JP2016130075A - サンバイザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井前部内からのサンバイザの引き出しに伴って、当該サンバイザをフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させることができるサンバイザ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】サンバイザ装置30は、前側遮光板36及び後側支持板38を有するサンバイザ34と、係合部46Aを有し回動軸48を介して前側遮光板36に連結されるカム部材46と、係合部46Aが後側へ向かう方向のカム部材46の回動を規制する回動規制リブ50と、サンバイザ34の下側に配置され、中間部が回動軸54を介して天井前部に支持される回動板52と、後側支持板38の押圧部40によって回動板52の押下げ部60が押し下げられた状態で、天井前部内からの前側遮光板36の引き出しに伴って、係合部46Aが係合されて前側遮光板36を後側支持板38に対してフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させる爪部62と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、サンバイザ装置に関する。
車両天井部の天井前部内に収納されるサンバイザを備えるサンバイザ装置が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
この種のサンバイザ装置では、例えば、乗員によって天井前部内からサンバイザがフロントウィンドガラスに沿って車両前後方向前側へ引き出されると、ガイド機構によってサンバイザがフロントウィンドガラスから離れる方向(乗員側)へ回動される。そのため、乗員は、サンバイザの回動操作を意識せずに、サンバイザをフロントウィンドガラスに沿って車両前後方向前側へ引き出すだけで、当該サンバイザをフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させることができる。
特開2013−224076号公報 特開2007−245860号公報 特開2006−021729号公報 特開2008−195239号公報
しかしながら、天井前部内からのサンバイザの引き出しに伴って、当該サンバイザをフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させるためには、さらなる改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、天井前部内からのサンバイザの引き出しに伴って、当該サンバイザをフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させることができるサンバイザ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のサンバイザ装置は、車両天井部の天井前部に沿って車両前後方向に並べられると共に車両幅方向に延びるヒンジ軸を介して互いに連結される前側遮光板及び後側支持板を有し、前記天井前部内に収納され、該天井前部内から前記前側遮光板がフロントウィンドガラスに沿って車両前後方向前側へ引き出されるサンバイザと、前記前側遮光板の下面よりも下方へ突出する係合部を有し、車両幅方向に延びる回動軸を介して前記前側遮光板に回動可能に連結されるカム部材と、前記前側遮光板に設けられ、前記係合部が車両前後方向後側へ向かう方向の前記カム部材の回動を規制する回動規制部と、前記後側支持板の下面から突出する押圧部と、前記サンバイザの下側に該サンバイザと対向して配置され、車両前後方向の中間部が車両幅方向に延びる回動軸を介して前記天井前部に回動可能に支持される回動板と、前記回動板の後端部に設けられ、前記前側遮光板の引き出しに伴って前記押圧部によって押し下げられる押下げ部と、前記回動板の前端部に設けられ、前記押圧部によって前記押下げ部が押し下げられた状態で、前記前側遮光板の引き出しに伴って前記係合部が係合されて該前側遮光板を前記後側支持板に対して前記フロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させる爪部と、を備える。
請求項1に係るサンバイザ装置によれば、例えば、乗員によってサンバイザの前側遮光板が天井前部内からフロントウィンドガラスに沿って車両前後方向前側へ引き出されると、次のようになる。
すなわち、サンバイザの後側支持板が天井前部に沿って車両前後方向前側へ移動し、当該後側支持板の下面から突出する押圧部によって、回動板の後端部に設けられた押下げ部が押し下げられる。これにより、回動板が回動軸を中心として回動し、当該回動板の前端部に設けられた爪部が上方へ移動する。
この状態で、サンバイザの前側遮光板がさらに引き出されると、カム部材の係合部が車両前後方向後側から爪部に係合され、前側遮光板がヒンジ軸を中心として後側支持板に対してフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動する。この際、回動規制部によって、係合部が車両前後方向後側へ向かう方向のカム部材の回動が規制される。
このように本発明では、天井前部内からの前側遮光板の引き出しに伴ってカム部材の係合部を回動板の爪部に係合させることにより、前側遮光板がフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動される。そのため、乗員は、前側遮光板の回動操作を意識せずに、前側遮光板をフロントウィンドガラスに沿って車両前後方向前側へ引き出すだけで、当該前側遮光板をフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させることができる。したがって、サンバイザ装置の利便性が向上する。
一方、前側遮光板が天井前部内に収納される際に、カム部材の係合部が回動板の爪部に車両前後方向前側から当接すると、当該係合部が車両前後方向前側へ向かう方向へカム部材が回動する。したがって、カム部材の係合部によって、遮光板の収納が阻害されることが抑制される。
以上説明したように、本発明に係るサンバイザ装置によれば、天井前部内からのサンバイザの引き出しに伴って、当該サンバイザをフロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させることができる。
本発明の一実施形態に係るサンバイザ装置が実装された天井前部を車両幅方向外側から見た断面図である。 図1に示されるサンバイザ装置を示す分解斜視図である。 (A)及び(B)は、サンバイザ装置の動作を説明する図2の3A−3A断面図に相当する断面図である。 (A)及び(B)は、サンバイザ装置の動作を説明する図2の3A−3A断面図に相当する断面図である。 (A)及び(B)は、サンバイザ装置の動作を説明する図2の3A−3A断面図に相当する断面図である。 図1に示される押下げ部の変形例を示す斜視図である。 図6に示されるサンバイザ装置の動作を説明する図4(A)に対応する断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係るサンバイザ装置について説明する。なお、各図において適宜示される矢印FRは車両前後方向前側を示し、矢印UPは車両上下方向上側を示し、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。また、以下の説明における前後、上下、左右は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両前後方向前側を向いた場合の車両幅方向の左右を意味する。
図1には、本実施形態に係るサンバイザ装置30が実装された車両天井部12の天井前部12Fが示されている。車両天井部12は、ルーフパネル14と、ルーフパネル14の車室16側(下側)に配置されたルーフトリム(ルーフヘッドライニング)24とを有している。
ルーフパネル14は、車両天井部12の骨格を構成する金属製のパネル材とされている。このルーフパネル14の前端部には、車両幅方向に延びるルーフフロントクロスメンバ18が設けられている。また、ルーフパネル14の前端部には、フロントウィンドガラス20の上端部20Uがシール22等を介して接合されている。
ルーフトリム24は、車両天井部12の車室16側の意匠面を形成する樹脂製のパネル材とされており、ルーフパネル14と車両上下方向に対向して配置されている。このルーフトリム24の前部24Fは、前側へ向かうに従ってルーフパネル14から下側へ離れるように傾斜している。このルーフトリム24及びルーフパネル14の前部24F,14Fは天井前部12Fを形成すると共に、これらの前部24F,14Fの間にサンバイザ装置30を収納する収納部26が形成されている。また、ルーフトリム24の前端部とルーフパネル14の前端部との間には、前側へ向けて開口する引出口28が形成されている。
図2に示されるように、サンバイザ装置30は、左右一対のレール32と、サンバイザ34と、回動板52と、左右一対のベース部材56とを備えている。左右一対のレール32は、ルーフトリム24の前部24F(図1参照)に沿って車両前後方向に延びると共に、車両幅方向に間隔を空けて略平行に配置されており、図示しないブラケット等を介して天井前部12F(図1参照)に取り付けられている。この左右一対のレール32の間には、サンバイザ34が配置されている。
サンバイザ34は、前側遮光板36及び後側支持板38を有している。前側遮光板36及び後側支持板38は、樹脂や金属等で板状に形成されており、天井前部12F(図1参照)に沿って車両前後方向に並べられている。後側支持板38は、前側遮光板36の後側に配置されており、左右一対のレール32にスライド可能に支持されている。また、後側支持板38の車両幅方向の両端部には、一対の押圧部40が設けられている。この一対の押圧部40は、車両幅方向から見て略三角形状に形成されており、後側支持板38の下面38Lから下方へ突出している。
後側支持板38の前端部と前側遮光板36の後端部とは、摩擦ヒンジ部42を介して連結されている。摩擦ヒンジ部42は、車両幅方向に延びるヒンジ軸42Aを有している。このヒンジ軸42Aを中心として、後側支持板38と前側遮光板36とが相対回転可能とされている。また、摩擦ヒンジ部42は、図示しない皿バネ等の弾性体を有し、当該弾性体によって後側支持板38と前側遮光板36との間に摩擦力を発生させることにより、前側遮光板36と後側支持板38とが所定の回動角度で保持されるように連結される。
前側遮光板36の車両前後方向の中間部には、車両幅方向に延びる収容開口44が形成されている。この収容開口44には、カム部材46が収容されている。カム部材46は、車両幅方向から見て楕円形状に形成されており、回動軸48を介して前側遮光板36に回動可能に連結されている。また、図3(A)に示されるように、カム部材46の下端部は、前側遮光板36の下面36Lよりも下方へ突出しており、後述する回動板52の爪部62が係合される係合部46Aとされている。
前側遮光板36における収容開口44の後側には、回動規制部の一例としての規制リブ50が設けられている。規制リブ50は、前側遮光板36の下面36Lからカム部材46の係合部46Aの後側へ突出している。この規制リブ50に係合部46Aが当接することにより、係合部46Aが後側へ向かう方向(矢印K1方向)のカム部材46の回動が規制される。
回動板52は、樹脂や金属等で板状に形成されており、サンバイザ34の下側に当該サンバイザ34と車両上下方向に対向して配置されている。この回動板52の車両前後方向の中間部は、回動軸54を介して左右一対のベース部材56に回動可能に支持されている。この左右一対のベース部材56は、例えば、ルーフトリム24に固定される。なお、左右一対のベース部材56は、ルーフトリム24に限らず、ルーフパネル14に固定されても良い。
図3(A)に示されるように、回動板52の後端部52Rとルーフトリム24との間には、コイルスプリング等の弾性部材58が設けられている。この弾性部材58の付勢力fによって、回動板52の後端部52Rがサンバイザ34側(上側)へ常時付勢されている。
また、回動板52の後端部52Rにおける車両幅方向の両端部には、収納部26からの前側遮光板36の引き出しに伴って後側支持板38の一対の押圧部40によって下方へ押し下げられる一対の押下げ部60が設けられている。一対の押下げ部60は、回動板52の上面から上方へ突出している。この一対の押下げ部60の上面は、押圧部40がスライドするスライド面60Uとされている。
一方、回動板52の前端部52Fにおける車両幅方向の中間部には、収納部26からの前側遮光板36の引き出しに伴って、カム部材46の係合部46Aが係合される爪部62が設けられている。この爪部62は、車両幅方向から見て略三角形状に形成されており、回動板52の上面から上方へ突出している。
次に、本実施形態に係るサンバイザ装置30の動作について説明する。
先ず、天井前部12Fの収納部26からサンバイザ34の前側遮光板36を引き出す方法について説明する。図1には、収納部26にサンバイザ34が収納された状態が実線で示されている。この状態から、乗員Pが前側遮光板36の前端部を把持し、当該前側遮光板36をフロントウィンドガラス20に沿って前側(矢印a側)へ引き出すと、図3(A)に示されるように、後側支持板38の押圧部40が回動板52の押下げ部60に当接される。
次に、前側遮光板36が前側へさらに引き出されると、図3(B)に示されるように、押圧部40が押下げ部60のスライド面60Uに乗り上げつつ、当該押下げ部60を弾性部材58の付勢力fに抗して下方へ押し下げる。この結果、回動板52が回動軸54を中心として回動し、回動板52の前端部52Fの爪部62が上方へ移動すると共に、移動した爪部62に後側からカム部材46の係合部46Aが係合される。
この状態で、前側遮光板36が前側へさらに引き出されると、図4(A)に示されるように、前側遮光板36がヒンジ軸42Aを中心として後側支持板38に対して下方へ回動する。すなわち、前側遮光板36がヒンジ軸42Aを中心としてフロントウィンドガラス20から離れる方向(図1において矢印b方向)へ回動する。
その後、図4(B)に示されるように、押圧部40が押下げ部60を前側へ通過すると、弾性部材58の付勢力fによって押下げ部60が上方へ移動する。この結果、回動板52が回動軸54を中心として回動し、回動板52の爪部62が下方へ移動してカム部材46の係合部46Aとの係合が解除される。これにより、乗員Pが前側遮光板36の回動角度を自由に調整可能となり、この状態で、図1に二点鎖線で示されるように、乗員Pの視線V上の所定位置(使用位置)に前側遮光板36が配置される。なお、前側遮光板36は、摩擦ヒンジ部42に発生する摩擦力によって後側支持板38に対して所定の回動角度で保持される。
次に、天井前部12Fの収納部26にサンバイザ34の前側遮光板36を収納する方法について説明する。図5(A)には、前側遮光板36が使用位置に配置された状態が二点鎖線で示されている。この状態から乗員Pは前側遮光板36の先端部を把持し、矢印cで示されるように、ヒンジ軸42Aを中心として当該前側遮光板36を後側支持板38に対して上方へ回動させる。
次に、乗員Pは、矢印dで示されるように、前側遮光板36及び後側支持板38をレール32に沿って収納部26(図1参照)内へ押し込む。この前側遮光板36及び後側支持板38の押し込みに伴って、押圧部40が押下げ部60のスライド面60Uに乗り上げると、図5(B)に示されるように、回動板52が回動軸54を中心として回動し、爪部62が上方へ移動すると共に移動した爪部62にカム部材46の係合部46Aが前側から係合される。この状態で、前側遮光板36及び後側支持板38が収納部26内へさらに押し込まれると(矢印d方向)、爪部62によって係合部46Aが前側へ押圧され、カム部材46が回動軸48を中心として矢印K2方向へ回動する。そのため、係合部46A及び爪部62によって、前側遮光板36及び後側支持板38の収納が阻害されることが抑制される。
その後、押圧部40が押下げ部60を後側へ通過すると、弾性部材58の付勢力fによって押下げ部60が上方へ移動し、図3(A)の状態に戻る。この状態で、前側遮光板36及び後側支持板38が収納部26内へさらに押し込まれると、図1に示されるように、前側遮光板36が収納部26内に収納される。
このように本実施形態によれば、収納部26からの前側遮光板36の引き出しに伴って、当該前側遮光板36が後側支持板38に対してフロントウィンドガラス20から離れる方向(図1において矢印b方向)へ回動される。そのため、乗員Pは、前側遮光板36の回動操作を意識せずに、前側遮光板36をフロントウィンドガラス20に沿って前側へ引き出すだけで、当該前側遮光板36をフロントウィンドガラス20から離れる方向へ回動させることができる。すなわち、本実施形態では、乗員Pは、1アクションで前側遮光板36を視線V上の所定位置(使用位置)に配置することができる。したがって、サンバイザ装置30の利便性が向上する。
また、本実施形態では、前側遮光板36が使用位置に配置された状態では、図4(B)に示されるように、回動板52の爪部62とカム部材46の係合部46Aとの係合が解除される。これにより、乗員Pが前側遮光板36の回動角度を車両前後方向に自由に調整することができる。
さらに、前側遮光板36が天井前部12F内に収納される際に、カム部材46の係合部46Aが回動板52の爪部62に前側から当接すると、当該係合部46Aが前側へ向かう方向へカム部材46が回動する。したがって、係合部46A及び爪部62によって、前側遮光板36の収納が阻害されることが抑制される。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図6に示される変形例では、前側遮光板36の回動角度を調整する調整機構が設けられている。具体的には、回動板52の押下げ部70は、車両前後方向に並ぶ一対の固定部材72及び可動部材74を有している。固定部材72は、回動板52の後端部52Rに固定されている。一方、可動部材74は、固定部材72の前側に配置されている。この可動部材74は、回動板52の上面に車両前後方向に沿って形成されたガイド溝部76にスライド可能に支持されている。
また、回動板52には、可動部材74をガイド溝部76に沿ってスライドさせる送りねじ機構80が設けられている。調整機構の一例としての送りねじ機構80は、車両前後方向に延びるネジ部材82と、ネジ部材82の回転に伴って当該ネジ部材82に沿って移動するスライダ84とを有している。ネジ部材82には、フレキシブルシャフト86を介してネジ部材82を回転させる調整ノブ88が接続されている。また、スライダ84は、可動部材74と連結されている。そして、調整ノブ88を所定方向に回転させることにより、スライダ84及び可動部材74がネジ部材82に沿って移動し、可動部材74が固定部材72に対して車両前後方向に接離する構成とされている。なお、調整ノブ88は、乗員Pが操作可能な位置に適宜配置される。
また、一対の固定部材72及び可動部材74は、互いに相手側へ向けて棒状に延出すると共に車両幅方向にずれて配置される延出部72A,74Aをそれぞれ有している。各延出部72A,74Aは、一対の固定部材72及び可動部材74を互いに接近させた状態で、相手側に形成された切欠き部74B,72Bにそれぞれ配置される。これらの延出部72A,74Aの上面72A1,74A1によって、後側支持板38の押圧部40がスライドするスライド面70Uが形成されている。なお、押圧部40は、車両前後方向から見て、延出部72A,74Aの上面72A1,74A1に亘る(またがる)幅Wを有している。
ここで、図7には、固定部材72に対して可動部材74を接近させた状態(二点鎖線の状態)のスライド面70Uの車両前後方向の長さLと、固定部材72に対して可動部材74を前側へ移動させた状態(実線の状態)のスライド面70Uの車両前後方向の長さLが示されている。そして、スライド面70Uの長さをLにした状態では、スライド面70Uの長さをLにした状態と比較して、爪部62とカム部材46の係合部46Aとの係合時間(係合距離)が長なるため、後側支持板38に対する前側遮光板36の回動角度が大きくなる。
したがって、本変形例では、例えば、乗員pが調整ノブ88を操作し、固定部材72に対して可動部材74を接離させてスライド面70Uの長さを変更することにより、前側遮光板36の回動角度を調整することができる。そして、スライド面70Uの長さを一度変更すれば、その後、前側遮光板36を引き出したときに、前側遮光板36が同じ位置(使用位置)へ回動される。つまり、前側遮光板36を使用する毎に、前側遮光板36の回動角度を調整する必要がない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
12 車両天井部
12F 天井前部
20 フロントウィンドガラス
30 サンバイザ装置
34 サンバイザ
36 前側遮光板
36L 下面
38 後側支持板
38L 下面
40 押圧部
42A ヒンジ軸
46 カム部材
46A 係合部
48 回動軸
50 規制リブ(回動規制部)
52 回動板
52F 前端部
52R 後端部
54 回動軸
60 押下げ部
62 爪部
70 押下げ部

Claims (1)

  1. 車両天井部の天井前部に沿って車両前後方向に並べられると共に車両幅方向に延びるヒンジ軸を介して互いに連結される前側遮光板及び後側支持板を有し、前記天井前部内に収納され、該天井前部内から前記前側遮光板がフロントウィンドガラスに沿って車両前後方向前側へ引き出されるサンバイザと、
    前記前側遮光板の下面よりも下方へ突出する係合部を有し、車両幅方向に延びる回動軸を介して前記前側遮光板に回動可能に連結されるカム部材と、
    前記前側遮光板に設けられ、前記係合部が車両前後方向後側へ向かう方向の前記カム部材の回動を規制する回動規制部と、
    前記後側支持板の下面から突出する押圧部と、
    前記サンバイザの下側に該サンバイザと対向して配置され、車両前後方向の中間部が車両幅方向に延びる回動軸を介して前記天井前部に回動可能に支持される回動板と、
    前記回動板の後端部に設けられ、前記前側遮光板の引き出しに伴って前記押圧部によって押し下げられる押下げ部と、
    前記回動板の前端部に設けられ、前記押圧部によって前記押下げ部が押し下げられた状態で、前記前側遮光板の引き出しに伴って前記係合部が係合されて該前側遮光板を前記後側支持板に対して前記フロントウィンドガラスから離れる方向へ回動させる爪部と、
    を備えるサンバイザ装置。
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