JP2016157015A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送される記録媒体が定着部で停止することでトナーが付着した定着部を清掃することができる画像形成装置を得る。【解決手段】トナー画像が転写されたシート部材Pがニップ位置Nに停止し、この停止したシート部材Pが取り除かれた場合に、制御部20がニップ位置Nにシート部材Pを通す。これにより、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着していた未定着トナーが、ニップ位置Nに通されたシート部材Pに付着する。このようにして、搬送されるシート部材Pがニップ位置Nで停止することで未定着トナーが付着した加熱ベルト62及び加圧ロール70が清掃される。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、出力した記録媒体の枚数等によって出力画像の汚れを予測して、プリンタ部に自動的にクリーニング用の用紙を給紙して定着器の自動クリーニングを実行する画像形成装置が記載されている。
特開2001−255782号公報
定着部で記録媒体の搬送が停止した場合(例えば、定着部で記録媒体がジャムした場合)には、ユーザがこの記録媒体を取り除かなければならない。このような場合に、記録媒体上のトナーが定着部に付着してしまうことが考えられる。そして、定着部に未着トナーが付着した状態で、画像形成装置を再稼働させると、定着部に付着していたトナーが最初に出力される記録媒体に付着してしまうことがある。
本発明の課題は、搬送される記録媒体が定着部で停止することでトナーが付着した定着部を清掃することである。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、記録媒体を収容する収容部と、前記収容部に収容される記録媒体を記録媒体の搬送経路に沿って搬送する搬送部と、搬送される記録媒体にトナー画像を転写する転写部と、トナー画像が転写された記録媒体を搬送しながら加熱加圧し、トナー画像を記録媒体に定着する定着部と、トナー画像が転写された記録媒体の搬送が前記定着部で停止し、前記定着部で搬送が停止した記録媒体が取り除かれた後に、前記搬送経路において前記定着部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に記録媒体が停止している場合は、少なくとも前記搬送経路に停止している記録媒体を前記搬送経路に沿って装置外まで搬送させ、前記搬送経路において前記定着部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に記録媒体が停止していない場合は、前記収容部に収容される記録媒体を前記搬送経路に沿って装置外まで搬送させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記定着部で搬送が停止した記録媒体の画像密度が、予め決められた閾値以上の場合は、前記閾値に満たない場合と比して、前記定着部で搬送が停止した記録媒体が取り除かれた後に、前記搬送経路に沿って搬送させる記録媒体の枚数が多いことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記収容部は、複数備えられ、複数の前記収容部は、前記定着部を清掃する記録媒体が収容された清掃用の記録媒体収容部を有し、前記制御部は、前記定着部で搬送が停止された記録媒体が取り除かれた後に、前記収容部に収容されている記録媒体を搬送させる場合には、前記清掃用の記録媒体収容部に収容されている記録媒体を搬送させることを特徴とする。
本発明の請求項1の画像形成装置によれば、搬送される記録媒体が定着部で停止することでトナーが付着した定着部を清掃することができる。
本発明の請求項2の画像形成装置によれば、トナーの汚れに応じて必要な枚数の記録媒体を用いることができる。
本発明の請求項3の画像形成装置によれば、搬送する記録媒体が清掃するために用いられる紙ではない場合と比して、トナーが付着した定着部を効果的に清掃することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置において清掃モードの際のフローを示したフロー図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置において清掃モードの際のフローを示したフロー図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に備えられた制御部等を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に備えられた定着部を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を図1〜図5に従って説明する。なお、図中矢印H方向は、装置上下方向(鉛直方向)を示し、図中矢印W方向は、装置幅方向(水平方向)を示す。
(全体構成)
画像形成装置10は、電子写真方式の画像形成装置である。そして、画像形成装置10は、図5に示されるように、装置上下方向の下側から上側へ向けて、記録媒体の一例としてのシート部材Pが収められる用紙ユニット12と、シート部材Pにトナー画像を形成するための主な動作を行う主動作部14とを備えている。さらに、画像形成装置10は、原稿(図示省略)を読み取る原稿読取部16と、シート部材Pを搬送する搬送部18と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20とを備えている。
〔用紙ユニット〕
用紙ユニット12は、シート部材Pを収容する第1収容部22、第2収容部24、第3収容部26、及び第4収容部28を備えている。第1収容部22、第2収容部24、第3収容部26、及び第4収容部28は、収容部の一例とされている。なお、第1収容部22に収容されているシート部材Pについては、詳細を後述する。
〔搬送部〕
搬送部18は、用紙ユニット12のシート部材Pを、シート部材Pの搬送経路32(以下「シート搬送経路」)に沿って、用紙ユニット12から後述する転写位置T及びニップ位置Nを通して装置外まで搬送する複数の搬送ロール34及び搬送ベルト36を備えている。
〔原稿読取部〕
原稿読取部16は、複数の原稿を連続して読み取る連続読取装置42と、原稿を一枚ずつ読み取る単独読取装置44とを備えている。
〔主動作部〕
主動作部14は、トナー画像を形成する画像形成部50と、画像形成部50で形成されたトナー画像を搬送されるシート部材Pに転写位置Tで転写する転写部54とを備えている。さらに、主動作部14は、シート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pにニップ位置Nで定着する定着部56を備えている。なお、定着部56については、後述する要部構成で説明する。
〔制御部〕
制御部20は、画像形成装置10の各部の動作を制御して、シート部材Pにトナー画像を形成するようになっている。
なお、搬送されるシート部材Pが何れかの部位でジャムしたことが原因で、シート部材Pが定着部56で停止した場合の制御部20による各部の制御については、後述する要部構成の作用で説明する。
(全体構成の作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
シート部材Pに画像を形成する場合には、原稿読取部16が原稿を読み取り、原稿読取部16によって読み取られたデータに基づいて、画像形成部50がトナー画像を形成する(図5参照)。さらに、転写部54が、搬送部18によって搬送されるシート部材Pにトナー画像を転写位置Tで転写する。
また、定着部56が、シート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pにニップ位置Nで定着する。
(要部構成)
次に、定着部56、及び第1収容部22に収容されているシート部材P等について説明する。
〔定着部〕
定着部56は、図4に示されるように、シート部材Pに転写されたトナー画像を加熱する加熱ベルト機構60と、搬送されるシート部材Pを加熱ベルト機構60に向けて加圧すると共に回転駆動する加圧ロール70とを備えている。加熱ベルト機構60は、周回する加熱ベルト62を有している。そして、定着部56は、加熱された加熱ベルト62と加圧ロール70とが接触するニップ位置Nで、トナー画像が転写されたシート部材Pを挟持搬送することでシート部材Pにトナー画像を定着するようになっている。
〔第1収容部〕
第1収容部22に収容されているシート部材Pは、トナーが付着した加熱ベルト62及び加圧ロール70を清掃するために用いられるものである。つまり、第1収容部22に収容されているシート部材Pは、所謂クリーニング用のシート部材Pである。
具体的には、第1収容部22に収容されているシート部材Pを定着状態のニップ位置Nに通した場合は、他の収容部に収容されている普通紙を定着状態のニップ位置Nに通した場合と比して、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着した未定着トナーが効果的に清掃される。なお、普通紙は、富士ゼロックス社製用紙(商品名J紙)である。例えば、第1収容部22に収容されるシート部材Pとしては、富士ゼロックス社製用紙OSコート紙を用いることができる。
そして、第1収容部22にクリーンニング用のシート部材Pが収容されていることは、ユーザによって図示せぬユーザーインターフェイスから制御部20へ入力されている。
〔その他〕
画像形成装置10は、シート搬送経路32に沿って間隔を空けて複数配置される検知部40を備えている。
この構成において、何等かの原因でシート部材Pの搬送が停止した場合に、検知部40が、停止しているシート部材Pを検知するようになっている。そして、制御部20が、検知部40の検知情報によって、シート部材Pが停止している位置を把握するようになっている。
(要部構成の作用)
次に、搬送されるシート部材Pが、何れかの部位でジャム(紙づまり)したことが原因で、制御部20によってニップ位置N(定着部56)でシート部材Pが停止した場合の制御部20の作用について図1、図2に示すフロー図を用いて説明する。具体的には、ニップ位置Nで停止したシート部材Pを取り除くと、未定着トナーが定着部56に付着することがある(詳細は後述)。この未定着トナーが付着した定着部56を清掃する清掃モードについて説明する。なお、清掃モードにおいては、転写位置Tにおいてトナー画像をシート部材Pに転写する転写動作は行われないようになっている。
搬送されるシート部材Pが何れかの部位でジャムすると、制御部20によってシート搬送経路32に沿って搬送されるシート部材Pの搬送は停止する。なお、停止したシート部材Pには、ジャムの原因となった原因紙P1と、原因紙P1ではないが、シート部材Pの搬送が停止された際にシート搬送経路32に沿って搬送されていた搬送紙P2とがある。
シート部材Pの搬送が停止すると、検知部40が、停止しているシート部材Pを検知する。そして、制御部20が、検知部40の検知情報によって、シート部材Pが停止している位置を把握する(図3参照)。
なお、停止しているシート部材Pが、原因紙P1でかるか、搬送紙P2であるかは、制御部20によって判断され、図示せぬ作業画面に表示される。具体的には、制御部20は、一の検知部40から他の検知部40までシート部材Pを走行する際の時間が、予め決められた時間を経過している場合には、一の検知部40と他の検知部40との間でジャムが発生したと判断する。
ニップ位置Nでシート部材Pが停止しており、このシート部材Pが原因紙P1である場合には、先ず、ユーザによって図示せぬメンテナンスドアが開放され、原因紙P1が取り除かれる。さらに、ユーザによってメンテナンスドアが閉止されるとステップ100へ移行する。
又は、ニップ位置Nでシート部材Pが停止しており、このシート部材Pが搬送紙P2である場合には、先ず、ユーザによって図示せぬメンテナンスドアが開放され、ニップ位置Nに停止している搬送紙P2及び他の部位で停止している原因紙P1が取り除かれる。さらに、ユーザによってメンテナンスドアが閉止されるとステップ100へ移行する。
ここで、ニップ位置Nで停止していたシート部材Pにおいて、ニップ位置Nを通過した部分に形成されているトナー画像は、シート部材Pに定着されている。一方、ニップ位置Nで停止していたシート部材Pにおいて、ニップ位置Nを通過していない部分に形成されているトナー画像は、シート部材Pに定着されておらず、未定着状態とされている。このため、ユーザによってニップ位置Nに停止しているシート部材Pがシート搬送方向の下流側から取り除かれると、未定着状態のトナー(未定着トナー)が、加熱ベルト62及び加圧ロール70(図4参照)に付着する。
ステップ100へ移行すると、制御部20は、ニップ位置Nに停止していたシート部材Pに形成されたトナー画像の画像データからトナー画像の画像密度(エリアカバレッジ)を求める。制御部20がトナー画像の画像密度を求めると、ステップ200へ移行する。
ステップ200へ移行すると、制御部20は、シート部材Pの搬送方向(以下「シート搬送方向」)においてニップ位置Nに対して上流側に搬送紙P2が停止しているか否かを判断する。ニップ位置Nに対して上流側に搬送紙P2が停止している場合は、ステップ300へ移行し、搬送紙P2が停止していない場合は、ステップ320(図2参照)へ移行する。
ステップ300へ移行すると、制御部20は、求めた画像密度が70〔%〕(閾値の一例)以上か否かを判断する。画像密度が70〔%〕以上の場合は、ステップ400へ移行し、画像密度が70〔%〕未満の場合は、ステップ460へ移行する。
ステップ400へ移行すると、制御部20は、定着部56を制御して、加熱ベルト62を加熱して周回させる。さらに、制御部20は、搬送部18を制御して、シート搬送経路32で停止している全ての搬送紙P2を、ニップ位置Nに通して装置外に排出する。
全ての搬送紙P2を、ニップ位置Nに通して装置外に排出するとステップ500へ移行する。
ステップ500へ移行すると、制御部20は、ニップ位置Nに通したシート部材Pの枚数情報を入手する。そして、制御部20は、ニップ位置Nに通したシート部材Pの枚数が1枚であるか否かを判断する。1枚の場合は、ステップ600へ移行し、1枚でない場合(2枚以上)は、清掃モードが終了する。
ステップ600へ移行すると、制御部20は、搬送部18を制御して、第1収容部22に収容されているシート部材Pを1枚搬送し、ニップ位置Nにシート部材Pを追加で1枚通す。
つまり、ニップ位置Nに停止していたシート部材Pに形成されるトナー画像の画像密度が70〔%〕以上の場合は、ニップ位置Nに少なくとも2枚のシート部材Pを通す。このように、ニップ位置Nに2枚のシート部材Pを通すことで、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着していた未定着トナーが、ニップ位置Nに通されたシート部材Pに付着する。
ニップ位置Nにシート部材Pを通すと、清掃モードが終了する。
一方、ステップ200で、シート搬送方向においてニップ位置Nに対して上流側に搬送紙P2が停止していない場合は、ステップ320へ移行する。
ステップ320(図2参照)へ移行すると、制御部20が、求めた画像密度が0〔%〕か否かを判断する。画像密度が0〔%〕で、かつ、シート搬送方向においてニップ位置Nに対して下流側に搬送紙P2が停止している場合には、制御部20が、搬送部18を制御して、停止している搬送紙P2を搬送する。これにより、清掃モードが終了する。
画像密度が0〔%〕で、かつ、シート搬送方向においてニップ位置Nに対して下流側に搬送紙P2が停止していない場合には、清掃モードが終了する。
また、ステップ320で、制御部20が、求めた画像密度が0〔%〕ではないと判断すると、ステップ420へ移行する。
ステップ420へ移行すると、制御部20が、求めた画像密度が70〔%〕以上か否かを判断する。画像密度が70〔%〕以上の場合は、ステップ520へ移行し、画像密度が70〔%〕未満の場合は、ステップ540へ移行する。
ステップ520へ移行すると、制御部20は、定着部56を制御して、加熱ベルト62を加熱して周回させる。さらに、制御部20は、搬送部18を制御して、第1収容部22に収容されているシート部材Pを2枚搬送し、ニップ位置Nにシート部材Pを2枚通す。なお、シート搬送方向においてニップ位置Nに対して下流側に搬送紙P2が停止している場合には、制御部20が、搬送部18を制御して、停止している搬送紙P2を搬送する。
つまり、ニップ位置Nに停止していたシート部材Pに形成されたトナー画像の画像密度が70〔%〕以上の場合は、ニップ位置Nに2枚のシート部材Pを通す。このように、ニップ位置Nに2枚のシート部材Pを通すことで、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着していた未定着トナーが、ニップ位置Nに通されたシート部材Pに付着する。
ニップ位置Nに2枚のシート部材Pを通すと、清掃モードが終了する。
一方、ステップ420で、画像密度が70〔%〕未満の場合は、ステップ540へ移行する。
ステップ540へ移行すると、制御部20は、定着部56を制御して、加熱ベルト62を加熱して周回させる。さらに、制御部20は、搬送部18を制御して、第1収容部22に収容されているシート部材Pを1枚搬送し、ニップ位置Nにシート部材Pを1枚通す。なお、シート搬送方向においてニップ位置Nに対して下流側に搬送紙P2が停止している場合には、制御部20が、搬送部18を制御して、停止している搬送紙P2を搬送する。
つまり、ニップ位置Nに停止していたシート部材Pに形成されたトナー画像の画像密度が70〔%〕未満の場合は、ニップ位置Nに1枚のシート部材Pを通す。このように、ニップ位置Nに1枚のシート部材Pを通すことで、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着していた未定着トナーが、ニップ位置Nに通されたシート部材Pに付着する。
ニップ位置Nに1枚のシート部材Pを通すと、清掃モードが終了する。
一方、ステップ300で、制御部20が、求めた画像密度が70〔%〕未満と判断した場合には、ステップ460へ移行する(図1参照)。
ステップ460へ移行すると、制御部20が、搬送部18を制御して、停止している搬送紙P2を搬送する。これにより、少なくとも1枚のシート部材Pが ニップ位置Nに通される。このように、ニップ位置Nに少なくとも1枚のシート部材Pを通すことで、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着していた未定着トナーが、ニップ位置Nに通されたシート部材Pに付着する。
ニップ位置Nに少なくとも1枚のシート部材Pを通すと、清掃モードが終了する。
(まとめ)
以上説明したように、トナー画像が転写されたシート部材Pがニップ位置Nに停止し、この停止したシート部材Pが取り除かれた場合に、制御部20がニップ位置Nにシート部材Pを通す。これにより、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着していた未定着トナーが、ニップ位置Nに通されたシート部材Pに付着する。
このようにして、搬送されるシート部材Pがニップ位置Nで停止することで未定着トナーが付着した加熱ベルト62及び加圧ロール70が清掃される。
また、ニップ位置Nに停止したシート部材Pに形成されるトナー画像の画像密度が70〔%〕以上の場合には、ニップ位置Nに2枚のシート部材Pを通す。一方、ニップ位置Nに停止したシート部材Pに形成されたトナー画像の画像密度が0〔%〕ではなく、かつ、70〔%〕未満の場合には、ニップ位置Nに少なくとも1枚のシート部材Pを通す。
このように、シート部材Pに形成されたトナー画像の画像密度によってニップ位置Nに通すシート部材Pの枚数を変える。これにより、未着定着トナーによる定着部56の 汚れに応じて必要な枚数のシート部材Pが用いられる。
また、用紙ユニット12のシート部材Pを搬送する場合には、制御部20は、第1収容部22に収容されているシート部材Pを搬送する。前述したように、第1収容部22に収容されているシート部材Pは、所謂クリーニング用のシート部材Pである。このため、第1収容部22以外の収容部に収容されているシート部材Pを搬送する場合と比して、加熱ベルト62及び加圧ロール70に付着した未定着トナーが効果的に清掃される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ニップ位置Nに停止したシート部材Pに形成されるトナー画像の画像密度によってニップ位置Nに通すシート部材Pの枚数を変えたが、シート部材Pに形成されたトナー画像の画像密度に係わらず予め決められた枚数のシート部材Pをニップ位置Nに通してもよい。
また、上記実施形態では、用紙ユニット12のシート部材Pを搬送する場合には、制御部20は、第1収容部22に収容された所謂クリーニング用のシート部材Pを搬送したが、クリーニング用のシート部材Pではないシート部材P(普通紙)を搬送してもよい。
また、上記実施形態では、シート部材Pに形成されたトナー画像の画像密度を、ステップ100で求めたが、画像密度の大小を判断するステップ300、320、420で、トナー画像の画像密度を求めてもよい。
10 画像形成装置
18 搬送部
20 制御部
22 第1収容部(収容部の一例)
24 第2収容部(収容部の一例)
26 第3収容部(収容部の一例)
28 第4収容部(収容部の一例)
32 シート搬送経路(搬送経路の一例)
54 転写部
56 定着部

Claims (3)

  1. 記録媒体を収容する収容部と、
    前記収容部に収容される記録媒体を記録媒体の搬送経路に沿って搬送する搬送部と、
    搬送される記録媒体にトナー画像を転写する転写部と、
    トナー画像が転写された記録媒体を搬送しながら加熱加圧し、トナー画像を記録媒体に定着する定着部と、
    トナー画像が転写された記録媒体の搬送が前記定着部で停止し、前記定着部で搬送が停止した記録媒体が取り除かれた後に、前記搬送経路において前記定着部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に記録媒体が停止している場合は、少なくとも前記搬送経路に停止している記録媒体を前記搬送経路に沿って装置外まで搬送させ、前記搬送経路において前記定着部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に記録媒体が停止していない場合は、前記収容部に収容される記録媒体を前記搬送経路に沿って装置外まで搬送させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記定着部で搬送が停止した記録媒体の画像密度が、予め決められた閾値以上の場合は、前記閾値に満たない場合と比して、前記定着部で搬送が停止した記録媒体が取り除かれた後に、前記搬送経路に沿って搬送させる記録媒体の枚数が多い請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記収容部は、複数備えられ、
    複数の前記収容部は、前記定着部を清掃する記録媒体が収容された清掃用の記録媒体収容部を有し、
    前記制御部は、前記定着部で搬送が停止された記録媒体が取り除かれた後に、前記収容部に収容されている記録媒体を搬送させる場合には、前記清掃用の記録媒体収容部に収容されている記録媒体を搬送させる請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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