JP2016130691A - 超臨界流体−液体クロマトグラフとその分析方法 - Google Patents

超臨界流体−液体クロマトグラフとその分析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】超臨界流体クロマトグラフィと液体クロマトグラフィを1台で実行できる分析装置を提供する。【解決手段】超臨界流体クロマトグラフにおける背圧弁24として加圧状態と大気に解放する解放状態との間で切り換えるように構成されたものを使用し、超臨界流体クロマトグラフィ分析の状態から超臨界流体を供給するポンプ4を停止させ、モディファイアとして使用した溶媒を供給するポンプ10を継続して作動させることにより液体クロマトグラフィへと切換えを行うようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、移動相として超臨界流体を使用した超臨界流体クロマトグラフィ(SFC)に関するものである。
近年、質量分析計をはじめとした検出器の高感度化、および検出時の分子の選択性の向上といった技術革新にともない、各種クロマトグラフィと検出器を連結させることによって低分子化合物(おおよそ分子量が1000以下のもの)の網羅的定量分析が可能となってきた。例えば、生体内の代謝物総体に基づくオーム科学であるメタボロミクス研究においては、微生物・植物・動物、あるいは食品試料中の複雑な表現型を高解像度かつ定量的に解析できることから、基礎科学研究に貢献するだけではなく、創薬支援や毒性評価、食品機能解析など産業上の実用的研究においても強力な解析ツールとして使用されはじめている。また、残留農薬試験や残留薬物試験の分野においても必須の技術となっている。
一般的に、低分子化合物は物理化学的特性が多様であることから、包括的にそれらを測定するためには様々な分離技術が必要となる。
SFCは超臨界流体を移動相に用いる(特許文献1参照。)。超臨界流体は臨界温度、臨界圧力を超えた状態の物質であり、低粘性、高拡散性というクロマトグラフィとして好ましい性質をもっている。SFCは、高流速分析においても高い分離能を保ち、極性溶媒(モディファイア)の添加や温度、背圧を変化させることで、幅広い分離モードを選択できる可能性をもっている。SFCにおいて一般的に用いられる二酸化炭素は、臨界圧力が7.38MPaであり、臨界温度が31.1℃と比較的常温に近く、引火性や化学反応性がなく、純度の高いものが安価に手に入ることなどから、SFCに最もよく利用されている。超臨界二酸化炭素(SCCO2)はヘキサンに近い低極性の物性をもっており、メタノールのような極性有機溶媒をモディファイアとして添加することによって、移動相の極性を大きく変化させることができる。よって、SFCは、これまで疎水性代謝物の代表である脂質類の高速分離分析に有用な分離分析手法として応用されてきた。
一方、液体クロマトグラフィ(LC)は代謝物の分析には共通に使用されており、最も広く使用されているクロマトグラフィの手法と言えるが、測定対象によって測定条件が異なっており、広い範囲の代謝物を1台のLCで同時に分離することはできない。
特開2006−52968号公報
超臨界流体クロマトグラフィと液体クロマトグラフィはそれぞれに適した分析対象化合物があるので、両方の分析方法を組み合わせることができれば広い範囲の化合物を網羅することができる。
そこで、超臨界流体クロマトグラフィと液体クロマトグラフィを1台の分析装置で実行することができれば好都合である。例えば、1台の分析装置で超臨界流体クロマトグラフィから液体クロマトグラフィへ切り換えることを考えてみる。超臨界流体クロマトグラフィによる分析中は、移動相を超臨界状態に保つために背圧がかけられている。分析中にモディファイヤである有機溶媒の添加量を増やしていって移動相をその有機溶媒のみとすれば、その有機溶媒による液体クロマトグラフィに切り換えられたことになるが、モディファイヤの添加量が増すとともに移動相の粘性が増加するため、送波ポンプやカラム、検出器のセル部へかかる圧力が増加する。圧力が増加することに伴い、送液ポンプやカラム、検出器セル部の耐圧オーバにより、送液ポンブのシール漏れ、カラムや検出器セルの耐久性の低下を引き起こす可能性がある。つまり、超臨界流体クロマトグラフィからモディファイヤのみの液体クロマトグラフィへの分析モードの切換えは、現状の超臨界流体クロマトグラフを用いて超臨界流体クロマトグラフィの延長を考えたのでは容易にできないことがわかる。
本発明は、上記の問題があるにも関わらず、超臨界流体クロマトグラフィと液体クロマトグラフィを1台の分析装置で実行できるようにする装置とその方法を実現することを目的とするものである。
本発明の超臨界流体−液体クロマトグラフは、超臨界流体となる溶媒を第1ポンプにより送液する第1溶媒送液部と、前記溶媒に対して相溶性をもち極性をもつ有機溶媒を第2ポンプにより送液する第2溶媒送液部と、前記第1溶媒送液部と前記第2溶媒送液部との合流部の下流の分析流路に配置された分離カラムと、前記分析流路において前記合流部と前記分離カラムとの間に配置され前記分析流路に試料を注入する試料注入部と、前記分析流路の移動相の流れに対して前記分離カラムの下流に配置され、前記分析流路内の移動相を超臨界流体状態に維持する圧力に保つ加圧状態とすることのできる背圧弁と、前記分析流路における前記分離カラムと前記背圧弁の間、及び前記背圧弁の大気への開放口の外側の少なくとも一方に配置され前記分離カラムから溶出した試料成分を検出する検出器と、前記第1ポンプ、前記第2ポンプ及び前記背圧弁の動作を制御する制御部とを備えている。
そして、前記背圧弁は前記加圧状態と大気に解放する解放状態との間で切り換えるように構成されたものであり、前記制御部は、前記第1ポンプ及び前記第2ポンプを作動状態とするとともに前記背圧弁を前記加圧状態に維持した超臨界流体クロマトグラフィから、前記第1ポンプを停止させ、前記第2ポンプを継続して作動させるとともに前記背圧弁を解放状態とした液体クロマトグラフィへと切換えを行うように構成されたものである。
本発明の分析方法は、分離カラムを備えた分析流路と、前記分析流路に移動相を供給する移動相送液部と、前記分析流路において前記分離カラムと前記移動相送液部との間に試料を注入する試料注入部と、前記分析流路の移動相の流れに対して前記分離カラムの下流に配置され、前記分析流路内の移動相を超臨界流体状態に維持する圧力に保つ加圧状態とすることのできる背圧弁と、前記分析流路における前記分離カラムと前記背圧弁の間、及び前記背圧弁の大気への開放口の外側の少なくとも一方に配置され前記分離カラムから溶出した試料成分を検出する検出器と、を備えた分析装置を用い、以下のステップ(A)から(C)のステップを含む。
(A)前記移動相送液部から移動相として超臨界状態になりうる移動相を供給し、前記背圧弁により前記分析流路内の移動相を超臨界流体状態に維持しながら前記試料注入部から試料を注入して超臨界流体クロマトグラフィ分析を開始するステップ、
(B)前記移動相が超臨界流体となる溶媒と該溶媒に対して相溶性をもち極性をもつ有機溶媒との混合溶液である超臨界流体クロマトグラフィ分析の後、前記移動相送液部から供給する移動相を前記有機溶媒のみに切り換えるとともに前記背圧弁を大気圧に解放することにより、超臨界流体クロマトグラフィの状態から液体クロマトグラフィの状態へと切り換えるステップ、及び
(C)その後、前記有機溶媒を含む移動相による液体クロマトグラフィ分析を行うステップ。
本発明は、超臨界流体クロマトグラフにおける背圧弁として加圧状態と大気に解放する解放状態との間で切り換えるように構成されたものを使用し、超臨界流体クロマトグラフィ分析の状態から超臨界流体を供給するポンプを停止させ、モディファイアとして使用した溶媒を供給するポンプを継続して作動させることにより液体クロマトグラフィへと切換えを行うように構成されているので、超臨界流体クロマトグラフィと液体クロマトグラフィを1台の分析装置で実行できるようになる。
一実施例の超臨界流体クロマトグラフィ−液体クロマトグラフィ分析装置を示す概略構成図である。 同実施例において背圧弁として使用される圧力制御バルブの一例を示す図であり、(A)は断面図、(B)はバルブ機構部分を拡大して示す断面図、(C)は同圧力制御バルブの凹部の形状を弁体部材及び押付部材を取り外した状態で示す断面図、(D)は同圧力制御バルブの凹部内を上から見た図である。同実施例におけるクロマトグラムを示す図である。 同実施例の動作の一例を示すタイムチャートである。 同動作を示すフローチャートである。 他の実施例における移動相送液部をを示す流路図である。 同実施例の動作の一例を示すタイムチャートである。
一実施形態では、制御部は時間に対して前記第1ポンプ、第2ポンプ及び背圧弁の作動条件を設定した分析プログラムを格納した分析プログラム格納部を備えている。そして、制御部は超臨界流体クロマトグラフィから液体クロマトグラフィへの切換えをその分析プログラムに基づいて実行するように構成されている。
他の実施形態では、モディファイアとなる有機溶媒とともに液体クロマトグラフィの移動相を構成することのできる第3溶媒を第3ポンプにより供給する第3溶媒送液部が前記合流部に接続されている。そして、制御部の分析プログラム格納部は液体クロマトグラフィにおけるグラジエント分析のための分析プログラムも格納しており、制御部は液体クロマトグラフィにおいて第2ポンプと第3ポンプを制御して高圧グラジエント分析を行うように構成されている。
さらに他の実施形態では、第2溶媒送液部は第2ポンプによりモディファイアとなる有機溶媒のほかに、その有機溶媒とともに液体クロマトグラフィの移動相を構成することのできる第3溶媒も供給できるように構成されている。そして、制御部の分析プログラム格納部は液体クロマトグラフィにおけるグラジエント分析のための分析プログラムも格納しており、制御部は超臨界流体クロマトグラフィにおいては第2溶媒送液部からはモディファイアとなる有機溶媒のみを供給するように2溶媒送液部の動作を制御し、液体クロマトグラフィにおいては第2溶媒送液部からその有機溶媒と第3溶媒を供給して低圧グラジエント分析を行うように構成されている。
分析方法の一実施形態では、ステップ(C)は、移動相として有機溶媒に他の溶媒を混合するグラジエント分析となっている。
超臨界流体−液体クロマトグラフの一実施例を図1に示す。移動相を供給するために、ボンベ2に収容された超臨界流体を第1ポンプ(SFCポンプ)4により送液する第1溶媒送液部と、モディファイア溶液8を第2ポンプ(モディファイアポンプ)10により送液する第2溶媒送液部が設けられている。第1溶媒送液部の送液流路6と第2溶媒送液部の送液流路12が合流部に配置されたミキサ14に接続されている。
ミキサ14から移動相が送られる流路が分析流路16である。分析流路16上には、移動相の流れに対する上流側から、この分析流路16に試料を注入する試料注入部18、分離カラム20、第1検出器22、背圧弁24及び第2検出器26が配置されている。分離カラム20はカラムオーブン(図示略)内に収容されて一定温度に保たれる。
超臨界流体としては、例えば液体状態の二酸化炭素を使用し、モディファイアとしては、例えばメタノール又はメタノール溶液を使用することができる。試料注入部18は例えばオートサンプラである。
背圧弁24は、移動相が超臨界流体状態になる得るものであるときに分析流路16内の移動相を超臨界流体状態に維持するために、分析流路16内を一定圧力(加圧状態)に保つことができるものであり、かつその加圧状態と大気に解放する解放状態との間で切り換えるように構成されたものである。
分離カラム20と背圧弁24の間に配置される第1検出器22としては、例えば紫外可視吸光光度計を使用する。試料注入部18から分析流路16に導入された試料は、分離カラム20で分離され、検出器22で電気信号に変換される。
背圧弁24の下流側に配置される第2検出器26としては、例えば質量分析計やELSD(蒸発光散乱検出器:Evaporated Light Scattering Detector)といった、移動相の除去が必要な検出器を使用する。背圧弁24の上流側の分析流路16内では移動相は超臨界状態又は液体状態であるが、背圧弁24の下流側では移動相は大気圧下に放出されるため、分離カラム20で分離されて溶出した試料成分は背圧弁24の下流側で移動相とともに霧状になって放出される。
検出器26として質量分析計を使用する場合には、背圧弁24の下流の移動相の放出口と質量分析計のイオン化室の間に電圧(エレクトロスプレー電圧)を印加することにより、溶出した試料成分がイオン化され、質量分析計により分析される。
検出器22と26は、両方を設けてもよいが、用途によっては一方だけでもよい。例えば、分析のみを行う場合にはいずれか一方のみでよい。また例えば分取を行う場合には検出器22のみを設ける。
第1ポンプ4、第2ポンプ10及び背圧弁24の動作を制御するために制御部60が設けられている。制御部60は、第1ポンプ4及び第2ポンプ10を作動状態とするとともに背圧弁24を加圧状態に維持した超臨界流体クロマトグラフィから、第1ポンプ4を停止させ、第2ポンプ10を継続して作動させるとともに背圧弁24を解放状態とした液体クロマトグラフィへと切換えを行うように構成されている。
制御部60にはデータ処理部62が接続されている。データ処理部62は検出器22、26による検出信号を取り込み、制御部60とともにクロマトグラムやマススペクトログラムを作成する。制御部60にはさらに分析条件などを入力するキーボードなどの操作部64と、分析結果のクロマトグラムやマススペクトログラムを表示する液晶ディスプレイなどの表示部66が接続されている。
制御部60の一例は、時間に対して第1ポンプ4、第2ポンプ10及び背圧弁24の作動条件を設定した分析プログラムを格納した分析プログラム格納部68を備えており、超臨界流体クロマトグラフィから液体クロマトグラフィへの切換えをその分析プログラムに基づいて実行するように構成されたものである。
制御部60とデータ処理部62はコンピュータであり、この超臨界流体−液体クロマトグラフの専用のコンピュータであってもよく、汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。制御部60とデータ処理部62は共通のコンピュータにより実現してもよく、別々のコンピュータにより実現してもよい。
背圧弁24の一例を図2(A)から(D)に示す。ただし、背圧弁24は図2に示すものに限定されるものではなく、分析流路16内を一定圧力に保つことができ、かつその加圧状態と解放状態との間で切り換えることができるものであれば他の構造のものであってもよい。
図2に示される背圧弁24では、圧力制御ブロック30の互いに対向する側面に配管を接続するための配管接続部31及び32が設けられている。両配管接続部31と32は圧力制御ブロック30内に設けられた1本の内部流路40によって互いに接続されている。圧力制御ブロック30の材質は耐薬品性及び耐圧力性に優れた材料、例えばステンレス(SUS316)である。内部流路40の内径は例えば0.1〜0.3mm程度である。
配管接続部31には分析流路16の一部をなす配管33が挿入されメイルナット34によって固定されており、配管接続部32には配管36が挿入されメイルナット38によって固定されている。配管33は圧力制御室をなす内部流路40への入口流路であり、配管36は出口流路である。移動相は配管33から内部流路40に入り、配管36から外部へ排出される。
圧力制御ブロック30には内部流路40上の位置に、内部流路40が延びる方向に対して垂直な方向に掘り込まれた掘込穴46が設けられている。掘込穴46の底面は内部流路40近傍に達している。掘込穴46の底面47(凹部形成面)に凹部42が形成されている。凹部42はその開口48から底部に向かって収束する円錐形状に形成されている。凹部42は内部流路40を横切って内部流路40を2本の流路に分断しており、図2(D)に示されているように、凹部42内を開口部48上から見ると、凹部42によって切り取られた流路40の2つの端部40aが凹部42の内側に見える。なお、凹部42の形状は円錐形状に限定されるものではなく、底部に向かって収束する形状であればよい。
掘込穴46の底部に弁体部材44が配置されている。弁体部材44は平面形状が掘込穴46の平面形状とほぼ同じ大きさの円形である封止部44aと、その封止部44aの一平面の中央部から突起して凹部42と嵌合する形状の突起部44bとを備えている。ここで、弁体部材44の突起部44b側の面を前面、それとは反対側の面を背面とする。弁体部材44は前面が凹部42側を向き、突起部44bが凹部42に嵌め込まれている。封止部44aの突起部44aの周囲の面は掘込穴46の底面47に密着し、開口部48を封止している。
圧力制御ブロック30には、弁体部材44を掘込穴46の底面47に押し付ける押付部材50がネジ52により装着されている。押付部材50は、平面形状が掘込穴46よりも大きい円形のフランジ部50aと、フランジ部50aの一平面の中央部から突起して掘込穴46と嵌合する円柱形状の先端部50bを備えている。先端部50bは掘込穴46内に挿入され、フランジ部50aの周縁部はネジ52によって圧力制御ブロック30に固定されている。先端部50bの先端面は弁体部材44の背面に接し、ネジ52の締結具合によって弁体部材44を掘込穴46の底面47側へ押し付ける力が調節される。
押付部材50の中央部にフランジ部50a及び先端部50bを貫通する貫通孔51が設けられている。貫通孔51の内側を円柱形状の押圧棒54が貫通し、押圧棒54の先端が弁体部材44の背面中央部に接している。押圧棒54は例えばピエゾアクチュエータなどのアクチュエータ56によって一方向(図において上下方向)に駆動される。押圧棒54がアクチュエータ56によって駆動されることで、押圧棒54の先端面が弁体部材44を押圧して弁体部材44を変形させ、それによって突起部44bが凹部42内で変位する。凹部42内において突起部44bが変位することで、凹部42と突起部44bとの間の隙間の大きさが調節され、それによって内部流路40の一端から他端へと通じる開口面積の大きさが調節される。
図2に示される背圧弁24は、超臨界流体クロマトグラフィ分析を実行するときはアクチュエータ56によって押圧棒54を押して凹部42と突起部44bとの間の隙間の大きさを所定の圧力がかかるように調節して移動相を超臨界流体状態にし、超臨界流体クロマトグラフィから液体クロマトグラフィに切り換えるときは、アクチュエータ56による押圧棒54の押圧を解除することにより内部流路40の一端から他端へと通じる開口面積を広げて背圧弁24を大気圧に解放する。
次にこの実施例の装置を用いた超臨界流体クロマトグラフィ−液体クロマトグラフィ分析の一実施例を図3と図4を参照して説明する。
(1)超臨界流体クロマトグラフィから分析を開始する。そのため、第2溶媒送液部のポンプ10を停止させた状態で第1溶媒送液部のポンプ4を作動させ、移動相としては液体二酸化炭素のみを供給し、試料注入部18から試料を注入する。背圧弁24には例えば15MPaがかかるように背圧弁24を設定しておく。
(2)分析開始から第2溶媒送液部のポンプ10の作動を開始し、モディファイアとして例えばメタノールを供給する。液体二酸化炭素とメタノールとの比率は、液体二酸化炭素とメタノールの合計流量を所定の一定流量に保ちながら図3に示されるようにメタノールの割合が徐々に増加するようにポンプ4と10の動作を制御する。メタノールとの比率は、分析開始から設定時間(例えば10分)後に例えば50%となるように制御する。このとき、移動相は液体二酸化炭素中のメタノールの割合が増加するにつれて粘性が増加するため、分離カラム20における圧力が上昇していく。
(3)その設定時間後、第1溶媒送液部のポンプ4を停止させ第2溶媒送液部のポンプ10によりメタノールの流量を所定の一定流量にするとともに、背圧弁24の圧力設定を解除して大気圧に解放する。
その後は、メタノールを移動相とする液体クロマトグラフィ分析を所定の時間(例えば20分間)まで続ける。
以上の動作は制御部60の分析プログラム格納部68に格納された分析プログラムに基づいて制御部60が実行する。
以上の実施例では、超臨界流体クロマトグラフィにおいてモディファイアであるメタノールの割合を時間に対して徐々に増加させるグラジエント分析を行っているが、モディファイアの割合は階段状に増加するように設定したり、常に一定割合になるように設定してもよい。
また、以上の実施例では、液体クロマトグラフィ分析を均一組成の移動相で行っているが、液体クロマトグラフィをグラジエント分析としてもよい。そのような例を図5に示す。図5において、(A)は高圧グラジエントの場合、(B)は低圧グラジエントの場合を示している。
図5(A)は高圧グラジエントの場合である。液体クロマトグラフィの移動相を構成する溶媒として、例えばメタノール8Aと水8Bを用意する。メタノール8Aは超臨界流体クロマトグラフィにおいてはモディファイアとして使用されるものであり、ポンプ10Aにより供給し、水8Bはポンプ10Bにより供給し、ミキサ14で混合して移動相とする。メタノール8Aと水8Bの割合はそれぞれのポンプ10Aとポンプ10Bの流量により調節する。
図5(B)は低圧グラジエントの場合の場合である。この場合も、一例として、液体クロマトグラフィの移動相を構成する溶媒として、メタノール8Aと水8Bを用意する。メタノール8Aと水8Bの割合はポンプ10との間に配置されたそれぞれの開閉バルブの開閉動作により調節する。
この実施例における超臨界流体クロマトグラフィ−液体クロマトグラフィ分析の一実施例は図6に示されるものである。超臨界流体クロマトグラフィ分析の動作は図3、図4に示したものと同じである。
超臨界流体クロマトグラフィ分析に続く液体クロマトグラフィでは、移動相は最初はメタノールが100%であり、徐々に水の割合が増加するようグラジエントとなる。
この実施例でも動作は制御部60の分析プログラム格納部68に格納された分析プログラムに基づいて制御部60が実行する。
実施例に示した移動相の割合、背圧弁24による設定圧力、超臨界流体クロマトグラフィから液体クロマトグラフィに切り換える時間などは単なる一例であり、本発明はそれらの例に限定されるものではない。
液体クロマトグラフ用の移動相となる溶媒は、ポンプにより吸引される前に脱気装置を経て溶媒中に気体を除去するのが好ましい。
4、10、10A、10B ポンプ
14 ミキサ
16 分析流路
18 試料注入部
20 分離カラム
24 背圧弁
22、26 検出器
60 制御部
68 分析プログラム格納部

Claims (6)

  1. 超臨界流体となる溶媒を第1ポンプにより送液する第1溶媒送液部と、
    前記溶媒に対して相溶性をもち極性をもつ有機溶媒を第2ポンプにより送液する第2溶媒送液部と、
    前記第1溶媒送液部と前記第2溶媒送液部との合流部の下流の分析流路に配置された分離カラムと、
    前記分析流路において前記合流部と前記分離カラムとの間に配置され前記分析流路に試料を注入する試料注入部と、
    前記分析流路の移動相の流れに対して前記分離カラムの下流に配置され、前記分析流路内の移動相を超臨界流体状態に維持する圧力に保つ加圧状態とすることのできる背圧弁と、
    前記分析流路における前記分離カラムと前記背圧弁の間、及び前記背圧弁の大気への開放口の外側の少なくとも一方に配置され前記分離カラムから溶出した試料成分を検出する検出器と、
    前記第1ポンプ、前記第2ポンプ及び前記背圧弁の動作を制御する制御部とを備え、
    前記背圧弁は前記加圧状態と大気に解放する解放状態との間で切り換えるように構成されたものであり、
    前記制御部は、前記第1ポンプ及び前記第2ポンプを作動状態とするとともに前記背圧弁を前記加圧状態に維持した超臨界流体クロマトグラフィから、前記第1ポンプを停止させ、前記第2ポンプを継続して作動させるとともに前記背圧弁を解放状態とした液体クロマトグラフィへと切換えを行うように構成されたものである超臨界流体−液体クロマトグラフ。
  2. 前記制御部は時間に対して前記第1ポンプ、前記第2ポンプ及び前記背圧弁の作動条件を設定した分析プログラムを格納した分析プログラム格納部を備えており、
    前記超臨界流体クロマトグラフィから液体クロマトグラフィへの切換えを前記分析プログラムに基づいて実行する請求項1に記載の超臨界流体−液体クロマトグラフ。
  3. 前記有機溶媒とともに液体クロマトグラフィの移動相を構成することのできる第3溶媒を第3ポンプにより供給する第3溶媒送液部を前記合流部に接続し、
    前記分析プログラム格納部は前記液体クロマトグラフィにおけるグラジエント分析のための分析プログラムも格納しており、
    前記制御部は前記液体クロマトグラフィにおいて前記第2ポンプと第3ポンプを制御して高圧グラジエント分析を行うように構成されている請求項1又は2に記載の超臨界流体−液体クロマトグラフ。
  4. 前記第2溶媒送液部は前記第2ポンプにより前記有機溶媒のほかに、前記有機溶媒とともに液体クロマトグラフィの移動相を構成することのできる第3溶媒も供給できるように構成されており、
    前記分析プログラム格納部は前記液体クロマトグラフィにおけるグラジエント分析のための分析プログラムも格納しており、
    前記制御部は前記超臨界流体クロマトグラフィにおいては前記第2溶媒送液部からは前記有機溶媒のみを供給するように前記第2溶媒送液部の動作を制御し、前記液体クロマトグラフィにおいては前記第2溶媒送液部から前記有機溶媒と前記第3溶媒を供給して低圧グラジエント分析を行うように構成されている請求項1又は2に記載の超臨界流体−液体クロマトグラフ。
  5. 分離カラムを備えた分析流路と、前記分析流路に移動相を供給する移動相送液部と、前記分析流路において前記分離カラムと前記移動相送液部との間に試料を注入する試料注入部と、前記分析流路の移動相の流れに対して前記分離カラムの下流に配置され、前記分析流路内の移動相を超臨界流体状態に維持する圧力に保つ加圧状態とすることのできる背圧弁と、前記分析流路における前記分離カラムと前記背圧弁の間、及び前記背圧弁の大気への開放口の外側の少なくとも一方に配置され前記分離カラムから溶出した試料成分を検出する検出器と、を備えた分析装置を用いた分析方法であって、以下のステップ(A)から(C)のステップを含む分析方法。
    (A)前記移動相送液部から移動相として超臨界状態になりうる移動相を供給し、前記背圧弁により前記分析流路内の移動相を超臨界流体状態に維持しながら前記試料注入部から試料を注入して超臨界流体クロマトグラフィ分析を開始するステップ、
    (B)前記移動相が超臨界流体となる溶媒と該溶媒に対して相溶性をもち極性をもつ有機溶媒との混合溶液である超臨界流体クロマトグラフィ分析の後、前記移動相送液部から供給する移動相を前記有機溶媒のみに切り換えるとともに前記背圧弁を大気圧に解放することにより、超臨界流体クロマトグラフィの状態から液体クロマトグラフィの状態へと切り換えるステップ、及び
    (C)その後、前記有機溶媒を含む移動相による液体クロマトグラフィ分析を行うステップ。
  6. 前記ステップ(C)は、移動相として前記有機溶媒に他の溶媒を混合するグラジエント分析である請求項5に記載の分析方法。
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