JP2016141497A - 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備 - Google Patents

表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2016141497A
JP2016141497A JP2015016489A JP2015016489A JP2016141497A JP 2016141497 A JP2016141497 A JP 2016141497A JP 2015016489 A JP2015016489 A JP 2015016489A JP 2015016489 A JP2015016489 A JP 2015016489A JP 2016141497 A JP2016141497 A JP 2016141497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
display
image
storage
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015016489A
Other languages
English (en)
Inventor
三好 和彦
Kazuhiko Miyoshi
和彦 三好
濱口 淳
Atsushi Hamaguchi
淳 濱口
雅人 稲葉
Masahito Inaba
雅人 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2015016489A priority Critical patent/JP2016141497A/ja
Priority to TW104132968A priority patent/TW201628947A/zh
Priority to PCT/JP2016/050694 priority patent/WO2016121487A1/ja
Publication of JP2016141497A publication Critical patent/JP2016141497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/137Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

【課題】普段の自動入出庫作業に代えて、作業者が立ち入って手作業で出庫作業を行う際に、当該手作業による出庫作業を正確且つ能率良く行える保管設備を提供する。【解決手段】段積み可能な搬送用の容器の平面状の保管エリアと、この保管エリア内の選択された位置に対して容器の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置を備えた搬送用容器の保管設備において、前記保管エリア内の全ての容器の現在保管位置を容器単位で視覚認識可能に図解表示する表示用携帯端末を設け、この携帯端末の画面に表示されている容器画Cx/段積み容器群画CXxから、タップ操作21により当該画面上で選択された特定容器画を、消去又は透明化する構成。【選択図】図7

Description

本発明は、段積み可能な搬送用の容器の平面状の保管エリアと、この保管エリア内の選択された位置に対して容器の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置を備えた搬送用容器保管設備に関するものである。
上記のような搬送用容器保管設備は、例えば本出願人が先に出願致しました先願(特願2014−122242)に記載されるように、その実用化が待たれている。このような保管設備では、立体的なラックと、このラックに沿って走行する入出庫用走行クレーンとの組合せから成る、自動倉庫と称されるような保管設備と異なって、前記入出庫装置が故障したときなど、保管エリア内に保管されている容器を、当該保管エリア内に立ち入った作業者が手作業で出庫作業することが出来る。一方、種々のサイズの容器を効率良く保管するために、保管エリアを碁盤目状に区画して1区画に1つの容器を保管するのではなく、無駄な空間を残さないように、先に入庫された容器に対し必要空間を隔てて隣り合うように、容器を端から順番に詰めてゆくように入庫することになる。
上記のように使用される保管設備においては、前記入出庫装置を自動運転させるために必要な、保管エリア内の各保管容器に関する位置情報(例えば平面座標値X−Yと高さ座標値Z)が容器保管データベース上に記録されているが、前記入出庫装置が故障したときなど、保管エリア内に保管されている容器を、当該保管エリア内に立ち入った作業者が手作業で出庫作業しようとしたとき、前記容器保管データベースからの検索によって、手作業による出庫対象容器の位置情報を作業者が知ることが出来たとしても、そしてその位置情報を数値など文字情報で表示させることが出来たとしても、実際に保管エリア内に立ち入った作業者が、その位置情報に表わされる現実の出庫対象容器の位置を容易に特定することは難しい。従って現実には、前記入出庫装置が正常に稼働されるまで出庫作業を待つか、適当に目星をつけた位置の付近にある容器の中身を目視で確認しながら出庫対象容器を特定した上で、手作業による出庫作業を行うというような、非常に非能率的な作業に頼らなければならず、その影響は甚大である。
そこで、必要に応じて表示用携帯端末の画面上に、その時点での保管エリア上の容器保管状態を容器単位で視覚認識可能に図解表示させ、この携帯端末の現在保管状態表示画像上で、検索によって特定された手作業による出庫対象容器を表示させることが考えられたのであるが、当該携帯端末の広くない画面上には、手持ち可能な小型の容器/段積み容器が不規則に且つ非常に数多く平置きされている保管エリアの全体が表示されているのであるから、出庫対象容器の位置によっては、その存在自体を探し出すのに非常に苦労することになる。又、検索された出庫対象容器を表示させる場合に限らず、非常時などにおいて、携帯端末の画面上に表示されている各容器画を、保管エリアの端から順番にタップするなどして、各容器画に対応する実際の容器の内容物を画面上に表示させるような使用方法をとる場合でも、目的の容器画が手前の容器画/段積み容器画によって隠れてしまうなど、思うように容器画を選択することが出来ない。
本発明は、上記のような問題点を解消することのできる表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備を提案するものであって、本発明の第一発明に係る表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、段積み可能な搬送用の容器(C)の平面状の保管エリア(1)と、この保管エリア(1)内の選択された位置に対して容器(C)の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置(2〜6)を備えた搬送用容器の保管設備において、前記保管エリア(1)内の全ての容器(C)の現在保管位置を容器単位で視覚認識可能に図解表示する表示用携帯端末(18)を設け、この携帯端末(18)の画面に表示されている容器画から、タップ操作(21)により当該画面上で選択された特定容器画を、消去又は透明化する構成になっている。
又、本発明の第二発明に係る表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備は、段積み可能な搬送用の容器(C)の平面状の保管エリア(1)と、この保管エリア(1)内の選択された位置に対して容器(C)の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置(2〜6)を備えた搬送用容器の保管設備において、前記保管エリア(1)内の全ての容器(C)の現在保管位置を容器単位で視覚認識可能に図解表示する表示用携帯端末(18)を設け、この携帯端末(18)には、その画面に表示されている前記保管エリア(1)を2分割する境界(境界線25/25a,25b)を移動させるためのタッチインターフェースが設けられ、前記境界(境界線25/25a,25b)に対して視点側の保管エリア内の容器画(Cx)を消去又は透明化する構成になっている。
尚、本発明の構成において「容器」と称しているものは、後述する実施例に示すプラスチック製で上側解放の小型コンテナの他、各種物品を搬送するために収容する、段積み可能な箱形、皿形など、形状や構造、素材、サイズなどが異なる各種の容器が含まれ、従って、前記入出庫装置は、この「容器」の形状や構造に適合した構成で実施される。又、本発明の構成における「表示用携帯端末」とは、一般的にタブレットやノートパソコンと称される小型のディスプレイ付きコンピューターを指すが、特に高度の演算能力を備えたものである必要はなく、場合によっては、この保管設備が備える制御装置に各種通信手段を介して接続される表示制御用のCPUを備えた、表示が主体の「表示用携帯端末」も含む。
上記本発明の構成によれば、前記表示用携帯端末に表示されている前記保管エリア内の現在保管状態表示画像中から特定の容器画を見つけ出すことが非常に容易に行える。例えば、入出庫装置が故障したときなどに手作業で出庫作業を行う出庫対象の容器を検索したとき、その検索結果の出庫対象容器を、現在保管状態表示画像中の対応する容器画の表示状態を変えて、作業者が視覚で識別可能にした場合、表示状態が変えられた出庫対象容器画が手前の容器画/段積み容器画によって隠れている場合でも、第一発明では、現在保管状態表示画像中の選択した容器画に対するタップ操作により、第二発明では、容器画を消去又は透明化するためエリアを広げるための境界を移動させるタッチ操作により、手前の容器画/段積み容器画から順にタップ操作により消去又は透明化することにより、最終的に出庫対象容器画より手前の容器画/段積み容器画の全てを消去又は透明化して、例えば出庫対象容器画を最前列に現出させるなど、出庫対象容器の位置を簡単且つ正確に知ることが出来る画像状態に変化させることが出来る。
又、検索結果の容器の位置を知るためだけでなく、非常時などにおいて、携帯端末の画面上に表示されている各容器画を、保管エリアの端から順番にタップするなどして、各容器画に対応する実際の容器の内容物を画面上に表示させるような使用方法をとる場合でも、手前の容器画/段積み容器画によって隠れてしまう容器画に対しても、当該手前の容器画/段積み容器画を上記のような操作によって消去又は透明化することにより、簡単且つ確実に必要な操作を加えて、所期の目的を達成することが出来る。
しかも本発明の構成によれば、手前の容器画/段積み容器画によって隠れている容器画を視覚により認識出来るようにするために、現在保管状態表示画像全体を水平方向のタップ&ドラッグ操作により水平方向に回転させて視点位置を変えたり、垂直方向のタップ&ドラッグ操作により垂直方向の俯瞰角度を変えたりして、死角になる部分を無くすような方法によるよりも、実施が容易で操作も簡単且つ能率的に行え、しかも目的の容器画/段積み容器画そのものの全体を視認可能な状態とすることが出来、その効果は大きい。
尚、本発明において使用する表示用携帯端末のより一層の活用を図るために、
A.前記表示用携帯端末又は当該表示用携帯端末に接続された制御装置に対して出庫対 象容器の検索を行ったとき、前記表示用携帯端末の画面上に表示されている現在保管 状態表示画像中の各容器画の内、検索出力された出庫対象容器を示す容器画を、他の 容器画と視覚による識別可能なように表示状態を変化させる。
B.前記表示用携帯端末の画面上に表示されている現在保管状態表示画像中の各容器画 からタップ操作により容器画の一つを選択したとき、当該選択容器画に対応する容器 の内容物に関する情報が、この表示用携帯端末の画面上に表示される。
C.前記表示用携帯端末の画面上に表示されている現在保管状態表示画像中の各容器画 の内、出庫禁止容器・出庫予約容器など、その時点で出庫作業に関して設定されてい る特定容器に対応する容器画が、視覚により他の容器画と識別出来るように表示状態 が変えられる。
D.前記表示用携帯端末の画面上には、保管エリア内の全ての保管容器を特定の条件で 検索したときの特定容器一覧表が表示され、この特定容器一覧表から特定容器をタッ チインターフェースにより選択操作したとき、その特定容器に対応する容器画が、視 覚により他の容器画と識別出来るように表示状態が変えられる。
などの構成を採用することが出来る。これらの構成A〜Dは、実用上は、例えば、段積み可能な搬送用の容器の平面状の保管エリアと、この保管エリア内の選択された位置に対して容器の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置を備え、前記保管エリア内の全ての容器の現在保管位置を容器単位で視覚認識可能に図解表示する携帯可能な表示用携帯端末を設けた、表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備と組み合わせて、効果的に利用することが出来るが、特に本発明の構成と組み合わせることにより、より効果的に活用出来る。
図1は、搬送用容器保管設備全体を示す斜視図である。 図2Aは、容器把持前の容器把持昇降装置を示す概略平面図、図2Bは、容器把持後の容器把持昇降装置を示す概略平面図である。 図3は、容器把持昇降装置の構成部材を示す斜視図である。 図4は、搬送用容器保管設備の制御装置と表示用携帯端末との関係を示すブロックダイアグラムである。 図5は、保管エリア上の保管容器を示す平面図である。 図6Aは、表示用携帯端末のタッチスクリーン上に表示される現在保管状態表示画像を示す図、図6Bは、同現在保管状態表示画像中の容器画に対するタップ操作によって同タッチスクリーン上に表示される一覧表を示す図である。 図7Aは、表示用携帯端末のタッチスクリーン上に表示される容器画を手前のものから消去した状態を示す図、図7Bは、更に容器画の消去を進めた状態を示す図である。 図8A,Bは、第二発明の実施例に係る現在保管状態表示画像を示す図である。
先ず、本発明の実施例に係る搬送用容器保管設備は、先に提示しました本出願人の先願において詳細構造が開示されたもので、その構成の概略を、図1〜図3に基づいて説明すると、図1に示すように、この保管設備は、矩形平面状の保管エリア1、第一走行体2、第二走行体3、容器把持昇降装置4、入庫用コンベヤ5、及び出庫用コンベヤ6から構成されている。ここで、保管エリア1の平面視において、その矩形平面の直角二辺の一方と平行な方向をX方向、他方の辺と平行な方向をY方向として説明すると、保管エリア1のY方向の平行二側辺の上方一定高さに、Y方向と平行にガイドレール7a,7bが架設され、このガイドレール7a,7bに、保管エリア1のX方向長さより長尺の第一走行体2の両端部が支持されることにより、当該第一走行体2は、保管エリア1の上方一定高さを、保管エリア1のY方向に平行移動自在に支持されている。
第二走行体3は、第一走行体2上に、保管エリア1のX方向に移動自在に支持され、この第二走行体3に容器把持昇降装置4が支持されている。従って、この容器把持昇降装置4は、第一走行体2のY方向の移動と、この第一走行体2上での第二走行体3のX方向の移動とによって、保管エリア1の任意の位置の真上に位置させることが出来る。入庫用コンベヤ5の容器入庫終端部と、出庫用コンベヤ6の容器出庫始端部は、これらに対して容器把持昇降装置4が容器の移載を行えるように、保管エリア1内に入り込んでいる。容器Cは、平面形状が四角形で上側解放の、プラスチック製の小型箱形容器、一般に手持ち搬送用のコンテナと称されるもので、段積みも可能であり、外周面には、把手にもなり得る補強用水平張出しリブを備えている。この保管設備では、容器把持昇降装置4が取り扱える範囲内で各種の平面サイズと高さの容器Cが取り扱われ、原則的には、平面サイズが同一の容器Cは、許容高さ範囲内で段積みされる。
容器把持昇降装置4は、先に提示しました本出願人の先願において詳細に開示されているので、ここでは構成の概略を説明する。図2に記載のように、X方向に互いに接近離間移動自在に第二走行体3上に支持された可動台8a,8bと、これら両可動台8a,8bに支持された一対の容器把持ユニット9A,9Bを備えている。各容器把持ユニット9A,9Bは、第二走行体3に設けられた平面四角形の上下方向に貫通する開口部と、第一走行体2を構成するY方向一対の側枠間のX方向に長い開口部内を昇降するものであって、Y方向一対の把持用長尺アングル材10a,10b及び10c,10dと、把持用長尺アングル材10a,10b間の中央位置及び把持用長尺アングル材10c,10d間の中央位置に配設された長尺柱状部材11a,11bから構成され、X方向一対の長尺柱状部材11a,11bの下端部には、剣山構造の容器支持手段12a,12bが支持されている。X方向一対の容器把持ユニット9A,9Bは、X方向に互いに接近離間移動するものであり、各容器把持ユニット9A,9Bの長尺柱状部材11a,11bは、Y方向位置は一定不変であり、これら長尺柱状部材11a,11bに対して、その両側のY方向一対の把持用長尺アングル材10a,10b及び10c,10dがY方向対称に接近離間移動するものである。
図3に示すように、Y方向一対の把持用長尺アングル材10a,10b及び10c,10dは、その中間に位置する長尺柱状部材11a,11bに対して昇降自在に支持された昇降可動体13a,13bと上下二段の平行リンク14によって連結され、X方向一対の把持用長尺アングル材10a,10c及び10b,10dは、その中間に配置された昇降可動体15a,15bと上下二段の平行リンク16によって連結され、4本の把持用長尺アングル材10a〜10dが垂直姿勢を保ってX方向及びY方向に接近離間移動するように構成されている。尚、4本の把持用長尺アングル材10a〜10dとX方向一対の長尺柱状部材11a,11bは、一体に昇降移動するが、個別には昇降移動しない構造となっている。
上記構成の容器把持昇降装置4による容器Cの昇降搬送時の作用を説明すると、入出庫対象の容器Cの真上位置に容器把持昇降装置4を位置させるように、当該容器把持昇降装置4が上昇限高さで支持されている第二走行体3を第一走行体2に対してX方向に走行移動させると共に、第一走行体2をY方向に走行移動させる。尚、この入出庫対象の容器Cの真上位置に容器把持昇降装置4を位置させるための第一走行体2及び第二走行体3の移動開始前又はその移動中に、容器把持ユニット9A,9B自体のX方向の接近移動と、各容器把持ユニット9A,9Bの把持用長尺アングル材10a,10b及び10c,10dのY方向接近移動とにより、入出庫対象の容器Cの平面サイズより一回り大きい矩形平面の四隅に4つの把持用長尺アングル材10a〜10dが配置され且つ当該矩形平面のY方向と平行な両側面の中央位置に容器支持手段12a,12bが配置される昇降開始位置に位置させておくことが出来る。
入出庫対象の容器Cの真上位置に容器把持昇降装置4を位置させたならば、前記昇降開始位置に位置させた容器把持ユニット9A,9Bの把持用長尺アングル材10a〜10dと、容器支持手段12a,12b(長尺柱状部材11a,11b)を、把持用長尺アングル材10a〜10dが入出庫対象の容器Cの四隅の外側に隣接すると共に、容器支持手段12a,12bが入出庫対象の容器CのY方向と平行な両側面の補強用水平張出しリブに隣接する高さまで同期させて下降させる。この後、容器把持ユニット9A,9Bを、前記昇降開始位置より更にX方向に互いに接近移動させると共に、各容器把持ユニット9A,9Bの把持用長尺アングル材10a,10b及び10c,10dを、前記昇降開始位置より更にY方向に互いに接近移動させることにより、把持用長尺アングル材10a〜10dを入出庫対象の容器Cの四隅に嵌合させ且つX方向一対の容器支持手段12a,12bを入出庫対象の容器CのY方向と平行な両側面の補強用水平張出しリブに係合させる。
上記のようにして、入出庫対象の容器Cを容器把持ユニット9A,9Bが把持し終わったならば、容器把持ユニット9A,9Bの把持用長尺アングル材10a〜10dと、容器支持手段12a,12b(長尺柱状部材11a,11b)を、同期させて上昇させることにより、X方向一対の容器支持手段12a,12bが入出庫対象の容器Cを、当該容器Cの補強用水平張出しリブを介して吊り上げることが出来る。この入出庫対象の容器Cが、段積みされた複数の容器Cである場合や、段積みされた複数の容器Cの中の中間高さにある容器Cであるときは、容器支持手段12a,12bが係合して吊り上げる1つの容器Cの上に1つ又は複数の容器Cが段積み状態にある。容器支持手段12a,12bが係合する入出庫対象の容器Cが所定高さまで吊り上げられたならば、次に、入出庫対象の容器Cの降ろし場所の真上位置まで容器把持昇降装置4を移動させるように、第一走行体2をY方向に走行させると共に、この第一走行体2上で第二走行体3をX方向に走行させる。
入出庫対象の容器Cの降ろし場所の真上位置まで容器把持昇降装置4を移動させたならば、容器把持ユニット9A,9Bを下降させて、容器支持手段12a,12bが吊り上げている入出庫対象の容器Cを、降ろし場所における所定高さまで下降させる。上記の入出庫対象の容器Cの吊上げ開始から降ろし場所での下降終了までの一連の容器搬送行程においては、入出庫対象の容器C(その上に段積みされている容器Cも含む)が、容器支持手段12a,12bに対してX方向に移動したり、容器支持手段12a,12bによる支持位置を支点に上下に揺れ動くのを、当該容器Cの四隅に嵌合している把持用長尺アングル材10a〜10dが阻止することになる。入出庫対象の容器Cの降ろし場所での下降終了後は、容器把持ユニット9A,9Bの把持用長尺アングル材10a〜10dと、容器支持手段12a,12b(長尺柱状部材11a,11b)を、前記昇降開始位置まで水平移動させて、入出庫対象の容器Cから外側へ離間させた後に、容器把持ユニット9A,9Bを例えば上昇限まで上昇復帰させ、必要ならば、保管エリア1内に設定されたホームポジションまで、第一走行体2と第二走行体3の走行動作により復帰させておくことが出来る。
以上の入出庫対象の容器Cの吊上げ、搬送、降ろしによる2地点間の移載動作により、入庫用コンベヤ5により搬入された容器Cを、保管エリア1内に任意の場所、即ち、床面上の空き領域や、先に保管されている容器C(段積み容器を含む)上へ移載する、入庫・段積み作業の他、保管エリア1内に保管されている容器C(段積み容器を含む)を出庫用コンベヤ6上へ移載する出庫作業、出庫用コンベヤ6上に移載された段積み容器Cの内、上側に位置する非出庫対象容器の再入庫作業、保管エリア1内の容器の保管場所の位置替え作業などが行える。
以上のように使用される保管設備には、図4に示すように、入庫指令や出庫指令を受けて、当該保管設備の自動入出庫作業用手段、即ち、第一走行体2、第二走行体3、及び容器把持昇降装置4、を自動制御するための制御装置17とは別に、携帯可能な表示用携帯端末(以下、携帯端末と略称する)18が組み合わされている。制御装置17は、一般的な自動倉庫と称されるような保管設備と同じように、容器Cに収納されて保管エリア1内で保管されている全ての物品の在庫データベース17aを備えている。この在庫データベース17aは、各容器Cを特定する容器識別番号、各容器C内の収納物品名と個数、各容器Cの保管エリア1上の平面視における保管位置(例えば、当該容器Cの平面視における中心位置の保管エリア1上のX−Y座標値)、段積みされている各容器Cについては何段目かを示す段数、入庫日時などの基本情報の他、必要に応じて、出庫禁止設定、出庫予約設定などの作業補足情報が設定され、容器Cの入出庫作業ごとに、情報の更新(追加・削除・編集)が自動的に行われる。
携帯端末18は、在庫データベース18a、画像作成・編集機能18b、及び画像作成・編集機能18bが作成した現在保管状態表示画像を表示する、マルチタッチインターフェースを備えたディスプレイ、即ち、タッチスクリーン18cを備えている。勿論、タッチスクリーン18cに代えて、マルチタッチインターフェースを備えていない通常型スクリーンとタッチ操作用のトラックパッドとの組み合わせからなるディスプレイを利用することも出来る。この携帯端末18は、通信手段(一般的には無線方式が望ましいが、有線方式でも良い)19を介して前記制御装置17と接続されるもので、この携帯端末18を起動すると、通信手段19を介して接続される制御装置17の在庫データベース17aと、この携帯端末18の在庫データベース18aとが自動同期するように構成しているが、携帯端末18の在庫データベース18aを無くして、制御装置17の在庫データベース17aから必要な情報をリアルタイムに得るように構成することも出来る。以下の説明は、携帯端末18の在庫データベース18aを利用する実施例についての説明となっている。
今、保管エリア1内の現在保管状態を平面図で表示したとき、図5に示すように、各種サイズの平面四角形の段積み容器群CX(中には、段積みされていない単体の容器Cも含まれる)が、不規則に、しかし各容器Cの直角2側辺がX方向とY方向とに平行になる向きで平置きされた状態であったとする。携帯端末18が起動されると、先に説明したように、当該携帯端末18の在庫データベース18aの現在保管情報が、制御装置17の在庫データベース17aの最新の現在保管情報と同期して、最新状態に更新される。而して、この携帯端末18に対して現在保管状態表示操作を実行したとき、画像作成・編集機能18bは、当該在庫データベース18aの現在保管情報に基づいて、保管エリア1の四コーナー1a〜1dの内の1つのコーナー1aの外側上方の基準俯瞰視点位置20aから保管エリア1の全体を俯瞰したときの俯瞰図に相当する、図6Aに示す現在保管状態表示3D画像20を作成し、タッチスクリーン18c上に表示することが出来る。しかしながら、図5に示す実際の保管エリア1の平面図に示される複数の段積み容器群CX1〜CX5に対応する段積み容器群画が、この図6Aに示す現在保管状態表示3D画像20では、手前(視点側)にある幾つかの段積み容器群画CXxの陰に隠れて視認出来ない状態にあることがわかる。
勿論、図6Aに示す現在保管状態表示3D画像20では、実際に手前にある段積み容器群図CXxの陰に隠れて視認出来ない容器画/段積み容器群画があるか否かは不明である。このような状況に対処するため、図6Aに示すように、タッチスクリーン18cには、表示されている容器画/段積み容器群画を隠すためのタップ操作と、特定の画/段積み容器群画を選択するためのタップ操作とを、操作の前に選択するための操作選択用タップボタン21a,22aが表示されており、隠し操作用タップボタン21aをタップした後に、任意の位置にある段積み容器群画CXxの最上端面をタップ操作21することにより、当該タップ操作対象の段積み容器群画CXxを消去する(隠す)ことが出来るように構成している。このタップ操作21を、図6Aの最も手前に位置する段積み容器群画CXxから奥側の段積み容器群画CXxへ順番に行ってゆくことにより、図6Aの最も手前に位置する段積み容器群画CXxから奥側の段積み容器群画CXxへ順番に消去することにより、図6Aでは見えなかった段積み容器群画CX1x〜CX5xの内、段積み容器群CX2x,CX3x,CX5xを、図7Aに示すように可視状態とすることが出来る。更に、図7Aに示すように、タップ操作21を加えて、手前の段積み容器群画CXxを順次消してゆくことにより、図7Bに示すように、見えなかった最後の2つの段積み容器群画CX1x,CX4xを可視状態にすることが出来る。
尚、隠しタップ操作21の対象となった容器画Cx/段積み容器群画CXxを消去するように説明したが、消去に代えて、透明色又は輪郭線のみの透視可表示(後ろ側の容器画が透けて見える透過性画像)とすることも可能である。更に、消去又は透視可表示に切り換えた容器画Cx/段積み容器群画CXxを元の表示状態に戻すことが出来るように構成することも望ましいことである。具体的な方法としては、タッチスクリーン18c上に表示されている隠し操作用タップボタン21aを再度タップ操作したときに、消去又は透視可表示に切り換えた容器画Cx/段積み容器群画CXxが元の表示状態に戻るように構成することが出来る。
図6Aに示す現在保管状態表示3D画像20や、手前の容器画/段積み容器群画を隠すためのタップ操作21を行った後の、図7に示す現在保管状態表示3D画像20において、表示されている特定の容器画に対応する容器の内容物などの情報を知りたいときは、前記選択用タップボタン21a,22aの内、選択操作用タップボタン22aをタップした後に、情報を知りたい特定の容器画に対しタップ操作22(図6A参照)を行う。この結果、そのタップ操作によって選択された容器画に対応する特定容器が在庫データベース18aから検索され、この特定容器の容器識別番号、収納物品名と個数、段積みされている容器であるときは何段目かを示す段数、入庫日時などの基本情報の他、必要に応じて、出庫禁止設定、出庫予約設定などの作業補足情報が、そのタッチスクリーン18c上に一覧表示させることが出来る。この場合、図6Bに示すように、任意の段積み容器群画CXxの最上端面をタップ操作22したときは、当該段積み容器群画CXxに示される全ての段の容器について、上記のように容器別の情報の一覧表示23をさせ、1つの容器画Cxの側面をタップ操作したときは、当該タップ操作対象の1つの容器についてのみ、上記のように情報を表示させるように構成することも可能である。
尚、図6A及び図7に示す現在保管状態表示3D画像20においては、在庫データベース18a上で「出庫禁止容器」や「出庫予約容器」など、その時点で出庫作業に関して設定されている段積み容器、例えば図5Aに示す出庫禁止容器群CX6や出庫予約容器群CX7が存在するときは、図6Aに示すように、現在保管状態表示3D画像20中に表示されている容器画Cx/段積み容器群画CXxの内、出庫禁止容器群CX6に対応する出庫禁止容器群画CX6xや、出庫予約容器群CX7に対応する出庫予約容器群画CX7xが、視覚により他の容器画Cx/段積み容器群画CXxと容易に識別出来るように表示状態が変えられているようにすることが出来る。この場合の表示状態の変更は、表示色を変える、輪郭を誇張表示する、他の容器画/段積み容器群画のモノクロ表示に対してカラー表示にする(又はその逆にする)、他の容器画/段積み容器群画の透明色又は輪郭線のみの透視可表示(後ろ側の容器画が透けて見える透過性画像)に対して実体表示にする(又はその逆にする)、などが考えられるが、出庫禁止容器に対応する容器画/段積み容器群画を表示しないことも1つの方法である。
上記の隠し用タップ操作21は、次のような事態に際しても活用出来る。即ち、この保管設備の自動入出庫作業用手段、即ち、第一走行体2、第二走行体3、及び容器把持昇降装置4が故障などによって稼働させることが出来ない状況になったときは、緊急に必要となった容器内容物は、保管エリア1内に作業者が立ち入って手作業で出庫作業しなければならない。換言すれば、保管エリア1の床面上に容器(段積み容器を含む)が平置きされる保管設備であるから、平置きされた容器間に作業者が立ち入ることが出来る状態に入庫を実行させておきさえすれば、手作業による出庫作業が可能な保管設備である。このような非常事態によって、手作業による出庫作業を実行しなければならなくなった場合、図4に示すように、その出庫品を収納する容器Cの保管位置を知るために、出庫品検索入力24を行うことになる。この出庫品検索入力24は、基本的には上位の制御装置17の在庫データベース17aに対して行うことになるが、携帯端末18に、文字入力による検索機能があるときは、通信手段19を経由して上位の制御装置17の在庫データベース17aに対して、上記実施例のように携帯端末18に在庫データベース18aがあるときは当該在庫データベース18aに対して、出庫品検索入力24を行うことも可能である。制御装置17側で出庫品検索入力24を行ったときは、その検索結果が通信手段19を経由して携帯端末18に入力される。
出庫品検索入力24によって、手作業による非常時出庫品が収納されている非常時出庫対象容器Cとその保管位置が特定される。携帯端末18は、この非常時出庫品の検索結果に基づいて、非常時出庫対象容器Cの保管位置をタッチスクリーン18c上に表示することになるが、この表示は、タッチスクリーン18c上に表示されていた現在保管状態表示3D画像20中の容器画Cxの中から、非常時出庫対象容器Cに対応する非常時出庫対象容器画Cxを、視覚による識別可能なように段落0029において説明したような方法で表示状態を変化させることである。具体的に説明すると、検索された非常時出庫対象容器Cが、図5に示す保管エリア1内の或る位置に置かれている1つの段積み容器群CX4の中の最上段容器であったとすると、図6Aに示すように、保管エリア全域の現在保管状態表示3D画像20中では、段積み容器群CX4に対応する段積み容器群画は、手前の段積み容器群画CXxによって直接見ることが出来ない状況である。
作業者は、非常時出庫対象容器が現在保管状態表示3D画像20中でどのように表示されるかを知っておくことにより、図6Aに示す現在保管状態表示3D画像20中には、非常時出庫対象容器に対応する容器画が見えていないことを知ることになるので、この時点から、前記隠し用タップ操作21を使用して、手前の段積み容器群画CXxから順次段積み容器群画CXxを消去又は透過性画像に変換し、後ろ側の隠れていた段積み容器群画CXxをチェックしてゆくことになり、最終的には、図7Bに示す段階まで進んだ時点で、段積み容器群画CX4xの最上段に、表示状態が異なる非常時出庫対象容器画C1xを見つけ出すことが出来る。このようにして、非常時出庫対象容器Cの保管位置をタッチスクリーン18c上で確認することが出来たならば、この携帯端末18を携行する作業者は、その表示に基づいて保管エリア1内を歩行し、携帯端末18の表示内容と付近の保管容器とを視覚的に比較しながら、目的の非常時出庫対象容器Cを探索することが出来る。
図8Aに示す第二発明の実施例では、タッチスクリーン18c上に表示させた現在保管状態表示3D画像20を横方向に横断する境界線25を使用して、当該境界線25より手前の隠し領域1Aと当該境界線25より奥側の表示領域1Bとに分け、この境界線25を保管エリア画1xの手前のコーナー1aから最奥のコーナー1cに向かって縦方向に移動させるタップ&ドラッグ方式のスライダー26をタッチスクリーン18c上に表示させている。このスライダー26は、前記境界線25の一端に位置するタップ部27をガイドスケールに沿ってタップ&ドラッグによりスライドさせることによって、保管エリア画1xの手前のコーナー1aから最奥のコーナー1cに向かって境界線25を縦方向に移動させるものであって、この境界線25より手前の隠し領域1Aに入った容器画Cx/段積み容器群画CXxを、消去又は透過性画像に変換するものである。境界線25は、表示しなくとも良い。
又、図8Bに示す実施例では、タッチスクリーン18c上に表示させた現在保管状態表示3D画像20をX方向に横断する境界線25aと、Y方向に横断する境界線25bとを使用して、両境界線25a,25bより手前の隠し領域1Aと当該境界線25a,25bより奥側の表示領域1Bとに分け、境界線25aを、保管エリア画1xのコーナー1a,1b間の右辺に重なる位置からコーナー1c,1d間の左辺に重なる位置までX方向に移動させるタップ&ドラッグ方式のスライダー26aと、境界線25bを、保管エリア画1xのコーナー1a,1d間の前側辺に重なる位置からコーナー1b,1c間の後側辺に重なる位置までY方向に移動させるタップ&ドラッグ方式のスライダー26bを、タッチスクリーン18c上に表示させている。このスライダー26a,26bは、前記境界線25a,25bの一端に位置するタップ部27a,27bをガイドスケールに沿ってタップ&ドラッグによりスライドさせることによって、両境界線25a,25bより手前側の隠し領域1Aを拡張させてゆくことが出来、この隠し領域1Aに入った容器画Cx/段積み容器群画CXxを、消去又は透過性画像に変換するものである。境界線25a,25bは、表示しなくとも良い。
上記の図8に示した第二発明の実施例によれば、スライダー26/26a,26bのタップ部27/27a,27bをスライドさせるだけで、タッチスクリーン18c上に表示されている現在保管状態表示3D画像20の隠し領域1Aを手前から奥側へ漸次広げてゆき、手前の容器画Cx/段積み容器群画CXxによって隠れていた目的の容器画、例えば、段積み容器群画CX4x中の表示状態が異なる非常時出庫対象容器画C1xを容易且つ能率良く見つけ出すことが出来る。
以上のようにして作業者が、携帯端末18の表示から目的の非常時出庫対象容器Cを特定することが出来たならば、当該非常時出庫対象容器Cを手作業で取り出して、そのまま保管エリア1の外へ持ち出せば良い。この場合、携帯端末18又は制御装置17に対して非常時出庫対象容器Cの出庫完了操作を行って、在庫データベース17a/18aを更新しておくことになる。又、目的の非常時出庫対象物品を収納した容器Cが複数検索されたならば、その全てを上記のように識別可能に表示させて、作業者が手作業で最も取り出し易い容器を選択して取出し作業を行えるようにしても良い。又、目的の非常時出庫対象物品が複数ある場合は、その全ての検索をまとめて行い、複数の非常時出庫対象容器画を表示させるようにしても良い。更に、このように表示させた非常時出庫対象容器画をタップ操作することにより、先に説明したように、非常時出庫対象容器画に対応する非常時出庫対象容器Cの内容物についての情報をタッチスクリーン18c上に表示させて、検索結果に誤りがないか確認出来るようにしても良い。勿論、非常時出庫品の検索入力時に個数が入力された時は、その個数の全てを出庫するのに足りるだけの数の容器が検索され、表示される。
本発明に係る表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備は、平面状の保管エリア内に手持ち可能なサイズの容器(段積み容器を含む)が平置きされるタイプの保管設備であって、故障などにより自動出庫機能が使えなくなったときに、作業者が立ち入って手作業で出庫作業を行う場合などに便利に活用出来る。
1 保管エリア
1x 保管エリア画
2 第一走行体
3 第二走行体
4 容器把持昇降装置
5 入庫用コンベヤ
6 出庫用コンベヤ
8a,8b 可動台
9A,9B 容器把持ユニット
10a〜10d 把持用長尺アングル材
11a,11b 長尺柱状部材
12a,12b 容器支持手段
17 制御装置
17a 在庫データベース
18 携帯端末
18a 在庫データベース
18b 画像作成・編集機能
18c タッチスクリーン
19 通信手段
20 現在保管状態を表示する3D画像
20a,20b 俯瞰視点位置
21 隠し用タップ操作
22 選択用タップ操作
23 容器別情報一覧表示
24 出庫品検索入力
C 容器
Cx 容器画
C1x 非常時出庫対象容器画
CX,CX1〜CX5 段積み容器群
CXx,CX1x〜CX5x 段積み容器群画
CX6x 出庫禁止容器群画
CX7x 出庫予約容器群画

Claims (6)

  1. 段積み可能な搬送用の容器の平面状の保管エリアと、この保管エリア内の選択された位置に対して容器の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置を備えた搬送用容器の保管設備において、前記保管エリア内の全ての容器の現在保管位置を容器単位で視覚認識可能に図解表示する表示用携帯端末を設け、この携帯端末の画面に表示されている容器画から、タップ操作により当該画面上で選択された容器画を、一時的に消去又は透明化するように構成されている、表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備。
  2. 段積み可能な搬送用の容器の平面状の保管エリアと、この保管エリア内の選択された位置に対して容器の入庫・段積み・出庫を行う入出庫装置を備えた搬送用容器の保管設備において、前記保管エリア内の全ての容器の現在保管位置を容器単位で視覚認識可能に図解表示する表示用携帯端末を設け、この携帯端末には、その画面に表示されている前記保管エリアを2分割する境界を移動させるためのタッチインターフェースが設けられ、前記境界に対して視点側の保管エリア内の容器画を一時的に消去又は透明化するように構成されている、表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備。
  3. 前記表示用携帯端末又は当該表示用携帯端末に接続された制御装置に対して出庫対象容器の検索を行ったとき、前記表示用携帯端末の画面上に表示されている現在保管状態表示画像中の各容器画の内、検索出力された出庫対象容器を示す容器画を、他の容器画と視覚による識別可能なように表示状態を変化させるように構成された、請求項1又は2に記載の表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備。
  4. 前記表示用携帯端末の画面上に表示されている現在保管状態表示画像中の各容器画からタップ操作により容器画の一つを選択したとき、当該選択容器画に対応する容器の内容物に関する情報が、この表示用携帯端末の画面上に表示されるように構成された、請求項1〜3の何れか1項に記載の表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備。
  5. 前記表示用携帯端末の画面上に表示されている現在保管状態表示画像中の各容器画の内、出庫禁止容器・出庫予約容器など、その時点で出庫作業に関して設定されている特定容器に対応する容器画が、視覚により他の容器画と識別出来るように表示状態が変えられている、請求項1〜4の何れか1項に記載の表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備。
  6. 前記表示用携帯端末の画面上には、保管エリア内の全ての保管容器を特定の条件で検索したときの特定容器一覧表が表示され、この特定容器一覧表から特定容器をタッチインターフェースにより選択操作したとき、その特定容器に対応する容器画が、視覚により他の容器画と識別出来るように表示状態が変えられる、請求項1〜5の何れか1項に記載の表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備。
JP2015016489A 2015-01-30 2015-01-30 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備 Pending JP2016141497A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015016489A JP2016141497A (ja) 2015-01-30 2015-01-30 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備
TW104132968A TW201628947A (zh) 2015-01-30 2015-10-07 用於顯示用攜帶終端之搬運用容器保管設備
PCT/JP2016/050694 WO2016121487A1 (ja) 2015-01-30 2016-01-12 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015016489A JP2016141497A (ja) 2015-01-30 2015-01-30 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016141497A true JP2016141497A (ja) 2016-08-08

Family

ID=56543107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015016489A Pending JP2016141497A (ja) 2015-01-30 2015-01-30 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2016141497A (ja)
TW (1) TW201628947A (ja)
WO (1) WO2016121487A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7134073B2 (ja) * 2018-11-14 2022-09-09 株式会社ダイフク 物品積載設備

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0873010A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Murata Mach Ltd 搬送システムの移動先指示装置
JP2000318810A (ja) * 1999-05-06 2000-11-21 Nec Soft Ltd 倉庫内三次元ロケーション管理装置および方法
JP2006282341A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 位置情報管理装置、位置情報管理方法、及びプログラム
JP2007238236A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Toppan Forms Co Ltd 物品管理システム
WO2011155118A1 (ja) * 2010-06-07 2011-12-15 パナソニック株式会社 オブジェクト選択装置、オブジェクト選択プログラム、及びオブジェクト選択方法
JP2013037476A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Nikon Corp 観察装置、観察方法、及び撮像装置
JP2014177337A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Daifuku Co Ltd 物品搬送用箱の搬送装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0873010A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Murata Mach Ltd 搬送システムの移動先指示装置
JP2000318810A (ja) * 1999-05-06 2000-11-21 Nec Soft Ltd 倉庫内三次元ロケーション管理装置および方法
JP2006282341A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 位置情報管理装置、位置情報管理方法、及びプログラム
JP2007238236A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Toppan Forms Co Ltd 物品管理システム
WO2011155118A1 (ja) * 2010-06-07 2011-12-15 パナソニック株式会社 オブジェクト選択装置、オブジェクト選択プログラム、及びオブジェクト選択方法
JP2013037476A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Nikon Corp 観察装置、観察方法、及び撮像装置
JP2014177337A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Daifuku Co Ltd 物品搬送用箱の搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201628947A (zh) 2016-08-16
WO2016121487A1 (ja) 2016-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7052147B2 (ja) 荷物搬送システムおよび方法
US11574276B2 (en) Warehouse management, a robot and an adaptor
JP5093177B2 (ja) 自動倉庫
WO2016121487A1 (ja) 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備
EP3257791B1 (en) Planar storage facility
WO2016121486A1 (ja) 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備
JP2010070300A (ja) 物品保管設備
JP7152087B1 (ja) レーザー切断ピッキング及び製品パレット載置全自動システム
JP6699510B2 (ja) 参拝設備
JP3760756B2 (ja) 棚設備
ITBO20010701A1 (it) Sistema per lo stoccaggio ed il recupero automatico di oggetti , e dispositivo di trasferimento impiegato nel sistema .
JP2018043804A (ja) 平置き保管設備
JP6296247B2 (ja) 平面保管設備
JP3419694B2 (ja) 単一商品の自動積み付けロボットシステムにおける荷姿作成方法
JP5348480B2 (ja) 物品搬送設備
JP3824136B2 (ja) 自動倉庫システムの棚卸し制御装置
JP2005272147A (ja) 物品保管管理システム
JP7435427B2 (ja) 平面保管設備
JP2841442B2 (ja) 自動倉庫における並列複数パレットハンドリングクレーンの制御方法
JP7143145B2 (ja) 自動倉庫システム
JP2007246208A (ja) 荷物の位置管理方法
JP2006248734A (ja) 物品供給装置
JP2003176025A (ja) 単一商品の自動積み付けロボットシステムにおける荷姿作成方法及びその装置
JP2016210524A (ja) 平面保管設備
JPH11301817A (ja) 物品保管設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180525