JP2016159942A - 吐出キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の吐出後に、吐出孔内の内容物を連絡空間内に吸い込ませることができる吐出キャップを提供する。
【解決手段】吐出孔14が形成された有頂筒状のキャップ本体21と、容器本体13内と吐出孔14とを連通する連通孔32が形成された中栓22と、中栓22とキャップ本体21の天壁部34との間の連絡空間Sに配設されるとともに、天壁部34側に向けて弾性変位することで連通孔32を開放する吐出弁53と、を備える吐出キャップ15であって、天壁部34における吐出孔14の開口周縁部には、中栓22側に向けて突出し、内容物の吐出時に連絡空間S内に残留した残留空気が、天壁部34の下面を伝って吐出孔14に到達するのを規制する規制壁部61が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、吐出キャップに関する。
従来から、吐出キャップとして、内容物が収容される容器本体の口部に装着されるとともに、天壁部に内容物が吐出される吐出孔が形成された有頂筒状のキャップ本体と、口部を閉塞するとともに、容器本体内と吐出孔とを連通する連通孔が形成された中栓と、中栓と天壁部との間の連絡空間に配設されるとともに、連通孔を開放自在に閉塞し、天壁部側に向けて弾性変位することで連通孔を開放する吐出弁と、を備えるとともに、内容物を吐出した後に吐出孔周辺の液体を連絡空間に吸い込むサックバック機能を有する構成が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2013−151316号公報
しかしながら、上述した従来の吐出キャップでは、サックバック機能により連絡空間を負圧にしても、吐出孔内の内容物が連絡空間内に吸い込まれ難いという問題があった。
そこで、本願発明者等は鋭意検討した結果、内容物の吐出時に、容器本体内から連通孔を通して連絡空間内に進入した空気が、吐出孔から排出されず連絡空間内に残留し、この残留空気が、容器本体を口部が上方を向く正立姿勢に戻したときに、天壁部の下面を伝って吐出孔に向けてスライド移動し、吐出孔を連絡空間側から塞ぐことで、吐出孔内の内容物が連絡空間内に吸い込まれ難くなることを見出した。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、内容物の吐出後に、吐出孔内の内容物を連絡空間内に吸い込ませることができる吐出キャップを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る吐出キャップは、内容物が収容される容器本体の口部に装着されるとともに、天壁部に内容物が吐出される吐出孔が形成された有頂筒状のキャップ本体と、前記口部を閉塞するとともに、前記容器本体内と前記吐出孔とを連通する連通孔が形成された中栓と、前記中栓と前記天壁部との間の連絡空間に配設されるとともに、前記連通孔を開放自在に閉塞し、前記天壁部側に向けて弾性変位することで前記連通孔を開放する吐出弁と、を備える吐出キャップであって、前記天壁部における前記吐出孔の開口周縁部には、前記中栓側に向けて突出し、内容物の吐出時に前記連絡空間内に残留した残留空気が、前記天壁部の下面を伝って前記吐出孔に到達するのを規制する規制壁部が形成されていることを特徴とする。
このような特徴により、天壁部における吐出孔の開口周縁部に中栓側に向けて規制壁部が突出しているため、残留空気が天壁部の下面を伝って吐出孔側にスライド移動するのが規制される。そのため、残留空気が吐出孔に到達するのが規制され、吐出孔における連絡空間側の開口部が残留空気で塞がれるのを抑制できる。これにより、内容物の吐出後、連通空間を負圧にすることで、吐出孔内に残留する内容物を連絡空間内に効果的に引き込むことができる。その結果、内容物の吐出後、吐出孔内での内容物の残存量を低減できるので、吐出孔内に残留する内容物が漏れ出たり、蓋体を閉める際に内容物が飛散したりして、蓋体の内面や天壁部上に付着するのを抑制できる。
本発明に係る吐出キャップにおいて、前記規制壁部の、前記天壁部の下面からの下方に向けた突出量が1.5mmよりも大きく、前記規制壁部の下端と、前記吐出弁の上面と、の上下方向の隙間が1.0mmよりも大きくてもよい。
この構成によれば、上述した引き込み作用及び吐出性能の両立を図ることができる。すなわち、突出量を1.5mmよりも大きくすることで、天壁部の下面から規制壁部の下端縁までの距離が遠くなるので、残留空気が規制壁部の下端縁を下方に越え難くなり、残留空気が吐出孔に到達するのが抑制される。これにより、内容物の吐出後、吐出孔内に残留する内容物を上述した引き込み作用によって連絡空間内に効果的に引き込むことができる。
一方、隙間を1.0mmよりも大きくすることで、内容物の吐出時における吐出弁の天壁部側に向けた弾性変位量を確保できるので、容器本体内の内容物をスムーズに連絡空間内に流入させることができ、その後吐出孔を通して外部に吐出できる。
本発明に係る吐出キャップにおいて、前記キャップ本体には、前記吐出孔を開閉する蓋体がヒンジ部を介して連結され、前記規制壁部は、前記天壁部における前記吐出孔の開口周縁部のうち、少なくとも前記天壁部の平面視で前記ヒンジ部に最も近接する部分に配置されていてもよい。
すなわち、吐出キャップを、ヒンジ部が上方に位置し、かつ吐出孔が下方を向いた吐出姿勢にして内容物を吐出すると、残留空気が、連絡空間のうちヒンジ部側の部分に集まる。内容物の吐出後、吐出孔が上方を向いた正立姿勢に戻すと、残留空気が、天壁部の下面を伝って、吐出孔の開口周縁部のなかでも、天壁部の平面視でヒンジ部に最も近接する部分に向けて集まり易くなる。
そこで、残留空気が集まり易いヒンジ部側に規制壁部を配置することで、ヒンジ部側に集まった残留空気が吐出孔に到達するのを抑制できる。
本発明に係る吐出キャップによれば、内容物の吐出後に、吐出孔内の内容物を連絡空間内に吸い込ませることができる。
本発明の実施形態に係る吐出容器の縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の吐出容器1は、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器11、及び内容器11が内装されるとともに弾性変形可能な外容器12を備える容器本体13と、容器本体13の口部13aに装着され、内容物を吐出する吐出孔14が形成された吐出キャップ15と、吐出キャップ15に着脱自在に装着されて吐出孔14を開閉する蓋体16と、を備えている。
ここで、容器本体13は有底筒状に形成され、蓋体16は有頂筒状に形成され、これらの容器本体13及び蓋体16の各中心軸は共通軸上に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿って吐出孔14側を上側、容器本体13の底部側を下側といい、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体13は、内容器11が外容器12の内面に剥離可能に積層された、いわゆるデラミボトルである。容器本体13は、例えば共押出し成形した二層構造のパリソンをブロー成形することにより成形される。外容器12は、例えばポリエチレン樹脂製やポリプロピレン樹脂製等とされている。内容器11は、例えば外容器12を形成する樹脂に対して相溶性のないポリアミド系の合成樹脂製やエチレンビニルアルコール共重合樹脂製等とされている。
容器本体13の口部13aは、下方に位置するものほど大径の二段筒状を呈している。具体的に、口部13aは、上側に位置する上筒部17と、下側に位置して上筒部17よりも大径の下筒部18と、を備えている。
上筒部17のうち、外容器12で構成された部分(以下、外上筒部という)17aの外周面には雄ねじ部が形成されている。雄ねじ部には、容器軸O方向に延在する連通溝が形成されている。外上筒部17aにおいて、前記連通溝と周方向で同じ位置には、内容器11との間に外気を吸入する吸気孔19が形成されている。外上筒部17aの内周面には、上筒部17のうち、内容器11で構成された部分(以下、内上筒部という)17bが積層されている。
吐出キャップ15は、口部13aに装着される有頂筒状のキャップ本体21と、口部13aを閉塞する有底筒状の中栓22と、これらキャップ本体21及び中栓22の間に配設された弁部材23と、を備えている。
中栓22は、外周部分が容器本体13の口部13aの開口端上に配置された環状の底壁部25と、底壁部25から下方に向けて突設されて容器本体13の口部13a内に嵌合されたシール筒部26と、底壁部25の外周縁から立設された外筒部27と、底壁部25の内周縁から立設された有頂筒状の内筒部28と、底壁部25において外筒部27及び内筒部28間に位置する部分から立設された中筒部29と、を備えている。
外筒部27の下端部には、外筒部27を径方向に貫通し、かつ下方に向けて開口する外気流通孔31が形成されている。外気流通孔31は、上述した吸気孔19に連通している。
内筒部28の頂壁部には、頂壁部を容器軸O方向に貫通する連通孔32が形成されている。この連通孔32は、吐出孔14と容器本体13(内容器11)内とを連通している。
内筒部28の頂壁部において、容器軸Oに対して径方向の一方側(以下、前方という場合がある)に位置する部分には、下方に向けて収容筒部44が延設されている。収容筒部44は、その軸線が容器軸Oと平行に延びている。収容筒部44は、その上端開口部が後述する連絡空間S内に連通可能とされ、下端開口部が容器本体13内に開口している。収容筒部44の下端部は、下方に向かうに従い漸次縮径する着座筒45を構成している。
収容筒部44内には、収容筒部44の内周面上を容器軸O方向に摺動可能な摺動体46が収容されている。摺動体46は、収容筒部44のうち着座筒45よりも上方に位置する部分の内径と同等の外径を有する球状を呈し、着座筒45の内周面に離反可能に着座している。収容筒部44及び摺動体46は、収容筒部44内を通した内容器11内と吐出孔14との連通が遮断された状態で、摺動体46が収容筒部44内を容器軸O方向に沿って摺動するように構成されている。なお、摺動体46の外面と、収容筒部44のうち着座筒45よりも上方に位置する部分の内周面と、の間には、隙間がなくてもよく、微小な隙間があってもよい。なお、摺動体46は、後述する弁体55によって上方移動が規制されることで、収容筒部44からの抜け止めが行われている。
キャップ本体21は、周壁部33と、周壁部33の上端開口部を閉塞する天壁部34と、を有している。周壁部33の内周面には、口部13aの雄ねじ部に螺着される雌ねじ部が形成されている。周壁部33は、その下端部が口部13aの下筒部18に気密に外嵌されている。これにより、吸気孔19が、キャップ本体21の周壁部33の下方から吐出容器1の外部と連通することが防止されている。
天壁部34には、天壁部34を容器軸O方向に貫通する上述した吐出孔14が形成されている。この吐出孔14は、容器軸Oよりも径方向の外側に設けられている。天壁部34における吐出孔14の開口周縁部には、上方に向けて吐出筒41が立設されている。吐出筒41は、上方に向かうに従い内径が漸次拡大している。天壁部34において、容器軸Oを挟んで吐出筒41とは径方向の反対側(以下、後方という場合がある)に位置する部分には、キャップ本体21の内外を連通する外気導入孔42が形成されている。
弁部材23は、中栓22の底壁部25とキャップ本体21の天壁部34との間に介装された区画筒部51と、吸気孔19と外気導入孔42との連通及び遮断を切り替える空気弁52と、中栓22に対して容器軸O方向に変位することで、連通孔32を通した吐出孔14と内容器11内との連通及び遮断を切り替える吐出弁53と、を備えている。
区画筒部51は、中栓22とキャップ本体21との間の空間を、区画筒部51よりも径方向の内側に位置して吐出孔14に連通する連絡空間Sと、区画筒部51よりも径方向の外側に位置して外気導入孔42に連通する外側通路と、に区画している。区画筒部51は、容器軸Oと同軸に配置されている。区画筒部51のうち、下端部は中栓22の内筒部28と中筒部29との間に嵌合され、上端部はキャップ本体21の天壁部34から下方に向けて突設された二重筒部の間に嵌合されている。
空気弁52は、区画筒部51における容器軸O方向の中央部から径方向の外側に向けて突設され、容器軸O方向から見た平面視で環状を呈している。空気弁52は、弾性変形可能とされ、キャップ本体21の天壁部34において外気導入孔42よりも径方向の外側に位置する部分に下方から当接している。
吐出弁53は、いわゆる三点弁であって、中栓22に対して容器軸O方向に弾性変位可能とされている。具体的に、吐出弁53は、内筒部28の頂壁部に上方から着座することで連通孔32を閉塞する弁体55と、弁体55及び区画筒部51を連結する弾性連結片56と、を有している。
弁体55は、容器軸Oと同軸上に配置された円板状を呈し、連通孔32を閉塞可能とされている。弾性連結片56は、内容器11の内圧変動に応じて弾性変形可能に構成され、弾性連結片56の弾性変形によって弁体55が容器軸O方向に変位可能とされている。なお、弾性連結片56の数量は限定されるものではない。すなわち、本実施形態では、3つの弾性連結片56で弁体55を支持した三点弁について説明したが、1つの弾性連結片56で弁体55を支持した一点弁や、2つまたは4つ以上の弾性連結片56で弁体55を支持しても構わない。
ここで、天壁部34における吐出孔14の開口周縁部には、下方に向けて突出し、容器本体13を口部13aが下方を向く注出姿勢にした状態で内容物を吐出する際に連絡空間S内に残留する残留空気が、容器本体13を口部13aが上方を向く正立姿勢に戻したときに天壁部34の下面を伝って吐出孔14に到達するのを規制する規制壁部61が形成されている。規制壁部61は、上半部の外径は下半部の外径に比べて大きい二段筒状を呈し、その内径は吐出孔14と同等に形成され、上述した吐出筒41と同軸上に配置されている。規制壁部61の下端縁は、吐出弁53の弁体55に容器軸O方向で対向している。
規制壁部61は連続周壁により円筒状に形成されている。但し、この規制壁部61は間欠周壁としてもよく、角筒状や楕円筒状等の種々の形状にしてもよい。なお、図示の例において、規制壁部61の下端縁は、容器軸O方向に直交して延在している。
蓋体16は、キャップ本体21における周壁部33の後端部に、ヒンジ部63を介して回動可能に連結されている。なお、蓋体16の頂壁部には、蓋体16の閉位置において、吐出筒41内に嵌合される閉塞ピン64が突設されている。
次に、上述した吐出容器1の作用について説明する。
吐出容器1から内容物を吐出するときには、蓋体16をヒンジ部63周りに回動して開位置とした後、口部13aが下方を向く注出姿勢に吐出容器1を傾ける。この状態で、容器本体13を径方向の内側に押し込んでスクイズ変形(弾性変形)させ、内容器11を外容器12とともに変形させ減容させる。
すると内容器11内の圧力が上昇し、弁体55が内容器11内の内容物により押圧されることで、弾性連結片56を弾性変形させながら容器軸O方向に沿う吐出孔14側に弾性変位する。これにより、弁体55が中栓22から吐出孔14側に離反し、連通孔32が開放されることで、内容器11内の内容物が連通孔32を通して連絡空間S内に流入する。連絡空間S内に流入した内容物は、規制壁部61内に流入した後、吐出孔14及び吐出筒41を通して外部に吐出される。このとき、摺動体46は、摺動体46の自重と、収容筒部44の着座筒45内を通して及ぼされる内容器11内の圧力と、により収容筒部44内を吐出孔14側に摺動する。
内容物の吐出後、吐出容器1を口部13aが上向きの正立姿勢に戻すとともに、容器本体13の押し込みを停止又は解除する。すると、内容器11内の内容物による弁体55への押圧力が弱められることで、弁体55が弾性連結片56の弾性復元力により容器軸O方向に沿う中栓22側(下方)に復元変位する。そして、弁体55が中栓22に着座することで、連通孔32が閉塞されて内容器11が密閉される。これにより、内容物の吐出が停止される。
このとき摺動体46は、摺動体46の自重や内容器11内の圧力低下により、収容筒部44内を着座筒45側(下方)に摺動し、収容筒部44内において、摺動体46よりも吐出孔14側に位置する部分の容積を拡大させながら着座筒45に着座する。これにより連絡空間S内が負圧になり、吐出筒41内の内容物が連絡空間S内に引き込まれることとなる。なお、摺動体46が収容筒部44内を摺動する過程において、摺動体46の外面と収容筒部44の内周面との間に隙間がない状態で摺動してもよく、上述した引き込み作用が生じる程度の微小な隙間があいた状態で摺動してもよい。つまり、摺動体46の外面と収容筒部44の内周面との間には、内容物が通過できない程度の隙間が設けられていてもよい。
弁体55により連通孔32が閉塞され、かつ摺動体46が着座筒45に着座した状態で容器本体13の押し込みを解除すると、内容器11が減容変形したまま外容器12が復元変形しようとする。このとき、内容器11と外容器12との間に負圧が発生し、この負圧が、吸気孔19を通して空気弁52に作用することにより、空気弁52が開状態となる。すると、外気導入孔42、連通溝及び吸気孔19を通して外容器12と内容器11との間に外気が吸入される。そして、外容器12と内容器11との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁52が復元変形して吸気孔19と外部とを遮断する。これにより、内容物の吐出後に内容器11の減容形状が保持される。
その後、再び容器本体13の外容器12をスクイズ変形させると、空気弁52は閉状態とされていることから外容器12と内容器11との間の内圧が正圧となり、この正圧によって内容器11が減容変形され、上述した作用と同様の作用により内容物が吐出される。
そして、内容物の吐出後、蓋体16をヒンジ部63周りに回動させて閉位置に戻す。このとき、閉塞ピン64が吐出筒41内に嵌合された状態で、吐出孔14が閉塞される。
ところで、上述した内容物の吐出時には、連絡空間S内に存在する空気のうち、一部の空気は内容物とともに吐出筒41を通して外部に吐出される。一方、連絡空間S内に存在する空気のうち、連絡空間S内に残留した残留空気は、吐出容器1を正立姿勢に戻すことで天壁部34の下面に沿って連絡空間S内に残留する。このとき、天壁部34における吐出孔14の開口周縁部に下方に向けて規制壁部61が突出しているため、残留空気が天壁部34の下面を伝って吐出孔14にスライド移動するのが規制される。これにより、残留空気が吐出孔14に到達するのが規制され、吐出孔14内や吐出筒41内、及び連絡空間Sにおける吐出孔14の下方部分に残留するのを抑制できる。
以上のように、本実施形態では、天壁部34における吐出孔14の開口周縁部に、下方に向けて突出する規制壁部61が形成された構成とした。
この構成によれば、内容物の吐出後、連絡空間S内に残留する残留空気が吐出孔14に到達するのが規制され、吐出孔14における連絡空間S側の開口部が残留空気によって塞がれるのを抑制できる。これにより、内容物の吐出後、吐出孔14内に残留する内容物を上述した引き込み作用によって連絡空間S内に効果的に引き込むことができる。その結果、内容物の吐出後、吐出孔14内での内容物の残存量を低減できるので、吐出孔14内や吐出筒41内に残留する内容物が漏れ出たり、蓋体16を閉める際に内容物が飛散したりして、蓋体16の内面や天壁部34上に付着するのを抑制できる。
ここで、本願発明者は、本実施形態の吐出容器1において、引き込み作用の効果及び吐出性能を検証するための試験を行った。なお、以下の説明では、上述した実施形態と対応する構成については同一の符号を付して説明する。
本試験では、まず規制壁部61における天壁部34の下面からの突出量T、及び規制壁部61の内径(下端開口部の内径)と、引き込み作用と、の関係について検証する引き込み性能評価を行った。具体的には、突出量Tの異なる複数のサンプルA1〜E1を、規制壁部61の内径を異ならせて3種類ずつ用意し、各サンプルA1〜E1において、内容物の吐出後、吐出筒41内及び吐出孔14での内容物の液面の高さを目視で確認した。
引き込み性能評価で用いた各サンプルの寸法及び試験結果は、以下に示す表1の通りである。
Figure 2016159942
表1に示すように、各サンプルA1〜E1では、1.0[mm]〜3.0[mm]の範囲で突出量Tを0.5[mm]ずつ変化させている。また、同一のサンプルでは、規制壁部61の内径を1.8[mm]、2.4[mm]、3.2[mm]の3種類としている。
なお、表1に示す試験結果○、△、×の評価基準は以下の通りである。
○:液面が天壁部34よりも下方に位置している。
△:液面が天壁部34と同等の高さ(吐出孔14内)に位置している。
×:液面が天壁部34よりも上方(吐出筒41内)に位置している。
表1に示すように、規制壁部61の突出量Tが高いものほど引き込み作用の効果が発揮できた。これは、規制壁部61の突出量Tが高くなるほど、天壁部34の下面から規制壁部61の下端縁までの距離が遠くなるので、残留空気が規制壁部61の下端縁を下方に越え難くなり、吐出孔14に到達するのが抑制されたためと考えられる。一方、サンプルA1から分かるように、規制壁部61の突出量Tが低い場合は、残留空気が規制壁部61を下方に越えて規制壁部61内に流入し、吐出孔14を連通空間S側から閉塞した(吐出孔14から連通空間Sへの連通を阻害した)ものと考えらえる。
また、サンプルB1から分かるように、規制壁部61の内径が小さいものほど残留空気が吐出孔14に到達し難くなり、作用の効果が発揮できた。
次に、本願発明者は、規制壁部61の下端縁と弁体55の上面との容器軸O方向の隙間Cと、規制壁部61の内径と、吐出性能と、の関係について検証する吐出性能評価を行った。具体的には、上述した引き込み性能評価と同様に、突出量Tの異なる複数のサンプルA2〜E2について、規制壁部61の内径を異ならせて3種類ずつ用意し、内容物の吐出時における吐出性能について計測した。
吐出性能評価で用いた各サンプルの寸法及び試験結果は、以下に示す表2の通りである。なお、表2に示す試験結果○、△、×の評価基準は以下の通りである。
○:通常通りの吐出が可能であった。
△:通常使用では問題無いが、容器本体13を強くスクイズすると吐出性能が低下した。
×:吐出性能が低下した。
Figure 2016159942
表2に示すように、隙間Cが大きいものほど吐出性能を確保できた。これは、隙間Cが大きい場合には、内容器11の内圧変化に伴う弁体55の天壁部34側への弾性変位量を確保できるため、内容器11内の内容物がスムーズに連通孔32を通過できたためと考えられる。また、隙間Cが大きい場合には、弁体55の弾性変位時における規制壁部61及び弁体55間の容器軸O方向の隙間が確保され、連絡空間S内の内容物が規制壁部61及び弁体55間を通って吐出孔14に向けてスムーズに流通したことも要因として考えられる。
これに対して、サンプルD2(内径2.4[mm]、3.2[mm]の場合)のように、隙間Cが狭くなると、特に容器本体13の押圧力を強くし、弁体55の弾性変位量を大きくした場合には、規制壁部61及び弁体55間の隙間が狭くなる。その結果、連絡空間S内の内容物が規制壁部61及び弁体55間の隙間を流れ難くなり、吐出孔14及び吐出筒41を通して外部に吐出される内容物の流量が減少する場合があった。
また、サンプルE2のように、隙間Cがさらに狭くなると、容器本体13を通常の押圧力で押し込んだ場合であっても、規制壁部61及び弁体55間の隙間が狭くなり、吐出孔14及び吐出筒41を通して外部に吐出される内容物の流量が減少する場合があった。さらに、容器本体13の押圧力を強くした場合には、弁体55が弾性変位した際に弁体55と規制壁部61とが干渉し、弁体55と規制壁部61との間の隙間が閉塞されるおそれもあった。
上述の検証結果から、引き込み作用及び吐出性能を両立させるためには、規制壁部61の突出量Tが1.5mmよりも大きく、かつ規制壁部61の下端縁と、弁体55の上面と、の容器軸O方向の隙間Cが1.0mmよりも大きくなっていることが好ましい。特に、吐出量Tが2.0mm以上、隙間Cが1.5mm以上になっていることがより好ましい。
次に、規制壁部61の下端縁が容器軸O方向に対して交差する方向に傾斜する、いわゆる斜めカットタイプの規制壁部61を採用した場合の引き込み作用を検証する試験を行った。
斜めカットタイプの吐出キャップ15として、まず容器軸O方向から見た平面視で天壁部34のうち、ヒンジ部63に最も近接する近接部分(後端部)から離れるに従い突出量Tが漸次高くなり、かつ規制壁部61の、上述した近接部分を含む縦断面視において、規制壁部61の下端縁が容器軸Oに直交する水平線に対する傾斜角度が45°となっている、後方斜めカットタイプの吐出キャップ15を採用した。
本試験で用いた各サンプルの寸法及び試験結果は、以下に示す表3の通りである。
Figure 2016159942
表3に示すように、各サンプルA3〜E3では、1.0[mm]〜3.0[mm]の範囲で規制壁部61のうちヒンジ部63から最も離れた離間部分の突出量T(最大の突出量)を0.5[mm]ずつ変化させている。なお、表3に示す試験結果○、△、×の評価基準は、上述した表1と同じである。
表3に示すように、後方斜めカットタイプの吐出キャップ15では、規制壁部61の上述した近接部分で突出量が最小となる。吐出容器1では、吐出姿勢において、ヒンジ部63とは反対側に傾けて吐出操作を行う場合が多いため、正立姿勢に戻した際に、残留空気が天壁部34の下面を伝って、ヒンジ部63側に集まり易くなる。そのため、近接部分の突出量Tが低い場合には、ヒンジ部63側に集まった残留空気が規制壁部61内に近接部分側から流入し、吐出孔14を連通空間S側から閉塞するおそれがある。その結果、離間部分の突出量Tを十分に高くしないと(例えば、突出量Tが3.0mm)、十分な引き込み作用を発揮させることはできなかった。
次に、斜めカットタイプの吐出キャップ15として、容器軸O方向から見た平面視で天壁部34のうち、ヒンジ部63に最も近接する近接部分(後端部)から離れるに従い突出量Tが漸次低くなり、かつ規制壁部61の、上述した近接部分を含む縦断面視において、規制壁部61の下端縁が容器軸Oに直交する水平線に対する傾斜角度が45°となっている、前方斜めカットタイプの吐出キャップ15を採用した。
本試験で用いた各サンプルの寸法及び試験結果は、以下に示す表4の通りである。
Figure 2016159942
表4に示すように、各サンプルA4〜E4では、1.0[mm]〜3.0[mm]の範囲で近接部分の突出量(最大の突出量)を0.5[mm]ずつ変化させている。なお、表4に示す試験結果○、△、×の評価基準は上述した表1と同じである。
表4に示すように、前方斜めカットタイプの吐出キャップ15では、規制壁部61における近接部分において吐出量Tが最大となるので、この突出量Tを低く抑えても、規制壁部61内への残留空気の流入を抑制し、内容物の吐出後に、吐出孔14内の内容物を連絡空間S内に引き込み易くなることが分かった。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、吐出孔14が容器軸Oに対して偏心した位置に形成された構成について説明したが、これに限らず、容器軸Oと同軸上に吐出孔14が形成されていてもよい。
また、上述した前方斜めカットタイプの吐出キャップ15において、吐出弁53及び連通孔32それぞれの軸線を吐出孔14の軸線に対して、規制壁部61の離間部分側(前方)にずらしても構わない。
この場合、吐出弁53を天壁部34側に弾性変位させて内容物を吐出するとき、吐出弁53を規制壁部61の下端縁に沿うように傾けることによって、連通孔32のうち、規制壁部61の離間部分が位置する部分における開口を広く確保できる。これにより、規制壁部61の近接部分における突出量Tを高くしても、吐出孔14に流入する内容物の流量を阻害することなく、内容物の吐出後に、吐出孔14内の内容物を連絡空間S内に吸い込ませ易くすることができる。
上述した実施形態では、規制壁部61が筒状を呈する構成について説明したが、これに限らず、規制壁部61の形成範囲は適宜設計変更が可能である。この場合、吐出孔14の開口周縁部のうちヒンジ部63側に位置する近接部分のみに少なくとも形成されていれば構わない。すなわち、吐出キャップ15を、ヒンジ部63が上方に位置し、かつ吐出孔14が下方を向いた吐出姿勢にして内容物を吐出すると、残留空気が、連絡空間Sのうちヒンジ部63側の部分に集まる。内容物の吐出後、吐出孔14が上方を向いた正立姿勢に戻すと、残留空気が、天壁部34の下面を伝って、吐出孔14の開口周縁部のなかでも、天壁部34の平面視でヒンジ部63に最も近接する部分に向けて集まり易くなる。
そこで、残留空気が溜まり易いヒンジ部63側に規制壁部61を形成することで、ヒンジ部63側に集まった残留空気が吐出孔14に向けて流動するのを抑制できる。
上述した実施形態では、収容筒部44及び摺動体46によって引き込み作用を図る構成について説明したが、これに限らず、収容筒部44及び摺動体46を有さない構成であっても構わない。この場合は、弁体55を、引き込み作用が発揮できる構造にするとよい。
上述した実施形態では、内容器11及び外容器12を有する二重容器に本発明の吐出キャップ15を適用した場合について説明したが、これに限られない。
上述した実施形態では、吐出容器1から内容物を吐出する際、吐出孔14が下方を向くように吐出容器1を傾けて吐出姿勢にした状態で、容器本体13を径方向の内側に押し込んでスクイズ変形させるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、スクイズ変形させることなく、内容液の自重により弁体55を開放するように構成し、単に吐出容器1を傾けて吐出姿勢にすることにより、内容物を吐出孔14から吐出させてもよい。
上述した実施形態では、蓋体16が閉塞ピン64を有する構成について説明したが、これに限られない。
さらに、規制壁部61の下端縁の形状は、容器軸O方向に直交して延在する構成や、斜めカットタイプに限られない。例えば、上方または下方に向けて突のU字状やV字状に形成する等しても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…吐出容器
13…容器本体
13a…口部
14…吐出孔
15…吐出キャップ
16…蓋体
21…キャップ本体
22…中栓
32…連通孔
53…吐出弁
61…規制壁部
S…連絡空間

Claims (3)

  1. 内容物が収容される容器本体の口部に装着されるとともに、天壁部に内容物が吐出される吐出孔が形成された有頂筒状のキャップ本体と、
    前記口部を閉塞するとともに、前記容器本体内と前記吐出孔とを連通する連通孔が形成された中栓と、
    前記中栓と前記天壁部との間の連絡空間に配設されるとともに、前記連通孔を開放自在に閉塞し、前記天壁部側に向けて弾性変位することで前記連通孔を開放する吐出弁と、を備える吐出キャップであって、
    前記天壁部における前記吐出孔の開口周縁部には、前記中栓側に向けて突出し、内容物の吐出時に前記連絡空間内に残留した残留空気が、前記天壁部の下面を伝って前記吐出孔に到達するのを規制する規制壁部が形成されていることを特徴とする吐出キャップ。
  2. 前記規制壁部の、前記天壁部の下面からの下方に向けた突出量が1.5mmよりも大きく、
    前記規制壁部の下端と、前記吐出弁の上面と、の上下方向の隙間が1.0mmよりも大きいことを特徴とする請求項1記載の吐出キャップ。
  3. 前記キャップ本体には、前記吐出孔を開閉する蓋体がヒンジ部を介して連結され、
    前記規制壁部は、前記天壁部における前記吐出孔の開口周縁部のうち、少なくとも前記天壁部の平面視で前記ヒンジ部に最も近接する部分に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の吐出キャップ。
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