JP2016144126A - D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体 - Google Patents

D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016144126A
JP2016144126A JP2015020198A JP2015020198A JP2016144126A JP 2016144126 A JP2016144126 A JP 2016144126A JP 2015020198 A JP2015020198 A JP 2015020198A JP 2015020198 A JP2015020198 A JP 2015020198A JP 2016144126 A JP2016144126 A JP 2016144126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
resistors
conversion circuit
circuit
oscillator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015020198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6504345B2 (ja
Inventor
晃弘 福澤
Akihiro Fukuzawa
晃弘 福澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015020198A priority Critical patent/JP6504345B2/ja
Priority to US15/013,132 priority patent/US9559718B2/en
Publication of JP2016144126A publication Critical patent/JP2016144126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6504345B2 publication Critical patent/JP6504345B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/76Simultaneous conversion using switching tree
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/528Geometry or layout of the interconnection structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/76Simultaneous conversion using switching tree
    • H03M1/765Simultaneous conversion using switching tree using a single level of switches which are controlled by unary decoded digital signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

【課題】入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を提供すること。【解決手段】D/A変換回路100は、半導体基板上に形成された、直列に接続されている複数の抵抗R1〜Rn−1と、複数の抵抗R1〜Rn−1の各々とそれぞれ接続される複数のスイッチSW1〜SWnと、を含み、複数の抵抗R1〜Rn−1は、抵抗体Rと抵抗体Rに設けられた複数のコンタクトとを用いて構成され、半導体基板の平面視において、複数のスイッチSW1〜SWnは、第1方向に沿って並んで配置され、当該複数のコンタクトの第1方向の間隔Drは均等であり、複数の抵抗R1〜Rn−1の第1方向に直交する第2方向の長さ(L1,W2)は不均等である。【選択図】図3

Description

本発明は、D/A変換回路、発振器、電子機器及び移動体に関する。
抵抗分圧型のD/A変換回路を半導体基板上に形成する場合、例えば、一定幅の抵抗体の長手方向に沿って、複数のMOSスイッチをレイアウトデザインルールにおいて許容される最小間隔で当該抵抗体に近接配置し、かつ、抵抗値が等しい複数の分圧抵抗を形成するために当該抵抗体に設けられる複数のコンタクトの長手方向の間隔(コンタクトピッチ)を、当該複数のMOSスイッチの配置に合わせて一定にすることで各分圧抵抗とMOSスイッチとを効率的に配線し、小面積化を実現することができる。
一方、抵抗分圧型のD/A変換回路において、入力されるデジタルデータと出力されるアナログ電圧との関係に意図的な非線形性を持たせたい場合は、各分圧抵抗の抵抗値が等しくないため、一定幅の抵抗体に抵抗値の異なる複数の分圧抵抗を形成するためには、分圧抵抗毎にコンタクトピッチを変える必要が生じる。そうすると、複数のMOSスイッチを最小間隔で配置することができずにMOSスイッチの配置領域に無駄な領域が発生し、あるいは、複数のMOSスイッチを最小間隔で配置すると抵抗体上の各コンタクトと各MOSスイッチとを接続するための配線領域が増大し、小面積化を実現することが難しい。特に、分圧抵抗の抵抗値の差(比)が大きいほど、抵抗体上のコンタクトの間隔の差が大きくなり、上述した無駄な領域や配線領域が増大する。
これに対して、特許文献1には、単位抵抗を構成する抵抗体を一定方向に複数個並べて配置し、各抵抗体(単位抵抗)を並列あるいは直列に接続することで、抵抗値の異なる複数の分圧抵抗を形成する分圧回路が記載されている。この分圧回路における分圧抵抗の構成によれば、抵抗領域全体の短手方向を長くすることで長手方向の長さを短くすることができるので、この分圧抵抗の構成を非線形のD/A変換回路に適用すれば、分圧抵抗のコンタクトピッチの差を小さくすることができる。
特開2014−59620号公報
しかしながら、特許文献1に記載の分圧回路では、単位抵抗を一定方向に複数個並べて配置しているため、抵抗領域にはほとんど無駄な領域が発生しないものの、分圧抵抗のコンタクトピッチの差をゼロにすることはできない。従って、この分圧回路における分圧抵抗の構成を適用しても、非線形D/A変換回路の特性によっては、上述した無駄な領域の発生あるいは配線領域の増大を十分に抑制することができず、小面積化を実現できない場合もある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を提供することができる。また、本発明のいくつかの態様によれば、当該D/A変換回路を用いた発振器、電子機器及び移動体を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係るD/A変換回路は、半導体基板上に形成された、直列に接続されている複数の抵抗と、前記複数の抵抗の各々とそれぞれ接続される複数のスイッチと、を含み、前記複数の抵抗は、抵抗体と当該抵抗体に設けられた複数のコンタクトとを用いて構成され、前記半導体基板の平面視において、前記複数のスイッチは、第1方向に沿って並んで配置され、前記複数のコンタクトの前記第1方向の間隔は均等であり、前記複数の抵抗の前記第1方向に直交する第2方向の長さは不均等である。
第2方向の長さは、例えば、コンタクトの端あるいは抵抗体の端と、コンタクトの端あるいは抵抗体R端との間の第2方向の最短の長さであり、複数のコンタクトが同じ配線で短絡されている場合は、短絡経路間の長さはカウントしない。
本適用例に係るD/A変換回路によれば、抵抗体に設けられた複数のコンタクトの第1方向の間隔が均等であることにより、複数の抵抗と複数のスイッチとを接続する配線に必要な領域を小さくすることができる。また、抵抗体に設けられた複数の抵抗の第2方向の長さは不均等であることにより、当該複数の抵抗の抵抗値を異ならせることができる。従って、本適用例によれば、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を実現することができる。
[適用例2]
上記適用例に係るD/A変換回路において、前記複数のスイッチの各々は、MOSトランジスターであってもよい。
[適用例3]
上記適用例に係るD/A変換回路において、前記複数の抵抗の各々は、隣り合って配置される2つの前記スイッチのうちの一方の前記スイッチの電極と接続される前記コンタクトと、他方の前記スイッチの電極と接続される前記コンタクトとを両端としてもよい。
[適用例4]
上記適用例に係るD/A変換回路は、前記半導体基板の平面視において、前記複数の抵抗の少なくとも1つは、折れ曲がりを有する第1型の抵抗であり、前記複数の抵抗の他の少なくとも1つは、折れ曲がりを有しない第2型の抵抗であってもよい。
本適用例に係るD/A変換回路によれば、第1方向の長さを同じにしながら、相対的に抵抗値の高い抵抗を第1型の抵抗で構成し、相対的に抵抗値の低い抵抗を第2型の抵抗で構成することにより、抵抗値が異なる複数の抵抗を小さい配置領域で実現することができる。従って、本適用例によれば、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を実現することができる。
[適用例5]
上記適用例に係るD/A変換回路は、前記半導体基板の平面視において、前記第1型の抵抗のうち抵抗値が最大の抵抗の前記第2方向の長さをL1max、前記第2型の抵抗のうち抵抗値が最小の抵抗の前記第2方向の長さをW2maxとしたとき、0.5≦L1max/W2max≦2であってもよい。
本適用例に係るD/A変換回路によれば、第1型の抵抗の配置領域の第2方向の長さと第2型の抵抗の配置領域の第2方向の長さがある程度揃っているので、無駄な領域を削減
して複数の抵抗の配置領域を小さくすることができる。
[適用例6]
上記適用例に係るD/A変換回路は、前記半導体基板の平面視において、前記複数の抵抗の各々は、折れ曲がりを有しない抵抗であってもよい。
本適用例によれば、第1方向の長さを同じにしながら第2方向の長さを異ならせることにより、抵抗値が異なる複数の抵抗を構成することができるので、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を実現することができる。
[適用例7]
本適用例に係る発振器は、上記のいずれかのD/A変換回路を備えている。
本適用例に係る発振器によれば、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を用いるので、例えば、周波数可変範囲が広いデジタル制御型の小型の発振器を実現することができる。
[適用例8]
本適用例に係る電子機器は、上記のいずれかのD/A変換回路を備えている。
[適用例9]
本適用例に係る移動体は、上記のいずれかのD/A変換回路を備えている。
これらの適用例によれば、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路を用いるので、例えば、信頼性の高い電子機器及び移動体を低コストで実現することができる。
本実施形態のD/A変換回路の構成を示す図。 本実施形態のD/A変換回路の入出力特性の一例を示す図。 第1実施形態のD/A変換回路のレイアウトの一例を示す図。 第2実施形態のD/A変換回路のレイアウトの一例を示す図。 変形例のD/A変換回路のレイアウトの一例を示す図。 変形例のD/A変換回路のレイアウトの一例を示す図。 変形例のD/A変換回路のレイアウトの一例を示す図。 本実施形態の発振器の斜視図。 本実施形態の発振器の構成を示す図。 本実施形態における制御電圧と発振周波数との関係の一例を示す図。 本実施形態におけるD/A変換回路の入出力特性の一例を示す図。 本実施形態の発振器の入出力特性の一例を示す図。 本実施形態の電子機器の構成の一例を示す機能ブロック図。 本実施形態の移動体の一例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.D/A変換回路
1−1.第1実施形態
図1は、第1実施形態のD/A変換回路の構成を示す図である。第1実施形態のD/A変換回路100は、半導体基板上に形成された、n(=2)−1個の抵抗R〜Rn−1、n個のスイッチSW〜SW、スイッチ制御回路101及び演算増幅器102を含んで構成されている。
n−1個の抵抗R〜Rn−1は、半導体基板上に形成され、高電位側の基準電圧Vref+の供給線と低電位側の基準電圧Vref−の供給線(例えばグランド線)との間に直列に接続されている。
各抵抗R(k=1〜n−1)の両端は、それぞれスイッチSWの一端とスイッチSWk+1の一端に接続され、スイッチSWの他端とスイッチSWk+1の他端が接続されている。
スイッチSW(l=1,3,・・・,n−1)の他端とスイッチSWl+1の他端との接続ノードndは、それぞれ少なくとも1つのスイッチ(不図示)を介して、演算増幅器102の非反転入力端子(+端子)と接続される。
演算増幅器102は、その出力端子と反転入力端子(−端子)が接続されており、非反転入力端子(+端子)の電圧を出力端子に伝搬させるボルテージフォロワーとして機能する。
スイッチ制御回路101は、Nビットのデジタルコードが入力され、当該Nビットのデジタルコードの値に応じて、スイッチSW(l=1,3,・・・,n−1)を同時にオン状態にするとともにスイッチSWl+1を同時にオフ状態にし、あるいは、スイッチSWを同時にオフ状態にするとともにスイッチSWl+1を同時にオン状態にするように制御する。これにより、各ノードnd(l=1,3,・・・,n−1)は、抵抗Rの高電位側の端子と低電位側の端子のいずれか一方と電気的に接続される。また、スイッチ制御回路101は、ノードndのうちのいずれか1つのノードのみが演算増幅器102の非反転入力端子(+端子)と電気的に接続されるように、不図示のスイッチ群を制御する。すなわち、スイッチ制御回路101は、基準電圧Vref+と基準電圧Vref−の間を抵抗R〜Rn−1で分圧したn(=2)種類の電圧のうちのいずれか1つの電圧を選択して演算増幅器102の非反転入力端子(+端子)に出力させる。
スイッチSW(m=1〜n)は、MOSトランジスターであってもよく、この場合、各MOSトランジスターのソース電極及びドレイン電極の一方が抵抗R(k=1〜n−1)のいずれかと接続され、他方がノードnd(l=1,3,・・・,n−1)のいずれかと接続される。また、各MOSトランジスターのゲート電極には、スイッチ制御回路101からの制御信号が供給される。
このように構成された本実施形態のD/A変換回路100は、抵抗分圧型(電圧分配型、抵抗ストリング型、あるいは電圧ポテンショメータ型とも呼ばれる)のD/A変換回路であり、入力されたNビットのデジタルコードの値に応じた2種類の電圧を出力する。
なお、各ノードnd(l=1,3,・・・,n−1)が、演算増幅器102の非反転入力端子(+端子)に直接接続され、スイッチ制御回路101が、Nビットのデジタルコードの値に応じて、スイッチSW(m=1〜n)のうちのいずれか1つのスイッチをオン状態にするとともに他のすべてのスイッチをオフ状態にするように制御してもよい。
本実施形態では、n−1個の抵抗R〜Rn−1のうちの少なくとも2つの抵抗値が異なっており、D/A変換回路100は、入力されるデジタルコードに対して出力電圧が非
線形となる。D/A変換回路100の入出力特性の一例を図2に示す。
図2の例では、入力データ(Nビットデジタルコード)が中間値の2N−1(=n/2)よりも小さい範囲では入力データの値の増加量に対する出力電圧の増加量(傾き)が単調に減少していき、入力データが2N−1よりも大きい範囲では入力データ値の増加量に対する出力電圧の増加量(傾き)が単調に増加する。このような入力出力特性を有するD/A変換回路100は、抵抗Rの抵抗値>抵抗Rの抵抗値>・・・抵抗Rn/2−1の抵抗値>抵抗Rn/2の抵抗値<抵抗Rn/2+1の抵抗値<・・・<抵抗Rn−2の抵抗値<抵抗Rn−1の抵抗値の関係を満たす。すなわち、抵抗Rから抵抗Rn/2までは抵抗値が単調減少し、抵抗Rn/2からRn−1までは抵抗値が単調増加する。
図3は、図2のような非線形の入力出力特性を有する第1実施形態のD/A変換回路100の半導体基板上でのレイアウト(半導体基板を平面視したレイアウト)の一例を示す図である。なお、図3では、図1の構成要素のうちの一部の抵抗とスイッチのみが図示され、その他の抵抗やスイッチ、スイッチ制御回路101及び演算増幅器102の図示は省略されている。
図3に示すように、本実施形態のD/A変換回路100において、n個のスイッチSW〜SW(複数のスイッチの一例)は、それぞれMOSトランジスターであり、n個のスイッチSW〜SWは、第1方向(図3では上下方向)に沿って並んで配置されている。n個のスイッチSW〜SW(MOSトランジスター)の配置領域を最小化するために、スイッチSWとスイッチSW、スイッチSWとスイッチSWなどの隣り合う2つのスイッチはドレインあるいはソースが共通化されており、かつ、スイッチSWとスイッチSW、スイッチSWとスイッチSWなどの隣り合う2つのスイッチの間隔(ソースあるいはドレインの間隔)はレイアウトデザインルールで許容される最小間隔に設定されている。n個のスイッチSW〜SW(MOSトランジスター)をこのように配置すると、例えば、スイッチSW〜SW(MOSトランジスター)のソースやドレインに設けられる複数のコンタクトの第1方向の間隔(コンタクトピッチ)Dmは均等(例えば、レイアウトデザインルールで許容される最小間隔)になる。
n−1個の抵抗R〜Rn−1(複数の抵抗の一例)は、抵抗体R(例えば、ポリシリコンで形成される)と抵抗体Rに設けられた複数のコンタクトとを用いて構成されている。各抵抗Rは、2つのスイッチSW及びスイッチSWk+1のうちの一方のスイッチSWの電極(共通化されていないソースあるいはドレイン)と接続されるコンタクトと、他方のスイッチSWk+1の電極(共通化されていないソースあるいはドレイン)と接続されるコンタクトとを両端とする。図3では、各抵抗Rに相当する抵抗体Rの部分に「R」の符号が付されている。
本実施形態では、抵抗体Rに設けられた複数のコンタクトの第1方向の間隔(コンタクトピッチ)Drは均等(同じ)である。各抵抗R(k=1〜n−1)の両端は、それぞれスイッチSWの電極とスイッチSWk+1の電極に接続されるので、Dr=1.5Dmとすれば、ほぼ直線上の配線で最も効率よく接続することができる。
また、本実施形態では、n−1個の抵抗R〜Rn−1の少なくとも1つは、折れ曲がりを有する蛇行型(第1型の一例)の抵抗であり、n−1個の抵抗R〜Rn−1の他の少なくとも1つは、折れ曲がりを有しない直行型(第2型の一例)の抵抗である。半導体基板上に配置された抵抗体Rにより、抵抗R〜Rn−1は同じ材質(例えば、ポリシリコン)かつ同じ厚みで構成されるので、各抵抗の抵抗値は、電流経路の長さ(L)と幅(W)の比L/Wに比例する。図3に示すように、蛇行型抵抗では、L≒第2方向の長さL1+コンタクトピッチDrであり、W≒抵抗体Rの幅W1である。また、直行型抵抗では
、L≒コンタクトピッチDrであり、W≒抵抗体Rの幅W2である。従って、本実施形態では、抵抗体Rに設けられたn−1個の抵抗R〜Rn−1の第1方向に直交する第2方向(図3では左右方向)の長さ(L1やW2)は不均等である。
なお、本実施形態では、抵抗R〜Rn−1の第1方向に直交する第2方向の長さとは、コンタクトの端あるいは抵抗体Rの端と、コンタクトの端あるいは抵抗体Rの端との間の第2方向の最短の長さをいう。
コンタクトピッチDrは均等(同じ)なので、蛇行型抵抗のLは直行型抵抗のLよりも大きい。また、蛇行型抵抗のWは必ずコンタクトピッチDrよりも小さいのに対して、直行型抵抗のWはコンタクトピッチDrよりも大きくすることができる。従って、抵抗値の大きい抵抗は蛇行型抵抗とし、抵抗値の小さい抵抗は直行型抵抗とすることで、抵抗体Rの配置領域(抵抗全体の配置領域)を小さくすることが可能となる。前述の通り、図2に示した入出力特性を有するD/A変換回路100は、抵抗Rから抵抗Rn/2までは抵抗値が単調減少し、抵抗Rn/2からRn−1までは抵抗値が単調増加する。従って、抵抗Rや抵抗Rn−1に近い側の抵抗を蛇行型とし、抵抗Rn/2に近い側の抵抗を直行型とすることで、抵抗体Rの配置領域を小さくすることができる。
図3の例では、抵抗R〜抵抗RM−1は、すべて蛇行型抵抗であり、抵抗Rから抵抗RM−1までL1が単調減少していき、抵抗RM−1のL1が最小になっている。なお、抵抗R〜抵抗RM−1のW1はすべて同じでもよいし、そうでなくてもよい。また、抵抗R〜抵抗Rn−Mは、すべて直行型抵抗であり、抵抗Rから抵抗Rn−MまでW2が単調増加していき、抵抗Rn/2のW2が最大になり、抵抗Rn/2から抵抗Rn−MまでW2が単調減少している。また、抵抗Rn−M+1〜抵抗Rn−1は、すべて蛇行型抵抗であり、抵抗Rn−M+1から順にL1が単調増加少していき、抵抗Rn−1のL1が最大になっている。また、抵抗RのW/Lは抵抗RM−1のW/Lよりも小さく、Rn−M+1のW/Lは抵抗Rn−MのW/Lよりも大きくなっている。従って、抵抗Rの抵抗値あるいは抵抗Rn−1の抵抗値が最大、抵抗Rn/2の抵抗値が最小となっている。
ここで、抵抗体Rのシート抵抗値をRunit、直行型抵抗における抵抗体Rの幅W2の最小値をW2minとすると、抵抗値rの直行型抵抗における抵抗体Rの幅W2は、例えば式(1)で計算される。
さらに、蛇行型抵抗における抵抗体Rの幅W1の最大値をW1max、W2の最大値(直行型抵抗のうち抵抗値が最小の抵抗の第2方向の長さW2)をW2maxとすると、抵抗値rの蛇行型抵抗における抵抗体Rの幅W1と第2方向の長さL1は、それぞれ、例えば式(2)と式(3)で計算される。
なお、Runit、W2min及びW1maxは、D/A変換回路100を含む半導体回路(IC:Integrated Circuit)の製造プロセスで決まる値である。
抵抗体Rの配置領域(抵抗全体の配置領域)の第1方向の長さはコンタクトピッチDrで決まるため、抵抗体Rの配置領域の第2方向の長さが小さいほど、抵抗体Rの配置領域が小さくなる。抵抗体Rの配置領域の第2方向の長さは、蛇行型抵抗の配置領域の第2方向の長さと直行型抵抗の配置領域の第2方向の長さのうちの長い方で決まる。そして、L1の最大値(蛇行型抵抗のうち抵抗値が最大の抵抗の第2方向の長さL1)をL1maxとしたとき、蛇行型抵抗の配置領域の第2方向の長さは概ねL1maxであり、直行型抵抗の配置領域の第2方向の長さは概ねW2maxである。従って、L1maxとW2maxとの比が1に近いことが好ましく、少なくとも0.5≦L1max/W2max≦2を満たせば、蛇行型抵抗の配置領域の第2方向の長さと直行型抵抗の配置領域の第2方向の長さがある程度揃い、無駄な領域を削減して抵抗体Rの配置領域(抵抗全体の配置領域)を小さくすることができる。
以上に説明したように、第1実施形態のD/A変換回路100によれば、抵抗体Rに設けられた複数のコンタクトの第1方向の間隔Drが均等であることにより、n−1個の抵抗R〜Rn−1とn個のスイッチS〜SWとを接続する配線に必要な領域を小さくすることができる。また、第1方向の長さDrを同じにしながら、相対的に抵抗値の高い抵抗を蛇行型の抵抗で構成し、相対的に抵抗値の低い抵抗を直行型の抵抗で構成することにより、抵抗値が異なるn−1個の抵抗R〜Rn−1を小さい配置領域で実現することができる。従って、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路100を実現することができる。
1−2.第2実施形態
第2実施形態のD/A変換回路は、その回路構成は第1実施形態(図1)と同様であるが、半導体基板上でのレイアウトが第1実施形態と異なる。図4は、図2のような非線形の入力出力特性を有する第2実施形態のD/A変換回路100の半導体基板上でのレイアウト(半導体基板を平面視したレイアウト)の一例を示す図である。なお、図4では、図1の構成要素のうちの一部の抵抗とスイッチのみが図示され、その他の抵抗やスイッチ、スイッチ制御回路101及び演算増幅器102の図示は省略されている。図4において、n個のスイッチSW〜SW(MOSトランジスター)の配置は、図3と同じであり、例えば、スイッチSW〜SW(MOSトランジスター)のソースやドレインに設けられる複数のコンタクトの第1方向(図4では上下方向)の間隔(コンタクトピッチ)Dmは均等(例えば、レイアウトデザインルールで許容される最小間隔)になっている。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、抵抗体Rに設けられた複数のコンタクトの第1方向の間隔(コンタクトピッチ)Drは均等(同じ)である。各抵抗R(k=1〜n−1)の両端は、それぞれスイッチSWの電極とスイッチSWk+1の電極に接続されるので、Dr=1.5Dmとすれば、ほぼ直線上の配線で最も効率よく接続することができる。
また、本実施形態では、n−1個の抵抗R〜Rn−1は、すべて折れ曲がりを有しない直行型の抵抗である。図4に示すように、各抵抗では、電流経路の長さL≒コンタクトピッチDrであり、電流経路の幅W≒抵抗体Rの幅W2である。従って、本実施形態では
、抵抗体Rに設けられたn−1個の抵抗R〜Rn−1の第1方向に直交する第2方向(図4では左右方向)の長さ(W2)は不均等である。
前述の通り、図2に示した入出力特性を有するD/A変換回路100は、抵抗Rから抵抗Rn/2までは抵抗値が単調減少し、抵抗Rn/2からRn−1までは抵抗値が単調増加する。図3の例では、抵抗R〜抵抗Rn−1は、すべて直行型抵抗であり、抵抗Rから抵抗Rn/2までW2が単調増加していき、抵抗Rn/2のW2が最大になり、抵抗Rn/2から抵抗Rn−1までW2が単調減少している。従って、抵抗Rの抵抗値あるいは抵抗Rn−1の抵抗値が最大、抵抗Rn/2の抵抗値が最小となっている。抵抗値rの直行型抵抗における抵抗体Rの幅W2は、例えば上述した式(1)で計算される。
以上に説明したように、第2実施形態のD/A変換回路100によれば、抵抗体Rに設けられた複数のコンタクトの第1方向の間隔Drが均等であることにより、n−1個の抵抗R〜Rn−1とn個のスイッチS〜SWとを接続する配線に必要な領域を小さくすることができる。また、第1方向の長さを同じにしながら、第2方向の長さW2を異ならせることにより、抵抗値が異なるn−1個の抵抗R〜Rn−1を構成することができる。従って、入出力特性が非線形でありながら小面積化が可能なD/A変換回路100を実現することができる。
1−3.変形例
第1実施形態又は第2実施形態の発振器1は、種々の変形実施が可能である。上記の各実施形態では、抵抗R〜Rn−1の第1方向に直交する第2方向の長さは、コンタクトの端あるいは抵抗体Rの端と、コンタクトの端あるいは抵抗体Rの端との間の第2方向の最短の長さであり、複数のコンタクトが同じ配線で短絡されている場合は、短絡経路間の長さはカウントしない。従って、例えば、上記の第1実施形態又は第2実施形態において、図5に示すように、直行型抵抗は、コンタクト部分の抵抗体Rの第2方向(図5では左右方向)の長さW3が均等(同じ)であっても、抵抗体Rの両端の間の第2方向の最短の長さW2が不均等であればよい。
また、例えば、上記の第1実施形態において、図6に示すように、抵抗体Rの第2方向(図6では左右方向)の幅L3が均等(同じ)であっても、蛇行型抵抗は、コンタクトの数を不均等にして、コンタクトの端と抵抗体Rの端との間の第2方向の最短の長さL1が不均等であればよい。
また、例えば、上記の第1実施形態において、図7に示すように、抵抗体Rを複数の部分に分割してコンタクトを配線接続することで蛇行型抵抗が実現されていても、蛇行型抵抗は、コンタクトの数や第2方向のコンタクトの位置を不均等にするなどして、コンタクトの端と抵抗体Rの端との間の第2方向の最短の長さL1が不均等であればよい。
また、例えば、上記の第2実施形態では直行型抵抗のみで非線形の入出力特性を有するD/A変換回路を実現しているが、蛇行型抵抗のみで非線形の入出力特性を有するD/A変換回路を実現することもできる。
2.発振器
図8は、本実施形態の発振器の斜視図である。また、図9は、本実施形態の発振器の構成を示す図である。本実施形態の発振器1は、外部端子から入力されるデジタル信号によって発振周波数が制御可能なデジタル制御発振器であり、図8及び図9に示すように、制御用集積回路(IC:Integrated Circuit)2、発振用集積回路(IC)3、水晶振動子4、並びに、制御用IC2、発振用IC3及び水晶振動子4が搭載されているパッケージ(容器)10を含んで構成されている。
制御用IC2は、その電源端子に発振器1の電源端子VDDから電源電位VDDが供給され、そのグラウンド端子にグラウンド端子GNDから接地電位VSSが供給されて動作する。同様に、発振用IC3は、その電源端子に発振器1の電源端子VDDから電源電位VDDが供給され、そのグラウンド端子にグラウンド端子GNDから接地電位VSSが供給されて動作する。
制御用IC2は、図9に示すように、レギュレーター回路21、レギュレーター回路22、シリアルインターフェース回路23、デジタル演算回路24及びD/A変換回路(DAC:Digital to Analog Converter)25を含んで構成されている。
レギュレーター回路21は、電源電位VDDから一定の電圧を生成し、シリアルインターフェース回路23及びデジタル演算回路24に供給する電圧レギュレーターである。
レギュレーター回路22は、電源電位VDDから一定の電圧を生成し、D/A変換回路25の電源ノードに供給する電圧レギュレーター、又は、電源電位VDDから一定の電流を生成し、D/A変換回路25の電源ノードに供給する電流レギュレーターである。
シリアルインターフェース回路23は、発振器1の3つの外部端子CSX,SCK,DAINからそれぞれ入力されるチップセレクト信号、シリアルデータ信号及びクロック信号を制御用IC2の3つの端子を介して受け取り、チップセレクト信号がアクティブの時にクロック信号に同期してシリアルデータ信号を取得し、デジタル演算回路24に出力する。シリアルインターフェース回路23は、例えば、SPI(Serial Peripheral Interface)バス対応のインターフェース回路であってもよい。なお、本実施形態では、シリアルインターフェース回路23は、3線式のインターフェース回路であるが、これに限られず、例えば、IC(Inter-Integrated Circuit)バス対応の2線式のインターフェース回路であってもよい。
デジタル演算回路24は、シリアルインターフェース回路23が出力するシリアルデータ信号をNビットのデータ信号に変換して出力する。
D/A変換回路25は、デジタル演算回路24が出力するNビットのデータ信号をアナログ信号に変換することにより、発振用IC3を制御するための制御信号を生成し、制御用IC2の端子から出力する。なお、D/A変換回路25の出力端子と発振用IC3の制御端子(制御信号の入力端子)とを、抵抗やコンデンサー等の受動素子(パッシブ素子)を介して接続してもよい。
発振用IC3は、水晶振動子4と接続されており、制御用IC2が出力する制御信号に応じた周波数で水晶振動子4を共振させ、発振信号を出力する。この発振信号は、発振器1の2つの外部端子OUT,OUTXを介して差動の発振信号として発振器1の外部に出力される。また、発振用IC3は、制御用IC2による制御に基づき、水晶振動子4の共振周波数を制御する。なお、水晶振動子4は、共振器の一例であり、水晶振動子4に代えて他の共振器を用いてもよい。共振器は、電気的な共振回路でもよいし、電気機械的な共振子等であってもよい。共振器は、例えば、振動子であってもよい。振動子は、例えば、圧電振動子、SAW(Surface Acoustic Wave)共振子、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)振動子等であってもよい。また、振動子の基板材料としては、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電単結晶や、ジルコン酸チタン酸鉛等の圧電セラミックス等の圧電材料、又はシリコン半導体材料等を用いることができる。振動子の励振手段としては、圧電効果によるものを用いてもよいし、クーロン力による静電駆動を用いてもよい。また、共振器は、アルカリ金属等を内部に収容したガスセルとアルカリ金
属等の原子と相互作用する光を用いた光共振器、マイクロ波領域で共振する空洞型共振器や誘電体共振器、LC共振器等であってもよい。
なお、発振器1の外部電源端子対(図9では、電源電位VDDが供給される電源端子VDDと接地電位VSSが供給されるグラウンド端子GNDの対)は、1つのみであってもよい。このようにすれば、発振器1を小型化することができるとともに、発振器1に1系統の電源電圧のみを供給すれば発振信号を出力させることができるので、この発振器1をシステムのクロック源として利用することができる。ただし、本実施形態の発振器1は、2系統以上の外部電源端子対(例えば、制御用IC2用の電源端子対と発振用IC3用の電源端子対)を備えていてもよい。
図9に示すように、発振用IC3は、レギュレーター回路31、増幅回路32及び出力回路33を含んで構成されている。
レギュレーター回路31は、電源電位VDDから一定の電流を生成し、増幅回路32の電源ノードに供給する電流レギュレーター、又は、電源電位VDDから一定の電圧を生成し、増幅回路32の電源ノードに供給する電圧レギュレーターである。
増幅回路32は、例えば、レギュレーター回路31から供給される電流により動作するバイポーラ―トランジスターによって、水晶振動子4から出力される信号を増幅し、増幅した信号を水晶振動子4に帰還させることで水晶振動子4を共振させる。あるいは、増幅回路32は、レギュレーター回路31から供給される電圧により動作するCMOSインバーター素子によって水晶振動子4から出力される信号を増幅し、増幅した信号を水晶振動子4に帰還させることで水晶振動子4を共振させてもよい。
増幅回路32は、水晶振動子4の負荷容量として機能する不図示の可変容量素子(例えば、可変容量ダイオードやMOS容量など)を有しており、この可変容量素子には、発振用IC3の端子(制御端子)を介して、制御用IC2が出力する制御信号の電圧(制御電圧)が印加され、その容量値は制御電圧によって制御される。そして、水晶振動子4の発振周波数は、可変容量素子の容量値に応じて変化する。
なお、増幅回路32と水晶振動子4により、例えば、ピアース発振回路、インバーター型発振回路、コルピッツ発振回路、ハートレー発振回路などの種々の発振回路が構成されてもよい。
出力回路33は、例えば、増幅回路32が増幅した信号(水晶振動子4の入力信号)をバッファリングあるいはレベルシフトして発振信号を生成し、出力する。出力回路33は、例えば、LVPECL(Low-Voltage Positive-referenced Emitter Coupled Logic)、LVDS(Low-Voltage Differential Signals)、HCSL(High-speed Current Steering Logic)等の規格のいずれかに対応した差動の発振信号を生成する。そして、出力回路33は、外部端子OEがH(ハイ)レベルの時は発振用IC3の2つの端子から発振信号を出力し、外部端子OEがL(ロー)レベルの時は発振信号の出力を停止する。発振用IC3から出力された差動の発振信号は、発振器1の2つの外部端子OUT,OUTXから外部に出力される。なお、出力回路33は、CMOSレベルの発振信号などのシングルエンドの発振信号を生成し、外部端子OUTから外部に出力してもよい。この場合、外部端子OUTXは不要である。
増幅回路32、あるいは、増幅回路32と出力回路33は、水晶振動子4を共振させるための発振用回路として機能する。
発振用IC3と水晶振動子4によって構成される発振回路は、制御用IC2が出力する制御信号の電圧(制御電圧)(可変容量素子の端子間電圧)に応じた周波数の発振信号を出力する電圧制御水晶発振回路として機能する。図10に、可変容量素子として可変容量ダイオードを用いた場合の制御電圧(可変容量ダイオードの端子間電圧)と発振周波数(発振信号の周波数)との関係(制御電圧−発振周波数特性)の一例を示す。図10において、横軸は制御電圧であり、縦軸は発振周波数である。図10に示すように、制御電圧がV1からV2まで変化する間に発振周波数はf1からf2まで非線形に変化する。具体的には、制御電圧がV1からV3までは発振周波数の傾き(変化率)が単調に増加し、制御電圧がV3からV2までは発振周波数の傾き(変化率)が単調に減少している。このような制御電圧−発振周波数特性の非線形性は、主に、可変容量ダイオードの端子間電圧と容量値との関係が非線形であることに起因する。
一般に、発振器の規格によって発振周波数の線形性が規定されているため(例えば5ppm/V程度)、発振回路の制御電圧−発振周波数特性が非線形の場合、制御電圧の全範囲(例えば図10のV1〜V2の範囲)を使用することができず、従来は、線形性のよい一部の範囲(例えば図10のV1’〜V2’の範囲)のみを使用することしかできず、発振周波数の可変範囲が制限されていた。
そこで、本実施形態では、発振周波数の可変範囲を広げるために、D/A変換回路25の入出力特性が、発振回路の制御電圧−発振周波数特性の非線形性を相殺する方向の非線形性を有するように調整されている。図11に、D/A変換回路25の入出力特性の一例を示す。図11において、横軸はD/A変換回路25の入力コード(Nビットのデータ信号の値)であり、縦軸はD/A変換回路25の出力電圧(制御電圧)である。図11に示すように、入力コードが00・・・0から11・・・1まで変化する間に出力電圧はV1からV2まで非線形に変化する。具体的には、入力コードが00・・・0から01・・・1までは出力電圧の傾き(変化率)が単調に減少し、入力コードが01・・・1から11・・・1までは出力電圧の傾き(変化率)が単調に増加している。
従って、D/A変換回路25の入出力特性の非線形性と発振回路の制御電圧−発振周波数特性の非線形性が互いに相殺し合い、発振器1の入出力特性は線形に近づく。発振回路が図10に示される制御電圧−発振周波数特性を有し、かつ、D/A変換回路25が図11に示す入出力特性を有する場合の発振器1の入出力特性を図12に示す。図12において、横軸は入力コード(Nビットのデータ信号の値)であり、縦軸は発振周波数である。図12に示すように、入力コードが00・・・0から11・・・1まで変化する間に発振周波数はV1からV2までほぼ線形に変化する。このように、発振器1は、入力コードの全範囲に対応して制御電圧の全範囲(例えば図12のV1〜V2の範囲)を使用することができるため、従来よりも発振周波数の可変範囲を広げることができる。
入出力特性が非線形性を有するD/A変換回路25として、例えば上述した各実施形態のD/A変換回路100や各変形例のD/A変換回路100を適用することにより、周波数可変範囲が広いデジタル制御型の小型の発振器1を実現することができる。
3.電子機器
図13は、本実施形態の電子機器の構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施形態の電子機器300は、発振器310、CPU(Central Processing Unit)320、操作部330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360、表示部370を含んで構成されている。なお、本実施形態の電子機器は、図13の構成要素(各部)の一部を省略又は変更し、あるいは、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
発振器310は、共振器(不図示)と、共振器を共振させる発振用回路(不図示)と、発振用回路を制御するためのD/A変換回路312とを内蔵しており、共振器の共振による発振信号を出力する。この発振信号は発振器310からCPU320に供給される。
CPU320は、ROM340等に記憶されているプログラムに従い、発振器310から入力される発振信号をクロック信号として各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、CPU320は、操作部330からの操作信号に応じた各種の処理、外部装置とデータ通信を行うために通信部360を制御する処理、表示部370に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理等を行う。
操作部330は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU320に出力する。
ROM340は、CPU320が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM350は、CPU320の作業領域として用いられ、ROM340から読み出されたプログラムやデータ、操作部330から入力されたデータ、CPU320が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部360は、CPU320と外部装置との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
表示部370は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示装置であり、CPU320から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。表示部370には操作部330として機能するタッチパネルが設けられていてもよい。
D/A変換回路312として例えば上述した各実施形態のD/A変換回路100や各変形例のD/A変換回路100を適用することにより、信頼性の高い電子機器を低コストで実現することができる。
このような電子機器300としては種々の電子機器が考えられ、例えば、パーソナルコンピューター(例えば、モバイル型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター)、スマートフォンや携帯電話機などの移動体端末、ディジタルカメラ、インクジェット式吐出装置(例えば、インクジェットプリンター)、デジタルPLL(Phase Locked Loop)、通信ネットワーク機器(例えば、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器)、移動体端末基地局用機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、カーナビゲーション装置、リアルタイムクロック装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ゲーム用コントローラー、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
本実施形態の電子機器300の一例として、上述した発振器310を基準信号源、あるいは電圧可変型発振器(VCO)等として用いて、例えば、端末と有線または無線で通信を行う端末基地局用装置等として機能する伝送装置が挙げられる。本実施形態の電子機器
300は、発振器310として、例えば上述した各実施形態のD/A変換回路100や各変形例のD/A変換回路100を含む上記実施形態の発振器1を適用することにより、例えば通信基地局などに利用可能な、高性能、高信頼性を所望される伝送機器にも適用することができる。
4.移動体
図14は、本実施形態の移動体の一例を示す図(上面図)である。図14に示す移動体400は、発振器410、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420,430,440、バッテリー450、バックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態の移動体は、図14の構成要素(各部)の一部を省略し、あるいは、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
発振器410は、共振器(不図示)と、共振器を共振させる発振用回路(不図示)と、発振用回路を制御するためのD/A変換回路とを内蔵しており、共振器の共振による発振信号を出力する。この発振信号は発振器410からコントローラー420,430,440に供給され、例えばクロック信号として用いられる。
バッテリー450は、発振器410及びコントローラー420,430,440に電力を供給する。バックアップ用バッテリー460は、バッテリー450の出力電圧が閾値よりも低下した時、発振器410及びコントローラー420,430,440に電力を供給する。
発振器410が内蔵するD/A変換回路として例えば上述した各実施形態のD/A変換回路100や各変形例のD/A変換回路100を適用することにより、信頼性の高い移動体を低コストで実現することができる。
このような移動体400としては種々の移動体が考えられ、例えば、自動車(電気自動車も含む)、ジェット機やヘリコプター等の航空機、船舶、ロケット、人工衛星等が挙げられる。
本発明は本実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 発振器、2 制御用集積回路(IC)、3 発振用集積回路(IC)、4 水晶振動子、10 パッケージ、21 レギュレーター回路、22 レギュレーター回路、23 シリアルインターフェース回路、24 デジタル演算回路、25 D/A変換回路、31
レギュレーター回路、32 増幅回路、33 出力回路、101 スイッチ制御回路、102 演算増幅器、300 電子機器、310 発振器、312 D/A変換回路、3
20 CPU、330 操作部、340 ROM、350 RAM、360 通信部、370 表示部、400 移動体、410 発振器、420,430,440 コントローラー、450 バッテリー、460 バックアップ用バッテリー

Claims (9)

  1. 半導体基板上に形成された、
    直列に接続されている複数の抵抗と、
    前記複数の抵抗の各々とそれぞれ接続される複数のスイッチと、を含み、
    前記複数の抵抗は、抵抗体と当該抵抗体に設けられた複数のコンタクトとを用いて構成され、
    前記半導体基板の平面視において、
    前記複数のスイッチは、第1方向に沿って並んで配置され、
    前記複数のコンタクトの前記第1方向の間隔は均等であり、
    前記複数の抵抗の前記第1方向に直交する第2方向の長さは不均等である、D/A変換回路。
  2. 前記複数のスイッチの各々は、MOSトランジスターである、請求項1に記載のD/A変換回路。
  3. 前記複数の抵抗の各々は、
    隣り合って配置される2つの前記スイッチのうちの一方の前記スイッチの電極と接続される前記コンタクトと、他方の前記スイッチの電極と接続される前記コンタクトとを両端とする、請求項1又は2に記載のD/A変換回路。
  4. 前記半導体基板の平面視において、
    前記複数の抵抗の少なくとも1つは、折れ曲がりを有する第1型の抵抗であり、
    前記複数の抵抗の他の少なくとも1つは、折れ曲がりを有しない第2型の抵抗である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のD/A変換回路。
  5. 前記半導体基板の平面視において、
    前記第1型の抵抗のうち抵抗値が最大の抵抗の前記第2方向の長さをL1max、前記第2型の抵抗のうち抵抗値が最小の抵抗の前記第2方向の長さをW2maxとしたとき、0.5≦L1max/W2max≦2である、請求項4に記載のD/A変換回路。
  6. 前記半導体基板の平面視において、
    前記複数の抵抗の各々は、折れ曲がりを有しない抵抗である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のD/A変換回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のD/A変換回路を備えている、発振器。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のD/A変換回路を備えている、電子機器。
  9. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のD/A変換回路を備えている、移動体。
JP2015020198A 2015-02-04 2015-02-04 D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体 Expired - Fee Related JP6504345B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015020198A JP6504345B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体
US15/013,132 US9559718B2 (en) 2015-02-04 2016-02-02 D/A conversion circuit, oscillator, electronic apparatus, and moving object

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015020198A JP6504345B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016144126A true JP2016144126A (ja) 2016-08-08
JP6504345B2 JP6504345B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=56553581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015020198A Expired - Fee Related JP6504345B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9559718B2 (ja)
JP (1) JP6504345B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020039103A (ja) * 2018-09-06 2020-03-12 セイコーエプソン株式会社 回路装置、発振器、電子機器及び移動体
JP2021027454A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 株式会社日立国際電気 無線通信システム及び無線中継局装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61218157A (ja) * 1985-03-25 1986-09-27 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 抵抗体
JP2001094428A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Toshiba Corp 半導体集積回路装置
JP2001111428A (ja) * 1999-10-14 2001-04-20 Oki Micro Design Co Ltd ディジタル/アナログ変換回路
JP2002083932A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Seiko Epson Corp 半導体装置
JP2004184795A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Toshiba Corp ディジタル−アナログ変換回路の設計方法
JP2005175898A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 非直線a/d変換されたデジタル信号対応のd/a変換回路及びそれを内蔵した音声信号処理回路及び液晶表示装置
JP2014059620A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Seiko Instruments Inc 分圧回路
JP2014236398A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 セイコーエプソン株式会社 発振装置、電子機器、および移動体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937178B1 (en) * 2003-05-15 2005-08-30 Linear Technology Corporation Gradient insensitive split-core digital to analog converter
JP2007109912A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Sony Corp 半導体装置
JP4889397B2 (ja) 2006-07-26 2012-03-07 アルパイン株式会社 電圧変換装置
WO2013114293A1 (en) * 2012-01-30 2013-08-08 Pst Sensors (Proprietary) Limited Large area temperature sensor
JP6350793B2 (ja) * 2013-12-25 2018-07-04 セイコーエプソン株式会社 発振回路、発振器、電子機器、移動体及び発振器の製造方法
US9515673B2 (en) * 2015-01-19 2016-12-06 Seiko Epson Corporation D/A conversion circuit, oscillator, electronic apparatus, and moving object

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61218157A (ja) * 1985-03-25 1986-09-27 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 抵抗体
JP2001094428A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Toshiba Corp 半導体集積回路装置
JP2001111428A (ja) * 1999-10-14 2001-04-20 Oki Micro Design Co Ltd ディジタル/アナログ変換回路
JP2002083932A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Seiko Epson Corp 半導体装置
JP2004184795A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Toshiba Corp ディジタル−アナログ変換回路の設計方法
JP2005175898A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 非直線a/d変換されたデジタル信号対応のd/a変換回路及びそれを内蔵した音声信号処理回路及び液晶表示装置
JP2014059620A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Seiko Instruments Inc 分圧回路
JP2014236398A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 セイコーエプソン株式会社 発振装置、電子機器、および移動体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020039103A (ja) * 2018-09-06 2020-03-12 セイコーエプソン株式会社 回路装置、発振器、電子機器及び移動体
JP7206713B2 (ja) 2018-09-06 2023-01-18 セイコーエプソン株式会社 回路装置、発振器、電子機器及び移動体
JP2021027454A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 株式会社日立国際電気 無線通信システム及び無線中継局装置
JP7284028B2 (ja) 2019-08-05 2023-05-30 株式会社日立国際電気 無線通信システム及び無線中継局装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20160226510A1 (en) 2016-08-04
US9559718B2 (en) 2017-01-31
JP6504345B2 (ja) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9537448B2 (en) Oscillator, electronic apparatus, and moving object
US10084459B2 (en) Oscillator, electronic apparatus, and moving object
US10027331B2 (en) Oscillator, electronic apparatus, and moving object
US9712111B2 (en) Oscillator, electronic apparatus, and moving object
CN107453711B (zh) 振荡器、电子设备、移动体以及振荡器的制造方法
JP2015104074A (ja) 発振回路、発振器、電子機器および移動体
US9515673B2 (en) D/A conversion circuit, oscillator, electronic apparatus, and moving object
JP6414382B2 (ja) 発振回路、発振器、電子機器及び移動体
JP6504345B2 (ja) D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体
US9628020B2 (en) Semiconductor circuit, oscillator, electronic apparatus, and moving object
JP7243229B2 (ja) 発振器、電子機器及び移動体
JP2016134735A (ja) 発振器、電子機器及び移動体
US9432048B2 (en) D/A conversion circuit, oscillator, electronic apparatus, and moving object
JP2013197837A (ja) 発振器及び電子機器
JP6493661B2 (ja) D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体
JP2016134736A (ja) 発振器、電子機器及び移動体
JP7508874B2 (ja) 回路装置、発振器、電子機器及び移動体
JP2019004438A (ja) 回路装置、発振器、電子機器、移動体
JP6508455B2 (ja) D/a変換回路、発振器、電子機器及び移動体
JP2016144127A (ja) 発振器、電子機器及び移動体
JP2015070399A (ja) 発振回路、発振器、電子機器及び移動体
JP2016187132A (ja) 発振器、電子機器および移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6504345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees