JP2003312643A - プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱 - Google Patents

プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱

Info

Publication number
JP2003312643A
JP2003312643A JP2002119716A JP2002119716A JP2003312643A JP 2003312643 A JP2003312643 A JP 2003312643A JP 2002119716 A JP2002119716 A JP 2002119716A JP 2002119716 A JP2002119716 A JP 2002119716A JP 2003312643 A JP2003312643 A JP 2003312643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
plastic corrugated
box
plastic
corrugated fiberboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002119716A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kawakami
肇 川上
Osamu Sugiyama
杉山  修
Masaki Iwasaka
正基 岩坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawakami Sangyo KK
Original Assignee
Kawakami Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawakami Sangyo KK filed Critical Kawakami Sangyo KK
Priority to JP2002119716A priority Critical patent/JP2003312643A/ja
Publication of JP2003312643A publication Critical patent/JP2003312643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック段ボール(広義には、三層構成
プラスチック気泡ボードを含む)の端面、とくにリブの
横断面が露出している端面を密閉処理する方法であっ
て、溶融したリブが押し出されて端面を不格好にするこ
とがなく、かつ、ピンホールの発生する心配がなく、し
かも作業効率が高い端面処理方法を提供すること。 【解決手段】 プラスチック段ボールのリブ横断面が露
出する端面に対し、先端がクサビ型の加熱バーを押し当
てて、端部のリブを溶解するとともに平行な2枚のライ
ナーの端部を軟化させ、加熱バーを後退させた後、2枚
のライナーの端部を両側から冷却バーで挟んで押しつぶ
し、端面の開口をなくした状態で固化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック段ボ
ールの端面、とくにリブが露出している端面を処理し
て、密閉構造とする方法に関する。本発明はさらに、こ
の方法により端面を処理したプラスチック段ボールで製
造した箱、とくに通い箱にも関する。
【0002】この明細書で、「プラスチック段ボール」
の語は広義の意味を有し、2枚のプラスチック板の間に
多数の平行に走るリブを設けた押し出し成形品であっ
て、その段ボール紙との構造の類似性にもとづき、狭義
のプラスチック段ボールと呼ばれている製品に加えて、
プラスチックシートの真空成形により多数のキャップを
形成したキャップシートのキャップ底面と頂面とに平坦
なプラスチックシートを貼り合わせてなる、三層構成
の、プラスチック気泡ボードと呼ばれる製品も包含す
る。ここで、「リブが露出している端面」とは、狭義の
プラスチック段ボールにおいて、多数の平行に走るリブ
の横断面が見える端面を意味する。
【0003】
【従来の技術】たとえば鮮魚を輸送したり、販売のため
に店頭に並べたりする容器として、現在は、発泡スチロ
ールを箱の形にモールドしたものが多く使用されてい
る。この種の箱は、若干の保冷効果もあるという点は有
利であるが、発泡ビーズのモールド品であるため、表面
に無数の微細な凹凸が存在し、また旧ビーズの融着した
境界も欠陥となりやすく、汚れやすかったり、細菌が繁
殖しやすかったりするという欠点がある。通い箱という
用途にとっては、嵩高であって返送・再使用に不利であ
るという問題も伴っている。
【0004】一方、2枚のプラスチック板の間に、多数
の平行に走るリブを設けた押し出し成形品が、その段ボ
ール紙との構造の類似性にもとづき、「プラスチック段
ボール」の名をもって製造販売されている。この材料
は、建材とするほか、耐水性を要求される包装箱の材料
として、広く使用されている。プラスチック段ボールで
通い箱を製造した場合、その構造を工夫することによ
り、折り畳んで減容した状態で返送することができると
いう、発泡スチロールのモールド品にはない有利さをも
っている。
【0005】上記のプラスチック段ボールの語は狭義の
それであって、この語は、はじめに述べたように、広義
には三層構成プラスチック気泡シートを包含する。三層
構成プラスチック気泡シートもまた、狭義のプラスチッ
ク段ボールと同様な物性を有していて(曲げに対する強
度に方向性が小さいという特徴があるが)、同じ用途に
向けることができる。
【0006】しかし、プラスチック段ボール(狭義)の
問題点として、板の横断面つまりリブの端が露出する面
は多数の開口が連なっており、そこから水が板の内部に
侵入し、いったん侵入した水は抜けにくい、ということ
が挙げられる。それゆえプラスチック段ボールは、その
ままでは、魚箱などの材料として使用するのは不適切で
ある。この問題は、三層構成プラスチック気泡シートに
も共通であって、水の侵入は、どの端面からも可能であ
り、抜けにくさもまた同様である。
【0007】そこで、プラスチック段ボールの開口端を
密閉することが考えられた。これまでに行なわれている
方法は、図2に示すように、プラスチック段ボール
(1)のリブ(11)の横断面が露出している端面を板
の両側から平頭の加熱バー(4A,4B)で挟み(図2
A)、リブとライナー(12,13)とを溶融に近い軟
化状態にしてから押しつぶし、冷却固化させる(図2
B)という工程に従うものである。板の縦断端面つまり
上記の端面と直角方向の端面は、リブが走っていて水が
侵入しないが、後の加工の都合などに関連して必要があ
れば、上記の処理を行なうことがある。
【0008】図2に示した処理方法の難点は、まず、加
熱バーによる加熱を2枚のライナーだけでなく、リブに
まで及ぼす必要があり、押しつぶしに対するリブの抵抗
に打ち勝つためには、端面をかなり高温にしなければな
らないことであり、また、押しつぶしにより、リブの部
分のプラスチック材料が端面の外に押し出され、端面が
すこぶる不体裁になることである。ライナーシートの加
熱バーに隣接する部分は、引き延ばされるために、ピン
ホールが発生する危険が高い。工程面では、同じバーで
加熱と冷却を行なうから、1サイクルが長く、処理が効
率よく実施できないことが指摘される。こうした問題
は、三層構成プラスチック気泡ボードにおいても、同様
に存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プラ
スチック段ボールの端面の処理を、もっとスマートに実
施し、平行な2枚のライナーを過度に高温に加熱する必
要がなく、押しつぶしにより溶融したリブが押し出され
て端面を不格好にすることがなく、ピンホールの発生す
る心配がなく、しかも作業の効率が高い端面処理の方法
を提供することにある。その方法で端面を処理したプラ
スチック段ボールを材料として使用した、耐水性であっ
て、内部に水が侵入するおそれのない箱、とくに通い箱
を提供することもまた、本発明の目的に包含される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプラスチック段
ボールの端面処理方法は、狭義のプラスチック段ボール
のリブ横断面が露出する端面に対する処理に例をとって
説明すれば、図1にその工程を示すように、プラスチッ
ク段ボール(1)のリブ横断面が露出する端面に対し
(図1A)、クサビ型の加熱バー(2)を押し当てて、
端部のリブ(11)を溶解させて内部に押し込むととも
に、平行な2枚のライナー(12,13)の端部を軟化
させ(図1B)、加熱バー(2)を後退させた(図1
C)後、2枚のライナーの端部を両側から平頭の冷却バ
ー(3A,3B)で挟んで押しつぶし、端面の開口をな
くした状態(図1D)で固化させることからなる。得ら
れた端面処理製品は、図1Eにみるようなものとなる。
【0011】
【発明の実施形態】上記の端面処理は、必要により、リ
ブ横断面が露出する端面と直角方向の端面においても実
施する。プラスチック段ボールが三層構成プラスチック
気泡ボードである場合は、四辺にわたって行なう必要が
ある。狭義のプラスチック段ボールにおいても、美粧性
向上のため、四辺に処理を行なってもよい。
【0012】上述のようにして端面を処理したプラスチ
ック段ボールを材料とする本発明の箱は、図3にその一
例を示すように、プラスチック段ボールを打ち抜いて、
箱の底部(51)と、それから伸びる2組の両側壁部
(52,53)とからなる箱の素材(5)を形成し、そ
の端面、とくにリブ横断面が露出する端面(54)、す
なわち図3において太線で表した部分を、上述した方法
により端面処理し、つぎに、図4に示すように、側壁部
の端が相接する部分に、互いに直角をなす溝(61,6
2)を設けたコーナー固定材(6)をはめ込んで、箱を
形成してなるものである。
【0013】コーナー固定材は、プラスチックの押し出
し成形により製造することが推奨される。強度的に問題
がなければ、肉厚になる部分の肉を盗んだ構造とし、軽
量化と材料の節約とを狙うことができる。コーナー固定
材の長さは、箱の側壁の高さ全体にわたることが好まし
いが、用途によっては、それより短くて足りることもあ
る。溝(61,62)の断面形状は、単なる溝でよい
が、プラスチック段ボールの端面処理した部分が入る側
を、切断面のままの部分が入る側より若干深くしなけれ
ばならないことはもちろんである。
【0014】本発明の箱は、箱の各部分が連続したもの
を折り曲げて構成する構造であるから、四隅には、どう
しても孔ができることが避けられない。とくに、材料の
プラスチック段ボールが厚手のものである場合、然りで
ある。もしこの孔をふさぐ必要があれば、コーナー固定
材をはめ込むに先だって、孔の部分に適宜の「コマ」
(図示してない)を用意して、挿入しておくことが望ま
しい。あるいはまた、図6に示すような、コーナー固定
材に、孔の蓋となる部分(64)を設けたものを採用す
ることもできる。このような、隅の孔をふさぐ機能をも
ったコーナー固定材は、押し出し成形と切断に続いて、
切削加工や加熱バー成形を行なうことにより製造でき
る。
【0015】箱の素材となるプラスチック段ボール打ち
抜き材の、底と側壁との間の屈曲部分は、箱の内側から
クサビ型断面の加熱バーを押し当ててつぶすことにより
形成した、ヒンジ構造とすることが好ましい。ヒンジ構
造に好適なプラスチック材料は、よく知られているよう
に、ポリプロピレンである。
【0016】側壁(52,53)を立ち上げてそれらの
接する部分にコーナー固定材(6)をはめ込んだとき、
各側壁は外側へはね返る傾向があり、それによって箱の
形状が維持されるから、コーナー固定材とプラスチック
段ボールとの嵌め合いが強固であるように設計する必要
は乏しい。しかし、強固に結合するに越したことはない
ので、たとえば図5に示したような、溝に突条(63)
を設けることも有意義である。これと対応として、プラ
スチック段ボールのコーナー固定材の突条に接する部分
に、凹みを設けることができ、それにより両者の嵌め合
いがいっそう強固になる。
【0017】上述の箱は、底と側壁だけからなる、上部
が開放されたものであり、用途にもよるが、これに蓋を
かぶせる必要がある場合が多いことはいうまでもない。
蓋としては、任意の材料のものが使用できるが、通常
は、同種の材料、つまりプラスチック段ボールの端面
を、本発明にしたがって処理した材料で製造したものが
好適である。蓋の形状は、箱の本体を覆う、それよりわ
ずかに大きい浅い箱が一般的であるが、本発明の箱の場
合は、図7に示したような、断面コ字型のかぶせ蓋
(7)でも足りる。両端の折り曲げ部分の幅を若干狭く
作り、それらが両側のコーナー固定材の間に納まるよう
にすれば、蓋がずれることはない。かぶせ蓋に代えて、
落とし蓋とすることもできる。
【0018】以上、狭義のプラスチック段ボールのリブ
横断面が露出した端面を対象に説明したが、この説明
は、リブ横断面が見える断面に対しても、また広義のプ
ラスチック段ボールに含まれる三層構成プラスチック気
泡ボードに対しても、同様に適用できる。本発明には、
上記したほか、さまざまな変更態様が可能である。たと
えば、箱の内部をいくつかの区画に分ける必要がある場
合、それに応じて、適宜の仕切り板を配置したものがそ
の一例である。このような仕切り板も、上述の蓋と同様
に、本発明にしたがって端面の処理をしたプラスチック
段ボールを材料として、製造することができる。
【0019】
【実施例】下記の仕様のプラスチック段ボールを材料と
して使用し、 材 料:ポリプロピレン ライナー:厚さ0.3mm リ ブ:厚さ0.5mm、ピッチ5.0mm 図3に示した形状に打ち抜き、屈曲部分をヒンジ構造に
加工することにより、箱の素材を用意した。この素材
は、内寸の深さが30cm、縦が50cm、横が40cmとな
るように設計してある。図3の太線で示した箇所の端面
を、本発明の方法にしたがって処理した。
【0020】別に、高密度ポリエチレンの押し出し成形
により、図6に示すような、肉厚部分をくりぬいて軽量
化をはかった断面形状の、コーナー固定材を用意した。
このコーナー固定材の長さは、箱の内寸の深さに対応し
て、29.5cmとした。これを使用して、上記した箱の
素材に端面処理を施したものを、箱に組み立てた。
【0021】箱の素材を製造したものと同じプラスチッ
ク段ボールを、幅41cm(箱の外寸とほぼ同じ)、長さ
60cmに切断し、両端を本発明にしたがって処理した
後、両端からそれぞれ5cmのところまで、その幅を0.
5cmずつ狭くした上で、加熱して折り曲げ、冷却固化し
て、図7のようなコ字型かぶせ蓋を製造した。上記の箱
本体と、このかぶせ蓋とからなる箱は、鮮魚の輸送、販
売に有用なものであった。使用後は、コーナー固定材を
抜き取ることにより箱を平坦化することができ、減容し
た状態で返送することが可能であった。
【0022】
【発明の効果】本発明のプラスチック段ボールの端面処
理方法は、従来の単なる加熱押しつぶしとちがって、溶
融したリブが押し出されて端面を不格好にすることがな
く、かつ、ピンホールの発生する心配がないから、美観
と耐水性とを確保した処理製品を与える。しかも、もっ
とも高温にして溶融させるべきリブの端を加熱バーで加
熱し、あまり高温にすることは好ましくないライナーの
端は、リブから伝わる熱で軟化させるという手法を選ん
だことにより、プラスチックを加熱して到達させるべき
最高温度が、従来法より低くて済む。このことと、加熱
バーと冷却バーとが別々であり、それぞれの温度変化が
小さいこととにより、同じバーで加熱と冷却とを繰り返
す従来技術よりは、はるかに作業効率が高い。
【0023】上述のような方法で端面処理したプラスチ
ック段ボールを材料とする本発明の箱は、水の侵入をほ
ぼ完全に防止した、軽量で強度の高い箱である。表面は
プラスチックの押し出し成形品であり、発泡プラスチッ
クのモールド品に不可避な表面の微細凹凸にもとづく、
汚れやすいとか、細菌が繁殖しやすいという問題は、本
発明により実質上解決する。保冷性能も、発泡プラスチ
ックのモールド品には及ばないものの、ある程度は期待
できる。それゆえ、本発明の箱は、種々の商品を輸送す
るための通い箱、たとえば鮮魚用の箱として好適であ
る。そのほか、各種部品の輸送・保管のための通い箱と
しても好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプラスチック段ボールの端面処理方
法を説明する図であって、Aは処理開始前の段階、Bは
加熱バーを前進させて、リブを溶融させて内部に押しや
るとともに、ライナーシートの端の部分を軟化させた段
階、Cは加熱バーを後退させて冷却バーを接近させつつ
ある段階、そしてDは、軟化したライナーシートの端の
部分を冷却バーで押しつぶして、処理を終えた段階をそ
れぞれ示し、EはDの矢視方向からみた、一部を切り欠
いて内部を示した端面処理済みのプラスチック段ボー
ル。
【図2】 従来のプラスチック段ボールの端面処理方法
を説明する、図1に対応する図であって、Aはライナー
シートの端の部分に加熱バーを接近させつつある段階、
Bは加熱バーで押しつぶした段階を、それぞれ示す。
【図3】 プラスチック段ボールを打ち抜いて形成し
た、箱の素材を示す平面図。
【図4】 図3の箱の素材を、コーナー固定材を用いて
本発明の箱に組み立てるところを示す斜視図。
【図5】 コーナー固定材において、箱の四隅に生じる
孔をふさぐ機能をもったものを示す斜視図。
【図6】 コーナー固定材の、図4に示したものとは異
なる態様を示す断面図。
【図7】 本発明の箱に使用するかぶせ蓋の一例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 プラスチック段ボール 11 リブ 12,13 ライナー 2 クサビ型加熱バー 3A,3B 冷却バー 4A,4B 平頭加熱バー 5 箱の素材 51 底部 52,53 側壁部 54 端面 6 コーナー固定材 61,62 溝 63 突条 64 孔の蓋 7 かぶせ蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 5/44 B65D 5/64 A 5/49 E 5/64 5/42 Z 5/48 101Z (72)発明者 岩坂 正基 愛知県名古屋市中村区千成通2丁目50番地 川上産業株式会社内 Fターム(参考) 3E060 AA03 AB31 BC02 BC04 CC17 CG04 CG13 CG22 DA30 EA12 4F209 AC03 AD05 AD07 AD21 AG06 AG23 AH56 NA24 NB01 NM15 NM16 NN01 NP01 4F211 AH53 TA01 TC08 TJ22 TN07 TN11 TQ13 TW26 TW40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック段ボールの端面に対し、ク
    サビ型の加熱バーを押し当てて、端部のリブを溶解させ
    て内部に押し込むとともに、平行な2枚のライナーの端
    部を軟化させ、加熱バーを後退させた後、2枚のライナ
    ーの端部を両側から平頭の冷却バーで挟んで押しつぶ
    し、端面の開口をなくした状態で固化させることからな
    るプラスチック段ボールの端面処理方法。
  2. 【請求項2】 プラスチック段ボールを打ち抜いて、箱
    の底部と、それから伸びる2組の両側壁部とからなる素
    材を形成し、その端面を請求項1に記載した方法により
    処理したものに、側壁部の端が相接する部分に、互いに
    直角をなす溝を設けたコーナー固定材をはめ込んで箱を
    形成してなる、端面処理したプラスチック段ボールで製
    造した箱。
  3. 【請求項3】 コーナー固定材がプラスチックの押し出
    し成形品である請求項2の箱。
  4. 【請求項4】 プラスチック段ボールの端面を請求項1
    に記載した方法により処理してなるかぶせ蓋、または落
    とし蓋をそなえた請求項2の箱。
  5. 【請求項5】 プラスチック段ボールの端面を請求項1
    に記載した方法により処理してなる仕切り板をそなえた
    請求項2の箱。
JP2002119716A 2002-04-22 2002-04-22 プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱 Pending JP2003312643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002119716A JP2003312643A (ja) 2002-04-22 2002-04-22 プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002119716A JP2003312643A (ja) 2002-04-22 2002-04-22 プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003312643A true JP2003312643A (ja) 2003-11-06

Family

ID=29536197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002119716A Pending JP2003312643A (ja) 2002-04-22 2002-04-22 プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003312643A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098921A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Ube Nitto Kasei Co Ltd 複合板材と該複合板材からなる箱状体
JP2016129951A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 岐阜プラスチック工業株式会社 積層構造体、及び積層構造体の端末処理方法
CN106273394A (zh) * 2016-08-02 2017-01-04 王志东 一种骨科用扩孔装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282935U (ja) * 1985-11-12 1987-05-27
JPH0594128U (ja) * 1992-05-29 1993-12-21 第一大宮株式会社 組立て可能な箱
JPH10119954A (ja) * 1996-10-14 1998-05-12 Nishida Seikan Kk 容 器
JPH10236472A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Kikuo Ogino 熱可塑性樹脂材よりなる箱容器の器体もしくは蓋面の接合部止着構造。
JPH10273139A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Saidetsuku Kk 折り畳み可能な物品搬送箱
JP2000158530A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Tokan Kogyo Co Ltd 中空合成樹脂板及びその端面処理方法並びにその装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282935U (ja) * 1985-11-12 1987-05-27
JPH0594128U (ja) * 1992-05-29 1993-12-21 第一大宮株式会社 組立て可能な箱
JPH10119954A (ja) * 1996-10-14 1998-05-12 Nishida Seikan Kk 容 器
JPH10236472A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Kikuo Ogino 熱可塑性樹脂材よりなる箱容器の器体もしくは蓋面の接合部止着構造。
JPH10273139A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Saidetsuku Kk 折り畳み可能な物品搬送箱
JP2000158530A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Tokan Kogyo Co Ltd 中空合成樹脂板及びその端面処理方法並びにその装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098921A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Ube Nitto Kasei Co Ltd 複合板材と該複合板材からなる箱状体
WO2007043239A1 (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Ube-Nitto Kasei Co., Ltd. 複合板材と該複合板材からなる箱状体
JP2016129951A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 岐阜プラスチック工業株式会社 積層構造体、及び積層構造体の端末処理方法
CN106273394A (zh) * 2016-08-02 2017-01-04 王志东 一种骨科用扩孔装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8919082B1 (en) Collapsible foam shipping cooler for perishables and method of making
US5577627A (en) Hinge structure for thermoformed plastic containers
US5349798A (en) Insulating insert for concrete blocks
JP4802563B2 (ja) 端面を閉鎖したプラスチック中空板とその製造方法
JPS59199432A (ja) 手提げプラスチツクバスケツト
US4612153A (en) Process and apparatus for thermoforming a thermoplastic carton having an aperture therein for latching the cover
GB2081678A (en) Folding protective corner pieces
CA2566834C (en) Offset mold twinning
US5318810A (en) Food tray and method of making the same
JP2003312643A (ja) プラスチック段ボールの端面処理方法と端面処理したプラスチック段ボールで製造した箱
KR20210056375A (ko) 물품 성형 방법
WO2007134387A1 (en) Containers
US3796780A (en) Method of blow molding a plastic container having hinge pin bearing portions
JP4281438B2 (ja) プラスチック気泡ボードの端面閉鎖処理方法
US4805290A (en) Blow molding of double-walled box in diagonal halves
JPH038585Y2 (ja)
KR100666060B1 (ko) 종이 도시락용기의 제조방법
JPH06340015A (ja) ヒンジを有するプラスチック段ボール及びその製造方法
FR2669262B1 (fr) Procede de fabrication de cagettes ou autres receptacles en matiere plastique par assemblage de troncons de profiles extrudes.
JPH1158641A (ja) ポリプロピレン系樹脂発泡粒子複合成形体及び複合成形用多層シート
JP3070557U (ja) 発泡樹脂製組立箱及び二重箱
JP2002179143A (ja) 弁当箱とコンビニで販売される弁当箱の回収方法
KR100294137B1 (ko) 굽힘용괘선을갖는복합플라스틱시이트재
JPS627549Y2 (ja)
JP2004082428A (ja) プラスチックダンボール板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080115