JP2016149299A - ニッケル水素二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた高率放電特性及び優れたサイクル寿命特性の両立を図ることができるニッケル水素二次電池を提供する。
【解決手段】ニッケル水素二次電池2は、セパレータ28を介して重ね合わされた正極24及び負極26からなる電極群22と、電極群22をアルカリ電解液とともに密閉状態で収容している外装間10とを備え、負極26は、水素吸蔵合金及び希土類元素のフッ化物を含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ニッケル水素二次電池に関する。
ニッケル水素二次電池は、ニッケルカドミウム二次電池に比べて高容量で、且つ、環境安全性にも優れているという点から携帯電子機器、電動工具、ハイブリッド電気自動車等の各種機器に使用されるようになっており、用途が拡大している。このように用途が拡大していることから、ニッケル水素二次電池には、より高性能化が望まれている。
ニッケル水素二次電池に求められる高度化すべき性能の一つとして、サイクル寿命がある。つまり、電池の充放電の繰り返し回数をなるべく多くすることができるようにサイクル寿命特性の改善が求められている。そのため、ニッケル水素二次電池のサイクル寿命特性を改善すべく数多くの研究がなされている。ニッケル水素二次電池のサイクル寿命を延ばすために、例えば、特許文献1に示されるように、負極に添加剤を加える技術が提案されている。
特開平08−329934号公報
ところで、上記したような各種機器においては消費する電力が増大しており、それにともない、それら機器に搭載されるニッケル水素二次電池には、より高率での放電が必要となり、高率放電特性の改善も求められている。
しかしながら、従来のニッケル水素二次電池においては、負極添加剤を添加することによりサイクル寿命特性が改善される場合、一般的な傾向として高率放電特性は低下する。つまり、ニッケル水素二次電池においては、高率放電特性とサイクル寿命特性とを両立させることが難しい。
上記したようにニッケル水素二次電池の用途は拡大していることから、高率放電特性及びサイクル寿命特性がともに優れているより高性能な電池の開発が望まれている。
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、優れた高率放電特性及び優れたサイクル寿命特性の両立を図ることができるニッケル水素二次電池を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、セパレータを介して重ね合わされた正極及び負極からなる電極群と、前記電極群をアルカリ電解液とともに密閉状態で収容している容器とを備え、前記負極は、水素吸蔵合金及び希土類元素のフッ化物を含んでいる、ニッケル水素二次電池が提供される。
また、前記希土類元素のフッ化物の添加量は、前記水素吸蔵合金の質量に対して0.5質量%以上である構成とすることが好ましい。
更に、前記希土類元素のフッ化物は、フッ化セリウム及びフッ化イットリウムのうちの少なくとも一方である構成とすることが好ましい。
好ましくは、前記水素吸蔵合金は、一般式:Ln1−xMgNiy−aAl(ただし、Lnは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Ti及びZrから選ばれる少なくとも1種の元素を表し、添字x、y、aは、それぞれ、0.05≦x≦0.30、2.8≦y≦3.8、0.05≦a≦0.30で示される関係を満たしている。)で表される組成を有している構成とする。
本発明のニッケル水素二次電池は、負極に希土類元素のフッ化物が含まれていることで、放電時の反応性が高まり、且つ、水素吸蔵合金がアルカリ電解液により腐食されることを抑制することができるため、優れた高率放電特性及び優れたサイクル寿命特性の両立を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るニッケル水素二次電池を部分的に破断して示した斜視図である。
以下、本発明に係るニッケル水素二次電池(以下、単に電池と称する)2を、図面を参照して説明する。
本発明が適用される電池2としては特に限定されないが、例えば、図1に示すAAサイズの円筒型の電池2に本発明を適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、電池2は、容器として、上端が開口した有底円筒形状をなす外装缶10を備えている。外装缶10は導電性を有し、その底壁35は負極端子として機能する。外装缶10の開口には、封口体11が固定されている。この封口体11は、蓋板14及び正極端子20を含み、外装缶10を封口するとともに正極端子20を提供する。蓋板14は、導電性を有する円板形状の部材である。外装缶10の開口内には、蓋板14及びこの蓋板14を囲むリング形状の絶縁パッキン12が配置され、絶縁パッキン12は外装缶10の開口縁37をかしめ加工することにより外装缶10の開口縁37に固定されている。即ち、蓋板14及び絶縁パッキン12は互いに協働して外装缶10の開口を気密に閉塞している。
ここで、蓋板14は中央に中央貫通孔16を有し、そして、蓋板14の外面上には中央貫通孔16を塞ぐゴム製の弁体18が配置されている。更に、蓋板14の外面上には、弁体18を覆うようにしてフランジ付き円筒形状をなす金属製の正極端子20が電気的に接続されている。この正極端子20は弁体18を蓋板14に向けて押圧している。なお、正極端子20には、図示しないガス抜き孔が開口されている。
通常時、中央貫通孔16は弁体18によって気密に閉じられている。一方、外装缶10内にガスが発生し、その内圧が高まれば、弁体18は内圧によって圧縮され、中央貫通孔16を開き、その結果、外装缶10内から中央貫通孔16及び正極端子20のガス抜き孔を介して外部にガスが放出される。つまり、中央貫通孔16、弁体18及び正極端子20は電池のための安全弁を形成している。
外装缶10には、アルカリ電解液(図示せず)とともに電極群22が収容されている。この電極群22は、それぞれ帯状の正極24、負極26及びセパレータ28からなり、これらは正極24と負極26との間にセパレータ28が挟み込まれた状態で渦巻状に巻回されている。即ち、セパレータ28を介して正極24及び負極26が互いに重ね合わされている。電極群22の最外周は負極26の一部(最外周部)により形成され、外装缶10の内周壁と接触している。即ち、負極26と外装缶10とは互いに電気的に接続されている。
そして、外装缶10内には、電極群22と蓋板14との間に正極リード30が配置されている。詳しくは、正極リード30は、その一端が正極24に接続され、その他端が蓋板14に接続されている。従って、正極端子20と正極24とは、正極リード30及び蓋板14を介して互いに電気的に接続されている。なお、蓋板14と電極群22との間には円形の上部絶縁部材32が配置され、正極リード30は上部絶縁部材32に設けられたスリット39を通して延びている。また、電極群22と外装缶10の底部との間にも円形の下部絶縁部材34が配置されている。
更に、外装缶10内には、所定量のアルカリ電解液(図示せず)が注入されている。注入されたアルカリ電解液は電極群22に保持されており、その大部分はセパレータ28に保持されている。そして、このアルカリ電解液は、正極24と負極26との間での充放電反応に関与する。このアルカリ電解液としては、特に限定されるものではないが、NaOHを溶質の主体として含むアルカリ電解液が用いられる。ここで、NaOHを溶質の主体として含むアルカリ電解液とは、アルカリ電解液に含まれるアルカリ金属元素のモル数の総和に対し、Naのモル数が50%以上となるようにNaOHが含まれているアルカリ電解液のことをいう。本実施形態におけるアルカリ電解液としては、溶質として、NaOHに加えて、KOH及びLiOHのうちの少なくとも一方を含んでいるものが好適に用いられる。このとき、溶質全体の50%以上をNaOHが占めている態様とすることが好ましい。本発明において採用可能なアルカリ電解液としては、具体的には、水酸化ナトリウム水溶液が挙げられ、また、必要に応じて水酸化ナトリウム水溶液に水酸化リチウム水溶液や水酸化カリウム水溶液が適宜添加された混合水溶液が挙げられる。
セパレータ28の材料としては、例えば、ポリアミド繊維製不織布、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン繊維製不織布に親水性官能基を付与したものを用いることができる。具体的には、スルホン化処理が施されてスルホン基が付与されたポリオレフィン繊維からなる不織布を用いることが好ましい。ここで、スルホン基は、硫酸又は発煙硫酸等の硫酸基を含む酸を用いて不織布を処理することにより付与される。このようにセパレータにスルホン化処理を施すと、親水性が付与されるだけではなく電池の自己放電の抑制にも寄与する。
正極24は、多孔質構造をなし多数の空孔を有する導電性の正極基材と、前記した空孔内及び正極基材の表面に保持された正極合剤とからなる。
このような正極基材としては、例えば、ニッケルめっきが施された網状、スポンジ状若しくは繊維状の金属体、あるいは、発泡ニッケル(ニッケルフォーム)を用いることができる。
正極合剤は、正極活物質粒子、導電材、正極添加剤及び結着剤を含む。この結着剤は、正極活物質粒子、導電材及び正極添加剤を結着させると同時に正極合剤を正極基材に結着させる働きをなす。ここで、結着剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)ディスパージョン、HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)ディスパージョンなどを用いることができる。
正極活物質粒子は、水酸化ニッケル粒子又は高次水酸化ニッケル粒子である。なお、これら水酸化ニッケル粒子には、亜鉛、マグネシウム及びコバルトのうちの少なくとも一種を固溶させることが好ましい。
導電材としては、例えば、コバルト酸化物(CoO)やコバルト水酸化物(Co(OH))などのコバルト化合物及びコバルト(Co)から選択された1種又は2種以上を用いることができる。この導電材は、必要に応じて正極合剤に添加されるものであり、添加される形態としては、粉末の形態のほか、正極活物質の表面を覆う被覆の形態で正極合剤に含まれていてもよい。
正極添加剤は、正極の特性を改善するために、必要に応じ適宜選択されたものが添加される。主な正極添加剤としては、例えば、酸化イットリウムや酸化亜鉛が挙げられる。
正極24は、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、正極活物質粒子からなる正極活物質粉末、導電材、正極添加剤、水及び結着剤を含む正極合剤スラリーを調製する。得られた正極合剤スラリーは、例えばニッケルフォームに充填され、乾燥させられる。乾燥後、水酸化ニッケル粒子等が充填されたニッケルフォームは、ロール圧延されてから裁断される。これにより、正極合剤を保持した正極24が製造される。
次に、負極26について説明する。
負極26は、帯状をなす導電性の負極芯体を有し、この負極芯体に負極合剤が保持されている。
負極芯体は、貫通孔が分布されたシート状の金属材からなり、例えば、パンチングメタルシートを用いることができる。負極合剤は、負極芯体の貫通孔内に充填されるばかりでなく、負極芯体の両面上にも層状にして保持されている。
負極合剤は、水素吸蔵合金の粒子、負極添加剤、導電材及び結着剤を含む。ここで、水素吸蔵合金は、負極活物質である水素を吸蔵及び放出可能な合金である。上記した結着剤は水素吸蔵合金の粒子、負極添加剤及び導電材を互いに結着させると同時に負極合剤を負極芯体に結着させる働きをなす。ここで、結着剤としては親水性若しくは疎水性のポリマー等を用いることができ、導電材としては、カーボンブラック、黒鉛、ニッケル粉等を用いることができる。
水素吸蔵合金としては、一般的な水素吸蔵合金を用いることができる。ここで、本発明においては、希土類元素、Mg、Niを含む希土類−Mg−Ni系水素吸蔵合金を用いることが好ましい。この希土類−Mg−Ni系水素吸蔵合金としては、以下に示す一般式(I)で表される組成を有している合金を用いることが好ましい。
Ln1−xMgNiy−aAl・・・(I)
ただし、一般式(I)中、Lnは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Ti及びZrから選ばれる少なくとも1種の元素を表し、添字x、y、aは、それぞれ、0.05≦x≦0.30、2.8≦y≦3.8、0.05≦a≦0.30で示される関係を満たしている。
ここで、本発明に係る水素吸蔵合金は、一般式(I)におけるLn及びMgをA成分とし、Ni及びAlをB成分としたき、AB型サブユニット及びAB型サブユニットが積層されてなるA型構造又はA19型構造をとる、いわゆる超格子構造をなしている。このような超格子構造をなす希土類−Mg−Ni系の水素吸蔵合金は、AB型合金の特徴である水素の吸蔵放出が安定しているという長所と、AB型合金の特徴である水素の吸蔵量が大きいという長所とを併せ持っている。このため、一般式(I)に係る水素吸蔵合金は、水素吸蔵能力に優れるので、得られる電池2の高容量化に貢献する。
水素吸蔵合金の粒子は、例えば、以下のようにして得られる。
まず、所定の組成となるよう金属原材料を計量して混合し、この混合物を例えば誘導溶解炉で溶解してインゴットにする。得られたインゴットに、900〜1200℃の不活性ガス雰囲気下にて5〜24時間加熱する熱処理を施す。この後、インゴットを粉砕し、篩分けを行うことにより所望粒径の水素吸蔵合金の粒子を得る。
ここで、水素吸蔵合金の粒子としては、その粒径は特に限定されるものではないが、好ましくは、体積平均粒径(MV)が55.0〜65.0μmのものを用いる。なお、本明細書において、体積平均粒径(MV)とは、粒子径分布測定装置を用いレーザー回折・散乱法により求めた体積平均粒径を意味する。
負極添加剤としては、希土類元素(Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLu)のフッ化物が用いられる。この希土類元素のフッ化物としては、フッ化セリウム(CeF)及びフッ化イットリウム(YF)のうちの少なくとも一方を用いることが好ましい。
希土類元素のフッ化物としては、粒子からなる粉末が用いられる。
上記した希土類元素のフッ化物が負極中に点在することで、放電時の反応性を高めることができ、且つ、水素吸蔵合金とアルカリ電解液との接触をある程度抑制し、水素吸蔵合金の腐食の進行を抑制する効果があると考えられる。これにより、電池の放電がより高率で可能となり、また、水素吸蔵合金の腐食にともなうアルカリ電解液の消費が減るので電池の寿命も延びる。よって、本発明に係るニッケル水素二次電池は、優れた高率放電特性及び優れたサイクル寿命特性が両立されたものとなる。
希土類元素のフッ化物の添加量が、水素吸蔵合金の質量に対して、0.5質量%以上とすることが好ましい。希土類元素のフッ化物の添加量は、多ければ多いほど上記効果が得られて好ましい。しかしながら、負極中に占める希土類元素のフッ化物の量が増えると相対的に水素吸蔵合金量が減り負極容量が低下する。このため、希土類元素のフッ化物の添加量は、負極容量をある程度確保できる範囲で決定することが好ましい。詳しくは、希土類元素のフッ化物の添加量は、水素吸蔵合金に対して、1.0質量%を超えると負極中に占める希土類元素のフッ化物の量が多くなり、その分だけ水素吸蔵合金の量が減って負極容量が低下する。よって、希土類元素のフッ化物の添加量は、水素吸蔵合金に対して、0.5質量%以上、1.0質量%以下とすることが好ましい。
また、負極26は、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、上記のような水素吸蔵合金粒子からなる水素吸蔵合金粉末と、負極添加剤としての希土類元素のフッ化物の粒子からなる希土類元素フッ化物粉末と、導電材と、結着剤と、水とを準備し、これらを混練して負極合剤スラリーを調製する。得られた負極合剤スラリーは負極芯体に塗着され、乾燥させられる。乾燥後、水素吸蔵合金粒子等が付着した負極芯体はロール圧延を施されて水素吸蔵合金の充填密度を高められた後、所定形状に裁断され、これにより負極26が製造される。
ここで、正極24及び負極26においては、上記した製造に際し、所定の正極の容量及び負極の容量が得られるように正極活物質粉末及び水素吸蔵合金粉末の量が所定量に設定される。
以上のようにして作製された正極24及び負極26は、セパレータ28を介在させた状態で、渦巻き状に巻回され、これにより電極群22が形成される。
このようにして得られた電極群22は、外装缶10内に収容される。引き続き、当該外装缶10内にはアルカリ電解液が所定量注入される。
その後、電極群22及びアルカリ電解液を収容した外装缶10は、正極端子20を備えた封口体11により封口され、本発明に係る電池2が得られる。得られた電池2は、初期活性化処理が施され、使用可能状態とされる。
[実施例]
1.電池の製造
(実施例1)
(1)正極の作製
ニッケルに対して亜鉛3.0質量%、マグネシウム0.4質量%、コバルト1.0質量%となるように、硫酸ニッケル、硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム及び硫酸コバルトを計量し、これらを、アンモニウムイオンを含む1Nの水酸化ナトリウム水溶液に加え、混合水溶液を調製した。得られた混合水溶液を攪拌しながら、この混合水溶液に10Nの水酸化ナトリウム水溶液を徐々に添加して反応させ、ここでの反応中、pHを13〜14に安定させて、水酸化ニッケルを主体とし、亜鉛、マグネシウム及びコバルトを固溶した水酸化ニッケル粒子を生成させた。
得られた水酸化ニッケル粒子を10倍の量の純水で3回洗浄した後、脱水、乾燥した。なお、得られた水酸化ニッケル粒子は、平均粒径が10μmの球状をなしている。
次に、上記したように作製した水酸化ニッケル粒子からなる正極活物質粉末に、水酸化コバルトの粉末10質量%を混合し、更に、0.5質量%の酸化イットリウム、0.3質量%の酸化亜鉛、40質量%のHPCディスバージョン液を混合して正極合剤スラリーを調製し、この正極合剤スラリーを正極集電体としてのシート状の発泡ニッケル(ニッケルフォーム)に塗着・充填した。正極合剤スラリーが付着した発泡ニッケルを乾燥後、ロール圧延した。正極合剤が付着した発泡ニッケルは、圧延加工された後、所定形状に裁断され、AAサイズ用の正極24とされた。この正極24は、正極容量が2000mAhとなるように正極合剤を担持している。
(2)負極の作製
先ず、La、Pr、Nd及びZrを計量して、これらがモル比で次の(II)式の割合で含まれるLn成分を調製した。
La:Pr:Nd:Zr=0.20:0.395:0.395:0.01・・・(II)
次に、得られたLn成分、Mg、Ni、Alを計量して、これらがモル比で次の(III)式の割合となる混合物を調製した。
Ln成分:Mg:Ni:Al=0.83:0.17:3.10:0.20・・・(III)
得られた混合物を、アルゴンガス雰囲気中にて高周波誘導溶解炉で溶解し、その溶湯を鋳型に流し込んだ後、室温(25℃)まで冷却し水素吸蔵合金のインゴットを得た。
次いで、このインゴットに熱処理を施した。この熱処理としては、前記インゴットをアルゴンガス雰囲気中にて温度1000℃に加熱し、1000℃のまま10時間保持するというものである。そして、この熱処理の後、室温(25℃)まで冷却し、熱処理済みの水素吸蔵合金のインゴットを得た。このインゴットより採取したサンプルにつき、高周波プラズマ分光分析法(ICP)によって組成分析を行った。その結果、水素吸蔵合金の組成は、(La0.20Pr0.395Nd0.395Zr0.010.83Mg0.17Ni3.10Al0.20であった。
次に、熱処理後の水素吸蔵合金のインゴットをアルゴンガス雰囲気中で機械的に粉砕して篩分けし、水素吸蔵合金粒子からなる粉末を得た。得られた水素吸蔵合金の粉末の粒径をレーザー回折・散乱式粒度分布測定装置により測定した結果、水素吸蔵合金粒子の体積平均粒径(MV)は、60.0μmであった。
また、得られた水素吸蔵合金の粉末から結晶構造分析用のサンプルを採取し、このサンプルに対してX線回折測定(XRD測定)を行った。その結果、水素吸蔵合金の結晶構造は、A型であった。
水素吸蔵合金粒子からなる粉末100質量部に対し、フッ化セリウムの粒子からなる粉末0.5質量部、ポリアクリル酸ナトリウム0.4質量部、カルボキシメチルセルロース0.1質量部、スチレンブタジエンゴムのディスバージョン1.0質量部、カーボンブラック1.0質量部、および水30質量部を添加してこれらを混練し、負極合剤スラリーを調製した。
この負極合剤スラリーを負極芯体としての鉄製の孔あき板の両面に均等、且つ、厚さが一定となるように塗布した。このとき、負極合剤スラリーは孔あき板の貫通孔内にも充填される。なお、この孔あき板は60μmの厚みを有し、その表面にはニッケルめっきが施されている。
負極合剤スラリーの乾燥後、水素吸蔵合金の粉末等を含む負極合剤を保持した孔あき板を更にロール圧延して体積当たりの水素吸蔵合金の量を高めた後、所定形状に裁断し、AAサイズ用の負極26を作成した。
(3)ニッケル水素二次電池の組み立て
得られた正極24及び負極26をこれらの間にセパレータ28を挟んだ状態で渦巻状に巻回し、電極群22を作製した。ここでの電極群22の作製に使用したセパレータ28はスルホン化処理が施されたポリプロピレン繊維製不織布から成り、その厚みは0.1mm(目付量40g/m)であった。
一方、溶質としてNaOH及びLiOHを含む水溶液からなるNaOHが主体のアルカリ電解液を準備した。このアルカリ電解液は、NaOHが7.0N、LiOHが0.8Nとされ、NaOHを主体として含む。
次いで、有底円筒形状の外装缶10内に上記した電極群22を収納するとともに、準備したアルカリ電解液を所定量注入した。この後、封口体11で外装缶10の開口を塞ぎ、公称容量が2000mAhのAAサイズのニッケル水素二次電池2を組み立てた。
(4)初期活性化処理
得られたニッケル水素二次電池2に、温度25℃の環境下にて、0.1Itで16時間の充電を行った後に、0.2Itで電池電圧が1.0Vになるまで放電させる操作を2回繰り返して初期活性化処理を行った。このようにして、電池を使用可能状態とした。
(実施例2)
負極添加剤としてフッ化イットリウム(YF)を用いたこと以外は、実施例1の電池と同様にしてニッケル水素二次電池を作製した。
(比較例1)
負極添加剤を添加しなかったこと以外は、実施例1の電池と同様にしてニッケル水素二次電池を作製した。
(比較例2)
負極添加剤としてフッ化カルシウム(CaF)を用いたこと以外は、実施例1の電池と同様にしてニッケル水素二次電池を作製した。
(比較例3)
負極添加剤としてフッ化アルミニウム(AlF)を用いたこと以外は、実施例1の電池と同様にしてニッケル水素二次電池を作製した。
2.ニッケル水素二次電池の評価
(1)高率放電特性
初期活性化処理済みの実施例1、2及び比較例1〜3の各電池について、25℃の環境下にて、1.0Itで充電を行った。このとき、電池電圧が最大値に達した後、この最大値から10mV低下したときに充電を終了する、いわゆる−ΔV制御での充電(以下、単に−ΔV充電という)を行った。この−ΔV充電終了後、0.2Itで電池電圧が1.0Vに到達するまで放電させる0.2Itレートでの放電を行った。そして、このときの電池の放電容量を測定した。この放電容量を0.2It放電容量とした。
その後、各電池を25℃の環境下に置き、1.0Itで−ΔV充電を行った。この−ΔV充電終了後、1.0Itで電池電圧が1.0Vに到達するまで放電させる1.0Itレートでの放電を行った。このときの放電容量を測定した。この放電容量を1.0It放電容量とした。
更に、その後、各電池を25℃の環境下に置き、1.0Itで−ΔV充電を行った。この−ΔV充電終了後、4.0Itで電池電圧が1.0Vに到達するまで放電させる4.0Itレートでの放電を行った。そして、このときの放電容量を測定した。この放電容量を4.0It放電容量とした。
0.2Itレートでの放電容量に対する、1.0Itレート及び4.0Itレートの各レートでの放電容量の比率を以下の(IV)式から算出した。その結果を0.2It比率として表1に示した。
0.2It比率(%)=(1.0It又は4.0Itレートでの放電容量/0.2It放電容量)×100・・・(IV)
ここで、0.2It比率の値が高いほど高率放電特性に優れていることを示す。
(2)サイクル寿命特性
初期活性化処理済みの実施例1、2及び比較例1〜3の各電池について、25℃の環境下にて、1.0Itで1時間充電を行い、その後、20分間放置した。その後、同一の環境下にて1.0Itで電池の電圧が1.0Vになるまで放電した後、10分間放置した。
上記した充放電のサイクルを1サイクルとして充放電を繰り返し、サイクル毎に放電容量を測定した。ここで、1サイクル目の充放電での放電容量を初期容量とし、以下の(V)式からサイクル毎の容量維持率を算出した。
容量維持率(%)=(各サイクルでの放電容量/初期容量)×100・・・(V)
そして、各電池につき容量維持率が60%に到達するまでのサイクル数を数えた。その回数を容量維持率60%到達時のサイクル数として表1に示した。また、負極添加剤が添加されていない比較例1の電池を標準品とし、この標準品のサイクル数を100とした場合の各電池のサイクル数の比を求めた。この比を標準品(比較例1)との比として表1に示した。
ここで、容量維持率60%到達時のサイクル数が多い、つまり、標準品との比の値が大きいほどサイクル寿命特性に優れていることを示す。
Figure 2016149299
3.考察
(1)表1の結果から、フッ化セリウムを添加している実施例1及びフッ化イットリウムを添加している実施例2は、より高率での放電となる4.0Itレートにおける0.2It比率が、比較例1、2、3よりも高いことがわかる。このことから、希土類元素のフッ化物を負極添加剤として添加することにより高率放電特性を良化できることを確認することができる。
(2)表1の結果から、負極添加剤を含む実施例1、2及び比較例2、3は、負極添加剤を含んでいない比較例1に比べ容量維持率60%到達時のサイクル数が改善していることがわかる。このことから、負極添加剤としてフッ素化合物を添加することは、電池のサイクル寿命特性の向上に効果的であることを確認することができる。
(3)しかしながら、フッ化カルシウムを添加している比較例2やフッ化アルミニウムを添加している比較例3は、4.0Itレートにおける0.2It比率が負極添加剤を含んでいない比較例1よりも低下している。つまり、比較例2や比較例3は、サイクル寿命特性は良好であるものの、高率放電特性は改善されておらず、サイクル寿命特性と高率放電特性との両立はなされていない。
(4)これに対し、フッ化セリウムを添加している実施例1及びフッ化イットリウムを添加している実施例2は、負極添加剤を含んでいない比較例1に比べ、サイクル数及び4.0Itレートにおける0.2It比率がともに向上しており、サイクル寿命特性と高率放電特性との両立がなされている。このことから、希土類元素のフッ化物を負極添加剤として添加することは、優れた高率放電特性及び優れたサイクル寿命特性の両立を図ることができるニッケル水素二次電池を得る上で効果的であることを示している。
なお、本発明は、上記した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、負極添加剤としては、フッ化セリウム又はフッ化イットリウムに限定されるものではなく、他の希土類元素のフッ化物を用いることができ、同様な効果が得られる。また、フッ化セリウム、フッ化イットリウム及び他の希土類元素のフッ化物は、組み合わせて用いることもでき、この態様でも同様な効果が得られる。更に、ニッケル水素二次電池は、角形電池であってもよく、電池の形状は格別限定されることはない。
2 ニッケル水素二次電池
10 外装缶
22 電極群
24 正極
26 負極
28 セパレータ

Claims (4)

  1. セパレータを介して重ね合わされた正極及び負極からなる電極群と、
    前記電極群をアルカリ電解液とともに密閉状態で収容している容器とを備え、
    前記負極は、水素吸蔵合金及び希土類元素のフッ化物を含んでいる、ニッケル水素二次電池。
  2. 前記希土類元素のフッ化物の添加量は、前記水素吸蔵合金の質量に対して0.5質量%以上である、請求項1に記載のニッケル水素二次電池。
  3. 前記希土類元素のフッ化物は、フッ化セリウム及びフッ化イットリウムのうちの少なくとも一方である、請求項1又は2に記載のニッケル水素二次電池。
  4. 前記水素吸蔵合金は、一般式:Ln1−xMgNiy−aAl(ただし、Lnは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Ti及びZrから選ばれる少なくとも1種の元素を表し、添字x、y、aは、それぞれ、0.05≦x≦0.30、2.8≦y≦3.8、0.05≦a≦0.30で示される関係を満たしている。)で表される組成を有している、請求項1〜3のいずれかに記載のニッケル水素二次電池。
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