JP2016149420A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の撓みを防いで確実に保持しつつ基板の下面にも処理液を供給することができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】複数のチャックピン20によって基板Wの端縁部を把持するとともに、ノズルヘッド50の吐出口56から窒素ガスを噴出して基板Wのうちの吸引面53と対向する領域をベルヌーイ効果によって吸引面53に非接触で吸引する。薄い基板Wであってもスピンベース10に確実に保持することができ、基板Wを回転させたときにも基板Wの変形を抑制して破損を防止することができる。また、複数のチャックピン20によって基板Wの端縁部を機械的に把持しているため、ノズルヘッド50の吐出口56から窒素ガスと処理液とを同時に吐出した場合であっても、処理液の圧力によって基板Wが押し上げられることはなく、ベルヌーイ効果が維持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウェハーや液晶表示装置用ガラス基板等の薄板状の精密電子基板(以下、単に「基板」と称する)に処理液を供給して洗浄処理等の液処理を行う基板処理装置に関する。
従来より、半導体デバイスなどの製造工程においては、基板に対して純水、現像液、エッチング液などの種々の処理液を供給して洗浄処理やレジスト現像処理などの基板処理を行っている。これらの処理液を使用した液処理を行う装置としては、スピンベースに基板を水平姿勢で保持して回転させつつ、その基板の表面にノズルから処理液を吐出する基板処理装置が広く用いられている。
スピンベースが基板を保持する方式としては、典型的には基板の端縁部を機械的に把持する方式(いわゆるメカニカルチャック)、基板の下面を真空吸着する方式(いわゆるバキュームチャック)等が用いられているが、基板とスピンベースとの間に気体を高速で流したときに生じるベルヌーイ効果を利用して基板を保持するいわゆるベルヌーイチャックも知られている(特許文献1,2,3等参照)。
ベルヌーイチャックは、スピンベースの上面と基板の下面との隙間に窒素ガス等の気体を高速で流すことにより、当該隙間の圧力が減少して大気圧によって基板がスピンベースの上面に吸引される現象(ベルヌーイ効果)を利用するものである。
特開2003−332285号公報 特開2012−80113号公報 特開平11−251412号公報
基板の液処理には、基板の上面のみならず、基板の下面にも処理液の供給を要求されるものがある。例えば、基板の表裏全面を洗浄する場合の洗浄処理や基板の端縁部に処理液を回り込ませるベベルエッチングでは基板の下面に処理液を供給する必要がある。この種の処理においては、基板の端縁を把持するメカニカルチャックが一般的に用いられる。
しかしながら、メカニカルチャックでは基板の端縁を把持するために基板の端縁に挟み込むための力がかかり、基板が撓んで基板の把持ができなくなるなどの不都合があり、これは特に厚みが薄い基板を処理する場合に顕著となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板の撓みを防いで確実に保持しつつ基板の下面にも処理液を供給することができる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に処理液を供給して所定の液処理を行う基板処理装置において、処理対象となる基板に対向する保持面を有するスピンベースと、前記スピンベースの前記保持面に立設され、基板の端縁部を把持する複数のチャックピンと、前記スピンベースの前記保持面から突設され、前記保持面と平行な吸引面を有するノズルヘッドと、前記ノズルヘッドに設けられた吐出口に気体を供給する気体供給部と、前記吐出口に処理液を供給する処理液供給部と、を備え、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板と前記保持面との間隔よりも当該基板と前記吸引面との間隔は狭く、前記気体供給部が前記吐出口に気体を供給することによって、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板のうちの前記吸引面と対向する領域が前記吸引面側に非接触で吸引されることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置において、前記ノズルヘッドは、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板の中心部に前記吸引面が対向するように前記スピンベースに設けられることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る基板処理装置において、前記ノズルヘッドには、前記処理液供給部から前記吐出口に連通する液流路が形設されるとともに、前記気体供給部から前記吐出口に連通する気体流路が形設され、前記ノズルヘッド内にて前記液流路に前記気体流路が合流することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明に係る基板処理装置において、前記ノズルヘッドに形設された前記気体流路はラビリンス構造を有することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記スピンベースの前記保持面に立設され、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板の周縁部を支持する複数の支持ピンをさらに備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかの発明に係る基板処理装置において、前記ノズルヘッドに設けられた前記吐出口は、先端部側に向けて大きくなる形状に形成されていることを特徴とする。
請求項1から請求項6の発明によれば、複数のチャックピンにて基板の端縁部を把持するとともに、ノズルヘッドの吐出口に気体を供給することによって、当該基板のうちのノズルヘッドの吸引面と対向する領域が吸引面側に非接触で吸引されるため、薄い基板であってもその基板の撓みを防いで確実に保持しつつ基板の下面にも処理液を供給することができる。
特に、請求項4の発明によれば、ノズルヘッドに形設された気体流路はラビリンス構造を有するため、液流路から気体流路への処理液の流入を防止することができる。
特に、請求項6の発明によれば、窒素ガスの流れ向きの変更が円滑に行われ、良好な吸引力が得られる。
本発明に係る基板処理装置の全体概略構成を示す図である。 スピンベースの縦断面図である。 スピンベースの平面図である。 チャックピンが基板の端縁部に当接した状態を示す図である。 ノズルヘッドの近傍を拡大した図である。 複数のチャックピンによって把持される基板にノズルヘッドから窒素ガスが吹き付けられている状態を示す図である。 複数のチャックピンによって把持される基板にノズルヘッドから窒素ガスおよび処理液が吐出されている状態を示す図である。 ノズルヘッド内の流路の他の例を示す図である。 チャックピンの形状の他の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る基板処理装置100の全体概略構成を示す図である。この基板処理装置100は、半導体用途の基板Wを1枚ずつ処理する枚葉式の処理装置であり、円形のシリコンの基板Wに薬液および純水を用いた洗浄処理を行ってから乾燥処理を行う。本実施形態にて処理対象となる基板Wの厚さは100μmであり、SEMI規格で定められている標準の厚さ(φ200mmでは0.725mm、φ300mmでは0.775mm)よりも相当に薄い。薬液としては、典型的にはSC1液(アンモニア水、過酸化水素水、水の混合液)、SC2液(塩酸、過酸化水素水、水の混合液)、DHF液(希フッ酸)などが用いられる。本明細書では、薬液と純水とを総称して「処理液」とする。なお、洗浄処理のみならず、成膜処理のためのフォトレジスト液などの塗布液、不要な膜を除去するための薬液、エッチングのための薬液なども本発明の「処理液」に含まれる。
基板処理装置100は、主たる要素としてスピンベース10、複数のチャックピン20、上面ノズル30、カップ40、ノズルヘッド50、スピンモータ60、気体供給機構70および処理液供給機構80を備える。また、基板処理装置100は、装置全体の各機構を制御する制御部90を備える。
図2は、スピンベース10の縦断面図である。図3は、スピンベース10の平面図である。スピンベース10は、円板形状の部材であり、その上面は平坦な保持面11とされている。スピンベース10の外径は、処理対象となる円形の基板Wの直径よりも若干大きい。すなわち、スピンベース10は、処理対象となる基板Wの下面全体と対向する保持面11を有している。スピンベース10は、保持面11が水平方向に沿うように(保持面11の法線が鉛直方向に沿うように)設けられる。
スピンベース10の保持面11の周縁部には複数のチャックピン20が立設されている。複数のチャックピン20は、処理対象となる円形の基板Wの外周円に対応する円周上に沿って均等な間隔をあけて配置されている。本実施形態においては、4本のチャックピン20が90°間隔にて保持面11に立設されている。なお、チャックピン20の本数は4本に限定されるものではない。複数のチャックピン20は、スピンベース10内に収容された図示省略のリンク機構によって連動して駆動される。複数のチャックピン20のそれぞれは、基板Wの外周の端縁部に当接する位置および当該端縁部から離間した位置のいずれか一方に切り換わるように駆動される。
図4は、チャックピン20が基板Wの端縁部に当接した状態を示す図である。本実施形態のチャックピン20には、断面形状V字型の溝が形設されており、チャックピン20が基板Wに当接するときには基板Wの端縁部がその溝にはまり込む。また、チャックピン20が基板Wに当接するときには、図示省略の押圧機構(例えば、バネ)によってチャックピン20が基板Wの端縁部に押圧される。このときの押圧力は、厚さ100μmの薄い基板Wがチャックピン20の当接時に変形しない程度に調整されている。4本のチャックピン20が同時に基板Wの端縁部に当接することによって、その基板Wは4本のチャックピン20に把持され、水平姿勢(法線が鉛直方向に沿う姿勢)でスピンベース10に保持されることとなる。また、4本のチャックピン20が基板Wの端縁部から離間したときには把持が解除される。
図3に戻り、スピンベース10の保持面11の周縁部には複数の支持ピン25が立設されている。複数の支持ピン25は、複数のチャックピン20によって端縁部を把持される基板Wの周縁部に対応する円周状に沿って均等な間隔をあけて配置されている。本実施形態においては、4本の支持ピン25が90°間隔にて保持面11に立設されている。4本の支持ピン25のそれぞれは、隣り合うチャックピン20の中央に位置するように設けられている。なお、支持ピン25の本数も4本に限定されるものではない。支持ピン25はスピンベース10に固定されたピンである。4本の支持ピン25は、4本のチャックピン20によって把持される基板Wの下面周縁部を支持する。
また、図2,3に示すように、スピンベース10の保持面11の中央部にはノズルヘッド50が突設されている。図5は、ノズルヘッド50の近傍を拡大した図である。ノズルヘッド50は、円筒状の管部51の上端にフランジ部52を設けて構成される。スピンベース10の中央部には上下に貫通する円柱形状の穴が穿設されており、その穴にノズルヘッド50の管部51がはめ込まれてノズルヘッド50がスピンベース10に装着される。その結果、ノズルヘッド50のフランジ部52はスピンベース10の保持面11に突設されることとなる。保持面11から突き出たフランジ部52は円板形状であり、その外径はスピンベース10の外径よりも小さい。
フランジ部52の上面は、平坦な吸引面53とされている。ノズルヘッド50は、吸引面53が水平方向に沿うようにスピンベース10に設けられる。すなわち、ノズルヘッド50の吸引面53は、スピンベース10の保持面11と平行である。図5に示すように、ノズルヘッド50のフランジ部52はスピンベース10の保持面11から突き出るように設けられるため、4本のチャックピン20によって端縁部を把持される基板Wの下面と保持面11との間隔d1よりも当該基板Wとノズルヘッド50の吸引面53との間隔d2は狭くなる。スピンベース10に保持される基板Wの下面と吸引面53との間隔d2は0.5mm程度である。また、ノズルヘッド50はスピンベース10の保持面11の中央部に設けられており、ノズルヘッド50の吸引面53は複数のチャックピン20によって端縁部を把持される基板Wの下面中心部に対向する。
また、ノズルヘッド50の円筒状の管部51の軸心部には液流路54が上下に貫通するように設けられている。開放端である液流路54の上端がノズルヘッド50の吐出口56となる。吐出口56近傍における液流路54は、吐出口56の先端部側に向けて大きくなる逆円錐面54aの形状に形成され(図2)、上方に向かって先端部側が大きい先太りの形状の吐出口56を形成する。吐出口56はスピンベース10に保持される基板Wの中心に対向する位置に形成されており、吐出口56から吐出された流体は当該基板Wの中心に到達する。液流路54には主として処理液供給機構80から供給された処理液が流れる。
一方、スピンベース10に設けられた上記穴の内壁面と管部51の外壁面との間には円筒状に隙間が存在しており、その隙間が気体流路55として機能する。気体流路55には気体供給機構70から供給された気体が流れる。
気体流路55の先端近傍はノズルヘッド50の管部51内を通って液流路54に合流する。本実施形態においては、ノズルヘッド50内で気体流路55の先端が吐出口56の近傍にて液流路54に合流する。そして、ノズルヘッド50に形設された気体流路55の先端はV字型に屈曲されたラビリンス構造57を有する。
図1に戻り、スピンベース10の上方には上面ノズル30が設けられている。上面ノズル30は、図示省略の駆動機構によってスピンベース10に保持された基板Wの上方の処理位置とカップ40よりも外側の待機位置との間で移動される。上面ノズル30には、処理液供給機構80から処理液が供給される。供給された処理液は上面ノズル30から吐出される。処理位置にて上面ノズル30から吐出された処理液はスピンベース10に保持された基板Wの上面に着液する。なお、上面ノズル30はスピンベース10に保持された基板Wの上方にて揺動可能とされていても良い。
カップ40は、スピンベース10の周囲を取り囲むように設けられている。カップ40は、回転するスピンベース10およびそれに保持された基板Wから飛散する処理液を受け止めて回収する。カップ40は、図示省略の昇降機構によってスピンベース10に対して相対的に昇降される。なお、カップ40を多段に構成し、処理液の種類や回収の目的(再利用または廃棄)に応じてそれらの段を使い分けるようにしても良い。
スピンベース10の下面(保持面11とは反対側の面)には回転軸15が固定連結されている。回転軸15はスピンモータ60によって回転される。スピンモータ60が回転軸15を回転させることにより、回転軸15の上端に固定連結されたスピンベース10およびそれに保持された基板Wが水平面内にて回転する。また、回転軸15の内部には、処理液供給機構80から供給された処理液が通過する液配管および気体供給機構70から供給された気体が通過する気体配管が設けられている。その液配管はノズルヘッド50の液流路54に接続され、気体配管は気体流路55に接続される。
気体供給機構70は、気体供給源71および気体バルブ72を備える。気体供給源71は気体配管を介して気体流路55と連通接続され、その気体配管に気体バルブ72が介挿されている。気体配管の一部は回転軸15の内部に配設される。気体バルブ72が開放されると、気体供給源71から気体配管および気体流路55を経てノズルヘッド50の吐出口56に窒素ガス(N)が供給される。すなわち、本実施形態では、気体供給機構70は、気体流路55を介してノズルヘッド50の吐出口56に連通接続され、その吐出口56に窒素ガスを供給する。供給された窒素ガスはノズルヘッド50の吐出口56からスピンベース10に保持された基板Wの下面中心に向けて吐出される。
処理液供給機構80は、複数の処理液供給源81、マニホールド82、下面処理液バルブ83および上面処理液バルブ84を備える。複数の処理液供給源81は、それぞれが異なる種類の処理液をマニホールド82に送給する。処理液供給源81は、例えばSC1液、SC2液、DHF液、純水等を供給する。マニホールド82は、複数の処理液供給源81からの配管が集合するとともに、2つの液配管に分岐する構造を有する装置である。複数の処理液供給源81から2種類以上の処理液が供給されたときには、それらがマニホールド82内にて混合される。
マニホールド82からは2つの液配管が分岐されており、一方の液配管は上面ノズル30に接続され、その液配管に上面処理液バルブ84が介挿されている。上面処理液バルブ84が開放されると、処理液供給源81から上面ノズル30に処理液が供給される。供給された処理液は上面ノズル30からスピンベース10に保持された基板Wの上面に吐出される。
マニホールド82から分岐される他方の液配管はノズルヘッド50の液流路54と連通接続され、その液配管に下面処理液バルブ83が介挿されている。当該液配管の一部は回転軸15の内部に配設される。下面処理液バルブ83が開放されると、処理液供給源81からマニホールド82、液配管および液流路54を経てノズルヘッド50の吐出口56に処理液が供給される。供給された処理液はノズルヘッド50の吐出口56からスピンベース10に保持された基板Wの下面に吐出される。すなわち、本実施形態では、処理液供給機構80は、液流路54を介してノズルヘッド50の吐出口56に連通接続され、その吐出口56に処理液を供給する。
基板処理装置100に設けられた制御部90のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部90は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスクなどを備えて構成される。制御部90のCPUが所定の処理プログラムを実行することによって、基板処理装置100の各動作機構が制御部90に制御され、基板処理装置100における処理が進行する。
次に、上記の構成を有する基板処理装置100における動作について説明する。基板処理装置100における典型的な基板Wの処理手順の概略は、スピンベース10に保持した基板Wを回転させつつ当該基板Wに薬液を供給して所定の薬液処理を行った後、純水を供給して純水リンス処理を行い、その後基板Wを高速回転させて振り切り乾燥処理を行うというものである。本実施形態においては、薬液処理は上面ノズル30から基板Wの上面に薬液を吐出することにより実行し、純水リンス処理は上面ノズル30およびノズルヘッド50の双方から基板Wの上面および下面に純水を吐出することにより実行する。以下、特にスピンベース10による基板Wの保持動作について詳細に説明する。
まず、処理対象となる基板Wが図外の搬送ロボットによって基板処理装置100に搬入されてスピンベース10に渡される。本実施形態にて処理対象となる基板Wは、円形のシリコンウェハーであり、その厚さは100μmである。搬送ロボットは、機械的把持またはベルヌーイ吸着などによって基板Wを保持して基板処理装置100のカップ40に搬入する。ここでは搬送ロボットもベルヌーイ方式の吸着チャックを備えた例につき説明する。
基板処理装置100のスピンベース10に搬送ロボットから基板Wが渡される前には、複数のチャックピン20は基板Wの端縁部から離間する位置であるとともに、処理液および窒素ガスの吐出は停止されている。搬送ロボットによって基板Wがスピンベース10の上方の所定位置にまで搬送されると、複数のチャックピン20が基板Wの端縁部に当接する位置に移動して当該端縁部を把持する。続いて、搬送ロボットが基板Wの保持を解除して基板処理装置100のカップ40から退出する。
複数のチャックピン20によって基板Wの端縁部が把持されると、当該基板Wの下面周縁部が複数の支持ピン25によって支持される。これによって、基板Wは一応はスピンベース10に保持されることとなる。但し、本実施形態では厚さ100μmの極めて薄い基板Wを保持するため、複数のチャックピン20によって基板Wの端縁部を機械的に把持して周縁部を複数の支持ピン25で支持しただけでは、その後の回転時に基板Wが変形したり、最悪の場合には破損するおそれがある。このため、本実施形態においては、以下のようにして補助的にベルヌーイ効果によって基板Wの中心部を非接触で吸引して基板Wの変形を抑制している。
複数のチャックピン20が基板Wの端縁部を把持し、搬送ロボットが基板Wの吸着保持を解除するのと同時に、気体バルブ72が開放されて気体供給機構70から気体流路55に窒素ガスが送給される。気体流路55はその先端にて液流路54に合流してノズルヘッド50の吐出口56に連通している。よって、気体流路55に供給された窒素ガスはノズルヘッド50の吐出口56から噴出されることとなる。吐出口56は複数のチャックピン20によって把持される基板Wの中心に対向する位置に形成されているため、吐出口56から噴出された窒素ガスは当該基板Wの中心に吹き付けられる。これにより、以下に詳述するように基板Wのうちの吸引面53と対向する領域をベルヌーイ効果によって吸引面53に非接触で吸引している。なお、この段階では処理液の吐出は行われていない。
図6は、複数のチャックピン20によって把持される基板Wにノズルヘッド50から窒素ガスが吹き付けられている状態を示す図である。図6に示すように、ノズルヘッド50の吐出口56から基板Wの中心に吹き付けられた窒素ガスは吸引面53と基板Wの下面との間の空間を高速で流れる。この窒素ガス流の方向は吸引面53および基板Wの下面と平行である。液流路54は鉛直方向に形成されているので、液流路54内では窒素ガスは真上向きに流れ、吐出口56から出ると吸引面53と基板Wの下面との間を水平方向に流れるように流れ向きを変更することになる。この際、吐出口56近傍において液流路54が上方の吐出口56に向かって先端部側が大きくなる逆円錐面54aに形成されているので、吐出口56近傍において窒素ガスの流れは逆円錐面54aに沿って真上向きから斜め上向きに方向を変えることとなり、上述した流れ向きの変更が円滑におこなわれ、良好な吸引力が得られる。なお、吸引面53と基板Wの下面との間隔d2は0.5mm程度である。
基板Wの下面とノズルヘッド50の吸引面53との間の狭い空間を窒素ガスが高速で流れると、当該空間の圧力が減少して大気圧によって基板Wの中心部が吸引面53に吸引される。但し、基板Wと吸引面53との間には窒素ガスが流れているため、基板Wが吸引面53に接触することはない。すなわち、吐出口56から窒素ガスを噴出することにより、図6の矢印AR6にて示すように、複数のチャックピン20によって端縁部を把持される基板Wのうちの吸引面53と対向する領域がベルヌーイ効果によって吸引面53に非接触で吸引されるのである。このように、複数のチャックピン20による基板W端縁部の機械的把持に加えて基板Wの中心部をベルヌーイ効果によってノズルヘッド50の吸引面53に非接触で吸引することにより、基板Wを回転させたときにも基板Wの変形を抑制して破損を防止することができる。
次に、スピンモータ60によってスピンベース10およびそれに保持された基板Wの回転を開始する。スピンベース10の回転力はチャックピン20および支持ピン25を介して基板Wに伝達される。また、回転時における基板Wの水平方向の位置ずれは複数のチャックピン20によって規制されている。そして、上面ノズル30から基板Wの上面に薬液を吐出しての薬液処理、上面ノズル30およびノズルヘッド50の双方から基板Wの上面および下面に純水を吐出する純水リンス処理、基板Wを高速回転させての振り切り乾燥処理が続けて行われる。処理液を使用しての液処理を行うときには、遠心力によってスピンベース10および基板Wから飛散した処理液はカップ40によって回収する。
一連の薬液処理、純水リンス処理、乾燥処理において、ノズルヘッド50の吐出口56からは常に窒素ガスが噴出され続け、ベルヌーイ効果による基板W中心部の非接触吸引が継続して実行される。ここで、少なくとも純水リンス処理を行うときには、上面ノズル30のみならず下面側のノズルヘッド50からも処理液としての純水が吐出される。つまり、ノズルヘッド50からは窒素ガスと処理液とが同時に吐出されるのである。
純水リンス処理を行うときには、上面処理液バルブ84および下面処理液バルブ83が開放されて処理液供給機構80から上面ノズル30および液流路54に処理液が送給される。上面ノズル30に供給された処理液は上面ノズル30から回転する基板Wの上面に吐出される。一方、液流路54に供給されてた処理液はノズルヘッド50の吐出口56から基板Wの下面に吐出される。このときに、吐出口56の近傍にて気体流路55の先端が液流路54に合流しているため、当該合流点にて気体流路55から送給された窒素ガスと液流路54を流れる処理液とが混合され、吐出口56からはその窒素ガスと処理液との混合流体が吐出される。
図7は、複数のチャックピン20によって把持される基板Wにノズルヘッド50から窒素ガスおよび処理液が吐出されている状態を示す図である。吐出口56から混合流体が吐出された場合であっても、基板Wの下面とノズルヘッド50の吸引面53との間の空間を窒素ガスが流れており、基板Wが把持されたまま基板Wの下面と吸引面53との位置関係は維持される。これは次の作用によるものと推測される。すなわち、当該空間に液体である処理液も流れることによって、矢印AR7にて示すように、基板Wの中心部に下方から押し上げようとする力が作用する可能性がある。ここで、従来よりの典型的なベルヌーイチャックであれば、処理液によって基板Wに押し上げようとする力が作用すると容易に基板Wが押し上げられてチャック面と基板Wとの間隔が拡がり、その結果ベルヌーイ効果が喪失されることが考えられる。
本発明では、基板Wの端縁部が複数のチャックピン20によって機械的に把持されていることと、混合流体としてではあるが窒素ガスの流れによって基板Wの中心部を吸引するベルヌーイ効果が残存していることと相まって、処理液の吐出によって基板Wの中心部に下方から押し上げようとする力が作用した場合であっても、基板Wが容易に押し上げられることはなく、矢印AR8にて示すように、基板Wの下面と吸引面53との位置関係は維持されることとなる。これにより、吐出口56から窒素ガスと処理液とを同時に吐出した場合であっても、基板Wの非接触吸引を維持しつつ、基板Wの下面に処理液を供給して液処理を行うことができる。なお、薬液処理および乾燥処理時には、ノズルヘッド50の吐出口56から窒素ガスのみが噴出されるため、図6に示したのと同様に、ベルヌーイ効果によって基板Wの中心部が非接触吸引される。
振り切り乾燥処理が終了した後、スピンベース10および基板Wの回転が停止されると、その後、再び搬送ロボットが基板処理装置100のカップ40に進入して処理後の基板Wを保持する。このとき、複数のチャックピン20による基板Wの端縁部の把持が解除され、また、吐出口56からの窒素ガス噴出による非接触吸引が停止解除されるとともに、搬送ロボットが基板Wの吸着保持を行う。スピンベース10から基板Wを受け取った搬送ロボットは基板処理装置100のカップ40から退出する。
本実施形態においては、複数のチャックピン20によって基板Wの端縁部を把持するとともに、ノズルヘッド50の吐出口56から窒素ガスを噴出して基板Wのうちの吸引面53と対向する領域をベルヌーイ効果によって吸引面53に非接触で吸引している。これにより、薄い基板Wであってもスピンベース10に確実に保持することができ、基板Wを回転させたときにも基板Wの変形を抑制して破損を防止することができる。
また、複数のチャックピン20によって基板Wの端縁部を機械的に把持しているため、ノズルヘッド50の吐出口56から窒素ガスと処理液とを同時に吐出した場合であっても、処理液の圧力によって基板Wが押し上げられることはなく、ベルヌーイ効果が残存し、基板Wの下面と吸引面53との位置関係は維持されることとなる。すなわち、本発明によれば、基板Wを確実に保持しつつ基板Wの下面にも処理液を供給することができるのである。
単に吐出口56から窒素ガスと処理液とを同時に吐出するだけであれば、例えばマニホールド82にて窒素ガスと処理液とを混合し、その混合流体を共通配管から吐出口56に送給するようにしても良い。しかしながら、このようにした場合、液吐出後に共通配管内に処理液が残留することとなり、その後に窒素ガスを噴出したときに残留処理液が吐出口56から勢いよく噴出されて基板Wにダメージを与えるおそれがある。よって、窒素ガスを噴出する前に、共通配管から残留処理液を抜く液抜き工程が必要になる。
本実施形態においては、ノズルヘッド50内にて液流路54に気体流路55の先端が合流、すなわちノズルヘッド50の吐出口56の近傍にて液流路54に気体流路55が合流しているため、液吐出後に窒素ガスを噴出したときにも残留処理液が吐出口56から噴出されるおそれはなく、液抜き工程を不要とすることができる。
また、液流路54に合流する気体流路55の先端はV字型に屈曲されたラビリンス構造57とされているため、気体流路55に液流路54から処理液が逆流入するのを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態においては、液流路54に気体流路55の先端を合流させるようにしていたが、これらを別流路とするようにしても良い。図8は、ノズルヘッド内の流路の他の例を示す図である。図8において、上記実施形態と同一の要素については同一の符号を付している。図8に示す例では、液流路54と気体流路55とが経路途中で合流することはなく別流路とされ、吐出口56がそれらに共通の吐出口とされている。このようにすれば、液流路54から気体流路55への処理液の流入をより確実に防止することができる。さらに、液流路54と気体流路55とを完全に分離し、それぞれ個別の吐出口をノズルヘッド50に設けるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、チャックピン20にV字型の溝を形設し、その溝に基板Wの端縁部がはまり込むようにしていたが(図4)、チャックピン20の形状は図9に示すようなものであっても良い。図9に示すチャックピン20には溝は形設されておらず、基板Wと垂直な部材にて基板Wの端縁部に当接することとなる。例えば、薬液処理時に基板Wの上面のみに処理液を供給する場合、チャックピン20を伝わって処理液が基板Wの下面にまで回り込むことがあるが、図9に示すような形状のチャックピン20であればそのような回り込み量を少なくすることができる。但し、上記実施形態のチャックピン20と比較して図9に示すような形状のチャックピン20は基板Wの端縁部を把持する力が弱いため、基板Wの下面周縁部を支持する支持ピン25を上記実施形態よりも多く設置するのが好ましい(例えば8本)。
また、基板処理装置100によって処理対象となる基板は薄い基板に限定されるものではなく、SEMI規格で定められている標準の厚さの基板であっても良い。もっとも、厚い基板であれば複数のチャックピン20による把持のみによって安定して保持することができるため、厚さ200μm以下の薄い基板の方が本発明に係る技術を好適に適用することができる。
また、基板処理装置100によって処理対象となる基板は半導体用途の基板に限定されるものではなく、太陽電池用途の基板や液晶表示装置などのフラットパネルディスプレイに用いるガラス基板であっても良い。
さらに、本発明に係る技術は、基板に処理液を吐出して所定の液処理を行う装置であれば適用することができる。例えば、上記実施形態の枚葉式の洗浄処理装置の他に、回転する基板にエッチング液を吐出してエッチング処理を行う装置などに本発明に係る技術を適用するようにしても良い。
10 スピンベース
11 保持面
20 チャックピン
25 支持ピン
30 上面ノズル
40 カップ
50 ノズルヘッド
53 吸引面
54 液流路
55 気体流路
56 吐出口
57 ラビリンス構造
60 スピンモータ
70 気体供給機構
80 処理液供給機構
90 制御部
100 基板処理装置
W 基板

Claims (6)

  1. 基板に処理液を供給して所定の液処理を行う基板処理装置であって、
    処理対象となる基板に対向する保持面を有するスピンベースと、
    前記スピンベースの前記保持面に立設され、基板の端縁部を把持する複数のチャックピンと、
    前記スピンベースの前記保持面から突設され、前記保持面と平行な吸引面を有するノズルヘッドと、
    前記ノズルヘッドに設けられた吐出口に気体を供給する気体供給部と、
    前記吐出口に処理液を供給する処理液供給部と、
    を備え、
    前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板と前記保持面との間隔よりも当該基板と前記吸引面との間隔は狭く、
    前記気体供給部が前記吐出口に気体を供給することによって、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板のうちの前記吸引面と対向する領域が前記吸引面側に非接触で吸引されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1記載の基板処理装置において、
    前記ノズルヘッドは、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板の中心部に前記吸引面が対向するように前記スピンベースに設けられることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の基板処理装置において、
    前記ノズルヘッドには、前記処理液供給部から前記吐出口に連通する液流路が形設されるとともに、前記気体供給部から前記吐出口に連通する気体流路が形設され、
    前記ノズルヘッド内にて前記液流路に前記気体流路が合流することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項3記載の基板処理装置において、
    前記ノズルヘッドに形設された前記気体流路はラビリンス構造を有することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記スピンベースの前記保持面に立設され、前記複数のチャックピンによって端縁部を把持される基板の周縁部を支持する複数の支持ピンをさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記ノズルヘッドに設けられた前記吐出口は、先端部側に向けて大きくなる形状に形成されていることを特徴とする基板処理装置。
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