JP2016146440A - 液処理装置および液処理方法 - Google Patents

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Takahito Kawakami
上 貴 仁 河
邉 久 芳 渡
Hisayoshi Watabe
邉 久 芳 渡
本 健 秀 岸
Takehide Kishimoto
本 健 秀 岸
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Abstract

【課題】パージ作業に必要となる処理液の使用量を低減する。【解決手段】液処理装置10は実処理槽12と、処理液供給手段13Aとを備えている。処理液供給手段13Aは処理液タンク13と、処理液タンク13に連結ライン15を介して連結されたノズル17とを有する。処理液タンク13はノズル17の上方に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明はフォトマスク、Si等の半導体基板を製造するために用いられる、液処理装置および液処理方法に係り、とりわけ異物の混入および付着を防止することができる液処理装置および液処理方法に関する。
従来より、処理槽内に基板を搬入し、この基板に対して処理液供給手段によって処理液、例えば現像液、リンス液、IPA等を順次噴出する液処理方法が知られている。
このような液処理方法で用いられる処理液供給手段は、処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、基板に対して処理液を噴射するノズルとを有している。
また処理液をノズルを介して基板に噴射する前に、処理液タンク中の処理液を連結ラインおよびノズルに通して、連結ラインおよびノズルに対するパージ作業を実行している。
ところで、現在処理液タンクは、基板を収納する処理槽から離れて設けられており、処理液タンク内を不活性ガスにより加圧することにより処理液タンク内から処理液を処理槽へ供給している。このため、処理液タンクと処理槽との間に延びる連結ラインは比較的長くなっており、このことにより、上述したパージ作業に多量の処理液を必要としている。
特開2003−332213号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、基板に対して処理液を供給する前に行なわれるパージ作業に必要とする処理液の使用量を最小限に抑えることができる液処理装置および液処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、基板または検査用基板を収納する実処理槽と、前記実処理槽内の基板または検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは前記ノズルの上方に位置していることを特徴とする液処理装置である。
本発明は、基板を収納する実処理槽と、検査用基板を収納するパージ槽と、前記実処理槽内の基板または前記パージ槽内の検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは対応するノズルの上方に位置していることを特徴とする液処理装置である。
本発明は、前記パージ槽に対応して、パージ槽から排出された処理液を回収する回収タンクを設けたことを特徴とする液処理装置である。
本発明は、前記ノズルは、前記実処理槽と前記パージ槽との間で移動可能となっていることを特徴とする液処理装置である。
本発明は、前記処理液タンクおよび対応するノズルが、前記実処理槽と前記パージ槽との間で移動可能となっていることを特徴とする液処理装置である。
本発明は、前記処理液タンクおよび前記ノズルに対して前記実処理槽および前記パージ槽が移動可能となっていることを特徴とする液処理装置である。
本発明は、互いに異なる処理液を収納する複数の処理液タンクが設けられ、各処理液タンクに対応して、パージ槽が設置されていることを特徴とする液処理装置である。
本発明は、密閉容器と、前記密閉容器内に設けられ、基板または検査用基板を収納する実処理槽と、前記実処理槽内の基板または検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは前記ノズルの上方に位置している液処理装置を用いた液処理方法において、前記実処理槽に前記検査用基板を搬入する工程と、前記検査用基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴射して、前記連結ラインおよび前記ノズル中の処理液をパージする工程と、前記検出基板上の処理液を除去する工程と、前記検査用基板上の残留異物を検査する工程と、前記実処理槽から前記検査用基板を搬出し、前記実処理槽へ前記基板を搬入する工程と、前記基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴射して、前記基板に対して液処理を施す工程と、を備えたことを特徴とする液処理方法である。
本発明は、密閉容器と、前記密閉容器内に設けられ、基板を収納する実処理槽と、検査用基板を収納するパージ槽と、前記実処理槽内の基板または前記パージ槽用の検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは前記ノズルの上方に位置している液処理装置を用いた液処理方法において、前記パージ槽に前記検査用基板を搬入する工程と、前記検査用基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴出して前記連結ラインおよび前記ノズル中の処理液をパージする工程と、前記検出基板上の処理液を除去する工程と、前記検査用基板上の残留異物を検査する工程と、前記実処理槽に前記基板を搬入する工程と、前記基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴射して、前記基板に対して液処理を施す工程と、を備えたことを特徴とする液処理方法である。
本発明によれば、基板に対して処理液と供給する前に行なわれるパージ作業に必要となる処理液の使用量を低く抑えることができる。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す液処理装置の概略側面図。 図2は処理液タンクと連結ラインの他の接続関係を示す図。 図3は処理液タンクと連結ラインの他の接続関係を示す図。 図4は処理液タンクと連結ラインの他の接続関係を示す図。 図5は本発明の第1の実施の形態による作用を示すフローチャート。 図6は本発明の第2の実施の形態を示す液処理装置の平面図。 図7は本発明の第2の実施の形態を示す液処理装置の側面図。 図8は本発明の第2の実施の形態において連結ラインとノズルの移動状態を示す図。 図9は本発明の変形例を示す液処理装置の平面図。 図10は本発明の他の変形例を示す側面図。 図11は本発明の他の変形例を示す平面図。 図12は本発明の他の変形例を示す側面図。 図13は本発明の他の変形例を示す平面図。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
ここで図1乃至図5は、本発明による液処理装置を示す図である。
図1乃至図5に示すように、液処理装置10は密閉容器11と、密閉容器11の下方部に設置され基板Wまたは検査用基板Wを収納する実処理槽12と、密閉容器11の上方部に設置され、例えば現像液、リンス液またはIPA等の処理液13aを収納する処理液タンク13と、処理液タンク13に連結された連結ライン15と、連結ライン15の先端に設けられ基板Wまたは検査用基板Wに対して処理液13aを噴射するノズル17とを備えている。
また処理液タンク13は、密閉容器11の上部に設けられた密閉型の加圧タンク14内に収納され、この加圧タンク14内に加圧ライン16を介して不活性ガスを供給することにより、加圧タンク14内の圧力を上昇させて処理液タンク13内の処理液13aを連結ライン15およびノズル17を介して基板Wまたは検査用基板Wに対して供給することができる。
なお、上記の構成部材のうち、処理液タンク13、連結ライン15およびノズル17によって処理液供給手段13Aが構成される。また処理液タンク13はノズル17の上方に位置している。
また図1に示す液処理装置10において、加圧タンク14内に処理液タンク13が収納され、連結ライン15は処理液タンク13の上方および加圧タンク14の上方を通って実処理槽12まで延びている。
これに対して、図2に示すように処理液タンク13の下方部に連結ライン15を接続するとともに、この連結ライン15を加圧タンク14の下方部を貫通させて実処理槽12まで延ばしてもよい。
あるいはまた図3に示すように、処理液タンク13を加圧タンク14内に収納することなく、処理液タンク13に直接加圧ライン16を接続してもよい。図3において、連結ライン15は処理液タンク13の下方部に接続されている。
さらにまた加圧タンク14内に不活性ガスを供給することなく、処理液タンク13内の処理液を、処理液タンク13の下方部に接続された連結ライン15によって自重により実処理槽12まで導入してもよい(図4参照)。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図5のフローチャートにより説明する。
まず実処理槽12内に検査用基板Wを搬入し、この検査用基板Wに対して処理液タンク13から連結ライン15およびノズル17を介して処理液13aを供給し、このようにして連結ライン15およびノズル17内をパージする。
次に検査用基板Wに対してスピン処理を施し、検査用基板W上の処理液13aを振り切り除去する。次に、検査用基板Wを水洗して、乾燥させ、検査用基板Wに異物が残留しているか否か検査する。
検査用基板W上に異物が残っていない場合、連絡ライン15およびノズル17内のパージが終了したものと判断して、検査用基板Wを実処理槽12から排出し、実処理槽12内に処理すべき基板Wを搬入し、処理液タンク13内の処理液13aを連結ライン15およびノズル17を介して基板Wに供給し、基板Wに対する液処理を行なう。
他方、検査用基板W上に異物が残っている場合は、連絡ライン15およびノズル17内のパージが不完全であると判断して、再び実処理槽12内の検査用基板Wに対して処理液タンク13から連結ライン15およびノズル17を介して処理液13aを供給し、連結ライン15およびノズル17内を再度パージする。
以上のように本実施の形態によれば、処理液13aを収納した処理液タンク13をノズル17の上方に配置することにより、処理液タンク13と実処理槽12との間に延びる連結ライン15の長さを短くすることができ、パージを行う際用いられる処理液13aの使用量を低く抑えることができる。
<第2の実施の形態>
次に本発明の第2の実施の形態について、図6乃至図8により説明する。図6乃至図8に示す第2の実施の形態において、図1乃至図5に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6乃至図8に示すように液処理装置10は、基板Wを収納する実処理槽12と、検査用基板Wを収納する複数、例えば3台のパージ槽30a、30b、30cと、各パージ槽30a、30b、30cに対応して設けられ、互いに異なる3種類の処理液33a、33b、33cを収納する3台の処理液タンク23a、23b、23cとを備えている。ここで異なる3種類の処理液としては、例えば現像液、リンス液、IPAが考えられ、処理液タンク23a内に現像液が収納され、処理液タンク23b内にリンス液が収納され、処理液タンク23c内にIPAが収納されている。
また各処理液タンク23a、23b、23cには、連結ライン25a、25b、25cが接続され、各連結ライン25a、25b、25cの先端には、基板Wまたは検査用基板Wに対して処理液を噴射するノズル27a、27b、27cが各々取り付けられている。
この場合、各処理液タンク23a、23b、23cは、対応するノズル27a、27b、27cの上方に位置している。また各処理液タンク23a、23b、23cと、連結ライン25a、25b、25cと、ノズル27a、27b、27cとによって処理液供給手段23A、23B、23Cが構成される。
ところで検査用基板Wを収納する3台のパージ槽30a、30b、30cは、基板Wを収納する実処理槽12を囲むよう実処理槽12の周囲に配置されている。
さらに図7および図8に示すように、各パージ槽30a、30b、30cの下方には、パージ槽30a、30b、30cから排出される異なる3種類の処理液33a、33b、33cを回収する回収タンク31a、31b、31cが接続されている。また実処理槽12にも、実処理槽12から排出される現像液とリンス液とIPAとを含む混合液34を回収する回収タンク32が接続されている。
なお図7および図8において、3台のパージ槽30a、30b、30cおよび3台の回収タンク31a、31b、31cについては、便宜上1台のパージ槽および1台の回収タンクを示している。
また図6乃至図8に示すように、実処理槽12を囲んで3台のパージ槽30a、30b、30cが設置され、各パージ槽30a、30b、30cに対応して処理液タンク23a、23b、23cが実処理槽12およびパージ槽30a、30b、30cの上方に設けられている。各処理液タンク23a、23b、23cに連結された連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cは、実処理槽12と各パージ槽30a、30b、30cとの間で移動可能となっている。
すなわち図8に示すように各連結ライン25a、25b、25cに接続されたノズル27a、27b、27cは、所望に応じて実処理槽12内の基板W上に配置することもでき、各パージ槽30a、30b、30c内の検査用基板W上に配置することもできる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず各パージ槽30a、30b、30c内に検査用基板Wが搬入され、この検査用基板Wに対して各処理液タンク23a、23b、23cから連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cを介して、互いに異なる現像液、リンス液、IPA等の処理液33a、33b、33cが供給される。
この場合、予め連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cはパージ槽30a、30b、30c側に移動している。
このようにして、連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27c内がパージされ、パージ槽30a、30b、30cから排出された処理液33a、33b、33cは、各パージ槽30a、30b、30cに対応して設けられた回収タンク31a、31b、31c内に回収される。
次に検査用基板Wに対してスピン処理を施し、検査用基板W上の処理液33a、33b、33cを振り切り除去する。次に、検査用基板Wを水洗して、乾燥させ、検査用基板Wに異物が残留しているか否か検査する。検査用基板W上に異物が残留していない場合、下記のような液処理が実行される(図5参照)。
すなわち、処理液タンク23aに連結された連結ライン25aおよびノズル27aが実処理槽12側へ移動し、処理液タンク23a内の処理液33a、例えば現像液が実処理槽12内に予め搬入されている基板Wに対して供給される。
その後処理液タンク23bに連結された連結ライン25bおよびノズル27bが実処理槽12側へ移動し、処理液タンク23b内の処理液33b、例えばリンス液が実処理槽12内の基板Wに対して供給される。
同様に処理液タンク23cに連結された連結ライン25cおよびノズル27cが実処理槽12側へ移動し、処理液タンク23c内の処理液、例えばIPAが実処理槽12内の基板Wに対して供給される。
この間、実処理槽12から排出される現像液とリンス液とIPAとを含む混合液34は回収タンク34内に回収される。
ところで、パージ作業中に各パージ槽30a、30b、30cから排出される処理液33a、33b、33cは、各パージ槽30a、30b、30cにおいて検査用基板Wに対して供給され、かつ他の処理液と混合することがない処理液である。また検査用基板Wは液処理の対象となる基板Wと異なり、検査用基板Wの表面にはレジスト等が形成されておらず、このため各パージ槽30a、30b、30cから排出される処理液33a、33b、33cは清浄な状態を保っている。このため各パージ槽30a、30b、30cから排出され、回収タンク31a、31b、31cに回収された処理液33a、33b、33cは、廃棄することなく再利用される。このように回収タンク31a、31b、31cに回収された処理液33a、33b、33cを再利用することができるため、液処理コストの低減を図ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、処理液33a、33b、33cを収納した処理液タンク23a、23b、23cをノズル27a、27b、27cの上方に配置することにより、処理液タンク23a、23b、23cとパージ槽30a、30b、30cとの間に延びる連結ライン15の長さを短くすることができ、パージを行なう際用いられる処理液33a、33b、33cの使用量を低く抑えることができる。
またパージ槽30a、30b、30cから排出され回収タンク31a、31b、31cに回収された処理液33a、33b、33cは一般に高価なものが多いが、これらの処理液33a、33b、33cを廃棄することなく再利用することができるため、液処理コストの低減を図ることができる。
<本発明の変形例>
次に本発明の変形例について説明する。図6乃至図8に示す第2の実施の形態において3台のパージ槽30a、30b、30cが実処理槽12を囲むよう配置されている例を示したが、これに限らず実処理槽12を細長状に形成するとともに、この細長状の実処理槽12の一側に3台のパージ槽30a、30b、30cを一列に並べて配置してもよい(図9参照)。
図9に示す変形例において、各パージ槽30a、30b、30cに対応して、パージ槽30a、30b、30cから排出された処理液33a、33b、33cを回収する回収タンク31a、31b、31cが設けられている。さらにまた、各パージ槽30a、30b、30cに対応して処理液タンク23a、23b、23cが設けられ、各処理液タンク23a、23b、23cに接続された連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cは、各パージ槽30a、30b、30cと実処理槽12との間で移動可能となっている。さらにまたパージ槽30a、30b、30c内には検査用基板Wが各々収納されており、実処理槽12内に収納された基板Wはパージ槽30aに近接する位置からパージ槽30bに近接する位置を経て、パージ槽30cに近接する位置まで移動可能となっている。
そして実処理槽12内で基板Wに対して液処理を施す際、最初に基板Wはパージ槽30aに近接する位置にあり、パージ槽30aに対応する処理液タンク23aから連結ライン25aおよびノズル27aを経て処理液33aが基板Wに対して供給される。次に基板Wはパージ槽30bに近接する位置まで移動し、パージ槽30bに対応する処理液タンク23bから連結ライン25bおよびノズル27bを経て処理液33bが基板Wに対して供給される。その後基板Wがパージ槽30cに近接する位置まで移動し、パージ槽30cに対応する処理液タンク23cから連結ライン25cおよびノズル27cを経て処理液33cが基板Wに対して供給される。
次に図10および図11により本発明の他の変形例について説明する。
図6乃至図8に示す第2の実施の形態において、各パージ槽30a、30b、30cに対応して処理液タンク23a、23b、23cが設けられ、各処理液タンク23a、23b、23cに接続された連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cがパージ槽30a、30b、30cと実処理槽12との間で移動する例を示したが、これに限らず図10および図11に示すように各パージ槽30a、30b、30cに対応して設けられた処理液タンク23a、23b、23cと、これら処理液タンク23a、23b、23cに接続された連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cがパージ槽30a、30b、30cと実処理槽12との間で移動するようにしてもよい。
図10および図11に示す変形例において、図6乃至図8に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
次に図12および図13により本発明の他の変形例について説明する。
図6乃至図8に示す第2の実施の形態において、各パージ槽30a、30b、30cに対応して処理液タンク23a、23b、23cが設けられ、各処理液タンク23a、23b、23cに接続された連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cがパージ槽30a、30b、30cと実処理槽12との間で移動する例を示したが、これに限らず図12および図13に示すように、各パージ槽30a、30b、30cに対応して設けられた処理液タンク23a、23b、23cと、これら処理液タンク23a、23b、23cに接続された連結ライン25a、25b、25cおよびノズル27a、27b、27cが固定され、処理液タンク23a、23b、23cおよびノズル27a、27b、27cの下方において、パージ槽30a、30b、30cと実処理槽12とを移動させ、パージ槽30a、30b、30cをノズル27a、27b、27cの真下に移動させたり(図13(a)参照)、実処理槽12をノズル27a、27b、27cの真下にもってきてもよい(図13(b)参照)。
図12および図13に示す変形例において、図6乃至図8に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
<産業上の利用分野>
本発明による液処理装置および液処理方法は、フォトマスク、およびSi等の半導体基板などの製造における液処理工程に用いられるものであり、特に検査用基板を用いる形態は、フォトマスクのレジスト現像装置に適している。
フォトマスクにおいて欠陥と判定されるサイズの異物は、従来の液中パーティクルカウンターでは検出することができない。これに対して、本発明による検査用基板を用いる形態においては、処理液中に含まれる異物が、液中パーティクルカウンターでは検出不可能なほど微少なサイズであっても、検出することが可能となる。このため、欠陥サイズ相当の異物が許容量以下になるまで処理液をパージすることによって、実処理に適した処理液を得ることができる。
10 液処理装置
11 密閉容器
12 実処理槽
13 処理液タンク
13a 処理液
13A 処理液供給手段
14 加圧タンク
15 連結ライン
17 ノズル
23a、23b、23c 処理液タンク
25a、25b、25c 連結ライン
27a、27b、27c ノズル
30a、30b、30c パージ槽
31a、31b、31c 回収タンク
32 回収タンク
33a、33b、33c 処理液
33A、33B、33C 処理液供給手段
W 基板
検査用基板

Claims (9)

  1. 基板または検査用基板を収納する実処理槽と、
    前記実処理槽内の基板または検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、
    前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは前記ノズルの上方に位置していることを特徴とする液処理装置。
  2. 基板を収納する実処理槽と、
    検査用基板を収納するパージ槽と、
    前記実処理槽内の基板または前記パージ槽内の検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、
    前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは対応するノズルの上方に位置していることを特徴とする液処理装置。
  3. 前記パージ槽に対応して、パージ槽から排出された処理液を回収する回収タンクを設けたことを特徴とする請求項2記載の液処理装置。
  4. 前記ノズルは、前記実処理槽と前記パージ槽との間で移動可能となっていることを特徴とする請求項2または3記載の液処理装置。
  5. 前記処理液タンクおよび対応するノズルが、前記実処理槽と前記パージ槽との間で移動可能となっていることを特徴とする請求項2または3記載の液処理装置。
  6. 前記処理液タンクおよび前記ノズルに対して前記実処理槽および前記パージ槽が移動可能となっていることを特徴とする請求項2または3記載の液処理装置。
  7. 互いに異なる処理液を収納する複数の処理液タンクが設けられ、各処理液タンクに対応して、パージ槽が設置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の液処理装置。
  8. 密閉容器と、前記密閉容器内に設けられ、基板または検査用基板を収納する実処理槽と、前記実処理槽内の基板または検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは前記ノズルの上方に位置している液処理装置を用いた液処理方法において、
    前記実処理槽に前記検査用基板を搬入する工程と、
    前記検査用基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴射して、前記連結ラインおよび前記ノズル中の処理液をパージする工程と、
    前記検出基板上の処理液を除去する工程と、
    前記検査用基板上の残留異物を検査する工程と、
    前記実処理槽から前記検査用基板を搬出し、前記実処理槽へ前記基板を搬入する工程と、
    前記基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴射して、前記基板に対して液処理を施す工程と、を備えたことを特徴とする液処理方法。
  9. 密閉容器と、前記密閉容器内に設けられ、基板を収納する実処理槽と、検査用基板を収納するパージ槽と、前記実処理槽内の基板または前記パージ槽用の検査用基板に対して処理液を供給する処理液供給手段とを備え、前記処理液供給手段は処理液を収納する処理液タンクと、この処理液タンクに連結ラインを介して連結され、前記基板または前記検査用基板に対して処理液を噴射するノズルとを有し、前記処理液タンクは前記ノズルの上方に位置している液処理装置を用いた液処理方法において、
    前記パージ槽に前記検査用基板を搬入する工程と、
    前記検査用基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴出して前記連結ラインおよび前記ノズル中の処理液をパージする工程と、
    前記検出基板上の処理液を除去する工程と、
    前記検査用基板上の残留異物を検査する工程と、
    前記実処理槽に前記基板を搬入する工程と、
    前記基板に対して前記処理液タンクから前記ノズルを介して処理液を噴射して、前記基板に対して液処理を施す工程と、を備えたことを特徴とする液処理方法。
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