JP2016139907A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿セット向きの誤判定を防止しつつ、スキャン速度の低下を防止することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】原稿給送部3にセットされた原稿MSの原稿セット向きを判定する第1の判定機能と当該第1の判定機能によりも判定精度は劣るが判定速度が早い第2の判定機能とを備えた原稿セット向き判定部73と、操作部5によって選択を受け付けた判定モードに設定する判定モード設定部71と、原稿セット向き判定部73による判定結果に基づいて原稿読取部2によって読み取られた原稿画像データの回転処理を行う画像処理部8とを具備し、第1の判定モードに設定されている場合には、原稿セット向き判定部73は、第1の判定機能によって原稿セット向きを判定し、第2の判定モードに設定されている場合には、原稿セット向き判定部73は、第2の判定機能によって原稿セット向きを判定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ADF(Auto Document Feeder)等の原稿給送部にセットされた原稿を読み取り、読み取った原稿画像データを出力する画像処理装置に係り、特に原稿給送部にセットされた原稿の原稿セット向きを判定する機能を有する画像処理装置に関する。
原稿給送部にセットされた原稿束は、上辺の向きが揃っているとは限らない。そこで、読み取った原稿画像データに基づいて、各ページの原稿セット向きをそれぞれ自動的に判定し、その判定結果に基づいて各ページの原稿画像データに対して必要に応じて回転処理を行い、原稿画像データの上辺を上向きに自動的に揃える技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、最初のページの原稿セット向きのみを判定し、その判定結果に基づいて、全てのページの原稿画像データに同じ回転処理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平06−103410号公報 特開平11−120321号公報 特開2003−110829号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の従来技術では、各ページの原稿セット向きを判定するため、原稿を読み取るスキャン速度が低下してしまう。特に、原稿セット向きの判定処理を文字認識によって行う場合には、文字認識処理に長時間を要するため、スキャン速度が著しく低下してしまう。
特許文献3に記載の従来技術では、最初のページの原稿セット向きのみを判定を行えばよいため、原稿セット向きの判定処理がスキャン速度にほとんど影響を与えることがない。しかし、原稿束のうち、一部のページの画像の向きが、他のページの画像と異なる場合には、そのページだけが、他のページと異なった上辺となってしまうという問題点があり、原稿画像データの上辺を上向きに揃えるという点では、性能が低下してしまう。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来技術の問題を解決し、原稿画像データの上辺を上向きに自動的に揃える原稿向き自動判定モードにおいて、原稿セット向きの誤判定を防止しつつ、スキャン速度の低下を防止することができる画像処理装置を提供することにある。
本発明の画像処理装置は、セットされた原稿を順次搬送する原稿給送手段と、前記原稿給送手段によって搬送されてくる原稿の原稿画像を読み取る原稿読取手段とを有する画像処理装置であって、前記原稿給送手段にセットされた原稿の原稿セット向きを判定する第1の判定機能と当該第1の判定機能によりも判定精度は劣るが判定速度が早い第2の判定機能とを備えた原稿セット向き判定手段と、原稿セット向きを自動判定する判定モードの選択を受け付ける操作手段と、前記操作手段によって選択を受け付けた判定モードに設定する判定モード設定手段と、前記原稿セット向き判定手段による判定結果に基づいて前記原稿読取手段によって読み取られた原稿画像データの回転処理を行う画像処理手段とを具備し、前記判定モード設定手段によって第1の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、前記第1の判定機能によって原稿セット向きを判定し、前記判定モード設定手段によって第2の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって原稿セット向きを判定することを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理装置において、前記判定モード設定手段によって前記第1の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、原稿セット向きが揃っていないことを前提に、前記第1の判定機能によって各頁の原稿セット向きをそれぞれ判定し、前記判定モード設定手段によって前記第2の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、原稿セット向きが揃っていることを前提に、前記第2の判定機能によって全頁の原稿セット向きを一括して判定しても良い。
さらに、本発明の画像処理装置において、前記第1の判定機能は、文字認識によって原稿セット向きを判定する文字認識判定機能であり、前記第2の判定機能は、レイアウトによって原稿セット向きを判定するレイアウト判定機能であっても良い。
さらに、本発明の画像処理装置において、前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって原稿セット向きを判定できない場合には、前記第1の判定機能によって原稿セット向きを判定しても良い。
さらに、本発明の画像処理装置において、前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって最初の頁から原稿セット向きを順次判定していき、検出信頼性が閾値以上になった時点で全頁の原稿セット向きを一括して判定しても良い。
さらに、本発明の画像処理装置において、前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって原稿セット向きを判定する場合、表面の原稿セット向きと裏面の原稿セット向きとを分けてそれぞれ判定しても良い。
本発明によれば、原稿画像データの上辺を上向きに自動的に揃える原稿向き自動判定モードにおいて、第1の判定機能による原稿セット向きの判定と、第1の判定機能によりも判定精度は劣るが判定速度が早い第2の判定機能による原稿セット向きの判定とを選択することができるため、原稿セット向きの誤判定を防止しつつ、スキャン速度の低下を防止することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像処理装置の実施の形態の構成を示す外観斜視図である。 本発明に係る画像処理装置の実施の形態の内部構成を示す断面模式図である。 図1及び2に示す複写機の概略構成を示すブロック図である。 図2に示す操作部の液晶表示部に表示される設定画面例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置の実施の形態において判定モードが詳細判定に設定されている場合の原稿セット向き自動判定動作について説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置の実施の形態において判定モードが詳細判定に設定されている場合の原稿セット向き自動判定動作について説明するための説明図である。 本発明に係る画像処理装置の実施の形態において判定モードが簡易判定に設定されている場合の原稿セット向き自動判定動作について説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の画像処理装置は、複写機、スキャナー、複合機等の画像を形成する画像形成装置1であり、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、操作部5とを備えている。原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。
画像形成装置1の手前側には、画像形成装置1の設定や動作指示を行う操作部5が配設されている。操作部5は、液晶表示部51、操作ボタン52が設けられている。ユーザーは操作部5を操作して指示を入力することで、画像形成装置1の各種の設定を行い、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部51は、画像形成装置1の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。操作ボタン52としては、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読取部2は、図2を参照すると、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備えている。スキャナー21は、LED(Light Emitting Diode)を用いた光源24と、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)ラインセンサー等からなる受光部25とを備えており、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向に移動可能に構成されている。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向と直交する方向に形成されたスリットである。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31にセットされた原稿MSは、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順次繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。また、原稿給送部3と原稿読取部2とは、画像形成装置1の奥側でヒンジ機構によって接続されており、原稿給送部3は、プラテンガラス22上面を開閉するプラテンカバーとして機能する。原稿給送部3を上方に開くことで、プラテンガラス22上面が開放され、プラテンガラス22に原稿MSをセットできる状態となる。
原稿搬送機構33は、ピックアップローラー34と、給紙ローラー35と、搬送ローラー36と、切替爪37と、反転ローラー38とを備えている。ピックアップローラー34によって原稿載置部31からピックアップされた原稿MSは、給紙ローラー35によって、原稿の搬送路に沿って複数配置された搬送ローラー36に供給される。そして、原稿MSは、搬送ローラー36によって、原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送される。これにより、原稿MSの表面が読み取られる。
切替爪37は、回動可能に取り付けられており、原稿MSの搬送先を原稿排出部32と反転ローラー38とのいずれかに切り換える。反転ローラー38は、原稿MSの原稿搬送方向の前後を反転するためのローラーであり、正逆回転の切り替えが可能となっている。反転ローラー38によって原稿搬送方向の前後が反転された原稿MSは、表裏が反転された状態で原稿読取スリット23よりも原稿搬送方向上流側に戻され、搬送ローラー36によって、原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送される。これにより、原稿MSの裏面が読み取られる。
原稿載置部31に原稿MSがセットされていない状態や、原稿給送部3(プラテンカバー)が開いた開状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿MSの読み取りが指示されると、プラテンガラス22にセットされた原稿MSが読み取られる。プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22にセットされた原稿MSを主走査方向と直交する副走査方向に副走査方向基準線Bから走査しながら読み取って原稿画像データを取得し、取得した原稿画像データを本体部4に出力する。
原稿載置部31に原稿MSがセットされた状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿MSの読み取りが指示されると、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介して、原稿給送部3により搬送される原稿MSが読み取られる。スキャナー21は、原稿給送部3による搬送動作と同期して原稿MSを読み取って原稿画像データを取得し、取得した原稿画像データを本体部4に出力する。原稿MSは、表面(原稿画像を読み取る面)を上にして原稿載置部31にセットされる。そして、原稿載置部31にセットされた原稿MSは、原稿給送部3によって左側から搬送され、原稿MSの表面が原稿読取スリット23と対向位置に導かれる。
本体部4は、記録部6を備えると共に、給紙部41と、給紙ローラー42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部41は、複数枚の記録紙Pが収納される給紙カセットであり、給紙ローラー42は、給紙部41から記録紙Pを1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す。給紙ローラー42によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙Pは、搬送ローラー44によって記録部6に搬送される。そして、記録部6によって記録が施された記録紙Pは、排出ローラー45によって、原稿読取部2と本体部4との間に形成された排出空間46に排出される。このように、給紙ローラー42、搬送ローラー44及び排出ローラー45は、記録紙Pの搬送部として機能する。
記録部6は、感光体ドラム61と、帯電部62と、露光部63と、画像形成部64と、転写部65と、定着部66と、クリーニング部67とを備えている。露光部63は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットであり、帯電部62によって一様に帯電された感光体ドラム61に対し、原稿画像データに基づくレーザー光を出力して露光し、感光体ドラム61の表面に静電潜像を形成する。画像形成部64は、トナーを用いて感光体ドラム61に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム61上に形成させる。転写部65は、画像形成部64によって感光体ドラム61上に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。定着部66は、転写部65によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙Pに定着させる。そして感光体ドラム61上に残存するトナーは、クリーニング部67によって除去される。
図3には、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー42、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作部5及び記録部6は、制御部7に接続され、制御部7によって動作制御される。また、制御部7には、画像処理部8と、記憶部9と、通信部10と、ファクス部11とが接続されている。
制御部7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部7は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。
制御部7は、図4(a)に示す送信先設定画面80を液晶表示部51に表示させ、送信先の設定を受け付ける。また、送信先設定画面80には、機能一覧キー80aが設けられている。機能一覧キー80aが操作されると、制御部7は、図4(b)に示す機能一覧画面81を液晶表示部51に表示させる。機能一覧画面81は、設定する機能の選択を受け付ける画面であり、原稿載置部31に載置された原稿MSの向き(以下、原稿セット向きと称す)を自動判定する判定モードを設定する判定モード設定キー81aと、原稿セット向きをユーザーが設定する原稿向き設定キー81bとが設けられている。なお、図4(b)に示す機能一覧画面81では、原稿向き設定キー81bによって原稿セット向きが上辺奥向きに設定されている例が示されている。機能一覧画面81で判定モード設定キー81aが操作されると、制御部7は、判定モード設定部71として機能し、原稿セット向きを自動判定する判定モードの設定を受け付ける。
判定モード設定部71は、図4(c)及び(e)に示す判定モード設定画面82を液晶表示部51に表示させる。判定モード設定画面82には、詳細判定設定キー82aと、簡易判定設定キー82bと、奥向き設定キー82cと、左向き設定キー82dとが設けられている。ユーザーは、判定モード設定画面82において、詳細判定設定キー82aと簡易判定設定キー82bとのいずれかを選択し、さらに、詳細判定設定キー82aを選択した場合には、奥向き設定キー82cと左向き設定キー82dとのいずれかを選択する。図4(c)には、詳細判定設定キー82aと左向き設定キー82dとが選択された状態が示されており、この状態でOKキーが操作されると、判定モード設定部71は、図4(d)に示すように、判定モードを詳細判定(上辺左向き)に設定する。なお、判定モード設定部71によって判定モードが設定されると、原稿向き設定キー81bによる原稿セット向きの設定はクリアされる。また、原稿向き設定キー81bによって原稿セット向きが設定されると、判定モード設定キー81aによる判定モードの設定がクリアされる。図4(e)には、簡易判定設定キー82bが選択された状態が示されており、この状態でOKキーが操作されると、判定モード設定部71は、図4(f)に示すように、判定モードを簡易判定に設定する。
また、制御部7は、原稿セット向き判定部73として機能し、画像メモリー72として機能するRAMに記憶させた原稿画像データに基づいて、原稿セット向きを自動判定する原稿セット向き判定処理を実行する。原稿セット向き判定部73は、原稿セット向きを判定する第1の判定機能と、第1の判定機能によりも判定精度は劣るが、判定速度が早い第2の判定機能とを備えている。
第1の判定機能としては、例えば、文字認識(OCR)によって原稿セット向きを判定する文字認識判定機能を採用することができる。原稿セット向き判定部73は、文字認識判定機能として、例えば、回転なし、90°回転、180°回転、270°回転させたそれぞれの原稿画像データについてOCR処理を行い、各向きでの識字率をそれぞれ算出する。そして、原稿セット向き判定部73は、全ての向きで識字率が所定の値未満であった場合には、判定不能であると判断し、いずれか一つ以上の向きで識字率が所定の値以上であった場合には、最も識字率が高い向きを原稿セット向きとして判定する。
第2の判定機能としては、例えば、レイアウトによって原稿セット向きを判定するレイアウト判定機能を採用することができる。原稿セット向き判定部73は、レイアウト判定機能として、例えば、原稿画像データから句読点、濁点、半濁点、コンマ、ピリオド、括弧等の記号を抽出し、抽出した記号の文字列に対する位置に応じて原稿セット向きを判定する。また、原稿セット向き判定部73は、第2の判定機能によって原稿セット向きを判定する際には、原稿セット向きの判定がどのくらいの精度であるかを示す判定信頼性ポイントを算出する。原稿セット向き判定部73は、各方向(上辺奥向き、上辺手前向き、上辺左向き、上辺右向き)の判定信頼性ポイントn、n、n、nをそれぞれ算出する。例えば、抽出されて記号:30個の内、28個が上辺奥向きであることを示し、他の2個が上辺手前向きであることを示している場合には、判定信頼性ポイントとして、n=28、n=2、n=0、n=0を算出する。パーセンテージで判定信頼性ポイントn、n、n、nを算出するようにしても良い。また、レイアウト判定機能として、例えば、文字列(行)の揃い方や、文字列(行)における上下ドット数の差等の他の着眼点に基づいて原稿セット向きを判定するようにしても良い。
さらに、制御部7は、記憶部9に記憶した全ページの原稿画像データから画像ファイルを作成するファイル作成部74として機能する。
さらに、制御部7は、図4(a)に示す送信先設定画面80で受け付けた送信先に、ファイル作成部74によって作成した画像ファイルを送信する送信部75として機能する。
画像処理部8は、原稿画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、回転処理、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部9は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿MSを読み取ることで取得された原稿画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
通信部10は、LAN等のネットワーク12を介して、パーソナルコンピュータ等の周辺機器13や、他の画像形成装置1aとの間で各種データを送受信する機能を有する。また、通信部10は、ネットワーク12及びルーター14を介してインターネット15に接続可能に構成されている。そして通信部10は、インターネット15に接続されている各種通信機器との間で各種データを送受信する機能を有する。
ファクス部11は、モデムを有し、原稿読取部2によって読み取られ、ファイル化された画像ファイルからファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網16等のネットワークを介して送信するファクシミリ送信機能と、電話回線網16を介してファクシミリ信号を受信し、受信したファクシミリ信号から画像ファイルを生成するファクシミリ受信機能とを備えている。なお、ファクシミリ受信機能により受信生成された画像ファイルは、記憶部9に記憶されたり、記録部6によって記録紙Pに記録されたりする。
次に、本実施の形態の画像形成装置1において原稿セット向きを自動判定する判定モードが詳細判定に設定されている場合の原稿セット向き自動判定動作について図5及び図6を参照して詳細に説明する。以下、判定モードが詳細判定(上辺左向き)に設定された場合の原稿セット向き自動判定動作について説明する。詳細判定は、原稿給送部3の原稿載置部31にセットされた原稿MSの原稿セット向きが揃っていないことを前提とする判定モードである。
ユーザーが原稿MSを原稿給送部3の原稿載置部31にセットすると、制御部7は、図4(a)に示す送信先設定画面80を液晶表示部51に表示させ、送信先の設定を受け付ける。また、送信先設定画面80には、機能一覧キー80aが設けられている。機能一覧キー80aが操作されると、制御部7は、図4(b)に示す機能一覧画面81を液晶表示部51に表示させる。機能一覧画面81は、原稿セット向きを自動判定する判定モードの機能の選択を受け付ける画面であり、判定モード設定キー81aが設けられている。
判定モード設定キー81aが操作されると、制御部7は、判定モード設定部71として機能し、判定モード設定画面82を液晶表示部51に表示させる。そして、図4(c)に示すように詳細判定設定キー82aと左向き設定キー82dとが選択された状態で、OKキーが操作されると、判定モード設定部71は、判定モードを詳細判定に設定すると共に(ステップ101)、詳細判定での原稿セット向きを上辺左向きに設定する(ステップ102)。
次に、制御部7は、スタートボタンの操作を監視し(ステップ103)、スタートボタンが操作されると、まず、原稿給送部3によって最初の原稿MSを給紙・搬送させ(ステップ104)、原稿読取部2によって原稿MSを読み取って原稿画像データを取得させ、取得された原稿画像データを画像メモリー72として機能するRAMに記憶させる(ステップ105)。
次に、制御部7は、原稿セット向き判定部73として、第1の判定機能(文字認識判定機能)で原稿セット向きを自動で判定する(ステップ106)。
次に、原稿セット向き判定部73は、原稿セット向きの判定に成功したか否かを判断する(ステップ107)。ステップ107で原稿セット向きの判定に成功した場合には、原稿セット向き判定部73は、判定結果に基づく回転処理を画像処理部8に指示する。そして、画像処理部8は、原稿セット向き判定部73の判定結果に基づく回転処理を実行し(ステップ108)、回転処理を実行した原稿画像データを処理済み原稿画像データとして記憶部9に記憶する(ステップ109)。例えば、図6に示す最初のページと、2、5ページとのように、原稿セット向き判定処理の判定結果が上辺左と判定された場合には、ステップ108の回転処理で原稿画像データを右90°回転させる。なお、図6に示す4ページのように、原稿セット向き判定処理の判定結果が上辺奥と判定された場合には、読み取った原稿セット向きと一致するため、ステップ108で回転処理が行われることなく、ステップ109で原稿画像データが記憶部9に記憶されることになる。
一方、原稿セット向き判定部73は、ステップ107で原稿セット向きの判定が不能であった場合には、ステップ102で設定された詳細判定での原稿セット向きに基づく回転処理を画像処理部8に指示する。そして、画像処理部8は、ステップ101で受け付けた原稿セット向きに基づく回転処理を実行すると共に(ステップ110)、処理済の原稿画像データを記憶部9に記憶する(ステップ109)。例えば、ステップ101で上辺を左向きの設定を受け付けている場合には、図6に示す3ページのように、ステップ110の回転処理で原稿画像データを右90°回転させる。なお、ステップ101で上辺を奥向きの設定を受け付けている場合には、読み取った原稿セット向きと一致するため、ステップ110で回転処理が行われることなく、ステップ109で原稿画像データが記憶部9に記憶されることになる。
次に、制御部7は、次の原稿MSがあるか否か、すなわち原稿給送部3の原稿載置部31に原稿MSが載置されているか否かを判断し(ステップ111)、次の原稿MSがある場合には、ステップ104に戻って原稿給送部3によって次の原稿MSを給紙・搬送させる。
ステップ111で次の原稿MSがない場合には、制御部7は、ファイル作成部74として機能し、ステップ109で記憶部9に記憶した全ページの原稿画像データから画像ファイルを作成する(ステップ112)。そして、制御部7は、送信部75として機能し、図4(a)に示す送信先設定画面80で受け付けた送信先に、ステップ121で作成した画像ファイルを送信し(ステップ113)、処理を終了させる。
次に、本実施の形態の画像形成装置1において原稿セット向きを自動判定する判定モードが簡易判定に設定されている場合の原稿セット向き自動判定動作について図7を参照して詳細に説明する。簡易判定は、原稿給送部3の原稿載置部31にセットされた原稿MSの原稿セット向きが揃っている、すなわち全頁同一方向であることを前提とする判定モードである。以下、原稿MSの片面(表面)から原稿画像を読み取る場合について説明する。なお、原稿MSの両面(表面、裏面)から原稿画像をそれぞれ読み取る場合には、表面の原稿セット向きと裏面の原稿セット向きとは分けてそれぞれ自動判定が行われる。
ユーザーが原稿MSを原稿給送部3の原稿載置部31にセットすると、制御部7は、図4(a)に示す送信先設定画面80を液晶表示部51に表示させ、送信先の設定を受け付ける。また、送信先設定画面80には、機能一覧キー80aが設けられている。機能一覧キー80aが操作されると、制御部7は、図4(b)に示す機能一覧画面81を液晶表示部51に表示させる。機能一覧画面81は、原稿セット向きを自動判定する判定モードの機能の選択を受け付ける画面であり、判定モード設定キー81aが設けられている。
判定モード設定キー81aが操作されると、制御部7は、判定モード設定部71として機能し、判定モード設定画面82を液晶表示部51に表示させる。そして、図4(e)に示すように簡易判定設定キー82bが選択された状態で、OKキーが操作されると、判定モード設定部71は、判定モードを簡易判定に設定し(ステップ201)、上辺奥向きの変数Nと、上辺手前向きの変数Nと、上辺左向きの変数Nと、上辺右向きの変数Nとをクリアする(ステップ202)。
次に、制御部7は、スタートボタンの操作を監視し(ステップ203)、スタートボタンが操作されると、まず、原稿給送部3によって最初の原稿MSを給紙・搬送させ(ステップ204)、原稿読取部2によって原稿MSを読み取って原稿画像データを取得させ、取得された原稿画像データを画像メモリー72として機能するRAMに記憶させる(ステップ205)。
次に、制御部7は、原稿セット向き判定部73として、第2の判定機能(レイアウト判定機能)で原稿セット向きを自動で判定し(ステップ206)、原稿セット向き判定部73は、各方向(上辺奥向き、上辺手前向き、上辺左向き、上辺右向き)の判定信頼性ポイントn、n、n、nをそれぞれ算出する(ステップ207)。そして、原稿セット向き判定部73は、ステップ207で算出した判定信頼性ポイントn、n、n、nを上辺奥向きの変数N、上辺手前向きの変数N、上辺左向きの変数N、上辺右向きの変数Nにそれぞれ加算し(ステップ208)、変数N、N、N、Nの内、予め設定された閾値Nを越えた変数あるか否かを判断する(ステップ209)。
ステップ209で閾値Nを越えた変数がある場合には、原稿セット向き判定部73は、閾値Nを越えた変数の向きを全頁の原稿セット向きとして一括して判定し(ステップ210)。判定結果に基づく回転処理を画像処理部8に指示する。そして、画像処理部8は、原稿セット向き判定部73の判定結果に基づく回転処理を実行し(ステップ211)、回転処理を実行した原稿画像データを処理済み原稿画像データとして記憶部9に記憶する(ステップ212)。なお、ステップ209で閾値Nを越えた変数が複数ある場合には、原稿セット向きが異なる原稿MSが存在する可能性が高いことを通知するメッセージを液晶表示部51に表示させ、このまま簡易判定を実行しても良いか否かをユーザーに問い合わせると好適である。
次に、制御部7は、次の原稿MSがあるか否か、すなわち原稿給送部3の原稿載置部31に原稿MSが載置されているか否かを判断し(ステップ213)、次の原稿MSがある場合には、原稿給送部3によって次の原稿MSを給紙・搬送させ(ステップ214)、原稿読取部2によって原稿MSを読み取って原稿画像データを取得させ、取得された原稿画像データを画像メモリー72として機能するRAMに記憶させる(ステップ215)。そして、制御部7は、ステップ210の判定結果に基づく回転処理を画像処理部8に指示すする。画像処理部8は、原稿セット向き判定部73の判定結果に基づく回転処理を実行し(ステップ216)、ステップ212に戻って、回転処理を実行した原稿画像データを処理済み原稿画像データとして記憶部9に記憶する。
ステップ213で次の原稿MSがない場合には、制御部7は、ファイル作成部74として機能し、ステップ212で記憶部9に記憶した全ページの原稿画像データから画像ファイルを作成する(ステップ217)。そして、制御部7は、送信部75として機能し、図4(a)に示す送信先設定画面80で受け付けた送信先に、ステップ217で作成した画像ファイルを送信し(ステップ218)、処理を終了させる。
ステップ209で閾値Nを越えた変数がない場合には、制御部7は、画像メモリー72に記憶させた原稿画像データを未処理原稿画像データとして記憶部9に記憶する(ステップ219)。そして、制御部7は、次の原稿MSがあるか否か、すなわち原稿給送部3の原稿載置部31に原稿MSが載置されているか否かを判断し(ステップ220)、次の原稿MSがある場合には、ステップ204に戻り、原稿給送部3によって次の原稿MSを給紙・搬送させる。
ステップ220で次の原稿MSがない場合には、制御部7は、変数N、N、N、Nの内、最も大きい変数の向きを全頁の原稿セット向きとして一括して判定し(ステップ221)。判定結果に基づく回転処理を画像処理部8に指示する。画像処理部8は、ステップ219で記憶部9に記憶した全ての未処理原稿画像データに対して、原稿セット向き判定部73の判定結果に基づく回転処理を実行すると共に(ステップ222)、処理済み原稿画像データを記憶部9に記憶し(ステップ223)、ステップ217に至る。
なお、ステップ220で次の原稿MSがない場合、すなわち全ての原稿MSに対して第2の判定機能(レイアウト判定機能)で原稿セット向きを自動で判定しても、閾値Nを越えた変数(判定信頼性ポイントの累計)がない場合には、第2の判定機能(レイアウト判定機能)での判定信頼性が高くないことを通知するメッセージを液晶表示部51に表示させ、このまま簡易判定を実行しても良いか否かをユーザーに問い合わせると好適である。また、ステップ220で次の原稿MSがない場合には、未処理原稿画像データに対して第1の判定機能(文字認識判定機能)で原稿セット向きを判定するようにしても良い。この場合には、最初の未処理原稿画像データから第1の判定機能(文字認識判定機能)で順次判定を行い、第1の判定機能(文字認識判定機能)での判定が成功した時点で、全ての未処理原稿画像データに対して、原稿セット向き判定部73の判定結果に基づく回転処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態は、セットされた原稿MSを順次搬送する原稿給送部3と、原稿給送部3によって搬送されてくる原稿MSの原稿画像を読み取る原稿読取部2とを有する画像形成装置1であって、原稿給送部3にセットされた原稿MSの原稿セット向きを判定する第1の判定機能と当該第1の判定機能によりも判定精度は劣るが判定速度が早い第2の判定機能とを備えた原稿セット向き判定部73と、原稿セット向きを自動判定する判定モードの選択を受け付ける操作部5と、操作部5によって選択を受け付けた判定モードに設定する判定モード設定部71と、原稿セット向き判定部73による判定結果に基づいて原稿読取部2によって読み取られた原稿画像データの回転処理を行う画像処理部8とを具備し、判定モード設定部71によって第1の判定モード(詳細判定)に設定されている場合には、原稿セット向き判定部73は、第1の判定機能によって原稿セット向きを判定し、判定モード設定部71によって第2の判定モード(簡易判定)に設定されている場合には、原稿セット向き判定部73は、第2の判定機能によって原稿セット向きを判定する。
この構成により、原稿画像データの上辺を上向きに自動的に揃える原稿向き自動判定モードにおいて、第1の判定機能による原稿セット向きの判定と、第1の判定機能によりも判定精度は劣るが判定速度が早い第2の判定機能による原稿セット向きの判定とを選択することができるため、原稿セット向きの誤判定を防止しつつ、スキャン速度の低下を防止することができる。
さらに、本実施の形態において、判定モード設定部71によって第1の判定モードに設定されている場合には、原稿セット向き判定部73は、原稿セット向きが揃っていないことを前提に、第1の判定機能によって各頁の原稿セット向きをそれぞれ判定し、判定モード設定部71によって第2の判定モードに設定されている場合には、原稿セット向き判定部73は、原稿セット向きが揃っていることを前提に、第2の判定機能によって全頁の原稿セット向きを一括して判定する。
この構成により、判定モード設定部71によって第2の判定モードに設定されている場合の判定速度を速くすることができ、スキャン速度を向上させることができる。
さらに、本実施の形態において、第1の判定機能は、文字認識によって原稿セット向きを判定する文字認識判定機能であり、第2の判定機能は、レイアウトによって原稿セット向きを判定するレイアウト判定機能である。
さらに、本実施の形態において、原稿セット向き判定部73は、第2の判定機能によって原稿セット向きを判定できない場合には、第1の判定機能によって原稿セット向きを判定する。
この構成により、第2の判定機能による原稿セット向きの誤判定を防止することができる。
さらに、本実施の形態において、原稿セット向き判定部73は、第2の判定機能によって最初の頁から原稿セット向きを順次判定していき、検出信頼性が閾値以上になった時点で全頁の原稿セット向きを一括して判定する。
この構成により、第2の判定機能による原稿セット向きの判定精度を向上させることができる。
さらに、本実施の形態において、原稿セット向き判定部73は、第2の判定機能によって原稿セット向きを判定する場合、表面の原稿セット向きと裏面の原稿セット向きとを分けてそれぞれ判定する。
この構成により、表面の原稿セット向きと裏面の原稿セット向きとをそれぞれ正確に判定することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 画像形成装置
1a 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 操作部
6 記録部
7 制御部
8 画像処理部
9 記憶部
10 通信部
11 ファクス部
12 ネットワーク
13 周辺機器
14 ルーター
15 インターネット
16 電話回線網
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 光源
25 受光部
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
34 ピックアップローラー
35 給紙ローラー
36 搬送ローラー
37 切替爪
38 反転ローラー
41 給紙部
42 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
46 排出空間
51 液晶表示部
52 操作ボタン
61 感光体ドラム
62 帯電部
63 露光部
64 画像形成部
65 転写部
66 定着部
67 クリーニング部
71 判定モード設定部
72 画像メモリー
73 原稿セット向き判定部
74 ファイル作成部
75 送信部
80 送信先設定画面
80a 機能一覧キー
81 機能一覧画面
81a 判定モード設定キー
81b 原稿向き設定キー
82 判定モード設定画面
82a 詳細判定設定キー
82b 簡易判定設定キー
82c 奥向き設定キー
82d 左向き設定キー

Claims (6)

  1. セットされた原稿を順次搬送する原稿給送手段と、前記原稿給送手段によって搬送されてくる原稿の原稿画像を読み取る原稿読取手段とを有する画像処理装置であって、
    前記原稿給送手段にセットされた原稿の原稿セット向きを判定する第1の判定機能と当該第1の判定機能によりも判定精度は劣るが判定速度が早い第2の判定機能とを備えた原稿セット向き判定手段と、
    原稿セット向きを自動判定する判定モードの選択を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段によって選択を受け付けた判定モードに設定する判定モード設定手段と、
    前記原稿セット向き判定手段による判定結果に基づいて前記原稿読取手段によって読み取られた原稿画像データの回転処理を行う画像処理手段とを具備し、
    前記判定モード設定手段によって第1の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、前記第1の判定機能によって原稿セット向きを判定し、
    前記判定モード設定手段によって第2の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって原稿セット向きを判定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定モード設定手段によって前記第1の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、原稿セット向きが揃っていないことを前提に、前記第1の判定機能によって各頁の原稿セット向きをそれぞれ判定し、
    前記判定モード設定手段によって前記第2の判定モードに設定されている場合には、前記原稿セット向き判定手段は、原稿セット向きが揃っていることを前提に、前記第2の判定機能によって全頁の原稿セット向きを一括して判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の判定機能は、文字認識によって原稿セット向きを判定する文字認識判定機能であり、
    前記第2の判定機能は、レイアウトによって原稿セット向きを判定するレイアウト判定機能であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって原稿セット向きを判定できない場合には、前記第1の判定機能によって原稿セット向きを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって最初の頁から原稿セット向きを順次判定していき、検出信頼性が閾値以上になった時点で全頁の原稿セット向きを一括して判定する請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記原稿セット向き判定手段は、前記第2の判定機能によって原稿セット向きを判定する場合、表面の原稿セット向きと裏面の原稿セット向きとを分けてそれぞれ判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
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