JP2016129951A - 積層構造体、及び積層構造体の端末処理方法 - Google Patents

積層構造体、及び積層構造体の端末処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体について、その端末による傷付きを抑制する。【解決手段】積層構造体10Aは、合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体20の上下両面に金属シート30が積層されてなる。積層構造体10の端末には、樹脂構造体20の上側に位置する金属シート30を厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる上側屈曲部25aと、樹脂構造体20の下側に位置する金属シート30を厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる下側屈曲部26aとが設けられている。上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分は、積層構造体10の厚さ方向に平行な平面状に形成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体、及び積層構造体の端末処理方法に関する。
合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体として、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1の構造体は、凹凸形状をなすコア層とそのコア層の上下両面に配されるシート状のスキン層とから構成されている。コア層は、円柱状の膨出部が規則的に配置された一対のシートを、同膨出部を内側にした状態で、一方のシートの膨出部の頂部が他方のシートの平面部に当接するように重ね合わせることで凹凸形状に形成されている。
こうした積層構造体は、所定の板形状に裁断された後に種々の用途に使用される。ここで、積層構造体の端末の切断面がそのままの状態で残されていると、他の部材等の物品が積層構造体の端末(切断面)に触れた際に、同端末の角部にて物品に傷が付いてしまうおそれがある。
そのため、所定の板形状に裁断された樹脂構造体に対しては、端末の角を無くすための端末処理を施すことが好ましい。例えば、特許文献2には、断面半円状の凹部を有する治具を積層構造体の端末に押し当てることにより、同端末における上壁部分と下壁部分を、その先端同士が向い合うように屈曲させて、同端末を断面半円状に丸める端末処理の方法が開示されている。
特開平8−127091号公報 特開2006−103027号公報
ところで、積層構造体の強度を向上させるために、スキン層としてアルミや鉄等からなる金属シートを用いることがある。ここで、金属シートが用いられた積層構造体に対して、特許文献2に開示される端末処理を適用した場合には、金属シートの復元力により金属シートが元の状態に戻ろうとして、断面半円状に丸められた端末が離間するとともに、同端末の角が斜め飛び出した状態に変形することがある。こうした復元方向への変形が生じると、積層構造体の端末に他の部材等の物品が触れた際に、その物品に傷が付くことを抑制するという端末処理の効果が十分に得られなくなる。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体について、その端末による傷付きを抑制することのできる端末処理方法、及び端末処理された積層構造体を提供することにある。
上記の目的を達成するための積層構造体は、合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体であって、前記積層構造体の端末には、前記樹脂構造体の上側に位置する前記金属シートを厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる上側屈曲部と、前記樹脂構造体の下側に位置する前記金属シートを厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる下側屈曲部とが設けられ、前記上側屈曲部及び前記下側屈曲部の各先端部分は、前記積層構造体の厚さ方向に平行な平面状、又は同平面よりも内側に屈曲した形状に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、積層構造体の端末における上側屈曲部及び下側屈曲部の各先端部分が、積層構造体の厚さ方向に平行な平面状になっている。金属シートの復元力は、金属シートが平らな状態に戻ろうとする力であることから、平らな状態に形成されている上側屈曲部及び下側屈曲部の各先端部分に作用する金属シートの復元力は小さいものとなる。そのため、端末全体を断面半円状に丸めた従来の端末処理がなされた積層構造体と比較して、復元方向への変形が抑制される。これにより、積層構造体の端末の角が飛び出した状態となることが抑制されて、その結果、積層構造体の端末に触れた他の部材等の物品が傷つけられることが抑制される。
また、金属シートの復元力に基づいて、積層構造体の端末に復元方向への変形が生じたとしても、その変形は、上側屈曲部の先端部分(平面状の部分)を上側へ、下側屈曲部の先端部分(平面状の部分)を下側へ移動させる方向の変形となる。そのため、変形後においても、上側屈曲部及び下側屈曲部の各先端部分については、積層構造体の厚さ方向に平行な平面状の状態が維持される、これにより、端末の角が斜め飛び出した状態となることが抑制される。
また、上記構成によれば、積層構造体の端末における上側屈曲部及び下側屈曲部の各先端部分が、積層構造体の厚さ方向に平行な平面よりも内側に屈曲した形状になっている。そのため、積層構造体の端末に復元方向への変形が生じたとしても、上側屈曲部及び下側屈曲部の先端部分は、積層構造体の厚さ方向に平行な平面に近づく方向に変形し、直ちに端末の角が斜め飛び出した状態にはなることはない。これにより、積層構造体の端末の角が飛び出した状態となることが抑制されて、その結果、積層構造体の端末に触れた他の部材等の物品が傷つけられてしまうことを抑制できる。
上記積層構造体において、前記樹脂構造体は、前記厚さ方向に立設される複数の中間壁を備え、前記上側屈曲部及び前記下側屈曲部の内側には、前記中間壁の密度の低い疎部が設けられるとともに、前記疎部の内側には、前記中間壁の密度の高い密部が設けられていることが好ましい。
上側屈曲部及び下側屈曲部を形成する際には、その内側に位置する中間壁が圧縮されることになる。そのため、上側屈曲部及び下側屈曲部には、金属シートの復元力に加えて、中間壁からの圧力が上側屈曲部及び下側屈曲部を元の状態へと戻そうとする力として作用する。したがって、上側屈曲部及び下側屈曲部の内側を、中間壁の密度の低い疎部とすることによって、上側屈曲部及び下側屈曲部を元の状態へと戻そうとする力を弱めることができる。また、中間壁の密度の低い疎部の更に内側を、中間壁の密度の高い密部とすることによって、積層構造体の端末の強度を確保することができる。
また、上記の目的を達成するための積層構造体の端末処理方法は、合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体の端末処理方法であって、前記積層構造体の端末における前記樹脂構造体部分の厚さ方向の少なくとも中央部分を窪ませることにより同端部の上下に上側平板部及び下側平板部を形成する平板部形成工程と、前記積層構造体の端末に治具を押し当てる、又は同治具を前記積層構造体の端末に押し当てることにより、同端末における前記上側平板部及び前記下側平板部を、その先端同士が向い合うように屈曲させる屈曲工程とを有し、前記治具として、断面U字状の端末形成面を備え、前記端末形成面が、前記積層構造体の上面及び下面に沿った形状に形成される上側内面及び下側内面と、前記上側内面及び前記下側内面から連続して形成されるとともに、その中央部分に前記積層構造体の厚さ方向に平行な平面部、又は同厚さ方向に平行な平面よりも突出する突面部を有する底面とからなる治具を用い、前記屈曲工程において、前記治具を加熱することなく前記積層構造体の端末に接触させることを特徴とする。
上記構成においては、端末形成面の底面に積層構造体の厚さ方向に平行な平面部、又は同厚さ方向に平行な平面よりも突出する突面部を有する治具を用いている。そのため、屈曲工程において、積層構造体の端末を、上側平板部及び下側平板部の先端同士が向い合うように屈曲させる際に、その先端部分を、積層構造体の厚さ方向に平行な平面状、又は同厚さ方向に平行な平面よりも内側に屈曲した形状に形成することができる。
また、平板部形成工程において、樹脂構造体部分の厚さ方向の少なくとも中央部分を窪ませている。そのため、積層構造体の端末を、上側平板部及び下側平板部の先端同士が向い合うように屈曲させたときに、上側平板部及び下側平板部の内側部分に、樹脂構造体の樹脂密度の低い疎部を形成することができる。
また、屈曲工程において、治具を加熱することなく積層構造体の端末に接触させている。
積層構造体の端末に対して、金属シートの復元力が作用した際に、端末の樹脂構造体部分が軟化した状態であると、金属シートの復元力に基づく端末の復元方向への変形に樹脂構造体が容易に追従してしまい、復元方向への変形量が大きくなりやすい。
上記構成によれば、治具を加熱しないことによって、屈曲工程を、端末の樹脂構造体部分が軟化し難い環境にしている。これにより、金属シートの復元力が作用した際に、樹脂構造体が追従し難くなり、金属シートの復元力に基づく端末の復元方向への変形が抑制される。
また、前記平板部形成工程において、前記樹脂構造体部分の厚さ方向の少なくとも中央部分を押し込んで窪ませることが好ましい。
上記構成によれば、平板部形成工程後の窪んだ部分の内側に樹脂構造体が寄せられて生じた密集部分が形成される。そのため、積層構造体の端末を屈曲させたときに、樹脂構造体の樹脂密度の高い密部を容易に形成することができる。
本発明によれば、樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体について、その端末による傷付きを抑制することができる。
(a)は端末処理前の積層構造体を示す斜視図、(b)はA−A線断面図。 (a)〜(c)は、樹脂構造体の製造方法を示す説明図。 (a)、(b)は、平板部形成工程の説明図。 平板部形成工程において、第1治具を押し当てた状態を示す断面図。 平板部形成工程後の積層構造体の断面図。 (a)、(b)は、屈曲工程の説明図。 屈曲工程において、第2治具を押し当てた状態を示す断面図。 端末処理後の積層構造体を示す断面図。 コーナー部分を端末処理する場合の説明図。
以下、積層構造体の端末処理方法、及び端末処理された積層構造体の一実施形態を説明する。
まず、端末処理方法の処理対象となる積層構造体について説明する。
図1(a)、(b)に示すように、積層構造体10は、合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体20と、樹脂構造体20の上下両面に一体に積層される金属シート30とを備えている。
図1(b)に示すように、樹脂構造体20は、上壁21と、下壁22と、上壁21と下壁22とを接続する中間壁23とを備えている。上壁21及び下壁22の間に立設される六角柱状の筒部を構成するとともに、筒部の内部には中空のセルが区画形成されている。
図2(a)〜(c)に示すように、樹脂構造体20は、所定形状に成形された一枚のシート材20Aを、線Pにおいて谷折りするとともに線Qにおいて山折りし、X方向に折り畳んで接着することにより形成される。そのため、樹脂構造体20の上壁21及び下壁22は、セル毎に上壁21及び下壁22の一方が2枚のシート材が重ねられた二重構造に形成される。図1(b)においては、上壁21が二重構造となる部分を示している。また、図1(b)に示すように、樹脂構造体20の中間壁23について、その一部(Y方向に延びる中間壁23)が2枚のシート材が重ねられた二重構造をなしている。なお、こうした樹脂構造体は公知である(例えば、特開2013−35154号公報参照。)。
樹脂構造体20を構成する合成樹脂材料としては、特に限定されるものではなく、中空板状の樹脂構造体に用いられる公知の合成樹脂材料、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、塩化ビニル等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
金属シート30は、樹脂構造体20における上壁21及び下壁22の表面に積層されて、熱溶着による接着や接着剤を用いた接着等により一体に固定されている。金属シート30を構成する金属としては、例えば、アルミ、鉄が挙げられる。また、金属シート30の厚さは、例えば、300〜30μmの範囲である。
次に、本実施形態の積層構造体の端末処理方法について、図3〜6に基づいて説明する。
ここでは、端末処理を行う積層構造体10として、図1に示すX方向及びY方向に沿って長四角形状に切断した積層構造体を用いている。そして、積層構造体10のY方向に沿った切断面であって、図1(b)に示す断面構造と同じ構造となる切断面に対して端末処理を行っている。なお、図3〜6においては、積層構造体10の各壁における二重構造部分についても一重構造に簡略化して図示している。
積層構造体の端末処理方法は、積層構造体の端末の上下に平板部を形成する平板部形成工程と、積層構造体の端末を屈曲させる屈曲工程とを有している。
平板部形成工程は、第1治具40を用いて、積層構造体10の端末における樹脂構造体20部分の厚さ方向の中央部分を窪ませることにより、同端末の上下に突部を形成する工程である。
図3(a)、(b)に示すように、第1治具40は、積層構造体10における端末処理が施される端末に沿った形状に形成される第1加工面41を備えている。第1加工面41における幅方向(図における上下方向)の中央部には、第1加工面41から突出する断面台形形状の突条42が設けられている。第1治具40には、第1治具40を加熱するヒータ43が接続されている。
図4に示すように、平板部形成工程においては、ヒータ43にて加熱された状態の第1治具40の第1加工面41を積層構造体10の端末に押し当てる。このとき、積層構造体10における樹脂構造体20部分の中間壁23は、第1治具40の突条42に接することにより熱せられて軟化するとともに、突条42によって内側へと押し込まれる。その後、積層構造体10から第1治具40を退避させる。
これにより、図5に示すように、積層構造体10の端末における樹脂構造体20部分の厚さ方向の中央部分に、中間壁23が押し込まれてなる凹部24が形成される。具体的には、第1治具40の突条42に接触して軟化された状態にある中間壁23が、突条42により押し込まれて、内側(奥側)や上壁21及び下壁22側へと寄せられる。その結果、積層構造体10の端末には、中間壁23が押し込まれてなる凹部24が形成されるとともに、凹部24の更に内側には、中間壁23が寄せられて生じた密集部分(樹脂溜まり)が形成される。
そして、凹部24が形成されることによって、同端末の上部には、上壁21及び上壁21に積層される金属シート30からなり、凹部24に対して相対的に突出する上側平板部25が形成される。同様に、同端末の下部には、下壁22及び下壁22に積層される金属シート30からなり、凹部24に対して相対的に突出する下側平板部26が形成される。
屈曲工程は、第2治具50を用いて、積層構造体10の端末の上側平板部25及び下側平板部26を、その先端同士が向い合うように屈曲させる工程である。
図6(a)、(b)に示すように、第2治具50は、積層構造体10における端末処理が施される端末に沿って形状に形成される第2加工面51を備えている。第2加工面における幅方向(図における上下方向)の中央部には、断面U字状の溝52が設けられている。
溝52は、底面53と、底面53から連続して形成される上側内面54及び下側内面55とを備えている。底面53の中央部分には、上下方向(積層構造体10の厚さ方向)に平行な平面部53aが形成されるとともに、底面53の上部及び下部、すなわち上側内面54とのコーナー部分及び下側内面55とのコーナー部分は共に緩やかな曲面状に形成されている。
上側内面54は、積層構造体10の上面に沿った平面状に形成されるとともに、下側内面55は、積層構造体10の上面に沿った平面状に形成されている。そして、上側内面54と下側内面55との間隔は、積層構造体10の厚さ方向の長さと同じ、又は同長さよりも僅かに長くなるように設定されている。また、溝52の内面における上側内面54及び下側内面55の開口側には、開口側に向かって拡開するテーパ状の案内面56がそれぞれ形成されている。なお、溝52の内面における底面53、上側内面54、及び下側内面55によって断面U字状の端末形成面が構成される。
図7に示すように、屈曲工程においては、第2治具50を加熱しない状態(室温以下の温度)にて、第2治具50の第2加工面51を積層構造体10の端末に押し当てる。このとき、積層構造体10の端末は、案内面56に沿って溝52内に挿入される。積層構造体10の端末の上側平板部25及び下側平板部26の先端が溝52の底面53に達すると、上側平板部25及び下側平板部26は、底面53に沿って、その先端同士が向い合うように厚さ方向における中心側へと徐々に曲がり、底面53に倣った形状に屈曲する。そして、積層構造体10の端末に第2治具50を押し当てた状態を所定時間、維持した後、積層構造体10から第2治具50を退避させる。この屈曲工程を経ることにより、積層構造体の端末処理が完了するとともに、端末処理が施された積層構造体が得られる。
次に、本実施形態の端末処理方法による端末処理が施された積層構造体10Aについて説明する。
図8に示すように、積層構造体10Aの端末には、平板部形成工程にて形成された上側平板部25及び下側平板部26を、先端同士が向い合うように厚さ方向における中心側へ屈曲してなる上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aが形成される。上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分は、僅かな隙間をあけて向かい合うとともに、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面状に形成されている。すなわち、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分の外面が積層構造体10の厚さ方向に平行な同一平面上に位置している。そして、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aによって、積層構造体の端末の切断面が閉じた状態とされる。
また、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの内側には、樹脂構造体20における中間壁23の密度の低い疎部27が設けられるとともに、疎部27の更に内側には、中間壁23の密度の高い密部28が設けられている。疎部27は、平板部形成工程において、端末側の中間壁23が内側へ押し込まれることにより生じた空間(凹部24)に基づいて形成される部位である。また、密部28は、平板部形成工程において、端末側の中間壁23が内側へ押し込まれることにより、中間壁23が寄せられて生じた密集部分に基づいて形成される部位である。なお、ここで言う密度の高低は、樹脂構造体20における端末処理がなされていない部位における中間壁23の密度を基準とする。
端末処理が施された積層構造体10Aは、例えば、運搬用容器、住宅用建材、自動車用内装材、土木用資材、梱包材として適用することができる。住宅用建材としては、例えば、床材、フローリング材、床下材、畳芯材、住宅用躯体換気材、耐火材が挙げられる。自動車用内装材としては、例えば、トランクルームのカバー、ルーフライニングが挙げられる。また、積層構造体10Aを具体的な製品に適用するに際して、積層構造体10Aは、その表面が織布や不織布等のシート材にて被覆される場合もある。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記のとおり、本実施形態の端末処理方法が施された積層構造体10Aは、その端末における上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分が、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面状となっている。
金属シート30の復元力は、金属シート30が平らな状態に戻ろうとする力であることから、平らな状態に形成されている、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分に作用する金属シート30の復元力は小さいものとなる。そのため、端末全体を断面半円状に丸めた従来の端末処理がなされた積層構造体と比較して、端末における復元方向への変形が抑制される。
また、金属シート30の復元力に基づいて、積層構造体10Aの端末に復元方向への変形が生じたとしても、その変形は、上側屈曲部25aの先端部分(平面状の部分)を上側へ、下側屈曲部26aの先端部分(平面状の部分)を下側へ移動させる方向の変形となる。そのため、変形後においても、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分については、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面状である状態が維持されて、端末の角29が斜め飛び出した状態となることが抑制される。
このように、本実施形態によれば、積層構造体10Aの端末の角29が飛び出した状態となることが抑制される。その結果、積層構造体10Aの端末に触れた他の部材等の物品が傷つけられてしまうことを抑制できる。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)積層構造体10Aは、合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体20の上下両面に金属シート30が積層されてなる。積層構造体10の端末には、樹脂構造体20の上側に位置する金属シート30を厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる上側屈曲部25aと、樹脂構造体20の下側に位置する金属シート30を厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる下側屈曲部26aとが設けられている。上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの各先端部分は、積層構造体10の厚さ方向に平行な平面状に形成されている。
上記構成によれば、積層構造体10Aの端末に触れた他の部材等の物品が傷つけられてしまうことを抑制できる。また、その表面を織布や不織布等のシート材にて被覆する態様にて積層構造体10Aを使用する場合においては、積層構造体10Aの端末によってシート材が破れてしまうことを抑制できる。
(2)積層構造体10Aにおいて、樹脂構造体20は、厚さ方向に立設される複数の中間壁23を備えている。上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの内側には、中間壁23の密度の低い疎部27が設けられている。また、疎部27の内側には、中間壁23の密度の高い密部28が設けられている。
上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aを形成する際には、その内側に位置する中間壁23が少なからず圧縮されることになる。そのため、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aには、金属シート30の復元力に加えて、中間壁23からの圧力が上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aを元の状態へと戻そうとする力として作用する。特に、本実施形態のように、樹脂構造体20として、多重構造の中間壁23を有する樹脂構造体が用いられている場合には、中間壁23からの圧力がより大きなものとなる。したがって、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの内側を、中間壁23の密度の低い疎部27とすることによって、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aを元の状態へと戻そうとする力を弱めることができる。また、中間壁23の密度の低い疎部27の更に内側を、中間壁23の密度の高い密部28とすることによって、積層構造体10Aの端末の強度を確保することができる。
(3)合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体20の上下両面に金属シート30が積層されてなる積層構造体10の端末処理方法は、積層構造体10の端末における樹脂構造体20部分の厚さ方向の中央部分を窪ませることにより同端末の上下に上側平板部25及び下側平板部26を形成する平板部形成工程と、積層構造体10の端部に第2治具50を押し当てることにより、同端末における上側平板部25及び下側平板部26を、その先端同士が向い合うように屈曲させる屈曲工程とを有している。第2治具50として、断面U字状の端末形成面を備え、端末形成面が、積層構造体10の上面及び下面に沿った形状に形成される上側内面54及び下側内面55と、上側内面54及び下側内面55から連続して形成されるとともに、その中央部分に積層構造体10の厚さ方向に平行な平面部53aを有する底面53とからなる治具を用いている。
第2治具50の端末形成面の底面53に積層構造体10の厚さ方向に平行な平面部53aが形成されていることから、屈曲工程において、積層構造体10の端末について、上側平板部25及び下側平板部26を、その先端同士が向い合うように屈曲させる際に、その先端部分を、積層構造体10の厚さ方向に平行な平面状に形成することができる。
また、樹脂構造体20部分の厚さ方向の中央部分を窪ませた状態として屈曲工程を行うことから、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの内側に、樹脂構造体20の樹脂密度(中間壁23の密度)の低い疎部27を容易に形成することができる。
(4)平板部形成工程において、樹脂構造体20の端末の中間壁23を内側へ押し込むことによって、凹部24を形成している。
上記構成によれば、凹部24の内側に、中間壁23が寄せられて生じた密集部分が形成される。そのため、積層構造体10の端末を屈曲させたときに、疎部27の内側に、樹脂構造体20の樹脂密度(中間壁23の密度)の高い密部28を容易に形成することができる。
(5)屈曲工程においては、第2治具50を加熱することなく積層構造体10の端末に接触させている。
積層構造体10Aの端末に対して、金属シート30の復元力が作用した際に、端末の樹脂構造体20部分が軟化した状態であると、金属シート30の復元力に基づく端末の復元方向への変形に樹脂構造体20が容易に追従してしまい、復元方向への変形量が大きくなりやすい。
上記構成によれば、第2治具50を加熱しないことによって、屈曲工程を、端末の樹脂構造体20部分が軟化し難い環境にしている。これにより、金属シート30の復元力が作用した際に、樹脂構造体20が追従し難くなり、金属シート30の復元力に基づく端末の復元方向への変形が抑制される。
(6)第2治具50における上側内面54と下側内面55との間隔は、積層構造体10の厚さ方向の長さと同じ、又は同長さよりも僅かに長くなるように設定されている。
上記構成によれば、上側平板部25及び下側平板部26が、第2治具50の底面53に沿って屈曲する際に、積層構造体10の厚さ方向に膨らむことが抑制される。これにより、上側平板部25及び下側平板部26を、底面53に倣った形状に綺麗に屈曲させることができる。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 積層構造体10Aについて、上記実施形態では、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aは、その先端同士が離間した状態とされていたが、先端同士が接触した状態であってもよい。
・ 上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの先端部分は、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面よりも内側に屈曲した形状であってもよい。例えば、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの先端部分全体を、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面よりも内側に向かう斜面状に形成する。また、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの先端部分について、その基端側を、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面状とし、先端側のみを同厚さ方向に平行な平面よりも内側に向かう斜面状に形成する。また、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26a全体を円弧状に形成し、その先端が積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面よりも内側に向くように形成する。なお、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの形成に要する圧力を小さく抑えるという観点においては、上記実施形態のように、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの先端部分を、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面状に形成することが好ましい。
この場合には、積層構造体10Aの端末に復元方向への変形が生じたとしても、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの先端部分は、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面に近づく方向に変形し、直ちに端末の角29が斜め飛び出した状態にはなることはない。これにより、積層構造体10Aの端末の角29が飛び出した状態となることが抑制されて、その結果、積層構造体10Aの端末に触れた他の部材等の物品が傷つけられてしまうことを抑制できる。
なお、上側屈曲部25a及び下側屈曲部26aの先端部分を上記のように形成する場合には、第2治具50として、例えば、端末形成面の底面53に対して、平面部53aに代えて、積層構造体10Aの厚さ方向に平行な平面よりも突出する突面部を設けた治具を用いればよい。
・ 積層構造体10Aについて、疎部27及び密部28は、端末処理された部分の全体に形成されていてもよいし、端末処理された部分の一部のみに形成されていてもよい。また、疎部27及び密部28の一方又は両方が省略された構成としてもよい。
・ 積層構造体10(10A)について、樹脂構造体20の構造は特に限定されるものではなく、公知のその他の樹脂構造体を用いることができる。その他の樹脂構造体としては、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されるような上下凹凸形状をなすコア層を有する樹脂構造体、梯子状の断面を有する樹脂構造体、ダンボールのような波形状の中間壁断面を有する樹脂構造体、三角柱形状や三角錐形状の中間壁23を有する樹脂構造体、三角柱形状の突部を有する樹脂シートを、突部の先端同士を合わせるように重ねてなる樹脂構造体が挙げられる。
また、樹脂構造体20は、上壁21及び下壁22の一方又は両方を省略した構成であってもよい。つまり、中間壁23に対して直接、金属シート30が固定された構成の積層構造体10(10A)であってもよい。
・ 積層構造体10(10A)について、樹脂構造体20と金属シート30との間に、不織布等の他の素材のシートが設けられていてもよい。また、金属シート30の表面に不織布等の他の素材のシートが積層されていてもよい。また、各層間に接着層を設けてもよい。
・ 端末処理方法における平板部形成工程において、上記実施形態では、熱によって樹脂構造体20の中間壁23を軟化させていたが、中間壁23を軟化させる方法はこの方法に限定されるものではない。例えば、超音波を利用して樹脂構造体20の中間壁23を軟化させてもよい。
・ 第1治具40の第1加工面41に設けられる突条42の形状は、平板部形成工程において、積層構造体10の端末に中間壁23が押し込まれてなる凹部24を形成可能な形状であれば、特に限定されるものではない。例えば、断面三角形状の突条であってもよいし、断面円弧形状の突条であってもよい。
・ 平板部形成工程において、上記実施形態では、樹脂構造体20の端末の中間壁23を押し込むことによって凹部24を形成していたが、凹部24の形成方法はこの方法に限定されるものではない。例えば、端末の中間壁23の一部をカッター等により除去することによって凹部24を形成してもよい。この場合、密部28が省略された積層構造体10Aとなる。
・ 平板部形成工程において、上記実施形態では、樹脂構造体20の端末の中間壁23の中央部分を窪ませることによって凹部24を形成していたが、中間壁23全体を窪ませることによって凹部24を形成してもよい。
・ 平板部形成工程において形成される上側平板部25及び下側平板部26の形状は特に限定されるものではない。例えば、基端側から先端側に向かって一定幅の平板部であってもよいし、基端側から先端側に向かって徐々に拡幅する平板部であってもよいし、先端側から基端側に向かって徐々に拡幅する平板部であってもよい。
・ 屈曲工程において用いる第2治具50は、底面53、上側内面54、及び下側内面55からなる断面U字状の端末形成面を有するものであれば、その具体的な形状は特に限定されるものではない。例えば、案内面56が省略されていてもよい。
・ 第2治具50の端末形成面における上側内面54及び下側内面55の長さ(溝52の深さ方向の長さ)は、特に限定されるものではないが、例えば、第1治具40に設けられる突条42の突出長よりも長く設定されていることが好ましい。この場合には、上記(6)の効果が高められる。
・ 平板部形成工程において、上記実施形態では、積層構造体10の端末に第1治具40を押し付けていたが、第1治具40に対して積層構造体10を押し付けてもよい。同様に、屈曲工程において、第2治具50に対して積層構造体10を押し付けてもよい。
・ 上記実施形態では、長四角形状に裁断され積層構造体10の一辺に対して端末処理を行う場合について説明したが、積層構造体10のすべての辺、又は任意の複数の辺に対して同様の端末処理を行ってもよい。
なお、図9に示すように、積層構造体10のコーナー部分に対する端末処理は、同コーナー部分を形成する一方の辺に対する端末処理と、同コーナー部分を形成する他方の辺に対する端末処理とを重ねて行うことが好ましい。これにより、積層構造体10のコーナー部分についても、その端末を綺麗に屈曲させることができる。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記樹脂構造体は、多層構造を有する前記中間壁を備え、前記上側屈曲部及び前記下側屈曲部の内側には、前記中間壁の密度の小さい疎部が設けられる前記積層構造体。
10、10A…積層構造体、20…樹脂構造体、21…上壁、22…下壁、23…中間壁、24…凹部、25…上側平板部、25a…上側屈曲部、26…下側平板部、26a…下側屈曲部、27…疎部、28…密部、30…金属シート、40…第1治具、50…第2治具、53…底面、53a…平面部、54…上側内面、55…下側内面。

Claims (4)

  1. 合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体であって、
    前記積層構造体の端末には、前記樹脂構造体の上側に位置する前記金属シートを厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる上側屈曲部と、前記樹脂構造体の下側に位置する前記金属シートを厚さ方向における中心側へ屈曲させてなる下側屈曲部とが設けられ、
    前記上側屈曲部及び前記下側屈曲部の各先端部分は、前記積層構造体の厚さ方向に平行な平面状、又は同平面よりも内側に屈曲した形状に形成されていることを特徴とする積層構造体。
  2. 前記樹脂構造体は、前記厚さ方向に立設される複数の中間壁を備え、
    前記上側屈曲部及び前記下側屈曲部の内側には、前記中間壁の密度の低い疎部が設けられるとともに、前記疎部の内側には、前記中間壁の密度の高い密部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の積層構造体。
  3. 合成樹脂により形成される中空板状の樹脂構造体の上下両面に金属シートが積層されてなる積層構造体の端末処理方法であって、
    前記積層構造体の端末における前記樹脂構造体部分の厚さ方向の少なくとも中央部分を窪ませることにより同端末の上下に上側平板部及び下側平板部を形成する平板部形成工程と、
    前記積層構造体の端末に治具を押し当てる、又は同治具を前記積層構造体の端末に押し当てることにより、同端末における前記上側平板部及び前記下側平板部を、その先端同士が向い合うように屈曲させる屈曲工程とを有し、
    前記治具として、断面U字状の端末形成面を備え、前記端末形成面が、前記積層構造体の上面及び下面に沿った形状に形成される上側内面及び下側内面と、前記上側内面及び前記下側内面から連続して形成されるとともに、その中央部分に前記積層構造体の厚さ方向に平行な平面部、又は同厚さ方向に平行な平面よりも突出する突面部を有する底面とからなる治具を用い、
    前記屈曲工程において、前記治具を加熱することなく前記積層構造体の端末に接触させることを特徴とする積層構造体の端末処理方法。
  4. 前記平板部形成工程において、前記樹脂構造体部分の厚さ方向の少なくとも中央部分を押し込んで窪ませることを特徴とする請求項3に記載の積層構造体の端末処理方法。
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