JP2016141347A - 車両骨格構造 - Google Patents

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朝希 高津
Asaki Takatsu
朝希 高津
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Abstract

【課題】側面衝突時における荷重入力に対する強度を高めた車両骨格構造を提供する。
【解決手段】フロントアウタ上端部23とレールアウタ前端部35は、車両前後方向にオーバーラップされており、両者の間に補強パッチ26の前端部(パッチ前端部27)が挟持されている。補強パッチ26の係合爪28は、フロントピラーアウタ22の係合孔36に挿通されることにより、係合孔36と係合されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両骨格構造に関する。
従来、フロントピラーとルーフサイドレールの強度を高めるために補強部材が配設された車両骨格構造が提案されている。例えば、特許文献1には、フロントピラーからルーフサイドレールの前方領域にわたって取り付けられた前部補強部材と、前部補強部材からセンターピラーよりも後方領域に取り付けられた後部補強部材、を有する車両骨格構造が開示されている。
特開2011−255744号公報
車両骨格構造において、別部材であるフロントピラーとルーフサイドレールとが接合される部分は、側面衝突時に部材同士の接合が外れてしまうと、入力された荷重が適切に伝達されず、強度が低下してしまう可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、側面衝突時における荷重入力に対する強度を高めた車両骨格構造を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る車両骨格構造は、車両のフロントピラーの車両幅方向外側部を構成し、係合孔が形成された上端部を有するフロントピラーアウタと、
前記フロントピラーアウタの上端部の車両外側に重ね合わされた前端部を有し、車両のルーフの側部に沿って延在するルーフサイドレールの車両幅方向外側部を構成するレールアウタリインフォースメントと、前記レールアウタリインフォースメントに沿って配設され、前記フロントピラーアウタの上端部と前記レールアウタリインフォースメントの前端部の間に一端部が配置され、前記フロントピラーアウタ側へ突出して前記係合孔に係合された係合爪を有する補強部材と、
を備えている。
本発明に係る車両骨格構造のフロントピラーアウタとレールアウタリインフォースメントが重ね合わされた部分には、補強部材の一端部が配置されている。このように補強部材を2部材の接合部分に配置することにより、当該接合部分の強度を高めることができる。
また、補強部材の係合爪がフロントピラーアウタの係合孔に係合されているので、側面衝突時において、補強部材とフロントピラーアウタとの接合が外れることを抑制することができる。したがって、側面衝突時に入力される荷重を、レールアウタリインフォースメントからフロントピラーアウタへ適切に伝達することができる。
本発明によれば、適切に補強部材を配設することにより、側面衝突時における荷重入力に対する強度を高めることができる。
本発明の車両骨格構造が適用されたフロントピラー及びその周辺部の概略斜視図である。 本発明の車両骨格構造が適用されたフロントピラー及びその周辺部を車両幅方向外側から見た概略側面図である。 図2に示されるフロントピラーとルーフサイドレールの接合部分を拡大して示す概略側面図である。 図2のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 本実施形態のフロントピラーアウタと補強部材の要部の斜視図である。 図4において、側面衝突荷重入力時における変形状態を示す断面図である。
以下、図1〜図7を参照しつつ、本発明に係る車両骨格構造の実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図1には、本実施形態の車両骨格構造が適用された車両10の一部が模式的な斜視図にて示されている。車両10は、フロントピラー20、ルーフサイドレール30、センターピラー16、及び、フロントヘッダ18を備えている。
図2にも示されるように、フロントピラー20は、フロントガラス12の縦縁に沿って設けられており、車両後側に向かうに従って車両上側に向かうように傾斜されている。ルーフサイドレール30は、フロントピラー20の上端部からルーフ14の側部に沿って車両後側に延出されている。センターピラー16は、フロントピラー20よりも車両後側に配置されている。センターピラー16の上端部は、ルーフサイドレール30に結合されている。フロントヘッダ18は、ルーフ14の前端に配置され、左右のフロントピラー20間に架け渡されている。
図3に示されるように、ルーフサイドレール30は、サイドアウタパネル32、レールアウタリインフォースメント34を備えている。図4に示されるように、サイドアウタパネル32は、レールアウタリインフォースメント34を車室外側から覆うことが可能な膨らみを有する本体部32Aと、この本体部32Aの内端部から車両幅方向内側へ屈曲された内側フランジ部32Bと、本体部32Aの外端部から斜め下方外向きに屈曲された外側フランジ部32Cと、によって構成されている。
レールアウタリインフォースメント34(以下「レールアウタ34」と称する)は、サイドアウタパネル32の車両内側に配置され、断面がやや開いたハット状に形成されている。レールアウタ34は、本体部32Aと対向するように配置された本体部34Aと、この本体部34Aの内端部から車両幅方向内側へ屈曲された内側フランジ部34Bと、本体部34Aの外端部から斜め下方外向きに屈曲された外側フランジ部34Cと、によって構成されている。
フロントピラー20は、フロントピラーアウタ22を備え、フロントピラーアウタ22の車両幅方向内側には、インナパネル24が配置されている。フロントピラーアウタ22は、レールアウタ34の車両内側に配置され、断面がやや開いたハット状に形成されている。フロントピラーアウタ22は、後述する補強パッチ26を介して本体部34Aと対向するように配置された本体部22Aと、この本体部22Aの内端部から車両幅方向内側へ屈曲された内側フランジ部22Bと、本体部22Aの外端部から斜め下方外向きに屈曲された外側フランジ部22Cと、によって構成されている。サイドアウタパネル32、レールアウタ34、及びフロントピラーアウタ22は、内側フランジ部32B、34B、22Bで重ね合わされてスポット溶接等により溶接されると共に、外側フランジ部32C、34C、22Cで重ね合わされて同じくスポット溶接等により溶接されている。
インナパネル24は、フロントピラーアウタ22の車両内側に配置されている。インナパネル24は、内側フランジ部22Bと接合される内側フランジ部24B、外側フランジ部22Cと接合される外側フランジ部24C、及び、内側フランジ部24Bと外側フランジ部22Cとの間を連結する本体部22Aを有し、フロントピラーアウタ22との間に閉断面を形成している。
図3に示されるように、フロントピラーアウタ22の上端部(以下「フロントアウタ上端部23」と称する)とレールアウタ34の前端部(以下「レールアウタ前端部35」と称する)は、車両前後方向にオーバーラップされており、両者の間に補強部材としての補強パッチ26の前端部(以下「パッチ前端部27」と称する)が配置されている。以下、フロントアウタ上端部23とレールアウタ前端部35とがオーバーラップした部分を重ね合わせ部40と称する。
図4に示されるように、補強パッチ26は、断面が車両内側に開放されたU字形状とされており、U字の中央部を構成する本体部26A、本体部26Aの上端から車両内側に屈曲した上端部26B、及び本体部26Aの下端から車両内側に屈曲した下端部26Cを有している。本体部26Aは、レールアウタ34に沿って配置されている。補強パッチ26の後端は、センターピラー16よりも後方まで延出されている(図2参照)。補強パッチ26とレールアウタ34とは、フロントアウタ上端部23よりも後方でスポット溶接等により溶接されている。
図5及び図6に示されるように、パッチ前端部27の先端には、係合爪28が形成されている。係合爪28は、パッチ前端部27の先端の上下方向中央から、車両内側へ突出されている。レールアウタ前端部35には、係合爪28と対応する位置に係合孔36が形成されている。係合孔36は、車両前後方向に長い長孔とされている。係合爪28は、係合孔36に挿通されることにより、係合孔36と係合されている。
次に、本実施形態に係る車両骨格構造の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両骨格構造では、フロントピラー20とルーフサイドレール30の重ね合わせ部40に補強パッチ26が配置されている。したがって、当該重ね合わせ部40の強度を高めることができる。
また、本実施形態に係る車両骨格構造では、補強パッチ26の係合爪28がフロントピラーアウタ22の係合孔36に係合されている。側面衝突時において、車両幅方向外側から衝突荷重が入力された場合、図7に示されるように、サイドアウタパネル32、レールアウタ34、補強パッチ26、及びフロントピラーアウタ22が車両内側へ変形する。このとき、補強パッチ26の係合爪28がフロントピラーアウタ22の係合孔36に係合されているので、補強パッチ26とフロントピラーアウタ22との接合が外れることを抑制することができる。
このように、補強パッチ26とフロントピラーアウタ22との接合が維持されることにより、側面衝突時に入力される荷重Fは、レールアウタ34からフロントピラーアウタ22へ適切に伝達され、図1に示されるように、ルーフサイドレール30からフロントピラー20へ、さらには、フロントヘッダ18へも伝達することができる。これにより、側面衝突時における荷重入力に対する強度を高めることができる。
なお、本実施形態では、係合爪28を補強パッチ26の先端に設けたが、必ずしも先端に設ける必要はない。例えば、補強パッチ26の中央部の一部を切り欠いて、車両内側へ立てて係合孔36へ係合させてもよい。本実施形態のように、補強パッチ26の先端に設けることにより、容易に製造することができる。
また、本実施形態では、とフロントピラーアウタ22に形成する係合孔36を長孔としたが、必ずしも長孔でなくてもよい。本実施形態のように、係合孔36を長孔とすることにより、係合爪28を係合孔36へ挿入し易くなる。また、部品に対して要求される寸法精度や組み付け精度を低くすることができる。
10 車両
20 フロントピラー
22 フロントピラーアウタ
26 補強パッチ(補強部材)
28 係合爪
30 ルーフサイドレール
34 レールアウタリインフォースメント
36 係合孔

Claims (1)

  1. 車両のフロントピラーの車両幅方向外側部を構成し、係合孔が形成された上端部を有するフロントピラーアウタと、
    前記フロントピラーアウタの上端部の車両外側に重ね合わされた前端部を有し、車両のルーフの側部に沿って延在するルーフサイドレールの車両幅方向外側部を構成するレールアウタリインフォースメントと、
    前記レールアウタリインフォースメントに沿って配設され、前記フロントピラーアウタの上端部と前記レールアウタリインフォースメントの前端部の間に一端部が配置され、前記フロントピラーアウタ側へ突出して前記係合孔に係合された係合爪を有する補強部材と、
    を備えた車両骨格構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019094037A (ja) * 2017-11-28 2019-06-20 いすゞ自動車株式会社 キャブの上部構造
JP7106232B2 (ja) 2019-12-03 2022-07-26 ダイハツ工業株式会社 車両の側方構造

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