JP2016140301A - 刈取作業船 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機が先端側で幅方向に作動する刈刃により水中又は水上の対象物を適切に刈取る構造とし、重量バランスを悪化させることなく、製造コストも安価で、効率的に刈取作業が行える刈取作業船を提供することを課題とする。
【解決手段】船体2から外側に突出形成されて水中又は水上の対象物の刈取作業を行う作業機3を備え、作業機3は、船体2から遠い側の端部である先端部に配置されて幅方向に作動する刈刃36と、刈取った対象物を船体2側に搬送する搬送装置34とを有し、搬送装置34の先端部における幅方向両端側には、上方に突出するガイド体69,69をそれぞれ設け、該一対のガイド体69,69の向い合う対向面69a,69aを、船体2側に向って互いの距離が短くなる形状に成形した。
【選択図】図5

Description

本発明は、水中又は水上の対象物の刈取作業を行う刈取作業船に関する。
船体と、該船体から外側に突出形成されて水中又は水上の水草等の対象物の刈取作業を行う作業機とを備え、前記作業機は、船体から遠い側の端部である先端部に配置され且つ幅方向への作動によって対象物の刈取作業を行う刈刃と、該刈刃で刈取った対象物を船体側に搬送するように上面側に船体側に延びる搬送面が形成された搬送装置とを有した刈取作業船が従来公知である。
該構成の刈取作業船は、作業機の幅方向に作動する刈刃によって、対象物を根こそぎ刈取るものと比較して、環境に配慮されており、対象物を適切に刈取ることが可能になる一方で、該対象物が作業機の先端側に絡み付き、作業効率が低下する場合がある。
これを防止するため、搬送装置の先端部における幅方向両端側に上下方向に作動するレシプロ式の縦刃を、それぞれ設けた刈取作業船が公知になっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平7−184449号公報
上記文献の刈取作業船は、上下方向に作動する縦刃によって、水草等の対象物が作業機の先端側に絡み付くことを防止することが可能になる一方で、縦刃及び該縦刃を駆動させる駆動装置を作業機の先端側に設置する必要があるため、作業機の先端側が重くなり、重量バランスが悪化する他、構成も複雑化して、製造コストも高くなる。
本発明は、作業機が先端側で幅方向に作動する刈刃により水中又は水上の対象物を適切に刈取る構造とし、重量バランスを悪化させることなく、製造コストで、効率的に刈取作業が行える刈取作業船を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、第1に、船体2と、該船体2から外側に突出形成されて水中又は水上の対象物の刈取作業を行う作業機3とを備え、前記作業機3は、船体2から遠い側の端部である先端部に配置され且つ幅方向への作動によって対象物の刈取作業を行う刈刃36と、該刈刃36で刈取った対象物を船体2側に搬送するように上面側に船体2側に延びる搬送面が形成された搬送装置34とを有する刈取作業船において、搬送装置34の先端部における幅方向両端側には、上方に突出するガイド体69,69をそれぞれ設け、該一対のガイド体69,69には、互いに対向する対向面69a,69aを、それぞれ形成し、該一対の対向面72a,72aを、船体2側に向って互いの距離が短くなる形状に成形したことを特徴としている。
第2に、各ガイド体69の船体2から遠い側の端部側には、上記対向面69aから連続して、平面視で船体2から離間する側に山形に突出する湾曲面69bを形成したことを特徴としている。
第3に、各ガイド体69の自身の対向面69aと反対側には、上記湾曲面69bから連続して、船体2側に向かって搬送装置34の幅方向中心部に傾斜又は湾曲した収束面69cを形成したことを特徴としている。
第4に、前記ガイド体69を中空状に形成し、該ガイド体69内には刈刃36を駆動させる駆動装置46の少なくとも一部を収容したことを特徴としている。
第5に、前記ガイド体69は、平面視形状がガイド体69の平面視形状に少なくとも一部が沿うガイド形成体71の縁部に、変形可能なガイドシート72を湾曲又は屈曲させて接当することにより、構成されたことを特徴としている。
第6に、前記搬送装置34は、始端部が船体2から外側に突出し且つ終端部が平面視で船体2内に位置した搬送コンベアであり、該搬送コンベア34の終端部に形成された円弧面51bに接して、該終端部での対象物の連れ回りを防止する防止シート77を設け、該防止シート77は、搬送コンベア34上を搬送されてくる対象物の通過を許容するようにフレキシブルに変更可能に構成されたことを特徴としている。
第7に、搬送コンベア34の終端部に設置された横方向の駆動ローラ48に、搬送ベルト51を、掛け回すことにより、前記円弧面51bを形成したことを特徴としている。
第8に、防止シート77の少なくとも一部には、複数の孔77aを形成したことを特徴としている。
第9に、前記複数の孔77aを、防止シート77における上記円弧面51bと接する部分に設けたことを特徴としている。
第10に、防止シート77の搬送コンベア34の終端部から垂れ下がった下端部には、捲り上げ用の把手79を設けたことを特徴としている。
作業機の先端側で刈取った対象物は、船体側に向かって互いの距離が短くなる形状に成形された一対のガイド面によって、スムーズに搬送装置にガイドされ、これによって、円滑に船体まで搬送されるので、作業機の前端側への対象物の付着が防止され、水中又は水上の対象物の刈取作業を効率的に行うことが可能になるとともに、ガイド体の構成もシンプルであるため、重量バランスを悪化させることもなく、製造コストも低く抑えることが可能になる。
各ガイド体の船体から遠い側の端部側には、上記対向面から連続して、平面視で船体から離間する側に山形に突出する湾曲面を形成したものによれば、該湾曲面が、対象物を、搬送装置側と、該搬送装置の外側とに分離するように作用するため、上記刈取作業をさらに効率的に行うことが可能になる。
各ガイド体の自身の対向面と反対側には、上記湾曲面から連続して、船体側に向かって搬送装置の幅方向中心部に傾斜又は湾曲した収束面を形成したものによれば、湾曲面によって、外側にガイドされた対象物もスムーズに後方に流動し、その場の留まることが抑制される。
前記ガイド体を中空状に形成し、該ガイド体内には刈刃を駆動させる駆動装置の少なくとも一部を収容したものによれば、駆動装置の凹凸に水草等の対象物が直接絡まることが防止される他、このガイド体に駆動装置を保護する機能も付与することが可能になり、部品点数が減少する。
前記ガイド体は、平面視形状がガイド体の平面視形状に少なくとも一部が沿うガイド形成体の縁部に、変形可能なガイドシートを湾曲又は屈曲させて接当することにより、構成されたものによれば、水草等の対象物の刈取作業中にガイド体の先端部に絡み付いた水草等の対象物が、ガイドシートの湾曲面又は屈曲面の作用によって、船体の後進により、ガイド体の先端から容易に外すことが可能になる。この他、少ない部品点数、少量の材料で、ガイド体を安価に形成できる。
前記搬送装置は、始端部が船体から外側に突出し且つ終端部が平面視で船体内に位置した搬送コンベアであり、該搬送コンベアの終端部に形成された円弧面に接して、該終端部での対象物の連れ回りを防止する防止シートを設け、該防止シートは、搬送コンベア上を搬送されてくる対象物の通過を許容するようにフレキシブルに変更可能に構成されたものによれば、終端部での対象物の連れ回りが防止されるため、上記刈取作業をさらに効率的に行うことが可能になる。
防止シートの少なくとも一部には、複数の孔を形成したものによれば、該防止シートと搬送コンベアとの間に堆積した水草等の対象物を視認可能になり、堆積量が多くなった場合には、防止シートを変形させて、塊状になった対象物を、落下させることが可能になる他、前記複数の孔によって、通水性が付与され、スクイズ効果も生じ、対象物が脱水されるため、作業効率がさらに高まる。
前記複数の孔を、防止シートにおける上記円弧面と接する部分に設けたものによれば、より高い脱水作業が期待できる。
防止シートの搬送コンベアの終端部から垂れ下がった下端部には、捲り上げ用の把手を設けたものによれば、防止シートの捲り上げが容易になり、この捲り上げによって、対象物の防止シートの通過が完全に許容される状態と、そうでない状態との切換を、よりスムーズに行うことが可能になる。
本発明を適用した刈取作業船の斜視図である。 本発明を適用した刈取作業船の背面図である。 本発明を適用した刈取作業船の底面図である。 (A)は作業機を作業姿勢に切換えた刈取作業船の側面図であり、(B)は作業機を非作業姿勢に切換えた刈取作業船の側面図である。 本刈取作業船の前側の要部斜視図である。 作業機の前部の要部側断面図である。 作業機の前部の要部斜視図である。 作業機の前部の要部平面図である。 作業機の後部の要部斜視図である。 作業機の後部の要部側断面図である。
図1乃至図3は、本発明を適用した刈取作業船の斜視図、背面図及び底面図である。図示する刈取作業船1は、双胴船となる船体2と、該船体2の前側に上下揺動可能に連結支持され且つ水上又は水中の藻や水草等の対象物を刈取る前後方向の作業機3と、この船体2の後端側に設置された船外機(推進ユニット)4を備えている。
上記船体2は、所定間隔を介して左右に平行な状態で並べられた一対の前後方向に延びるフロート6,6と、該左右のフロート6,6の間に架渡され且つこの左右のフロート6,6によって下支えされた甲板(床板)7とを有している。
各フロート6は、低密度の合成樹脂制(本例では、ポリエチレン製)によって成形された中空状ケースの内部に、ウレタンフォーム等のさらに軽量な発砲体を充填することにより構成されている。フロート6は、その後部及び中途部が、同一又は略同一の断面積を有する形状に成形され、前部が、前方に向かって徐々に断面積が減少する先細り形状に成形されている。
この左右の各フロート6は、自身の前部が平面視で甲板7から前方に突出した状態で、甲板7の下面側に取付固定される。各フロート6の甲板7から前方に突出した部分におけるフラットな上面には、金属製(具体的にはアルミ製)のステッププレート8が敷設される。
このステッププレート8は、左右両端部を下方に屈曲させたアングル状のアルミ縞鋼板から構成され、このステッププレート8の上面が、フラットなステップ面になる。前側の作業者Aは、ステップフレーム8のステップ面を利用して、作業機3側に移動可能になり、メンテナンスや、作業補助等を行い易くなる。
また、左右のフロート6,6の間には、両者を連結して固定する左右方向の連結フレーム9が、甲板7の下面側に位置した状態で、前後に複数並べて配置されている。
上記甲板7は、前後方向に長い方形板状に成形されている。この甲板7は、方形枠状に成形された金属製(さらに具体的にはアルミ製)の外枠11と、外枠11の枠内で且つ上記複数の連結フレーム9の上面側に満遍なく敷設された複数のデッキ材12とによって構成されている。
また、外枠11の左右の各側部には、外側側方に凸状に突出して前後方向の延びる弾性部材からなるフェンダ13が前後方向の略全体に亘り設置されている。このフェンダ13は、刈取作業船1の岸壁等への係留時に、船体2と上記岸壁等との干渉を低減させる他、幅狭の水路を航行する際における該水路の幅方向端部と上記船体2との干渉も低減させることが可能になる。また、該フェンダ13によって、水面から甲板7の上面側への水の飛散が低減される。
デッキ材12は、上記連結フレーム12の上面側に、前後左右に満遍無く複数並べて配置されている。また、このデッキ材12には、多数の通水孔が穿設されて通水性が確保され、甲板7の上面の水等の液体を甲板7の直下に落下させることが可能になる
この甲板7上の前後には、操縦部14,16がそれぞれ設けられ、前側の操縦部14は、作業機3の操作用の操縦部(作業操縦部)であり、後側の操縦部16は、船体2の前後進や旋回操作を行う操船用の操縦部(操船部)である。
作業操縦部14には、作業機3の後端部(基端部)が臨んでおり、該作業操縦部14の左右の各側端部には、金属製の柵17が立設され、左右一方側(図示する例では、右側)の柵17と作業機3の基端部との間には、作業機3の操作を行う操作パネル18が支持機構19によって高さ調整可能に設置されている。柵17は、その下端部が、甲板7の外枠11に取付固定されている。
操船部16には、底面がフラットな凹部21が形成され、操船を行う操船者Bが、この凹部21に脚を入れ、甲板7上に腰を掛けることにより、着座することが可能になる。この操船部16における凹部21の後方には、上記船外機4が設置され、該凹部21の左右一方側(図示する例では右側)には、燃料タンク22及び収容ボックス23が設置され、左右他方側には、ソーラーパネル24、バッテリ26及び作業機3等の操作に用いる操作パネル27が設置されている。
また、この操船部16の左右の各側端側には、金属製の柵28が設置され、左右の各柵28は、この操船部16の側方と後方の一部を覆うように、平面視でL字状に形成されている。
燃料タンク22内の燃料を用いて、船外機4が駆動する。収容ボックス23は、ライフジャケット、浮輪、ロープ等の保安用品が収容されている。ソーラーパネル24は、自身で発電した電力をバッテリ26に蓄えるように構成されている。バッテリ26に蓄えられた電力によって、作業機3が駆動される。バッテリ26には、その他、船外機4に内蔵された発電機や、船外機4とは別に設けられて発電機によって発電した電力を蓄えてもよい。
上記船外機4は、エンジンを内装した上下方向の本体29と、該本体29の上端部から前方(甲板7側に延びる)ハンドル31と、本体29の下端部の背面側に回転駆動可能に設置されたプロペラ32とを備えている。
この船外機4は、取付ブラケット33によって、左右回動可能に船体3の後端部側に取付支持されている。船外機4は、操船部16で起立又は着座した操船者Bが、ハンドル31を把持し、全体を、船体2に対して左右回動させることによって、該船体2の推進方向を設定する操向操作を行う。また、スロットルレバーによって、進行速度を設定する他、シフトレバーによって前後進切換を行う。
上記作業機3は、甲板7から前方に突出する左右のフロート6,6の間に、その左右位置が設定され、船体2から前方(外側)に突出している。これを言換えると、作業機3の中途部は、左右のステッププレート8,8の間に位置している。
この作業機3は、上面側に船外から船体2側に至る搬送面が形成され且つ前後方向に延びる搬送コンベア34と、該搬送コンベア34の先端側(前端側)に配置されて搬送コンベア34の幅方向(左右方向)に延びる刈刃36とを有している。この作業機3は、後部が甲板7上に位置し、中途部及び前部が甲板7から前方に突出した状態で、自身の後寄り部分に位置して作業機3の幅方向に延びる支持軸(軸)37を支点に、上下揺動自在に船体2に連結して支持され、油圧式又は電動式の上下揺動シリンダ(アクチュエータ)38の伸縮によって、作業機3が上下揺動駆動される。
支持軸37は、甲板7の前端部から前方斜め上方に延出された左右一対の支持ブラケット39に架設され、この支持軸37の前後位置(作業機3の上下揺動支点の前後位置)は、甲板7の前端部よりも前方で且つ各フロート6の前端よりも後方に設定される。言換えると、作業機3の上下揺動支点は、平面視で、作業機3内に設定され、これによって、全体の重心が前側に寄り過ぎないようになっている。
ちなみに、上下揺動シリンダ38を油圧式とする場合、上記バッテリ19からの電力供給によって、該上下揺動シリンダ38を駆動させるため、油圧ポンプを電動モータ等によって駆動させる必要がある他、必要に応じて、作動油の供給・排出経路を切換える油圧弁を設ける必要がある。
図4(A)は作業機を作業姿勢に切換えた刈取作業船の側面図であり、(B)は作業機を非作業姿勢に切換えた刈取作業船の側面図である。作業機3を、下方位置に揺動させた(具体的には前方に下方傾斜した)作業姿勢では、作業機3の先端寄り部分が水中に挿入された状態(水中に位置した状態)になる一方で(同図(A)参照)、作業機3を、上方位置に揺動させた(具体的には前方に若干下方傾斜した)非作業姿勢では、その全体は、水面よりも上方に位置した状態になる(同図(B)参照)。
このように構成される刈取作業船1によれば、藻や水草等の対象物の刈取作業(作業機3の操作)や刈取った対象物の回収作業を行う作業者Aが船体2の作業操縦部14に乗船し、操船を行う操船者Bが船体2の操船部26に乗船し、作業機3を作業姿勢に切換えた状態で、船体2を走行させることにより、水上又は水中の対象物を刈取って、甲板7上に回収する。ちなみに、操船者Bは、操作パネル27を介して、作業機3の操作が可能であるが、全ての操作が行えるわけではなく、作業機3の上下揺動操作のみを行うことが可能である。一方、作業者Aは、上記作業機3の上下揺動操作に加えて、搬送コンベア34の駆動の入切操作及び駆動速度の設定操作や、刈刃36の駆動の入切操作及び駆動速度の設定操作等が可能であるが、この内、作業機3の上下揺動操作のみは、操船者Bが操作パネル27を介して、優先して行うことが可能である。
また、藻や水草等の対象物の刈取・回収作業を行う水路等の現場の広さに対応させて、甲板7の左右幅や、左右のフロート6,6の間隔を適宜変更可能であり、様々な作業環境に適用させることが可能である。
次に、図5乃至図10に基づき、作業機7の構成を詳述する。
図5は、本刈取作業船の前側の要部斜視図であり、図6乃至図8は、作業機の前部の要部側断面図、斜視図及び平面図であり、図9,図10は、作業機の後部の要部斜視図及び側断面図である。
図示する作業機3は、図5及び図10に示す通り、上記搬送コンベア34と、上記刈刃36と、搬送コンベア34の先端(始端)側に設けられたガイド装置41と、搬送コンベア34の上面を基端(終端)側まで搬送されてきた対象物の該終端側で連れ回りを防止する防止装置(防止手段)42と、該搬送コンベア34の終端側で連れ回されて該搬送コンベア34の下面側に貼り付いた対象物を落下させるシュータ(落下ガイド手段)43と、搬送コンベア34を搬送駆動させる搬送駆動装置44と、刈刃36を刈取駆動させる刈取駆動装置(駆動装置)46とを備えている。
上記搬送コンベア34は、図5、図6及び図10に示す通り、左右に平行に対向配置されて前後方向に延びる一対の金属製(さらに具体的にはアルミ製)のサイドフレーム47,47と、該左右のサイドフレーム47,47同士を所定間隔を介して連結固定するように作業機3の幅方向(具体的には、左右方向)に延びる前後複数本のパイプ状の横フレーム45等とによって、フレーム部を構成している。
この左右のサイドフレーム47,47の基端部間には、幅方向(横方向)に延びる駆動ローラ48が回転可能に支持され、この駆動ローラ48は、上記搬送駆動装置44からの動力によって回転駆動される。左右のサイドフレーム47,47の先端部間には、幅方向(横方向)に延びる従動ローラ49が遊転自在に支持され、この駆動ローラ48と従動ローラ49とに側面視で環状をなす樹脂製の搬送ベルト51が掛け回されている。
該搬送ベルト51は、本例では、通水性や水草等の引掛り(保持力)を考慮して、無数(複数)の網の目状の孔51aが形成された樹脂製(具体的には、ポリプロピレン製)のラフトップ網目ベルトを用いる。そして、この搬送ベルト51は、上面が船体2に向って延びる搬送面になり、全体に占める開口部分(孔51a部分)の割合は50%以上に設定され、十分な通水性が確保されている。この通水性によって、搬送コンベア34の上面側で船体2側に向かって搬送される対象物に含まれる水分を漏下させ、必要以上の水分を含んだ対象物が甲板7まで搬送されることを防止する他、この通水性によって、作業機3を水中に挿入した際の抵抗も低減される。なお、搬送ベルト51として、ゴムベルトを用いてもよく、このゴムベルト51に、複数(多数)の孔の穿設し、通水性を確保してもよい。
左右のサイドフレーム47,47の間には、遊転状態で支持されて作業機3の幅方向に延びる支持ローラ52及びテンションローラ53が回転自在に支持されている。支持ローラ52は、上記搬送ベルト51の環状外側で下側から接した状態で支持され、該搬送ベルト51の下方への弛みを防止している。テンションローラ53は、支持ローラ52よりも基端寄り位置で、搬送ベルト51の環状内で上側から接した状態で支持され、該搬送ベルト51にテンションを付与している。
この他、搬送コンベア34には、搬送ベルト51に対して摺接する摺接パイプ54及び摺接ガイド56が、フレーム部に固定して設けられている。摺接パイプ54は、搬送コンベア34を支持するように、該搬送コンベア34の環状外下面側に、前後並列された状態で、複数配置されている。摺接ガイド56は、作業機3の全長方向に形成され、搬送ベルト51の環状内に位置して、該搬送ベルト51を下支えしている。
上記刈刃36は、図5、図6乃至図8に示す通り、搬送コンベア34の前端部の左右両側にそれぞれ設置され且つ前方斜め外側に突出する一対の支持フレーム57,57間に、作業機3の幅方向に左右スライド作動可能に架設支持されている。左右一方側(図示する例では右側)の支持フレーム54の外側側部には、カム機構を内装する駆動ケース58が設置されている。この駆動ケース58内のカム機構によって、回転動力が左右動に変換され、刈刃36を左右に往復スライド作動(刈取駆動)させる。すなわち、本例の刈刃36は、レシプロ式を採用している。
また、この刈刃36の長さは、全長方向全体に亘り左右幅が略一定に形成された搬送コンベア34の幅よりも広く設定されており、この刈刃36及び搬送コンベア34の幅方向の中心位置は一致、或いは略一致している。
また、刈刃36は、搬送コンベア34の先端部(従動ローラ49)よりも前方斜め上方に位置している。この刈刃36と、搬送コンベア34の先端との間に形成されたスペースは、フレキシブルに弾性変形可能なゴムシート(シート部材)59を敷設することによって、カバーされている。具体的には、このゴムシートが、刈刃36の刈刃ステー(刈刃支持部材)60から、従動ローラ49の真上側を通過してさらに後方まで延設されている。船体2の前進時に、刈刃24によって刈取られた対象物は、このゴムシート59の上面側をガイドされ、搬送コンベア34の先端部上面側に効率的に捕捉される。
ちなみに、ゴムシート59の船体2側端部における幅方向中央部分には、作業機3の先端側に向かって凹状をなす切欠き状部59aが形成され、この切欠き状部59aによって、ゴムシート59の上面を搬送される際の対象物の搬送抵抗が低減され、刈取られた対象物がより効率的に、搬送コンベア34側に導入される。
上記搬送駆動装置44は、図9に示す通り、電動モータ(アクチュエータ)を直方体状の収容ケースに内装してなる動力発生ユニット61と、該動力発生ユニット61から出力される回転動力を減速(変速)して駆動ローラ48に伝動する伝動機構を伝動ケースに内装してなる動力伝動ユニット62とを有している。
この動力発生ユニット61及び動力伝動ユニット62は、一体的にユニット化された状態で、搬送コンベア34(作業機3)の左右一方側(図示する例では左側)の側部における上記支持軸37よりも基端寄りに取付固定されている。
上記刈取駆動装置46は、図5、図6、図8及び図9に示す通り、搬送コンベア36における前記搬送駆動装置44とは反対の側部側に設けられている。この刈取駆動装置46は、電動モータ(アクチュエータ)を直方体状の収容ケースに内装してなる動力発生ユニット63と、この動力発生ユニット63で発生させた動力を、搬送コンベア34に刈取駆動装置46側の側部に沿って先端側に伝動するフレキシブルシャフト64と、該フレキシブルシャフト64の回転動力を上述した駆動ケース58に伝動する伝動機構が内装された細長の伝動ケース66と、該駆動ケース58とを備えている。
動力発生ユニット63は、支持軸37よりも基端寄りに配置されている。伝動ケース66は、搬送コンベア34における刈取駆動装置46側の側部に沿って形成され、その先端部が、駆動ケース58側に連結されるとともに、基端部が伝動フレーム67を介して、搬送コンベア34のサイドフレーム47に支持固定されている。
上記ガイド装置41は、図6乃至図8に示す通り、搬送コンベア34の先端寄り部分の幅方向の両端部からそれぞれ立上った一対の側壁68,68と、左右の各側壁68から前方に延出されたガイド体69とを有している。側壁68及びガイド体69の上端は、作業機3を作業姿勢に切換えた際に、前後水平面に沿うように傾斜が設定されている。
この側壁68及びガイド体69は、ガイド装置41のSUS製のフレームとなる左右一対のガイドフレーム41aと、ガイド形成体71と、テフロン(登録商標)製のフレキシブルに変形可能なガイドシート72とによって、一体的に形成されている。
左右のガイドフレーム41aは、左右のサイドフレーム47,47における先端寄り部分の上面から、それぞれ固定的に立設されている。ガイド形成体71は、作業機3の先端部(具体的には、支持フレーム57から幅方向外側に向かって斜め前方に延出された支持ブラケット70)に下部が支持された上下方向の縦フレーム73と、該縦フレーム73の下端部、中途部及び上端部にそれぞれ設置された形成プレート74とを有している。上下に配置された複数の形成プレート74は、平面視で前方に山形をなすクレセント形状に成形され、該複数の形成プレート74は、平面視で互いがラップするように、その最前端部が縦フレーム73に挿通されて支持固定されている。
ガイドシート72は、長手方向を作業機3の幅方向に向けて起立させた姿勢で、その中途部背面側が各成形プレート72の円弧状の前縁に接当するように円弧状に湾曲させるとともに、ガイドシート72における長手方向の内側半部を、屈曲又は湾曲させて、近い側のガイドフレーム41aの全体に左右内側から沿わせて固定し、且つ、長手方向の外側の端部を、ガイドフレーム41aの前端部に、屈曲又は湾曲させて、左右外側から沿わせて固定すると、該ガイドシート72によって、平面視で環状をなした部分(ループ部75)を有するガイド体69と、ガイド体69から後方に延設された側壁68とが形成される。すなわち、ガイド形成体71(形成プレート74)は、その平面視形状が、ガイド体69の平面視形状の少なくとも一部(本例では、前端の円弧形状)に沿う形状に成形される他、このガイドシート72は、側壁68及びガイド体69を形成している。
このように左右に各別に形成された側壁68,68は、平行に対向し、全体に亘り、複数(具体的には、多数)の通水孔72aが穿設され、通水性が確保されている。左右の各ガイド体69は、搬送コンベア34の先端側(作業機3の先端部)における幅方向の両端部から上方に立設されている。
このガイド体69の上記ループ部75内には空間が形成される。言換えると、各ガイド体69は中空状に形成され、この内部スペースには、刈取駆動装置46の少なくとも一部(具体的には、駆動ケース58)が収容される。また、このガイド体69内に収容された駆動ケース58側に連結される上記伝動ケース66を挿通させるため、このガイド体69の背面側には、挿通孔76が穿設されている。
ガイド形成体71(さらに具体的には形成プレート74)は、近い側の側壁68に対して、前方に向かって幅方向外側に配置され、前縁は前方に山形をなす円弧状をなしているため、左右のガイド体69,69同士の対向面69a,69aは、船体2側に向かって互いの距離は短くなるように傾斜形成され、各ガイド体69aの先端面(船体2から遠い側の面)は、形成プレート74の前端形状によって、平面視で船体2から遠ざかる側に向かって山形に突出するように湾曲した円弧状の湾曲面69bになり、各ガイド体69における対向面69aと反対側の側面は、該湾曲面69bから連続し且つ船体2側に向かって搬送コンベア34の幅方向中心に傾斜又は湾曲した収束面69cになる。
ガイド体69の外面は、対向面69a→湾曲面69b→収束面69cの順に連続して、対象物の刈取作業時に有用に作用する。
具体的には、刈刃36のよりも船体2から離れた箇所に位置する湾曲面69bが、対象物を刈刃36側と、その幅方向外側とに分離し、一対の対向面69a,69aが、対象物を刈刃36側に案内するとともに、刈取った対象物を搬送コンベア36側にガイドし、収束面69cが、上記幅方向外側に分離された対象物が、ガイド体69に絡み付くことを防止する。ちなみに、このガイドシート72がテフロン(登録商標)製であるため、ガイド体69のこれらの面69a,69b,69cも低抵抗に設定される。
一方、対象物がガイド体69に絡み付いた場合には、船体2を後進させれば、その先端側の湾曲面72bの作用によって、対象物をガイド体69から分離させることが容易になる。
搬送コンベア3の先端側における幅方向各端から上方突出された該ガイド装置41は、動力が不要であるため、ガイド装置41を、上下にスライド作動する縦刃と、その駆動装置によって構成し、該駆動装置を縦刃の上方に配置されたようなものと比べて、構成がシンプルで、高さも低く設定可能になる。
上記防止装置42は、図9及び図10に示す通り、フレキシブルに弾性変形可能であって且つグリップ力に優れたラフトップ網目ベルト(ゴム製)の方形状の防止シート77と、該防止シート77を搬送コンベア34の終端側に吊下げ支持する支持フレーム78とを備えている。
支持フレーム78は、正面視で、逆U字状をなす前後一対の各パイプフレーム78aを、左右一方のサイドフレーム47の後部上面から、他方のサイドフレーム47の後部上面に架渡して固定し、この前後のパイプフレーム78a,78aの中途部同士を連結具78bによって連結固定することにより構成されている。
上端部が前側のパイプフレーム78aに係止された防止シート77は、後側のパイプフレーム78bと搬送ベルト51の上面との間を通され、搬送ベルト51(搬送コンベア34)の終端部に形成された円弧面51bから、垂れ下げられている。ちなみに、この円弧面51bは、搬送ベルト51を、駆動ローラ48に掛け回すことにより、形成される。
この防止シート77の垂れ下がった下端部の背面側には、把手79が設けられる他、該防止シート77の円弧面51bと接する部分には、複数の孔77aが幅方向に並べられた状態で穿設されている。
該構成の防止装置42によれば、搬送コンベア34によって、刈取った対象物が船体2側に搬送されてきた場合、防止シート77のフレキシブルな変形によって、対象物が、該防止シート22と搬送ベルト51との間を通過することが許容されるが、この際に、防止シート77のグリップ力による適度な抵抗作用によって、対象物の搬送コンベア34の終端側での連れ回しが防止され、該対象物が搬送コンベア34の終端部からスムーズに落下される。
また、対象物の処理量が多く、該対象物が搬送ベルト51上のける防止シート77側に溜った状態では、把手79を把持して防止シート77を捲り上げ、対象物を一気に排出させてもよい。この際、対象物の量は、上記孔77aから視認できる他、捲り上げ用の把手79によって、この作業をスムーズに行うことが可能になる。また、この孔77aは、対象物を脱水させる効果もある。
なお、支持フレーム78は、通常は、安全バー等として、用いることも可能であり、作業者Aが把持して、姿勢を安定させることも可能である。
上記シュータ43は、図10に示す通り、底面視で、駆動ローラ48とテンションローラ53の間に配置されている。このシュータ43は、搬送ベルト51の環状外の下面側に位置するように、搬送コンベア34のフレーム部側に固定的に支持されて幅方向に延びる支持パイプ81と、該支持パイプ81に掛け回して支持された排出体82と有している。
排出体82は、テフロン(登録商標)シートからなり、搬送ベルト51の環状外側の下面に対して垂直、或いは略垂直に突出している。このため、搬送ベルト51の表面に付着して排出体82側まで搬送されてきた対象物が、排出体72によって捕捉され、その場で落下して排出される。これによって、対象物の回収効率がさらに効率化される。
2 船体
3 作業機
34 搬送コンベア(搬送装置)
36 刈刃
46 刈取駆動装置(駆動装置)
48 駆動ローラ
51 搬送ベルト
51b 円弧面
69 ガイド体
69a 対向面
69b 湾曲面
69c 収束面
71 ガイド形成体
72 ガイドシート
77 防止シート
77a 孔
79 把手

Claims (10)

  1. 船体(2)と、該船体(2)から外側に突出形成されて水中又は水上の対象物の刈取作業を行う作業機(3)とを備え、前記作業機(3)は、船体(2)から遠い側の端部である先端部に配置され且つ幅方向への作動によって対象物の刈取作業を行う刈刃(36)と、該刈刃(36)で刈取った対象物を船体(2)側に搬送するように上面側に船体(2)側に延びる搬送面が形成された搬送装置(34)とを有する刈取作業船において、搬送装置(34)の先端部における幅方向両端側には、上方に突出するガイド体(69,69)をそれぞれ設け、該一対のガイド体(69,69)には、互いに対向する対向面(72a,72a)を、それぞれ形成し、該一対の対向面(69a,69a)を、船体(2)側に向って互いの距離が短くなる形状に成形した刈取作業船。
  2. 各ガイド体(69)の船体(2)から遠い側の端部側には、上記対向面(69a)から連続して、平面視で船体(2)から離間する側に山形に突出する湾曲面(69b)を形成した請求項1に記載の刈取作業船。
  3. 各ガイド体(69)の自身の対向面(69a)と反対側には、上記湾曲面(69b)から連続して、船体(2)側に向かって搬送装置(34)の幅方向中心部に傾斜又は湾曲した収束面(69c)を形成した請求項2に記載の刈取作業船。
  4. 前記ガイド体(69)を中空状に形成し、該ガイド体(69)内には刈刃(36)を駆動させる駆動装置(46)の少なくとも一部を収容した請求項1乃至3の何れかに記載の刈取作業船。
  5. 前記ガイド体(69)は、平面視形状がガイド体(69)の平面視形状に少なくとも一部が沿うガイド形成体(71)の縁部に、変形可能なガイドシート(72)を湾曲又は屈曲させて接当することにより、構成された請求項1乃至4の何れかに記載の刈取作業船。
  6. 前記搬送装置(34)は、始端部が船体(2)から外側に突出し且つ終端部が平面視で船体(2)内に位置した搬送コンベアであり、該搬送コンベア(34)の終端部に形成された円弧面(51b)に接して、該終端部での対象物の連れ回りを防止する防止シート(77)を設け、該防止シート(77)は、搬送コンベア(34)上を搬送されてくる対象物の通過を許容するようにフレキシブルに変更可能に構成された請求項1乃至5の何れかに記載の刈取作業船。
  7. 搬送コンベア(34)の終端部に設置された横方向の駆動ローラ(48)に、搬送ベルト(51)を、掛け回すことにより、前記円弧面(51b)を形成した請求項6に記載の刈取作業船。
  8. 防止シート(77)の少なくとも一部には、複数の孔(77a)を形成した請求項6又は7の何れかに記載の刈取作業船。
  9. 前記複数の孔(77a)を、防止シート(77)における上記円弧面(51b)と接する部分に設けた請求項8に記載の刈取作業船。
  10. 防止シート(77)の搬送コンベア(34)の終端部から垂れ下がった下端部には、捲り上げ用の把手(79)を設けた請求項6乃至9の何れかに記載の刈取作業船。
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