JPH0495542A - 自動車用ドアミラー - Google Patents

自動車用ドアミラー

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Publication number
JPH0495542A
JPH0495542A JP21351690A JP21351690A JPH0495542A JP H0495542 A JPH0495542 A JP H0495542A JP 21351690 A JP21351690 A JP 21351690A JP 21351690 A JP21351690 A JP 21351690A JP H0495542 A JPH0495542 A JP H0495542A
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror body
mirror
base
vehicle speed
stay
Prior art date
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Pending
Application number
JP21351690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shiozawa
塩澤 博行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP21351690A priority Critical patent/JPH0495542A/ja
Publication of JPH0495542A publication Critical patent/JPH0495542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用ドアミラーに係り、特に、風切り音
の低減を図るようにした自動車用ドアミラーに関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車用ドアミラーは、第12図に示すように、
ドアlのウェスト部の前端部であってフロントピラー2
の下端部にベース3を設け、該ベース3にミラー4を有
したミラーボディ5を取付けて構成されている。
このようなドアミラーを備えた自動車において、その走
行時にあっては、車体コーナ一部を相対的に通過する空
気流により、所謂風切り音が発生する。
一般に、この風切り音は、第13図に示すように、フロ
ントピラー2後方の空気流の渦によるものと、第14図
に示すように、ミラーボディ5後方の空気流の渦による
ものとの合成により生じ、これが主な発生要因とな9て
いる。
フロントピラー2後方の渦を考えた場合、その風切り音
の要素として渦自体が発する音と、渦の再付着によるガ
ラスを押圧する際に出る音とが挙げられる。今、第15
図に車速による空気抵抗係数(以下CD値という)の変
化を示す。これによれば、車速80〜120Km/hで
、CD値が略一定になっており、この車速以上では、フ
ロントピラー2後方の渦の大きさは一定で、再付着点A
も一定することから、この、フロントとシー2後方の風
切り音は、車速に比例して増加する。
一方、上記の車速以下では、渦自体の音は小さくなって
いく。しかしながら、フロントピラー2後方の渦の大き
さは変化し、第16図に示すように、この再付着点Aが
乗員の耳位置に近付いていくことから、渦自体の音は小
さくなっていくが、その減少代は小さくなってしまう。
次に、ミラーボディ5においては、一般に、車速の変化
によってCD値は変化しないことから、ミラーボディ5
後方の風切り音は、車速に比例して増加する。
このようにして発生する風切り音は、乗員に不快感を与
えるので、これを低減するために従来においては、例え
ば、フロントとラー2にフィンを取付け、空気流を整流
して風切り音を抑制するようにしたもの(実願昭58−
160879号記載)等が考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しなから、上述したフロントピラー2にフィンを取付
けて風切り音を低減させる手段のように、従来にあって
は、ミラーボディ5に生じる風切り音について考慮され
ていないので、ミラーボディ5に生じる風切り音がその
まま残り、それだけ、風切り音の低減対策が、充分とは
言えないという問題があった。
そこで、本発明の課題は、ミラーボディに生じる風切り
音を考慮して全体の風切り音の低減を図るようにする点
にある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するための本発明の技術的手段は
、ドアに設けられるベースと、該ベースに取付けられミ
ラーを有したミラーボディとを備えた自動車用ドアミラ
ーにおいて、ミラーボディをベースから離間可能に支持
する支持部と、上記ミラーボディを離間させる駆動部と
、車速に応じた所定の位置まてミラーボディを離間させ
るように上記駆動部を駆動制御する制御部とを備えたも
のである。
〔作用〕
この手段によれば、制御部によって駆動部が駆動され車
速に応じた所定の位置までミラーボディが離間される。
これにより、ミラーボディがベースから離れることから
ミラーボディに生じる風切り音が車室内に到達しにくく
なる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に係る自動車
用ドアミラーについて詳細に説明する。
第1図乃至第3図に示すように、実施例に係る自動車用
ドアミラーは、ドア1に設けられるベース10と、該ベ
ース10に取付けられミラー11を有したミラーボディ
12とを備えている。ミラー11は、角度可変にミラー
11を駆動する電動アクチュエータ13を介してミラー
ボディ12内の取付板14に取付けられている。
また、この自動車用ドアミラーは、ミラーボディ12を
ベース10から離間可能に支持する支持部としてのステ
ー15と、上記ミラーボディ12を離間させる駆動部2
0とを備えている。
ステー15は翼型形状に形成されており、その一端は回
動可能にベース10に軸17で支持されているとともに
、ステー15の一般部はミラーボディ12の挿通孔16
に出し入れ自在に挿通されている。これにより、ミラー
ボディ12はその車体側面がベース10に当接する当接
位置T、及び離間した適宜の離間位置Rを取りうる。
駆動部20は、上記ステー15に形成したラック21と
、上記ラック21に噛合するギヤ列22と、ミラーボデ
ィ12内の取付板14に取付けられギヤ列22を回動さ
せてミラーボディ12を当接位置T及び適宜の離間位置
Rに移動させる駆動モータ23とで構成されている。
更に、車室内には、車速センサ24が検出した車速に基
づいて、予め車速に対応して定めた所定の離間位置に上
記ミラーボディ12を離間させるように駆動部20の駆
動モータ23を回転駆動制御する駆動モータ制御部25
が設けられている。
この、予め定められる離間位置は、フロントピラー2に
生じる風切り音との関係で最適位置に決定されている。
第4図には、ある車速におけるミラーボディ12の離間
圧81に対する音圧を示すグラフを示しである。即ち、
第4図に示すように、ミラーボディ12をベース10か
ら離間させていくと、ミラーボディ12後方の風切り音
は、距離が大きくなるほど小さくなる。ところが、フロ
ントピラー2後方においては、ミラーボディ12が離間
する分、空気流の通過量が多くなることから、ミラーボ
ディ12が離間するに従って渦の再付着点が耳位置に近
づく。そのため、この事実を考慮して、所定の離間距離
は、合成曲線の極小値にあたる距離に定めである。
この最適位置は、第5図に示すように、車速によって変
化する。尚、第6図に示すように、フロントとシー2後
方においては、車速が低くなるに従って、上記の再付着
点が乗員の耳位置に近付いていくことから、渦自体の音
は小さくなっていくが、その減少代は小さくなってしま
う(el >e2 )。
そして、第7図に示すように、車速に対応した最適位置
が連続的に定められ、ミラーボディ12は上記の駆動モ
ータ制御部25により駆動部20を介して、上記の最適
位置に位置せしめられる。
また、本実施例では、第1図に示すように、上記ミラー
ボディ12の位置変化に応じて、ミラー11の電動アク
チュエータ13を駆動する電動アクチュエータ制御部2
6を備えている。この電動アクチュエータ制御部26は
、ミラーボディ12の当接位置Tにおけるミラー11の
後方視認を確保するように、ミラーボディ12の位置変
化に応じてミラー11の角度を変えて設定するものであ
る。尚、電動アクチュエータ13は手動操作によっても
駆動できるようになっている。また、駆動モータ制御部
25及び電動アクチュエータ制御部26は、メインスイ
ッチ及び個々の制御スイッチをオンさせることにより有
効になる。
従って、この実施例に係る自動車用ドアミラーの作用を
第8図に示す駆動モータ制御部25及び電動アクチュエ
ータ制御部26の制御フローチャートによって説明する
と以下のようになる。
停車時及び低速時においては、第9図に示すように、ミ
ラーボディ12は当接位置Tにある(第8図■)。この
場合、ステー15は、ベース10に回動可能に取付けら
れているので、傾倒することができる。
速度が上昇すると、メインスイッチ及び個々の制御スイ
ッチのオン作動を確認後(第8図■。
■)、車速センサ24が検知した速度に基づいて(第8
図■)、駆動モータ23が駆動モータ制御部25により
駆動され、ミラーボディ12が、第10図に示すように
、速度に対応した離間位置Rに位置決めされる(第8図
■)。この場合、ミラーボディ12がベース10から離
れることからミラーボディ12に生じる風切り音が車室
内に到達しにくくなるので、それだけ、全体の風切り音
が低減されるとともに、上記の離間位置Rは、フロント
とラー2に生じる風切り音との関係で最適位置に決定さ
れているので、風切り音は最低に抑えられる。
また、この場合、電動アクチュエータ制御部26によっ
て、第10図に示すように、ミラー11がミラーボディ
12の位置変化に応じて角度を変えて設定されるので(
第8図■)、離間位置Rにおいてもミラーボディ12の
当接位置Tてのミラー11の後方視認が確保される。
そして、車速変化がなければ、一定の状態が保持される
とともに、車速変化があれば、その都度車速に応じたミ
ラーボディ12とミラー11の設定が行なわれる(第8
図■)。
第11図には、ステー15の変形例を示しである。この
ステー30は、車体後方へ湾曲して形成されている。そ
のため、ミラーボディ12の離間によりミラーボディ1
2が内側を向くようになるので、電動アクチュエータ制
御部26による制御がなくても、ミラーボディ12の離
間位置Rにおいてミラーボディ12の当接位置Tでのミ
ラー11の後方視認が確保される。
尚、上記実施例において、駆動部20は上述したものに
限られるものではなく、空圧や油圧を利用した機構を用
いる等適宜変更して差し支えない 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の自動車用ドアミラーによ
れば、ミラーボディを車速に対応してベースから離間さ
せるので、ミラーボディに生じる風切り音が車室内に到
達しにくくなり、それたけ、全体の風切り音を低減させ
ることができる。
また、車速に応じた所定の位置までミラーボディを離間
させるので、風切り音が小さくなる最適位置にミラーボ
ディを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る自動車用ドアミラーを示
す平面図、第2図はその透視斜視図、第3図はその断面
図、第4図はある車速におけるミラーボディの離間距離
に対する音圧を示すグラフ第5図は各車速におけるミラ
ーボディの離間距離に対する音圧を示すグラフ、第6図
は各車速におけるミラーボディの離間距離に対するフロ
ントピラーの風切り音の音圧を示すグラフ、第7図は車
速に対するミラーボディの最適位置を示すグラフ、第8
図は制御部の作用を示すフローチャート、第9図はミラ
ーボディの当接位置における状態を示す平面図、第10
図はミラーボディの離間位置における状態を示す平面図
、第11図はステーの変形例を示す平面図、第12図は
本発明が適用される自動車の一例を示す図、第13図及
び第14図は風切り音の生成要因を示す図、第15図は
車速に対するCD値を示すグラフ、第16図は車速変化
における再付着点の位置変化を示す図である。 l・・・・ドア 2・・・・フロントピラー 3.10φ・・・ベース 4.11・・・・ミラー 5.12・・・・ミラーボディ 15.30・・・争ステー 20・・・・駆動部 25・・・・駆動モータ制御部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ドアに設けられるベースと、該ベースに取付けられミ
    ラーを有したミラーボディとを備えた自動車用ドアミラ
    ーにおいて、 ミラーボディをベースから離間可能に支持する支持部と
    、上記ミラーボディを離間させる駆動部と、車速に応じ
    た所定の位置までミラーボディを離間させるように上記
    駆動部を駆動制御する制御部とを備えたことを特徴とす
    る自動車用ドアミラー。
JP21351690A 1990-08-10 1990-08-10 自動車用ドアミラー Pending JPH0495542A (ja)

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JP21351690A JPH0495542A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 自動車用ドアミラー

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JP21351690A JPH0495542A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 自動車用ドアミラー

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JPH0495542A true JPH0495542A (ja) 1992-03-27

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ID=16640485

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JP21351690A Pending JPH0495542A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 自動車用ドアミラー

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1135703A1 (en) * 1998-11-02 2001-09-26 Magna Mirror Systems Inc. Coordinated pivoting and extending vehicle mirror
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