JP2016145238A5

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Publication number: JP2016145238A5
Application number: JP2016059696A
Authority: JP
Filing date: 2016-03-24
Publication date: 2016-09-23
Anticipated expiration: 2031-06-21

Claims

銅耐性菌による腐朽から木材を保護する方法であって、そこに、殺生物性銅化合物と、１，２，４−トリアゾール化合物と、ジデシル第四級アンモニウムカチオンを含む塩とを含む水溶液調合物を塗布することを含む、方法。
前記木材が、ナミダタケモドキ、シカタケ属菌、コゲイロカイガラタケ、キカイガラタケ、イチョウタケ、キウロコタケ、およびオオウズラタケの一種以上による腐朽から保護される、請求項１に記載の方法。
前記１，２，４−トリアゾール化合物が、式（ＩＩ）の化合物：

（式中、Ｒ ^１は、分岐鎖又は直鎖Ｃ _１−５アルキル基を表し、Ｒ ^２は、ハロゲン原子、
Ｃ _１−３アルキル、Ｃ _１−３アルコキシ、フェニル、又はニトロ基から選択される１又は複数の置換基で置換されていてもよいフェニル基を表す）；
式（ＩＩＩ）の化合物：

（式中、Ｒ ^３は、上記Ｒ ^２で定義した通りであり、Ｒ ^４は、水素原子又は分岐鎖若しく
は直鎖のＣ _１−５アルキル基を表す）；又は
トリアジメホン、トリアジメノール、トリアズブチル、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、ウニコナゾール、ジニコナゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、フルトリアホール、エポキシコナゾール、テトラコナゾール、ペンコナゾール、イプコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、及びその混合物を含む群
から選択される、請求項１または２に記載の方法。
前記１，２，４−トリアゾール化合物が、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアズブチル、プロピコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、フルキンコナゾール、テブコナゾール、フルシラゾール、ウニコナゾール、ジニコナゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、アザコナゾール、フルトリアホール、エポキシコナゾール、テトラコナゾール、ペンコナゾール、イプコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、及びその混合物から選択される、請求項３に記載の方法。
前記殺生物性銅化合物が、塩基性炭酸銅（ＩＩ）、酢酸銅（ＩＩ）、硫酸銅（ＩＩ）五水和物、水酸化銅（ＩＩ）、酸化銅（ＩＩ）、酸化銅（Ｉ）、銅−ＨＤＯ、及び銅ピリチオンから選択される、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法。
前記殺生物性銅化合物が塩基性炭酸銅（ＩＩ）である、請求項５に記載の方法。
前記ジデシル第四級アンモニウムカチオンが式（Ｉ）の化合物で表される、請求項１〜６のいずれか一項に記載の方法：

式中、Ｒは、メチル又は（ＣＨ _２ＣＨ _２Ｏ） _ｍＨを表し、ｍは１〜２０の整数である。
前記ジデシル第四級アンモニウムカチオンが、ジデシルジメチルアンモニウムカチオンである、請求項１〜６のいずれか一項に記載の方法。
殺生物性銅化合物及び１，２，４−トリアゾールを含む木材防腐剤調合物の銅耐性菌に対する効力を増大させるためのジデシル第四級アンモニウムカチオンを含む塩の使用。
前記ジデシル第四級アンモニウムカチオンは、ジデシルメチルアンモニウムカチオンであるか、または、前記ジデシル第四級アンモニウムカチオンは、Ｒが（ＣＨ _２ＣＨ _２Ｏ） _ｍＨを表し且つｍが１〜５の範囲の整数である請求項７で定義した式（Ｉ）の化合物である、請求項９に記載の使用。
殺生物性銅化合物と、１，２，４−トリアゾールと、Ｒが（ＣＨ _２ＣＨ _２Ｏ） _ｍＨを表し且つｍが１〜５の範囲の整数である請求項７で定義した式（Ｉ）の化合物のプロピオン酸塩とを含む水溶液木材防腐剤調合物。
殺生物性銅化合物と、１，２，４−トリアゾールと、炭酸／重炭酸ジデシルジメチルアンモニウムとを含む木材防腐剤調合物であって、前記調合物がアンモニア又はアルカノールアミンを全く含まない、木材防腐剤調合物。
殺生物性銅化合物と、１，２，４−トリアゾールと、ジデシルジメチルアンモニウムカチオンを含む塩と、イソチアゾロンとを含む木材防腐剤調合物。
前記殺生物性銅化合物が請求項７または８に定義される通りであり、そして／あるいは、前記１，２，４−トリアゾールが請求項５または６に定義される通りである、請求項１１〜１３のいずれか一項に記載の木材防腐剤調合物。
請求項１１〜１４のいずれか一項に定義された調合物が含浸された木材。