JP5642750B2 - 原稿読み取り装置 - Google Patents

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本発明は、プラテンガラスに載置された原稿を読み取る原稿読み取り装置に係り、特に原稿サイズ判定機能を有する原稿読み取り装置に関する。
従来、プラテンガラスに写真や文書等の原稿を読み取る原稿読み取り装置を備えた画像形成装置として電子複写機、ファクシミリ等が知られている。このような画像形成装置では、始めにプラテンガラスに載置された原稿の原稿サイズを判定し、判定した原稿サイズに基づいて読み取りの制御や印刷する用紙の選択等を行うものが知られている。
原稿サイズの検出方法としては、原稿を読み取るスキャナーによって読み取った画像データを用いて行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、プラテンカバーの開閉を2段階で検知する開閉検知手段を設け、プラテンカバーが閉じられかけたことを検知したら第1の走査を行なうと共に、プラテンカバーが完全に閉じられたことを検知したら第2の走査を行ない、これら2回の走査で得られたラインセンサー出力を基に原稿サイズを判定している。
特開平11−75025号公報
特許文献1の従来技術において、プラテンカバーが閉じられかけた際に行う第1の走査は、原稿MS以外の範囲で、光源から照射された光が受光部に結像されない状態で行う必要がある。しかしながら、プラテンカバーの大きく開くことなく、プラテンガラスへの原稿の載置が行われた場合には、プラテンカバーが閉じられかけたことを検知できずに第1の走査が行われないことがある。または、第1の走査を行っても、光源から照射された光がプラテンカバーの反射で受光部に結像されてしまう。この場合には、第1の走査と第2の走査とに差がなくなり、地肌が白色の原稿のサイズを判定することができなくなってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来技術の問題を解決し、プラテンカバーを大きく開くことなく、プラテンガラスへの原稿の載置が行われた場合でも、地肌が白色の原稿のサイズを確実に判定することができる原稿読み取り装置を提供することにある。
本発明の原稿読み取り装置は、光源として複数個のLEDが主走査方向に配列されているスキャナーを、副走査方向に移動させながらプラテンガラスに載置された原稿を走査し、画像データを読み取る原稿読み取り装置であって、前記プラテンガラス上面を開閉し、前記プラテンガラスとの対向面が白色の原稿押さえ面となっているプラテンカバーと、記プラテンカバーの開成を検出する第1開閉検出手段と、前記プラテンカバーの予め設定された閾角度での開成を検出する第2開閉検出手段と、前記第2開閉検出手段によって前記閾角度での開成が検出されることなく、第1開閉検出手段によって前記プラテンカバーの開閉が検出されると、前記スキャナーによって、複数個の前記LEDにおける主走査方向奥側の一部のみを点灯させた手前側位置判定用走査により手前側位置判定データを取得させると共に、複数個の前記LEDにおける主走査方向手前側の一部のみを点灯させた奥側位置判定用走査により奥側位置判定データを取得させ、取得された前記手前側位置判定データ及び前記奥側位置判定データに基づいて前記原稿押さえ面に生じる影を検出し、検出した影に基づいて主走査方向の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の原稿読み取り装置において、 前記手前側位置判定用走査では、主走査方向奥側から、想定される原稿サイズの最小幅よりも狭い範囲の前記LEDを点灯させ、前記奥側位置判定用走査では、主走査方向手前側から、想定される原稿サイズの最小幅よりも狭い範囲の前記LEDを点灯させるようにしても良い。
さらに、本発明の原稿読み取り装置において、前記原稿サイズ判定手段は、前記原稿の副走査方向の位置合わせを行う副走査方向基準線から副走査方向に前記原稿の想定される最大長さを超える範囲の前記手前側位置判定データもしくは前記奥側位置判定データを、前記手前側位置判定用走査もしくは前記奥側位置判定用走査によって取得させ、取得された前記手前側位置判定データもしくは前記奥側位置判定データに基づいて前記原稿押さえ面に生じる影の境界を検出し、検出した影の境界に基づいて副走査方向の原稿サイズを判定するようにしても良い。
本発明によれば、プラテンカバーを大きく開くことなく、プラテンガラスへの原稿の載置が行われた場合でも、複数個のLEDにおける主走査方向奥側の一部のみを点灯させた判定用走査により判定データを取得させると共に、複数個のLEDにおける主走査方向手前側の一部のみを点灯させた判定用走査により判定データを取得させ、取得された判定データに基づいて主走査方向の原稿サイズを判定することで、地肌が白色の原稿のサイズを確実に判定することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の構成を示す外観斜視図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の構成を示す外観斜視図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す断面模式図である。 図3に示す光源の構成を示す外観斜視図である。 図1及び2に示す複写機の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態における原稿サイズ判定動作について説明するためのフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態における第1の判定データ及び第2の判定データに基づく原稿サイズ判定動作について説明するための説明図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態において第3の判定データ及び第4の判定データを取得する際の光源の点灯状態を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態における第3の判定データ、第4の判定データ及び第2の判定データに基づく原稿サイズ判定動作について説明するための説明図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態における第3の判定データ、第4の判定データ及び第2の判定データに基づく原稿サイズ判定動作について説明するための説明図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の画像形成装置は、複写機1であり、図1及び図2を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、操作部5とを備えている。原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。操作部5は、複写機1の手前側に配設されている。また、原稿給送部3と原稿読取部2とは、複写機1の奥側でヒンジ機構36によって接続されており、原稿給送部3を手前側から上方に開くことで、原稿読取部2上面のプラテンガラス22を開放可能な構成になっている。図1には、原稿給送部3を大きく開いた状態が、図2には、原稿給送部3を小さく開いた状態がそれぞれ示されている。なお、本件の画像形成装置は、複写機1で説明したが、スキャナー、複合機等が含まれるのは、言うまでもない。
複写機1の手前側には、複写機1の設定や動作指示を行う操作部5が配設されている。操作部5は、液晶表示部51、操作ボタン52が設けられている。ユーザーは操作部5を操作して指示を入力することで、複写機1の各種の設定を行い、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部51は、複写機1の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。操作ボタン52としては、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、複写機1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読取部2は、図3を参照すると、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備えている。スキャナー21は、LED(Light Emitting Diode)を用いた光源24と、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)ラインセンサー等からなる受光部25とを備えており、原稿給送部3による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。光源24は、図4を参照すると、奥側から手前側にかけて主走査方向に配列された複数個のLEDアレイ241a〜241kと、LEDアレイ241a〜241kをそれぞれ駆動する駆動回路242a〜242kとで構成されている。なお、LEDアレイ241a〜241kは、複数個のLEDが1次元配列されている素子である。プラテンガラス22は、ガラス等の矩形状の透明部材により構成され、原稿読取部2の上面に配置された原稿台である。本実施の形態における原稿MSのプラテンガラス22へのセット位置は、図1に示すように、プラテンガラス22における奥側に向かって左側に位置する辺(以下、副走査方向基準線Bと称す)と、プラテンガラス22における主走査方向の中心線(主走査方向基準線Cと称す)とを基準する、所謂センター合わせで行われる。なお、本実施の形態では、原稿MSの中心線と主走査方向基準線Cとを必ずしも一致させる必要はなく、原稿MSをセットした際に、プラテンガラスの奥側及び手前側の辺のいずれからも離れた状態であれば良い。また、原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿の搬送方向と直交する方向に形成されたスリットである。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿搬送機構32と、原稿排出部33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿は、原稿搬送機構32によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部33に排出される。
原稿給送部3は、プラテンガラス22上面を開閉するプラテンカバーとして機能し、原稿給送部3を上方に開くことで、プラテンガラス22上面が開放され、プラテンガラス22に原稿をセットできる状態となる。また、原稿給送部3におけるプラテンガラス22との対向面は、白色の原稿押さえ面34となっている。図1を参照すると、原稿読取部2には第2開閉検出センサー26が、原稿給送部3には第1開閉検出センサー35が、原稿給送部3(プラテンカバー)の開閉を検出する開閉検出手段としてそれぞれ設けられている。第1開閉検出センサー35は、原稿給送部3(プラテンカバー)の開成を検出するマイクロスイッチであり、原稿給送部3(プラテンカバー)が閉成状態でオンされ、原稿給送部3(プラテンカバー)が開成状態でオフされる。第2開閉検出センサー26は、原稿給送部3(プラテンカバー)の開成が予め設定された閾角度を上回ったことを検出するマイクロスイッチであり、原稿給送部3(プラテンカバー)の開成角度が閾角度以下でオンされ、原稿給送部3(プラテンカバー)の開成角度が閾角度を上回るとオフされる。なお、第2開閉検出センサー26がオン/オフされる閾角度は、以下のように設定されている。すなわち、閾角度で原稿給送部3(プラテンカバー)が開成された状態で、原稿読取部2によって画像データの読み取りを行うと、原稿MS以外の範囲では、光源24から照射された光が受光部25に結像されないように、閾角度が設定されている。
原稿載置部31に原稿が載置されていない状態や、原稿給送部3(プラテンカバー)が開いた開状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿の読み取りが指示されると、プラテンガラス22に載置された原稿が読み取られる。プラテンガラス22に載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22に載置された原稿を主走査方向と直交する副走査方向に副走査方向基準線Bから走査しながら読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿載置部31に原稿が載置された状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿の読み取りが指示されると、原稿給送部3により搬送された原稿が読み取られる。原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
本体部4は、記録部6を備えると共に、給紙部41と、給紙ローラー42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部41は、複数枚の記録紙Pが収納される給紙カセットであり、給紙ローラー42は、給紙部41から記録紙Pを1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す。給紙ローラー42によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙Pは、搬送ローラー44によって記録部6に搬送される。そして、記録部6によって記録が施された記録紙Pは、排出ローラー45によって、原稿読取部2と本体部4との間に形成された排出空間46に排出される。このように、給紙ローラー42、搬送ローラー44及び排出ローラー45は、記録紙Pの搬送部として機能する。
記録部6は、感光体ドラム61と、帯電部62と、露光部63と、画像形成部64と、転写部65と、定着部66と、クリーニング部67とを備えている。露光部63は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットであり、帯電部62によって一様に帯電された感光体ドラム61に対し、画像データに基づくレーザー光を出力して露光し、感光体ドラム61の表面に静電潜像を形成する。画像形成部64は、トナーを用いて感光体ドラム61に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム61上に形成させる。転写部65は、画像形成部64によって感光体ドラム61上に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。定着部66は、転写部65によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。そして感光体ドラム61上に残存するトナーは、クリーニング部67によって除去される。
図5には、複写機1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給紙部3、搬送部(給紙ローラー42、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作部5及び記録部6は、制御部7に接続され、制御部7によって動作制御される。また、制御部7には、画像処理部8と、記憶部9とが接続されている。
制御部7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには複写機1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部7は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部7は、第2開閉検出センサー26及び第1開閉検出センサー35のそれぞれのオン/オフの状況に応じて、原稿読取部2によって複数の判定データを取得させ、この複数の判定データに基づいて原稿MSのサイズを判定する原稿サイズ判定部71として機能する。なお、判定データは、原稿読取部2による幅判定用走査や長さ判定用走査で取得される。原稿読取部2による幅判定用走査は、原稿MSの主走査方向のサイズを判定するための判定データを取得するための走査であり、副走査方向基準線Bから副走査方向に1〜複数ライン分の画像データを取得する。従って、副走査方向基準線Bから副走査方向に1〜複数ライン分の画像データが判定データとなる。また、原稿読取部2による長さ判定用走査は、原稿MSの副走査方向のサイズを判定するための判定データを取得するための走査であり、副走査方向基準線Bから副走査方向に原稿MSの想定される最大長さLMAXを超える範囲の画像データを取得する。従って、副走査方向基準線Bから副走査方向に最大長さLMAXを超える範囲の画像データが判定データとなる。
画像処理部8は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部9は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿を読み取ることで取得された画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
次に、本実施の形態の複写機1における原稿サイズ判定動作について図6乃至図10を参照して詳細に説明する。
原稿給送部3(プラテンカバー)を開けて、プラテンガラス22上に原稿MSをセットするオペレーターによる一連の動作(ステップS1)を検出するために、制御部7は原稿サイズ判定部71として機能し、第1開閉検出センサー35のオフ、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の開成を監視している(ステップS2)。
ステップS2で第2開閉検出センサー26がオフ、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の開成が検出されると、原稿サイズ判定部71は、第2開閉検出センサー26のオフ、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閾角度を上回る開成と(ステップS3)、第1開閉検出センサー35のオン、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閉成とを監視する(ステップS4)。
ステップS3で第2開閉検出センサー26がオフ、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閾角度を上回る開成が検出されると、原稿サイズ判定部71は、第2開閉検出センサー26のオン、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の開成が閾角度以下になるか否かを監視する(ステップS5)。このステップS5により、原稿給送部3(プラテンカバー)が閾角度よりも大きく開成された状態で原稿MSがセットされた後に、原稿給送部3(プラテンカバー)が閉じられかけるタイミングを検出することができる。
ステップS5で第2開閉検出センサー26のオフ、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の開成が閾角度以下になったことが検出されると、原稿サイズ判定部71は、原稿読取部2による幅判定用走査を実行させ、第1の判定データを取得させる(ステップS6)。ステップS6では、原稿給送部3(プラテンカバー)が閾角度で開成された状態で、原稿読取部2による幅判定用走査が行われ、図7に示すような第1の判定データが取得される。図7において、横軸は主走査方向、縦軸は受光部25による検出信号(輝度)である。なお、受光部25による検出信号は、明るい(白)場合ほど高くなり、暗い(黒)場合ほど低くなる。
次に、原稿サイズ判定部71は、第1開閉検出センサー35のオン、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閉成を監視する(ステップS7)。ステップS7で第1開閉検出センサー35のオン、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閉成が検出されると、原稿サイズ判定部71は、原稿読取部2による幅判定用走査を実行させ、第2の判定データを取得させる(ステップS8)。ステップS8では、原稿給送部3(プラテンカバー)が閉成された状態で、原稿読取部2による幅判定用走査が行われ、図7に示すような第2の判定データが取得される。図7(a)には、原稿MSの地肌が白色の場合の第1の判定データ及び第2の判定データが、図7(b)には、原稿MSの地肌が黒色の場合の第1の判定データ及び第2の判定データがそれぞれ示されている。また、図7(a)、(b)とも原稿押さえ面34は白色である。
次に、原稿サイズ判定部71は、ステップS6で取得された第1の判定データと、ステップS8で取得された第2の判定データとに基づき、主走査方向の原稿MSのサイズを判定する(ステップS9)。原稿サイズ判定部71は、第1の判定データ及び第2の判定データを予め設定された閾値Sと比較することで、主走査方向の原稿MSのサイズを判定する。すなわち原稿MSの地肌が白色の場合には、図7(a)に示す第1の判定データにおいて、原稿MSと、それ以外の領域とで受光部25による検出信号が大きな差となって現れる。従って、適切な閾値Sを設定しておくことで、第1の判定データに基づき、閾値S以上の箇所が主走査方向の原稿MSのサイズとして判定される。また、原稿MSの地肌が黒色の場合には、図7(b)に示す第2の判定データにおいて、原稿MSと、それ以外の領域とで受光部25による検出信号が大きな差となって現れる。従って、適切な閾値Sを設定しておくことで、第2の判定データに基づき、閾値S未満の箇所が主走査方向の原稿MSのサイズとして判定される。なお、原稿MSの地肌は、想定される原稿サイズの主走査方向の最小幅WMIN内における検出信号と閾値Sとを比較することで判断することが可能である。
ステップS3で第2開閉検出センサー26がオフ、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閾角度を上回る開成が検出されることなく、ステップS4で第1開閉検出センサー35のオン、すなわち原稿給送部3(プラテンカバー)の閉成が検出されると、原稿サイズ判定部71は、原稿読取部2による幅判定用走査を実行させ、第3の判定データを取得させると共に(ステップS10)、第4の判定データを取得させる(ステップS11)。さらに、ステップS8と同様の動作で第2の判定データを取得させる(ステップS12)。図9には、原稿MSの地肌が白色の場合の第3の判定データ、第4の判定データ及び第2の判定データが、図10には、原稿MSの地肌が黒色の場合の第3の判定データ、第4の判定データ及び第2の判定データがそれぞれ示されている。また、図9及び図10のいずれの場合も原稿押さえ面34は白色である。
ステップS10で第3の判定データを取得する原稿読取部2による幅判定用走査は、ステップS6、S8、S11での幅判定用走査とは異なり、原稿MSの手前側の辺の位置を判定するための手前側位置判定用走査である。具体的には、図8(a)に示すように、複数個のLEDアレイ241a〜241kの内の奥側の一部のみを点灯させて手前側位置判定用走査が行われる。図8(a)に示す例では、LEDアレイ241a〜241cが点灯され、それ以外のLEDアレイ241d〜241kは、消灯された状態で幅判定用走査が行われる。これにより、原稿MSの手前側の辺の影が原稿押さえ面34に生じる。従って、ステップS10で取得される第3の判定データでは、図9に示すように、原稿押さえ面34に生じる影の箇所の検出信号が低くなる。なお、手前側位置判定用走査における複数個のLEDアレイ241a〜241kの点灯範囲は、プラテンガラス22における奥側に位置する辺から原稿サイズの最小幅WMINよりも狭い範囲に設定されている。これにより、原稿MSの手前側の辺の位置に確実に影が生じることになる。
ステップS11で第4の判定データを取得する原稿読取部2による幅判定用走査は、ステップS6、S8、S11での幅判定用走査とは異なり、原稿MSの奥側の辺の位置を判定するための奥側位置判定用走査である。具体的には、図8(b)に示すように、複数個のLEDアレイ241a〜241kの内の手前側の一部のみを点灯させて奥側位置判定用走査行われる。図8(b)に示す例では、LEDアレイ241i〜241kが点灯され、それ以外のLEDアレイ241a〜241hは、消灯された状態で幅判定用走査が行われる。これにより、原稿MSの奥側の辺の影が原稿押さえ面34に生じる。従って、ステップS11で取得される第4の判定データでは、図10に示すように、原稿押さえ面34に生じる影の箇所の検出信号が低くなる。なお、奥側位置判定用走査における複数個のLEDアレイ241a〜241kの点灯範囲は、プラテンガラス22における手前側に位置する辺から原稿サイズの最小幅WMINよりも狭い範囲に設定されている。これにより、原稿MSの奥側の辺の位置に確実に影が生じることになる。
次に、原稿サイズ判定部71は、ステップS10で取得された第3の判定データと、ステップS11で取得された第4の判定データと、ステップS12で取得された第2の判定データとに基づき、主走査方向の原稿MSのサイズを判定する(ステップS13)。原稿サイズ判定部71は、第3の判定データ、第4の判定データ及び第2の判定データを予め設定された閾値Sと比較することで、主走査方向の原稿MSのサイズを判定する。すなわち原稿MSの地肌が白色の場合には、図9に示すように、第3の判定データにおいて、原稿MS及び原稿押さえ面34と、原稿押さえ面34に生じる原稿MSの手前側の辺の影の箇所とで受光部25による検出信号が大きな差となって現れると共に、第4の判定データにおいて、原稿MS及び原稿押さえ面34と、原稿押さえ面34に生じる原稿MSの奥側の辺の影の箇所とで受光部25による検出信号が大きな差となって現れる。従って、第3の判定データ及び第4の判定データに基づき、適切な閾値Sを設定して原稿押さえ面34に生じる影の箇所を検出することで、原稿MSの手前側及び奥側の辺のそれぞれの位置が検出され、原稿MSの手前側及び奥側の辺の位置から原稿MSの奥側の辺の位置までの幅が主走査方向の原稿MSのサイズとして判定される。また、原稿MSの地肌が黒色の場合には、図10に示す第2の判定データにおいて、原稿MSと、それ以外の領域とで受光部25による検出信号が大きな差となって現れる。従って、適切な閾値Sを設定しておくことで、第2の判定データに基づき、閾値S未満の箇所が主走査方向の原稿MSのサイズとして判定される。なお、原稿MSの地肌は、原稿MSの載置が確実に行われる箇所、例えば副走査方向基準線B近傍の主走査方向基準線C付近における検出信号と閾値Sとを比較することで判断することが可能である。
ステップS9もしくはステップS13で主走査方向の原稿MSのサイズを判定した後、原稿サイズ判定部71は、副走査方向の原稿MSのサイズを検知・判定し(ステップS14)、原稿サイズ判定動作を終了する。原稿サイズ判定部71は、原稿読取部2による長さ幅判定用走査を実行させて、長さ判定用の判定データを取得させ、取得された長さ判定用の判定データに基づき、副走査方向の原稿MSのサイズを判定する。副走査方向のサイズ判定は、上述の主走査方向のサイズ判定と同様に、原稿MSと、原稿押さえ面34と、原稿押さえ面34に生じる影とのそれぞれ検出信号の差によって行われる。従って、原稿MSの地肌が白色で、第1の判定データもしくは第3の判定データによって主走査方向のサイズ判定が行われた場合には、ステップS10、S11と同様に複数個のLEDアレイ241a〜241kの一部のみを点灯させて長さ幅判定用走査を実行させる。この場合には、ステップS10のように奥側の一部のみでも良く、ステップS11のように手前側の一部のみでも良い。これにより、取得された長さ判定用の判定データにおいて、原稿MSと、原稿押さえ面34に生じる影(原稿MSの手前側もしくは奥側の辺)との境界を検出することが可能となり、副走査方向の原稿MSのサイズが判定される。一方、原稿MSの地肌が黒色で、第2の判定データによって主走査方向のサイズ判定が行われた場合には、ステップS6、S8、S11と同様に全てのLEDアレイ241a〜241kを点灯させて長さ幅判定用走査を実行させる。これにより、取得された長さ判定用の判定データにおいて、原稿MSと、原稿押さえ面34との境界を検出可能となり、副走査方向の原稿MSのサイズが判定される。
以上説明したように本実施の形態においては、プラテンガラス22を覆う原稿給送部3(プラテンカバー)の開成を検出する第1開閉検出センサー35と、原稿給送部3(プラテンカバー)の予め設定された閾角度での開成を検出する第2開閉検出センサー26と、第2開閉検出センサー26によって閾角度での開成が検出されることなく、第1開閉検出センサー35によって原稿給送部3(プラテンカバー)の開閉が検出されると、スキャナー21によって、複数個のLEDアレイ241a〜241kにおける主走査方向奥側の一部のみを点灯させた手前側位置判定用走査により第3の判定データを取得させると共に、複数個のLEDアレイ241a〜241kにおける主走査方向手前側の一部のみを点灯させた手前側位置判定用走査により第4の判定データを取得させ、取得された第3の判定データ及び第4の判定データに基づいて主走査方向の原稿サイズを判定するように構成されている。この構成により、第3の判定データでは、原稿MSの手前側の辺の影の箇所の検出信号が低くなる。第4の判定データでは、原稿MSの奥側の辺の影の箇所の検出信号が低くなる。従って、原稿給送部3(プラテンカバー)を大きく(閾角度を超えて)開くことなく、プラテンガラス22への原稿MSの載置が行われた場合でも、第3の判定データ及び第4の判定データに基づき、適切な閾値Sを設定して原稿押さえ面34に生じる影の箇所を検出することで、地肌が白色の原稿MSの主走査方向のサイズを確実に判定することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態においては、第3の判定データを取得する手前側位置判定用走査では、主走査方向奥側から、想定される原稿サイズの最小幅よりも狭い範囲のLEDアレイ241a〜241cを点灯させ、第4の判定データを取得する奥側位置判定用走査では、主走査方向手前側から、想定される原稿サイズの最小幅よりも狭い範囲のLEDアレイ241a〜241cを点灯させるように構成されている。この構成により、原稿MSの手前側及び奥側の辺の位置にそれぞれ確実に影が生じさせることができる。
1 複写機
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 操作部
6 記録部
7 制御部
8 画像処理部
9 記憶部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 光源
241a〜241k LEDアレイ
242a〜242k 駆動回路
25 受光部
26 第2開閉検出センサー
31 原稿載置部
32 原稿搬送機構
33 原稿排出部
34 原稿押さえ面
35 第1開閉検出センサー
36 ヒンジ機構
41 給紙部
42 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
46 排出空間
51 液晶表示部
52 操作ボタン
61 感光体ドラム
62 帯電部
63 露光部
64 画像形成部
65 転写部
66 定着部
67 クリーニング部
71 原稿サイズ判定部
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 複写機
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 操作部
6 記録部
7 制御部
8 画像処理部
9 記憶部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 光源
241a〜241k LEDアレイ
242a〜242k 駆動回路
25 受光部
26 第2開閉検出センサー
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
34 原稿押さえ面
35 第1開閉検出センサー
36 ヒンジ機構
41 給紙部
42 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
46 排出空間
51 液晶表示部
52 操作ボタン
61 感光体ドラム
62 帯電部
63 露光部
64 画像形成部
65 転写部
66 定着部
67 クリーニング部
71 原稿サイズ判定部

Claims (3)

  1. 光源として複数個のLEDが主走査方向に配列されているスキャナーを、副走査方向に移動させながらプラテンガラスに載置された原稿を走査し、画像データを読み取る原稿読み取り装置であって、
    前記プラテンガラス上面を開閉し、前記プラテンガラスとの対向面が白色の原稿押さえ面となっているプラテンカバーと、
    記プラテンカバーの開成を検出する第1開閉検出手段と、
    前記プラテンカバーの予め設定された閾角度での開成を検出する第2開閉検出手段と、
    前記第2開閉検出手段によって前記閾角度での開成が検出されることなく、第1開閉検出手段によって前記プラテンカバーの開閉が検出されると、前記スキャナーによって、複数個の前記LEDにおける主走査方向奥側の一部のみを点灯させた手前側位置判定用走査により手前側位置判定データを取得させると共に、複数個の前記LEDにおける主走査方向手前側の一部のみを点灯させた奥側位置判定用走査により奥側位置判定データを取得させ、取得された前記手前側位置判定データ及び前記奥側位置判定データに基づいて前記原稿押さえ面に生じる影を検出し、検出した影に基づいて主走査方向の原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段とを具備することを特徴とする原稿読み取り装置。
  2. 前記手前側位置判定用走査では、主走査方向奥側から、想定される原稿サイズの最小幅よりも狭い範囲の前記LEDを点灯させ、
    前記奥側位置判定用走査では、主走査方向手前側から、想定される原稿サイズの最小幅よりも狭い範囲の前記LEDを点灯させることを特徴とする請求項1記載の原稿読み取り装置。
  3. 前記原稿サイズ判定手段は、前記原稿の副走査方向の位置合わせを行う副走査方向基準線から副走査方向に前記原稿の想定される最大長さを超える範囲の前記手前側位置判定データもしくは前記奥側位置判定データを、前記手前側位置判定用走査もしくは前記奥側位置判定用走査によって取得させ、取得された前記手前側位置判定データもしくは前記奥側位置判定データに基づいて前記原稿押さえ面に生じる影の境界を検出し、検出した影の境界に基づいて副走査方向の原稿サイズを判定することを特徴とする請求項1又は2記載の原稿読み取り装置。
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