JP2016128372A - 磁器組成物及びセラミック電子部品 - Google Patents

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【課題】高い直流電圧を印加しても比誘電率の低下を抑制することが出来、また広範囲の温度範囲でも、容量変化率が小さい新規の磁器組成物及び該磁器組成物を有する電子部品の提供。【解決手段】(Na0.5Bi0.5)TiO3とSrTiO3とCaTiO3のモル比をa:b:cとすると((Na0.5Bi0.5)TiO3:SrTiO3:CaTiO3=a:b:c)、前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲がA(0.45、0.35、0.20)、B(0.25、0.55、0.20)、C(0.15、0.55、0.30)、D(0.35、0.35、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)である磁器組成物。【選択図】図1

Description

本発明は、磁器組成物と、その磁器組成物を用いるセラミック電子部品に関するものである。
近年、電気機器および電子機器の小型化かつ高性能化が急速に進み、このような機器に使用されるセラミック電子部品についても、小型かつ容量の拡大(小型大容量化)が求められている。
セラミック電子部品の一つであるセラミックコンデンサにおいては、小型大容量化のため、磁器組成物として比誘電率が高いBaTiO系の材料が用いられている。しかしながら、BaTiO系の磁器組成物は、直流電圧印加によりその比誘電率が低下する。このため、直流電圧印加の環境で使用する場合には、印加する直流電圧の増加によって比誘電率が低下し、電子部品として容量が低下してしまう。このため、こうした電子部品を電子回路に用いるには、直流電圧の印加による容量の低下を加味する必要があった。
またBaTiOはキュリー点が125℃付近であり、150℃以上の高温領域では、室温の比誘電率に比較して大きく低下してしまい、100℃以上の領域では、キュリー点近傍となるために、室温に比べて比誘電率が著しく増大してしまうために、単体では比誘電率の温度変化率が非常に大きく実用に耐えられない。
このため、印加する直流電圧によって、磁器組成物の比誘電率や電子部品の容量の低下を抑制すること、また比誘電率の温度特性が良く、しかも高い誘電率を持たせることが要求されている。
これに対して、非特許文献1および非特許文献2には、BaTiO系に代わる材料として(Na0.5Bi0.5)TiOとSrTiOを組み合わせた材料を提案している。また特許文献1では、SrTiOの他に、PbTiO及びCaTiOを(Na0.5Bi0.5)TiOと組み合わせた材料を提案している。
特開平1−242464号公報 Ferroelectric and antiferroelectric properties of(Na0.5Bi0.5)TiO3−SrTiO3 solid solution ceramics(1974) Variations of structure and dielectric properties on substituting A site cations for Sr2+ in (Na1/2Bi1/2)TiO3(1997)
しかしながら、特許文献1に開示されている磁器組成物では、焦電性セラミックとしての特性を提案しており、実施の多くが鉛を含有した組成に関するものであり、焼成時における鉛の揮発、市場に流通し廃棄された後における環境中への鉛の放出につながってしまう。
また非特許文献1に開示されている磁器組成物では、電子部品に印加する直流電圧が高くなると、容量の変化を抑制するには十分ではなかった。特に、磁器組成物に対して5V/μm以上の高い電界強度の直流電圧がかかる場合では、その比誘電率の変化率が直流電圧を印加していない場合に比べ、15%から27%まで低下してしまっていた。
さらに、非特許文献2に開示されている磁器組成物では、−55℃〜150℃においての温度変化による比誘電率の変化が50%以上あり、容量の変化を抑制するには十分ではなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、5V/μm以上の直流電圧を印加しても、比誘電率の低下を±15%以内に抑制することが出来、また広範囲の温度範囲(−55℃〜150℃)でも、容量変化率が±15%以内の磁器組成物及びセラミック電子部品を提供することを目的とする。
本発明の磁器組成物は、(Na0.5Bi0.5)TiOとSrTiOとCaTiOのモル比をa:b:cとすると((Na0.5Bi0.5)TiO:SrTiO:CaTiO=a:b:c)、前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲がA(0.45、0.35、0.20)、B(0.25、0.55、0.20)、C(0.15、0.55、0.30)、D(0.35、0.35、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることを特徴とする磁器組成物である。
これによって、5V/μm以上の直流電圧を印加しても比誘電率の低下を±15%以内に抑制することの出来、また広範囲の温度範囲(−55℃〜150℃)でも、容量変化率が±15%以内の新規の磁器組成物を提供することができる。
さらに前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲が、E(0.35、0.45、0.20)、F(0.30、0.50、0.20)、G(0.20、0.50、0.30)、H(0.25、0.45、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることが好ましい。
この範囲では、広範囲の温度範囲でも、抵抗値が高い磁器組成物を提供することができる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、5V/μm以上の直流電圧を印加しても、比誘電率の低下を±15%以内に抑制することが出来、また広範囲の温度範囲(−55℃〜150℃)でも、容量変化率が±15%以内の磁器組成物及びセラミック電子部品を提供することができる。
本発明による磁器組成物の好ましい組成を示す三成分組成図である。 本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
本実施形態の磁器組成物は、(Na0.5Bi0.5)TiOとSrTiOとCaTiOのモル比をa:b:cとすると((Na0.5Bi0.5)TiO:SrTiO:CaTiO=a:b:c)、前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲がA(0.45、0.35、0.20)、B(0.25、0.55、0.20)、C(0.15、0.55、0.30)、D(0.35、0.35、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることを特徴とする。
A,B,C,Dが上記範囲を外れると5V/μm以上の直流電圧を印加しても比誘電率の低下、もしくは−55℃〜150℃における温度の容量変化率が高くなってしまう。
さらに前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲が、E(0.35、0.45、0.20)、F(0.30、0.50、0.20)、G(0.20、0.50、0.30)、H(0.25、0.45、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることが好ましい。
EFGHが上記範囲を外れると−55℃〜150℃における温度領域における抵抗が低くなってしまう。
誘電体磁器組成物として実用に十分な誘電率が得られる等の観点から、式(1)で表さ
れる複合酸化物の含有量は、誘電体磁器組成物全体を基準として、90質量%以上である
ことが好ましく、作製プロセス上混入する可能性があるAl、Zrなどの不純物を含んでい
ても良い。
ここで、誘電体磁器組成物の組成は、例えば、蛍光X線分析やICP発光分光分析で測
定することができる。
上記誘電体磁器組成物の相対密度は、95%以上の相対密度を有することが好ましい。ここで、本明細書において、相対密度とは、理論密度に対する、密度の実測値をいう。なお、理論密度は、X線回折によって求めた格子定数と、完全結晶を仮定して求めた量論比により計算される。誘電体磁器組成物の相対密度は、例えば、アルキメデス法によって測定することができる。ここで、誘電体磁器組成物の相対密度は、焼成温度や焼成時間を変えることによって調整することができる。
本実施形態の磁器組成物の製造方法としては、所望の割合となるように原料を用意し、混合し、1200℃以上で熱処理(焼成)を実施し、焼結体を得ることができる。
原料には、Biや、Sr、Ca、Na、Tiを主として構成する酸化物やその混合物を原料粉として用いることができる。さらには、焼成により上記した酸化物や複合酸化物となる各種化合物、たとえば炭酸塩、シュウ酸塩、硝酸塩、水酸化物、有機金属化合物等から適宜選択し、混合して用いることもできる。
また、本実施形態に係る磁器組成物は、その焼結体の組成が均一、つまり、組成を構成する元素の偏りがなく分布する組織(均一な組織)であることが、直流電圧の印加による比誘電率の低下を少なくする観点でより好ましい。得られた磁器組成物が、均一な組織であるか否かを判断する方法は、CuKαを線源とするX線回折測定によるX線回折パターンよりABOで表されるペロブスカイト構造を形成しているかどうかで判断することができる。
本実施形態に係る磁器組成物を有することを特徴とするセラミック電子部品とは、例えば、特に限定されないが、積層セラミックコンデンサ、圧電素子、チップインダクタ、チップバリスタ、チップサーミスタ、チップ抵抗、その他の表面実装(SMD)チップ型電子部品が例示される。
積層セラミックコンデンサを例示し説明する。図2には、本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサを示す。積層セラミックコンデンサ1は誘電体層2と内部電極層3とが交互に積層された構成のコンデンサ素子本体10を有する。このコンデンサ素子本体10の両端部には、素子本体10の内部で交互に配置された内部電極層3と各々導通する一対の外部電極4が形成してある。コンデンサ素子本体10の形状に特に制限はないが、通常、直方体状とされる。また、その寸法にも特に制限はなく、用途に応じて適当な寸法とすればよい。
誘電体層2の厚みは、特に限定されず、積層セラミックコンデンサ1の用途に応じて適宜決定すれば良い。
内部電極層3に含有される導電材は特に限定されないが、Pd、Ag、Pd−Ag合金、CuまたはCu系合金が好ましい。なお、Pd、Ag、Pd−Ag合金、CuまたはCu系合金中には、P等の各種微量成分が0.1重量%程度以下含まれていてもよい。また、内部電極層3は、市販の電極用ペーストを使用して形成してもよい。内部電極層3の厚さは用途等に応じて適宜決定すればよい。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々に改変することができる。
以下、本発明の具体的実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されない。
原料として、Bi、SrCO、CaCO、NaCO、TiOの各粉末を用意した。
これらを組成が表1となるように秤量して、ボールミルにて湿式混合した後、乾燥して各混合粉を得た。そして、これらの混合粉を800℃で仮焼し、仮焼粉を得た。
得られた仮焼粉:100重量部と、ポリビニルアルコール樹脂:0.6重量部とを混合して、誘電体造粒粉を作製した。
そして、作製した誘電体造粒粉を用いて、金型プレス:0.6tで仮プレスを行い、その後、金型プレス:1.2tで本プレスを行うことで、直径12mmφの円盤状バルク体を得た。
次いで、得られたバルク体について、脱バインダ処理(昇温速度:150℃/時間、保持温度:400℃、温度保持時間:2時間、雰囲気:空気中)で行い、焼成(昇温速度:200℃/時間、保持温度:表1に示す温度、温度保持時間:2時間、冷却速度:200℃/時間、雰囲気:空気中)で行いセラミック焼成体を得た。
得られたセラミック焼成体の両面をラップ研磨盤にて研磨した後、電極としてAgを1μmの厚さで蒸着させ、試料番号1〜23のセラミックコンデンサ得た。
Figure 2016128372
得られた試料番号1〜23のセラミックコンデンサについて、比誘電率、直流電圧の印加による比誘電率の変化(DCバイアス特性)、容量温度変化率△C/C25を下記に示す方法により測定した。
比誘電率
セラミックコンデンサに対し、25℃において、デジタルLCRメータ(YHP社製4284A)にて、周波数1kHz、入力信号レベル(測定電圧)1Vrmsの信号を入力し、静電容量Cを測定した。そして、比誘電率を、誘電体層の厚みと、有効電極面積と、測定の結果得られた静電容量Cとに基づき算出した。比誘電率は高いほうが好ましく、400以上を良好であると判断した。
DCバイアス特性
セラミックコンデンサに対し、25℃において、直流電圧5V/μmの電界印加状態に保持し、デジタルLCRメータ(YHP社製4284A)にて、周波数1kHz、入力信号レベル(測定電圧)1Vrmsの信号を入力し、静電容量Cを測定した。DCバイアス特性は0V/μmの電界下における静電容量に対する変化率として(1)式に基づき算出した。
DCバイアス特性=(5V/μmの電界下での静電容量−0V/μmの電界下での静電容量)/0V/μmの電界下での静電容量×100 ・・・(1)
本実施例では、DCバイアス特性が±15%以内を流電圧の印加による比誘電率の低下が少なく、良好であると判断した。
容量温度変化率△C/C25
セラミックコンデンサに対し、−55℃〜150℃において、デジタルLCRメータ(YHP社製4284A)にて、周波数1kHz、入力信号レベル(測定電圧)1Vrmsの信号を入力し、静電容量Cを測定した。容量温度変化率は基準温度の静電容量値C25に対して、適用される温度範囲での静電容量変化率の最大値最小値で規定した。温度T℃における静電容量値の変化率は(3)式に基づき算出した。
静電容量変化率=(温度T℃における静電容量−25℃(基準温度)における静電容量)/(25℃(基準温度)における静電容量)×100 ・・・(2)
本実施例では、−55℃〜150℃の範囲内においてEIA規格に規定するX8R特性規格に基づき、容量温度変化率が±15%以内のものを、良好であると判断した。
抵抗温度変化率△R/R25
セラミックコンデンサに対し、−55℃〜150℃において、デジタルLCRメータ(YHP社製4284A)にて、周波数1kHz、入力信号レベル(測定電圧)4Vrmsの信号を入力し、抵抗値Rを測定した。抵抗温度変化率は基準温度の抵抗値R25に対して、適用される温度範囲での抵抗変化率の最大値最小値で規定した。温度T℃における抵抗値の変化率は(3)式に基づき算出した。
抵抗変化率=(温度T℃における抵抗−25℃(基準温度)における抵抗)/(25℃(基準温度)における抵抗)×100 ・・・(3)
本実施例では、−55℃〜150℃の範囲内において、抵抗温度変化率が25%以内のものを良好(○)10%以内のものを、大変良好(◎)であると判断した。
Figure 2016128372

表2に示すように、試料番号1から15では、温度に対する静電容量の変化率が−55℃〜150℃の範囲内でEIA規格に規定するX8R特性規格を満足する。しかも、DCバイアス特性も±15%以内を満足している。
また試料番号1から15と試料番号16から23とを比較することで、その領域は(Na0.5Bi0.5)TiOとSrTiOとCaTiOのモル比をa:b:cとすると((Na0.5Bi0.5)TiO:SrTiO:CaTiO=a:b:c)、前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲がA(0.45、0.35、0.20)、B(0.25、0.55、0.20)、C(0.15、0.55、0.30)、D(0.35、0.35、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることがわかる。
試料番号16と19では、(Na0.5Bi0.5)TiOの含有率が0.15以下であるため、比誘電率が低く、温度特性が悪かった。
試料番号16と21では、SrTiOの含有率が0.55以上であるため、温度特性が悪かった。また試料番号17と18と20では、SrTiOの含有率が0.35以下であるため、DCバイアス特性が好ましくなかった。
試料番号16と19と23では、CaTiOの含有率が0.3以上であるため、温度特性が悪かった。また試料番号17と22では、CaTiOの含有率が0.2以下であるため、DCバイアス特性が好ましくなかった。
また試料番号9から試料番号15と試料番号1から試料番号8とを比較することで、その領域は(Na0.5Bi0.5)TiOとSrTiOとCaTiOのモル比をa:b:cとすると((Na0.5Bi0.5)TiO:SrTiO:CaTiO=a:b:c)、前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲が、E(0.35、0.45、0.20)、F(0.30、0.50、0.20)、G(0.20、0.50、0.30)、H(0.25、0.45、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることがわかる。
これらから、誘電体磁器組成物組成を本発明所定の範囲とすることにより、良好なDCバイアス特性と広範囲の温度特性をもつ磁器組成物を得られることが確認できた。
以上のように、本発明に係る磁器組成物は、誘電体デバイスおよび圧電体デバイスにとして産業上の利用可能性を有する。
1 積層セラミックコンデンサ
2 誘電体層
3 内部電極層
4 外部電極
10 コンデンサ素子本体

Claims (3)

  1. (Na0.5Bi0.5)TiOとSrTiOとCaTiOのモル比をa:b:cとすると((Na0.5Bi0.5)TiO:SrTiO:CaTiO=a:b:c)、前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲がA(0.45、0.35、0.20)、B(0.25、0.55、0.20)、C(0.15、0.55、0.30)、D(0.35、0.35、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることを特徴とする、磁器組成物。
  2. 前記三成分の組成図上で、(a、b、c)の組成の範囲が、E(0.35、0.45、0.20)、F(0.30、0.50、0.20)、G(0.20、0.50、0.30)、H(0.25、0.45、0.30)で囲まれる領域内(各点を結ぶ線上を含む。)であることを特徴とする、請求項1記載の磁器組成物。
  3. 請求項1及び2に記載の磁器組成物を有することを特徴とするセラミック電子部品。
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