JP2016159657A - ドアミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が走行しているときに、サイドウィンドウ近傍の風に起因した車内温度の低下を防止する又は小さくするドアミラーを提供すること。【解決手段】ドアミラー1は、車体100の側方に配置されるドアミラー1であって、車体100の側方から車体100の幅方向及び上下方向の少なくとも一方向に沿って延在するドアミラーステー2と、ドアミラーステー2の端部に配置されるミラー本体3と、ドアミラーステー2又はミラー本体3から突出可能な作動部4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアミラー、特に高速走行時のサイドウィンドウ近傍の風による車内温度の低下を防止する又は小さくするドアミラーに関する。
車両の後方確認用のドアミラーとしては例えば、ドアミラーベースに車両幅方向外側に回動可能な可動フィンを備えるドアミラーが知られている(特許文献1参照)。
特開2007−050761号公報
上記ドアミラー等を有する車両については、走行風が該ドアミラーの後方において車体の側方では車体に沿って流通しないことが多かった。つまり、ドアミラーの後方における車体の空力特性が良好ではなかった。
これに対して、ドアミラーステーがドアミラーベース又は車体側面部から突出し、更にドアミラーステーの先端部にミラー本体が設けられているものがある。近年の車両では、ドアミラーステー及びミラー本体によって走行風の整流がなされていることが多い。これにより、走行風がドアミラーの後方において車体に沿って流通し、ドアミラーの後方における車体の良好な空力特性が確保されている。
しかしながら、車両の走行時において、走行風がサイドウィンドウに沿って流れると、車室内の熱がサイドウィンドウを介して走行風に奪われることがある。これにより、車室内のサイドウィンドウ近傍では温度低下が生じる。特に、車両の高速走行時に熱が奪われる量が大きくなる傾向があるので、外気温が低い場合は車室内の暖房効率が低下する原因となっていた。
よって、本発明が解決しようとする課題は、車両が走行しているときに、サイドウィンドウ近傍の風に起因した車内温度の低下を防止する又は小さくするドアミラーを提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係るドアミラーは、車体の側方に配置されるドアミラーであって、前席の前方かつ前記車体の側方から、前記車体の幅方向及び上下方向の少なくとも一方向に沿って延在するドアミラーステーと、前記ドアミラーステーの端部に配置されるミラー本体と、前記ドアミラーステー又は前記ミラー本体から突出可能な作動部と、を備える。
本発明に係るドアミラーにおいて、前記作動部は、前記車体の幅方向において前記車体と前記ミラー本体との間に形成される走行風の流通領域の少なくとも一部を遮るように突出することが好ましい。
本発明に係るドアミラーにおいて、非突出状態の前記作動部は、その周囲の前記ドアミラーステー又は前記ミラー本体の外面と面一又は略面一になることが好ましい。
本発明に係るドアミラーにおいて、前記作動部は、前記車体の側方でかつ前記ドアミラーステー及び前記ミラー本体より後方に配置されるサイドウィンドウの下端より上方に突出することが好ましい。
本発明によると、作動部をドアミラーステー又はミラー本体から突出させることによって、車両が走行しているときに生じるサイドウィンドウ近傍の走行風を乱すことができるので、該走行風に起因した車内温度の低下を防止する又は小さくするドアミラーを提供することができる。
図1は本発明に係るドアミラーの一実施形態の概略を示す斜視図であり、図1(a)は作動部が非突出状態のドアミラーの概略を示す斜視図であり、図1(b)は作動部が突出状態のドアミラーの概略を示す斜視図である。 図2は図1に示すドアミラーを適用した車両の平面概略図であり、図2(a)は作動部が非突出状態の車両の平面概略図であり、図2(b)は作動部が突出状態の車両の平面概略図である。 図3は、作動部の制御系を示すブロック図である。 図4は、作動部の駆動に係るフローチャートである。 図5は、本発明の他の実施形態であるドアミラーの概略を示す斜視図であり、図5(a)は作動部が非突出状態のドアミラーの概略を示す斜視図であり、図5(b)は作動部が突出状態のドアミラーの概略を示す斜視図である。
本発明に係るドアミラーの一実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。
なお、図1は、本発明の一実施形態であるドアミラー1の概略を示す斜視図であり、図1(a)は作動部4が非突出状態のドアミラー1の概略を示す斜視図であり、図1(b)は作動部4が突出状態のドアミラー1の概略を示す斜視図である。また、図2は、図1に示すドアミラー1を適用した車両110の平面概略図であり、図2(a)は作動部4が非突出状態の車両110の平面概略図であり、図2(b)は作動部4が突出状態の車両110の平面概略図である。
まず、本発明に係るドアミラーは、車両の走行によって生じる走行風が、フロントドア及びリアドアにそれぞれ設けられるサイドウィンドウを介して、車室内の熱を奪う可能性のある車両に適用することができる。特に、高速走行が可能な車両に適用するのが好ましい。
(1)第1実施形態
図1(a)に示すように、ドアミラー1は、ドアミラーステー2と、ミラー本体3と、作動部4とを備える。なお、ドアミラー1は、車体100の側方に配置され、車両110の乗員が後方を視認するために用いる。
図1(a)に示すように、ドアミラーステー2は、前席の前方かつ車体100の側方から車体100の略幅方向に延在する部材である。ドアミラーステー2は、略矩形柱形状を有し、特に図2に示すように、長手方向が車体100の幅方向に対して後方に若干傾斜して配置されている。
図1(a)に示すように、ドアミラーステー2は、ドアミラーベース5を介して車体100に取付けられている。ドアミラーベース5は、Aピラー101の下端部でかつフロントサイドウィンドウ102の前端部に設けられている。Aピラー101は、車体100の前方に面して配置される窓部材のフロントウィンドウ103と、フロントサイドウィンドウ102との間に設けられる柱状部材である。また、フロントサイドウィンドウ102は、車体100の側方でかつ前方に配置されるフロントドア104において、外装部分を構成するフロントドアパネル105の上部に配置される窓部材である。
図1(a)に示すように、ミラー本体3は、ドアミラーステー2の端部に配置される部材である。ミラー本体3は、乗員が後方を視認可能な鏡面が後方に面して配置されるミラー部31と、該ミラー部31の前方及び上方を覆うカバー部32とを有する。カバー部32は、ミラー部31の角度調整に用いるアクチュエータ、及び、ミラー本体3を後方に倒すように回動させて行うドアミラー1の収納に用いるアクチュエータ等を内蔵している。
なお、本実施形態においてはドアミラーステー2とミラー本体3とは別体の部材として形成されているが、本発明においては上述の形状の関係を満たす限り一体的に形成されていても良い。
図1(a)に示すように、作動部4は、ドアミラーステー2から突出可能な部材である。特に図1(b)に示すように、作動部4は、円柱形状を有し、ドアミラーステー2の上面部に設けられた孔を介して車体100の上下方向に沿って突出可能である。作動部4は、電気信号によって駆動し、ドアミラーステー2に対して進退可能になっている。本実施形態において作動部4の駆動は、後述の操作入力部6を用いて車両110の乗員が行う。
(2)作動部の走行風に対する作用
図2(a)及び図2(b)には、太線矢印で走行風の流通方向の概略を示している。以下においては、車体100の幅方向において車体100とミラー本体3との間、特に車体100とミラー本体3のカバー部32における車体100幅方向内側部分との間に形成される走行風の流通領域を、図2(a)及び図2(b)に一点鎖線で示す前方流通領域Aとする。更に、該前方流通領域Aより後方に形成され、車体100に沿った走行風の後席近傍の流通領域を、図2(a)及び図2(b)に二点鎖線で示す後方流通領域Bとする。なお、前方流通領域A及び後方流通領域Bは、図2(a)及び図2(b)のように平面図のみを示しているが、車体100の上端から下端に亘って形成される領域である。
作動部4が駆動していない状態、つまり作動部4が図1(a)に示すように非突出状態である車両110が走行している場合、図2(a)に示すように、後方流通領域Bを流通する走行風は、リアドア106のリアサイドウィンドウ107に沿って流通する。特に車両110が高速で走行している場合には、車体100の側方における走行風は、リアサイドウィンドウ107に貼り付くように流通する。
車両110の車室内よりも車室外が相対的に低温である場合は、リアサイドウィンドウ107に沿って流通する走行風が、リアサイドウィンドウ107を介して車室内の熱を奪う。これにより、車両110は、走行することによってリアサイドウィンドウ107を介して外部に放熱し、結果として車室内温度が低下することになる。
また、車両110の走行速度の増大に伴って、走行風によって奪われる車室内の熱の量も増大する。特に、車両110が高速で走行する際には、上述したようにリアサイドウィンドウ107に走行風が貼り付くように流通するので、走行風が奪う車室内の熱の量は非常に大きくなる。車両110の走行環境として外気温が低温である場合には、車両110が高速で走行すると、車室内のリアサイドウィンドウ107近傍の温度が大きく低下することになる。この場合、車室内の暖房効率が低下する。
なお、走行風はフロントドア104のフロントサイドウィンドウ102に対しても沿うように流通するので、車室内におけるフロントサイドウィンドウ102近傍の温度も低下する。もっとも、車両110が高速で走行する場合、フロントサイドウィンドウ102よりもリアサイドウィンドウ107を介して奪われる車室内の熱の量が大きくなる傾向がある。
従来のドアミラーでは、ドアミラーステー2及びミラー本体3による走行風の整流をしていない車両があった。この場合、走行風によってサイドウィンドウを介して車室内の熱が大量に奪われることは少なかった。なお、このような従来の車両ではドアミラーステー2を設けない等の設計がなされていることが多かった。
これに対して、本実施形態に係るドアミラー1は、ドアミラーステー2及びミラー本体3による走行風の整流をしている。これにより、車体100の空力特性は向上するので、燃費の向上等を図ることはできる。しかしながら、外気温が低温でかつ車両110が高速で走行する場合は、ドアミラーステー2及びミラー本体3による走行風の整流が作用し過ぎることによって、走行風と車室内との間でのサイドウィンドウを介した熱交換が多量に行われてしまう。
作動部4が駆動した状態、つまり作動部4が図1(b)に示すように突出状態である車両110が走行している場合、図2(b)に示すように、後方流通領域Bを流通する走行風は、リアサイドウィンドウ107から離れるように流通する。図1(b)に示すように作動部4が前方流通領域Aの一部を遮るように突出しているので、図2(b)に示すように前方流通領域Aにおいて流通する走行風が作動部4に当たり、走行風の速度が低下し、更に走行風の流通方向が不安定になって乱れる。これにより、後方流通領域Bにおいてリアサイドウィンドウ107に沿って流通していた走行風に、車体100の前後方向の各位置毎に圧力変化が生じるので、リアサイドウィンドウ107から離れて走行風が流通することになる。よって、後方流通領域Bにおけるリアサイドウィンドウ107近傍の走行風の量が減るので、リアサイドウィンドウ107を介して走行風が車室内から奪う熱の量も低減される。結果として、走行風に起因した車室内温度の低下を防止する又は小さくすることができる。
本実施形態においては、後方流通領域Bを流通する走行風の方向及び量等に大きく影響し得る前方流通領域Aの一部を突出した作動部4によって遮る。換言すると、車両110における車体100及びドアミラー1を前方から見たときに、作動部4が突出すると、ミラー本体3と車体100との間におけるドアミラーステー2の輪郭の一部が変化して突出する。これにより、後方流通領域Bにおけるリアサイドウィンドウ107近傍を流通する走行風を効率良く乱すことができる。これにより、走行風に起因した車室内温度の低下をより確実に防止する又はより一層小さくすることができる。
また、本実施形態においては、作動部4がリアサイドウィンドウ107の下端より上方に突出する。換言すると、作動部4がリアサイドウィンドウ107と略同一高さにおいて突出するので、後方流通領域Bにおける走行風の流れを乱し易い。つまり、作動部4は、フロントドアパネル105と略同一高さに位置するドアミラーステー2の下面部ではなく、フロントサイドウィンドウ102及びリアサイドウィンドウ107の下端より上方に位置するドアミラーステー2の上面部において突出する。つまり、作動部4とリアサイドウィンドウ107とが車体100を側面視したときに重なる位置に配置されている。これにより、後方流通領域Bにおいてリアドア106の下方に位置するドアパネルではなくリアサイドウィンドウ107に沿って流通する走行風を乱し易い。作動部4の突出方向及び突出量等を最適化すれば、リアサイドウィンドウ107に走行風をほとんど当てないようにすることもできる。したがって、本実施形態によれば、リアサイドウィンドウ107を介した走行風による車室内温度の低下を、より確実に防止又はより一層小さくすることができる。
更に、本実施形態においては、特に図1(b)から明らかなようにドアミラーステー2に作動部4が設けられ、車体100の上下方向において作動部4がミラー本体3のカバー部32の上端と略同位置又はカバー部32の上端よりも低い位置程度までしか突出しない。これにより、乗員が車室内から車室外を見る際のドアミラー1及びその近傍の視界の妨げにならない又はなり難いので好ましい。
本実施形態においてミラー部31の角度調整と作動部4の駆動とは独立して制御することができる。これにより、作動部4を駆動した場合であっても、乗員によるミラー部31を介した後方の視認角度がずれることがなく、各部材の複雑な位置及び角度の制御、及び該制御に係る煩雑な操作等が不要である。
図1に示したように、本実施形態において作動部4はドアミラーステー2に設けられている。ドアミラーステー2の内部には、ミラー部31の角度調整のための適宜のアクチュエータ、ワイヤ又は導線等が配置されていることが多いので、作動部4の駆動機構を併せて設けることは大幅な設計変更を伴わず、容易である。なお、作動部4の駆動機構としては、特に制限は無く、例えば電動式及び油圧式のいずれであっても良い。
作動部4は、図1(a)に示す非突出状態であるときに、その先端面と作動部4の周囲のドアミラーステー2の外面とが略面一になるように形成されている。これにより、作動部4の非突出時に車体100の空力特性を低下させない。よって、作動部4の非突出時の車体100の良好な空力特性及び車両110の良好な燃費と、作動部4の突出時の走行風に起因した車室内温度の低下の防止又は低減とが得られる。
(3)作動部の駆動制御
ここで、作動部4の駆動制御について、図3及び図4を参照しつつ説明する。
図3は、作動部4の制御系を示すブロック図である。図4は、作動部4の駆動に係るフローチャートである。
作動部4の突出は、サイドウィンドウに沿って流通する走行風によってサイドウィンドウを介して車室内の熱が奪われる環境下で、押ボタン、操作レバー又はタッチパネル等の操作入力部6を操作することによって行われる。このような環境としては、例えば外気温が低温であり、更に車両110が高速で走行している環境が挙げられる。
図3に示すように、本実施形態における作動部4の制御系では、コントローラ9は、操作入力部6に入力された操作に基づく信号と、外気温センサ7で検知された車室外の気温に係る信号と、速度センサ8で検知される車両110の走行速度に係る信号とが入力される。また、コントローラ9は、作動部4に対して駆動信号を出力可能であると共に、車内に配置されるディスプレイ等を有する表示部20に対して車室外の温度、車両110の走行速度、及び作動部4の駆動状態等を表示させる信号を出力可能である。本実施形態におけるコントローラ9は、操作入力部6から操作に基づく信号が入力されると、作動部4に対して駆動信号を出力可能になる。該作動部4の駆動制御としては、例えば図4に示すようになる。
作動部4の駆動制御としてはまず、車室外の気温が所定温度よりも低いか否かを判断する(ステップS1)。このとき、作動部4は図1(a)に示す非突出状態とする。外気温センサ7は、車室外の気温に係る信号をコントローラ9に対して逐次入力する。コントローラ9は、予め設定された所定温度と車室外の気温とを比較することによって、車室外の気温と所定温度との高低を判断することができる。
なお、該所定温度は、乗員が暖房を必要と感じる温度に設定され、例えば乗員の服装、乗員が適正と感じる車室内の温度、車室内と車室外との温度差等に鑑みて適宜に設定される。
車室外の気温が所定温度よりも高い場合(ステップS1のNO)は、上記後方流通領域Bを流通する走行風がリアサイドウィンドウ107を介して車室内から熱を奪ったとしても、乗員が車室内で暖房が必要であると感じない又は感じ難いので、作動部4を駆動させる必要は無い。
車室外の気温が所定温度よりも低い場合(ステップS1のYES)は、上記後方流通領域Bを流通する走行風がリアサイドウィンドウ107を介して車室内から熱を奪う量が大きい。これにより、車室内の温度が低下し易くなる。
次に、車両110の走行速度が所定速度よりも大きいか否かを判断する(ステップS2)。なお、このとき作動部4は図1(a)に示す非突出状態を維持している。速度センサ8は、車両110の走行速度に係る信号をコントローラ9に対して逐次入力する。コントローラ9は、予め設定された所定速度と車両110の走行速度とを比較することによって、車両110の走行速度と所定速度との大小を判断することができる。
なお、該所定速度は、上記後方流通領域Bを流通する走行風によって車室内から熱が奪われて車室内が寒く感じ得る速度に設定される。所定速度としては、例えば走行風によって車室内におけるリアサイドウィンドウ107近傍の大きな温度低下が起こって車室内の暖房効率の低下が生じ得る速度、リアサイドウィンドウ107の材料及び熱伝導率、並びに、各速度帯での後方流通領域Bにおける車体100の空力特性等に鑑みて適宜に設定される。
車両110の走行速度が所定速度よりも遅い場合(ステップS2のNO)は、上記後方流通領域Bを流通する走行風によってリアサイドウィンドウ107を介して車室内から奪われる熱の量が小さい。具体的には、車室外の気温は低温ではあるが、車両110が停車している場合及び車両110が比較的低速で走行している場合等は、後方流通領域Bを走行風が流通していないか、流通していても走行風の速度も遅い。これにより、車室外と車室内との間においてリアサイドウィンドウ107を介した熱交換が行われ難いので、結果として走行風が車室内から奪う熱の量が小さくなる。
よって、この場合は、走行風に起因した車室内の温度低下、特にリアサイドウィンドウ107近傍の温度低下が少ないので、作動部4を駆動させる必要は無い。このとき、車室内が温度低下したとしても、温度低下が少ないので車室内で暖房機器を作動させることにより、乗員が適温と感じる車内環境を容易に実現することができる。つまり、車室外の気温が所定温度よりも低い場合であっても、車両110の走行速度が所定速度よりも遅い場合は、車室内の暖房効率が低下しない又は低下幅が小さいので、作動部4の駆動の必要性が生じない。
車両110の走行速度が所定速度よりも速い場合(ステップS2のYES)は、上記後方流通領域Bを流通する走行風によってリアサイドウィンドウ107を介して車室内から奪われる熱の量が大きい。車両110が高速で走行している場合、後方流通領域Bを流通する走行風の速度も速くなる。更に、近年の車両110は走行速度が増大するに従って車体100の空力特性も良好になるように設計されているので、車両110が高速で走行する場合はリアサイドウィンドウ107に貼り付くように流通する。これにより、車室外と車室内との間においてリアサイドウィンドウ107を介した熱交換が連続的にかつ効率的に行われるので、結果として走行風が車室内から奪う熱の量が大きくなる。
よって、この場合は、車室内の温度低下、特にリアサイドウィンドウ107近傍の温度低下が大きいので、車室内で暖房を駆動させていても理想的な暖房効率が得られず、作動部4を駆動させる必要が生じる。
次いで、作動部4を突出させる(ステップS3)。具体的には、車室外の気温が所定温度よりも低く(ステップS1のYES)、かつ、車両110の走行速度が所定速度よりも速い(ステップS2のYES)という特定の条件が揃った場合に、車両110の乗員が図3に示した操作入力部6を介して作動部4を駆動させる操作を行うことによって、コントローラ9から駆動に係る電気信号が入力された作動部4が、図1(b)に示すようにドアミラーステー2から突出する。
以上のように、リアサイドウィンドウ107を介した車室内の温度低下が暖房効率に影響が無い又は小さい状況であれば、暖房機器の駆動等によって車室内を適温に維持することができる。更に、上述した特定の条件下で作動部4を突出させることによって、理想的な暖房効率を得ることが困難な状況を解消又は改善することができる。
つまり、上述の特定の条件下以外では作動部4を非突出状態に維持することによって、特に前方流通領域A及び後方流通領域Bにおいて車両110の設計の際に意図された車体100の空力特性及び車両110の燃費等を実現すると共に、特定の条件下では作動部4を突出状態にすることによって、該空力特性及び該燃費等の一部を車室内の暖房効率の向上に代替させて良好な車室内環境を実現することができる。
(4)第2実施形態
続いて、図5を参照しつつ、本発明の一変形例について説明する。
図5は、本発明の他の実施形態であるドアミラー10の概略を示す斜視図であり、図5(a)は作動部40が非突出状態のドアミラー10の概略を示す斜視図であり、図5(b)は作動部40が突出状態のドアミラー10の概略を示す斜視図である。
図5に示す実施形態は、図1に示した実施形態におけるドアミラーステー2及び作動部4に代えて、ドアミラーステー21を用いている。その他の点においては、同一部材を用いているので、同一の参照符号を付すと共に、詳細な説明を省略する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、ドアミラーステー21は、略矩形柱形状を有する棒状部材が湾曲されて形成されている。更に具体的に、ドアミラーステー21は、ドアミラーベース5から車体100の略幅方向外側に向かって延在する第1延在部211と、該第1延在部211の先端部から略幅方向外側及び略上方向に向かって延在する第2延在部212とを有する。ミラー本体3におけるカバー部32は、第2延在部212の先端部に設けられている。また、作動部40は、ドアミラーステー21の第2延在部212における車体100の幅方向内側に面した部位に設けられている。
作動部40は、特に図5(b)に示すように、第2延在部212から車体100の及び幅方向内側及び略上方向に向かって突出可能である。作動部40が突出すると、車体100とミラー本体3及び第2延在部212との間に形成される走行風の流通領域の一部を遮る。これにより、走行風の一部の流通が乱される。走行風の一部の流通が乱れると、該流通領域と、図2に示した走行風の後方流通領域Bとにおいて、作動部40が流通を乱した走行風が車体100に沿って流通しなくなる又はし難くなる。したがって、走行風の後方流通領域Bにおいて、走行風が車室内の熱を奪う量が小さくなる。結果として、リアサイドウィンドウ107を介した走行風による車室内の温度低下を防止又は低減することができる。
図5に示す実施形態では、車体100の上下方向において作動部40が設けられる位置が、図1〜図4に示した実施形態の作動部4の位置に比べて高い。これにより、図5に示す実施形態は、図1等に示した実施形態に比べて、車体100の上下方向においてより一層高い位置の走行風の流れを乱すことができるので、リアサイドウィンドウ107におけるより一層高い位置を流通する走行風に起因した車室内の温度低下を防止又は低減することができる。
また、図5に示す実施形態においては、図1〜図4に示した実施形態と同様に、ドアミラーステー21に作動部40が設けられ、車体100の上下方向において作動部40がミラー本体3のカバー部32と略同位置又はカバー部32よりも低い位置程度までしか突出しないことにより、乗員が車室内から車室外を見る際のドアミラー10及びその近傍の視界の妨げにならない又はなり難いので好ましい。
(5)他の変形例
本発明は、本発明の目的を達成することができる限り、図1〜5に示した実施形態以外にも様々な変形例を採用することができる。
上述した実施形態の変形例として、ドアミラーステー2が取付けられる位置は、例えば図1に示した実施形態のようにフロントサイドウィンドウ102に代えて、フロントドアパネル105であっても良い。基本的にミラー本体3はサイドウィンドウと略同一高さに配置され、作動部4の突出によって走行風の流通を乱すことは可能であるので、ドアミラーステー2が取り付けられる部材及び取り付けられる位置について制限は無い。
更に別の変形例として、例えばドアミラーベース5を設けない実施形態を挙げることができる。車両110の意匠によってはフロントドアパネル105に対してドアミラーステー2が取付けられることもあるので、この場合にドアミラーベース5を設けること無く、作動部4をドアミラーステー2又はミラー本体3に配置すれば良い。
他の変形例として、ドアミラーステーの延在方向は車体の幅方向外側及び上方向の少なくとも一方向に向かう方向であれば良く、例えばフロントサイドウィンドウ又はフロントドアパネルから略上方向に沿って延在しても良い。
図4に示した作動部4の制御形態において、上述した特定の条件が検出可能であるかぎり、車室外の気温が所定温度よりも低いか否かを判断する工程(ステップS1)と、車両110の走行速度が所定速度よりも大きいか否かを判断する工程(ステップS2)との順序は逆であっても良い。
また、図4に示した実施形態において車室外の気温及び走行速度に係る各情報はコントローラ9に逐次入力されるようになっているが、例えば車室外の気温及び走行速度のいずれかの情報をコントローラ9に逐次入力し、入力された情報が所定温度又は所定速度との比較条件を満たして一方の工程の結果がYESとなった場合に、他方の工程に必要な情報をコントローラ9に入力し始めても良い。
更に、図3に示した作動部4の駆動に係る制御系では、乗員が表示部20に表示される車室外の気温及び走行速度に係る情報に基づいて、操作入力部6を用いた手動操作をおこなっている。この上記実施形態に代えて、例えば操作入力部6を設けること無く、コントローラ9が車室外の気温と走行速度と予め設定される所定値とに基づいて、コントローラ9が自動で作動部4をドアミラーステー2又はミラー本体3に対して進退させる形態を採用しても良い。
図1〜図5に示した実施形態において、作動部4及び40の突出距離に応じて、後方流通領域Bにおける走行風の流通量及び流通方向が変化する。したがって、走行風をリアサイドウィンドウ107から最も離すように乱れさせる作動部4及び40の突出距離を予め試験等により割り出しておくのが好ましい。
本発明の作動部としては、図1〜図5に示した円柱形を成す部材を1つ設けた形態に代えて、例えば複数個の柱状部材を車体幅方向に沿って列設する形態を採用することができる。突出させる柱状部材及び突出距離等を変えることによって、後方流通領域Bにおける走行風の流通量及び流通方向が変わる。フロントサイドウィンドウ102を介した放熱量が大きい場合、リアサイドウィンドウ107を介した放熱量が大きい場合、及び、フロントサイドウィンドウ102とリアサイドウィンドウ107とを介した放熱量が同等にそれぞれ大きい場合等の状況に応じて、作動部の突出形態を適宜に調整することによって、後方流通領域Bにおける任意の位置の走行風を乱して車体から離れるように流通させることができる。
また、乗員が前席のみに着座している場合は、車室内におけるリアサイドウィンドウ107近傍で走行風に起因した温度低下が生じていても、乗員が寒いと感じない又は感じ難い可能性がある。この場合、乗員が前席及び後席に着座している場合と比べて、流通を乱す走行風を変えるようにしても良い。つまり、乗員が前席のみに着座している場合は、リアサイドウィンドウ107近傍を流通する走行風を乱すことは必須ではない。よって、乗員が着座する前席及び後席、又は車室内の適宜の位置に乗員を検知するセンサを設ける変形例を挙げることができる。該センサにより乗員が前席のみに着座していると検知され、車室外の気温が所定温度より低く、かつ車両が所定速度よりも高速で走行している場合には、フロントサイドウィンドウ102に沿って流通する走行風のみを乱すように作動部4を突出させれば良い。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により、本発明は限定されることはない。例えば、補助部材は実施例では円盤形状又は円柱形状としたが、それ以外の形状であっても良い。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
1及び10:ドアミラー、2及び21:ドアミラーステー、211:第1延在部、212:第2延在部、3:ミラー本体、31:ミラー部、32:カバー部、4及び40:作動部、5:ドアミラーベース、6:操作入力部、7:外気温センサ、8:速度センサ、9:コントローラ、20:表示部、100:車体、101:Aピラー、102:フロントサイドウィンドウ、103:フロントウィンドウ、104:フロントドア、105:フロントドアパネル、106:リアドア、107:リアサイドウィンドウ、110:車両、A:前方流通領域、B:後方流通領域

Claims (4)

  1. 車体の側方に配置されるドアミラーであって、
    前席の前方かつ前記車体の側方から、前記車体の幅方向及び上下方向の少なくとも一方向に沿って延在するドアミラーステーと、
    前記ドアミラーステーの端部に配置されるミラー本体と、
    前記ドアミラーステー又は前記ミラー本体から突出可能な作動部と、を備える、
    ドアミラー。
  2. 前記作動部は、前記車体の幅方向において前記車体と前記ミラー本体との間に形成される走行風の流通領域の少なくとも一部を遮るように突出する、
    請求項1に記載のドアミラー。
  3. 非突出状態の前記作動部は、その周囲の前記ドアミラーステー又は前記ミラー本体の外面と面一又は略面一になる、
    請求項1又は2に記載のドアミラー。
  4. 前記作動部は、前記車体の側方でかつ前記ドアミラーステー及び前記ミラー本体より後方に配置されるサイドウィンドウの下端より上方に突出する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のドアミラー。
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