JP2016134870A - 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】イメージセンサが千鳥状に配列された原稿読取装置によりカラー画像を読み取る場合において、良好な読取画像を得る。【解決手段】千鳥状に重ねて配置された複数のイメージセンサ1、2と、イメージセンサ1、2の副走査方向に重複して配置されている範囲について複数色の網点周期を検出する網点周期検出部37と、網点周期検出部37にて検出された複数色の網点周期に基づいて共通の網点周期を算出する網点周期算出部38と、共通の網点周期に基づいて補正係数を算出する補正係数算出部33と、補正係数算出部33にて算出された補正係数を用いて、複数のイメージセンサ1、2により読み取られた画像に対して補正処理を行う補正処理部34と、を備える。【選択図】図6
Description
本発明は、画像読取装置、該画像読取装置を備える画像形成装置、画像読取方法、及び、プログラムに関する。
従来から、例えばCMOS、CCD等の受光素子を用いたイメージセンサによる原稿搬送型の原稿読取装置において、イメージセンサを複数個千鳥状に主走査方向に配列することで、原稿を読み取る技術が知られている。
イメージセンサが千鳥状に配列された原稿読取装置により画像を読み取った際、各イメージセンサによる出力は副走査方向にズレが生じる。このため、フレームメモリを用いて所定のライン数を遅延させることで1ラインの画像を形成することとしている。しかし、所定のライン数を遅延させていることから原稿搬送に送りムラが生じると各イメージセンサの繋ぎ目にズレが生じてしまう。
そこで、従来は、各イメージセンサの繋ぎ目部分における周囲画素を利用してぼかし処理を行い、繋ぎ目に生じたズレを目立たなくさせる方法が既に知られている。例えば、これに関する技術が特許文献1に記載されている。
しかし、特許文献1に記載されたような従来の技術は、読み取った画像がモノクロ画像であるときには有効である一方、読み取った画像がカラー画像の場合において、例えばRGBそれぞれにおいて網点を検知し、この検知結果に基づいて従来の補正処理を行っても、繋ぎ目部分で色味が変わってしまうという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、イメージセンサが千鳥状に配列された原稿読取装置によりカラー画像を読み取る場合において、良好な読取画像を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の画像読取装置は、千鳥状に重ねて配置された複数の読取手段と、複数の読取手段が副走査方向に重複して配置されている範囲について複数色の網点周期を検出する網点周期検出手段と、網点周期検出手段にて検出された複数色の網点周期に基づいて共通の網点周期を算出する網点周期算出手段と、共通の網点周期に基づいて補正係数を算出する補正係数算出手段と、補正係数算出手段にて算出された補正係数を用いて、複数の読取手段により読み取られた画像に対して補正処理を行う補正処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、イメージセンサが千鳥状に配列された原稿読取装置によりカラー画像を読み取る場合において、良好な読取画像を得ることが可能となる。
本発明の実施形態の画像読取装置に関し以下図面を用いて説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施形態に限定されるものではない。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。
本発明の実施形態における画像読取装置を備える画像形成装置の概略構成について図1を参照して説明する。本実施形態における画像形成装置は、大きく分けて画像読取装置部16と画像出力部17で構成されている。
画像読取装置部16は、さらに下側の原稿台7及び上側の原稿カバー8により構成されている。原稿台7は、読取部22、ローラ4a及び5a、原稿挿入センサ9、サイズ検出センサ10並びに原稿排出センサ11を含む。
読取部22は、イメージセンサ1及び2により原稿13の画像を読み取る。ローラ4a及び5aは、読取部22の前後にそれぞれ配置されており、モータ50の駆動力が伝達されることにより、所定の回転軸を中心に回転される。
原稿挿入センサ9は、原稿台7及び原稿カバー8の間に原稿13が挿入されたか否かを検出する。サイズ検出センサ10は、原稿13の主走査方向の、すなわち左右方向のサイズを検出する。原稿排出センサ11は、原稿台7及び原稿カバー8の間から原稿13が排出されたか否かを検出する。原稿排出センサ11により原稿13が所定時間読み取られたままのとき原稿詰まりであるとして所定の表示部に表示する。なお、図に示された各センサの取付位置、形状、数はこれらに限定されず、装置の仕様に応じて適宜変更できるものとしてよい。
原稿カバー8は、白基準板3並びにローラ4b及び5bを含む。白基準板3は、シェーディング補正用の板であり、原稿台7のコンタクトガラス6と対向する位置に設置されている。ローラ4b及び5bは、原稿台7のローラ4a及び5aとそれぞれ対向する位置に設置されており、モータ50の駆動力が伝達されることにより、所定の回転軸を中心に回転される。
この画像読取装置部16は、原稿台7及び原稿カバー8の間に原稿13を挟み込み、ローラ4a及び5aとローラ4b及び5bとの間にこの原稿13を挟持して矢印A方向へ、すなわち前から後へ向かう副走査方向へ搬送しながら、読取部22により原稿13の下面から画像を読み取る。
画像出力部17には、給紙部15及び画像形成部14が含まれる。給紙部15は、例えば印刷用紙などの媒体が格納されており、この媒体を1枚ずつ画像形成部14へ供給する。画像形成部14は、画像読取装置部16により読み取られた画像などを媒体に印字し、排出経路B1又はB2に沿って排出する。なお、画像形成部14における印刷方式は電子写真方式でもインクジェット方式でもよい。
次に、図1に示した読取部22の概略構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、本実施形態に係る読取部22は、イメージセンサ1及び2、並びにコンタクトガラス6により構成されている。
コンタクトガラス6は、原稿台7の上面に填め込まれており、原稿13の読取に必要な光を通過させる一方、イメージセンサ1及び2を接触による損傷などから保護している。
イメージセンサ1は、光源、レンズ及びセンサにより構成されている。センサは、複数の素子が長手方向、すなわち主走査方向に沿って一直線状に配置された、いわゆるラインイメージセンサとなっている。すなわちイメージセンサ1は、コンタクトガラス6上にある原稿13に光を照射し、この原稿13より反射された反射光の光量をセンサの各素子により検出して、その光量の大小をデジタル化した画素値を順次並べて第1画素データU1を生成する。この第1画素データU1は、原稿13の一部分を主走査方向に細長い画像、すなわちラインイメージとして表したものとなる。
またイメージセンサ1は、原稿台7内におけるコンタクトガラス6の下側に設けられており、主走査方向を左右に向けると共に、読取部22の全読取範囲のうち左側半分を横切るような位置に取り付けられている。
イメージセンサ2は、イメージセンサ1と同様のラインイメージセンサとして構成されており、第2画素データU2を生成する。このイメージセンサ2は、イメージセンサ1と同様に主走査方向を左右に向けているものの、読取部22の全読取範囲のうち右側半分を横切るような位置であって、且つイメージセンサ1から距離LZだけ前側に、すなわちイメージセンサ1に対し副走査方向に先行するように取り付けられている。換言すれば、イメージセンサ1及びイメージセンサ2は、いわゆる千鳥状に配置されている。
またイメージセンサ2は、前後方向から見て、左右の中央部分において読取範囲をイメージセンサ1の読取範囲と重複させている。これにより、各イメージセンサの取り付け精度に起因する画素抜けを防止することができる。なお、本実施形態においては、イメージセンサが2つからなる構成であるが、3つ以上で構成されていてもよい。
各イメージセンサで読み取られた画像は後述するアナログ・デジタル変換部によってデジタルデータに変換され、後述する画像処理部へ転送される。なお、本実施形態においては、原稿を副走査方向に移動させて読取画像を得ることとしているが、これに代えてイメージセンサが移動して読取画像を得ることとしてもよい。
次に、イメージセンサ1及びイメージセンサ2による原稿13の読取処理について図3〜図5を参照して説明する。ここでは、図3に示すように左右方向すなわち主走査方向の長さが比較的長い原稿13を読み取る場合を想定する。イメージセンサ1及びイメージセンサ2は、副走査方向に千鳥状に配置されている。なお、以降の説明の便宜上、符号18で示される破線はイメージセンサ1及びイメージセンサ2で読み取られた各画像を合成する際の繋ぎ目とする。
図4は、イメージセンサ1及びイメージセンサ2によって実際に読み取った各読取画像を示したものである。ここでは、イメージセンサ1によって読み取った画像を読取画像20とし、イメージセンサ2によって読み取った画像を読取画像19とする。イメージセンサ1と2はZライン分、副走査方向に離れているため、読取画像20、読取画像19も理論上はZライン分ずれていることになる。Zラインは固定値であり、製品出荷前後にチャート等を使用してずれ量を決定している。
図5は、読取画像20及び読取画像19は、Zライン分ずれているため、読取画像19をZライン分遅延させて出力する。そして、繋ぎ目18より左側を読取画像20、右側を読取画像19にZライン遅延処理を施したもので合成し、合成画像21を出力している。しかし、合成画像21においては、以下の理由により図示するようなズレが発生する。具体的には、例えば最大で±3ライン程度のずれが生じる場合がある。
(1)原稿13は、ローラ4a、5a、4b、及び5bにより搬送される際、その厚さや紙の種類により滑りが生じることがあり、想定されていた搬送速度と異なる速度で搬送される場合がある。Zラインが固定されていると、合成画像21にずれが生じることになる。
(2)ローラ4a、5a、4b、及び5bが回転軸の中心からずれている、すなわち偏心している場合、ローラ12等が1回転する間に原稿13を挟持する力が変化し、結果的に原稿13の搬送速度が想定された搬送速度から相違してしまう可能性がある。
(3)ローラ4a、5a、4b、及び5bの半径が設計値と異なる場合やローラ同士でばらつきがある場合、結果的に原稿13の搬送速度が想定された搬送速度から相違してしまう可能性がある。
このずれを目立たなくするために従来は特許文献1に記載されたようなぼかし処理を繋ぎ目18付近で行っていたが、本処理はモノクロ画像では有効だが、カラー画像においては当該処理によって色味が変化してしまう。そこで本実施形態では以下のような構成により、読取画像がカラー画像であっても色味が変化することない良好な画像を得る。
本実施形態における画像読取装置の機能ブロックについて図6を参照して説明する。本実施形態における画像読取装置は、読取部22と、画像処理部30と、これら各部を制御する制御部40で構成されている。
読取部22は、イメージセンサ1及びイメージセンサ2、アナログ・デジタル変換部(以下「A/D」という。)23及びA/D24、並びにメモリ25を備える。イメージセンサ1及びイメージセンサ2によって読み取った各画像をA/D23及びA/D24によりデジタル変換する。
メモリ25は、イメージセンサ2による読取画像をA/D24によりデジタル変換したものを一時記憶する。そして、メモリ25は、上述したZラインに相当する遅延時間の経過後に第2画素データU2を読み出し、画像処理部30へ供給する。
画像処理部30は、シェーディング補正処理部31と、補正部32と、網点検出部35を備える。補正部32は、補正係数算出部33と、補正処理部34を備える。また、網点検出部35は、検出用メモリ36と、網点周期検出部37と、網点周期算出部38を備える。
シェーディング補正処理部31は、第1画素データU1及び第2画素データU2それぞれに対し濃度レベルのむら(シェーディング)を補正するシェーディング補正処理を施し、処理後のデータを補正部32及び網点検出部35に供給する。
網点検出部35は、シェーディング補正処理部31から供給された画像における網点を検出する。網点検出について、図7及び図8を参照して説明する。なお、以下に説明する網点検出の方法は一例であって、これ以外の公知の方法を用いてもよい。
網点検出部35は、イメージセンサ1及びイメージセンサ2の繋ぎ目18における注目画素Pが、網点であるか、例えばベタ等の非網点であるかどうかを判定する。このため、注目画素Pを含む所定の周囲領域Dにおける各画素値を用いる。周囲領域Dにおける各画素値の平均読取値Ave、平均読取値Aveに対するノイズ除去分の係数γ(<1)から、以下の式より2つの閾値を算出する。
Thh=Ave*(1+γ)・・・[1]
Thl=Ave*(1−γ)・・・[2]
Thl=Ave*(1−γ)・・・[2]
例えば周囲領域DにおけるN個の画素の中で、閾値Thh、Thlを用い、Thl以下からThh以上に立ち上がった回数を網点の個数qとすると、N/qを網点周期Tとする。なお、q=0のときはベタ画像として処理することとする。
網点検出部35による網点の個数qを算出する手順について図8を参照して説明する。ここで、nは、図において、周囲領域Dにおける0からN画素のうち何画素目について網点を判定しているかを示すものである。
まず、網点検出部35は、網点の個数qと上記nを初期化する(ステップS1)。
そして、網点検出部35は、網点を判定するとき、nに1を加算する(ステップS2)。
次に、網点検出部35は、nがNより大きいか否かを判定する(ステップS3)。網点検出部35は、nがNより大きくなれば(ステップS3、YES)、処理を終了する。他方、網点検出部35は、nがNより小さければ(ステップS3、NO)、次に判定対象のn画素目が閾値Thl以下か否かを判定する(ステップS4)。
網点検出部35は、判定対象のn画素目が閾値Thl以下であれば(ステップS4、YES)、次の画素を網点の判定対象とすべく、nに1を加算する(ステップS5)。他方、網点検出部35は、判定対象のn画素目が閾値Thl以上であれば(ステップS4、NO)、ステップS2へ戻る。
さらに、網点検出部35は、nがNより大きいか否かを判定する(ステップS6)。そして、網点検出部35は、nがNより大きくなれば(ステップS6、YES)、処理を終了する。他方、網点検出部35は、nがNより小さければ(ステップS6、NO)、次に判定対象のn画素目が閾値Thh以上か否かを判定する(ステップS7)。
網点検出部35は、判定対象のn画素目が閾値Thh以上であれば(ステップS7、YES)、判定対象のn画素目が網点であると判定し、qに1を加算し(ステップS8)、次の画素における網点の判定を行う(ステップS2)。他方、網点検出部35は、判定対象のn画素目が閾値Thh以下であれば(ステップS7、NO)、ステップS5へ戻る。以上の手順により周囲領域Dの範囲内に網点がいくつあるか判定することが可能である。
検出用メモリ36は、シェーディング後の画像のうち、網点周期を検出する領域におけるRGB値で示されるデータを保存する。検出用メモリ36に保存されたデータは、網点周期検出部37に送られる。なお、保存されたデータが、例えば白黒等の単色データの場合、本処理は行われない。
網点周期検出部37は、イメージセンサ1及びイメージセンサ2が副走査方向に重複して配置されている範囲について、検出された網点に基づいて複数色の網点周期を検出する網点周期検出手段である。
網点周期算出部38は、網点周期検出部37にて検出されたRGB各色の網点周期に基づいて共通の網点周期を算出する網点周期算出手段である。より具体的には、網点周期算出部38は、RGB各色の網点周期の合成値に基づいて共通の網点周期を算出する。これによれば、網点周期を算出するのがRGBについて1回分で済むため装置における処理負荷を軽減することができる。RGB各色の網点周期をTr、Tg、Tbとし、網点周期の合成値をTyとする。
また、網点周期算出部38は、網点周期検出手段により検出される色順に検出された色の網点周期を算出することが好ましい。これによれば、例えばRGBの色順に網点周期を算出していけばよいため、使用するメモリ消費量が少なくて済むからである。共通の網点周期については後述する。
補正部32は、シェーディング補正処理部31から供給された画像を、網点検出部35での処理結果を基に補正する。補正係数算出部33は、共通の網点周期に基づいて補正係数を算出する補正係数算出手段である。補正処理部34は、補正係数算出部33にて算出された補正係数を用いて、イメージセンサ1及びイメージセンサ2により読み取られた画像に対して補正処理を行う補正処理手段である。
次に、本実施形態における補正係数の求め方について図9を参照して説明する。本実施形態においては、網点周期検出部37によりR、G、B毎に網点周期Tr、Tg、Tbを求める。そして、網点周期算出部38は、網点周期検出部37により求めたTr、Tg、Tbを合成した値Tyを算出する。これが本実施形態における共通の網点周期に相当する。このTyから補正係数を求める。なお、Tyの算出にはYUV変換式を用いてもよい。これによれば、R、G、Bと順番にデータが入力された際に順番に網点周期を求めるため、使用するメモリ消費量が少なくて済む。
以上、本実施形態によれば、カラー時は繋ぎ目付近の網点を検知する際に、RGBの合成値で網点周期を検出することで、RGBで同じ補正値を使って補正する。このため、カラー時に繋ぎ目が網点であっても濃淡が潰れることなく、繋ぎ目付近の色が変化することなく良好な画像を得ることができる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上述した本実施形態の画像読取装置における各処理を、ハードウェア、又は、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
1、2 イメージセンサ
3 白基準板
4a、5a、4b、5b ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿台
8 原稿カバー
9 原稿挿入センサ
10 サイズ検出センサ
11 原稿排出センサ
13 原稿
14 画像形成部
15 給紙部
16 画像読取装置部
17 画像出力部
22 読取部
23、24 A/D
25 メモリ
30 画像処理部
31 シェーディング補正処理部
32 補正部
33 補正係数算出部
34 補正処理部
35 網点検出部
36 検出用メモリ
37 網点周期検出部
38 網点周期算出部
40 制御部
3 白基準板
4a、5a、4b、5b ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿台
8 原稿カバー
9 原稿挿入センサ
10 サイズ検出センサ
11 原稿排出センサ
13 原稿
14 画像形成部
15 給紙部
16 画像読取装置部
17 画像出力部
22 読取部
23、24 A/D
25 メモリ
30 画像処理部
31 シェーディング補正処理部
32 補正部
33 補正係数算出部
34 補正処理部
35 網点検出部
36 検出用メモリ
37 網点周期検出部
38 網点周期算出部
40 制御部
Claims (6)
- 千鳥状に重ねて配置された複数の読取手段と、
前記複数の読取手段が副走査方向に重複して配置されている範囲について複数色の網点周期を検出する網点周期検出手段と、
前記網点周期検出手段にて検出された複数色の網点周期に基づいて共通の網点周期を算出する網点周期算出手段と、
前記共通の網点周期に基づいて補正係数を算出する補正係数算出手段と、
前記補正係数算出手段にて算出された補正係数を用いて、前記複数の読取手段により読み取られた画像に対して補正処理を行う補正処理手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記網点周期算出手段は、前記複数色の網点周期の合成値に基づいて前記共通の網点周期を算出することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記網点周期算出手段は、前記網点周期検出手段により検出される色順に検出された色の網点周期を算出することを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1から3の何れか1項に記載の画像読取装置を有することを特徴とする画像形成装置。
- 千鳥状に重ねて配置された複数の読取手段が副走査方向に重複して配置されている範囲について複数色の網点周期を検出するステップと、
検出された前記複数色の網点周期に基づいて共通の網点周期を算出するステップと、
前記共通の網点周期に基づいて補正係数を算出するステップと、
算出された前記補正係数を用いて、前記複数の読取手段により読み取られた画像に対して補正処理を行うステップと、
を備えることを特徴とする画像読取方法。 - 千鳥状に重ねて配置された複数の読取手段が副走査方向に重複して配置されている範囲について複数色の網点周期を検出する処理と、
検出された前記複数色の網点周期に基づいて共通の網点周期を算出する処理と、
前記共通の網点周期に基づいて補正係数を算出する処理と、
算出された前記補正係数を用いて、前記複数の読取手段により読み取られた画像に対して補正を行う処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015010007A JP2016134870A (ja) | 2015-01-22 | 2015-01-22 | 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、及び、プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7516114B2 (ja) | 2020-05-29 | 2024-07-16 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成システム |
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2015
- 2015-01-22 JP JP2015010007A patent/JP2016134870A/ja active Pending
Cited By (1)
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