JP2016141240A - シートリクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員がシートバックに寄りかかった際に異音の発生を防ぐことができるシートリクライニング装置を提供する。
【解決手段】略円板形状を有し、周縁部に板厚方向に向かって突設された円環状のリング突部11Aを有するアウターケース10Aと、略円板形状を有し、リング突部21A内を円周方向に回動可能に配設されるインナーケース20Aとを備えたシートリクライニング装置1に対して、リング突部21Aの内周面における開口縁部14と、インナーケース20Aの外周面24における開口縁部14と対向する部位の少なくともどちらか一方に、開口縁部14と対向する部位が互いに離間する方向に凹む逃がし部25Aを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートバックを乗員が所望する傾き角度位置に保持するシートリクライニング装置に関する。
この種の従来のシートリクライニング装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。このシートリクライニング装置101は、着座部となるシートクッション(図示せず)に結合されるベース部材110と、該シートクッションに対して回動可能に支持されるシートバック(図示せず)に結合されるとともに、ベース部材110に対して相対回転自在な回動部材120とを有している。ベース部材110は、その周縁部に、回動軸142の軸方向へ円環状に突出するリング突部111が形成されている。回動部材120は、略円板形状を備え、ベース部材110のリング突部111内に、回動可能に配置されている。また、ベース部材110と回動部材120との間に形成される収容室127内に、ロック機構140が設置されている。そして、回動軸142を回動操作することによって、ロック機構140のロックを解除して、シートバックを所望の傾斜角度に移動させ、ロック機構140をロックすることで、その傾斜角度に固定する。
特開2008−154992号公報
ところで、特許文献1に記載の技術にあっては、乗員がシートバックに寄りかかる際の荷重の大きさや方向によって、回動部材120が、回動軸142の軸方向に変位したり、ベース部材110から捲れ上がるように変位する際に、回動部材120の外周面124にリング突部111の開口縁部114の角部115が引っ掛かるように擦れることで、異音が発生することがある。
そこで、本願発明は上記事情を考慮し、乗員がシートバックに寄りかかった際に異音の発生を防ぐことができるシートリクライニング装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、略円板形状を有し、周縁部に板厚方向に向かって突設された円環状のリング突部を有するアウターケースと、略円板形状を有し、該リング突部内を円周方向に回動可能に配設されるインナーケースと、略円環形状を有し、該アウターケースの外周面と該インナーケースの外周面とを覆いつつ、該インナーケースが該アウターケースから離間する方向への移動を規制するホルダーとを備えたシートリクライニング装置であって、前記リング突部の内周面における開口縁部と、前記インナーケースの外周面における該開口縁部と対向する部位の少なくともどちらか一方に、該開口縁部と該対向する部位が互いに離間する方向に凹む逃がし部を備えたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシートリクライニング装置において、前記逃がし部が前記インナーケースの外周面における前記開口縁部と対向する部位に形成されたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2に記載のシートリクライニング装置において、前記逃がし部と前記インナーケースの前記外周面とが、傾斜部によって滑らかに連続することを特徴としている。
請求項1の発明において、逃がし部を設けることで、リング突部の開口縁部がインナーケースの外周面に接触することがない。これにより、入力される荷重の大きさ、方向によって、回動軸の軸方向や半径方向に変位したり、インナーケースがアウターケースから捲れ上がるように変位した場合でも、リング突部の開口縁部とインナーケースの外周面の間で引っ掛かりを生じないため、異音の発生を防止できる。
請求項2の発明において、インナーケースの外周面におけるリング突部の開口縁部と対向する部位に逃がし部を設けることで、リング突部の開口縁に逃がし部を設ける場合よりも、アウターケースのリング突部内周面と、インナーケースの外周面とが摺接する幅寸法を大きくすることができる。これにより、リング突部内におけるインナーケースの回動が安定するとともに、強度の安定化やガタ付きの防止ができる。
請求項3の発明において、逃がし部とインナーケースの外周面とを傾斜部を介して滑らかに連続させることによって、リング突部の開口縁部とインナーケースの外周面の間の引っ掛かりが、さらに生じないため、異音の発生をより一層防止することができる。
本発明の第1実施形態を示す正面図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 図2のA部を示す要部拡大断面図である。 第1実施形態の別態様における図2のA部に対応する部位の要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態における図2のA部に対応する部位の要部拡大断面図である。 本発明の第3実施形態における図2のA部に対応する部位の要部拡大断面図である。 従来技術を示す断面図である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態のシートリクライニング装置1は、シートクッションSCに固定されるベース部材10Aと、ベース部材10Aに対して相対回転自在な状態でシートバックSBに固定される回動部材20Aと、円環形状を有し、ベース部材10A及び回動部材20Aの外周面を覆うとともに軸方向への移動を規制するホルダー30Aと、ベース部材10Aに対する回動部材20Aの回動を制御するロック機構40とから構成されている。
ベース部材10A(アウターケース)は、略円板形状を有している。また、ベース部材10Aは、プレス加工によって、半抜きにすることで、周縁部に板厚方向に沿って突設された円環状のリング状外周部11A(リング突部)が形成されるとともに、リング状外周部11Aの内部に円形凹部12が形成される。さらに、円形凹部12をプレス加工によって半抜きにすることで、円形凹部12の裏面側(外板面側)に突出するベース側固定突部13が形成されている。そして、ベース側固定突部13が、ベースプレートSC1に開口するベース側固定孔SC2に嵌合、溶接されることで、ベース部材10AはベースプレートSC1と一体になる。さらに、ベース部材10Aは、このベースプレートSC1を介して、シートクッションSCに固定される。
回動部材20A(インナーケース)は、ベース部材10Aよりも一回り小さな略円板形状を有し、リング状外周部11A内の円形凹部12に、同軸上、且つ相対的に回転可能に配設されている。また、回動部材20Aは、プレス加工によって、半抜きにすることで、周縁部に板厚方向に沿って突設された円環状のリング状摺接部21Aが形成されるとともに、リング状摺接部21Aの内部に収容凹部22が形成される。さらに、回動部材20Aは、プレス加工によって、半抜きにすることで、円形凹部12に面する板面の裏面側(外板面側)に突出する回動側固定突部23が形成される。そして、回動側固定突部23が、回動プレートSB1に開口する回動側固定孔SB2に嵌合、溶接されることで、回動部材20Aは回動プレートSB1と一体になる。さらに、回動部材20Aは、この回動プレートSB1を介して、シートバックSBに固定される。
また、回動部材20Aの外周面24には、開口縁部14と対向する部位から外板面に渡って、逃がし部25Aが設けられている。逃がし部25Aは、回動部材20Aの中心Oから外周面24までの半径r24よりも、回動部材20Aの中心Oから逃がし部25Aまでの半径r25の方が小さくなるように設定されている。また、逃がし部25Aは、外周面24に対して平行となるように、逃がし部25Aの半径r25は一定に設定されている。つまり、逃がし部25Aは、回動部材20Aの外周面24におけるリング状外周部11Aの開口縁部14と対向する部位に、開口縁部14から離間する方向に凹むよう構成されている。
なお、開口縁部14と逃がし部25との間の隙間寸法は、0.2〜0.5mm程度になるよう設定されている。また、逃がし部25Aの幅寸法は、インナーケースとしての回動部材20Aがアウターケースとしてのベース部材10Aから捲れ上がるように変位した場合でも、リング突部としてのリング状外周部11Aの開口縁部14が回動部材20Aの外周面24に接触しない程度になるように設定されている。
また、回動部材20Aの外周面24と逃がし部25Aとの間には、傾斜部26が設定されている。傾斜部26は、逃がし部25Aと外周面24とを滑らかに連続するテーパー状の傾斜面によって構成されている。
ホルダー30Aは、略円環形状を有し、ベース部材10Aの外周面に巻回される本体部31と、本体部31の一端側から延設され、ベース部材10Aの周縁部外側に係合するベース側規制部32と、本体部31の他端側から延設され、回動部材20Aの周縁部外側に係合する回動側規制部33とで構成されており、ホルダー30A全体では円環形状を備えている。ベース側規制部32と回動側規制部33によって、回動部材20Aがベース部材10Aから離間する方向への移動を規制しつつ、相対回動可能に保持されている。
ロック機構40は、ベース部材10Aの円形凹部12と回動部材20Aの収容凹部22とで形成される収容室27内に配設され、操作レバー41を介して、回動部材20Aの中心Oに位置する回動軸42を軸周りに回動操作することで、ベース部材10Aに対する回動部材20Aの回動をロックあるいはロック解除する構造となっている。
次に、各部品の製造工程について説明する。まず、ベース部材10Aは、円盤状の板材の内部をプレス加工によって半抜きすることにより、板材の周縁部に円環状のリング状外周部11Aを形成する。次に、プレス加工によって、リング状外周部11Aの内側に設定される円形凹部12をさらに外板面側へ半抜きすることで、板材の外板面側にベース側固定突部13を突出させ、ベース部材10Aとして完成する。
なお、リング状外周部11A、およびベース側固定突部13を形成する際に、半抜きされた部位の周辺には、圧縮応力が生じる。このため、ベースプレートSC1のベース側固定孔SC2にベース側固定突部13を溶接する際に、加わった溶接の熱によって、この圧縮応力が発現してベース部材10Aがゆがみ、特にリング状外周部11Aが円形凹部12に向かって僅かに倒れる方向に作用する場合がある。
回動部材20Aについても、円盤状の板材をプレス加工によって半抜きすることにより、板材の外周部にリング状摺接部21Aを突出させる。次に、プレス加工によって、リング状摺接部21Aの内側に設定される収容凹部22をさらに外板面側へ半抜きすることで、板材の外板面側に回動側固定突部23を突出させ、回動部材20Aとして完成する。次に、回動部材20Aは、強度を高めるために、焼き入れを行なう。焼き入れを行なうことによって、回動部材20Aは外形形状がゆがむが、ゆがんだままの状態では、円形凹部12内を円滑に回動できないため、旋盤加工によって外形が円形になるよう外周面24を整える。また、この外周面24を整える工程で、傾斜部26と逃がし部25Aを合わせて削り出す。
次に、シートリクライニング装置1の組み立て工程について説明する。ベース部材10Aの円形凹部12内の所定の位置に、ロック機構40を構成する部品を配置し、回動部材20Aを重ねる。次に、ロック機構40、回動部材20Aを組込んだベース部材10Aの外周に、回動部材20A側からホルダー30Aを嵌め込み、ベース側規制部32を加締めることで、回動部材20Aがベース部材10Aに対して回動可能な状態で固定する。そして、ベース部材10Aのベース側固定突部13に、ベースプレートSC1のベース側固定孔SC2を溶接して、ベース部材10AとベースプレートSC1を一体に構成し、回動部材20Aの回動側固定突部23に、回動プレートSB1の回動側固定孔SB2を溶接して、回動部材20Aと回動プレートSB1を一体に構成することで、シートリクライニング装置1として完成する。組立てられたシートリクライニング装置1は、ベースプレートSC1がシートクッションSCに固定され、回動プレートSB1がシートバックSBに固定される。
このような本実施形態のシートリクライニング装置1に対して、本願の逃がし部25Aと傾斜部26を含まない構成のシートリクライニング装置の場合、乗員がシートバックSBに寄りかかった際に、異音が発生する場合がある。この異音は、圧縮応力の発現によって生じるリング状外周部11Aの倒れに起因するものである。乗員がシートバックSBに寄りかかった際に、シートバックSBに掛かる荷重の大きさや方向によって、回動軸42の軸方向や半径方向に変位したり、回動部材20Aがベース部材10Aから捲れ上がるように変位する。回動部材20Aが変位することによって、リング状外周部11Aの開口縁部14の角部15が、回動部材20Aの外周面24に引っ掛かるように擦れることで、異音(打音)が発生する。
これに対して、本実施形態のように、回動部材20Aの外周面24に、本願の逃がし部25Aと傾斜部26を設けることで、回動部材20Aが回動軸42の軸方向や半径方向に変位したり、ベース部材10Aから捲れ上がるように変位するような荷重がシートバックSBに掛かった場合でも、リング状外周部11Aの開口縁部14が回動部材20Aの外周面24に接触することがない。これにより、入力される荷重の大きさ、方向によって、回動軸42の軸方向や半径方向に変位したり、回動部材20Aがベース部材10Aから捲れ上がるように変位した場合でも、開口縁部14の角部15と、回動部材20Aの外周面24の間で引っ掛かりを生じないため、異音の発生を防止できる。
また、回動部材20Aの外周面24におけるリング状外周部11Aの開口縁部14と対向する部位に、逃がし部25Aを設けることで、リング状外周部11Aの開口縁部14に逃がし部25Aを設ける場合よりも、ベース部材10Aのリング状外周部11A内周面と、回動部材20Aの外周面24とが摺接する幅寸法(リング状外周部11Aの円形凹部12からの高さ方向の寸法)を大きくすることができる。これにより、リング状外周部11A内における回動部材20Aの回動が安定するとともに、強度の安定化やガタ付きの防止ができる。
さらに、逃がし部25Aと回動部材20Aの外周面24とを傾斜部26を介して滑らかに連続させることによって、リング状外周部11Aの開口縁部14と回動部材20Aの外周面24の間の引っ掛かりが、さらに生じないため、異音の発生をより一層抑制することができる。
なお、本実施形態のシートリクライニング装置1では、ホルダー30Aのベース側規制部32を加締めることで、ホルダー30Aを固定しているが、図4に示すように、ベース側規制部を設けずに、レーザー溶接等によって、本体部31をリング状外周部11Aの外周面に固定しても良く、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、上記実施形態では、逃がし部25Aを回動部材20Aの外周面24上に設ける構成となっているが、リング状外周部11Aの開口縁部14に設ける構成としても良い。このような構成の場合でも、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
加えて、本実施形態のシートリクライニング装置1の逃がし部25Aでは、外周面24に対して平行となるように、回動軸42からの半径r24が一定に設定されているが、傾斜部26を省き、円形凹部12に面する側から外板面側に向かって、半径r24が徐々に小さくなるテーパー形状とした形状としても良い。このような構成の場合でも、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
次に、本願発明の第2実施形態について、図を用いて詳細に説明する。図5に示すように、本実施形態のシートリクライニング装置1Bと上記第1実施形態とで、大きく異なる点は、回動部材20Aの逃がし部25Aの構成である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
上記第1実施形態では、逃がし部25Aが、回動部材20Aの外周面24における開口縁部14と対向する部位から外板面に渡って形成されている。しかしながら、本実施形態の逃がし部25Bは、回動部材20Aの外周面24における開口縁部14と対向する部位のみに形成されている。つまり、逃がし部25Bは、外周面24の中程に、周方向に沿って凹む溝として形成される。
逃がし部25Bを上記の構成とすることで、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。また、回動部材20Aのリング状摺接部21Aは、その外板面側の外形寸法が小さくならないため、ホルダー30Aの回動側規制部33が当接する外周面24を大きくすることができる。これにより、2つの円板部材の摺動の安定化と軸方向の剥離強度を向上することができる。
次に、本願発明の第3実施形態について、図を用いて詳細に説明する。図6に示すように、本実施形態のシートリクライニング装置1Cでは、上記第1実施形態とは構成が大きく異なり、ベース部材10Cがインナーケースとして、回動部材20Cがアウターケースとしてそれぞれ機能している。つまり、リング状摺接部21Cがリング突部として機能し、ホルダー30Cは、リング状摺接部21Cの外周に加締め固定される。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
逃がし部16Cは、回動部材20Cの周縁部に板厚方向に向かって突設された円環状のリング状摺接部21Cの内周面における開口縁部14と対向するベース部材10Cの外周面17の部位に形成される。
また、逃がし部16Cは、第1実施形態と同様に、外周面17に対して平行となるように、逃がし部16Cの半径r25は一定に設定されている。
逃がし部16Cを上記の構成とすることで、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
1…シートリクライニング装置
10A…ベース部材(アウターケース)
10C…ベース部材(インナーケース)
11A…リング状外周部(リング突部)
14…開口縁部
16C…逃がし部
20A…回動部材(インナーケース)
20C…回動部材(アウターケース)
21C…リング状摺接部(リング突部)
24…外周面
25A…逃がし部
26…傾斜部
42…回動軸

Claims (3)

  1. 略円板形状を有し、周縁部に板厚方向に向かって突設された円環状のリング突部を有するアウターケースと、
    略円板形状を有し、該リング突部内を円周方向に回動可能に配設されるインナーケースと、
    略円環形状を有し、該アウターケースの外周面と該インナーケースの外周面とを覆いつつ、該インナーケースが該アウターケースから離間する方向への移動を規制するホルダーとを備えたシートリクライニング装置であって、
    前記リング突部の内周面における開口縁部と、前記インナーケースの外周面における該開口縁部と対向する部位の少なくともどちらか一方に、該開口縁部と該対向する部位が互いに離間する方向に凹む逃がし部を備えたことを特徴とするシートリクライニング装置。
  2. 請求項1に記載のシートリクライニング装置において、
    前記逃がし部が前記インナーケースの外周面における前記開口縁部と対向する部位に形成されたことを特徴とするシートリクライニング装置。
  3. 請求項1、または請求項2に記載のシートリクライニング装置において、
    前記逃がし部と前記インナーケースの前記外周面とが、傾斜部によって滑らかに連続することを特徴とするシートリクライニング装置。
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