JP2016143785A - 減圧処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ処理装置において、真空吸着方式にてチャックテーブルにウエーハを保持してからプラズマを発生させて処理を完了させるまでの間、チャックテーブルにおいてウエーハの全体を確実に保持できるようにすることを目的とする。【解決手段】チャックテーブルの吸着面32において吸引源50の吸引力でウエーハWを保持してから、第1の電極331と第2の電極332とに異なる電圧を印可し吸着面32にウエーハWを静電チャックした後、極性切換手段61を用いて第1の電極331と第2の電極332とに同じ極性の電圧を印加して反応ガスをプラズマ化させ吸着面32でウエーハWを静電チャックする。ウエーハWに反りがあったとしても、ウエーハWの処理が終了するまで、反りを矯正した状態でチャックテーブルにおいてウエーハWを保持することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、チャンバー内のチャックテーブルにおいてウエーハを保持し、チャンバー内を減圧し、プラズマを発生させてウエーハに対する処理を行う減圧処理装置に関する。
プラズマエッチング装置等の減圧処理装置では、チャンバー内を真空状態にしてプラズマを発生させることによりウエーハに対する処理を行っている。そのため、ウエーハを保持するチャックテーブルにおいて真空吸着方式を採用すると、ウエーハを確実に保持することが困難である。そこで、減圧処理装置では、静電吸着力(クーロン力)を利用してウエーハを吸着保持する静電吸着方式が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ウエーハに反りがあると、チャックテーブルの吸着面とウエーハとの間に隙間が生じている部分があるため、静電吸着方式ではウエーハを保持することができない。また、チャックテーブルの吸着面とウエーハとの間に隙間がある状態で、プラズマを発生させるためにチャックテーブルとその上方の電極との間に電圧を印加すると、スパークが発生するという問題がある。
そこで、チャックテーブルにおいては、最初にチャンバー内の圧力を大気圧として真空吸着方式にてウエーハを保持し隙間を生じさせずにチャックテーブルの吸着面にウエーハを吸着させ、その後、静電吸着方式にてウエーハを保持することにより、上記の問題が発生するのを回避する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2に記載された静電チャックテーブル機構においては、チャックテーブル内に2つの電極が配設されており、互いに極性の異なる電圧を2つの電極にそれぞれ印加することにより、チャックテーブルの保持面とウエーハとの間に働く静電吸着力(クーロン力)を利用してウエーハを保持している。
国際公開2013/137414号公報 特許4938352号公報
しかし、ウエーハに分割溝が形成されている場合には、分割溝によって2つの電極に印加された電荷が遮断されるために静電吸着力が低下し、ウエーハの吸着力が低下する。ウエーハの吸着力が低下した状態では、処理中にウエーハを保持できず正常にプラズマエッチングできない。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、減圧処理装置のチャンバー内のチャックテーブルにおいてウエーハを真空吸着方式にて保持した後に静電吸着方式に切り換えて保持し、チャンバー内にプラズマを発生させる場合において、チャックテーブルにウエーハの全体を確実に保持できるようにすることを目的とする。
第1の発明は、吸引保持手段と静電吸着保持手段を用いてウエーハを吸着保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに吸着保持されたウエーハの処理が行われるチャンバーと、該チャンバー内を減圧する減圧手段と、該チャンバー内に反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、該減圧手段によって減圧された該チャンバー内に供給した該反応ガスをプラズマ化させる高周波電圧印加手段と、該チャックテーブルに対面し該チャックテーブルの上方に配設しアースに接続された上部電極と、を備え、該チャックテーブルが吸着保持するウエーハを処理する減圧処理装置であって、該吸引保持手段は、チャックテーブルの上面の吸着面と吸引源とを連通する吸引路と、該吸引路を開放および遮断するバルブと、を備え、該静電吸着保持手段は、該チャックテーブル内部に配設する第1の電極と第2電極とからなる下部電極と、下部電極に印加する直流電源と、該第1の電極と該第2の電極とに印加する直流電圧の極性を切り換える極性切換手段と、を備え、該チャックテーブルによるウエーハの保持を、吸引源の吸引力による吸引保持と、該下部電極の該第1の電極と第2の電極とに異なる極性の直流電圧を印可して静電チャックする第1の静電保持と、該下部電極の該第1の電極と該第2の電極とに同じ極性の正電圧(または、負電圧)を印可し高周波電圧印加手段により反応ガスに高周波電力を印加してプラズマ化した該反応ガスを介して下部電極から上部電極に通電させ静電チャックする第2の静電保持とに切り換える。
第2の発明は、上記の減圧処理装置を用いたウエーハの処理方法であって、前記吸引源を前記吸着面と連通させ該吸引源の吸引力でウエーハを保持する吸引保持工程と、該吸引保持工程の後、前記第1の電極と前記第2の電極とに異なる極性の電圧を印可し該吸着面にウエーハを静電チャックする第1の静電保持工程と、該第1の静電保持工程の後、前記極性切換手段を用いて該第1の電極と該第2の電極とに同じ正電圧(または、負電圧)を印加し高周波電圧印加手段から供給される高周波電圧により該反応ガスをプラズマ化させた反応ガスを介して下部電極から上部電極に通電させ該吸着面でウエーハを静電チャックする第2の静電保持工程と、該第2の静電保持工程で保持されたウエーハをプラズマ化された該反応ガスで処理する処理工程と、から少なくとも構成される。
本発明では、チャックテーブルの吸着面において吸引源の吸引力でウエーハを保持してから、第1の電極と第2の電極とに異なる電圧を印可し吸着面にウエーハを静電チャックした後、高周波電圧印加手段から供給される高周波電圧により該反応ガスをプラズマ化し、極性切換手段を用いて第1の電極と第2の電極とに同じ極性の電圧(正電圧または負電圧)を印加し吸着面でウエーハを静電チャックするため、吸引力によってウエーハを保持してからプラズマを発生させて処理を完了させるまでの間において、チャックテーブルにおいてウエーハの全体を確実に保持できる。したがって、ウエーハに反りがあったとしても、ウエーハの処理が終了するまで、反りを矯正した状態でチャックテーブルにおいてウエーハを保持することができる。
減圧処理装置の一例を示す断面図である。 第1の静電保持工程を示す模式図である。 第2の静電保持工程を示す模式図である。
図1に示すプラズマエッチング装置1は、減圧処理装置の一例であり、ハウジング20によって覆われエッチング対象のウエーハが収容される空間であるチャンバー2を備えている。
ハウジング20は、上壁21と下壁22と側壁23とによって形成されており、一方の側壁23には、開閉口24が形成されている。開閉口24は、シャッター25によって開閉可能となっている。シャッター25は、シャッター開閉手段26によって駆動されて昇降する。シャッター開閉手段26は、シリンダ261と、シャッター25に連結されシリンダ261によって駆動されて昇降するピストン262とによって構成される。
チャンバー2の内部には、ウエーハを吸着保持するチャックテーブル3と、チャックテーブル3の上方に位置する上部電極4とを備えている。
チャックテーブル3は、円柱状の軸部30と、軸部30の上端において円板状に形成されたテーブル部31とから構成されている。チャックテーブル3は、セラミックなどの絶縁性の材料により形成されており、テーブル部31の内部には、第1の電極331と第2の電極332とからなる下部電極を備えている。
軸部30は、ハウジング20を構成する下壁22に挿通され、絶縁体221によってシールされて保持されている。テーブル部31には、その上面である吸着面32において開口する複数の吸引孔320が形成されている。吸引孔320は、吸着面32に吸引力を作用させる吸引保持手段34に連通している。吸引保持手段34は、吸引孔320に連通する吸引路340と、吸引路340を開放及び遮断するバルブ341とを備え、吸引路340は、バルブ341を介して吸引源50に接続されている。バルブ341を開放した状態では、吸着面32と吸引源50とを連通させることができる。また、保持部31の下部及び軸部30には冷却水流通路35が循環しており、冷却水循環路35は、冷却水供給手段51に連通している。チャックテーブル3には、高周波電源71が接続されている。
第1の電極331と第2の電極332とは互いが連結されずに分離しており、第1の電極331には第1の導電部361が接続され、第2の電極332には第2の導電部362が接続されている。第1の導電部361及び第2の導電部362は、電圧印加手段6に接続されている。電圧印加手段6は、第1の電極331と第2の電極332とに印加する電圧の極性を切り換える極性切換手段61と、極性切換手段61を制御して第1の電極331及び第2の電極332に印加する電圧を切り換える制御部62と、下部電極に直流電圧を印加する2つの直流電源72,73とを備えている。
第1の導電部361は、極性切換手段61の端子に接続されている。一方、第2の導電部362は、直流電源73の正極に接続されている。極性切換手段61は、スイッチ61を動作させることにより、第1の導電部361を直流電源72の負極又は直流電源73の正極に選択的に接続することができ、これにより、第1の電極331の極性を切り換えることができる。第1の電極331及び第2の電極332は、電圧の印加により電荷を帯電させ、吸着面32においてウエーハを吸着することができる。第1の電極331と第2の電極332とからなる下部電極と、直流電源72,72と、極性切換手段6とで、静電吸着保持手段9が構成される。
上部電極4は、チャックテーブル3の上方であって、吸着面32に対面する位置に配設されており、アースに接続されている。上部電極4は、例えばアルミナセラミックス等の絶縁性材料により形成され、円柱状の軸部40と、軸部40の下端において円板状に形成された板状部41とから構成されている。軸部40は、ハウジング20を構成する上壁21に挿通され、絶縁体211によってシールされて昇降可能に保持されている。
板状部41には、その下面である吸着面42において開口する複数のガス噴出孔420が形成されている。ガス噴出孔420には、ガス流通路43及びガス切換バルブ52を介して不活性ガス供給源54とエッチングガス供給源55とが並列に接続された反応ガス供給手段56に接続されている。不活性ガス供給源54には、例えばArガスが貯蔵されている。一方、エッチングガス供給源55には、例えばSF6ガスやCF4ガスなどのフッ素系ガスが貯蔵されている。ガス切換バルブ52を切り換えることにより、不活性ガス供給源54又はエッチングガス供給源55のいずれかをガス流通路43に連通させ、いずれかの供給源に貯蔵されたガスをガス噴出孔420からチャンバー2内に送り込むことができる。チャンバー2に供給されたガスは、高周波電圧印加手段である高周波電源71によってチャックテーブル3と上部電極4との間に高周波電圧が印加されることによりプラズマ化される。
上部電極4は、昇降手段44によって駆動されて昇降可能となっている。昇降手段44は、シリンダ441と、ピストンロッド442と、ピストンロッド442に連結されたブラケット443とから構成されている。ブラケット443は、ガス噴出部4を支持しており、シリンダ441がピストンロッド442を昇降させることで、ブラケット443に支持されたガス噴出部4が昇降する構成となっている。
ハウジング20を構成する底壁22には、開閉口222が形成され、開閉口222は、チャンバー2の内部を減圧する減圧手段53に連通している。減圧手段53は、チャンバー2の内部のガスを吸引するとともに真空引きすることができる。
次に、図1に示したプラズマエッチング装置1を用いてウエーハのエッチングをする方法について説明する。
(1)吸引保持工程
まず、シャッター開閉手段26を構成するシリンダ261がピストンロッド262を下降させることによりシャッター25を下降させ、開閉口24を開ける。そして、図示しない搬送手段がウエーハWを保持して開閉口24からチャンバー2の内部に進入する。ウエーハWの下面にはテープTが貼着されており、ウエーハWの被加工面W1が上方に向けて露出している。テープTが貼着されたウエーハWがチャンバー2に進入すると、テープT側がチャックテーブル3の吸着面320に載置され、被加工面W1を上方に露出させた状態でウエーハWを載置する。
吸着面32の上にウエーハWが載置されると、バルブ341を閉じて吸引源50と吸着面32とを連通させ、吸引力を吸着面32に作用させてウエーハWを吸引保持する。このようにして、吸引源50から生じる吸引力によってウエーハWを吸着面32において吸引すると、ウエーハWに反りがあったとしても、反りが矯正された状態で保持される。本工程において、チャンバー2の内部の圧力は大気圧となっている。
(2)第1の静電保持工程
次に、図2に示すように、極性切換手段61のスイッチ610を直流電源72の負極側に接続する。そうすると、下部電極を構成する第1の電極331には負電圧が印加され、下部電極を構成する第2の電極332には正電圧が印加される。こうして極性切換手段61において極性を切換えた後に、バルブ341を遮断して吸着面32における吸引を停止する。。
このようにして第1の電極331に負電圧を印加し、第2の電極332に正電圧を印加すると、第1の電極331と第2の電極332とはウエーハを介して閉回路と成り静電吸着力が発生しウエーハWが静電保持される。なお、図2においては、ウエーハWの下面に貼着されたテープT(図1参照)の図示を省略しているが、テープTは絶縁体であり、吸引板32と同様に、テープTのうち、第1の電極331の上方部分に正電荷が帯電し、第2の電極332の上方部分に負電荷が帯電するため、テープTは吸引板32と同一視することができる。
本工程の前に、吸引源50の吸引力を利用した吸引保持工程が実施されており、吸引力を利用したウエーハWの吸着と静電吸着力によるウエーハWの吸着とが連続的に行われるため、ウエーハWに反りがあったとしても、本工程においても反りが矯正された状態が維持される。本工程において、チャンバー2の内部の圧力は大気圧である。
(3)第2の静電保持工程
次に、図1に示す減圧手段53は、チャンバー2の内部を減圧して真空とする。そして、ガス切換バルブ52を介して不活性ガス供給源54とガス流通路43とを連通させ、不活性ガス供給源54からガス流通路43にArガスなどの不活性の反応ガスを供給し、ガス噴出孔420から反応ガスを噴出させる。反応ガスの噴出後、高周波電源71をオンとし、チャックテーブル3に高周波電圧を印加させ反応ガスをプラズマ化する。なお、このときの高周波電力は、後の処理工程でプラズマエッチングを行う際の電力よりも弱い電力とする。
次に、制御部62は、図3に示すように、極性切換手段61のスイッチ610を直流電源73の正極側に切り換える。ウエーハWと上部電極4との間には高周波電源71によりプラズマ化された反応ガス8が存在するため、ウエーハWには、正極にバランスした負電荷が帯電し、静電吸着力が発生してウエーハWが静電吸着される。なお、プラズマ化した反応ガスには、マイナスイオンとプラスイオンとが存在するため、第1の電極331及び第2の電極332に印加する電圧は、負電圧でもよい。
本工程では、極性切換手段61のスイッチ610を切り換えるだけで、下部電極を構成する2つの電極331,332に異なる極性の電圧を印加してウエーハを吸着する双極静電保持から、2つの電極331,332に同一極性の電圧を印加してウエーハを吸着する単極静電保持に切り換えることができるため、ウエーハWが分割溝を形成したウエーハであっても保持力が弱まるのを防止することができる。さらに、ウエーハが分割溝で分割されても保持力を維持することができる。
(4)処理工程
このようにしてウエーハWがチャックテーブル3に保持されると、ガス切換バルブ52を介してガス流通孔43とエッチングガス供給源55とを連通させ、上部電極4のガス噴出孔420からウエーハWをエッチング処理するSF6などの反応ガス(エッチングガス)を噴出するとともに、高周波電源71における出力を上昇させて反応ガスをプラズマ化させる。この場合、第2の静電保持工程よりチャンバー2内の真空圧をマイナス方向に高くしている。そうすると、第2の静電保持工程と同様にウエーハWが静電チャックされた状態が維持され、プラズマによってウエーハWの被加工面W1がエッチングされる。
エッチングが終了した後は、高周波電源71からの高周波電圧の印加を停止するとともに、開閉口222からガスをチャンバー2の外部に排気する。そして、シャッター開閉手段26を構成するシリンダ261がピストンロッド262を下降させることによりシャッター25を下降させて開閉口24を開け、図示しない搬送手段がウエーハWを保持して開閉口24からチャンバー2の外部にウエーハWを搬出する。
以上のように、チャックテーブル3を、吸引保持手段34と静電吸着保持手段9とによってウエーハWを吸着保持可能とし、吸引保持工程において真空吸着方式にてチャックテーブル3にウエーハWを保持してから、チャンバー2内においてプラズマを発生させて処理工程を完了させるまでの間において、静電吸着方式にてチャックテーブル3においてウエーハWの全体を確実に保持できることができるため、被加工面W1を均一にエッチングすることができる。
上記実施形態では、本発明をプラズマエッチング装置に適用した例を示したが、本発明は、チャンバー内を減圧した状態でプラズマによりウエーハを処理する他の減圧処理装置、例えば、化学気相蒸着(CVD)装置、イオン注入装置、スパッタリング装置等に広く適用することができる。
1:プラズマエッチング装置
2:チャンバー
20:ハウジング 21:上壁 211:絶縁体
22:下壁 221:絶縁体 222:開閉口
23:側壁 24:開閉口
25:シャッター
26:シャッター開閉手段 261:シリンダ 262:ピストン
3:チャックテーブル 30:軸部 31:テーブル部 32:吸着面
331:第1の電極 332:第2の電極 34:吸引路 35:冷却水流通路
361:第1の導電部 362:第2の導電部
4:上部電極
40:軸部 41:板状部 42:吸着面 420:ガス噴出孔 43:ガス流通路
44:昇降手段 441:シリンダ 442:ピストンロッド 443:ブラケット
50:冷却水流通路 51:冷却水供給手段 52:ガス切換バルブ 53:減圧手段
54:不活性ガス供給源 55:エッチングガス供給源 56:反応ガス供給手段
6:電圧印加手段
61:極性切換手段 610:スイッチ
62:制御部
71:高周波電源 72,73:直流電源
9:静電吸着保持手段
W:ウエーハ W1:被加工面 T:テープ

Claims (3)

  1. 吸引保持手段と静電吸着保持手段とを用いてウエーハを吸着保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに吸着保持されたウエーハの処理が行われるチャンバーと、該チャンバー内を減圧する減圧手段と、該チャンバー内に反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、該減圧手段によって減圧された該チャンバー内に供給した該反応ガスをプラズマ化させる高周波電圧印加手段と、該チャックテーブルに対面し該チャックテーブルの上方に配設しアースに接続された上部電極と、を備え、該チャックテーブルが吸着保持するウエーハを処理する減圧処理装置であって、
    該吸引保持手段は、該チャックテーブルの上面の吸着面と吸引源とを連通させる吸引路と、該吸引路を開放および遮断するバルブと、を備え、
    該静電吸着保持手段は、該チャックテーブル内部に配設する第1の電極と第2の電極とからなる下部電極と、該下部電極に直流電圧を印加する直流電源と、該第1の電極と該第2の電極とに印加する直流電圧の極性を切り換える極性切換手段と、を備え、
    該チャックテーブルによるウエーハの保持を、該吸引源の吸引力による吸引保持と、該下部電極の該第1の電極と該第2の電極とに異なる極性の直流電圧を印加して静電チャックする第1の静電保持と、該下部電極の該第1の電極と該第2の電極とに同じ極性の電圧を印加し該高周波電圧印加手段により該反応ガスに高周波電圧を印加してプラズマ化した該反応ガスを介して該下部電極から該上部電極に通電させ静電チャックする第2の静電保持とに切り換える減圧処理装置。
  2. 請求項1記載の減圧処理装置を用いたウエーハの処理方法であって、
    前記吸引源を前記吸着面と連通させ該吸引源の吸引力でウエーハを保持する吸引保持工程と、
    該吸引保持工程の後、前記第1の電極と前記第2の電極とに異なる極性の電圧を印可し該吸着面にウエーハを静電チャックする第1の静電保持工程と、
    該第1の静電保持工程の後、前記極性切換手段を用いて該第1の電極と該第2の電極とに同じ極性の電圧を印加し前記高周波電圧印加手段により該反応ガスに高周波電圧を印加してプラズマ化した反応ガスを介して該下部電極から該上部電極に通電させ該吸着面でウエーハを静電チャックする第2の静電保持工程と、
    該第2の静電保持工程で保持されたウエーハをプラズマ化された該反応ガスで処理する処理工程と、
    から少なくとも構成されるウエーハの処理方法。
  3. 該反応ガス供給手段は、不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、エッチングガスを供給するエッチングガス供給源と、該不活性ガス供給源と該エッチングガス供給源とを切換えるガス切換バルブと、を備え、
    該ガス切換バルブは、該第2の静電保持工程では前記チャンバーに供給するガスを不活性ガスとし、該処理工程では該チャンバーに供給するガスをエッチングガスとする請求項2記載のウエーハの処理方法。
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