JP7313264B2 - 注出容器 - Google Patents
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Description
この構成によれば、収容筒部全体の中心軸方向の寸法を維持しつつ、弁本体から容器本体側に突出する収容筒部の突出長さを小さくできる。これにより、収容筒部全体が弁本体から容器本体側に突出している場合に比べて、収容筒部の容器本体側の開口部の位置を容器本体側と逆側に配置することができる。したがって、収容筒部内における摺動体のストローク量を確保してサックバック機能を好適に維持しつつ、容器本体内に残留する内容物の量をより低減できる。
この構成によれば、収容筒部の容器本体側の開口部の内径を比較的大きくできる。これにより、容器本体内の内容物が開口部から収容筒部内に入りやすくなり、収容筒部内を介して内容物を抽出しやすくできる。したがって、容器本体をスクイズ変形させる際に、容器本体を押圧する力を小さくできる。そのため、容器本体をスクイズ変形させやすくでき、使用者の利便性を向上できる。
以下、上下方向と直交する方向のうち図1に示すX軸に沿う方向を前後方向と呼び、上下方向および前後方向に直交する方向(Y軸方向)を左右方向と呼ぶ。前後方向のうち中心軸Oに対してヒンジ部34が位置している側(-X側)を後側または後方と呼び、これとは逆側(+X側)を前側または前方と呼ぶ。
キャップ本体20の装着筒部21は、容器本体4の口部4aに密に外嵌されている。装着筒部21の下端部は、容器本体4の被シール部7に、周方向の全周にわたって気密に接触したシール部21bとなっている。装着筒部21の内周面には、上下方向に延び、後述する外気導入孔23と吸気孔8とを連通する連通溝21aが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。なお、装着筒部21は、口部4aに螺着されてもよい。
天壁部22のうち外気導入孔23より径方向の内側に位置する部分には、下方に向けて突出し、下方から見て注出孔26の下端開口を囲う垂下筒24が形成されている。
頂壁部32には、下方に向けて突出し、注出筒19内に密に着脱可能に嵌合された栓部33が形成されている。栓部33は筒状に形成されている。頂壁部32には、内側に注出筒19が挿入された囲繞筒17が形成されている。囲繞筒17の下端開口縁は、キャップ本体20の天壁部22の上面に近接している。囲繞筒17の下端開口縁と天壁部22の上面との間の上下方向の隙間は、注出筒19の上端開口縁19aと頂壁部32の下面との間の上下方向の隙間より小さくなっている。
中栓部10は、キャップ本体20の装着筒部21の内側に固定されている。中栓部10は、容器本体4の口部4aの上端開口部を覆うベース部11と、ベース部11から上方に延びる固定筒部15と、ベース部11から下方に延びる嵌合筒部16と、を有している。
なお、例えば外気導入孔23の大きさを小さくする等して、空気弁50を設けなくても、外容器6をスクイズ変形したときに、外容器6と内容器5との間の空気が外気導入孔23から実質的に流出しない構成を採用してもよい。
弁本体41は、例えば上方から見て円形状を呈し、流通孔11eを開放可能に閉塞している。弁本体41は、例えば、中心軸Oと同軸に配置された円環板状である。弁本体41は、キャップ本体20の中心軸方向(上下方向)において容器本体4側と逆側(上側)に移動することで流通孔11eを開放する。
なお、注出弁40としては、外容器6のスクイズ変形時に流通孔11eを開放できればよく、上記構成以外の弁構造を採用してもよい。
なお、本実施形態において注出弁40と空気弁50とは一体に形成された構成としたが、注出弁40と空気弁50とを互いに別部材としてもよい。
その結果、外容器6が復元変形したとしても、内容器5を外容器6の内面から離間させて減容変形させたままの状態にしておくことができる。
なお、内容器5の内圧上昇を利用して、収容筒部70内の摺動体80を、弁座部70aから離れる向きに移動させることも可能であるので、内容物の注出時に必ずしも注出容器1を傾倒または上下反転させる必要はない。
なお、摺動体80が収容筒部70内を上下方向に移動することでサックバック効果により液だれを回避することが可能であるならば、収容筒部70の上下方向の長さを図1に示す収容筒部70より短くしてもよい。この場合、開口部70bの位置をより上側に配置できるため、容器本体4内に残留する内容物の量をより低減できる。
収容筒部は、注出弁の弁本体に設けられているならば、特に限定されない。収容筒部は、全体が弁本体から容器本体側に突出していてもよい。収容筒部は、流通孔に通されていなくてもよい。この場合、例えば、上述した実施形態のベース部11に流通孔11e以外の孔が設けられ、当該孔に収容筒部が通されていてもよい。
摺動体は、収容筒部内を上下方向に摺動自在であれば、ボール弁以外の構造であってもよい。
本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、相互に組み合わせることができる。
Claims (2)
- 内容物が収容されると共に内容物の減少に伴いしぼみ変形する内容器、および前記内容器が内装された外容器を備える容器本体と、
前記容器本体の口部に装着される注出キャップと、
を備え、
前記外容器には、前記内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成され、
前記注出キャップは、
注出孔が形成された天壁部を有する有頂筒状のキャップ本体と、
前記容器本体の内部と前記注出孔とを連通する流通孔が形成され、前記口部を閉塞する中栓部と、
前記流通孔を開放可能に閉塞する注出弁と、
前記キャップ本体の中心軸方向に延びる筒状に形成され、前記容器本体側の端部が前記容器本体の内部に位置する開口部であり、かつ、内部が前記注出孔と連通する収容筒部と、
前記収容筒部の内部に前記中心軸方向に摺動自在に収容された摺動体と、
を備え、
前記注出弁は、前記中心軸方向において前記容器本体側と逆側に移動することで前記流通孔を開放する弁本体を有し、
前記収容筒部は、前記弁本体に設けられ、前記弁本体から前記中心軸方向の両側に突出しており、
前記摺動体は、球状のボール弁であり、
前記収容筒部のうち前記弁本体よりも前記容器本体側に突出する第1部分には、前記摺動体が前記逆側に離反可能に着座する弁座部が形成され、
前記第1部分における前記中心軸方向の寸法は、前記収容筒部のうち前記弁本体よりも前記逆側に突出する第2部分における前記中心軸方向の寸法よりも大きく、
前記第1部分のうち前記弁座部よりも前記逆側に位置する部分における前記中心軸方向の寸法は、前記摺動体の直径よりも大きく、かつ、前記摺動体の直径の2倍以下であり、
前記第2部分における前記中心軸方向の寸法は、前記摺動体の半径よりも小さいことを特徴とする注出容器。 - 前記開口部の内径は、前記収容筒部のうち内側に前記摺動体を収容可能な部分の内径の1/4以上であることを特徴とする請求項1に記載の注出容器。
Priority Applications (1)
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JP2019217404A JP7313264B2 (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 注出容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019217404A JP7313264B2 (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 注出容器 |
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Family
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Family Applications (1)
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2019
- 2019-11-29 JP JP2019217404A patent/JP7313264B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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