JP2016132442A - 車両用制振制御装置 - Google Patents

車両用制振制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016132442A
JP2016132442A JP2015010599A JP2015010599A JP2016132442A JP 2016132442 A JP2016132442 A JP 2016132442A JP 2015010599 A JP2015010599 A JP 2015010599A JP 2015010599 A JP2015010599 A JP 2015010599A JP 2016132442 A JP2016132442 A JP 2016132442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
filter
torque command
control unit
drive motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015010599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6503757B2 (ja
Inventor
和彦 松並
Kazuhiko Matsunami
和彦 松並
良太 宮分
Ryota Miyabu
良太 宮分
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2015010599A priority Critical patent/JP6503757B2/ja
Publication of JP2016132442A publication Critical patent/JP2016132442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6503757B2 publication Critical patent/JP6503757B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両状態の変化に応じて速やかにフィルタ係数を変更することができ、振動又は騒音の発生を好適に抑制することができる車両用制振制御装置を提供すること。
【解決手段】内燃機関及び駆動モータ2の少なくとも一方から出力された動力を、変速機を介して駆動輪に伝達することにより走行する車両に搭載される車両用制振制御装置であって、駆動モータ2に対してトルク指令値を出力するトルク指令部50と、駆動モータ2の振動又は騒音を示す信号を抽出するフィルタ41を有する制御部40とを備え、フィルタ41は、クラッチ締結情報と変速段情報とに基づいてフィルタ係数が変更されるよう構成され、制御部40は、フィルタ41によって抽出された信号に基づきトルク指令値を補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は、動力源として少なくとも電動機を備えた車両に搭載される車両用制振制御装置に関する。
従来の車両用制振制御装置として、車両の振動又は騒音を検出し、当該振動又は騒音を示す参照信号に対してフィルタ係数を用いた適応フィルタ処理を行って、検出した騒音を打ち消す打消音を示す制御信号を生成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両用制振制御装置は、上述のように生成した制御信号に基づきスピーカから打消音を出力することで、車両の騒音を抑制するものである。また、この車両用制振制御装置においては、フィルタ係数が逐次更新されるようになっており、例えば車体のロール量や転舵量等の変化速度が所定の条件を満たす場合にフィルタ係数の更新量が通常よりも大きくされるようになっている。
特許第5474752号公報
しかしながら、上述の従来の車両用制振制御装置にあっては、例えばカーブに入る前の転舵量とカーブ路を走行中の転舵量との間の開きをみる等、車両状態の変化を観察しながらフィルタ係数を変更することとなる。このため、従来の車両用制振制御装置では、車両状態の変化を検出してからフィルタ係数を変更するまでに遅れが生じてしまう。したがって、従来の車両用制振制御装置は、フィルタ係数を変更するまでの間における振動又は騒音の発生を抑制することができないおそれがあった。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、車両状態の変化に応じて速やかにフィルタ係数を変更することができ、振動又は騒音の発生を好適に抑制することができる車両用制振制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、内燃機関及び電動機の少なくとも一方から出力された動力を、変速機を介して駆動輪に伝達することにより走行する車両に搭載される車両用制振制御装置であって、前記電動機に対してトルク指令値を出力するトルク指令部と、前記電動機の振動又は騒音を示す信号を抽出するフィルタを有する制御部と、を備え、前記変速機は、前記内燃機関との間の動力伝達経路にクラッチを有し、前記フィルタは、前記クラッチが締結状態にあるか否かと前記変速機において成立している変速段とに基づいてフィルタ係数が変更されるよう構成され、前記制御部は、前記フィルタによって抽出された前記信号に基づき前記トルク指令値を補正する構成を有する。
本発明によれば、車両状態の変化に応じて速やかにフィルタ係数を変更することができ、振動又は騒音の発生を好適に抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用制振制御装置を搭載した車両のシステム図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る車両用制振制御装置によって実行される制振制御の概要を説明する図である。 図3は、車両状態の変化に応じて異なる共振周波数を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る車両用制振制御装置によって実行される制振制御の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る車両用制振制御装置を搭載した車両100は、内燃機関1と、電動機としての駆動モータ2と、変速機3と、駆動輪4と、ハイブリッドコントローラ5とを含んで構成されている。
車両100は、内燃機関1及び駆動モータ2の少なくとも一方から出力された駆動力を、変速機3を介して駆動輪4に伝達することにより走行する、いわゆるハイブリッド車である。
内燃機関1は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うとともに、圧縮行程及び膨張行程の間に図示しない点火装置によって点火を行う4サイクルのガソリンエンジンによって構成されている。内燃機関1は、ガソリンエンジンに限らず、ディーゼルエンジンで構成されてもよい。
駆動モータ2は、高電圧バッテリ21から供給される電力によって機械力である駆動力を生成するとともに、変速機3側から入力される機械力によって駆動されることにより電力を生成、すなわち発電を行う。駆動モータ2で発電された電力は、高電圧バッテリ21に蓄えられる。駆動モータ2には、駆動モータ2のモータ回転数Nmを検出する回転数センサ20が設けられている。回転数センサ20は、検出したモータ回転数Nmを示す信号をインバータ22の制御部40に出力する。
また、駆動モータ2には、インバータ22が接続されている。インバータ22は、高電圧バッテリ21と駆動モータ2との間における電力の授受を制御する。インバータ22は、ハイブリッドコントローラ5から入力されるトルク指令値に基づき、高電圧バッテリ21から駆動モータ2に供給する駆動電力を制御する。
また、インバータ22は、車両100の振動又は騒音を抑制するためにハイブリッドコントローラ5から入力された、駆動モータ2に対するトルク指令値を補正する制振制御を実行する制御部40を有する。なお、制振制御の詳細については、後述する。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
制御部40のROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットを制御部40として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、制御部40において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、制御部40として機能する。制御部40は、ハイブリッドコントローラ5に接続され、相互にデータのやりとりを行う。
変速機3は、減速機31と、変速機構32と、クラッチ33と、動力伝達機構34とを含んで構成されている。減速機31は、動力伝達機構34に常時接続されており、駆動モータ2から出力される駆動力を駆動輪4に伝達する。一方、車両100の減速時等は、駆動輪4の回転を駆動モータ2に伝達可能となっている。
変速機構32は、クラッチ33を介して内燃機関1と接続されており、クラッチ締結時には、内燃機関1から出力された回転を所定の変速比で変速した後、動力伝達機構34を介して駆動輪4に出力する。
クラッチ33は、内燃機関1と変速機構32との間の動力伝達経路上に設けられ、締結状態とされた場合には、内燃機関1の駆動力を変速機構32に伝達する。一方、クラッチ33は、解放状態とされた場合には、内燃機関1と変速機構32との間における動力の伝達を遮断する。
動力伝達機構34は、例えば遊星歯車機構等によって構成され、駆動モータ2から出力された駆動力と、内燃機関1から出力された駆動力とを合成して、駆動輪4に出力するものである。
また、変速機3は、クラッチ33が解放状態又は締結状態のいずれの状態にあるかを検出するクラッチセンサ36と、変速機構32において成立している変速段を検出する変速段検出部37とを、さらに備えている。クラッチセンサ36は、クラッチ33が解放状態又は締結状態のいずれの状態にあるかを示す信号をクラッチ締結情報としてインバータ22の制御部40に出力する。
変速段検出部37は、例えば車速やスロットル開度等に基づき変速マップを参照することにより現在の変速段を検出する構成であってもよいし、変速機構32の変速段を検出する変速段検出センサによって構成されていてもよい。変速段検出部37は、変速機構32の変速段を示す信号を変速段情報としてインバータ22の制御部40に出力する。
ハイブリッドコントローラ5は、CPUと、RAMと、ROMと、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
ハイブリッドコントローラ5のROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをハイブリッドコントローラ5として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、ハイブリッドコントローラ5において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ハイブリッドコントローラ5として機能する。
また、ハイブリッドコントローラ5は、アクセル開度やスロットル開度、車速等に基づき、車両100の要求駆動力を算出し、算出した要求駆動力を満たすように内燃機関1及び駆動モータ2を制御する。
具体的には、ハイブリッドコントローラ5は、要求駆動力に基づき、内燃機関1又は駆動モータ2に対してトルク指令値を出力する。また、ハイブリッドコントローラ5は、例えば駆動モータ2によるアシストが必要な場合等には、内燃機関1及び駆動モータ2の双方に対してトルク指令値を出力する。このように、ハイブリッドコントローラ5は、内燃機関1及び駆動モータ2のいずれか、又は双方にトルク指令値を出力するトルク指令部50としての機能を有する。
次に、図2ないし図4を参照して、制御部40によって実行される制振制御の詳細について説明する。
図2は、制振制御の概要を説明するために主要な構成をブロック図で示したものである。図2に示すように、制御部40は、フィルタ41と、フィルタ係数変更部42と、補正トルク算出部43とを含んで構成されている。
フィルタ41は、駆動モータ2の振動又は騒音を示す信号を抽出するものであり、例えば特定の周波数成分を抽出するバンドパスフィルタによって構成されている。具体的には、フィルタ41は、駆動モータ2の回転数センサ20から入力されるモータ回転数Nmに基づく周波数成分のうち、車両100に有害な振動又は騒音を示す周波数成分を特定の周波数成分として抽出する。
ここで、駆動モータ2の出力軸からみた系の共振周波数は、クラッチ33が締結状態にあるか否か、及び変速機構32において成立している変速段によって変化する。例えば、図3に示すように、駆動モータ2のみの駆動力で車両100を走行させるEVモードのときの共振周波数を「f1」とすると、内燃機関1及び駆動モータ2の双方の駆動力によって車両100を走行させるHEVモードでは、共振周波数が「f2」へと大きく変化する。また、変速段が変更された場合にも、共振周波数が「f3、f4・・・」と変化する。図3では、f5以降の共振周波数の図示を省略しているが、例えば変速段の数に応じた共振周波数が存在する。
このような共振周波数の変化は、例えばHEVモードにあってはクラッチ33を締結状態とすることで内燃機関1や変速機構32側のイナーシャやバネ系の要素が接続されるため、全体の共振周波数が変化することに起因するものと考えられる。
したがって、フィルタ41のフィルタ係数を1つに設定してしまうと、ある1つの周波数成分のみしか抽出されないこととなってしまう。また、上述したような複数の共振周波数をカバーしようとフィルタ41の周波数帯域を広くすると、本来有害でない周波数成分までも抽出してしまうこととなる。この場合、後述するようなトルク指令値のフィードバックを行うと、本来有害でない周波数成分に基づきトルク指令値が補正され、当該有害でない周波数成分を増幅して新たな振動や騒音を発生するおそれがある。
そこで、本実施の形態では、フィルタ41は、クラッチ33が締結状態にあるか否かと変速機構32において成立している変速段とに基づいてフィルタ係数が変更されるよう構成されている。すなわち、フィルタ係数変更部42は、クラッチ締結情報及び変速段情報に基づきフィルタ41のフィルタ係数を変更することにより、周波数帯域の設定の切り替えを行う。
具体的には、クラッチ締結情報及び変速段情報とフィルタ係数との関係を規定した係数テーブルが制御部40のROMに記憶されており、フィルタ係数変更部42は、入力されたクラッチ締結情報及び変速段情報に基づき係数テーブルを参照することによって車両100の状態変化に応じた最適なフィルタ係数を複数のフィルタ係数の中から選択して設定する。なお、各フィルタ係数は、予め実験的に求められた適合値である。
補正トルク算出部43は、フィルタ41で抽出された特定の周波数成分に補正ゲインを乗算することにより、車両100に有害な振動又は騒音を示す周波数成分を打ち消すための補正トルクを算出する。
制御部40は、補正トルク算出部43によって算出された補正トルクをトルク指令値にフィードバックする。これにより、駆動モータ2に対するトルク指令値が補正される。このように、制御部40は、フィルタ41によって抽出された特定の周波数成分に基づき、ハイブリッドコントローラ5から出力されるトルク指令値を補正する。インバータ22は、補正後のトルク指令値に基づき駆動モータ2に対する駆動電力を制御する。
次に、制御部40により実行される制振制御の処理の流れについて説明する。なお、この制振制御は、所定の時間間隔で実行される。
図4に示すように、制御部40は、クラッチセンサ36及び変速段検出部37からクラッチ締結情報及び変速段情報を取得する(ステップS1)。
次いで、制御部40は、車両状態が変化したか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、制御部40は、今回取得したクラッチ締結情報及び変速段情報を前回取得したクラッチ締結情報及び変速段情報と比較し、違いがあるか否かを判定する。
制御部40は、車両状態が変化していないと判定した場合には、フィルタ係数を変更する必要がないため、後述するステップS3の処理を行うことなく、ステップS4に処理を移行する。
一方、制御部40は、車両状態が変化したと判定した場合には、車両状態に応じてフィルタ係数を変更する(ステップS3)。具体的には、制御部40は、クラッチ締結情報及び変速段情報に基づき係数テーブルを参照することによって最適なフィルタ係数を複数のフィルタ係数の中から選択して設定する。
次いで、制御部40は、回転数センサ20からモータ回転数Nmを取得する(ステップS4)。その後、制御部40は、フィルタ41を介して、モータ回転数Nmに基づく周波数成分のうち、車両100に有害な振動又は騒音を示す周波数成分を特定の周波数成分として抽出する(ステップS5)。
次いで、制御部40は、ステップS5で抽出した特定の周波数成分に対して補正ゲインを乗算することによって補正トルクを算出する(ステップS6)。その後、制御部40は、ステップS6で算出した補正トルクに基づき、ハイブリッドコントローラ5から出力される、駆動モータ2のトルク指令値を補正して(ステップS7)、制振制御を終了する。
以上のように、本実施の形態に係る車両用制振制御装置において、駆動モータ2の振動又は騒音を示す信号を抽出するフィルタ41は、クラッチ締結情報及び変速段情報に基づいてフィルタ係数が変更されるようになっている。
このため、本実施の形態に係る車両用制振制御装置は、車両状態に変化があると、即座にフィルタ係数を変更するため、従来のように車両状態の変化を観察しながらフィルタ係数を変更することによる遅れが生じない。
したがって、本実施の形態に係る車両用制振制御装置は、車両状態の変化に応じて速やかにフィルタ係数を変更することができ、振動又は騒音の発生を好適に抑制することができる。
また、本実施の形態に係る車両用制振制御装置は、車両状態の変化に応じてフィルタ係数を変更するので、車両状態の変化によって異なる共振周波数が存在する場合であっても、そのときの車両状態に応じた最適なフィルタ係数を用いて特定の周波数成分を抽出することができる。
これにより、本実施の形態に係る車両用制振制御装置は、本来有害でない周波数成分まで抽出してしまうことがない。したがって、本実施の形態に係る車両用制振制御装置は、本来有害でない周波数成分を増幅して新たな振動や騒音が発生することを防止することができる。
なお、本実施の形態では、フィルタ41としてバンドパスフィルタを用いたが、これに限らず、フィルタ41としてハイパスフィルタを用いてもよい。また、本実施の形態では、クラッチ締結情報及び変速段情報として、現在のクラッチ33の状態及び現在の変速段の情報を用いたが、これに限らず、例えばハイブリッドコントローラ5から変速機3に出力される、クラッチ切替のための指令値や変速を指示する指令値をクラッチ締結情報及び変速段情報として用いてもよい。
上述の通り、本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 内燃機関
2 駆動モータ(電動機)
3 変速機
4 駆動輪
5 ハイブリッドコントローラ
20 回転数センサ
21 高電圧バッテリ
22 インバータ
31 減速機
32 変速機構
33 クラッチ
34 動力伝達機構
36 クラッチセンサ
37 変速段検出部
40 制御部
41 フィルタ
42 フィルタ係数変更部
43 補正トルク算出部
50 トルク指令部
100 車両

Claims (1)

  1. 内燃機関及び電動機の少なくとも一方から出力された動力を、変速機を介して駆動輪に伝達することにより走行する車両に搭載される車両用制振制御装置であって、
    前記電動機に対してトルク指令値を出力するトルク指令部と、
    前記電動機の振動又は騒音を示す信号を抽出するフィルタを有する制御部と、を備え、
    前記変速機は、前記内燃機関との間の動力伝達経路にクラッチを有し、
    前記フィルタは、前記クラッチが締結状態にあるか否かと前記変速機において成立している変速段とに基づいてフィルタ係数が変更されるよう構成され、
    前記制御部は、前記フィルタによって抽出された前記信号に基づき前記トルク指令値を補正することを特徴とする車両用制振制御装置。

JP2015010599A 2015-01-22 2015-01-22 車両用制振制御装置 Active JP6503757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015010599A JP6503757B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 車両用制振制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015010599A JP6503757B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 車両用制振制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016132442A true JP2016132442A (ja) 2016-07-25
JP6503757B2 JP6503757B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=56425916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015010599A Active JP6503757B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 車両用制振制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6503757B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019035649A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 日本精工株式会社 トルク測定装置付回転伝達装置
DE112017003370T5 (de) 2016-07-04 2019-03-21 AGC Inc. Ethylen-tetrafluorethylen-copolymerfolie und verfahren zu deren herstellung
CN111267636A (zh) * 2019-11-14 2020-06-12 浙江零跑科技有限公司 一种基于pr滤波器的新能源电动汽车防抖控制方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009566A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Nissan Motor Co Ltd 電動モータを用いた車両の制振制御装置
JP2004007972A (ja) * 2002-04-12 2004-01-08 Ford Motor Co ハイブリッド電気自動車の制御方法
JP2007118718A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Toyota Motor Corp 車両用駆動装置の制御装置
JP2010514391A (ja) * 2006-12-13 2010-04-30 プジョー シトロエン オートモビル エス アー ハイブリッド車両または電気車両の電動機の制御方法
JP2012076537A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Aisin Aw Co Ltd 制御装置
WO2013145090A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の駆動制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009566A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Nissan Motor Co Ltd 電動モータを用いた車両の制振制御装置
JP2004007972A (ja) * 2002-04-12 2004-01-08 Ford Motor Co ハイブリッド電気自動車の制御方法
JP2007118718A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Toyota Motor Corp 車両用駆動装置の制御装置
JP2010514391A (ja) * 2006-12-13 2010-04-30 プジョー シトロエン オートモビル エス アー ハイブリッド車両または電気車両の電動機の制御方法
JP2012076537A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Aisin Aw Co Ltd 制御装置
WO2013145090A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の駆動制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017003370T5 (de) 2016-07-04 2019-03-21 AGC Inc. Ethylen-tetrafluorethylen-copolymerfolie und verfahren zu deren herstellung
JP2019035649A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 日本精工株式会社 トルク測定装置付回転伝達装置
CN111267636A (zh) * 2019-11-14 2020-06-12 浙江零跑科技有限公司 一种基于pr滤波器的新能源电动汽车防抖控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6503757B2 (ja) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102038614B1 (ko) 하이브리드 차량의 제어 장치 및 하이브리드 차량의 제어 방법
JP6154293B2 (ja) ハイブリッド車のモータ制御装置
US9731699B2 (en) Vibration reduction control apparatus of hybrid vehicle
JP5747991B2 (ja) 車両
US9522673B2 (en) Transmission control apparatus for belt type mild hybrid vehicle and transmission control method using the same
JP6417961B2 (ja) 車両用制振制御装置
JP2016132442A (ja) 車両用制振制御装置
KR101583973B1 (ko) 하이브리드 차량의 엔진클러치 접합 제어 장치 및 방법
JP2017100580A (ja) 車両ならびにその制御装置、制御方法および制御プログラム
US11453386B2 (en) Hybrid drivetrain for a hybrid-driven vehicle and method for same
KR100974752B1 (ko) 하이브리드 차량의 구동계 진동 제어 방법
JP2006194124A (ja) 内燃機関の失火検出装置およびこれを搭載するハイブリッド車並びに失火検出方法
JP5716777B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動制御装置およびこもり音回避方法
US11919504B2 (en) Motor control device
JP7047570B2 (ja) ハイブリッド車両のトルク制御装置
JP5747825B2 (ja) 車両のトルク制御装置
JP2013233910A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2010143398A (ja) 駆動システム
JP2018058453A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP7193264B2 (ja) 電動車両
JP2017100581A (ja) 車両ならびにその制御装置、制御方法および制御プログラム
US20220017061A1 (en) Motor control device
JP2010247588A (ja) 車両の制御装置
JP2021154944A (ja) 車両用制振制御装置
JP6569592B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190311

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6503757

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151