向と直交する方向における第2の板状部の両側にフローリングを配置できる。つまり、フローリング用付属部材を、隣接する2つのフローリングの繋ぎ目の部分に使用することができる。
本発明の第6の形態によれば、第4の形態を含む第5の形態において、第2の板状部は、第3の板状部の第1の板状部側の面の、長手方向と直交する方向における略中央から第1の板状部側に向けて延在する。かかる形態によれば、第4の形態に関しても、第5の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第7の形態によれば、第2の形態を含む、第5または第6の形態において、柔軟部材は、第2の板状部の、長手方向と直交する方向における両側にそれぞれ隣接して配置するための一対の柔軟部材である。かかる形態によれば、第5または第6の形態に関しても、第2の形態の効果を得ることができる。
本発明の第8の形態によれば、第1ないし第4のいずれかの形態において、第2の板状部は、第1の板状部の、長手方向と直交する方向における端部から延在する。かかる形態によれば、長手方向と直交する方向における第2の板状部の片側(第1の板状部が存在する側)のみにフローリングを配置できる。つまり、フローリング用付属部材を、複数配列されるフローリングの終端部に使用することができる。
本発明の第9の形態によれば、第4の形態を含む第8の形態において、第2の板状部は、第1の板状部および第3の板状部の、長手方向と直交する方向における同一側の各々の端部の間を延在する。かかる形態によれば、フローリング用付属部材を、複数配列されるフローリングの終端部に使用することができる。しかも、第3の板状部を利用して、フローリングとフローリング用付属部材とを強固に固定することができる。
本発明の第10の形態によれば、フローリング用付属部材が提供される。このフローリング用付属部材は、第1の部材と第2の部材とを備える。第1の部材は、長手方向に延在する第1の板状部と、長手方向に沿って、第1の板状部の一方の面から一方の面と交差する方向に延在する第2の板状部と、を備える。第2の部材は、長手方向に延在する第3の板状部と、長手方向に沿って、第3の板状部の一方の面から一方の面と交差する方向に延在する一対の第4の板状部であって、長手方向と直交する方向に間隔が隔てられた一対の第4の板状部と、を備える。第2の板状部と一対の第4の板状部とは、嵌合可能な大小関係にある。
かかるフローリング用付属部材は、第2の板状部と第4の板状部が嵌合するとともに第1の板状部がフローリングの上に載るように、第1の部材が上方に位置するとともに第2の部材が下方に位置するように配置して使用することができる。この場合、嵌合する第1の板状部および第3の板状部と、フローリングと、の間には、所定のクリアランスが設けられる。このクリアランスは、湿度変化等に起因するフローリングの伸縮を十分に吸収可能な距離に設定される。このようにして使用されるフローリング用付属部材によれば、建物の任意の箇所において、当該クリアランスによって、フローリングの伸張代を確保することができる。しかも、嵌合する第2の板状部および第4の板状部の嵌合深さを調節することによって、第1の板状部の配置高さを調節することができる。このことは、第1の板状部の下に配置されるフローリングの様々な厚みに対応できることを意味する。すなわち、厚みが異なる種々のフローリングに対して同一のフローリング用付属部材を使用することができるので、汎用性に優れる。
本発明の第11の形態によれば、第10の形態において、第2の板状部は、長手方向と直交する方向に間隔が隔てられた一対の第2の板状部を備える。かかる形態によれば、第2の板状部の材積を低減することができるので、省資源化および低コスト化に資する。
本発明の第12の形態によれば、第10の形態のフローリング用付属部材は、さらに、第2の板状部と一対の第4の板状部とが嵌合される場合に第2の板状部および第4の板状部のうちの相対的に外側に配置される外側板状部に隣接して、外側板状部よりも外側に配置するための柔軟部材であって、長手方向と直交する方向の幅が第1の板状部および第2の板状部のいずれよりも小さい柔軟部材を備える。かかる形態によれば、第2の形態と同様の効果を奏する。
本発明の第13の形態によれば、第10ないし第12のいずれかの形態において、一対の第4の板状部は、第3の板状部の両端からそれぞれ延在する。かかる形態によれば、第2の部材の下面をフローリングの下面と同一レベルに配置することができる。つまり、フローリングの下に第4の板状部が配置されないので、第4の板状部の厚み分についてフローリング下地のレベル調整を行う必要がない。
本発明の第14の形態によれば、第10ないし第13のいずれかの形態において、第2の板状部は、第1の板状部の一方の面の、長手方向と直交する方向における略中央から延在する。かかる形態によれば、第5の形態と同様の効果を奏する。
本発明の第15の形態によれば、第10ないし第13のいずれかの形態において、第2の板状部は、長手方向と直交する方向における一方の側に偏って延在する。かかる形態によれば、第8の形態と同様の効果を奏する。
本発明の第16の形態によれば、第10ないし第15のいずれかの形態において、第2の板状部と一対の第4の板状部とが嵌合される場合に、第2の板状部と一対の第4の板状部とは、第2の板状部および一対の第4の板状部に形成された凹凸形状またはネジ構造によって互いに係合される。かかる形態によれば、第2の板状部と一対の第4の板状部とを簡単な構造で容易に固定することができる。
本発明の第1実施例としてのフローリング用付属部材の斜視図である。 フローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第2実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第3実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第4実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第5実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第6実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第7実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第8実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第9実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。 第10実施例としてのフローリング用付属部材の設置時の断面図である。
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としてのフローリング用付属部材(以下、単に、付属部材とも呼ぶ)20の斜視図である。付属部材20は、湿度変化などに伴うフローリングの伸縮によって、隣接するフローリング同士が衝突し、フローリングの浮き上がり、反り、突き上げなどが生じることを抑制するために、フローリング工事の際にフローリングとともに設置される。
図1に示すように、付属部材20は、本体30と柔軟部材41,42とを備えている。本体30は、第1の板状部31と、第2の板状部32と、第3の板状部33と、を備えている。第1の板状部31は、長手方向LDに延在している。本体30は、本実施例では、長方形の形状を有しているが、本体30の形状は、任意の形状とすることができる。第2の板状部32は、長手方向LDに沿って、第1の板状部31の一方の面(第3の板状部33側の面)から当該一方の面と交差する方向(ここでは直交する方向)に延在している。本実施例では、第2の板状部32は、長手方向LDに直交する方向(以下、直交方向とも呼ぶ)ODにおいて、第1の板状部31の略中央から延在している。第3の板状部33は、第1の板状部31と平行に、長手方向LDに延在している。第2の板状部32は、第3の板状部33の第1の板状部31側の面から第1の板状部31に向けて延在している。すなわち、第2の板状部32は、平行な第1の板状部31および第2の板状部32を連結している。本実施例では、第2の板状部32は、直交方向ODにおいて、第3の板状部33の略中央から延在している。第3の板状部33の直交方向ODの幅は、第1の板状部31の直交方向ODの幅よりも大きい。
一対の柔軟部材41,42は、直方体の形状を有しており、直交方向ODにおける第2の板状部32の両側に、第2の板状部32に隣接して配置されている。また、柔軟部材41,42は、第1の板状部31と第2の板状部32との間に配置されている。本実施例では、柔軟部材41,42は、柔軟部材41,42と第1の板状部31との間、および、柔軟部材41,42と第2の板状部32との間のいずれにおいても隙間が生じないような大きさを有している。ただし、柔軟部材41,42の形状や大きさは任意に設定することができる。本実施例では、柔軟部材41,42は、接着剤によって、第2の板状部32の側面に固定されている。かかる柔軟部材41,42は、変形しやすい柔軟な材料(例えば、スポンジ状の樹脂)によって形成さる。
図2は、フローリング下地(以下、単に、下地とも呼ぶ)91上にフローリング81,82とともに付属部材20を設置した様子を示す断面図である。この付属部材20は、隣接する2つのフローリング81,82の繋ぎ目の部分に使用することができる。フローリング81,82および付属部材20を設置する際には、まず、下地90上に付属部材20が設置される。下地90には、第3の板状部33の厚みの分だけ表面が切り欠かれて形成された段差部91を備えている。付属部材20は、この段差部91の内側に第3の板状部33が配置されるように設置される。このとき、下地90の上面と、第3の板状部33の上面と、は同一レベルになる。このように段差部91の内側に第3の板状部33を配置することによって、下地90に対する付属部材20の直交方向ODの変位を防止できる。
第3の板状部33は、第2の板状部32の両側に配置されるビス51,52によって下地90に固定される。ビス51,52は、長手方向LDに沿って複数箇所に打設される。これによって、付属部材20が下地90に固定される。第2の板状部32の両側においてビス留めすることによって、付属部材20は下地90に強固に固定される。また、直交方向ODにおける第3の板状部33の幅は第1の板状部31の幅よりも大きいので、施工者は、第3の板状部33のうちの、その上方に第1の板状部31が存在しない位置にビス51,52を容易に打設することができる。
このようにして付属部材20が設置されると、次に、フローリング81,82が設置される。具体的には、第1の板状部31と第2の板状部32との間の空間にフローリング81が嵌め込まれる。このとき、第2の板状部32とフローリング81との間には、柔軟部材41が存在するので、第2の板状部32とフローリング81との間には、必ずクリアランスが生じる。同様に、第1の板状部31と第2の板状部32との間の空間にフローリング82が嵌め込まれ、第2の板状部32とフローリング82との間には、柔軟部材42が存在する領域に相当するクリアランスが生じる。
このクリアランスは、フローリング81,82が湿度変化などに伴って伸縮する際の吸収代になる。つまり、フローリング81が伸張する場合には、フローリング81の第2の板状部32側の端面が第2の板状部32側に変位し、このとき、当該変位による押圧力を受けて柔軟部材41が収縮する。これによって、フローリング81の伸張が吸収される。逆に、フローリング81が収縮する場合には、フローリング81の第2の板状部32側の端面が第2の板状部32と反対の側に変位し、このとき、柔軟部材41の収縮が緩和される。この状態においても、フローリング81は、第1の板状部31と第2の板状部32との間に配置される。つまり、フローリング81の第2の板状部32側の端面は、第1の板状部31の第2の板状部32と反対側の端面よりも第2の板状部32側に位置する。かかる作用は、82および柔軟部材42についても同様である。
かかる付属部材20によれば、フローリング81,82と第2の板状部32とのクリアランスによってフローリング81,82の伸張代が確保されるので、フローリング81,82の伸張に伴ってフローリング81,82の浮き上がり、反り、突き上げなどが生じることを抑制できる。
上述の柔軟部材41,42は、必須ではなく、適宜、省略することができる。つまり、柔軟部材41,42が設置される空間は、空隙であってもよい。かかる構成であっても、フローリング81,82の浮き上がり、反り、突き上げなどが生じることを抑制できる。
また、付属部材20によれば、上記のクリアランス(換言すれば、柔軟部材41,42)は、第1の板状部31によって隠され、床上から視認されないので、意匠性にも優れている。また、フローリング81,82を設置する際に、施工者は、第1の板状部31が目隠しとなるので、フローリング81,82と第2の板状部32との間にそれぞれクリアランスが確保されているか否かを目視確認することはできないが、柔軟部材41,42が存在することによって、当該クリアランスを確実に確保することができる。換言すれば、施工者が、誤って、フローリング81を第2の板状部32に当接させた状態(つまり、クリアランスゼロの状態)で、あるいは、クリアランスがゼロではないにしても不足した状態でフローリング81を設置することを確実に防止できる。このため、施工時における寸法取りや治具が不要となる。換言すれば、付属部材20の信頼性が向上する。
B.第2実施例:
図3は、第2実施例としての付属部材120を設置した様子を示す断面図である。図3において、第1実施例(図2)と同一の構成要素には、図2と同一の符号を付している。以下では、重複する説明を避けるために、第1実施例と異なる点についてのみ説明する。この点は、後述する図4〜11に示される構成要素に付される符号、および、これらの図面の説明についても同様である。
付属部材120は、本体30に代えて、本体130を備えている。本体130は、第1の板状部131と第2の板状部132と第3の板状部133とを備えている。第2の板状部132および第3の板状部133は、図2に示した第2の板状部32および第3の板状部33と同一の形状を有している。第1の板状部131は、直交方向ODにおいて第2の板状部132から離れるに従って厚みが小さくなる傾斜部134を、直交方向ODにおける両端に備えている。この傾斜部134は、第1の板状部131のうちの、第2の板状部132が延在する側の面と反対側の面に形成されている。かかる構成によれば、直交方向ODにおける第1の板状部131の縁部とフローリング81,82との間に段差が生じない。したがって、安全配慮性やバリアフリー性が高まる。
C.第3実施例:
図4は、第3実施例としての付属部材220を設置した様子を示す断面図である。付属部材220は、本体30(図2参照)に代えて、本体230を備えている。本体230は、第1の板状部231と第2の板状部232とを備えている。第2の板状部232は、図2に示した第2の板状部32と同様に、長手方向LDに沿って、第1の板状部231の一方の面から当該一方の面と交差する方向(ここでは直交する方向)に延在している。この第2の板状部232の直交方向ODの中央には、長手方向LDに沿って、第1の板状部231側が開口した溝239が形成されている。第1の板状部231は、図2に示した第1の板状部31と略同一の形状を有している。ただし、第1の板状部231は、その中央部分に、分離可能な蓋部231aを備えている点が第1の板状部31と異なっている。蓋部231aは、第1の板状部231に形成された凹部に嵌め込まれることによって、溝239を塞ぐ。このとき、蓋部231aを含む第1の板状部231の上面は、平坦な面となる。また、本体230は、図2に示した第3の板状部33に相当する部位を備えていない。また、下地290は、段差部91が形成されていない点が図2に示した下地90と異なっている。つまり、下地290は、その全体が平坦に形成されている。
付属部材220は、図示するように、第2の板状部232の第1の板状部231と反対側の端面が下地290に当接するように設置される。第2の板状部232は、長手方向LDに沿って複数配置されるビス53によって下地290に固定される。ビス53は、蓋部231aを取り外した状態で、溝239から打設することができる。ビス53の打設後は、蓋部231aが第1の板状部231に装着されて、溝239が塞がれる。柔軟部材41,42は、第2の板状部232と同一の高さを有している。ただし、柔軟部材41,42は、それらの全てが鉛直方向において第2の板状部232と重複するように配置される限り、任意の大きさとすることができる。フローリング81,82は、第1の板状部231と下地290との間に嵌め込まれる。かかる構成によれば、図2に示した段差部91を下地290に形成する必要がなく、また、それに伴って下地290のレベル調整も不要となる。
D.第4実施例:
図5は、第4実施例としての付属部材320を設置した様子を示す断面図である。付属部材320は、本体30(図2参照)に代えて、本体330を備えている。本体330は、第2の板状部332と第3の板状部333とを備えている。この第2の板状部332および第3の板状部333は、図2に示した第2の板状部32および第3の板状部33と同一の形状を有している。一方、本体330は、図2に示した第1の板状部31に相当する部位を備えていない。
付属部材320は、図示するように、第2の板状部332の高さおよび柔軟部材41,42の高さは、フローリング81,82の厚みと同一である。フローリング81,82は、それらの端部が第3の板状部333上に置かれるように配置される。このため、第2の板状部332および柔軟部材41,42の第3の板状部333と反対側の端面は、いずれも、フローリング81,82と同一レベルにある。かかる構成によれば、図2に示した第1の板状部31に相当する部位がフローリング81,82の上に配置されないので、床面を平坦にすることができる。したがって、安全配慮性やバリアフリー性が高まる。
E.第5実施例:
図6(a)は、第5実施例としての付属部材420を設置した様子を示す断面図である。付属部材420は、本体30(図2参照)に代えて、本体430を備えている。本実施例では、本体430は、樹脂によって形成されている。本体430は、第1の部材434と第2の部材435とを備えている。第1の部材434は、第1の板状部431と第2の板状部432とを備えている。第1の板状部431は、図2に示した第1の板状部31と同一の形状を有している。第2の板状部432は、長手方向LDに沿って、第1の板状部431の一方の面から当該一方の面と交差する方向(ここでは直交する方向)に延在している。第2の板状部432は、直交方向ODにおいて、第1の板状部31の略中央から延在している。本実施例では、第2の板状部432は、直交方向ODに間隔が隔てられた一対(2つ)の第2の板状部432として形成されている。一対の第2の板状部432の各々の直交方向ODにおける外側の面には、凹凸部437が形成されている。凹凸部437は、本実施例では、長手方向LDに直交する断面において、凸部が三角形状に突出する凹凸形状に形成されている。
第2の部材435は、第3の板状部433と第4の板状部436とを備えている。第3の板状部433は、図2に示した第3の板状部33と同一の形状を有している。付属部材420の設置時において、第3の板状部433は、第1の板状部431と平行に配置される。第4の板状部436は、長手方向LDに沿って、第3の板状部433の一方の面から当該一方の面と交差する方向(ここでは直交する方向)に延在している。この第4の板状部436は、直交方向ODに間隔が隔てられた一対(2つ)の第4の板状部436として形成されている。一対の第4の板状部436の各々の直交方向ODにおける内側の面には、凹凸部437と同様の形状を有する凹凸部438が形成されている。
一対の第2の板状部432の各々の直交方向ODにおける外側の面同士の幅は、一対の第4の板状部436の各々の直交方向ODにおける内側の面同士の幅と略等しい。つまり、一対の第2の板状部432と一対の第4の板状部436とは、嵌合可能な大小関係にある。本実施例では、一対の第2の板状部432が一対の第4の板状部436の内側に嵌合され得る。一対の第2の板状部432を一対の第4の板状部436に嵌合させるために、一対の第2の板状部432を第4の板状部436の内側に挿入する際、樹脂製の凹凸部437および凹凸部438は、その頂部が部分的に潰れる。これによって、第2の板状部432と第4の板状部436とが(つまり、第1の部材434と第2の部材435とが)互いに係合される。かかる構成によれば、第1の部材434と第2の部材435とを簡単な構造で容易に固定することができる。なお、このような凹凸形状による係合に代えて、ネジ構造が採用されてもよい。あるいは、このような凹凸形状やネジ構造に代えて、第1の部材434と第2の部材435とは、接着剤によって互いに固定されてもよい。
柔軟部材41,42は、一対の第4の板状部436の直交方向ODにおける外側の面にそれぞれ固着されている。本実施例では、柔軟部材41,42は、第4の板状部436と同じ高さを有している。ただし、柔軟部材41,42は、それらの全てが鉛直方向において第4の板状部436と重複するように配置される限り、任意の大きさとすることができる。
かかる付属部材420は、以下のようにして設置される。まず、ビス53を用いて、第2の部材435を下地90上に固定する。本実施例では、ビス53は、一対の第4の板状部436の内側に打設される。ただし、これに加えて、または、これに代えて、第1実施例と同様に、第2の部材435は、第3の板状部433の直交方向ODにおける両端でビス留めされてもよい。次に、下地90および第3の板状部433上にフローリング81,82が配置される。そして、第1の板状部431の下面がフローリング81,82の上面に当接するまで、第1の部材434の第2の板状部432が第2の部材435の第4の板状部436の内側に挿入される。このとき、図6(a)の例では、第1の板状部431の下面は、第4の板状部436の上面に当接している。
図6(b)は、図6(a)に示した付属部材420を、フローリング81,82と厚みが異なる(ここでは厚みが大きい)フローリング481,482とともに使用した状態を示す。図示するように、上述した手順によって、第1の板状部431の下面がフローリング481,482の上面に当接するようにフローリング481,482および付属部材420を設置すると、第1の板状部431の下面は、第4の板状部436の上面と当接しておらず、それらの間には空隙が形成されている。
このように、付属部材420によれば、第2の板状部432と第4の板状部436との嵌合深さを調節することによって、第1の板状部431の配置高さをフローリングの厚みに応じて調節することができる。したがって、厚みが異なる種々のフローリングに対して付属部材420を使用することができるので、汎用性に優れる。
F.第6実施例:
図7は、第6実施例としての付属部材520を設置した様子を示す断面図である。付属部材520は、本体430(図6(a)参照)に代えて、本体530を備えている。本体530は、第2の部材435に代えて、第2の部材535を備えている。第2の部材535は、略U字形状に形成されている。換言すれば、第2の部材535は、第5実施例の第4の板状部436に相当する部位が、第3の板状部433に相当する部位の直交方向ODの両端から延在する形状を有している。この第2の部材535の上方に突出した一対の突出部分の内面には、凹凸部437と係合するための凹凸部538が形成されている。フローリング481,482は、平坦な下地290の上に配置される。かかる構成によれば、図2に示した段差部91を下地290に形成する必要がなく、また、それに伴って下地290のレベル調整も不要となる。
G.第7実施例:
図8は、第7実施例としての付属部材620を設置した様子を示す断面図である。付属部材620は、本体30(図2参照)に代えて、本体630を備えている。本体630は、第1の板状部631と第2の板状部632と第3の板状部633とを備えている。第2の板状部632は、図4に示した第2の板状部232と同一の形状を有している。この第2の板状部632の直交方向ODの中央には、長手方向LDに沿って、第1の板状部631側が開口した溝639が形成されている。第1の板状部631は、図4に示した第1の板状部231のうちの、第2の板状部232に対する片側のみの形状を有している。また、第3の板状部633は、図2に示した第2の板状部32のうちの、第2の板状部32に対する片側のみの形状を有している。つまり、第1の板状部631および第3の板状部633は、第2の板状部632から、直交方向ODの一方側のみに延在している。換言すれば、第2の板状部632は、第1の板状部631および第3の板状部633の、直交方向ODにおける同一側の各々の端部を延在している。第1の板状部631は、図4に示した第1の板状部231と同様に、その中央部分に、分離可能な蓋部631aを備えている。本実施例では、本体630は、ビス53によって第2の板状部632が下地90に固定される。ビス53が打設された後、溝639は、蓋部631aによって塞がれる。フローリング81は、図2と同様にして配置される。この付属部材620は、複数配列されるフローリングの終端部に使用することができ、付属部材20と同様の効果を得ることができる。
H.第8実施例:
図9は、第8実施例としての付属部材720を設置した様子を示す断面図である。付属部材720は、本体30(図2参照)に代えて、本体730を備えている。本体730は、第1の板状部731と第2の板状部732とを備えている。第1の板状部731は、図8に示した第1の板状部631と同一の形状を有しており、蓋部731aを備えている。第2の板状部732は、図2に示した第2の板状部32と同一の形状を有している。第2の板状部732には、溝639と同様の溝739が形成されている。つまり、本体730は、図8に示した本体630に対して、第3の板状部633に相当する部位を備えていない。この付属部材720は、複数配列されるフローリングの終端部に使用することができ、付属部材220(図4参照)と同様の効果を得ることができる。
I.第9実施例:
図10は、第9実施例としての付属部材820を設置した様子を示す断面図である。付属部材820は、本体830を備えている。本体830は、第1の部材834と第2の部材835とを備えている。第1の部材834は、第1の板状部831と、一対の第2の板状部832とを備えている。第1の板状部831は、図6(a)に示した第1の板状部431のうちの、第2の板状部32に対する略片側のみの形状を有している。一対の第2の板状部832は、図6(a)に示した第2の板状部432と同一の形状を有しているが、第1の板状部831の直交方向ODにおける一方の側に偏って延在している。一対の第2の板状部832の各々の直交方向ODにおける外側の面には、図6(a)に示した凹凸部437と同一形状の凹凸部837が形成されている。
第2の部材835は、第3の板状部833と、一対の第4の板状部836とを備えている。第3の板状部833は、図6(a)に示した第3の板状部433の直交方向ODにおける一方の側が第4の板状部436のところで終端した形状を有している。一対の第4の板状部836は、図6(a)に示した一対の第4の板状部436と同一の形状を有しているが、第3の板状部833の直交方向ODにおける一方の側に偏って延在している。一対の第4の板状部836の直交方向ODにおける内側の面には、図6(a)に示した凹凸部438と同一形状の凹凸部838が形成されている。この付属部材820は、複数配列されるフローリングの終端部に使用することができ、付属部材420(図6(a)参照)と同様の効果を得ることができる。
J.第10実施例:
図11は、第10実施例としての付属部材920を設置した様子を示す断面図である。付属部材920は、本体930を備えている。本体930は、第1の部材834(図10参照)と第2の部材935とを備えている。第2の部材935は、図7に示した第2の部材535と同一形状を有しており、第2の部材935の直交方向ODにおける外側の面には、凹凸部538と同一形状の凹凸部938が形成されている。この付属部材920は、複数配列されるフローリングの終端部に使用することができ、付属部材520(図7参照)と同様の効果を得ることができる。
K.変形例:
図6(a)に示した構成において、一対の第2の板状部432は、1つの第2の板状部432として形成されてもよい。つまり、図68a)に示した一対の第2の板状部432同士の間の空隙がないように第2の板状部432が形成されてもよい。こうしても、図6(a)と同様の効果を奏する。ただし、図6(a)の構成は、当該変形例の構成と比べて、第2の板状部432の材積を低減することができる。この点は、図7,10,11に示した構成についても同様に適用可能である。
また、図6(a)に示した構成において、一対の第2の板状部432は、一対の第4の板状部436の外側に嵌合するように構成されてもよい。この場合、柔軟部材41,柔軟部材42は、一対の第2の板状部432の直交方向ODにおける外側の面に固着されていてもよい。これらの点は、図7に示した構成についても同様に適用可能である。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各形態要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。例えば、図3に示した傾斜部134を備える構成は、図3以外の図面に示される任意の構成に対して適用可能である。
20,120,220,320,420,520,620,720,820,920…付属部材
30,130,230,330,430,530,630,730,830,930…本体
31,131,231,431,631,731,831…第1の板状部
32,132,232,332,432,632,732,832…第2の板状部
33,133,333,433,633,833…第3の板状部
41…柔軟部材
42…柔軟部材
51,52,53…ビス
81,82,481,482…フローリング
90,290…下地
91…段差部
134…傾斜部
231a,631a,731a…蓋部
239,639,739…溝
434,834…第1の部材
435,535,835,935…第2の部材
436,836…第4の板状部
437,438,538,837,838,938…凹凸部
LD…長手方向
OD…直交方向

Claims (16)

  1. フローリング用付属部材であって、
    長手方向に延在する第1の板状部と、
    前記長手方向に沿って、前記第1の板状部の一方の面から該一方の面と交差する方向に延在する第2の板状部と
    を備えるフローリング用付属部材。
  2. 請求項1に記載のフローリング用付属部材であって、
    さらに、前記第2の板状部に隣接して配置するための柔軟部材であって、前記長手方向と直交する方向の幅が前記第1の板状部よりも小さい柔軟部材を備える
    フローリング用付属部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第1の板状部は、前記長手方向と直交する方向において前記第2の板状部から離れるに従って厚みが小さくなる傾斜部を前記一方の面と反対側の面に備える
    フローリング用付属部材。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    さらに、前記長手方向に延在するとともに前記第1の板状部と平行な第3の板状部を備え、
    前記第2の板状部は、前記第3の板状部の前記第1の板状部側の面から該第1の板状部側に向けて延在する
    フローリング用付属部材。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記第1の板状部の一方の面の、前記長手方向と直交する方向における略中央から延在する
    フローリング用付属部材。
  6. 請求項4を従属元に含む請求項5に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記第3の板状部の前記第1の板状部側の面の、前記長手方向と直交する方向における略中央から該第1の板状部側に向けて延在する
    フローリング用付属部材。
  7. 請求項2を従属元に含む、請求項5または請求項6に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記柔軟部材は、前記第2の板状部の、前記長手方向と直交する方向における両側にそれぞれ隣接して配置するための一対の柔軟部材である
    フローリング用付属部材。
  8. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記第1の板状部の、前記長手方向と直交する方向における端部から延在する
    フローリング用付属部材。
  9. 請求項4を従属元に含む請求項8に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記第1の板状部および前記第3の板状部の、前記長手方向と直交する方向における同一側の各々の端部の間を延在する
    フローリング用付属部材。
  10. フローリング用付属部材であって、
    第1の部材と第2の部材とを備え、
    第1の部材は、
    長手方向に延在する第1の板状部と、
    前記長手方向に沿って、前記第1の板状部の一方の面から該一方の面と交差する方向に延在する第2の板状部と
    を備え、
    前記第2の部材は、
    長手方向に延在する第3の板状部と、
    前記長手方向に沿って、前記第3の板状部の一方の面から該一方の面と交差する方向に延在する一対の第4の板状部であって、前記長手方向と直交する方向に間隔が隔てられた一対の第4の板状部と
    を備え、
    前記第2の板状部と前記一対の第4の板状部とは、嵌合可能な大小関係にある
    フローリング用付属部材。
  11. 請求項10に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記長手方向と直交する方向に間隔が隔てられた一対の第2の板状部を備える
    フローリング用付属部材。
  12. 請求項10または請求項11に記載のフローリング用付属部材であって、
    さらに、前記第2の板状部と前記一対の第4の板状部とが嵌合される場合に前記第2の板状部および前記第4の板状部のうちの相対的に外側に配置される外側板状部に隣接して、該外側板状部よりも外側に配置するための柔軟部材であって、前記長手方向と直交する方向の幅が前記第1の板状部および前記第2の板状部のいずれよりも小さい柔軟部材を備える
    フローリング用付属部材。
  13. 請求項10ないし請求項12のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記一対の第4の板状部は、前記第3の板状部の両端からそれぞれ延在する
    フローリング用付属部材。
  14. 請求項10ないし請求項13のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記第1の板状部の一方の面の、前記長手方向と直交する方向における略中央から延在する
    フローリング用付属部材。
  15. 請求項10ないし請求項13のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部は、前記長手方向と直交する方向における一方の側に偏って延在する
    フローリング用付属部材。
  16. 請求項10ないし請求項15のいずれか一項に記載のフローリング用付属部材であって、
    前記第2の板状部と前記一対の第4の板状部とが嵌合される場合に、前記第2の板状部と前記一対の第4の板状部とは、該第2の板状部および該一対の第4の板状部に形成された凹凸形状またはネジ構造によって互いに係合される
    フローリング用付属部材。
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