JP2016157526A - 防水コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/521Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert

Abstract

【課題】ハウジングと弾性体の構造を工夫することにより、確実な防水構造を保ちつつ、組立工程の簡略化及び低背化を図る。
【解決手段】絶縁性ハウジング31と、ハウジング31で保持される絶縁性弾性体40と、弾性体40を貫通しかつハウジング31で保持される端子ピン50とを備える。弾性体40はハウジング31によって区画された外側弾性部41及び内側弾性部42と、外側弾性部41及び内側弾性部42を連結している連絡部とを有し、端子ピン50が貫通している内側弾性部42が圧縮された状態で当接する壁部35がハウジング31に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ノートPC、タブレット端末、ウェアラブル端末、携帯電話等の情報端末や、POS端末等のI/Oコネクタ等として用いられる防水コネクタに関する。
従来の防水コネクタの1例を図10に示す。図10の防水コネクタ10は、水密シール用に内部ゴム1及び外部ゴム2を用いて受けピン(端子ピン)3を樹脂ハウジング4に組み込む構造である。組立順に説明すると、まず図10(A)のように内部ゴム1、外部ゴム2、受けピン3及び樹脂ハウジング4を用意し、同図(B)のように受けピン3に内部ゴム1を嵌め込み、それらを樹脂ハウジング4に嵌め込む(同図(C))。さらに、図10(D)のように樹脂ハウジング4に外部ゴム2を嵌め込む。受けピン3とハウジング4間の水密シールは圧縮状態の内部ゴム1で行われ、ハウジング4と組込み側装置(各種端末等)の外装体15間の水密シールは、ハウジング4と外装体15とで挟まれて圧縮状態とされた外部ゴム2によって行われる。
図10の防水コネクタ10では組立に3工程必要で、製造工数が多いきらいがあった。また、内部ゴム1を樹脂ハウジング4に嵌合させる際は、内部ゴム1を円滑に規定位置まで移動させるために、ハウジング内周に誘い込みのテーパー4aを設ける必要があり、ハウジング4の高さ寸法を大きく設定する必要があった。
従来の防水コネクタの他の例を図11に示す。図11の防水コネクタ20は、端子部材21と共に樹脂ハウジング22をインサート成形し、これに外部ゴム23を嵌め込む構造である。端子部材21と樹脂ハウジング22間の水密シールはインサート成形で両者が密着していることが前提となっており、ハウジング22と組込み側装置の外装体15間の水密シールは、ハウジング22と外装体15とで挟まれて圧縮状態とされた外部ゴム23によって行われる。
図11の防水コネクタ20は端子部材21と共に樹脂ハウジング22をインサート成形するため、組立時の構造的制約が少なく低背化が可能だが、インサート成形による防水性能は、端子部材21と樹脂ハウジング22間の密着性が熱変化(例えば、はんだ付け等に起因するもの)において不確実である。この不確実性を回避するためには特殊な接着技術が必要である。また、外部ゴム23は別工程で嵌め込む必要があった。
特開2014−216826号公報 特開2007−323300号公報
上記したように、図10の従来例は製造工数が多く、また樹脂ハウジングの低背化が困難である問題があり、図11の従来例は端子部材と樹脂ハウジングとの密着性の信頼性に問題がある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、ハウジングと弾性体の構造を工夫することにより、確実な防水構造を保ちつつ、組立工程の簡略化及び低背化を図ることのできる防水コネクタを提供することにある。
本発明のある態様は防水コネクタである。この防水コネクタは、絶縁性ハウジングと、前記ハウジングで保持される絶縁性弾性体と、前記弾性体を貫通しかつ前記ハウジングで保持される端子ピンとを備え、
前記弾性体は前記ハウジングによって区画された内側弾性部及び外側弾性部と、前記内側弾性部及び前記外側弾性部を連結している連絡部とを有し、前記端子ピンが貫通している前記内側弾性部が圧縮状態で接する壁部が前記ハウジングに設けられていることを特徴とする。
前記態様において、前記壁部が前記端子ピンを取り囲むように全周にわたって形成されているとよい。
前記態様において、前記ハウジングは前記内側弾性部と前記外側弾性部とを区画する部分にトンネルを有し、前記トンネル内に前記連絡部が形成されているとよい。
前記ハウジングは、前記弾性体の底面を支えるベース部と、前記ベース部の上面から突出して前記内側弾性部と前記外側弾性部とを区画する端子保持部とを有し、
前記端子保持部には、複数の前記端子ピンの各々について、前記端子ピンの頭部が嵌合する部分と前記壁部とを有する凹部が形成されていて、
前記トンネルは前記端子保持部の外周と前記凹部とを連通させている構成であるとよい。
前記ベース部は前記端子ピンの挿入端部が嵌合する貫通穴を有し、前記ベース部の底面には前記貫通穴から前記ベース部の側面に至る溝部が形成されているとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る防水コネクタによれば、絶縁性ハウジングと絶縁性弾性体の構造を工夫することで、確実な防水構造を保ちつつ、組立工程の簡略化及び低背化を実現可能である。
本発明に係る防水コネクタの実施の形態であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図。 図1のA−A拡大断面図。 実施の形態の上方からみた斜視図。 図3の一部を切り欠いて断面を示した斜視図。 実施の形態の各部材の形状を示す分離図。 実施の形態の下方からみた斜視図。 実施の形態において端子ピンを装着する前の状態を示す斜視図。 実施の形態において端子ピンを装着する前の状態を示す拡大側断面図。 実施の形態で示した防水コネクタを組込み側装置(各種端末等)に組み込んだ状態を示す拡大側断面図。 従来の防水コネクタの1例であって、(A)は分解図、(B)は端子ピンに内部ゴムを嵌め込んだ状態の分解図、(C)は端子ピンに内部ゴムを嵌め込んだものをハウジングに嵌め込んだ状態の分解図、(D)は組立完了状態の断面図。 従来の防水コネクタの他の例を示す断面図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図6に示すように、防水コネクタ30は、硬質樹脂(プラスチック)製の絶縁性ハウジング31と、ハウジング31で保持されるゴム等の絶縁性弾性体40と、弾性体40を貫通しかつハウジング31で保持される金属導体の端子ピン(受けピン)50とを備えている。なお、図2のように上下方向を定義する。
端子ピン50は接続相手側の接触子と接触して電気的に導通する部分であり、円板状頭部51とこれより小径の円柱状部52とを有し、円柱状部52の外周を周回するように、防水性能を高めるための防水用円環状凸部53及び抜け防止用円環状凸部54が形成されている。抜け防止用円環状凸部54は防水用円環状凸部53よりも円柱状部52の先端側(下端側)に位置している。
絶縁性ハウジング31は、絶縁性弾性体40の底面を支えるベース部32と、ベース部32の上面から部分的に突出する端子保持部33とを有している。ベース部32の上面は弾性体40の底面を支持するとともに、端子保持部33の外周よりも外側に拡がっている。端子保持部33は、端子ピン50を上下方向に保持するとともに、絶縁性弾性体40を外側弾性部41と内側弾性部42とに区画するものである。端子保持部33には、複数(図示の場合、5個)の端子ピン50の各々について、端子ピン50の頭部51が嵌合する部分を有する段付き円柱状凹部34が形成されている。段付き円柱状凹部34の中心軸34cはベース部32の上面に垂直(つまり上下方向)である。段付き円柱状凹部34は、頭部51の下面を支える段部34aを有し、かつ段部34aよりも下方位置で端子ピン50の円柱状部52を囲む内周壁部35を有している。内周壁部35は円柱状部52の全周を囲んでいる。端子保持部33には、凹部34と端子保持部33の外周とを連通させるトンネル38が凹部34の直径方向に形成されている。凹部34及びトンネル38の底面はベース部32の上面であり、トンネル38の向きはベース部32の長手方向に直交する向きでもある。ベース部32には凹部34と連通し、かつ同心で、端子ピン50の円柱状部52を圧入可能な(つまり、円柱状部52の圧入部の外径よりも僅かに小径の)貫通穴36が形成されている。
絶縁性弾性体40は、いわゆる二体成形で絶縁性ハウジング31と共に一体的に形成されるものであり、金型内で絶縁性ハウジング31を樹脂成形した後、前記金型の一部を動かして弾性体40の成形空間を形成してから弾性体材料を注入して所望形状の弾性体40を成形している。図5、及び端子ピン50挿入前の図7及び図8に示すように、弾性体40は、端子保持部33の外周を囲む外側弾性部41と、トンネル38内に弾性体材料が入り込むことで形成される連絡部45と、トンネル38を経由して段付き円柱状凹部34の内側に弾性体材料が入り込むことで形成される内側弾性部42とを有する。なお、図5は各部材の形状を分かり易く示すための分離図であって、ハウジング31と弾性体40とが分離されて示されるが、実際には弾性体40はハウジング31と分離した状態で独立に形成することはできない。内側弾性部42には、段付き円柱状凹部34と同心で端子ピン50の円柱状部52を圧入可能な(つまり、円柱状部52の圧入部の外径よりも僅かに小径の)貫通穴44が形成されている。ベース部32の貫通穴36及び内側弾性部42の貫通穴44の上側開口部は、端子ピン50の圧入を容易にするために上方に向けてテーパー状に拡がっている。また、貫通穴36は段付き穴であって、その底面側開口部は段部36aを形成することで、大径となっている。
絶縁性ハウジング31の底面(ベース部32の底面)には、端子ピン50の挿入側端部(円柱状部52の下端部)に対して拡がった貫通穴36の下端開口部からベース部32の側面(外周)に至る溝部37が形成されている。溝部37は、図9で後述する端子ピン50と基板60(情報端末や、POS端末等の組込み側装置が有する基板)とのはんだ付けの際に発生するガスを外部に放出して、絶縁性ハウジング31の基板60からの浮き上がりを防止する。
防水コネクタ30の組立は、図7及び図8に示すように、絶縁性ハウジング31と絶縁性弾性体40とを一体的に成形後、内側弾性部42の貫通穴44及びベース部32の貫通穴36に対して端子ピン50の円柱状部52を挿入(圧入)することにより、1工程で実行することができる。端子ピン50の挿入後は、端子ピン50の頭部51が、端子保持部33の段付き円柱状凹部34の段部34aより上の部分に嵌合し、図2等に示すように、円柱状部52外周の防水用円環状凸部53が内側弾性部42の貫通穴44に嵌り込んで内周壁部35との間で内側弾性部42を圧縮する。内周壁部35及び円柱状部52外周は圧縮状態の内側弾性部42に当接する。これにより、端子ピン50と内側弾性部42間を水密シールすることができる。円柱状部52外周の抜け防止用円環状凸部54は貫通穴36の底面側の段部36aと係合して、ベース部32が端子ピン50を抜けないように保持することができる。
図9は防水コネクタ30を情報端末や、POS端末等の組込み側装置に取り付けた状態であり、装置の基板60の導体面に端子ピン50の先端面がはんだ付けで固着され(はんだ図示省略)、かつ装置の外装体61に基板60をビス等で固定する際に、基板60と外装体61との間でベース部32及び外側弾性部41の積層部分が圧縮挟持される。これにより、外側弾性部41と外装体61間が水密シールされることになる。外装体61は絶縁体であって、例えば硬質樹脂等である。外部に露出した端子ピン50の頭部51が接続相手側の接触子と接触して電気的に導通するようになっている。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 防水コネクタ30は、絶縁性ハウジング31と絶縁性弾性体40とを一体的に成形し、弾性体40の一部が端子ピン50の円柱状部52を囲む内側弾性部42を構成しているため、ハウジング31側に端子ピン50を挿入する際の誘い込みのテーパー(図10参照)が不要となり、ハウジング31の低背化、すなわち防水コネクタ30の低背化が可能である。
(2) 絶縁性ハウジング31と絶縁性弾性体40とを一体的に成形することで、弾性体40のハウジング31への組込み工程が不要になり、組立工程の簡略化が可能である。
(3) 外側弾性部41と内側弾性部42とは、ハウジング31のトンネル38を通る連絡部45で繋がった状態でハウジング31に設けられているため、外側弾性部41及び内側弾性部42がハウジング31から脱落することが無い。
(4) ハウジング31に形成された端子保持部33の内周壁部35が各端子ピン50を個別に囲むように設けられており、内周壁部35で囲まれかつ圧縮された内側弾性部42で個々の端子ピン50を確実に水密シール可能である。図11の従来例において、端子部材21と共に樹脂ハウジング22をインサート成形する場合に問題となる熱変化による接合密着性の劣化、喪失について考慮しなくて済む。
(5) 外側弾性部41はハウジング31のベース部32上面に配置され、かつ端子保持部33の全周にわたって設けられており、組込み側装置の外装体61との間で水密シール構造を実現できる。
(6) ハウジング31の高さ方向において、弾性体40は中間高さ位置にあるため、組込み側装置の外観に関わる上面側に弾性体40が露出せず(組込み装置側の外装体61で外側弾性部41は覆われる)、また基板60への実装時のはんだ耐熱性に関わる底面側にも弾性体40は露出しない。組込み側装置の美観を損なうことがなく、はんだ付け工程での弾性体40の劣化を防止できる。
(7) 防水コネクタ30には、弾性体40の内側弾性部42と、ハウジング31のベース部32とに形成された2層状の穴が設けられている。つまり、端子ピン50を挿入する貫通穴44及び貫通穴36が連続して同心に設けられており、貫通穴44は防水性を維持するために、貫通穴36は端子ピン50を定位置に保持するために、それぞれ別々に穴径及び長さを設定することができる。
(8) 弾性体40の内側弾性部42と、ハウジング31のベース部32とに形成された2層状の穴は、端子ピン50を内側弾性部42の貫通穴44側から挿入し、端子ピン50の挿入側端部をベース部32の貫通穴36で係合、保持する構造であり、ハウジング31のベース部32上面及び端子保持部33の内周壁部35で内側弾性部42の変形を抑える構造となっている。従って、端子ピン50の位置決め精度を向上させることが可能で、また内側弾性部42による端子ピン50の防水性を充分確保できる。
(9) 絶縁性ハウジング31の底面に、端子ピン50の挿入側端部に対して拡がった貫通穴36の底面側開口部からベース部32の側面に至る溝部37が形成されているため、組込み側装置の基板60と端子ピン50とのはんだ付けの際に発生するガスを溝部37を通して外部に放出することができる。絶縁性ハウジング31の基板60からの浮き上がりや、端子ピン50の基板60からの浮き上がりを防止することができる。これにより、複数の端子ピン50頭部51上面の高さが基板に対して不揃いになることを回避できる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
端子ピンの形状は適宜変更可能であり、これに合わせてハウジング側の貫通穴及び内側弾性部の貫通穴の内径及び長さを設定することができる。
10,20,30 防水コネクタ
15,70 外装体
31 絶縁性ハウジング
32 ベース部
33 端子保持部
34 段付き円柱状凹部
34a,36a 段部
35 内周壁部
36 貫通穴
37 溝部
38 トンネル
40 絶縁性弾性体
41 外側弾性部
42 内側弾性部
44 貫通穴
45 連絡部
50 端子ピン
51 円板状頭部
52 円柱状部
53 防水用円環状凸部
54 抜け防止用円環状凸部
60 基板

Claims (5)

  1. 絶縁性ハウジングと、
    前記ハウジングで保持される絶縁性弾性体と、
    前記弾性体を貫通しかつ前記ハウジングで保持される端子ピンとを備え、
    前記弾性体は前記ハウジングによって区画された内側弾性部及び外側弾性部と、前記内側弾性部及び前記外側弾性部を連結している連絡部とを有し、
    前記端子ピンが貫通している前記内側弾性部が圧縮状態で接する壁部が前記ハウジングに設けられていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記壁部が前記端子ピンを取り囲むように全周にわたって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記ハウジングは前記内側弾性部と前記外側弾性部とを区画する部分にトンネルを有し、前記トンネル内に前記連絡部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記ハウジングは、前記弾性体の底面を支えるベース部と、前記ベース部の上面から突出して前記内側弾性部と前記外側弾性部とを区画する端子保持部とを有し、
    前記端子保持部には、複数の前記端子ピンの各々について、前記端子ピンの頭部が嵌合する部分と前記壁部とを有する凹部が形成されていて、
    前記トンネルは前記端子保持部の外周と前記凹部とを連通させていることを特徴とする請求項3に記載の防水コネクタ。
  5. 前記ベース部は前記端子ピンの挿入端部が嵌合する貫通穴を有し、前記ベース部の底面には前記貫通穴から前記ベース部の側面に至る溝部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の防水コネクタ。
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